JPS5938854B2 - 縫合針の製造方法 - Google Patents
縫合針の製造方法Info
- Publication number
- JPS5938854B2 JPS5938854B2 JP13326381A JP13326381A JPS5938854B2 JP S5938854 B2 JPS5938854 B2 JP S5938854B2 JP 13326381 A JP13326381 A JP 13326381A JP 13326381 A JP13326381 A JP 13326381A JP S5938854 B2 JPS5938854 B2 JP S5938854B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- groove
- thread
- needle
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21G—MAKING NEEDLES, PINS OR NAILS OF METAL
- B21G1/00—Making needles used for performing operations
- B21G1/02—Making needles used for performing operations of needles with eyes, e.g. sewing-needles, sewing-awls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は弾機孔を有するアイド縫合針の製造方法に係り
、更に詳しくは針材の頭部に孔を穿孔した後、該孔の中
央上部に連続する頭部に針長方向に沿ってＶ溝等の溝を
プレス加工によって形成して糸逃溝を構成し、更にこの
針材の頭部に三角切及び口切り加工を施して糸入口を形
成して弾機孔を構成することを特徴とした縫合針の製造
方法に関するものである。
、更に詳しくは針材の頭部に孔を穿孔した後、該孔の中
央上部に連続する頭部に針長方向に沿ってＶ溝等の溝を
プレス加工によって形成して糸逃溝を構成し、更にこの
針材の頭部に三角切及び口切り加工を施して糸入口を形
成して弾機孔を構成することを特徴とした縫合針の製造
方法に関するものである。
従来の弾機孔を持った縫合針の製造方法は第１図Ａ乃至
りに示す如く、針材１の頭部に孔２を穿孔した後、三角
切り（第１図Ｂ）及び口切り（第１図Ｃ）加工を施して
糸入口３を形成し、更に前述の如く構成された糸入口の
周りを一定の巾と深さで切削することによって糸逃溝４
を構成していたが、前述の抜孔加工の際に孔２の上角に
円弧Ｒが必然的に形成される（孔２の穿孔の際に孔柱５
に亀裂を生じさせない為及び孔明パンチの長寿命化の為
）ので、孔２に挿通した糸がこのＨに沿ってガイドされ
て抜は易い欠点があり、更に口切り加工及び糸逃溝４の
切削加工が複雑で熟練を要する為に困難であり加えて、
口切り加工のカッターが高価な極薄のものが必要で且つ
消耗がはげしく、コスト高になる等の欠点があった。
りに示す如く、針材１の頭部に孔２を穿孔した後、三角
切り（第１図Ｂ）及び口切り（第１図Ｃ）加工を施して
糸入口３を形成し、更に前述の如く構成された糸入口の
周りを一定の巾と深さで切削することによって糸逃溝４
を構成していたが、前述の抜孔加工の際に孔２の上角に
円弧Ｒが必然的に形成される（孔２の穿孔の際に孔柱５
に亀裂を生じさせない為及び孔明パンチの長寿命化の為
）ので、孔２に挿通した糸がこのＨに沿ってガイドされ
て抜は易い欠点があり、更に口切り加工及び糸逃溝４の
切削加工が複雑で熟練を要する為に困難であり加えて、
口切り加工のカッターが高価な極薄のものが必要で且つ
消耗がはげしく、コスト高になる等の欠点があった。
特に孔２の上角のＲについては、例えば針径０．３ｍｍ
の血管用針又は０．６ｍｍの腸用針では孔の上部の最中
広部の巾でも０．１８ｍｍ及び０．３６ｍｍである為現
実には、第１図Ａ１第２図Ａの孔２は長卵形であって、
孔２の上端の平部は存在しないのが一般的であるので、
糸が孔上角Ｒで誘導されて抜けてしまうという弾機孔の
最大の欠点があった。
の血管用針又は０．６ｍｍの腸用針では孔の上部の最中
広部の巾でも０．１８ｍｍ及び０．３６ｍｍである為現
実には、第１図Ａ１第２図Ａの孔２は長卵形であって、
孔２の上端の平部は存在しないのが一般的であるので、
糸が孔上角Ｒで誘導されて抜けてしまうという弾機孔の
最大の欠点があった。
本発明に係る縫合針の製造方法は従来の之等の欠点に鑑
み開発された全く新規な技術に関するものである。
み開発された全く新規な技術に関するものである。
図により本発明の一実施例を具体的に説明すると、第２
図に於て、本発明に於ては針材１の頭部に孔２を穿孔し
た後、この孔２の中央上部に連続する頭部の一部を針長
方向にプレス加工によってＶ溝状の糸逃溝６を打設し、
かつこのプレス加工によって糸逃溝６を打設する際に特
