JPH10178542A - 画像縮小処理装置 - Google Patents

画像縮小処理装置

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JPH10178542A
JPH10178542A JP8338320A JP33832096A JPH10178542A JP H10178542 A JPH10178542 A JP H10178542A JP 8338320 A JP8338320 A JP 8338320A JP 33832096 A JP33832096 A JP 33832096A JP H10178542 A JPH10178542 A JP H10178542A
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JP8338320A
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Inventor
Atsushi Kitamura
淳 北村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PRES方式を採用しながら原画像データを
従来よりも高速に1/2n (n≧2)に解像度変換する
ことを可能として、さらに従来よりも回路規模の小さい
画像縮小処理装置を提供する。 【解決手段】 レイヤーレジスタ3は、1ブロックの原
画像およびその縮小処理途中の縮小結果を有し、それら
に対応してブロック外となる参照画素を参照画素レジス
タ4に保持する。2n ×2n 画素のブロックごとに原画
像データをレイヤーレジスタ3に入力し、対応する参照
画素を参照画素レジスタ4に設定する。そして、参照画
素からアドレス生成回路6でROM7のアドレスを生成
し、ROM7から縮小画素の値を得る。いわゆるPRE
S方式によって1/2縮小してレイヤーレジスタ3に書
き込む。次に1/2縮小画素から1/4縮小を行ない、
これを繰り返し行なって、所望の縮小率の画素値を得て
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル2値画
像を縮小する画像縮小処理装置に関するものであり、特
に原画像データを縦横ともに1/2n (n≧2)に解像
度変換するための画像縮小処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像データを取り扱う機会の増加
とともに、入出力機器の解像度の違いから生じる解像度
変換や、画像のサマリー表示のためなど、画像縮小処理
装置が多用されるようになってきている。例えば、イメ
ージスキャナ等の画像読み取り装置で読み取ったディジ
タル2値画像データをディスク等の記憶装置にファイル
として保持しておき、後にその画像をVGAフラットパ
ネルディスプレイ等の表示装置に表示させてその内容を
確認する際、使用する表示装置の解像度に合わせて原画
像データの解像度を変換する必要がある。さらに、この
ようなプレビュー機能を用いて保持してある画像の全体
像を把握する場合、例えばおよそ5000×7000画
素である600dpiのA4画像を800×600画素
のVGAフラットパネルディスプレイに表示するのであ
れば、原画像を縦横ともに1/8(=1/23 )もしく
は1/16(=1/24 )程度にまで縮小させて表示す
る必要がある。以下、縮小率はすべて縦および横の縮小
率を表わすものとし、1/2n と記述する。ここで、n
≧2である。
【0003】例えば、1/16に原画像を縮小する場合
に最も良く知られた単純な方法として、単に縦横をそれ
ぞれ16画素ごとに抽出し、縮小データとする方法があ
る。また、原画像を16×16画素のブロックに分割
し、各々のブロックに対し、黒画素を1、白画素を0と
したときの平均濃度を求めて閾値処理することにより、
その16×16画素のブロックに対応する縮小画像デー
タが1となるか0となるかを決定する方法も良く知られ
ている。しかし、これらの方法では原画像中の細線が失
なわれるなどの画像劣化が著しいという欠点があり、上
述したプレビュー機能に用いる場合は実用的でない。
【0004】原画像中の細線やエッジを保存することが
でき、かつディザに対する適合性の良い画像縮小方式と
して、例えば特開平3−34677号公報に示されてい
る方法がある。この方法では、通常、画像を1/2に縮
小するために、注目している縮小するべき2×2画素に
加えて、複数の周辺画素および既に縮小処理を行なった
複数の縮小画素を参照し、これらの配置から目的の2×
2画素の縮小画素を決定する。図9は、従来の画像縮小
処理装置の一例の説明図である。図中、矩形で示してい
る画素が縮小すべき画像の画素であり、円で示している
画素が既に縮小を行なった縮小画素である。右下がりの
ハッチングを施した縮小すべき2×2画素(0、1、
3、4の画素)を、円で示した縮小画素xに縮小する。
縮小に際して、縮小するべき2×2画素以外に、その周
辺画素(図9中の2、5、6、7、8の画素)と、既に
縮小を行なった縮小画素(図9中の右上がりのハッチン
グを施した円で示した9、10、11の画素)を参照す
る。これら計12画素を参照してフィルタ演算処理を行
なうことで、目的の縮小画素xの値を決定する。また、
画素の配置が特定のパターンに合致する場合は例外処理
を設けている。
【0005】図10は、従来の画像縮小処理装置の一例
における画像縮小処理の一例のフローチャートである。
ここでは、例えば1/16の縮小画像データを得る場合
について示している。1/16の縮小画像データを得る
ために、まずS61において、原画像データをフレーム
メモリに格納しておく。S62において、画像全体を1
/2に縮小して、この1/2縮小画像データをS63に
おいてフレームメモリに格納する。S64において、S
63でフレームメモリに格納しておいた1/2縮小画像
データを再び読み込み、1/4縮小画像データを作って
S65で再度フレームメモリに格納する。S66におい
てさらにその1/4縮小画像データを読み込んで1/8
縮小画像データを作って、S67で再度フレームメモリ
に格納する。さらにS68において、その1/8縮小画
像データを読み込んで1/16縮小画像を作り出して処
理を終了する。
【0006】従ってこの方式では、原画像データ分の大
きさのフレームメモリを備えていなければならず、大量
のメモリが必要となる。例えば600dpiのA4サイ
ズ原稿ではおよそ35Mbit程度のフレームメモリが
必要である。またフレームメモリへ書き込むデータ量お
よびフレームメモリから読み出すデータ量が多く、例え
ば上述の処理のように画像を1/16に縮小する場合、
読み出すデータ量は全部で約45Mbit以上になる。
そのため、目的のサイズの縮小画像データを得るまでに
余計な時間がかかってしまうという問題がある。
【0007】上述の画像縮小方式はCCITT勧告T.
