JPS59190020A - 車上モ−タの過負荷保護駆動装置 - Google Patents

車上モ−タの過負荷保護駆動装置

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Publication number
JPS59190020A
JPS59190020A JP58062856A JP6285683A JPS59190020A JP S59190020 A JPS59190020 A JP S59190020A JP 58062856 A JP58062856 A JP 58062856A JP 6285683 A JP6285683 A JP 6285683A JP S59190020 A JPS59190020 A JP S59190020A
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JP
Japan
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motor
circuit
value
load
acceleration
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Pending
Application number
JP58062856A
Other languages
English (en)
Inventor
Taneichi Kawai
河井 種市
Shinji Takemura
竹村 慎司
Mitsuyoshi Masuda
増田 光義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP58062856A priority Critical patent/JPS59190020A/ja
Publication of JPS59190020A publication Critical patent/JPS59190020A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/057Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs
    • B60J7/0573Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs power driven arrangements, e.g. electrical

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえば自動車用サンルーフの電動機構など
の、車上自動機構の電気制御装置に関し、特に、機構の
限界停止、故障2人体や物のつがえ等による過負荷時に
機構の駆動を自動的に停止する、車」ニモータの過負荷
保護駆動装置に関する。
従来、たとえば自動車の電動駆動式サンルーフ駆動装置
は、モータ温度検出用の熱電対やモータに直列に接続し
た電流検出用抵抗等でモータ負荷を検出し、これを設定
過負荷参照値と比較して、過負荷時にモータを自動停止
する。負荷が一定の機構では、このような過負荷保護は
比較的に簡単に行ないうる。しかし、たとえば上述のサ
ンルーフおよびその他多くの機構では、たとえばルーフ
開時にウエザース1〜リップを離れるまで負荷が大きく
、離れると小さくなり、またルーフ閉時には、ルーフが
ウェザ−ストリップに接触してから急激に負荷が大きく
なり、デフレクタアームを備える場合にはそれを押下す
る時点に負荷が大きくなるなど、正常駆動中にも負荷が
大幅に変動する。このような負荷変動でも誤動作しない
ように、特願昭57−132824号の発明では、モー
タ負荷検出値に許容幅を加えて所定のタイミングでメモ
リし、一方モータ負荷検出値に許容幅を加えてこれを遅
延させ、モータ負荷検出値をメモリ値と遅延値の両者と
比較し、険出値が一方を上用るとモータを停止するよう
にしている。これによれば、負荷変動のある駆動系や負
荷が減少するような駆動系でも遅延値が検出値に追従す
るので、また、遅延の時定数以下で重くなる負荷に対し
ては追従しないがメモリ値との比較があるのでこの点が
カバーされ、誤動作をすることがない。いずれにしても
、異常参照値とするメモリ値および遅延値が検出値に基
づいて定まるので、モータ自身の特性のバラツキ。
電動駆動機構の負荷のバラツキ、あるいはこれらの経時
変化によるモータ負荷のバラツキ等の影響をほとんど受
けない。
この種の、駆動系の過負荷を比較的に速く検出し、検出
負荷に応じて、過負荷時にはモータをすみやかに停止す
る過負荷保護は、人体の挟み込み時の安全をはかること
を第1の目的としており、したがって、人体が傷を受け
ないように、比較的に低い過負荷でもモータを停止する
ようにしてぃ3− る。そこで、電動駆動機構の付勢中に車の発進。
加速、減速等が急激であると、加速度(減速度も含む)
により機構負荷が増大して、モータが停止される。この
ような場合は、少々の過負荷でも停止させる必要はなく
、再度所要の動作をさせる操作がわずられしい。特に、
障害物の除去を容易にするため、モータを停止後逆転し
て少し元に戻す保護動作を行なわせるものもあるが、車
