JPH0413348Y2 - - Google Patents

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JPH0413348Y2
JPH0413348Y2 JP1982198923U JP19892382U JPH0413348Y2 JP H0413348 Y2 JPH0413348 Y2 JP H0413348Y2 JP 1982198923 U JP1982198923 U JP 1982198923U JP 19892382 U JP19892382 U JP 19892382U JP H0413348 Y2 JPH0413348 Y2 JP H0413348Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は複数の開閉窓を有する自動車等の車両
のパワーウインド制御装置に関するものである。
一般にパワーウインドを備えた車両では、運転
者が機関のイグニツシヨンキーを抜いて車外へ出
る際に、車両の窓を閉め忘れて車内に残した貴重
品等の盗難に遭うことがしばしばある。またパワ
ーウインドはイグニツシヨンスイツチに連動して
作動するようになつているので、イグニツシヨン
キーを抜いた後で窓の閉め忘れに気付いたとして
も、窓を閉めるためには再びイグニツシヨンキー
を差込んでイグニツシヨンスイツチを閉じなけれ
ばならず甚だ煩わしい。
そこで本考案の目的は、イグニツシヨンスイツ
チの開放時に窓の開閉状態を検出して窓が開いて
いる場合には開放窓を自動的に閉じるようにして
前記不具合を解消するとともに、複数の開放窓を
閉める際に、複数のウンイド開閉用モータをウイ
ンド閉成方向に順次駆動するようにして一度に大
電流を必要としないようにし、しかも斯かるウイ
ンドの自動閉成制御を必要に応じて随時停止でき
るようにした、車両のパワーウインド制御装置を
提供することを目的とする。
そしてこの目的を達成するために本考案は、車
両の複数の窓をそれぞれ開閉し得る複数のウイン
ド開閉用モータと、前記複数の窓の開閉状態及び
機関のイグニツシヨンスイツチの開閉状態を検出
して、それら窓及びイグニツシヨンスイツチが両
方とも開放された状態で出力信号を発生する検出
回路と、その検出回路からの出力信号を受ける
と、前記複数の窓を順次に閉成すべく前記複数の
開閉用モータに順次に通電するオートクローズ回
路と、そのオートクローズ回路を随時に無効化し
得る手動操作可能な手動スイツチとからなること
を特徴とする。
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1図には本考案による複数の窓を有す
る車両のパワーウインド制御装置が示されてい
る。
第1図において車両の複数の窓を個別に開閉す
るための複数のウインド開閉用モータ1,1は、
それぞれウインド開閉スイツチ2,2を介して電
源に互いに並列に接続され、各ウインド開閉スイ
ツチ2,2と電源3間の電路には共通1個のメイ
ンスイツチ4が介入されており、これらにより機
関運転時にモータ1,1を作動させるパワー回路
Pが形成される。メインスイツチ4は図示しない
機関の点火回路のイグニツシヨンスイツチに連動
され、それとともに開閉されるようになつてお
り、従つてメインスイツチ4の閉成時に、ウイン
ド開閉スイツチ2,2をそれぞれ操作することに
よりモータ1,1をそれぞれ作動させて車両の複
数の窓を個別に開閉することができる。
また、モータ1,1と電源3間には、ウインド
開閉スイツチ2,2およびメインスイツチ4と並
列にオートクローズ回路Aが接続され、このオー
トクローズ回路Aはモータ1,1と電源3間の電
路に互いに並列に介入される電磁作動スイツチ
5,5と、それらスイツチ5,5を開閉する制御
回路6とからなり、電磁作動スイツチ5,5のソ
レノイド7,7は制御回路6により通電制御さ
れ、メインスイツチ4が開放されるとともに車両
の窓が開いているとき制御回路6よりソレノイド
7,7に通電されて電磁作動スイツチ5,5が閉
成され、ウインド開閉用モータ1,1をウインド
閉成方向に駆動するようになつている。
オートクローズ回路Aの制御回路6は後述する
検出回路8に接続され、検出回路8が出力信号を
発生したとき制御回路6が作動されて電磁作動ス
イツチ5,5のソレノイド7,7に所定の時間間
隔をおいて順次に、即ち1個宛順番に通電するよ
うに構成されている。尚、このようにアクチユエ
ータの作動信号を所定の時間間隔をおいて順次に
出力するための制限制御に関する技術そのもの