82 JBIGの中でも規定されており、通称PRES
(Progressive REduction St
andard)と呼ばれる。この方式は、元来、階層的
符号化に適用することを想定しており、原画像、1/2
縮小画像、1/4縮小画像、...をすべて使用する。
そのため、この縮小方式では1度に1/2n (n≧2)
に画像を縮小することはできない。
【0008】上述したように、良く知られた単純な縮小
方式を採用した画像縮小処理装置では縮小した画像の劣
化が著しく、プレビュー機能を実現する場合などには実
用的でないという問題がある。また、PRES方式をそ
のまま採用した画像縮小処理装置では、目的の1/2n
(n≧2)縮小画像データを得るためには1/2への縮
小を再帰的に行なうため、必要なフレームメモリが多
く、またフレームメモリへのアクセス回数も多いため全
体の処理時間が長くなるという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、PRES方式を採用しなが
ら原画像データを従来よりも高速に1/2n (n≧2)
に解像度変換することを可能として、さらに従来よりも
回路規模の小さい画像縮小処理装置を提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像縮小処理装置において、2n ×2n 画素のブロ
ックごとに分割して原画像データを入力しかつ縮小処理
を行なった後で縮小画素データを出力するための入出力
制御手段と、目的のサイズまで画像縮小処理を行なう中
で必要となる途中段階の各縮小画素を一時記憶しておく
ためのレイヤー記憶手段と、目的のサイズまで画像縮小
処理を行なう中で必要となる途中段階の参照画素を一時
記憶しておくための参照画素用記憶手段と、画素の配列
に対応した縮小画素の値を取得するための縮小画素値取
得手段と、全体の動作を制御する縮小処理制御手段を備
え、該縮小処理制御手段は、各々の2n ×2n 画素ブロ
ックを前記入出力制御手段から前記レイヤー記憶手段に
読み込み、前記レイヤー記憶手段および前記参照画素用
記憶手段を参照してPRES方式により前記縮小画素値
取得手段から順次1/2縮小した画素値を取得して前記
レイヤー記憶手段に書き込む動作を繰り返し、目的のサ
イズまで画像縮小処理を行なった縮小画素を前記入出力
制御手段から出力するように制御することを特徴とする
ものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像縮小処理装置において、前記縮小処理制御手段
は、次に処理する2n ×2n 画素のブロックの原画像デ
ータを前のブロックの縮小処理中に前記レイヤー記憶手
段へ読み込むように制御することを特徴とするものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像縮小処理装
置の実施の一形態を示す構成図である。図中、1は入出
力制御部、2は縮小処理制御部、3はレイヤーレジス
タ、4は参照画素レジスタ、5は参照画素用RAM、6
はアドレス生成回路、7はROMである。本発明では、
原画像を2n ×2n 画素ごとのブロックに分割し、各ブ
ロックごとに縮小処理を行なってゆく。ここでは、1/
i に縮小する場合、n≧iとする。
【0013】入出力制御部1は、データの入出力につい
て制御する。すなわち、まず2n ×2n 画素のブロック
の原画像データを取り入れ、そのブロックを縮小した
ら、次の2n ×2n 画素のブロックを処理するために新
しく原画像データを取り入れる。また、縮小し終えた縮
小データを外部に出力する。1/2i に縮小した縮小画
像データは、複数bitずつためてから出力してもよい
し、1bitずつ出力してもよい。いずれにしても、こ
のような外部とのデータの受渡しを司る。
【0014】縮小処理制御部2は、入出力制御部1によ
り原画像データの取り入れが終了すると、後述する縮小
処理に関する制御をすべて行なう。
【0015】PRES方式で縮小処理を行なう場合、上
述の図9で説明したように、2×2画素の注目画素に加
えて、その周辺の参照画素、および、既に縮小処理され
た縮小画素を参照することになる。図9において縮小す
べき2×2画素がブロックの左上端の画素である場合、
参照画素はブロックからはずれてしまう。すなわち、画
素0、1、3、4がブロック内の画素のとき、画素2、
5、6、7、8がブロックの外となってしまう。これら
のブロック外となる画素は、隣接するブロックあるいは