の加速に応じたこのような保護動作は、たとえばドライ
バに機構が故障したと錯覚させる。したがって、加速。
減速に応じた過負荷保護動作を防止するのが望ましい。
本発明は車の加速、減速による電動駆動機構の負荷変動
に対しては、モータを過負荷保護停止させないことを目
的とする。
上記目的を達成するために本発明においては、電動駆動
機構の負荷を検出し、負荷検出値を参照値と比較して、
負荷検出値が参照値を越えるとモータを停止とする保護
手段を備える過負荷保護駆動装置において; 4− 車の加速度(減速度をも含む)を検出する加速度検出手
段、ならびに、加速度に応じた負荷増大による保護手段
のモータ付勢停止を回避する保護動作抑止手段、を備え
て、車の加、減速に応じたモータ停止は行なわないよう
にする。
本発明の一実施例では、過負荷参照値と負荷検出値を比
較し負荷検出値が設定過負荷参照値を越えるとモータ停
止信号を発生する比較回路と、モータ停止信号に応じて
モータ付勢を止めるモータ停止回路との間に、加速度が
設定値を越えている間、モータ停止回路への比較回路よ
りのモータ停止信号を遮断する遮断手段を介挿して、加
速度が所定値以上の間はモータ停止回路を動作させない
ようにする。
これによれば、過負荷保護動作を生ずるような急加、減
速では、モータ停止信号が遮断され、意図しない保護動
作は行なわれない。
通常、車を加、減速するような運転状態で、たとえばサ
ンルーフの駆動操作をしかつサンルーフに人体が触れる
ような行為はあり得ない。しかし、仮定として、車の加
、減速直前にサンルーフ開閉操作をし、かつ人がサンル
ーフの開口に触れ、しかもその状態で車の急激な加、減
速があると、仮に人体がサンルーフに挟まれても、サン
ルーフの移動は停止せず、急激な加、減速が止まってか
ら保護動作によりサンルーフが停止する。仮定としては
、このようなときにけがをすることも万に1つとしてあ
り得るかも知れない。
そこで本発明の好ましい実施例では、設定過負荷参照値
と負荷検出値を比較し負荷検出値が設定過負荷参照値を
越えるとモータ停止信号を発生する比較回路までの負荷
検出信号処理ラインに、負荷検出値より加速度検出値に
対応する値を減算した差を負荷検出値として比較回路に
与える減算手段を介挿し、比較回路のモータ停止に信号
を、モータ停止信号に応じてモータ付勢を止めるモータ
停止回路に与える構成とする。
これによれば、加、減速による負荷の増大分を負荷検出
値より差し引いた値が比較回路に与えられ、加、減速の
影響がない保護動作が行なわれ、本来意図する保護動作
が完全に行なわれ、しかも加。
減速に応じた誤まった保護動作は行なわれない。
以下、図面に示す一つの駆動機構に適用した本発明の実
施例二側を図面を参照して詳細に説明する。
第1図に該駆動機溝によって開閉駆動される自動車用サ
ンルーフのスライドパネル】の取付は外観を示し、第2
図に第1図の■−■線断面図を、第3図、第4図および
第5図に第1図の■−■線断面図を示す。
自動車のルーフ2には開口3が開けられており、この間
口3をスライドパネル1が開閉する。開口3に沿って(
車の車長方向に沿って)開口3の両側に、2個のガイド
レール41が配置され、これらのガイドレールに沿って
摺動可能なシュー51にリンク61+62を介してスラ
イドパネル1が枢着されている。
シュー51にはケーブル71+72が固着されており、
歯付ケーブル81+82に連結されている。歯付ケーブ
ル81+82は減速機9に結合さ=7− れで歯車10に噛み合っている。減速機9の入力軸には
直流モータ11の回転軸が結合されている。
モータ11が正回転すると歯車10が歯付ケーブル81
と82をパネル1間方向に駆動し、モータ11が逆回転
するときにはパネル1閉方向に駆動する。開口3の前部
にアーム12..122で支持された整風板13が倒立
自在に枢着されている。
アーム]、2i、122には、図示を省略した板ばネで
時計方向の回動力が加えられている。
第3図に示すようにパネル1を全開にしているときには
、アーム121,122が板ばネの力を受けて整風板1
3を起立させている。この状態でモータ11を逆転駆動
するとパネル1が前進し、その先端が所定距離A進んだ
所で第4図に示す如くアーム1.2..12゜の上に接
触する。この状態からパネル1が更に前進するとパネル
1の先端がアーム121,122を降下させ、これに伴
なって整風板13が時計方向に回動し、パネル1の先端
が整風板13を乗り越え、遂には第5図に示す如く開口
3を完全に閉じる。
8− 次に、減速機9の拡大平面図を第6図に、その■−■線
断面図を第7図に示す。
減速機9は、モータ11の回転軸に固着されたウオーム
141.ウオーム141に噛み合い、かつ回転軸15に
枢着されたウオームホイール歯車142、歯車142に
皿バネ161を含む摩擦クラッチ162を介して結合さ
れ回転軸15に固着された歯車143.歯車143に噛
み合い回転軸18に固着された歯車145、および、回
転軸18に固着され歯付ケーブル81+82に噛み合う
歯車10等でギヤ列を構成している。
回転軸15の先端部には、第8図に示すように、偏心し
た円周面19aをもつ偏心軸受け19が嵌着されており
、この円周面19a部にカム20が枢着されている。偏
