JPH0793529A - スキャンフォーマット変換装置 - Google Patents

スキャンフォーマット変換装置

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JPH0793529A
JPH0793529A JP24077793A JP24077793A JPH0793529A JP H0793529 A JPH0793529 A JP H0793529A JP 24077793 A JP24077793 A JP 24077793A JP 24077793 A JP24077793 A JP 24077793A JP H0793529 A JPH0793529 A JP H0793529A
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JP24077793A
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English (en)
Inventor
Kazuo Tozaki
賀津雄 戸崎
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラスタスキャン方式画像データやブロックス
キャン方式画像データでの仕様変更に比較的容易に対応
する。 【構成】 画像メモリ10は、連続したメモリアドレス
を有し、該メモリアドレスは、ラスタスキャン方式画像
データでの水平走査の1ライン分の最大画素数Fxmax毎
に、又、ラスタスキャン方式画像データでの垂直走査の
最大ライン数Fymaxへと、連続した領域で分割設定され
ている。ラスタスキャン方式画像データの1ライン分の
画素数が変更されたとしても、各行の先頭の画素のメモ
リアドレスは一定である。又、ブロックカウンタBC
と、ブロック画素カウンタBPCと、ブロックラインカ
ウンタBLCとを用いることで、ブロックの大きさの変
更にも容易に対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2次元画像に対して水
平走査を繰り返しつつ垂直走査して得られるラスタスキ
ャン方式画像データと、予め設定されているブロック水
平方向画素数Bx 及びブロック垂直方向画素数By の大
きさのブロック単位で、2次元画像に対して水平走査を
繰り返しつつ垂直走査して得られるブロックスキャン方
式画像データとについて、これら各方式画像データ間で
少なくとも一方方向に変換するスキャンフォーマット変
換装置に係り、特に、比較的簡単な構成にて、前記ラス
タスキャン方式画像データの1ライン分のライン画素数
Fx が変更される場合や、前記ブロックスキャン方式画
像データのブロックの大きさ、即ち前記ブロック水平方
向画素数Bx 及び前記ブロック垂直方向画素数By が変
更される場合にも、比較的容易に対応することができる
スキャンフォーマット変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2次元画像は、一般的には、水平走査を
繰り返しつつ垂直走査して得られるラスタスキャン方式
画像データとして読み取られる。例えば2次元画像は、
テレビカメラやスキャナ等によって、ラスタスキャン方
式画像データとして読み取られる。一方、近年の画像処
理では、所定の大きさのブロック単位での画像処理、即
ち予め設定されているブロック水平方向画素数Bx 及び
ブロック垂直方向画素数By の2次元の大きさのブロッ
ク単位で画像処理が行われるものである。従って、2次
元画像のこのような処理は、このようなブロック単位
で、水平走査を繰り返しつつ垂直走査して得られるブロ
ックスキャン方式画像データとして扱われる。
【0003】又、例えば、前述のようなラスタスキャン
方式画像データとしての読み取りの後、前述のようなブ
ロックスキャン方式画像データとしての処理を行うとい
うようなことも行われている。このため、このようなラ
スタスキャン方式画像データとブロックスキャン方式画
像データとの間でのデータのフォーマット変換、即ち、
スキャンフォーマット変換も行われている。
【0004】図5は、前述のようなラスタスキャン方式
画像データの一例を示す線図である。
【0005】この図5では、1ライン当り合計M個のラ
イン画素数Fx であり、合計7行のライン数Fy である
ラスタスキャン方式画像データが示されている。又、各
画素には、一連のアドレスが割り当てられている。即
ち、第0ラインの各画素には、“0”から“(M−
