JP2000283166A - 巻きブシュの製造方法 - Google Patents

巻きブシュの製造方法

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JP2000283166A
JP2000283166A JP9222799A JP9222799A JP2000283166A JP 2000283166 A JP2000283166 A JP 2000283166A JP 9222799 A JP9222799 A JP 9222799A JP 9222799 A JP9222799 A JP 9222799A JP 2000283166 A JP2000283166 A JP 2000283166A
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JP
Japan
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welding
cut
manufacturing
strip
cutting
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Pending
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JP9222799A
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English (en)
Inventor
Hideo Ishikawa
日出夫 石川
Kunihiko Kawamura
邦彦 河村
Takayuki Shibayama
隆之 柴山
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Daido Metal Co Ltd
Original Assignee
Daido Metal Co Ltd
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 突き合わせ面を溶接して剛性を高めた性能に
優れる巻きブシュを製造するに際して、長尺素材の有効
利用を図るとともに製造工程の簡素な巻きブシュの製造
方法とする。 【解決手段】 長尺素材10を順次切断する切断工程
で、ダイス3とポンチ4との間の小間隙δを設けてブラ
ンクチップを発生させないで切断する。これによりだれ
凹部22が形成された短冊片11を得る。次に短冊片1
1を湾曲して、円筒形に成形する湾曲成形工程に移送す
る。続いて、電子ビーム溶接により、だれ凹部22内
に、溶接痕の高さがこのだれ凹部22内に留まるように
接合する。この際、切断工程で形成されたかえり突片2
3は溶融して消失し、溶接痕の削り落とし処理をする必
要の無い巻きブシュ1が製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、巻きブシュの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】巻きブシュは、一面を摺動特性に優れた
摺動面とした長尺素材を順次切断して短冊片を形成し、
この短冊片を円筒形状に湾曲して製造されている。ま
た、円筒形に湾曲成形する際に、両切断端部を突き合わ
せて、この突き合わせ面を溶接により接合したブシュ
は、ハウジングへ圧入する際の組み付け作業を容易にす
ることができ、また軸受内面の真円度をより確実に確保
できるなどのメリットを有するために、特開昭57−7
2773号公報や特開昭64−69819号公報などに
開示されているように知られている。
【0003】しかし、溶接によりブシュの外周縁より突
出して盛り上がった溶接痕を生じると、この盛り上がっ
た部分が、ハウジング内への圧入を困難にしたり、ハウ
ジングを傷付けたりするために、盛り上がった部分を削
り落とす面倒な作業が必要とされている。このため、突
き合わせ面を溶接して接合する巻きブシュは多くの利点
を有しているが船舶用など一部の大型品限られ、大量生
産される小型の巻きブシュには、広く採用されるに至っ
ていない。
【0004】従って、現在広く使用されている巻きブシ
ュでは、両突き合わせ面を接合しないままとされたり、
突き合わせ面の一端縁に係合凸片を形成し、他端縁にこ
の係合凸片と係合する係合凹部を設けてクリンチさせる
クリンチタイプと呼ばれる巻きブシュなどが広く使用さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、長尺素材を切
断する工程では、図4に誇張して示すように、ダイス3
上に摺動面側を下にして置いた長尺素材10をポンチ4
によって切断すると、ダイス3とポンチ4との間の間隙
δによって、長尺素材10側の切断端には、摺動面側に
かえりに伴うかえり突片21を生じ、また他面側には、
だれによるだれ凹部22が形成される。一方、短冊片1
1側の切断端では、長尺素材10側とは反対に、摺動面
