JPH05284335A - 画像情報縮小方法 - Google Patents

画像情報縮小方法

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JPH05284335A
JPH05284335A JP4077832A JP7783292A JPH05284335A JP H05284335 A JPH05284335 A JP H05284335A JP 4077832 A JP4077832 A JP 4077832A JP 7783292 A JP7783292 A JP 7783292A JP H05284335 A JPH05284335 A JP H05284335A
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JP
Japan
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picture
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image information
image
representative value
Prior art date
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Pending
Application number
JP4077832A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Shiiyama
弘隆 椎山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Japan Ltd
Original Assignee
Eastman Kodak Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Eastman Kodak Japan Ltd filed Critical Eastman Kodak Japan Ltd
Priority to JP4077832A priority Critical patent/JPH05284335A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像情報、特に図形情報において入力情報を
忠実に縮小して、縮小率を上げていった場合でも横線・
縦線が欠落せず、また黒潰れを少なくして画像情報のイ
メージを損なわず、かつ迅速な画像情報縮小方法を提供
することを目的とする。 【構成】 画像情報を複数のn画素×n画素の領域に分
割して、該領域の対角線に沿った画素信号の論理和を算
出し該領域の代表値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像縮小方法、特に図形
情報の縮小方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像処理技術の急速な進歩にとも
ない図6に示すようなファイリングシステムが用いられ
ている。
【0003】該ファイリングシステムは、光学式のイメ
ージリーダ51により情報を画像情報として瞬時に読取
り、コンピュータ52に接続された光ディスク53等の
記録媒体に記録しデータベースを構築する。さらに、入
力された画像情報の中から必要とする画像情報を検索す
る場合、モニタ54の画面上に所望の条件に合う画像情
報の候補を複数個1/nに縮小して、イメージ情報とし
て提供する。検索者は、該イメージ情報の書式形態や画
像を認知することによって必要とする情報の検索を迅速
に行うというものである。
【0004】従来、画像情報を1/nに縮小する場合、
単純間引きと呼ばれる方法と、論理和法と呼ばれる方法
が用いられている。
【0005】上記単純間引きは、画像情報を複数のn画
素×n画素の領域に分割して、各領域中の指定された場
所の1画素の画素信号を代表値とするものである。例え
ば、n画素×n画素の領域の左上端の画素信号を代表値
とした場合、該画素信号が黒を示す信号とすると、該領
域の代表値は、黒を示す画素信号になる。従って、指定
場所である左上端の画素信号が白を示す信号であり、他
の全ての画素信号が黒を示す画素信号であったとして
も、この領域の代表値は白を示す画素信号になる。
【0006】以上のように代表値を上記分割された各領
域について決めることによって、画像情報を縮小率1/
nに縮小する。
【0007】次に、上記論理和法は上述同様画像情報を
複数のn画素×n画素の領域に分割して、該領域内に一
つでも黒を示す画素信号があれば該領域の代表値を黒を
示す画素信号にし、各領域で同様の処理を行うことによ
って、画像情報を縮小率1/nに縮小するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記単純間引
きによって、例えば各領域の左上端の画素信号を代表値
として、画像情報を縮小する場合、図7(a) に示すよう
に上記領域内で指定された場所に画像情報がない限り該
領域の画像情報は削除されてしまう。特に、図形情報に
おいて、1画素の太さの線の場合、指定した1画素に線
が掛かる可能性は少なく、各領域の代表値が白を示す画
素信号になる確率が大きくなり横線・縦線等が消えたり
とぎれとぎれになってしまうという問題があった。さら
に、一方で、指定画素の画素信号が黒で他の画素の画素
信号が白の場合には、代表値は黒とされてしまう。以下
図中の斜線部は黒を示す画素信号である。
【0009】また、上記論理和法によると、図7(b) に
示すように単純間引きとは逆に、n画素×n画素の領域
の場合n2 個の画素信号に付いて論理和を取り、領域中
に黒を示す画素信号が一つでも存在すれば代表値が黒を
示す画素信号になるため、各領域の代表値が黒を示す画
素信号になる確率が大きくなり画像の黒潰れが多くな
る。したがって、すぐに縮小画面が真っ黒になってしま
う。
【0010】つまり、上記単純間引きあるいは論理和法