1)”のアドレスが割り付けられており、第1ラインの
各画素には、“M”から“2M−1”のアドレスが割り
付けられており、又、最終行の第7行の各画素には、
“7M”から“8M−1”のアドレスが割り付けられて
いる。
【0006】図6及び図7は、それぞれ、ブロックスキ
ャン方式画像データの一例を示す線図となっている。こ
れら図6及び図7において、特に図6は前記図5の第0
ブロックに相当するものであり、図7は第2ブロックに
相当するものとなっている。
【0007】即ち、図6では、前記図5に示される前述
のラスタスキャン方式画像データにおいて、第0ライン
の0〜7の画素、第1ラインのM〜(M+7)の画素、
第2ラインの2M〜(2M+7)の画素及び第7ライン
の7M〜(7M+7)等、第0ラインから第7ラインま
での各ラインの、第1番目から第8番目の画素によるブ
ロックとなっている。
【0008】一方、前記図7では、前記図5の前記ラス
タスキャン方式画像データのうち、第0ラインから第7
ラインまでの、各ラインの第9画素から第18画素まで
のブロックとなっている。
【0009】これら図6及び図7では、それぞれ前記ラ
スタスキャン方式画像データの第1番目のブロックと第
2番目のブロックとが示されているが、同様に、該ラス
タスキャン方式画像データは、右方向へと、このような
形式の多くのブロックに分割されるものとなっている。
【0010】従来、前記図5に示されるようなラスタス
キャン方式画像データの、前記図6や前記図7に示され
るブロックスキャン方式画像データへの変換は、任意の
値に設定可能なアドレスカウンタを用いながら、各ライ
ンの合計8画素の画像データを順次読み出すと共に、こ
の8画素目が読み出された後には、次ラインの該当する
8画素のデータを読み出すことで行われていた。即ち、
このようなアドレスカウンタの値を順次インクリメント
(その値を“1”だけ増加)させながら、又、このよう
なアドレスカウンタの値を適宜変更しながら、各ブロッ
ク内の水平走査及び垂直走査を、複数のブロックに対し
て順次行うというものであった。
【0011】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のスキャンフォーマット変換は、アドレスカウ
ンタの設定変更を頻繁に行わなければならず、又このよ
うに行われる各設定自体も複雑であり、処理全体が煩雑
なものとなってしまっていた。このため、このようなス
キャンフォーマット変換を行う回路構成についても、複
雑なものとなってしまっていた。
【0012】又、従来のこのようなスキャンフォーマッ
ト変換では、対象となるラスタスキャン方式画像データ
の仕様が変更されてしまったり、対象となる前記ブロッ
クスキャン方式画像データの仕様が変更されてしまう
と、このような仕様変更に容易に対応することができな
かった。例えば、前記ラスタスキャン方式画像データの
前記ライン画素数Fx や前記ライン数Fy が変更されて
しまった場合、これに容易に対応することができなかっ
た。又、例えば前記ブロックスキャン方式画像データで
は、水平走査や垂直走査を行うブロックの大きさ、即ち
前記ブロック水平方向画素数Bx や前記ブロック垂直方
向画素数By が変更されてしまうと、これに対応するこ
とは困難であった。
【0013】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、比較的簡単な構成にて、前記ラスタ
スキャン方式画像データの1ライン分の前記ライン画素
数Fx が変更される場合や、前記ブロックスキャン方式
画像データのブロックの大きさが変更される場合にも、
比較的容易に対応することができるスキャンフォーマッ
ト変換装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を達成するための手段】本発明は、2次元画像に
対して水平走査を繰り返しつつ垂直走査して得られるラ
スタスキャン方式画像データと、予め設定されているブ
ロック水平方向画素数Bx 及びブロック垂直方向画素数
By の大きさのブロック単位で、2次元画像に対して水
平走査を繰り返しつつ垂直走査して得られるブロックス
キャン方式画像データとについて、これら各方式画像デ
ータ間で少なくとも一方方向に変換するスキャンフォー
マット変換装置において、連続したメモリアドレスを有
し、該メモリアドレスが、前記ラスタスキャン方式画像
データでの水平走査の1ライン分の最大画素数Fxmax毎
に、又、該ラスタスキャン方式画像データでの垂直走査