に第２図Ｂ及び第４図に明らかな如く、孔２に連続する
頭部の一部を左右に広げ、従って溝柱６を夫々左右に移
動させることによって孔２の左右内径を太きくし、更に
同時に糸逃溝６の底面部を夫々上下に突出せしめて突出
部ａ、ｂを形成せしめ、次に針材１の頭部を三角切りし
、続いて糸逃溝６の中央部を口切りすることによって県
人ロアを形成し、特に第３図Ａ、Ｂ、Ｃに示す如き県人
ロアの周りに糸逃溝６を有しかつ孔２の上縁中央が孔２
の内方に突出した突出部すを有する縫合針を製造するこ
とが出来る。
図に於て、本発明に於ては針材１の頭部に孔２を穿孔し
た後、この孔２の中央上部に連続する頭部の一部を針長
方向にプレス加工によってＶ溝状の糸逃溝６を打設し、
かつこのプレス加工によって糸逃溝６を打設する際に特
に第２図Ｂ及び第４図に明らかな如く、孔２に連続する
頭部の一部を左右に広げ、従って溝柱６を夫々左右に移
動させることによって孔２の左右内径を太きくし、更に
同時に糸逃溝６の底面部を夫々上下に突出せしめて突出
部ａ、ｂを形成せしめ、次に針材１の頭部を三角切りし
、続いて糸逃溝６の中央部を口切りすることによって県
人ロアを形成し、特に第３図Ａ、Ｂ、Ｃに示す如き県人
ロアの周りに糸逃溝６を有しかつ孔２の上縁中央が孔２
の内方に突出した突出部すを有する縫合針を製造するこ
とが出来る。
図中８は針材１の左右上端に突設された耳であり、又９
は孔２に挿通されかつ糸逃溝６に挿入された糸である。
は孔２に挿通されかつ糸逃溝６に挿入された糸である。
本発明に於ける上述の糸逃溝６を打設加工する場合には
第５図及び第６図Ａ、Ｈに示す如く、プレス用上型１０
及び下型１１に電流を流して糸逃溝６を打設する部分の
みを部分的に加熱しながらプレスしてこの部分にワレの
発生することを防止することが出来、かつ部分的加熱に
限定することによって孔柱５が軟化して孔柱５のスプリ
ング性能を阻害されることを防止することが出来る。
第５図及び第６図Ａ、Ｈに示す如く、プレス用上型１０
及び下型１１に電流を流して糸逃溝６を打設する部分の
みを部分的に加熱しながらプレスしてこの部分にワレの
発生することを防止することが出来、かつ部分的加熱に
限定することによって孔柱５が軟化して孔柱５のスプリ
ング性能を阻害されることを防止することが出来る。
又針材１の頭部を三角切りする場合には第７図Ａ、Ｂ、
Ｃに示す如く、針材１の糸逃溝６に嵌入し得る突起１２
を上型１３の下面及び下型１４の上面に設けておき、（
勿論下型１４の上面のみに設けても充分効果がある）、
三角切りの際に糸逃溝６がつぶれることを防止する、こ
とが出来る。
Ｃに示す如く、針材１の糸逃溝６に嵌入し得る突起１２
を上型１３の下面及び下型１４の上面に設けておき、（
勿論下型１４の上面のみに設けても充分効果がある）、
三角切りの際に糸逃溝６がつぶれることを防止する、こ
とが出来る。
本発明に係る方法は上述の如く、糸逃溝をプレス加工に
よって形成する為に従来の切削によって形成した場合に
比較して極めて能率的で安価に均一なものを大量生産す
ることが出来、かつこのプレス加工によって糸逃溝の底
面部を上下に突出させて孔の上縁部中央に突出部を自動
的に形成せしめるので、この突出部が孔の上縁のＲを孔
に挿通した糸が糸入口にガイドされないような形状に変
形せしめ、この孔に挿通した糸が糸入口から抜は出ると
いう従来の弾機孔の最大の欠点を防止することが出来、
又このプレス加工によって柱巾を変化させずに孔中を広
げるこさが出来るので、孔柱の厚さを薄くしてこの部分
のスプリング効果を減することなく、口切り化分を溝打
設の際に予め広げておく事が出来、従って従来の如＜０
．０４〜０．０８ｍｍ厚の極めて薄い特殊なカッターを
使用して極めて狭い口切中を形成する必要がなく、本方
法に於ては市販の０．１〜０．２のカッターを使用して
巾広の口切りを行い、その後の絞り加工によって簡単に
口切中を狭めて精度の良い製品を確実に製造することが
出来、更に口切りの切削厚さが従来方法の１以下となる
為能率が良く且つカッターの消耗も極めて少なくて済み
、しかも本方法に於ては糸逃溝加工作業を従来の如く一
番後の工程ですることなく、三角切り及び口切り加工の
前に行うので、後工程の三角切り及び口切り加工が精度
良く容易に実施出来、従って極めて均一な製品を確実に
製造することが出来る特徴を有するものである。
よって形成する為に従来の切削によって形成した場合に
比較して極めて能率的で安価に均一なものを大量生産す
ることが出来、かつこのプレス加工によって糸逃溝の底
面部を上下に突出させて孔の上縁部中央に突出部を自動
的に形成せしめるので、この突出部が孔の上縁のＲを孔
に挿通した糸が糸入口にガイドされないような形状に変
形せしめ、この孔に挿通した糸が糸入口から抜は出ると
いう従来の弾機孔の最大の欠点を防止することが出来、
又このプレス加工によって柱巾を変化させずに孔中を広
げるこさが出来るので、孔柱の厚さを薄くしてこの部分
のスプリング効果を減することなく、口切り化分を溝打
