JPH03254316A - 電縫管成形スクイズロールおよび電縫管の製造法 - Google Patents

電縫管成形スクイズロールおよび電縫管の製造法

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JPH03254316A
JPH03254316A JP4945590A JP4945590A JPH03254316A JP H03254316 A JPH03254316 A JP H03254316A JP 4945590 A JP4945590 A JP 4945590A JP 4945590 A JP4945590 A JP 4945590A JP H03254316 A JPH03254316 A JP H03254316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
forming
resistance welded
cutting
bead
Prior art date
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Pending
Application number
JP4945590A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Takagi
高木 洋実
Yuji Sugimoto
祐二 杉本
Akio Sato
昭夫 佐藤
Michiaki Yoshida
吉田 道昭
Joji Owaki
大脇 錠治
Yuji Sato
裕二 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03254316A publication Critical patent/JPH03254316A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は電縫管成形スクイズロールおよび電縫管の製造
法に係り、電縫管溶接時に発生するビードを適切に切削
してビート切削不良率を減少し高精度の切削を得しめ、
又バイト調整ロスを減少して能率的な作業を行わしめよ
うとするものである。
(産業上の利用分野) 電縫管成形用スクイズロールおよび電縫管の製造技術。
(従来の技術) 金属帯板から冷間ロール成形によって電縫管を製造する
には第4図に示すようにワークコイル12を用いた高周
波溶接または高周波抵抗溶接が多く用いられている。こ
れらの溶接方法は高周波電流を金属帯板11の両縁部に
誘導し、縁部を高温に加熱して金属帯板の外周面を拘束
するほぼ真円上のカリバーを有するスクイズロール13
a、13bにより押圧し縁部1a相互を圧着させる。
その際、第5図に示すように外面に排出された溶鋼であ
る外面ビード14は外面ビード切削バイト15で切削し
、また内面に排出された溶鋼内面ビード16は内面ビー
ド切削バイト17で切削する。即ちその内外面ビード切
削状態は第6図に示す如くであって、外面ビード切削ハ
イド15が電縫管1の母材部より高い位置にある場合は
、第7図に示す様に外面ビードが残存14aし、又内面
ビード残存16aも発生し切削不良となる。逆に、外面
ビード取り残しを防ぐあまりに、母材部迄深く削り込み
14b、16bしてしまい、第8図に示す様に母材部薄
肉となる。そこでこの対策の1つとして、外面ビード切
削ハイドは、平バイトからパイプ外径に合わせたRバイ
トを使用している。
(発明が解決しようとする課題〉 然し上記したような従来の技術において、内面ビードの
切削バイト17は、スクイズロール後の形状がやや縦長
傾向にあるため、バイト17の刃先Rを大きくすると内
面ビード近傍以外の母材部迄余分に切削したり、あるい
はこのような余分切削迄到らなくとも、母材部にバイト
の肩が干渉するためにスリ疵、ささくれ等の不良が発生
する。
従って、刃先R率(バイトの刃先R/製品の管内半径)
は大きく採ることができず、管内内径との関係でおのず
と限界があって、50%前後であり、又ビード切削不良
率は相当に高いこととならざるを得ない。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 本発明は上記したような従来技術における課題を解決す
るように検討を重ねで創案されたものであって、以下の
如くである。
1、電縫管成形のためのスクイズロールであって、該ロ
ール周面カリバーの溶接部近傍に対する接合面にロール
軸方向において直線状周面部分を形成したことを特徴と
する電縫管成形スクイズロール。
2、金属帯板からロール成形し電縫管を製造するに当り
、電縫溶接部近傍に対する接合面にロール軸を含む断面
において直線状周面部分を形成したスクイズロールによ
って押圧成形し、このスクイズロール成形により溶接部
近傍に偏平部を形成せしめ、次いで該溶接部におけるビ
ードを外面から切削すると共に内面から刃先曲率が製品
管内半径より大とされた内面バイトにより切削すること
を特徴とする電縫管の製造法。
(作用) 電縫管成形のためのスクイズロールであって、該ロール
周面カリバーの溶接部近傍に対する接合面にロール軸方
向において直線状周面部分を形成したので溶接部近傍を
両側からスクイズして偏平部とする。
直線状周面部分は厳格に直線たることを必要とせず、電
縫管の周面曲率よりそれなりに大きい半径の曲率のもの
であっても溶接部近傍を適切に偏平化する。
上記のようなスクイズロール成形により溶接部近傍に偏
平部を形成せしめ、次いで該溶接部におけるビードを外
面から切削すると共に内面から刃先曲率が製品管内半径
より大とされた内面バイトにより切削することにより切
削部と管内面との間に段差凹凸の少い平滑な切削を得し
め、従ってビード切削不良率の少い製品を得しめる。
(実施例) 上記したような本発明によるものの具体的な実施態様を
添付図面に示すものについて説明すると、本発明におい
ては第1図に示すように、サイドスクイズロール3a、
3aで成形された帯鋼板を両側から押圧すると共にトッ
プスクイズロール3b、3bで押圧し溶接9して電縫鋼
管1を得るに当って、その溶接部9両側を押圧する前記
トップスクイズロール3b、3bの溶接部9例のロール
周面カリバーをロール軸方向において直線状周面部分8
としたものである。
即ちこのようなトップスクイズロール3b。
3bで溶接部9の両側を押圧成形することにより得られ
る電縫管1の溶接部近傍を偏平状部分1bとして成形す
ることができる。
又本発明においては、上記のようにして得られる電縫管
1において溶接部9の内外面にビード(排出溶a)4.