は、従来周知であつて、例えばオーム社発行の、
大浜庄司著「シーケンス制御読本」の第189頁第
10,6図(リレー形式のもの)や、松下電器製
造・技術研修所編著「無接点シーケンス制御」の
第169頁2(3)の図面(無接点形式のもの)にもそ
れぞれ明示されているので、本考案の制御回路6
の回路構成については具体的説明を省略する。
検出回路8は、第2図に示すように、入力側を
複数の窓の開閉状態を検出して、窓が開いている
とき出力信号を発生する複数のウインド開閉状態
検出センサ9,9に接続されるOR回路10と、
入力側をそのOR回路10の出力側に接続される
とともにインバータ19およびメインスイツチ4
を介して電源3に接続され、出力側を前記オート
クローズ回路Aの制御回路6および警報器11に
接続されるAND回路12とからなる。
各ウインド開閉状態検出センサ9は、電源3と
アース間に、直列の抵抗13と発光素子14およ
び直列の抵抗15と受光素子16を互いに並列に
接続して構成され、車両の窓が開いているときに
は、発光素子14の照射光線が遮断されて受光素
子16は非導通になり検出回路8へ高レベルの信
号を送るようになつている。
第2図に示すように、オートクローズ回路Aの
制御回路6はスイツチ20および手動スイツチ1
7を介して電源3に接続され、而して前記手動ス
イツチ17は、前記オートクローズ回路Aを随時
に無効化し得る手動操作可能な本考案の手動スイ
ツチを構成している。また警報器11はスイツチ
21および手動スイツチ18を介して電源3に接
続されており、前記スイツチ20および21は検
出回路8のAND回路12により互いに連動して
開閉制御されるようになつており、AND回路1
2が高レベルの信号を出力したとき共に閉成され
るようになつている。
次に上記実施例の作用について説明する。
先ず機関が運転状態にあるときには、機関の点
火回路のイグニツシヨンスイツチに連動するメイ
ンスイツチ4も閉成されており、検出回路8の
AND回路12の入力端子の一方にはインバータ
19を介して低レベルの信号が入力されているの
で、AND回路12の出力は低レベルになり警報
器11およびオートクローズ回路Aとも作動され
ず、従つてウインド開閉スイツチ2,2の操作に
よりウインド開閉用モータ1,1を駆動して通常
通りの窓の開閉を行なうことができる。
他方、機関の運転が停止されると、イグニツシ
ヨンスイツチに連動してメインスイツチ4が開放
され、AND回路12の入力端子の一方にはイン
バータ19を介して高レベルの信号が入力され
る。このとき、車両の窓のいずれかが開いている
と、それに対応するウインド開閉状態検出センサ
9から高レベルの信号が出力され、この出力信号
は検出回路8のOR回路10に入力される。従つ
てAND回路12の二つの入力端子とも高レベル
となり、AND回路12の出力端子より高レベル
の信号が出力され、これによりスイツチ21が閉
成されるので警報器11が作動されて警報を発生
する。
また、手動スイツチ18を開放することにより
警報器11を不作動にして警報を停止させること
ができる。
検出回路8の出力信号にりスイツチ20も閉成
されるので、オートクローズ回路Aの制御回路6
が作動され警報器11の作動後、ソレノイド7,
7に所定の時間間隔をおいて順番に通電して電磁
作動スイツチ5,5を順次閉成してウインド開閉
用モータ1,1が所定の時間間隔で作動され、開
放されている窓は1個ずつ順番に閉じられる。
この際、窓を閉じる必要がない場合には、手動
スイツチ17を予め切つておけば、AND回路1
2から高レベルの信号が出力されても制御回路6
は作動されず、電磁作動スイツチ5は開放されて
いるのでウインド開閉用モータ1,1が作動され
ず窓は開放状態に保たれる。
以上のように本考案によれば、車両の複数の窓
をそれぞれ開閉し得る複数のウインド開閉用モー
タと、前記複数の窓の開閉状態及び機関のイグニ
ツシヨンスイツチの開閉状態を検出して、それら
窓及びイグニツシヨンスイツチが両方とも開放さ
れた状態で出力信号を発生する検出回路と、その
検出回路からの出力信号を受けると、前記複数の
窓を順次に閉成すべく前記複数の開閉用モータに
順次に通電するオートクローズ回路と、そのオー
トクローズ回路を随時に無効化し得る手動スイツ
チとを備えているので、イグニツシヨンスイツチ
を開いた時に窓が開いていれば、該窓を自動的に
閉成することができ、従つて運転者が車外に出る
時に窓の閉め忘れを確実に防止することができ、
また従来の窓閉め忘れ時のように開放窓を閉じる
ために再びイグニツシヨンキーを差し込んでイグ