の最大ライン数Fymaxへと、連続した領域で分割設定さ
れている画像メモリと、前記ラスタスキャン方式画像デ
ータでの水平走査時の画素アドレスをカウントするラス
タ画素カウンタRPCと、前記ラスタスキャン方式画像
データでの垂直走査時のラインアドレスをカウントする
ラスタラインカウンタRLCと、前記ブロックスキャン
方式画像データでのブロック単位の走査時のブロックア
ドレスをカウントするブロックカウンタBCと、前記ブ
ロックスキャン方式画像データでの各ブロック中の水平
走査時の画素アドレスをカウントするブロック画素カウ
ンタBPCと、前記ブロックスキャン方式画像データで
の各ブロック中の垂直走査時のラインアドレスをカウン
トするブロックラインカウンタBLCと、前記ラスタス
キャン方式画像データとして前記画像メモリに対してア
クセスする際、予め設定されている水平走査の1ライン
分のライン画素数Fx に従って、前記ラスタ画素カウン
タRPC及び前記ラスタラインカウンタRLCを制御
し、これによって前記画像メモリのメモリアドレスを指
定するラスタスキャンアクセス制御回路と、前記ブロッ
クスキャン方式画像データとして前記画像メモリに対し
てアクセスする際、前記ライン画素数Fx 及び前記ブロ
ック水平方向画素数Bx 及び前記ブロック垂直方向画素
数By に従って、前記ブロックカウンタBC及び前記ブ
ロック画素カウンタBPC及び前記ブロックラインカウ
ンタBLCを制御し、これによって前記画像メモリのメ
モリアドレスを指定するブロックスキャンアクセス制御
回路とを備えたことにより、前記課題を達成したもので
ある。
【0015】
【作用】本発明は、前述のような前記ラスタスキャン方
式画像データと、前述のような前記ブロックスキャン方
式画像データとについて、これら各方式画像データ間で
少なくとも一方方向に変換するスキャンフォーマット変
換を、より能率的に行うために、対象となるラスタスキ
ャン方式画像データのうち、水平走査の1ライン分の画
素数が最大なもの及び垂直走査のライン数が最大なもの
に対応して、用いる画像メモリを予め分割設定するよう
にしている。即ち、該画像メモリは、連続したメモリア
ドレスを有し、該メモリアドレスが、前記最大画素数F
xmax毎に最大ライン数Fymaxへと分割設定されているも
のである。この分割設定は、前記ラスタスキャン方式画
像データでの水平走査の1ライン分の最大画素数Fxmax
毎に、又、該ラスタスキャン方式画像データでの垂直走
査の最大ライン数Fymaxへと、連続した領域で分割設定
するというものである。
【0016】本発明においては、このように各ラインが
分割設定されているため、各ラインの先頭画素のメモリ
アドレスは、前記ラスタスキャン方式画像データの仕様
や前記ブロックスキャン方式画像データの仕様が変更さ
れても、常に定まったものとなっている。このため、前
記ラスタスキャン方式画像データとして前記画像メモリ
をアクセスする際にも、前記ブロックスキャン方式画像
データとして前記画像メモリをアクセスする際にも、対
象となる画素の画像データを、比較的容易にアドレス指
定することができる。
【0017】又、本発明においては、このような分割設
定されている画像メモリを効果的に活用する構成、即
ち、前記ラスタスキャン方式画像データでのアドレス指
定を行うための構成や、前記ブロックスキャン方式画像
データでの効果的なアドレス指定を行うための構成を見
出している。
【0018】例えば、前記ラスタスキャン方式画像デー
タのアドレス指定を効果的に行うため、本発明において
は、ラスタ画素カウンタRPCと、ラスタラインカウン
タRLCと、これらラスタ画素カウンタRPC及びラス
タラインカウンタRLCを制御するラスタスキャンアク
セス制御回路を備える。前記ラスタ画素カウンタRPC
は、前記ラスタスキャン方式画像データでの水平走査時
の画素アドレスをカウントするものである。一方、前記
ラスタラインカウンタRLCは、前記ラスタスキャン方
式画像データでの垂直走査時のラインアドレスをカウン
トするものである。
【0019】これらを用いたラスタスキャン方式画像デ
ータの対応する画素のアドレス指定は、予め設定されて
いる水平走査の1ライン分の前記ライン画素数Fx に従
って、前記ラスタ画素カウンタRPC及び前記ラスタラ
インカウンタRLCを前記ラスタスキャンアクセス制御
回路にて制御しながら、前記画像メモリのメモリアドレ
スを指定するというものである。
【0020】一方、本発明では、前記ブロックスキャン