心軸受け19には遊星歯車200が枢着されている。遊
星歯車200はハウジング内歯210と噛み合っており
、又、この遊星歯車200にはピン21が形成されてい
る。また回転軸15の最先端部にカム20が枢着されて
いる。カム20には貫通溝が形成されており、この溝に
ピン21が係合している。
これにより、回転軸15の回転に伴って軸受け19が回
転し遊星歯車200がハウジング内歯210に噛み合っ
て差動的に回転し、ピン21が動き、このピン21で押
されてカム20が回転する。
カム20の周面には、上下に分けて2個の溝20aと2
0bが形成されており、リミタ1−スイッチ22.23
がそれぞれ溝20a、20bに対向して配置されている
第9図および第10図および第11図を参照してカム2
0とリミットスイッチ22.23の作動を説明する。こ
こで、第9図、第10図および第11図はそれぞれ第3
図、第4図および第5図に対応している。
パネル1が全開位置(第3図、第9図)にあるときは、
リミットスイッチ22.23ともにカム20によりブツ
シュロッドを押されてリミタ1−スイッチ22は閉、リ
ミットスイッチ23は開となっている。
この時、モータ11がパネル1閉方向に駆動されると、
カム20が図示り方向に廻わり、パネル1がアーム+2
..1.22に乗りあげた時(第4図。
第10図)、リミタ1−スイッチ22のブツシュロッド
が溝20aに嵌合して、リミタ1−スイッチ22は開と
なる。さらにモータ11が駆動されるとノ(ネル1は全
開位置(第5図)に向かうが、全開位置に達する直前に
リミットスイッチ23のブツシュロッドが溝20bに嵌
合して閉となる(第11図)。従って、リミットスイッ
チ22は常に閉であり、溝20aに嵌合している間のみ
間となる。
なお、ケーブル81又は82がある程度共」二の力で停
止拘束されると、摩擦クラッチ162がすベリを生じ、
モータ11により歯車】42は面駆動されるが、軸15
及びその軸に固着された歯車143は回転しない。すな
わち、クラッチ162は1つの機械的な安全機構として
備えられている。
リミットスイッチの開閉とパネル1の開閉位置との関係
は次の第1表の通りである。
11− 第1表 なお、車」二にはひずみゲージ式加速度変換器(300
:第12図)が装備されており、これは、ひずみゲージ
素子を重錘の振れにより屈曲する板にブリッジ形に貼り
付けて電気処理用のTCに接続したものであり、車の加
、減速で極性が異なりしかも加、減速度に比例したアナ
ログ信号を発生する。
第12図に、モータ11の正、逆転駆動制御および付勢
を行なう電気回路を示す。
第12図を参照すると、モータ11の一端はモータ駆動
回路30のリレー接片31を介して電源電圧+12v又
はシャシ−アースに接続され、他端12− は負荷検出用の抵抗40およびリレー接片32を介して
電源電圧+12v又はシャシ−アースに接続される、こ
の接続を行なうリレ−31接片および32は、それぞれ
リレーコイル33および34で駆動される。このモータ
駆動回路30が本実施例では電気ドライバを構成し、抵
抗40が負荷を検出する手段として用いられている。
サンルーフ開閉指示スイッチ50が開側に閉じられると
リレーコイル33がスイッチ50を通して通電されてリ
レー接片31がシャーシアース側に切換接触し、電源電
圧+12v−接片32−抵抗40−モータ11−接片3
1−シャーシアースの経路で電流が流れ、モータ11が
正転し、サンルーフパネル1が開く。スイッチ50が閉
側に閉じられると、リレーコイル34がトランジスタ1
22およびスイッチ50を通して通電されて、リレー接
片32がアース側に切換接触し、電源電圧+12v−接
片31−モータ11−抵抗4〇−接片32の経路で電流
が流れて、モータ11が逆転し、パネル1が閉まる。
定電圧電源回路160Sは、回路各部に定電圧Vcを与
える。
フィルタ回路60は、モータ負荷検11b電圧(抵抗4
0の電圧)の周波数成分の高い変動(高周波分)を除去
するフィルタであり、フィルタ要素(抵抗およびコンデ
ンサ)の他に、電圧Vcより高い入力電圧をVc十Vr
(Vrはダイオードの順方向電圧降下)に、またアース
電位より低い入力電圧を−Vrにカットして後段の演算
増幅器を保護するダイオード61および62を備える。
増幅回路70は、フィルタ回路60の出力を必要なレベ
ルまで増幅する。この回路70の出力Vsが以後負荷検
出電圧として取り扱われる。
加算回路80は、負荷検出電圧に、許容値レベルの電圧
を加算するものである。
遅延回路110は、加算出力に遅延を与える。加算出力
の立上り時と立下り時の感度差を小さくするため、立」
ユリ時のみ遅延を与え、立下り時には遅延を与えないよ
うに、コインデンサ112にダイオード113を接続し
、かつ、ダイオード113の順方向電圧降下を補正する
ために演算増幅器111でダイオード113を理想化し
ている。
記憶回路140は、負荷検出電圧Vsと定電圧Vcとの
差V c −V sを抵抗145と146で分圧して記
憶用のコンデンサ1旧に印加するようにしている。パネ
ル1閉時には、閉駆動の開始から所定時間の間1〜ラン
ジスタ143がオフとされ、トランジスタ142がオン
し、コンデンサ141には抵抗145と146でVc−