原画像外である。参照画素レジスタ4は、このブロック
外となる参照画素を保持する。また、レイヤーレジスタ
3は、縮小処理される1ブロック分の注目画素を保持す
る。
【0016】レイヤーレジスタ3および参照画素レジス
タ4は、2≦j≦nまでの各整数値jごとにレイヤーお
よび参照画素を有している。図2は、レイヤーレジスタ
3に格納される1ブロックの画素と参照画素レジスタ4
に格納される参照画素の関係の一例の説明図である。例
えば、n=4、すなわち16×16画素を1ブロックと
した場合、レイヤーレジスタ3は図2(A)〜(D)に
白抜きで示す部分を保持し、それぞれ、16×16画素
のレイヤー、8×8画素のレイヤー、4×4画素のレイ
ヤー、2×2画素のレイヤーを有している。また、参照
画素レジスタ4には、図2(A)〜(D)にハッチング
を施して示すように、それぞれのレイヤーに対応したブ
ロック外の参照画素が保持される。
【0017】例えば、参照画素レジスタ4は、レイヤー
レジスタ3の16×16画素のレイヤーに対応して、図
2(A)にハッチングを施して示すように原画像で構成
される17画素の左参照画素(左上の画素を含む。以下
同じ)と16画素の上参照画素、それに1/2縮小処理
後の9画素の左参照画素と8画素の上参照画素を保持す
る。同様に、レイヤーレジスタ3の8×8画素のレイヤ
ーに対応して、図2(B)にハッチングを施して示すよ
うに1/2縮小画像で構成される9画素の左参照画素と
8画素の上参照画素、それに1/4縮小処理後の5画素
の左参照画素と4画素の上参照画素を保持する。さらに
図2(C)に示すように、レイヤーレジスタ3の4×4
画素のレイヤーに対応しては、5画素の左参照画素と4
画素の上参照画素、それに1/8縮小処理後の3画素の
左参照画素と2画素の上参照画素を保持する。2×2画
素のレイヤーに対しては、図2(C)に示す3画素の左
参照画素と2画素の上参照画素、それに1/16縮小処
理後の2画素の左参照画素と1画素の上参照画素を保持
する。
【0018】このように、必要な注目画素および参照画
素は縮小処理の各段階で異なる。従って、レイヤーレジ
スタ3および参照画素レジスタ4も各処理段階に合わせ
て個別に備えている。図3は、レイヤーレジスタ3と参
照画素レジスタ4の一例の説明図である。図中、11〜
14はレイヤーレジスタ、21,23,25,27,2
9は上参照画素レジスタ、22,24,26,28,3
0は左参照画素レジスタである。ここでも図2と同様
に、n=4、すなわち16×16画素を1ブロックとし
た場合について、必要となるレジスタを示した。なお、
参照画素レジスタにはハッチングを施して示している。
また、左上隅の参照画素は、左参照画素レジスタに含め
るものとする。
【0019】図3(A)に示すように、1/2縮小時に
は、1ブロック16×16画素のレイヤーレジスタ11
と、原画像16画素の上参照画素レジスタ21、原画像
17画素の左参照画素レジスタ22、1/2縮小画像8
画素の上参照レジスタ23、および1/2縮小画像9画
素の左参照レジスタ24を用いる。1/4縮小時には、
図3(B)に示すように、1/2縮小画像8×8画素の
レイヤーレジスタ12と、1/2縮小画像8画素の上参
照画素レジスタ23、1/2縮小画像9画素の左参照画
素レジスタ24、1/4縮小画像4画素の上参照レジス
タ25、および1/4縮小画像5画素の左参照レジスタ
26を用いる。1/8縮小時には、図3(C)に示すよ
うに、1/4縮小画像4×4画素のレイヤーレジスタ1
3と、1/4縮小画像4画素の上参照画素レジスタ2
5、1/4縮小画像5画素の左参照画素レジスタ26、
1/8縮小画像2画素の上参照レジスタ27、および1
/8縮小画像3画素の左参照レジスタ28を用いる。1
/16縮小時には、図3(D)に示すように、1/8縮
小画像2×2画素のレイヤーレジスタ14と、1/8縮
小画像2画素の上参照画素レジスタ27、1/8縮小画
像3画素の左参照画素レジスタ28、1/16縮小画像
1画素の上参照レジスタ29、および1/16縮小画像
2画素の左参照レジスタ30を用いる。
【0020】上述の4つのレイヤーレジスタ11〜14
が図1に示すレイヤーレジスタ3であり、上参照画素レ
ジスタおよび左参照画素レジスタ21〜30が図1に示
す参照画素レジスタ4を構成している。なお、各レイヤ
ーの縮小画素と次のレイヤーの参照画素は同じ値である
ので、ここではレジスタを共用している。しかし、それ