方式画像データのアドレス指定をより能率良く行うため
に、ブロックカウンタBCと、ブロック画素カウンタB
PCと、ラインカウンタBLCと、これらのブロックカ
ウンタBC及びブロック画素カウンタBPC及びブロッ
クラインカウンタBLCを制御するブロックスキャンア
クセス制御回路とを備えるようにしている。前記ブロッ
クカウンタBCは、前記ブロックスキャン方式画像デー
タでのブロック単位の走査時の、ブロックアドレスをカ
ウントするものである。前記ブロック画素カウンタBP
Cは、前記ブロックスキャン方式画像データでの各ブロ
ック中の水平走査時の画素アドレスをカウントするもの
である。前記ブロックラインカウンタBLCは、前記ブ
ロックスキャン方式画像データでの各ブロック中の垂直
走査時のラインアドレスをカウントするものである。
【0021】本発明において、前記ブロックスキャン方
式画像データとして前記画像メモリに対してアクセスす
る際には、前記ライン画素数Fx 及び前記ブロック水平
方向画素数Bx 及び前記ブロック垂直方向画素数By に
従って、前記ブロックカウンタBC及び前記ブロック画
素カウンタBPC及び前記ブロックラインカウンタBL
Cを制御する。このような制御によって、前記画像メモ
リのメモリアドレス指定を能率良く行い、前記ブロック
スキャン方式画像データとしてアクセスすることが可能
となっている。
【0022】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0023】図1は、本発明が適用されたスキャンフォ
ーマット変換装置の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0024】この図1に示される如く、本実施例のスキ
ャンフォーマット変換装置は、画像メモリ10と、ラス
タスキャンアクセス制御回路12と、ブロックスキャン
アクセス制御回路14とにより構成されている。又、該
スキャンフォーマット変換装置は、ラスタ画素カウンタ
RPCと、ラスタラインカウンタRLCと、ブロックカ
ウンタBCと、ブロック画素カウンタBPCと、ブロッ
クラインカウンタBLCとを有している。
【0025】なお、本発明はこれに限定されるものでは
ないが、本実施例においては、前記ラスタ画素カウンタ
RPCのビット幅は、8ビットである。前記ラスタライ
ンカウンタRLCのビット幅は3ビットである。前記ブ
ロックカウンタBCのビット幅は5ビットである。前記
ブロック画素カウンタBPCのビット幅は3ビットであ
る。前記ブロックラインカウンタBLCのビット幅は3
ビットである。
【0026】前記ラスタ画素カウンタRPCは、前記ラ
スタスキャン方式画像データでの、水平走査時の画素ア
ドレスをカウントするものである。前記ラスタラインカ
ウンタRLCは、前記ラスタスキャン方式画像データで
の垂直走査時のラインアドレスをカウントするものであ
る。
【0027】前記ブロックカウンタBCは、前記ブロッ
クスキャン方式画像データでの、ブロック単位の走査時
のブロックアドレスをカウントするものである。前記ブ
ロック画素カウンタBPCは、前記ブロックスキャン方
式画像データでの、各ブロック中の水平走査時の画素ア
ドレスをカウントするものである。前記ブロックライン
カウンタBLCは、前記ブロックスキャン方式画像デー
タでの、各ブロック中の垂直走査時のラインアドレスを
カウントするものである。
【0028】又、前記ラスタスキャンアクセス制御回路
12及び前記ブロックスキャンアクセス制御回路14で
は、予め、ライン画素数Fx が設定されている。該ライ
ン画素数Fx は、本実施例のスキャンフォーマット変換
装置にて、その時スキャンフォーマット変換対象となる
前記ラスタスキャン方式画像データの、1ライン分のラ
イン画素数である。
【0029】又、前記ブロックスキャンアクセス制御回
路14では、予め、ブロック水平方向画素数Bx 及びブ
ロック垂直方向画素数By が予め設定されている。これ
らブロック水平方向画素数Bx 及びブロック垂直方向画
素数By は、本実施例のスキャンフォーマット変換装置
にて、その時行われるスキャンフォーマット変換の対象
となる前記ブロックスキャン方式画像データで用いられ
る、そのブロックの大きさを示すものである。
【0030】又、前記ラスタスキャンアクセス制御回路
12は、前記ラスタスキャン方式画像データとして前記
画像メモリ10に対してアクセスする際、予め設定され
ている前記ライン画素数Fx に従って、前記ラスタ画像
カウンタRPC及び前記ラスタラインカウンタRLCを
