JPH0792996B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0792996B2
JPH0792996B2 JP14471290A JP14471290A JPH0792996B2 JP H0792996 B2 JPH0792996 B2 JP H0792996B2 JP 14471290 A JP14471290 A JP 14471290A JP 14471290 A JP14471290 A JP 14471290A JP H0792996 B2 JPH0792996 B2 JP H0792996B2
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洋次郎 福嶋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープに記録された信号を再生するにあ
たり、同一の磁気テープに記録された複数の種類の信号
から目的の信号を高速で捜し出す装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、コンパクトカセットテープレコーダ等の磁気記録
装置において、同一のカセットテープに10曲から20曲程
度の曲を記録することが行われている。このカセットテ
ープを用いて希望する曲を捜し出すには、曲間の無音部
分を検出し曲の番号を判別して捜すことが行われてい
る。往復録音されたカセットテープで、かつ、反対方向
の曲を捜し出す場合について第4図を用いてその動作を
説明する。1は磁気テープであって、上半分がテープ走
行方向52に示す往路走行時に使用する範囲を示し、下半
分がテープ走行方向53に示す復路走行時に使用する範囲
を示す。往路走行時に使用する範囲に、曲番1から5ま
での曲が記録されており、復路走行時に使用する範囲に
曲番6から10の曲が記録されている。いま、磁気ヘッド
が磁気テープ1に接して信号を再生している位置を現在
地54とし、反対方向にある曲番9の曲を捜し出して再生
する場合を考える。磁気テープ1を高速で往路走行方向
52の方向に走行させ、曲番1と2の間の無音部分(約5
秒間)を検出して曲番を順次増加させる。最初の現在地
54が曲番1であることから、曲番9まで無音部分が8あ
れば良いので、曲番5まで行きさらに走行方向を復路方
向に反転して無音部分がさらに3増加した位置から再生
を開始することにより、希望する曲を再生することがで
きる。
発明が解決しようとする課題 上記従来例において、第4図から明らかなように現在地
54から曲番9の曲を捜し出して再生するには、現在地54
の位置で磁気テープ51の走行方向を復路方向53に反転さ
せ曲番9の頭の位置を捜すように構成すれば、曲番2か
ら8までの間を通過せずに早い速度で捜し出すことがで
きる。しかし従来例では、曲間を検出し順次曲番を増加
させて行く方法であるので曲番9の曲が反対方向にある
ことが初めて判別できるのは曲番5から曲番6に磁気テ
ープ1が走行したときである。したがって、最初に走行
方向を復路方向53に反転させて高速で希望の曲を捜し出
すことが困難であるという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、複数の曲を往復記録した磁
気テープを使用するときに高速で希望の曲を捜し出し再
生することができる磁気記録再生装置を提供するもので
ある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、磁気テープを、走
行方向に沿って往路走行時に使用する第1の範囲と、復
路走行時に使用する第2の範囲とに分割し、前記第1お
よび第2の範囲に複数の信号を記録するとともに前記複
数の信号の各々を示す信号番号と、前記複数の信号の各
々の最初の位置を示す信号番地と、前記第1および第2
の範囲であることを示す範囲番号とを記録する装置であ
って、前記磁気テープより前記信号番号と前記信号番地
と前記範囲番号とを再生する再生部と、前記範囲番号を
識別する範囲判定部と、前記範囲判定部の出力に対応し
て往路走行と復路走行とを選択し磁気テープ走行機構を
切り換える走行方向切換部とを有するものである。
作用 本発明は上記構成により、範囲番号を用いて希望曲が反
対方向にある場合にはそのことを判定し即座に走行方向
切換部により、磁気テープ走行機構を切り換えて希望曲
の位置まで高速に磁気テープを走行させることができる
ものである。
