JPH0792932B2 - 光ディスク接着装置 - Google Patents

光ディスク接着装置

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JPH0792932B2
JPH0792932B2 JP62203144A JP20314487A JPH0792932B2 JP H0792932 B2 JPH0792932 B2 JP H0792932B2 JP 62203144 A JP62203144 A JP 62203144A JP 20314487 A JP20314487 A JP 20314487A JP H0792932 B2 JPH0792932 B2 JP H0792932B2
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spacer
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薫 松村
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Ushio Denki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、光ディスクを製造する際の光接着方法及び
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、光ディスクとして、第2図に示すようなエアサン
ドイッチ構造のものが存在する。この光ディスクは、両
面に記録層を有する場合はそれぞれ内側面に、また片面
のみ記録層を有する場合は一方の内側面に記録層からな
る情報記録部25を形成したアクリル等からなる透明な光
ディスク基板21a,21bと、同心上に配置された外側スペ
ーサ21d及び内側スペーサ21eとを接着剤21cを介して貼
合せ、載置台であるターンテーブル24上で組立てられ
る。この際、重しとして厚さ5mm程度の石英ガラス板26
が載せられ、情報記録部25は互いに内側に位置する状態
で、かつ各情報記録部25とスペーサ21d,21eとが重なる
ことがないように組立てられる。また、接着剤として、
光硬化型接着剤を用いる場合には、載置台24の上方に高
圧水銀灯を設けて、所定時間、光照射することにより接
着を行う。以下に、この光ディスクの接着工程について
説明する。
第3図(a)〜(g)は第2図の光ディスクを接着する
従来の工程を説明する説明図で、10は光硬化型の接着剤
が入った接着剤タンク、20はターンテーブル24の支柱で
あり、また第2図と同一符号は同一または相当部分を示
す。
第3図(a)において、まず、ターンテーブル24上に光
ディスク基板21bを載置して後、同図(b)に示すよう
にターンテーブル24を回転させながら、接着剤タンク10
から光ディスク基板21b上の所定箇所に接着剤21cを塗布
する。この所定箇所とはスペーサ21d,21eがそれぞれ載
置される位置であり、第3図(c)に示すように、同図
(b)で接着剤21cが塗布された光ディスク基板21b上の
所定箇所に、スペーサ21d,21eが置かれる。次に、第3
図(d)に示すように、これらスペーサ21d,21eの上に
重し用の石英ガラス板26を載せて、この石英ガラス板26
の上面から、ターンテーブル24を回転させつつ、紫外線
を含む光を照射して接着剤21cを硬化させる。その後、
第3図(e)に示すように、ターンテーブル24を回転さ
せながら、各スペーサ21d,21eの光ディスク基板21bとは
反対の側に接着剤タンク10から接着剤21cを塗布する。
そして、接着剤21cを塗布した各スペーサ21d,21eの上に
もう一方の光ディスク基板21aを置き、光ディスク基板2
1aの上面に第3図(d)に示す場合と同様に、重し用の
石英ガラス板26を載せて、この石英ガラス板26の上面か
らターンテーブル24を回転させつつ、紫外線を含む光を
照射して接着剤21cを硬化させ接着させる。以上で一連
の接着工程は終了する。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来の光接着装置においては、光ディスク
上の所定箇所にスペーサを載置して接着する際に、この
スペーサを載置すべき所定箇所の位置決めが難しく、さ
らに、接着剤が未硬化の状態でターンテーブルを回転し
ながら硬化させる時、光ディスクとスペーサの位置がず
れたり、接着剤が接着箇所からはみ出るおそれがあると
いう問題があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、スペーサの位置決めが簡単にできて、ターンテーブ
ルの回転中にスペーサがずれたり接着剤がはみ出したり
することのない光接着装置を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の光ディスク接
着装置は、内部に真空吸着路を有するターンテーブル
に、光ディスクの中間部に内蔵されるスペーサを所定位
置に位置決めかつ嵌合しさらに前記真空吸着路に連通す
る真空吸着孔を有する嵌合溝が前記ターンテーブルの回
転軸に同軸状に複数設けられた構造を有するものであ
る。
[作用] 上記の構成を有することにより、スペーサの位置決めが
簡単に正確に行われ、ターンテーブルの回転中でもスペ