制御し、これによって、前記画像メモリ10のメモリア
ドレスを指定する。一方、前記ブロックスキャンアクセ
ス制御回路14は、前記ブロックスキャン方式画像デー
タとして前記画像メモリ10に対してアクセスする際、
前記ライン画素数Fx 及び前記ブロック水平方向画素数
Bx 及び前記ブロック垂直方向画素数By に従って、前
記ブロックカウンタBC及び前記ブロック画素カウンタ
BPC及び前記ブロックラインカウンタBLCを制御
し、これによって、前記画像メモリ10のメモリアドレ
スを指定する。
【0031】図2は、本実施例が対象とする2次元画像
及びラスタスキャン方式画像データを示す線図である。
【0032】この図2に示される如く、本実施例におい
て2次元画像は、各行が合計256画素で合計8行の、
合計(256×8=2048)画素に分解される。又、
このような2次元画像は、本実施例ではラスタスキャン
方式画像データとして読み込まれる。即ち、2次元画像
のこのような合計2048画素の各画素は、1番上の行
から順に、各行毎に左から右へと水平走査を繰り返しつ
つ、次の行へと順次垂直走査される。
【0033】又、このような水平走査及び垂直走査は、
前記ラスタ画素カウンタRPC及び前記ラスタラインカ
ウンタRLCを用いて行われる。
【0034】即ち、まず、このような水平走査及び垂直
走査にあたって、前記ラスタ画像カウンタRPC及び前
記ラスタラインカウンタRLCがリセット(その値を
“0”とする)される。この後、前記ラスタ画素カウン
タRPCをインクリメントすることで、前述のような水
平走査を行う。又、前記ラスタ画素カウンタRPCでカ
ウントされている値が前記ライン画素数Fx となると、
前記ラスタ画素カウンタRPCをリセットすると共に、
前記ラスタラインカウンタRLCをインクリメントする
ことで、前述のような垂直走査を行う。
【0035】図3は、本実施例で用いられる前記画像メ
モリのメモリマップである。
【0036】この図3においては、前記画像メモリ10
のメモリアドレス0からメモリアドレス2047まで
の、合計2048アドレスのアドレスマップが示されて
いる。これら各アドレスには、前記図2に示した各画素
の画像データが記憶される。
【0037】又、該画像メモリ10には、前記図2に示
した前記ラスタスキャン方式画像データの前述のような
水平走査及び垂直走査に対応して各画素の画像データが
記憶されている。即ち、例えば前記図2の第0行の合計
256個の各画素の画像データは、前記画像メモリのメ
モリアドレス0からメモリアドレス255へと記憶され
る。第1行目の各画素の合計256個の画像データは、
前記画像メモリ10のメモリアドレス256からメモリ
アドレス511へと記憶される。第3行目の合計256
個の各画素の画像データは、前記画像メモリ10のメモ
リアドレス512からメモリアドレス267へと記憶さ
れる。又、第4行目から第7行目までも、同様に記憶さ
れている。
【0038】図4は、本実施例における前記画像メモリ
に対する前記ブロックスキャン方式画像データとしての
アクセスを示す線図である。
【0039】この図4に示される如く、前記ブロック水
平方向画素数Bx が“8”で、前記ブロック垂直方向画
素数By が“8”で、更に、前記ライン画素数Fx が2
56の場合、前記図2に示した前記ラスタスキャン方式
画像データ、又前記図3に示した前記画像メモリ10の
記憶されるデータは、左右方向に、合計32のブロック
に分割されたものとしてアクセスされる。
【0040】又、このような前記ブロックスキャン方式
画像データとしてのアクセスは、前記ブロックカウンタ
BCと、前記ブロック画素カウンタBPCと、前記ブロ
ックラインカウンタBLCとを用いて行われる。
【0041】即ち、このようなブロックスキャン方式画
像データのアクセスにあたっては、まず、前記ブロック
カウンタBC及び前記ブロック画素カウンタBPC及び
前記ラインカウンタBLCが、全てリセットされる。従
って、まず、ブロック0のラインアドレス0の画素アド
レス0の画素がアクセスされる。
【0042】本実施例においては、前記ブロック中の水
平走査は、前記ブロック画素カウンタBPCを順次イン
クリメントしながら行われる。該ブロック画素カウンタ
BPCの値が前記ブロック水平方向画素数Bx となる
と、該ブロック画素カウンタBPCをリセットすると共
に、前記ラインカウンタBLCをインクリメントする。
これによって、このようなブロック中での垂直走査がな
される。