実施例 本発明をデジタルテープレコーダに応用した場合の基本
構成の1例を第1図に、磁気テープのトラックパターン
を第2図に、信号番号と信号番地と範囲番号の記録状態
を第3図に示す。第1図において、1は磁気テープ、2
は磁気ヘッド、3はピンチローラ、4はキャプスタンで
ある。
磁気テープ1は第2図に示すトラックパターンで記録さ
れている。第2図において、トラック23,24,25,26はテ
ープ走行方向52に示す往路走行時にオーディオ信号を記
録するのに使用する。トラック21は往路走行時に信号番
号と信号番地と範囲番号を記録するのに使用する。すな
わち、トラック21,22,23,24,25,26の範囲は往路走行時
に使用する第1の範囲である。また、トラック27,28,2
9,30はテープ走行方向53に示す復路走行時にオーディオ
信号を記録するのに使用する。トラック22は復路走行時
に信号番号と信号番地と範囲番号を記録するのに使用す
る。すなわち、トラック22,26,27,28,29,30の範囲は復
路走行時に使用する第2の範囲である。従来例の場合と
同様に、デジタルテープレコーダの場合も同一の磁気テ
ープ1に複数の信号として通常10曲から20曲程度のポピ
ュラーや歌謡曲等または交響曲の楽章等を記録する。し
たがって、本実施例において信号番号は曲番に相当する
ので以下本文では曲番と呼ぶ。
1曲つにつき第3図に示す曲番と、信号番地として磁気
テープ1の最初からの走行時間で表した時間,分,秒,
フレームを、また範囲番号を割り当てておき、同一の磁
気テープ1に記録されている曲全部についてトラック2
1,22のほぼ全部の部分に記録しておく。このとき範囲番
号は、トラック23〜26に記録されている曲は全部同一で
例えば“0"とする。また、トラック27〜30に記録されて
いる曲の範囲番号は全部同一で例えば“1"とする。従来
例で述べた第4図のように第1の範囲に曲番1,2,3,4,5
の曲が、第2の範囲に3,7,8,9,10の曲が記録されている
とすると、曲番が1〜5の曲の範囲番号は“0"、曲番が
6〜10の曲の範囲番号は“1"である。
以上のように記録された磁気テープ1の曲番1の曲の第
4図における現在地54の位置の音楽を再生している場合
を想定する。磁気テープ1は往路走行方向52の方向に走
行し、磁気ヘッド2でトラック23〜26の信号を再生し、
データ再生部9においてクロック再生、誤り訂正、イン
ターリーブの処理をし、DAコンバータでアナログ信号に
変換して出力端子11から音楽信号を出力する。この状態
で、曲番9の曲を希望したとき、磁気ヘッド2はトラッ
ク21から曲番9の範囲番号と、時間,分,秒,フレーム
を再生する。再生部12は範囲番号と時間,分,秒を読み
取り、範囲判定部13で現在範囲が第1の範囲であり、希
望曲の範囲が第2の範囲であることから、走行方向切換
部14に走行方向反転の指令を出力する。走行方向切換部
14はピンチローラ3に圧着して回転方向5の方向で回転
し磁気テープ1を走行方向52の方向に駆動しているキャ
プスタン4を、回転方向6の方向に反転させ磁気テープ
1を走行方向53の方向に切り換える。これにより、第4
図から明らかなように略々曲番9の曲の終了位置まで即
座に移動したことになる。この後、曲番9の頭の位置へ
磁気テープ1を走行させることにより近い距離を短時間
で到達させることができる。
また、希望曲が現在地54と同一の範囲にある場合には、
範囲判定部13は走行方向切換部14に走行方向反転の指令
を出力せず、そのまま高速で希望曲の頭に磁気テープ1
を走行させればよい。
以上のように、範囲判定部13の出力で走行方向切換部14
が、磁気テープ1の走行方向を反転させて最適な動作を
行う構成であって、通常のコンパクトカセットにあるよ
うに使用者が磁気テープ1の終端でカセットを走行機構
から一旦取り出した上、カセットを裏返して再度走行機
構に装着して走行方向の反転を実施する方法を使わず、
カセットを走行機構に装着したまま、往路走行,復路走
行を使用者の操作を介さずに制御するように構成された
テープレコーダにおいて特に顕著な効果を発揮するもの
である。
またさらに、本実施例は磁気テープ1の走行方向切り替
えをキャプスタン4の回転方向切り換えによる動作とし
たが、現在のコンパクトカセットテープレコーダによく
使われているようにピンチローラとキャプスタンをそれ
ぞれ2つずつ2対有し、往路走行と復路走行とにおいて
各対を切り換えて使用して磁気テープ1の走行方向切り