側にだれ凹部24が形成され、また他面側には、かえり
突片23を生じて、図5に誇張して示すように、得られ
た短冊片11には、切断端の他面側(外周面)には、一
方にかえり突片23が突出形成される。かかる短冊片1
1を円筒形に湾曲すると、この切断端による突き合わせ
面に、かえり突片23が外周面から突出するために、こ
れを削り落とす処理が必要となる。
【0006】この面倒な削り落とし作業を避けるため
に、従来は、図7に誇張して示すように、ダイス3を両
側に配置して、この両ダイス3,3間で長尺素材10を
抜いて切断している。これによって、短冊片11の切断
端の両側外周面側にだれ凹部22を形成して、図8に示
すように、円筒形に成形した際に、外周面の処理を不要
としている。なお、内側になる摺動面側は、ハウジング
に圧入する前後のいずれかに、真円に内面仕上げ加工を
施すため、この際に、かえり突部21が除かれる。しか
し、この図7に示す切断方法では、長尺素材10の数%
程度がブランクチップBとなり、廃棄されているのが実
情である。
【0007】そこで、本発明では、突き合わせ面を溶接
して剛性を高めた性能に優れた巻きブシュを製造するに
際して、長尺素材の有効利用を図るとともに製造工程の
簡素な巻きブシュの製造方法とすることを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のブシュ
の製造方法においては、一面を摺動面とした長尺素材を
所定寸法に順次切断する切断工程で、ダイス端とポンチ
との間に小間隙を形成した切断装置により切断して、切
断端の摺動面と反対の他面側にだれ凹部が設けられる切
断により短冊片としている。
【0009】これにより、短冊片側の切断端では、他面
側にかえり突片を生じるが、後の溶接工程で消失させる
ため、このまま放置できる。また、この切断工程では、
ブランクチップを生じないために、有効に長尺素材を利
用することができる。
【0010】次の湾曲成形工程では、この短冊片の摺動
面を内側にして湾曲し、両切断端を突合わせて円筒形に
成形する。そして、溶接工程では、両切断端の突き合わ
せ面に形成されるだれ凹部内に、溶接痕の高さがこのだ
れ凹部内に留まるように溶接されて、突き合わせ面は接
合される。この際、切断工程で形成されたかえり突片は
溶融して消失し、溶接痕の削り落とし処理をする必要の
無い巻きブシュが製造される。
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明では、ダイス端とポンチ
との間に小間隙を形成した切断装置により、一面を摺動
面とした長尺素材を所定寸法に順次切断して、切断端の
他面側にだれ凹部を設けた短冊片とする切断工程と、短
冊片の摺動面を内側にして湾曲し、両切断端を突合わせ
て円筒形に成形する湾曲成形工程と、両切断端の突き合
わせ面を、溶接痕の高さがだれ凹部内に留まる溶接によ
って接合する溶接工程とからなるため、長尺素材を無駄
にすることなく有効利用が図られるとともに製造工程を
簡素にして、性能の優れた巻きブシュの製造方法とする
ことができる。
【0012】
【実施の形態】以下、この発明の実施例を詳細に説明す
る。この実施例の巻きブシュ1は、図1に示すように、
方形の短冊片を円筒形状に湾曲し、その両端縁を突き合
わせ、この突き合わせ面を電子ビーム溶接により接合し
て、溶接痕Sが、図2に示すように、この巻きブシュ1
の外周より内部に留まって形成されている。
【0013】この巻きブシュ1を製造する工程を具体的
実施例に基づいて説明すると、 図3に示す長尺素材1
0は、厚さ2.2mmの軟鋼板からなる裏金1aの一面
に、図2に示すように摺動特性に優れた銅合金からなる
厚さ0.5mmの軸受合金1bが接合されていて、この
軸受合金層側の一面が摺動面とされた複層板であって、
ほぼブシュ1の横幅に相当する幅40mmに成形されて
いる。
【0014】切断工程では、図3、図4に示すように、
この摺動面を下面にしてダイス3上に載置された長尺素
材10が、図面上左側から右側へ、湾曲した際に外径寸
法が40mmになる所定寸法だけ進出して、下降するポ
ンチ4によって、切断線Cの位置で切断される。この進
出、切断が順次繰り返されて、前述したブランクチップ
Bを生じないで所定寸法の短冊片11が順次成形され
る。この際、ダイス3とポンチ4との間には、板厚に対
して4〜7%程度のやや広幅の間隙δが設けられてい
る。
【0015】このダイス3とポンチ4との間の間隙δに
よって、長尺素材10側の切断端には、摺動面側に下方
に引き延ばされるかえり突片21を生じ、また他面側に
は、だれによるだれ凹部22が形成される。この実施例
の場合には、間隙δが0.15mmとされ、これに伴い
深さ0.8mmのだれ凹部22と、長さ0.3mmのか
えり突片21が形成され、だれ凹部22の容積がかえり
突片21の体積よりも大きくなる。なお、裏金1bの材
質や厚さに応じて、間隙δを調整してだれ凹部22やか
えり突片21の形成量を調整することができる。