【0043】又、このような垂直走査にあたってインク
リメントされる前記ブロックラインカウンタBLCの値
が前記ブロック垂直方向画素数By となると、該ブロッ
クラインカウンタBLCがリセットされると共に、前記
ブロックカウンタBCがインクリメントされる。
【0044】具体的には、前記画像メモリ10に対する
前記ラスタスキャン方式画像データとしてのアクセスの
際には、((ラスタ画素カウンタRPC),(ラスタラ
インカウンタRLC))で示される各カウンタの値は、
次のように変化する。
【0045】(0,0);(0,1);(0,2);・
・・(0,254);(0,255) (以上、第0行) (1,0);(1,1);(1,2)・・・(1,25
4);(1,255) (以上、第1行) (2,0);(2,1);(2,2)・・・(2,25
4);(2,255) (以上、第2行) ・・・(第3行から第6行) (7,0);(7,1);(7,2)・・・(7,25
4);(7,255) (以上、第7行)
【0046】なお、このような前記ラスタスキャン方式
画像データとしてのアクセスの際、前記画像メモリ10
のメモリアドレスは、次式によって生成される。
【0047】 (メモリアドレス)=(ラスタ画素カウンタRPC) +(ラスタラインカウンタRLC)×28 …(1)
【0048】なお、((ブロックカウンタBC),(ブ
ロックラインカウンタBLC),(ブロック画素カウン
タBPC))で示される各カウンタの値は、前記ブロッ
クスキャン方式画像データとしてのデータアクセス中、
次のように変化する。
【0049】(0,0,0);(0,0,1);(0,
0,2);(0,0,3);(0,0,4);(0,
0,5);(0,0,6);(0,0,7) (以上、第0ブロックの第0行) (0,1,0);(0,1,1);(0,1,2);
(0,1,3);(0,1,4);(0,1,5);
(0,1,6);(0,1,7) (以上、第0ブロックの第1行) (0,2,0);(0,2,1);(0,2,2);
(0,2,3);(0,2,4);(0,2,5);
(0,2,6);(0,2,7) (以上、第0ブロックの第2行) ・・・(第0ブロックの第3行から第6行) (0,7,0);(0,7,1);(0,7,2);
(0,7,3);(0,7,4);(0,7,5);
(0,7,6);(0,7,7) (以上、第0ブロックの第7行) (1,0,0);(1,0,1);(1,0,2);
(1,0,3);(1,0,4);(1,0,5);
(1,0,6);(1,0,7) (以上、第1ブロックの第0行) (1,1,0);(1,1,1);(1,1,2);
(1,1,3);(1,1,4);(1,1,5);
(1,1,6);(1,1,7) (以上、第1ブロックの第1行) (1,2,0);(1,2,1);(1,2,2);
(1,2,3);(1,2,4);(1,2,5);
(1,2,6);(1,2,7) (以上、第1ブロックの第2行) ・・・(第1ブロックの第3行から第6行) (1,7,0);(1,7,1);(1,7,2);
(1,7,3);(1,7,4);(1,7,5);
(1,7,6);(1,7,7) (以上、第1ブロックの第7行)
【0050】なお、このような前記ブロックスキャン方
式画像データとしてのアクセスの際に用いられる前記画
像メモリ10のメモリアドレスは、次式によって生成さ
れる。
【0051】 (メモリアドレス)=(ブロック画素カウンタBPC) +(ブロックカウンタBC)×23 +(ブロックラインカウンタBLC)×28 …(2)
【0052】以上説明した通り、本実施例によれば、本
発明を適用し、前記画像メモリ10を予め分割設定して
おくことで、前記ラスタスキャン方式画像データとして
のアクセスの際の前記ライン画素数Fx が変更されたと
しても、又、前記ブロックスキャン方式画像データとし
てのアクセスの際の前述のようなブロックの大きさが変
更となったとしても、比較的容易に対応することができ
る。例えば、前記ライン画素数Fx が256より小さ
い、いかなる数となったとしても、前記図2に示される
各行の不要な後方の画素データが空白になるのみで、各
行の先頭画素の前記メモリアドレスは常に一定となって
いる。又、前述のようなブロックの大きさが変更となっ
て、前記ブロック水平方向画素数Bx が8以下の数とな
ったり、前記ブロック垂直方向画素数By が8以下の数
となったとしても、前記ブロック画素カウンタBPCと
前記ブロックラインカウンタBLCとの、ブロック中で
の水平走査及び垂直走査に伴ったカウントアップの繰り