Vsを分圧した電圧が印加され、所定時間後はトランジ
スタ143がオンとされトランジスタ142がオフし、
抵抗】49とダイオード148を通して定電圧Vcがダ
イオード144のカソードに印加され、ダイオード+4
ffl逆バイアスとなりカットオフし、その直前に抵抗
145と146でV c −V sを分圧した電圧がコ
ンデンサ141に保持される。アーム乗上げの時点には
、スイッチ22が開となるので、抵抗】40aおよび1
40bを通して、抵抗145と146でV c −V 
sを分圧した電圧よりも高い、Vsに対応した電圧がコ
ンデンサ141に印加される。
遅延検知レベルチェック回路90は遅延回路15− +10の遅延出力と記憶回路140の記憶出力とを比較
して、低い方の電圧を出力する。演算増幅器91の反転
入力端には遅延出力が印加され非反転入力端には記憶出
力が印加される。記憶出力が遅延出力よりも高いときに
は増幅器91の出力が正であり、それはダイオード92
でカッ1〜される。そこで遅延出力が後段の比較回路1
00に与えられる。
記憶出力が遅延出力よりも低いときには、増幅器91の
出力が負であり、遅延出力がダイオード92を通して増
幅器91の出力端に流れ、遅延出力は記憶電圧レベルま
で低下する。ダイオード92のアノードの電圧(記憶電
圧と遅延電圧の内、低い方)が過負荷参照電圧Vmdで
あり、後段の比較回路100に印加される。
比較回路100は、遅延検知レベルチェック回路90の
出力、すなわち過負荷参照電圧Vmdと検出負荷電圧V
sとを比較し、後者Vsが前者Vmdよりも低いと正常
を表わす低レベル「0」の信号を、後者Vsが前者Vm
dよりも高いと異常を表わす高レベル「J」の信号を出
力する。但し、リミットスイッ16− ヂ23が閉(全開)のときには、出力は常に低レベル「
0」となる。
モータ停止回路120は異常検出時に1−ランジスタ1
22をオフとしてリレーコイル34の通電を遮断し、モ
ータ11を止める。すなわち、比較回路100の出力は
負荷正常時は低レベル「0」であり、;−ランジスタ1
21がオフでトランジスタ122をオンとしているが、
異常時には、比較回路100の出力「1」でトランジス
タ12】がオンし、1〜ランジスタ122がオフとなり
、リレーコイル34に電流路を遮断する。
なお、回路120のトランジスタ123は、回路動作が
異常のときにオンとされ、トランジスタ122をオフ(
モータ停止)とするものである。
また、トランジスタ203は、オンのときに比較回′路
100の出力をアース(低レベル「0」)に拘束して、
仮に比較回路100の出力が過負荷(モータ停止)を示
す高レベル「1」であると、低レベル「0」(アース)
として過負荷信号すなわちモータ停止信号を遮断するこ
とになる。このl−ランジスタは、比較器202の出力
「1」でオンとされる。比較器202の反転入力端には
、所定の定電圧が参照値として印加され、また非反転入
力端には絶対値回路201の出力が印加される。絶対値
回路201にはひずみゲージ方式の加速度変換器300
より、加速度検出信号(車前進で加速のときに正で、減
速のときに負のアナログ信号)が印加される。加速度検
出信号は、絶対値回路201で整流されて正電圧に変換
され、比較器202に加わる。比較器202は、加速度
(減速度を含み、これらの絶対値)が設定値よりも大き
いと高レベル「1」を出力し、小さいと低レベルrOJ
を出力する。1〜ランジスタ203は、比較器202の
出力が「1」のとき(加速度が設定値以」−のとき)に
オンとなって、比較回路】00の出力(高レベル「1」
:モータ停止指示)を遮断し、比較器202の出力が低
1ノベル「0」のときには1〜ランジスタ203はオフ
で、比較回路100の出力を遮断しない。この実施例で
は、比較回路100およびモータ停止回路1.20が保
護手段として用いられており、絶対値回路201.比較
器202およびトランジスタ203が保護動作抑止手段
として用いられている。なお、後述するように、パネル
1を閉駆動するときのみ保護動作をするようにしている
ので、加速度変換器300を、車前進の加速時に正の加
速度信号を発生するように設置し、絶対値回路201を
省略してもよい。必要なら増幅器をその代りに介挿する
一時正転伺勢回路130は、パネル1紮閉駆動(モータ
jφ転)しているときに過負荷停止すると(回路100
の出力が「1」)、1〜ランジスタ134をオンとして
リレーコイル33に通電してモータ11を正転付勢(パ
ネル1間駆動)し、それから所定の短時間後に1−ラン
ジスタ134をオフとしてモータ11を停止する(時限
正転付勢)。これば、パネル閉駆動で過負荷になったと
きは、人体又は物のつかえがあるのが通例であるので、
その場合に少しパネル1を開いてつかえたものの除去を
容易にするためである。
回路130の動作をもう少し詳細に説明する。モータ停
止回路120のトランジスタ121がオンすると(異常
検出で比較回路100の出力が「1」になると)、前述
の通り回路120によりモータ11のパネル119− 閉方向の回転が止められる。これと同時に、hランジス
タ121のオンによりコンデンサ131の右端がアース
レベルとなり、抵抗132を通してコンデンサ132に
充電電流が流れ始める。これにより、演算増幅器133
