JPS63224827A - 継目無鋼管を用いた車輪用リムの製造方法 - Google Patents

継目無鋼管を用いた車輪用リムの製造方法

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JPS63224827A
JPS63224827A JP5978787A JP5978787A JPS63224827A JP S63224827 A JPS63224827 A JP S63224827A JP 5978787 A JP5978787 A JP 5978787A JP 5978787 A JP5978787 A JP 5978787A JP S63224827 A JPS63224827 A JP S63224827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
steel pipe
seamless steel
cutting
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5978787A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Hagiwara
萩原 康彦
Hiroyuki Kanai
宏之 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANAI SHIYARIN KOGYO KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
KANAI SHIYARIN KOGYO KK
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by KANAI SHIYARIN KOGYO KK, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical KANAI SHIYARIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はトラック、バス、乗用車等の自動車に使用す
る車輪のリムのII造に係り、継目無銅管を用い品質良
好なリムの製造を可能とした車輪用リムの製造方法に関
するものである。
従来の技術 トラック、バス、乗用車等の自動車に使用される自動車
用車輪のリムは、一般的に次のようにして製造されてい
る。
先ず熱延コイルを切断工程において一定長さに切断して
短冊状の素材を形成し、この素材を]イリング工程にお
いて円筒形に成形した後、バラ1〜溶接工程において円
筒形の突合わせ部を溶接して円筒体となし、トリミング
工程で溶接部に発生したパリを切削もしくは研摩等の方
法で除去した後、ロール成形工程において所要のリムフ
ランジ部、ビードシート部及びウェル部を有するリム形
状に成形し、さらにバルブ孔扱き工程においてバルブを
取付けるためのバルブ孔を打ち婁いてリムを製造してい
る。
こうして得られたリムは、別の工程で製作されたディス
クと圧入工程において圧入組イ」けされ、溶接工程にお
いてスポット溶接あるいはアーク溶接されて一体化され
た後、塗装工程で塗装仕上げが行われ、自動車用車輪か
完成される。
発明か解決しようとする問題点 上記従来のリムの製造方肱C【よ、バット溶接部の硬度
が母月の硬度より高くなっているため、バルブ孔扱き工
程において溶接部にバルブ孔をJ)i<と、溶接部に亀
裂が入ることがある。又、パラ1〜溶接部とリムとディ
スクの接合におけるスポラ1へ溶接部あるいはアーク)
R接部とが重イ^ると、疲労クランクの原因となる1、
従って、溶接部をさけてバルブ孔を抜いたり、溶接部ど
うしが重ならないようにするためリムの位置決めを行わ
なEプればならず、作業が繁雑となり、能率が低下づる
という問題点があった。又、溶接部の硬度の高い円筒体
をロール成形すると、溶接部あるいはその近傍か破断し
たり、加工割れの1東回となる。さらに、素材の引張り
強さか50に♀輸」ス十にイすると溶接部の硬度がさら
に十昇し、加工割れが発生し易く歩留りが悪くなる。
又、溶接部のぼりを除去する1〜リミング工程において
、取残し代を大きく覆ると塗装後も塗装の盛り上りが目
立ち美観を損ねるだけでなく、タイA7を組み付(プた
際、前記取残し代の側方がら空気の漏れが起りパンクの
1東回となる。さらに、取残し代が少な過ぎるど目−化
成形の際の加工割れを誘発する。従って、パラ1〜溶接
の取残し代(ま0.芝i市」ズ下とされでa3す、極め
て難しい工程の−っである。
問題点を解決するための手段 この発明は従来の前記問題点を解決するための手段とし
て、継目無鋼管を用いて車輪用リムを製造する方法を提
案するものであり、その要旨は、管の肉厚tと外径りと
の比t/Dか2〜3%の継目無鋼管を900〜1100
℃に加熱した後、該鋼管を所定の長さに切断して円筒体
を形成し、この加熱された状態の円筒体を1−ル土ギス
パント法により圧延してt/Dか0.6〜1.3%をイ
]Jるリム素材を作り、このリム素材をロール成形機に
よりリムフランジ部、ヒートシー(一部およびウェル部
を有するリムに成形することを特徴と覆る車輪用リムの
製造方法にある。
発明の図面に基づく開示 第1図はこの発明の製造工程を示すブ1−1ツタ図、第
2図1はこの発明にお〔プる継目無鋼管(1)を示す斜
視図、第3図はリム素材から車輪用リムを製造する工程
を示す模式図′(゛ある。
すなわち、先ず、継目無鋼管製造工程C′第2図に示す
管の肉厚tと外径りとの比t/Dが2〜3%の継目無鋼
管(1)を製造する。ここで、t/Dを2〜3%に限定
したのは、現状の製造プロセス(マンネスマンマンドレ
ル又はプラグミル)にて安定した製品の製造可能な範囲
の下限に相当するためである。
次に、上記継目無鋼管(1)を加熱T稈で高周波誘導加
熱装置により、900〜1100°Cに加熱づる。ここ
で、加熱温度を900〜1100℃に限定したのは、オ