上がりの値等を変更するだけで対応することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、比
較的簡単な構成にて、前記ライン画素数Fx や前記ブロ
ック水平方向画素数Bx 又前記ブロック垂直方向画素数
By が変更される場合にも、比較的容易に対応すること
ができるという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたスキャンフォーマット変換
装置の実施例の構成を示すブロック図
【図2】前記実施例での2次元画像の画素構成及びラス
タスキャン方式画像データの構成を示す線図
【図3】前記実施例での画像メモリのメモリマップ
【図4】前記実施例でのブロックスキャン方式画像デー
タの構成を示す線図
【図5】従来からのラスタスキャン方式画像データの一
例を示す線図
【図6】従来からの前記ラスタスキャン方式画像データ
に対応する第0ブロックのブロックスキャン方式画像デ
ータを示す線図
【図7】従来からの前記ラスタスキャン方式画像データ
に対応する第1ブロックのブロックスキャン方式画像デ
ータを示す線図
【符号の説明】
10…画像メモリ 12…ラスタスキャンアクセス制御回路 14…ブロックスキャンアクセス制御回路 RPC…ラスタ画素カウンタ RLC…ラスタラインカウンタ BC…ブロックカウンタ BPC…ブロック画素カウンタ BLC…ブロックラインカウンタ Fx …ライン画素数 Bx …ブロック水平方向画素数 By …ブロック垂直方向画素数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次元画像に対して水平走査を繰り返しつ
    つ垂直走査して得られるラスタスキャン方式画像データ
    と、予め設定されているブロック水平方向画素数Bx 及
    びブロック垂直方向画素数By の大きさのブロック単位
    で、2次元画像に対して水平走査を繰り返しつつ垂直走
    査して得られるブロックスキャン方式画像データとにつ
    いて、これら各方式画像データ間で少なくとも一方方向
    に変換するスキャンフォーマット変換装置において、 連続したメモリアドレスを有し、該メモリアドレスが、
    前記ラスタスキャン方式画像データでの水平走査の1ラ
    イン分の最大画素数Fxmax毎に、又、該ラスタスキャン
    方式画像データでの垂直走査の最大ライン数Fymaxへ
    と、連続した領域で分割設定されている画像メモリと、 前記ラスタスキャン方式画像データでの水平走査時の画
    素アドレスをカウントするラスタ画素カウンタRPC
    と、 前記ラスタスキャン方式画像データでの垂直走査時のラ
    インアドレスをカウントするラスタラインカウンタRL
    Cと、 前記ブロックスキャン方式画像データでのブロック単位
    の走査時のブロックアドレスをカウントするブロックカ
    ウンタBCと、 前記ブロックスキャン方式画像データでの各ブロック中
    の水平走査時の画素アドレスをカウントするブロック画
    素カウンタBPCと、 前記ブロックスキャン方式画像データでの各ブロック中
    の垂直走査時のラインアドレスをカウントするブロック
    ラインカウンタBLCと、 前記ラスタスキャン方式画像データとして前記画像メモ
    リに対してアクセスする際、予め設定されている水平走
    査の1ライン分のライン画素数Fx に従って、前記ラス
    タ画素カウンタRPC及び前記ラスタラインカウンタR
    LCを制御し、これによって前記画像メモリのメモリア
    ドレスを指定するラスタスキャンアクセス制御回路と、 前記ブロックスキャン方式画像データとして前記画像メ
    モリに対してアクセスする際、前記ライン画素数Fx 及
    び前記ブロック水平方向画素数Bx 及び前記ブロック垂
    直方向画素数By に従って、前記ブロックカウンタBC
    及び前記ブロック画素カウンタBPC及び前記ブロック
    ラインカウンタBLCを制御し、これによって前記画像
    メモリのメモリアドレスを指定するブロックスキャンア
    クセス制御回路とを備えたことを特徴とするスキャンフ
    ォーマット変換装置。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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