の反転入力端の電位が低下し、増幅器133の出力が「
1」となり、トランジスタ134がオンし、リレーコイ
ル33に電流が流れ、モータ】1が正転(パネル1間)
付勢される。コンデンサ131の充電が進行し、その電
位が増幅器133の非反転入力端に加えられている定電
位を越えると、増幅器1.33の出力が「0」に転じ、
1〜ランジスタ134がオフし、リレーコイル33の通
電が遮断され、モータ11が停止する。
ショー1〜検知回路170は、トランジスタ122のシ
ョート時(ベース、コレクタ共にアースレベル)にスイ
ッチ50がパネル1閉側に閉じられると、トランジスタ
122が動作しないので過負荷保護動作が行なわれない
ので、安全を意図して加えられている。異常時(回路1
00の出力が「1」)に1−ランジスタ122がオンし
ている(ショートである)と、1〜ラ20− ンジスタ121がオンしているのでダイオード171の
アノードはアースレベルであり、ダイオード172のア
ノードもアースレベルである(スイッチ50は閉側に閉
じているから)。したがってダイオード173を介して
コンデンサ131の左側もアースレベルとなっており、
コンデンサ131の充電が行なわれず、増幅器133の
反転入力端が低レベルに維持され、演算増幅器】33の
「1」出力により、トランジスタ134が導通し、リレ
ーコイル134に通電する。
この状態で、リレーコイル33.34共に通電されてお
り、リレー接片3]、32共にアース接続であり、モー
タ11は停止する。
時限回路150は、スイッチ50がパネル1閉側に閉じ
られてから所定短時間(モータの突入電流が収まるまで
の時間)の間1〜ランジスタ143をオフとする低レベ
ル「0」の信号を出力し、所定時間を経過するとオンと
する高レベル「1」を出力する。
すなわち、スイッチ50がパネル1閉側に閉じられると
、コンデンサ151の充電が始まり、当初コンデンサ1
51の右端の電位は低く、演算増幅器153の出力か「
0」となる(トランジスタ143オフ)。そして抵抗1
52を通しての充電が進行し、コンデンサ15]の右端
の電位が高くなると、増幅器153の出力が「1」に転
する(1〜ランジスタ143オン)。このような時限動
作は、モータ11の逆転(パネル1閉)開始時の突入電
流を過負荷として検出しないようにするためである。こ
れに伴なって、前記所定時間の時限中には、増幅器15
3の出力「0」でトランジスタ143をオフに、1−ラ
ンジスタ142をオンにして、コンデンサ1旧に、抵抗
〕45と]46でVc−Vsを分圧した電圧を印加する
。これと共に、増幅器153の出力「0」を比較回路1
00の出力端にダイオード157を介して与えて、比較
回路100の出力を「0」(正常)に拘束し、モータの
異常検出停止をしないようにしている。前記所定時間を
経過すると、増幅器153の出力が「1」となり、トラ
ンジスタ143をオンに、1−ランジスタ142をオフ
にし、ダイオード1.44.1117をオフにして、コ
ンデンサ141に、その直前に抵抗145と146でV
c−Vsを分圧した電圧を保持する。これと共に、増幅
器]53の出力「1」をダイオード157に印加して、
比較回路100の出力の拘束を解除する。
所定時間後に増幅器153の出力が「1」に戻らないと
、つまり回路150の動作が異常であると、比較回路1
00の出力が「0」(正常)に拘束されたままとなり、
過負荷保護動作(モータ停止)が行なわれない。これを
回避するために、前記所定時間後でも増幅器153の出
力が「0」(時限動作中を示し、異常)であると、抵抗
158を通して充電されていたコンデンサ157が充分
に高い電圧まで昇圧し、これにより抵抗158の上端の
電位が低くなり、一時正転付勢回路回路130の増幅器
133の反転入力端がダイオード135を通して低レベ
ルとなるので、増幅器133の出力が「1」に転じ、1
〜ランジスタ134が導通しリレーコイル33が通電さ
れる。これにより、スイッチ50が閉(パネル1閉)側
に閉じているのでコイル33.34共に通電された状態
となり、接片31゜32が共にアース接続で、モータ1
1が停止する。
このように、コンデンサ151.抵抗152の時定数に
よる時限動作が正常でないときには、その後(抵23− 抗158とコンデンサ157の時定数で定まっている)
に1−ランジスタ134がオンされ、モータが停止する
動作検知回路160は、記憶回路14o、遅延検知レベ
ルチェック回路9oおよび比較回路+00の系統と時限
回路150が正常に動作しているが否かを検出し、異常
動作のときにはモータ停止回路120の1〜ランジスタ
123をオンとしてI−ランジスタ122詮オフにさせ
てモータを停止する。すなわち、回路1/10.4)0
.100および1.50が正常に動作しているときには
、モータ11の逆転(パネル1閉)開始直後に。
モータの突入電流に応答して回路1.00の出方が一時
「1」となり、突入電流が収まると今度はrOJとなる
ことを利用して回路異常を検出するようにしている。回
路100の増幅器1o1の出力がrOJレベルであると
、回路160の増幅器の反転入力端は抵抗]62〜16
5により約3vに、一方非反転入方は、スイッチ50が
閉(パネル1閉)側に接続されていると抵抗1.66.