では、いずれも、n画素×n画素の領域における画像情
報の評価が適切に行われないという問題があった。
【0011】また、論理和法によれば、n画素×n画素
の領域内全ての画素信号すなわちn2 個の画素信号に付
いて論理和を取るため処理時間が長くなるという問題が
あった。
【0012】そこで本発明は、画像情報、特に図形情報
において入力情報を忠実に縮小して、縮小率を上げてい
った場合でも画像情報のイメージを損なわず、かつ、迅
速な処理ができる画像情報縮小方法を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、画像情報を複数のn画素×n画素の領域
に分割して、分割された各領域における代表値を一つ定
め、該代表値を該領域の画像情報とすることによって画
像情報を縮小率1/nに縮小する画像情報縮小方法にお
いて、n画素×n画素の領域の対角線に沿った画素信号
の論理和を算出し代表値とすることを特徴とするもので
ある。
【0014】
【作用】本発明においては、画像情報を複数のn画素×
n画素の領域に分割して、該領域の対角線に沿った画素
信号の論理和を算出し代表値とすることにより、画像情
報を1/nに縮小する。すなわち、n画素×n画素の領
域の対角線に沿った画素信号のうち一つでも黒を示す画
素信号があれば、代表値を黒を示す画素信号とする。し
たがって、該領域を横切る横線あるいは縦線は、必ず該
領域の対角線を通過するので、該対角線と平行する直線
以外の横線・縦線は必ず認識され、縮小率を上げていっ
た場合でも画像情報、特に図形情報の欠落が少なくな
る。また、n個の画素信号に付いて論理和を取るため黒
潰れが少なくなり、画像情報のイメージを損なわない。
【0015】
【実施例】本発明の良好な第1実施例を図面を利用して
説明する。
【0016】本発明に基づく画像縮小方法においては、
光学式のイメージリーダ等によって読み込まれた画像情
報を縮小率1/nに縮小する場合、該画像情報を複数の
n画素×n画素の領域に分割して、該領域の対角線に沿
ったn個の画素信号の論理和を算出し、該領域の代表値
を決定する。すなわち、該領域の対角線に沿ったn個の
画素信号のうち一つでも黒を示す画素信号があった場
合、この領域の代表値は黒の画素信号とする。本発明の
特徴とするところは、上記領域において、対角線に沿っ
たn個の画素信号の論理和を算出し、代表値を決定する
ところにある。
【0017】例えば、読み込まれた画像情報を1/4に
縮小する場合、図1(a) に示すように、4画素×4画素
の領域に分割し、各領域について左上から右下への対角
線上の4個の画素信号の論理和を算出し、該領域の代表
値を決定することにより、図1(b) に示すように、読み
込まれた画像情報を縮小率1/nに縮小する。
【0018】具体的に図2(a) に示すような画像情報が
ある場合に、本実施例に係る方法を縮小率1/4につい
て適用すると、図2(b) に示すように縮小される。
【0019】本実施例による方法を用いれば、図2から
も解るように、分割された領域の中に該領域を横切る横
線あるいは縦線もしくはその両方が存在した場合、前記
直線は必ず該領域の対角線を通過するので、対角線に沿
った画素信号の論理和を取ることによって横線および縦
線は必ず黒を示す代表値として認識されるので、従来行
っている単純間引きのように線が消えてしまうことがな
い。
【0020】また、対角線に沿ったn個の画素信号につ
いてのみ論理和を算出するため、領域内の全ての画素信
号すなわちn2 個の画素信号に対して論理和を算出する
従来の論理和法と比較しても、代表値が黒の画素信号に
なる可能性が減少する。
【0021】つまり、本発明によると、画像情報の内横
線・縦線で構成される図形情報を温存しつつ、縮小画像
の黒潰れを減少させることができ、画像情報を適切に評
価することができる。
【0022】次に、市販されているグラフィックボード
を用いて、上述の画像情報縮小方法を簡単に実現する実
施例を示す。
【0023】現在、メモリーに保存してあるオリジナル
イメージからV−RAMへ単純間引きによる縮小を瞬時
に実行して、そのデータを記憶することができるグラフ
ィックボードがある。
【0024】上記装置の具体例として、例えば、アイテ
ック阪神株式会社製AGDCグラフィック・ボードIG
B−0501(以下グラフィック・ボードという)があ
るが、本装置は、単純間引きを行う機能を有するととも
に、単純間引きの開始点を1画素単位で指定し、さらに
は、V−RAM上で記憶したデータについて論理和や論
理積等の演算処理を行う機能を付随して有している。
【0025】上記グラフィックボードを用いて縮小率1
/4に縮小する場合について説明すると、以下のように
なる。すなわち、図3に示すように、画像情報を4画素
×4画素の領域に分割して、単純間引きの代表値を左上
端の画素信号とする。すなわち単純間引きにより図3の
左上端の画素信号1を代表値としてコピー先であるV−
RAM上に記録する。さらに、次の単純間引きの領域の
開始点を上記画素信号1の右斜下に移動し、画素信号2
を代表値として上記V−RAM上の同じ領域で、先に記
録された画素信号1との間で論理和を算出し結果を記録
する。同様に、単純間引きを右斜下に一つずつ移動し実
行して画素信号3、画素信号4を代表値として上記V−
RAM上で論理和を算出し更新された結果を記録する。
【0026】上述のように単純間引きを4回行い論理和
を算出することによって本発明の特徴とする該領域の対
角線に沿った画素信号の論理和を算出することができ
る。
【0027】縮小率1/nに縮小する場合も、同様に、
領域の開始点を左上端から右斜下に順次移動していきn
回の単純間引きを実行してV−RAM上で論理和を算出
することによって実現することができる。
【0028】第2実施例として示す画像情報縮小方法
は、上記第1実施例がn画素×n画素に分割された領域
の左上端から右斜下に向かう対角線に沿って論理和を算
出する方法であるのに対して、右上端から左斜下に向か