ぞれのレイヤーごとに別の上参照画素レジスタおよび左
参照画素レジスタを設けてもよい。
【0021】このような構成では、ブロックごとに各縮
小率のレイヤーレジスタおよび参照画素レジスタを設け
るのみであるので、従来のように各縮小率ごとのフレー
ムメモリを用いる場合に比べ、格段にメモリ量を節約す
ることができる。
【0022】図1に戻り、参照画素用RAM5は、レイ
ヤーレジスタ3の各レイヤーの最下段あるいは最右列の
画素値を記憶する。図4は、ブロックごとの画像縮小処
理における処理順序の一例の説明図である。上述のよう
に、本発明では2n ×2n 画素ごとにブロックとして縮
小処理を行なう。図4に示した例では、横方向にp個の
ブロック、縦方向にq個のブロックに分割している。各
ブロックの処理順序としては、例えば図4に示すように
横方向に順次処理したり、あるいは縦方向に順次処理を
行なうことができる。横方向に順次処理を行なう場合、
例えばブロック(0,0)を処理後、その右隣のブロッ
ク(0,1)を処理し、順次右方向に移動しながらブロ
ック(0,p)まで処理する。ブロック(0,p)まで
処理すると、次にブロック(1,0)に移る。そしてま
た順次右方向へ移動しながら処理を続ける。最終的にブ
ロック(q,p)まで処理を行なう。
【0023】図4に示すように横方向に順次処理を行な
う場合、例えばブロック(0,1)を縮小処理する際に
は左参照画素として先のブロック(0,0)の右端のデ
ータを参照画素レジスタ3に設定して用いることができ
る。同様に、例えばブロック(1,1)では、先のブロ
ック(1,0)の右端のデータとともにブロック(0,
1)の最下段のデータおよびブロック(0,0)の右下
隅のデータを参照画素として参照画素レジスタ3に設定
して用いることになる。このとき、左隣のブロックのデ
ータは処理中に取得できるが、上段のブロックのデータ
は逐次保存しておかなければならない。このように、図
4では下段のブロックの縮小処理の際に用いる上段のブ
ロックの最下段の画素を記憶しておき、参照画素として
順次参照画素レジスタ4に設定して処理を進めることが
できる。参照画素用RAM5は、この最下段の画素を各
レイヤーごとに記憶するものである。そして、2段目以
降のブロックを縮小処理する際に、その真上のブロック
を処理した時に書き込んでおいたデータを参照画素レジ
スタ4内の各上参照画素レジスタに格納し、参照すれば
よい。
【0024】ただしメモリ量を節約するために、原画像
レイヤーレジスタの最下段画素の値は記憶せず、ブロッ
クの処理に取りかかる最初に、原画像データを原画像レ
イヤーレジスタへ格納する時に再び一緒に読み込むよう
にすることができる。例えば1ブロックを16×16画
素とするとき、二段目以降のブロックでは最初に16b
it×17ラインの原画像データを読み込み、読み込ん
だ17ラインの一番上のラインは原画像の上参照画素レ
ジスタに格納する。従って、1/16への縮小では、1
/2レイヤーへの縮小が終了した時点で8bit、1/
4レイヤーへの縮小が終了した時点で4bit、1/8
レイヤーでは2bit、1/16レイヤーでは1bit
を記憶する必要があるので、ブロックごとに計15bi
t分の値を参照画素用RAM5は保持すればよいことに
なる。参照画素用RAM5に書き込まれたデータは、そ
の真下にあるブロックを処理するまで記憶しておけばよ
いので、例えば600dpiのA4サイズで1ラインに
400ブロックあるとすると、最大15bit幅で40
0ワードのRAMを備えていればよい。レイヤーレジス
タ3および参照画素レジスタ4とともにこの参照画素用
RAM5を加えても、必要とするメモリ量は従来技術で
説明したような大きなフレームメモリと比べ、格段に減
少させることができる。
【0025】アドレス生成回路6は、ROM7のアドレ
スを生成するための回路である。また、ROM7は、参
照画素の並び方に対応する縮小画素の値を記憶してい
る。縮小画素の値は、参照する画素すなわち図9におけ
る画素0〜11のすべての値の並び方によって決定され
る。この並び方に対する縮小画素の値があらかじめRO
Mにテーブルとして格納される。従って、参照するすべ
ての画素の値からROMのアドレスを生成し、ROMに
アクセスして縮小画素の値を得る。
【0026】単純には図9に示した画素0から画素11
までの画素値を並べた11bitをアドレスとしてアド
レス生成回路6で生成し、そのアドレスに格納されてい
る値をROM7から読み出して、縮小画素の画素値とし