167.156,159により約4vに保たれる。この
ため増幅器161の出力は「1」レベルで、ダイオ−2
4− ド]68はカットオフされている。スイッチ50の閉側
接続直後所定時間の間は、突入電流により過負荷保護動
作をしないように、増幅器153の出力が「0」になっ
ており、ダイオード169が導通してダイオード168
のアノード側を「0」レベルにするため、1〜ランジス
タ123のベース電位も「0」レベルになり、この1−
ランジスタ123はオフする。
正常の場合には、スイッチ50の閉側への開直後の突入
電流により、比較回路100の増幅器の出力には「1」
が表われる(但しこれはダイオード157を通して増幅
器153の出力「0」でカッ1へされる)。これにより
動作検知回路の増幅器161の反転入力端は約5.2v
となり、非反転入力端の電位は約4vであるので、増幅
器161の出力は「0」となる。また抵抗166を通し
て非反転入力端も「0」に引き込まれるため、増幅器1
01の出力が「0」になっても、増幅器161の出力の
「0」が維持される。この結果、ダイオ−1り168が
通電し、アノード側が「0」となるため、1−ランジス
タ123はオフし、1−ランジスタ122はオンを持続
(モータは逆転を形継続)する。
ところが、スイッチ50をパネル1閉側に閉としてから
前記所定時間内に増幅器101の出力が「1」にならな
かったら(回路が異常であったときは)、増幅器161
の出力が「1」のまま所定時間後に増幅器153の出力
がrlJとなり、これにより抵抗1.24,125゜1
26でVcを分圧した電圧がモータ停止回路120の1
−ランジスタ123のベースに加わり、トランジスタ1
23がオンし、1〜ランジスタ122がオフに転じ、モ
ータの逆転が止まる。
以下、モータ制御動作を説明する。
旦戸Iワ佳囲1弁 パネル1が全開でない状態(全開又は部分開)の状態で
スイッチ50を開側に閉じると、リレーコイル33が通
電され、リレー接片31がアース側に閉じてモータ11
が正転し、モータ電圧がフィルタ回路60に印加される
。フィルタ回路60には、モータ負荷とは逆比例の電圧
が与えられる。したがってこの場合には、Vsが高いと
モータ負荷は軽く、Vsが低いとモータ負荷が高い。そ
の結果、比較回路100の出力は、常に、モータ付勢を
指示する「0」である。過負荷検出および過負荷保護動
作は行なわれない。これは、パネル1の開においては、
人体や物をつめることがないからである。時限回路15
0は付勢されないので、記憶回路140の1〜ランジス
タ143はオフ、1〜ランジスタ142はオンのままで
ある。パネル1が全開位置に達して機械系が動き得なく
なると、すでに説明した機械駆動系の摩擦クラッチ16
2(第7図)により歯車142が空転し、歯車143は
停止し、モータは回転するが、パネル1は動かなくなる
。この状態でスイッチ50を中立位置に戻し、モータを
止める。
up(し吋皿肱伍 パネル1が全開でない状S(全開又は部分開)でスイッ
チ50が閉側に閉じられると、リレーコイル34が1−
ランジスタ122を通して通電され、かつ時限回路15
0が付勢(アース接続)される。リレーコイル34の通
電により接片32がアース側に閉じ、モータ11が逆転
を開始する。また回路150では、増幅回路153の出
力が「0」となり、それが記憶回路140の1〜ランジ
スタ143をオフに、1−ランジスタ27− 142をオンにすると共に、比較回路100の出力を「
0」に拘束する。これにより、1〜ランジスタ121が
オフに拘束され、過負荷保護動作が止められ、記憶回路
140のコンデンサ141には、抵抗145と146で
Vc−Vsを分圧した電圧が印加される。
時限回路150が正常にタイムオーバするとその出力が
「1」となり、比較回路100の出力の拘束を解除し、
トランジスタ143をオンに、トランジスタ142をオ
フにする。これにより、記憶回路140は、タイムオー
バ直前のV c −V sを抵抗145と146で分圧
した電圧をコンデンサ141にメモリする。遅延検知レ
ベルチェック回路90は、コンデンサ141の電圧と遅
延出力の内、低レベルの方を過負荷参照電圧Vmdとし
て出力する。比較回路100はVmdに対して負荷検出
電圧Vsを比較し、Vsの方が小さいとき(負荷が正常
なとき)には「0」を出力し、モータの逆転付勢が継続
される。Vsの方が高いとき(過負荷のとき)には、「
1」の出力を生じてトランジスタ121をオンとする。
このオンによりl−ランジスタ122がオフし、リレー
コイル34の通電が遮28− 断されると共に、増幅器133の出力が「1」になって
トランジスタ134が導通しリレーコイル33が通電さ
れてモータが正転(パネル1間)付勢される。その後、
所定時間後に増幅器133の出力が「0」に復帰し、1
〜ランジスタ134がオフし、コイル33の通電が遮断
されモータが停止する。負荷が正常なときには、モータ
の逆転が継続し、パネル1がアーム122に乗り上げる
(第4図)と、スイッチ22が開き、記憶回路140に
おいてコンデンサ141に抵抗]、40a。
140bを通して定電圧Vcより再充電され記憶値が増
加する。
これはアーム乗り上げ分の負荷の増大があるので、その
分参照値を高くするためである。パネル1が全開直前か
らスイッチ23が閉となって比較回路100の出力を「
0」に拘束し、1−ランジスタ121をオフ(モータ逆
転継続)に拘束する。これは、全開直前からパネル1の
ウエザース1−リップが開口3の縁部に当り、モータ負
荷が増大するので、これによるモータ停止を防止するた
めである。パネル1が、ウエザース1〜リップを圧縮し
た全開になると、すてに説明した機械駆動系の摩擦クラ
ッチ162(第7回)により歯車142が空転し、歯車
17I3は停止し、モータは回転するが、パネル1は動
かなくなる。
この状態でスイッチ50を中立位置に戻し、モータを止