う対角線に沿って論理和を算出するものであり、この場
合も第1実施例と同様の効果を得ることができる。
【0029】次に、第3実施例は、図4に示すようにn
画素×n画素の領域内の2本の対角線に沿った論理和を
算出するものであり、上記第1、第2実施例では対角線
と平行して存在する線が認識できないのに対して、2本
の対角線に沿った論理和を算出することにより第1実施
例、第2実施例の場合よりも多くの線を認識することが
できるものである。
【0030】さらに、第4実施例は、図5(a) 、(b) に
示すように対角線に沿って一定間隔で画素信号を認識し
て論理和を算出するものである。縮小率を1/8や1/
16のようにさらに上げていった場合に、上記第1、第
2、第3実施例では図形情報の線は必ず認識される一方
で処理時間は次第に長くなっていくが、本実施例の方法
によれば対角線に沿って一定間隔で画素信号を認識して
論理和を算出するので、処理時間を短くでき、読取り間
隔を調整することにより画像縮小の忠実度と処理時間の
調和を図ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明に基づく画像縮小方法によれば、
画像情報、特に図形情報において入力情報を忠実に縮小
して、縮小率を上げていった場合でも画像情報のイメー
ジを損なわない迅速な画像情報縮小方法を提供する。す
なわち入力情報である図形情報の横線および縦線を必ず
認識することが可能となる一方で、縮小した画像情報の
黒潰れを少なくすることが可能となる。また、所定領域
の対角線に沿った画素信号のみを読み取るので、特に、
従来の論理和法に比べて処理速度を速くすることができ
る。
【0032】従って、本発明の画像縮小方法を画像情報
によって構築されたデータベースから画像情報を検索す
る処理システムに用いた場合には、モニタ画面上に所望
の条件に合う画像情報の候補を複数個忠実に縮小して表
示し、画像情報の図形の形や大きさによって画像情報の
最終検索を検索者の視覚によって確実に迅速に行うこと
ができる検索処理システムを作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく画像縮小方法を説明する図であ
り、(a) は縮小前の演算画素ポイントを示す図であり、
(b) は(a) に示す各領域の縮小後の配列を示す図であ
る。
【図2】本発明に基づく画像縮小方法の横線・縦線の具
体的処理例を示す図である。
【図3】本発明に基づく画像縮小方法を市販のグラフィ
ックボードを用いて実現する方法を示した図である。
【図4】本発明に基づく画像縮小方法の第3実施例を説
明する図である。
【図5】本発明に基づく画像縮小方法の第4実施例を説
明する図であり、(a) は領域内の1本の対角線に沿って
1画素飛びに演算を行う方法であり、(b) は領域内の1
本の対角線に沿って2画素飛びに演算を行う方法であ
る。
【図6】光学式のイメージリーダを用いたファイリング
システムの概念図である。
【図7】従来の画像縮小方法を説明する図であり、(a)
は単純間引きによる画像縮小方法であり、(b) は論理話
法による画像縮小方法である。
【符号の説明】
51 イメージリーダ 52 コンピュータ 53 光ディスク 54 モニタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を複数のn画素×n画素の領域
    に分割して、分割された各領域における代表値を一つ定
    め、該代表値を該領域の画像情報とすることによって画
    像情報を縮小率1/nに縮小する画像情報縮小方法にお
    いて、 n画素×n画素の領域の対角線に沿った画素信号の論理
    和を算出し代表値とすることを特徴とする画像縮小方
    法。
JP4077832A 1992-03-31 1992-03-31 画像情報縮小方法 Pending JPH05284335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4077832A JPH05284335A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 画像情報縮小方法

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JP4077832A JPH05284335A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 画像情報縮小方法

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JPH05284335A true JPH05284335A (ja) 1993-10-29

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ID=13645020

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JP4077832A Pending JPH05284335A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 画像情報縮小方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10178542A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像縮小処理装置
JP2005211488A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Canon Inc 画像処理方法及び装置
JP2006026083A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Canon Inc 撮影装置及びその制御方法、プログラム

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