ーサの位置ずれはもとより、光ディスク基板の位置ずれ
も生じない。
[実施例] 第1図(イ)はこの発明の光ディスク接着装置における
一実施例を示すターンテーブルの構造を示す断面図であ
る。第1図において、ターンテーブル24の上面にはスペ
ーサ21d,21eを嵌合するための複数個のスペーサ嵌合溝1
1が設けられ、これらスペーサ嵌合溝11には、それぞれ
スペーサ21d,21eが嵌合し、また、前記スペーサ嵌合溝1
1の底部は不図示の真空ポンプ及び真空チャックと連通
する真空吸着孔12が設けられており、スペーサ嵌合溝11
に嵌込まれたスペーサ21d,21eはこの真空吸着孔12を通
じて、真空引きされて固定されている。このターンテー
ブル24上における接着工程を以下に説明する。
第1図(ロ)(a)〜(g)は第1図(イ)に示すター
ンテーブル24を用いて、光ディスクを接着する工程を説
明するための説明図である。また第1図(イ),(ロ)
において、第2図,第3図と同一符号は同一または相当
部分を示す。
第1図(ロ)(a)において、まずターンテーブル24の
スペーサ嵌合溝11にスペーサ21d,21eを嵌込み、不図示
の真空チャックをオンにしてスペーサ21d,21eをスペー
サ嵌合溝内に吸着固定する。次に、同図(ロ)(b)に
示すように、ターンテーブル24を回転させながら接着剤
タンク10から接着剤21cをスペーサ21d,21e上に塗布す
る。さらに、第1図(ロ)(c)の如く、接着剤21cが
塗布されたスペーサ21d,21eに光ディスク基板21bを載せ
る。その後、真空チャックはオンにしたまま、第1図
(ロ)(d)のように、ステンレス等からなる金属リン
グ27及び石英ガラス板26からなる重しを光ディスク基板
21bの上に載せて、ターンテーブル24を回転させながら
紫外線を含む光照射をして接着剤21cを硬化させて、光
ディスク基板21bとスペーサ21d,21eと接着させる。この
際、重しを構成する金属リング27は、その内側面にター
ンテーブル24の外側面が嵌合した状態にあるので、ター
ンテーブル24を回転させた時、石英ガラス板26の移動を
防止している。その後、この金属リング27と石英ガラス
板26とからなる重しを取除き、真空チャックをオフにし
て、ターンテーブル24上の接着された光ディスク基板21
bとスペーサ21d,21eを反転させる。そして、第1図
(ロ)(e)に示すように、ターンテーブル24上で反転
された光ディスク基板21b上のスペーサ21d,21eの上面
に、接着剤タンク10から接着剤21cをターンテーブル24
を回転させながら塗布する。さらに第1図(ロ)(f)
に示すように,スペーサ21d,21eの上面にもう一方の光
ディスク基板21aを載せる。最後に、第1図(ロ)
(g)に示すように、光ディスク基板21aの上面に石英
ガラス板26及び金属リング27からなる重しを載せて、タ
ーンテーブル24を回転させつつ紫外線を含む光を照射し
て接着剤21cを硬化させて接着工程は終了する。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明は、ターンテーブルに、
光ディスクの中間部に内蔵されるスペーサを所定位置に
位置決めかつ嵌合しさらに前記真空吸着路に連通する真
空吸着孔を有する嵌合溝が前記ターンテーブルの回転軸
に同軸状に複数設けられた構造を有するので、スペーサ
を光ディスクの基板に配置する位置決めの手間がかから
ず、また、スペーサを真空引きしているので、ターンテ
ーブルを回転してもスペーサのずれは生じることなく、
従ってスペーサと光ディスクの基板との位置ずれはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)はこの発明の光ディスク接着装置における
一実施例を示すターンテーブルの構造を示す断面図、第
1図(ロ)(a)〜(g)は第1図(イ)に示すターン
テーブル24を用いて、光ディスクを接着する工程を説明
するための説明図、第2図はエアサンドイッチ構造の光
ディスクに石英ガラス板の重しを載せた場合の断面図、
第3図(a)〜(g)は第2図の光ディスクを接着する
従来の工程を説明する説明図である。 図中. 11:スペーサ嵌合溝 12:真空吸着孔 21a,21b:光ディスク基板 21c:接着剤 21d,21e:スペーサ 24:ターンテーブル 26:石英ガラス板 27:金属リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紫外線を含む光を照射する光照射部と、そ
    の内部に真空吸着路を有するターンテーブルとからなる
    光ディスク接着装置において、前記ターンテーブルには
    光ディスクの中間部に内蔵されるスペーサを所定位置に
    位置決めかつ嵌合しさらに前記真空吸着路に連通する真
    空吸着孔を有する嵌合溝が前記ターンテーブルの回転軸
    に同軸状に複数設けられていることを特徴とする光ディ
    スク接着装置。
JP62203144A 1987-08-17 1987-08-17 光ディスク接着装置 Expired - Fee Related JPH0792932B2 (ja)

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