める。
この閉駆動中に、車の加、減速が急で、比較器202の
出力が「1」になると、その間1−ランジスタ203が
オンし、比較回路100の出力をアースに接続して1−
ランジスタ1.21のベースを低レベル「0」に拘束す
る。したがって、加、減速により機構負荷が増大して比
較器100の出力が「1」になっても、トランジスタ】
21はオフを維持し、モータは停止されない。
Ω〕ニし隆l匪旧5ouII券一 時限回路150が所定の時間で増幅器153の出力を「
】」(過負荷保護動作設定)にしないと、その後のコン
デンサ157の充電電位」二昇により、抵抗158の」
二端電位が低下し、ダイオード135を通して増幅器1
33の反転入力端が低レベルとされ、増幅器133の出
力が「1」に反転し、1〜ランジスタ134が導通し、
コイル33が通電されて、接片31 、32共にアース
接続となり、モータ11が停止される。
キヒ丸」ニー久及直町l剥匁堺常保穫 1−ランジスタ122が短絡状態であると、1−ランジ
スタ122をオフとするタイミング(たとえば過負荷時
)で、1−ランジスタ121がオンされ、このとき短絡
によりダイオード172がアースレベル、ダイオード1
71が121のオンでアースレベルとなり、ダイオード
173を通して増幅器133の反転入力端に低レベルが
印加され、133の出力が「1」となり、トランジスタ
134が導通しリレーコイル33に通電する。
これにより、リレーコイル33と34の両者が通電さ九
ることになり、接片31と32が共にアース接続となっ
て、モータは停止する。
叩)−cJ1μ各100に到るまTo回路系の異常深層
− 正常時には、時限回路150の出力で、モータ逆転起動
時の保詣動作をカッ1〜するようにしており、そのとき
、回路101の出力は一時的に異常指示レベル「1」と
なる。これが正常動作である。
31− この出力rlJが表われたときは、動作検知回路160
の増幅器161の出力が「0」にセットされるが、表わ
肛なかったときには、「1」のままとなり、時限回路1
50が時限動作を完了してその出力を「1」に反転した
とき(モータの起動終了)に、増幅器161の出力「1
」および増幅器153の出力「1」によりダイオ−F]
68,1fi9のカソードがいずれも「1」で、トラン
ジスタ123のベースに抵抗I24,1.25を介して
プラス電圧が印加され、1−ランジスタ123が導通し
、1−ランジスタ122をオフとする。これによりモー
タ11の逆転が止まる。
従来の、検出値を単純に遅延して比較参照値を設定する
過負荷深謀では、負荷が定常的な変動を示す駆動機構で
は、たとえば第13a図に示すように、正常時でもモー
タ負荷(検出値)が上下に変動する場合に、それに許容
値を加えた値(検出値+許容値)の遅延値(参照値)が
、たとえば検出値が高いときにまだ低く、検出値が低い
ときにまだ高いという変動を示し、検出値が高いときに
は検出感度が高い(検出値と参照値との差が小さ一32
= い)が、検出値が低いときには検出感度がかなり低く(
検出値と参照値との差が大きく)、検出値の変動がある
場合に感度が不安定となるという問題があるが、」−記
実施例では、検出信号の立上りは遅延するが立下りは遅
延しない遅延回路110を用いているので、第1.3 
b図に示すように従来(第13a図)よりも、過負荷参
照値と負荷検出値との差の変動が小さく、過負荷検出感
度が安定する。
以上に説明した各回路ブロックの内、この実施例では、 モータ駆動回路30を、電動駆動機構の電気モータ11
を付勢する電気ドライバとして;抵抗40を、駆動機構
の負荷を検出する負荷検出手段として; 加算回路80.記憶回路1401時限回路150および
遅延検知レベルチェック回路90を、参照値設定手段と
して: 比較回路100およびモータ停止回路120を、設定過
負荷検出値と負荷検出値を比較し、負荷検出値が設定過
負荷参照値を越えるとモータ付勢を止める保護手段とし
て; また、絶対値回路201.比較器202および1−ラン
ジスタ203を保護動作抑止手段として用いている。
この実施例では、−1二述のように、車の加、減速度が
設定値以−ヒのときには、トランジスタ203がオンと
なり、比較回路100の出力(rl」:異常信号であり
、モータ停止信号でもある)を遮断し、モータ停止回路
120にはモータ停止動作を行なわせない。
第14図に本発明のもう1つの実施例の、電気制御回路
を示す。この電気制御回路も、第1図〜第11図を参照
して説明した電動駆動機構の付勢制御に用いるものであ
り、第14図の、白ブロックは第12図の同一符号を付
けたブロックと全く同じ構成のものである。
この第14図の実施例では、モータ停止回路120より
トランジスタ203を除去し、増幅器70(第12図)
を減算器70Aとして、該減算器70Aの減算入力端a
に、加、減速度増幅信号Asを印加するようにしている
。すなわち、加速度変換器300の加速度信号は、増幅
器で増幅されて減算器70Aの演算増幅器71の反転入
力端に印加される。演算増幅器71の非反転入力端には
、負荷検出信号が印加され、減算器70Aは負荷検出値
より、加速度対応値を減算した値に示すアナログ信号を
負荷検出値を示す信号Vsとして加算回路80および比
較回路100に与える。つまり、機構の実際の負荷値よ
り、車の加。
減速度による負荷値を減算した値(車の加、減速度影響
値を除外した負荷検出値)を示す信号Vsを比較回路1
00に与える。
なお、車前進での加速で加速度信号A、sは正、減速で
加速度信号Asは負であるので、この実施例では、車前
進で加速のときには加速による負荷増大分が負荷検出値
より減算され、車前進で減速のときには減速による負荷
減少分が負荷検出値に加えられることになる。車後進の
時には逆となる。
その他の回路各ブロックの動作は第12図の同一符号を
付したものの動作と同様である。