て得る。ROM7に格納されている縮小画素の画素値
は、例えばJBIGの規格書等にも記載されており、そ
の内容を用いるなど、任意に対応づけを行なうことがで
きる。もちろんアドレス生成回路6およびROM7を例
えば演算装置などで構成し、任意の変換プロセスによっ
て縮小画素の値を得るようにしてもよい。
【0027】通常、ROM7は8bitを単位としてア
クセス可能である。これを用い、例えば11bitのア
ドレスのうち下位3bitを除く8bitをROM7に
与え、読み出される8bitのデータの中から、アドレ
スの下位3bitを用いて1bitを選択するように構
成することができる。特別な場合、すなわちブロック内
で1/2、1/4、1/8、1/16に縮小する各段階
で一番右の画素を含んだ処理の場合を除いて、ROM7
から得られる縮小結果は次のアドレス生成にも使われる
ので、ただちにアドレス生成部6にフィードバックされ
る。
【0028】図5は、本発明の画像縮小処理装置の実施
の一形態における画像縮小処理の一具体例を示すフロー
チャートである。なお、ここでは具体例として1/16
に画像を縮小する例について示す。画像縮小処理がスタ
ートすると、まずS41において、16×16画素のブ
ロックに原画像を分割して1つのブロックの原画像デー
タをレイヤーレジスタ3に格納する。そして、そのブロ
ック単位で1/2縮小処理(S42)、1/4縮小処理
(S43)、1/8縮小処理(S44)、1/16縮小
処理(S45)の縮小処理を行なってしまう。S46に
おいてすべてのブロックについて、縮小処理が終了して
いるか否かを判定し、全ブロックについて処理が終了し
ていれば処理を終えるし、そうでなければS31へ戻
り、次のブロックの処理へと移る。
【0029】上述のS41〜S45における各ブロック
の画像縮小処理について、上述の図3を用いて説明す
る。まず、1ブロック分の原画像データを図3(A)に
示す16×16画素の原画像レイヤーレジスタ11に格
納する。それとともに、16画素の原画像上参照画素レ
ジスタ21と17画素の原画像左参照画素レジスタ22
にブロック外の原画像上の参照画素が格納される。ま
た、8画素の1/2上参照画素レジスタ23および9画
素の1/2左参照画素レジスタ24に、既に縮小した参
照画素の値を格納しておく。このように原画像レイヤー
レジスタ11および各参照画素レジスタ21〜24に参
照画素を格納した後、1/2の縮小を行なう。縮小方法
は、図9で説明したように、縮小すべき2×2画素とそ
の周辺の5画素、それに既に縮小済みの3画素の値を用
いてアドレス生成回路6でROM7に対するアドレスを
生成し、ROM7から読み出されたデータに基づいて縮
小画素の値を決定する。
【0030】この1/2の縮小では、1ブロックで64
回の縮小処理を行なって、決定される縮小画素の値を図
3(B)に示す8×8画素の1/2レイヤーレジスタ1
2に格納してゆく。このとき、左上の2×2画素から順
に右へ移動しながら処理を進める。最初の左上の2×2
画素の縮小処理時には原画像上参照画素レジスタ21、
原画像左参照画素レジスタ22、1/2上参照画素レジ
スタ23および1/2左参照画素レジスタ24を参照し
て行なう。続く7回、すなわち上2行の画素を用いた縮
小処理では、原画像上参照画素レジスタ21および1/
2上参照画素レジスタ23を参照して行なう。左側の原
画像の参照画素は原画像レイヤーレジスタ11を直接参
照すればよい。また、左側の縮小画像の参照画素につい
ても1/2レイヤーレジスタ12を参照すればよい。同
様に、左2列の画素を用いる縮小の場合も、原画像左参
照画素レジスタ22および1/2左参照画素レジスタ2
4を参照して行なう。上側の原画像の参照画素は原画像
レイヤーレジスタ11を直接参照すればよい。また、上
側の縮小画像の参照画素についても1/2レイヤーレジ
スタ12を参照すればよい。他の画素の縮小処理につい
ては、原画像レイヤーレジスタ11および1/2レイヤ
ーレジスタ12を参照すればよい。
【0031】1/2縮小処理が終わると、次は1/4縮
小処理を行なう。この処理を開始する段階では、1/2
レイヤーレジスタ12に1/2縮小画素が格納されてい
る。また、1/2縮小時に用いた1/2上参照画素レジ
スタ23および1/2左参照画素レジスタ24のほか
に、1/4縮小処理済みの参照画素を1/4上参照画素
レジスタ25および1/4左参照画素レジスタ26に格
納する。そして、8×8画素について2×2画素ずつ1