6が形成されることは従来からのものと同様であるが、
このようなビード4.6を削成するため内外にバイト5
.7を用い、特にその内面ビード6を削成するハイド7
に関し、その刃先R率を製品の管内半径の100%以上
、特に140〜180%としたものを採用する。
上記したような内面ビード6の削成に用いられるバイト
7の刃先R率に関して本発明によるものと従来のものと
の基準的条件を製品の管内半径との図表として示してい
るのが第2図であって、大きな差を有していることは明
かであり、上述したような溶接部近傍の偏平化によって
斯うした内面ビード用バイト7による切削を適切に実施
し得ることが確認された。
又前記のようなバイト5.7を採用して具体的にビード
を切削し、そのビード切削不良率を求めた結果を従来法
によるものと比較して示しているのが第3図のグラフで
あって、本発明方法の採用によってビード切削不良率を
10分の1程度に縮減することが可能であり、又−船釣
に切削されたビード部、即ち溶接部9の近傍は従来法に
よるものより著しく平滑で好ましい状態となっているこ
とが確認することができた。
「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは、この種電縫管
の溶接部におけるビード切削上の課題を有効に解消し、
ビード切削が容易となり、従って切削精度の高いものが
的確に得られ、ビード切削不良率を減少せしめ、更には
ハイド調整時間を大幅に減少し作業能率向上を図ると共
に調整ロスを減少し、何れにしても能率的で歩留りの高
い電縫管の製造をなし得るものであるから工業的にその
効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は本発明によるスクイズロールを用い電縫管を成形する
状態を断面的に示した説明図、第2図は本発明方法によ
る内面ビード切削用バイトと従来技術による内面ビード
切削用バイトについて基準的な刃先R率を製品の管内半
径との関係で要約して示した図表、第3図は従来法によ
るものと本発明によるものについてビード切削不良率の
統計的に対比して示した図表、第4図は電縫管製造の態
様を示した斜面図、第5図は従来法による溶接ビード切
削状態の断面的説明図、第6図はその内外のバイトによ
る切削状態の説明図、第7図と第8図はそれぞれその好
ましからざる切削状態の説明図である。 然してこれらの図面において、1は電縫鋼管、1bはそ
の偏平状部分、3a、3bはスクイズロール、4.6は
それぞれビード、5.7は切削バイト、9は溶接部を示
すものである。 第  / 圓 スクイズロール スクイズロール 第 2 圓 製品の管内半径(mm) 第 、3 圓 従 来 第 圓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電縫管成形のためのスクイズロールであって、該ロ
    ール周面カリバーの溶接部近傍に対する接合面にロール
    軸方向において直線状周面部分を形成したことを特徴と
    する電縫管成形スクイズロール。 2、金属帯板からロール成形し電縫管を製造するに当り
    、電縫溶接部近傍に対する接合面にロール軸を含む断面
    において直線状周面部分を形成したスクイズロールによ
    って押圧成形し、このスクイズロール成形により溶接部
    近傍に偏平部を形成せしめ、次いで該溶接部におけるビ
    ードを外面から切削すると共に内面から刃先曲率が製品
    管内半径より大とされた内面バイトにより切削すること
    を特徴とする電縫管の製造法。
JP4945590A 1990-03-02 1990-03-02 電縫管成形スクイズロールおよび電縫管の製造法 Pending JPH03254316A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1759779A1 (de) * 2005-09-02 2007-03-07 Behr GmbH & Co. KG Verfahren zur Herstellung eines aufweitbaren, geschweissten Rohres, insbesondere für einen mechanisch gefügten Wärmetauscher
CN111318841A (zh) * 2020-04-17 2020-06-23 苏州威尔汉姆堆焊技术有限公司 一种伸入式焊接装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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