この実施例によれば、機構の負荷検出値より車35− の加、減速度による負荷変動分を除外した負荷値が比較
器回路100に与えられ、それが参照値V+ndを越え
る場合にのみモータ停止を指示する「1」をモータ停止
回路120に与えるので、車の加、減速による負荷増大
時にはモータは停止されず、それ以外の過負荷のとき、
たとえばパネル1又は駆動機構への人体又は物のつかえ
のときにモータが停止される。
なお第14図の電気回路では、増幅回路70を減算器7
0Aとして利用しているが、増幅器70と比較回路10
0の間の負荷検出信号ラインに別途減算器を介挿して、
その加算入力端に増幅器70の出力を、また減算入力端
に増幅器204の出力Asを入力して、該減算器の出力
を比較器101の非反転入力端に入力するようにしても
よい。
以−lxに説明した第14図の実施例では、減算器70
Aが保護動作抑止手段である。
なお、以」二の説明では、アナログ回路(第12図。
第14図)を例示し、その構成および動作を説明したが
、本発明は、マイクロコンピュータなどのデ36− ジタル処理装置を用いて同様に行ないうる。
以」二説明したように、本発明では、車の加、減速によ
る負荷増大に対しては、過負荷保護動作を回避するよう
にしたので、不必要なモータ停止がなく、ドライバに不
審を抱かせることがなくなり、再操作の必要もなくなる
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車のルーフに装備されたサンルーフの開閉
機構概要を示す平面図、第2図は第1図でスライドパネ
ル1閉閉状態での■−■線断面図、第3図、第4図およ
び第5図は、それぞれ第1図のm−m線断面図でありそ
れぞれ異なった状態を示す。第6図は第1図に示す減速
機の拡大平面図。 第7図は第6図の■−■線断面図、第8図は回転びリミ
ットスイッチの位置関係を示す平面図、第12図は開閉
機構の電気モータ11を駆動付勢する電気回路、第13
a図は従来の過負荷検出保護にJ3ける負荷検出値と参
照値との関係を示すクラフ、第1.3 b図は本発明の
過負荷検出保護における負荷検出値と参照値との関係を
示すグラフである。 第14図は本発明のもう一つの実施例の電気回路部の構
成を示す回路図である。 】ニスライドパネル  2:ルーフ 3:開口        4ニガイドレール51:シュ
ー      61,62:リンク71 +72  ’
ケーブル  81.82:歯付ケーブル9:減速機  
    40,142〜]45:歯車200:遊星歯車
    210:ケーシング内歯11:モータ    
  1.2..122:アーム13:整風板     
 14:ウオーム15.17,18 :回転軸   〕
9:偏心軸受け20:カム       20a、20
b : 1f13′2I:ピン      22,23
:リミッ1−スイッチ31.32 :リレー接片  3
3.:M :リレーコイル40:抵抗器(負荷検出手段
) 60:フィルタ回路   70:増幅回路80:加算回
路 90:遅延検知レベルチェック回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車上電動駆動機構の電気モータを付勢する電気ド
    ライバ;駆動機構の負荷を検出する負荷検出手段;検出
    負荷に応じて過負荷参照値を設定する参照値設定手段;
    および設定過負荷参照値と負荷検出値を比較し、負荷検
    出値が設定過負荷参照値を越えるとモータ付勢を止める
    保護手段;を備える車上モータの過負荷保護駆動装置に
    おいて二車の加速度を検出する加速度検出手段;および
    、 加速度に応じた負荷増大による保護手段のモータ付勢停
    止を回避する保護動作抑止手段;を備えることを特徴と
    する、車上モータの過負荷保護駆動装置。
  2. (2)保護手段は、設定過負荷参照値と負荷検出値を比
    較し、負荷検出値が設定過負荷参照値を越えるとモータ
    停止を指示する比較手段、および、モータ停止の指示に
    応じてモータ付勢を止めるモータ停止手段でなり;保護
    動作抑止手段は、加速度信号を設定値と比較する加速度
    比較手段、および、加速度が設定値を越えている間、前
    記モータ停止手段への前記比較手段よりのモータ停止の
    指示を不能とする遮断手段でなる;前記特許請求の範囲
    第(1)項記載の車上モータの過負荷保護駆動装置。
  3. (3)保護手段は、設定過負荷参照値と負荷検出値を比
    較し、負荷検出値が設定過負荷参照値を越えるとモータ
    停止を指示する比較手段、および、モータ停止の指示に
    応じてモータ付勢を止めるモータ停止手段でなり;保護
    動作抑止手段は、該比較手段の前段において、負荷検出
    値より加速度検出値に対応する値を減算した差を負荷検
    出値として該比較手段に与える減算手段でなる;前記特
    許請求の範囲第(1)項記載の車上モータの過負荷保護
    駆動装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01308125A (ja) * 1988-05-31 1989-12-12 Aisin Seiki Co Ltd モーターの異常検出装置
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JP2002528315A (ja) * 1998-10-21 2002-09-03 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電気的に駆動されるアセンブリの開閉過程を電子的に監視および制御する方法

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