6回の縮小処理を行なって4×4画素の1/4縮小画像
を得る。縮小処理は1/2縮小の場合と同様である。こ
の1/4縮小処理の処理結果は1/4レイヤーレジスタ
13に格納される。
【0032】1/4縮小処理が終わると、次は1/8縮
小処理を行なう。この処理を開始する段階では、1/4
レイヤーレジスタ13に1/4縮小画素が格納されてい
る。また、1/4縮小時に用いた1/4上参照画素レジ
スタ25および1/2左参照画素レジスタ26のほか
に、1/8縮小処理済みの参照画素を1/8上参照画素
レジスタ27および1/8左参照画素レジスタ28に格
納する。そして、4×4画素について2×2画素ずつ4
回の縮小処理を行なって2×2画素の1/8縮小画像を
得る。縮小処理は1/2縮小の場合と同様である。この
1/8縮小処理の処理結果は1/8レイヤーレジスタ1
4に格納される。
【0033】最後に1/16縮小処理を行なう。この処
理を開始する段階では、1/8レイヤーレジスタ14に
1/8縮小画素が格納されている。また、1/8縮小時
に用いた1/8上参照画素レジスタ27および1/8左
参照画素レジスタ28のほかに、1/16縮小処理済み
の参照画素を1/16上参照画素レジスタ29および1
/16左参照画素レジスタ30に格納する。そして、2
×2画素に対して縮小処理を行なって1画素の1/16
縮小画像を得る。この1/16に縮小された縮小画像デ
ータは入出力制御部1から出力される。このとき、縮小
画素データをすぐに出力してもよいし、別にレジスタを
用意しておき、複数bit蓄積しておいてから出力して
もよい。
【0034】1/16への縮小が終わると次のブロック
について再び縮小処理を始める。そのために、原画像レ
イヤーレジスタ11に次のブロックの16×16画素の
原画像データを格納し、上参照画素レジスタ71、73
および左参照画素レジスタ72、74に参照画素の値を
入れ直す。このときの参照画素レジスタ4に格納するデ
ータについて以下で説明する。
【0035】図6は、各ブロック間の参照関係の説明
図、図7は、各レイヤーレジスタにおける参照画素レジ
スタに値が設定される画素の説明図である。まず、図6
に示してある一番最初に処理するべき左上の16×16
画素のブロック(0,0)では、参照画素レジスタ4に
値が設定される画素は、すべて原画像外である。そのた
め、参照画素の値としてあらかじめ決められた値、例え
ば0が設定される。このブロック(0,0)が1/16
まで縮小されると、次に右隣りのブロック(0,1)の
縮小処理に取りかかる。その時の上参照画素はやはり原
画像外であるので、例えばすべて0が設定される。従っ
て、ブロック(0、1)を処理する際の上参照画素レジ
スタ21,23,25,27,29には0を入れてお
く。一方、この時の左参照画素の値は一つ前のブロック
(0,0)における各レイヤーレジスタの最右端の画素
(図7の右下がりのハッチングを施した画素)の値と、
各上参照画素レジスタ21,23,25,27,29の
最右端の画素(図6中のハッチングを施した画素)であ
る。従って、これらの値を逐次、対応する各左参照画素
レジスタ22,24,26,28,30に上書きしてお
く。さらにこのブロックの縮小処理が終了すると、その
次に右隣りのブロックの縮小処理に取りかかるが、この
時も同様である。すなわち、上参照画素の値はすべて0
のままであり、左参照画素はその一つ前のブロックにお
ける各レイヤーレジスタの最右端の画素の値と上参照画
素レジスタの最右端の画素の値を参照画素の値として受
け継ぐ。このように、一番上にあるブロックでは常に上
参照画素レジスタ21,23,25,27,29の値は
0であり、左参照画素レジスタ22,24,26,2
8,30だけ書き換えていく。
【0036】一番上の列の最後のブロックが終了し、二
段目の最初のブロック(1,0)の処理では、再び左参
照画素は原画像外となるので、左参照画素レジスタ2
2,24,26,28,30の値はすべて0となる。ま
た、このブロック以降では、上参照画素の値は、処理を
行なっているブロックの真上にあるブロックの各レイヤ
ーレジスタの最下段画素を参照画素として使うことにな
る。例えばブロック(1,0)の処理ではその一つ上の
ブロック(0,0)の各レイヤーレジスタの最下段画素
(図7の右上がりのハッチングを施して示した画素)を
参照画素として使う。従って、これらのbitの値はそ
の真下のブロックを処理するまで記憶しておく必要があ
る。この上の列のブロックの各レイヤーレジスタの最下