設の際に予め広げておく事が出来、従って従来の如＜０
．０４〜０．０８ｍｍ厚の極めて薄い特殊なカッターを
使用して極めて狭い口切中を形成する必要がなく、本方
法に於ては市販の０．１〜０．２のカッターを使用して
巾広の口切りを行い、その後の絞り加工によって簡単に
口切中を狭めて精度の良い製品を確実に製造することが
出来、更に口切りの切削厚さが従来方法の１以下となる
為能率が良く且つカッターの消耗も極めて少なくて済み
、しかも本方法に於ては糸逃溝加工作業を従来の如く一
番後の工程ですることなく、三角切り及び口切り加工の
前に行うので、後工程の三角切り及び口切り加工が精度
良く容易に実施出来、従って極めて均一な製品を確実に
製造することが出来る特徴を有するものである。
第１図は従来の製造方法を示す説明図、第２図は本発明
の方法を示す説明図、第３図乃至第７図はその方法の要
部を示す説明図である。 １：針材、２：孔、３，７：糸入口、４，６：糸逃溝、
５：孔柱、９：糸、１０，１１，１３゜１４：型、ａ
、ｂ ：突出部。
の方法を示す説明図、第３図乃至第７図はその方法の要
部を示す説明図である。 １：針材、２：孔、３，７：糸入口、４，６：糸逃溝、
５：孔柱、９：糸、１０，１１，１３゜１４：型、ａ
、ｂ ：突出部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 針材の頭部に孔を穿孔した後、該孔の中央上部に連
続する頭部に針長方向に沿ってＶ溝等の溝をプレス加工
によって形成して糸逃溝を構成し、更にこの針材の頭部
に前記糸逃溝の略底部を頂点として三角切を行い、更に
略糸逃溝の底部に沿って口切り加工を施して糸入口を形
成して弾機孔を構成することを特徴とした縫合針の製造
方法。 ２ プレス加工によって糸逃溝を形成する際にプレス用
上型と下型とに電流を流すことを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の縫合針の製造方法。 ３ 三角切りする際に糸逃溝に嵌入し得る突起を上型の
下面及び下型の上面所定位置に設けたことを特徴とする
特徴請求の範囲第１項記載の縫合針の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13326381A JPS5938854B2 (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 縫合針の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13326381A JPS5938854B2 (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 縫合針の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5835036A JPS5835036A (ja) | 1983-03-01 |
| JPS5938854B2 true JPS5938854B2 (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=15100522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13326381A Expired JPS5938854B2 (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 縫合針の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938854B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS631453U (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-07 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100343900B1 (ko) * | 1999-08-10 | 2002-07-19 | 이진옥 | 라벨부착용 바늘의 제작 가공시스템 |
| KR100345334B1 (ko) * | 2000-06-10 | 2002-07-24 | 이상호 | 수술용 봉합침 제조방법 |
-
1981
- 1981-08-27 JP JP13326381A patent/JPS5938854B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS631453U (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5835036A (ja) | 1983-03-01 |
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