換えを行うことも可能である。
本構成において、再生部12は、通常の増幅回路と、デジ
タルデータを再生するPLL回路,データの同期回路,曲
番等を読み出す信号処理回路で構成することができ、現
在のデジタルオーディオテープレコーダの技術で容易に
実現できるものである。また、範囲判定部13は現在の範
囲と希望曲の範囲とから条件判断をすれば良いので簡単
なマイクロコンピュータで構成することができ、通常の
コンパクトカセットテープレコーダに使われているシス
テムコントロール用のマイクロコンピュータと共用する
ことも可能である。また、走行方向切換部は、通常の往
復再生型のコンパクトカセットテープレコーダと同様の
構成である。
以上は、第1の範囲、第2の範囲ともに同一の磁気ヘッ
ド2で再生する例について述べたが、第1の範囲のみを
再生する構成の磁気ヘッドを用いて第1の範囲を再生す
るときはそのまま再生し、第2の範囲を再生するときは
第1の範囲のみを再生する構成の磁気ヘッドを回転また
は磁気テープ走行方向に垂直に移動して再生するように
構成することも可能である。磁気ヘッドを回転して第2
の範囲である復路の再生をする方法は現在のカセットテ
ープレコーダに既に使われている。
さらに範囲判定部13が走行方向切換部14に走行方向反転
の指令を出力する際にLED等の表示装置を点灯させる表
示部を接続することによりテープレコーダの動作状態が
使用者に明確になりより使いやすさを向上させることが
できる。
またさらに、第1図における範囲判定部13が走行方向切
換部14に走行方向反転の指令を出力する際にLED等の表
示装置を点灯させる表示部を接続するとともに、走行方
向切換部14を使用者が手で操作をする用に構成すること
により、より簡単なメカニズムで同様の効果を得ること
ができる。
発明の効果 以上に述べたように本発明は、通常よく使われるように
複数の曲を同一の磁気テープに記録した場合において、
再生時に任意の曲をすばやく捜し出しながら音楽を楽し
むことができる磁気記録再生装置を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の基本構成を示すブロック
図、第2図は同実施例における磁気テープのトラックパ
ターン図、第3図は信号番号と信号番地と範囲番号の記
録状態を示すフォーマット図、第4図は同一の磁気テー
プに複数の信号が記録されている状態を示すパターン図
である。 1……磁気テープ、2……磁気ヘッド、4……キャプス
タン、12……再生部、13……範囲判定部、14……走行方
向切換部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを、走行方向に沿って往路走行
    時に使用する第1の範囲と、復路走行時に使用する第2
    の範囲とに分割し、前記第1および第2の範囲に複数の
    信号を記録するとともに前記複数の信号の各々を示す信
    号番号と、前記複数の信号の各々の最初の位置を示す信
    号番地と、前記第1および第2の範囲であることを示す
    範囲番号とを記録する装置であって、前記磁気テープよ
    り前記信号番号と前記信号番地と前記範囲番号とを再生
    する再生部と、前記範囲番号を識別する範囲判定部と、
    前記範囲判定部の出力に対応して往路走行と復路走行と
    を選択し磁気テープ走行機構を切り換える走行方向切換
    部とを有する磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】磁気テープを、走行方向に沿って往路走行
    時に使用する第1の範囲と、復路走行時に使用する第2
    の範囲とに分割し、前記第1および第2の範囲に複数の
    信号を記録するとともに前記複数の信号の各々を示す信
    号番号と、前記複数の信号の各々の最初の位置を示す信
    号番地と、前記第1および第2の範囲であることを示す
    範囲番号とを記録する装置であって、前記磁気テープよ
    り前記信号番号と前記信号番地と前記範囲番号とを再生
    する再生部と、前記範囲番号を識別する範囲判定部と、
    前記範囲判定部の出力に対応して往路走行と復路走行と
    を選択し磁気テープ走行機構を切り換える走行方向切換
    部と、前記範囲判定部の出力を表示する表示部とを有す
    る磁気記録再生装置。
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