段画素の値は、それらのブロックの処理時に参照画素用
RAM5に書き込んで記憶してある。二段目以降のブロ
ックを縮小処理する時には、その真上のブロックを処理
した時に参照画素用RAM5に書き込んでおいたデータ
を各上参照画素レジスタ21,23,25,27,29
に格納し、参照する。ただし、上述のようにメモリ量を
節約するために、原画像レイヤーレジスタの最下段画素
の値16bitは記憶せず、ブロックの処理に取りかか
る最初に1ブロック分の原画像データを原画像レイヤー
レジスタへ格納する時に再び一緒に読み込むようにして
もよい。
【0037】このようにして、原画像を分割したすべて
のブロックについて、縮小処理を繰り返し行なう。ブロ
ックの処理順序としては、上述したように、例えば図4
に示すようにまず左上のブロック(0,0)が読み込ま
れ、1画素に縮小される。つまり、このブロックが白に
なるか黒になるかを決定する。続いてその右隣りのブロ
ック(0,1)が読み込まれ、このブロックが白になる
か黒になるかを決定する。このようにして図4中の矢印
の順にブロック(0,p)までの処理が終わると、ブロ
ック(0,0)の下のブロック(1,0)について画像
縮小処理を実行し、順次右隣のブロックの処理を実行し
ていく。最後のブロック(q,p)まで処理が済めば、
縮小処理は終了する。このようにして、q×p画素から
なる1/2n (ここでは1/16)の縮小画像が得られ
る。このとき、1ブロック分の原画像データを読み込
み、参照画素を設定した後は、所望の縮小率の画素が得
られるまで画像データをアクセスしないので、高速な処
理が可能である。
【0038】なお、図4にはブロックの処理を順次横方
向に進める例を示したが、処理の順序を縦方向としても
よい。この場合は一つ前のブロックの処理における各レ
イヤーレジスタの最下段画素をただちに次のブロックの
処理で上参照画素として使うことになるので、参照画素
用RAMに格納する必要はない。代わりに各レイヤーレ
ジスタの最右端の値と各上参照画素レジスタの最上位b
itはその右隣のブロックを処理する時に使うことにな
るので、こちらを参照画素用RAMに格納しておくこと
になる。従って、横長の原稿では必要な参照画素用RA
Mのメモリ量が小さくなり、好都合である。処理の方向
はメモリ量を節約できる方向に選択すればよい。
【0039】また、上述の例では、1ブロックを2n ×
n 画素として1/2n に縮小する場合を示したが、例
えばm<nであるとき、1/2m に縮小することもでき
る。この場合には、1/2n までに縮小する過程で生成
される1/2m レイヤーレジスタの値を出力すればよ
い。例えば、上述の具体例のように1/16の縮小が可
能な装置においては、1/2、1/4、1/8の縮小が
可能である。これらの縮小率を選択可能に構成すること
もできる。
【0040】上述の説明では、図5に示したように、1
つのブロックの処理が完全に終わってから、次のブロッ
クの処理を行なうために原画像レイヤーレジスタに再び
原画像を取り込み、また原画像上参照画素レジスタおよ
び原画像左参照画素レジスタに参照画素データを取り込
んでいた。しかし、これらのレジスタに格納されている
データは1/2への縮小処理が終わり、次のブロックの
処理で必要な画素を参照画素レジスタ4や参照画素用R
AM5に記憶した時点で必要なくなる。従って、それ以
降の例えば1/4への縮小処理を行なう段階で、同時に
次のブロックの縮小処理で必要な原画像データと参照画
素データを原画像レイヤーレジスタおよび原画像参照画
素レジスタに格納することが可能である。
【0041】このようにして原画像データのレイヤーレ
ジスタ3への格納および参照画素レジスタ4の設定と縮
小処理とを並行して実行することが可能である。図8
は、本発明の画像縮小処理装置の実施の一形態における
画像縮小処理の別の具体例を示すフローチャートであ
る。ここでは図5と同様に1ブロックが16×16画素
であるとし、1/16に縮小する場合について示す。処
理がスタートすると、まずS51において、16×16
画素の原画像データを原画像レイヤーレジスタに格納
し、S52においてブロック内で1/2への縮小処理を
行なう。次にS54においてブロック内で1/4への縮
小処理を行なうが、これと同時にS53において全部の
ブロックが終了しているか否かの判定を行ない、未処理
のブロックが存在していれば、S51に戻って、次のブ
ロックの処理で必要な16×16画素の原画像データを
