JPH0792179B2 - ノーブロー工法用フィッティングの製造方法 - Google Patents

ノーブロー工法用フィッティングの製造方法

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JPH0792179B2
JPH0792179B2 JP3169900A JP16990091A JPH0792179B2 JP H0792179 B2 JPH0792179 B2 JP H0792179B2 JP 3169900 A JP3169900 A JP 3169900A JP 16990091 A JP16990091 A JP 16990091A JP H0792179 B2 JPH0792179 B2 JP H0792179B2
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JP
Japan
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fitting
manufacturing
pipe
welded
cap
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賢太郎 吉田
輝明 藤巻
一男 小林
富之 鬼頭
実 根本
利昭 河合
康生 畝本
明 柳原
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JFE Engineering Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
JFE Engineering Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本管内の流体を止めず
に且つ減圧することなく分岐管を設けるノーブロー工法
に使用されるフィッティングの製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のフィッティング100は、図4に
示す如きので、上部フィッティング101と下部フィッ
ティング102に大きく分かれている。そして、上部フ
ィッティング101には、ネック部フィッティング10
3を工場溶接して接合してある。
【0003】一方、下部フィッティング102の底部に
大きな凸部107を設け、本管104を穿孔したときの
カッタ刃先の余裕スペースとすると共に、穿孔時発生す
る切粉をここに集めるようにしている。また、分岐管1
05を接合するための分岐取出し部106が設けられて
いる。このフィッティング100を本管104に現地溶
接したときの状態が図5に示されている。このようなフ
ィッティングの製造方法を、本管口径300Aの場合に
ついて以下に説明する。 1)素材取り…鋼管500A、sch 60(板圧20.6
mm) を所定の長さに切断する。 2)頭出し成形…(下部フィッティング102の凸部1
07の一次加工をする。)上記鋼管を偏平されせた後、
凸部となる場所の両側をプレス成形して、頭出しを行な
う(図6)。 3)枝出し成形…(上部フィッティング101のネック
部フィッティング103の取付け開孔部108及び分岐
管の分岐取出し部106を加工する。)図7に示す如
く、半球の頂部に軸をつけた玉抜き治具109を用い
て、鋼管を引抜くことによって成形を行なう。 4)張出し成形…(下部フィッティング102の凸部1
07の二次加工をする。)先の頭出し成形で低い凸部を
加工したが、より深くするために、押し金型110を押
付ける成形を行なう(図8)。
【0004】この場合、押し金型110にて所定の深さ
を確保するために、深絞り加工をするので、この部分に
減肉による割れが生じ易く、従って原管厚さの厚いのを
用いる必要があった。 5)増肉部加工…(肉圧を均一にする。)
【0005】頭出し成形を行なったため、凸部107の
側の管厚t1 が本来の管厚t2 より厚くなる(図9)。
そこで、均一厚さに切削加工して、次の縮径に備える
(均一厚さにしないと、縮径時に均一な縮径が不可能に
なる)。 6)縮径…(300A本管の外径にフィッティング端部
口径を近付けるために縮径加工する。)(図10)な
お、上記プレス加工は全て熱間加工で行う。
【0006】以下、熱処理、スケール落しを行った後、
図11に示す如く、ハンドソーにて、フィッティングを
切断する。その後、ネック部フィッティングを工場溶接
すれば、フィッティングは出来上がる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の製造方法により
製作したフィッティングは原管厚さが厚いために、以下
に示す問題がある。
【0008】1)現地施工性が悪い…300Aのフィッ
ティングでは、下部フィッティングが71kg、上部フィ
ッティングは88kgである。そこで、本管にフィッティ
ングを取付けて溶接する場合のクランプ時のギャップ出
し時には、特にハンドリングが悪く問題となっている。 2)溶接時間が長い…板厚が厚いために、上部フィッテ
ィングと下部フィッティングの突合せ溶接に時間がかか
り、アークタイムで2人で103分かかる。
【0009】本発明は、従来のフィッティングの持つ上
記の問題点を解決できるようにした、ノーブロー工法用