ニツシヨンスイツチを閉成する必要はないから便
利である。
また特に複数のウインド開閉用モータを前記オ
ートクローズ回路により順次に閉成作動させるよ
うにしたことにより、それらモータを同時作動さ
せる場合に比べて大電流を流す必要はなく、従つ
て、イグニツシヨンスイツチの開放により電力供
給が断たれた状態となるバツテリの負担を極力軽
減することができてその耐久性低下を抑えること
ができ、のみならず、ワイヤハーネス等の回路部
品の容量を小さくすることができて回路の小型化
及びコストダウンに寄与することができる。
更に前記手動スイツチを操作すれば、オートク
ローズ回路を随時に無効にすることができるか
ら、該手動スイツチをイグニツシヨンスイツチの
開放操作前に予め操作すれば、その後イグニツシ
ヨンスイツチを開いても、その直前の各ウインド
の開き状態をそのまま維持することができ、また
オートクローズ回路の作動により複数のウインド
が順次に閉成動作している途中で適時、該手動ス
イツチを操作すれば、その操作時点で即座にウイ
ンドの自動閉成動作を停止させることができ、従
つて上記オートクローズ回路の特設にも拘わらず
全部又は一部のウインドを少々或いは所望開度開
けたままで駐車することができ、夏季等において
車室温度の過度の上昇抑制に効果的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の一実施例を示すもので、第
1図はその電気回路図、第2図はそのウンイド開
閉状態検出手段の一例を示す回路図である。 A……オートクローズ回路、1……ウインド開
閉用モータ、8……検出回路、17……手動スイ
ツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の複数の窓をそれぞれ開閉し得る複数のウ
    インド開閉用モータ1,1と、前記複数の窓の開
    閉状態及び機関のイグニツシヨンスイツチの開閉
    状態を検出して、それら窓及びイグニツシヨンス
    イツチが両方とも開放された状態で出力信号を発
    生する検出回路8と、その検出回路8からの出力
    信号を受けると、前記複数の窓を順次に閉成すべ
    く前記複数の開閉用モータ1,1に順次に通電す
    るオートクローズ回路Aと、そのオートクローズ
    回路Aを随時に無効化し得る手動操作可能な手動
    スイツチ17とからなる、車両のパワーウインド
    制御装置。
JP19892382U 1982-12-23 1982-12-23 車両のパワ−ウインド制御装置 Granted JPS5998080U (ja)

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JP19892382U JPS5998080U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 車両のパワ−ウインド制御装置
GB08333870A GB2137004B (en) 1982-12-23 1983-12-20 Apparatus for controlling power window of a vehicle
US06/564,803 US4536687A (en) 1982-12-23 1983-12-23 Apparatus for controlling power window of vehicle

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JPS5998080U JPS5998080U (ja) 1984-07-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613344Y2 (ja) * 1986-03-24 1994-04-06 日産自動車株式会社 車両用パワ−ウインド装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609346Y2 (ja) * 1979-03-05 1985-04-03 カルソニックカンセイ株式会社 自動車のパワウインド
JPS5671419U (ja) * 1979-11-06 1981-06-12

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JPS5998080U (ja) 1984-07-03

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