再び原画像レイヤーレジスタに上書きする。一方で1/
8への縮小処理(S55)、1/16への縮小処理(S
56)を行なう。1/16への縮小処理が終わったら縮
小結果を出力して次のブロックの処理に入る。このと
き、既に必要な原画像データはレジスタに格納されてい
るので、S52における1/2への縮小処理から行なえ
ばよい。このようにすることで、さらに全体の画像縮小
処理を高速化することが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、原画像データを2n ×2n画素のブロックご
とに分割して原画像データを取り入れ、各々のブロック
を1度に縦横ともに1/2n まで縮小することで、従来
よりも高速に1/2n に原画像を解像度変換することが
できる。さらに、従来の装置では縮小の各段階の画像を
蓄積するためのフレームメモリが必要であったが、本発
明ではブロックごとに縮小処理を行なうため、例えば従
来の装置において600dpiでA4サイズの原画像を
1/16に縮小処理するのに35Mbit以上のメモリ
が必要であったが、本発明では約6KbitのRAMを
内部に備えていればよく、はるかにメモリ量の小さい画
像縮小処理装置を提供することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像縮小処理装置の実施の一形態を
示す構成図である。
【図2】 レイヤーレジスタ3に格納される1ブロック
の画素と参照画素レジスタ4に格納される参照画素の関
係の一例の説明図である。
【図3】 レイヤーレジスタ3と参照画素レジスタ4の
一例の説明図である。
【図4】 ブロックごとの画像縮小処理における処理順
序の一例の説明図である。
【図5】 本発明の画像縮小処理装置の実施の一形態に
おける画像縮小処理の一具体例を示すフローチャートで
ある。
【図6】 各ブロック間の参照関係の説明図である。
【図7】 各レイヤーレジスタにおける参照画素レジス
タに値が設定される画素の説明図である。
【図8】 本発明の画像縮小処理装置の実施の一形態に
おける画像縮小処理の別の具体例を示すフローチャート
である。
【図9】 従来の画像縮小処理装置の一例の説明図であ
る。
【図10】 従来の画像縮小処理装置の一例における画
像縮小処理の一例のフローチャートである。
【符号の説明】
1…入出力制御部、2…縮小処理制御部、3…レイヤー
レジスタ、4…参照画素レジスタ、5…参照画素用RA
M、6…アドレス生成回路、7…ROM、11〜14…
レイヤーレジスタ、21,23,25,27,29…上
参照画素レジスタ、22,24,26,28,30…左
参照画素レジスタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2n ×2n 画素のブロックごとに分割し
    て原画像データを入力しかつ縮小処理を行なった後で縮
    小画素データを出力するための入出力制御手段と、目的
    のサイズまで画像縮小処理を行なう中で必要となる途中
    段階の各縮小画素を一時記憶しておくためのレイヤー記
    憶手段と、目的のサイズまで画像縮小処理を行なう中で
    必要となる途中段階の参照画素を一時記憶しておくため
    の参照画素用記憶手段と、画素の配列に対応した縮小画
    素の値を取得するための縮小画素値取得手段と、全体の
    動作を制御する縮小処理制御手段を備え、該縮小処理制
    御手段は、各々の2n ×2n 画素ブロックを前記入出力
    制御手段から前記レイヤー記憶手段に読み込み、前記レ
    イヤー記憶手段および前記参照画素用記憶手段を参照し
    てPRES方式により前記縮小画素値取得手段から順次
    1/2縮小した画素値を取得して前記レイヤー記憶手段
    に書き込む動作を繰り返し、目的のサイズまで画像縮小
    処理を行なった縮小画素を前記入出力制御手段から出力
    するように制御することを特徴とする画像縮小処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記縮小処理制御手段は、次に処理する
    n ×2n 画素のブロックの原画像データを前のブロッ
    クの縮小処理中に前記レイヤー記憶手段へ読み込むよう
    に制御することを特徴とする請求項1に記載の画像縮小
    処理装置。
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