フィッティングの製造方法を提供することを課題とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のノーブロー工法
用フィッティングの製造方法は、鋼管を素材として、そ
の管軸に直角方向に90°ピッチで枝出し成形を行って
開孔部を3ケ形成し、この3ケの開孔部のうち直線上に
ある2つの開孔部の一方にキャップを溶接すると共に、
他方にネック部フィッティングを溶接し、残りの開孔部
を分岐取出し部とすることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】素材鋼管の管軸に直角方向に90°ピッチで枝
出し成形を行い、下部フィッティングにはキャップを溶
接することにしたため、従来のような凸部の深絞り加工
が不用となったので、素材管厚を薄くすることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明方法により製造されたフィ
ッティング10を、本管104に溶接した状態で示す正
面図と側面図である。
【0013】上部フィッティング1の形状は従来と同一
である。下部フィッティング2には、本管104に直角
方向に90°ピッチで2ケ所の枝出し成形がなされてい
る。その内の1つは、分岐管取出し部106で、他はキ
ャップ4を溶接接合して凸部を形成している。フィッテ
ィング1の製造方法を、本管口径300Aの場合につい
て以下に説明する。 1)素材取り…鋼管400A、sch 40(板圧12.7
mm) を所定の寸法に切断する。 2)枝出し成形…上記素材の管中心軸直角方向に90°
ピッチで、玉抜き治具109を用いて、3ケ所枝出し成
形を行う(図2)。
【0014】こうして、直線上にある2つの開孔部即
ち、キャップ4を溶接する開孔部4aと、ネック部フィ
ッティングを溶接する開孔部108と、これら開孔部に
直交する分岐管取出し開孔部106が形成される。 3)縮径…300A本管の外径にフィッティング端部口
径を近付けるために縮径加工する(10図)。 4)キャップ溶接…下部フィッティングの枝出し成形し
た開孔部4aにキャップ4を溶接する(図3)。 以下、従来のフィッティング製造と同一手順を行ってフ
ィッティングとして完成させる。
【0015】
【発明の効果】本発明のノーブロー工法用フィッティン
グの製造方法によれば、下部フィッティングの凸部をキ
ャップ溶接することにより、所定の深さを確保し、且つ
従来と同一の性能をフィッティングを製造することが可
能になる。
【0016】そして、素管を従来よりも薄肉とすること
ができ、従来のフィッティングに比べ35%軽くするこ
とができ、且つ溶接時間を45%短くすることができ、
現地施工性が大幅に向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により製造されたフィッティングの
一例を、本管に溶接した状態で示す正面図と側面図。
【図2】素管に開孔部を3ケ形成する手順を示す説明
図。
【図3】キャップが溶接された状態の断面図。
【図4】従来のフィッティングの分解説明図。
【図5】従来のフィッティングを本管に溶接した状況を
示す正面図と側面図。
【図6】頭出し成形工程の説明図。
【図7】枝出し成形工程の説明図。
【図8】張出し成形工程の説明図。
【図9】増肉加工工程の説明図。
【図10】縮径工程の説明図。
【図11】ハンドソーによる切断工程の説明図。
【符号の説明】
10…フィッティング,4…キャップ、4a…キャップ
接続開孔部,103…ネック部フィッティング、106
…分岐管接続開孔部、108…ネック部フィッティング
接続開孔部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 一男 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 鬼頭 富之 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 根本 実 神奈川県横須賀市南浦賀3−10 (72)発明者 河合 利昭 神奈川県横浜市港南区南芹ケ谷5−9−8 (72)発明者 畝本 康生 神奈川県厚木市岡田837−18 (72)発明者 柳原 明 神奈川県横浜市戸塚区和泉町6212−3−1 504

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管を素材として、その管軸に直角方向
    に90°ピッチで枝出し成形を行って開孔部を3ケ形成
    し、この3ケの開孔部のうち直線上にある2つの開孔部
    の一方にキャップを溶接すると共に、他方にネック部フ
    ィッティングを溶接し、残りの開孔部を分岐取出し部と
    することを特徴とするノーブロー工法用フィッティング
    の製造方法。
JP3169900A 1991-07-10 1991-07-10 ノーブロー工法用フィッティングの製造方法 Expired - Lifetime JPH0792179B2 (ja)

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JPH0518489A JPH0518489A (ja) 1993-01-26
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