ースj−ノーイ1〜域に加熱し、加工性を確保するとと
しに7JtlI熱処理を施し得て高強磨、高靭性のりl
討Aを得るためである。
所定の湿匪に加熱された継目無鋼管は切断工程で切断U
(により所定の長さに切断して円筒体(2)をつくり、
この円筒体を圧延T稈で11−ルエキスパンダー装置に
より管肉厚を圧延し、車輪用リムとして必要なじ/D 
= 0.6〜1.3%を有するリム素材(3)を形成す
る。なお、リム素材のt/Dを0.6〜1.3%として
いるのは、0.6%未満ではリム素材として用いた場合
肉厚が薄くなりすぎ、強度不足となる。他方、1.3%
を超えると肉厚が必要jス上に厚くなり、重量増の原因
となる。このため、リム素材として必要なt/Dは0.
6〜1.3%にする必要がある。
ここで、ロールエキスパンダーを採用したのは、継目無
鋼管はt/Dが大きいためこれをリム素材として必要な
t/Dに減肉するためと、継目無鋼管の偏肉を改善する
ためと、減肉は冷間ではできず熱間てしか行なえないた
めである。
上記リム素材(3)は酸洗等により表面スケールを除去
した後、第3図に示すごとく両端面のエツジを切削する
か、または[l−ラ(/1)にて押しつぶして角をとり
、エツジが丸められた形状にした後、成形工程でロール
成形機(5)によりリムフランジ部(6)、ビードシー
1〜部(7)およびウェル部(8)を右ηるリム部H(
9)に仕上げられ、このリム部材の所要の位置にバルブ
を取付けろためのバルブ孔(10)を扱くことによりリ
ム(17)か形成される。
なお、ここでは加熱後に切断して円筒体を形成した例を
示したか、継目無鋼管(1)を切断した後加熱してロー
ルエキスバンドすることも可能である。
また、「1−ルエキスパンダーとロール成形1稈を同一
の熱間工程で修了後、酸洗によるスケール除去、エツジ
切削等をすることも可能である3、その際には熱間のリ
ダクションを[1−ルエキスパンダーに約30%、「l
−化成形して20%分配するのが良い。
発明の詳細 な説明したごとく、この発明方法によれば、継目無鋼管
を加熱、切断した後ロールエキスパンドを行なうことに
よりリム用円筒体が加熱された状態で圧延されることに
なるので、延性が10ねれすに車輪用リムとして必要な
t/D = 0.6〜1.3%の円筒体をj(fること
かできる。
また、継目無し鋼管での偏肉は通常10%以上℃あり、
リム用としては2%以下に覆る必要があるか、この発明
ではロールエキスバンドのEE延工程において、圧延ロ
ールのクリアランスを一定に設定することにより、継目
無鋼管の有する周方向の偏肉か改善され、リム用として
必要な2%以下にすることかできる。
また、リム素材は継目無鋼管を分割切断して作られたも
のであるから、ディスクと絹付けて溶接する場合に溶接
箇所の検出を行なったり、溶接部の位置合せを行なう必
要が全くなく、作業T数が大幅に削減されて生産゛1)
Aか向−トするとともに、製造ラインの自動化がはから
れる。しかも、リム素材に溶接箇所がない上、加工熱処
理を施こすことにより、■−ル成形時に溶接割れや、溶
接部あるいはその近辺に起っていた亀裂がなくなり、歩
留りか大幅に向上するとともに、エアー漏れもなくなる
。従って、高品質のリムか得られ、安全性に富む車輪の
製造が可能となるという、多くの優れた効果を奏するも
のである。
実  施  例 継目無し鋼管(材質:co、i%、 SLo、3%。
11n1.4%、 Nb 0.04%〉を誘導加熱した
後切断して円筒体をつくり、この円筒体を第1表に示す
条件でロールエキスバンドエ稈にてt/Dを変え、減肉
して製造したリム用円筒体の品質特性を第1表にイit
せて示す。
また、比較のため、同じ材質の鋼板を用い従来法により
!!!! ’>’bqした同一寸法のリム用円筒体の品
質特性を第2表に示す。
本発明法により製造したリム用円筒体は、偏肉キの少な
い高精度のものか得られ、また、リム加工d3よびバル
ブ孔扱きの各工程におい−Cも、割れ、亀裂等の発生は
皆無であった。
これに対し、同一材質を使用し従来法により製造したリ
ム用円筒体は、母料の引張り強さは本発明法よりは低い
が、バラ1〜溶接の硬度が上背するためロール成形機に
よるリム成形加に時に割れ等の問題が生じる、。
以下余白 −〇 −
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の製造工程を示ずブロック図、第2図
はこの発明にあける継目無鋼管を示す斜視図、第3図は
リム素材から車輪用リムを製造する工程を示す模式図で
ある。 1・・・継目無鋼管、  2・・・円筒体、3・・・リ
ム素材、  5・・・ロール成形機、9・・・リム部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 管の肉厚tと外径Dとの比t/Dが2〜3%の継目無鋼
    管を900〜1100℃に加熱した後、該鋼管を所定の
    長さに切断して円筒体を形成し、この加熱された状態の
    円筒体をロールエキスバンド法により圧延してt/Dが
    0.6〜1.3%を有するリム素材を形成し、該リム素
    材をロール成形機によりリムフランジ部、ビードシート
    部及びウェル部を有するリムに成形することを特徴とす
    る継目無鋼管を用いた車輪用リムの製造方法。
JP5978787A 1987-03-13 1987-03-13 継目無鋼管を用いた車輪用リムの製造方法 Pending JPS63224827A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100398254C (zh) * 2005-09-23 2008-07-02 嘉兴市四通车轮制造有限公司 一种无焊缝钢制轮辋制造工艺
KR20200083064A (ko) * 2018-12-31 2020-07-08 안상철 오픈 드럼 재생장치

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