【0016】次に、得られた短冊片11が湾曲成形工程
に移送される。湾曲成形工程では、プレス曲げにより、
短冊片11の切断端が突合うように円筒形に成形され
る。そして、短冊片11の切断端を突合わせた状態に保
持して電子ビーム溶接による接合工程が施される。この
際、図6に誇張して示すように、接合部の外面には、一
端に大きなだれ凹部22が形成され、他端に小さなかえ
り突部23が形成されている。そして、電子ビーム溶接
により突き合わせ面を溶融凝固すると、かえり突片23
は溶融してだれ凹部22内に溶け込んで消失する。
【0017】ここで、この実施例の巻きブシュを溶接す
る際の溶接条件の一例について詳細に述べると、大気圧
にて投入電圧3kW、対物距離3mm、ビーム焦点を手
前に結ばせて行った。なお、溶接速度は400mm/m
inとした。これにより、溶け込み深さは、1.5mm
となり、また、軸受合金1bへの熱的影響を避けること
ができた。
【0018】この溶接条件で溶接した結果、突き合わせ
面の溶接痕は、図2に示すように、だれ凹部内に留ま
り、外周へ突出していない状態に接合することができ
た。なお、摺動面側は、ハウジングに組み付ける前に、
もしくは組み付けた後に、真円にする内面加工が施され
て、摺動面側に形成されたかえり突片21がこの際に削
り除かれる。さらに、仕上げ処理として、ブシュの軸線
方向両側端について面取り処理などが施されて、製品と
される。
【0019】以上詳述したように、この実施例では、短
冊片11にかえり突部23が突出していても、溶接工程
でだれ凹部22内に留めることができるために、従来必
要とされていた外周へ突出した溶接痕Sの削り落とし処
理を不要とすることができる。また、切断工程において
も、かえり突部23を形成しても認められるために、ブ
ランクチップBを生じない切断工程を採用することがで
きて、長尺素材10を無駄なく有効に使用することがで
きる。
【0020】さらに、切断装置に比較的大きな間隙δを
設けているため、ダイス3とポンチ4の使用許容回数を
延ばすことができるとともに、これらの型制作の費用も
安価なものにすることができる。
【0021】なお、この実施例では、溶融幅が狭くかつ
溶け込み深さを容易に調整できるとともに、ビードの盛
り上がり量の少ない特性を有する電子ビーム溶接により
行ったが、ほぼ同様の溶接が可能なレーザ溶接など他の
溶接法によっても実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 巻きブシュの斜視図である。
【図2】 接合部を拡大して示す断面図である。
【図3】 長尺素材の切断を示す平面図である。
【図4】 切断工程を説明するために誇張して示す断面
である。
【図5】 短冊片の断面を誇張して示す断面図である。
【図6】 突き合わせ面を拡大して示す断面図である。
【図7】 従来の切断工程を説明するために誇張して示
す断面である。
【図8】 従来の突き合わせ面を拡大して示す断面図で
ある。
【符号の説明】
S…溶接痕 B…ブランクチップ 1…巻きブシュ 3…ダイス 4…ポンチ 10…長尺素材 11…短冊片 22…だれ凹部 23…かえり突部
フロントページの続き (72)発明者 柴山 隆之 名古屋市北区猿投町2番地 大同メタル工 業株式会社内 Fターム(参考) 3J023 EA02 FA01 GA03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイス端とポンチとの間に小間隙を形成
    した切断装置により、一面を摺動面とした長尺素材を所
    定寸法に順次切断して、該切断端の他面側にだれ凹部を
    設けた短冊片とする切断工程と、 前記短冊片の摺動面を内側にして湾曲し、該両切断端を
    突合わせて円筒形に成形する湾曲成形工程と、 前記両切断端の突き合わせ面を、溶接痕の高さが前記だ
    れ凹部内に留まる溶接によって接合する溶接工程と、か
    らなることを特徴とする巻きブシュの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241893A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Ishida Tekko Kk 溝蓋
DE112013003034B4 (de) * 2012-08-10 2017-08-24 Daido Metal Company Ltd. Gleitelement, Gleitlagerhalbschale, die dieses verwendet, und Herstellungsverfahren für Gleitlagerhalbschale
CN114483742A (zh) * 2022-04-15 2022-05-13 北京玻钢院复合材料有限公司 一种复合材料的试验件加强片粘接固化装置及使用方法

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