JPH0789398B2 - 電源状態発信装置 - Google Patents

電源状態発信装置

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JPH0789398B2
JPH0789398B2 JP62096131A JP9613187A JPH0789398B2 JP H0789398 B2 JPH0789398 B2 JP H0789398B2 JP 62096131 A JP62096131 A JP 62096131A JP 9613187 A JP9613187 A JP 9613187A JP H0789398 B2 JPH0789398 B2 JP H0789398B2
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JP62096131A
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守 山田
清司 川西
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株式会社日立ビルシステムサービス
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電源を共用する複数の発報装置から中央監視
装置へ当該電源の停電、復電を発信する電源状態発信装
置に関する。
〔従来の技術〕
ビル設備機器等の状態を検出し電話回線を利用して保守
会社などの中央監視装置との間で検出信号の授受を行う
装置を第2図で説明する。
第2図は、従来の監視装置の系統図である。第2図にお
いて、A1はビル設備機器等の状態を検出する検出器であ
る。この検出器は1つのビル内に複数備えられているの
が通常であり、図ではこれらを代表して1つ表示してあ
る。B1は検出された状態信号を発報する発報装置であ
る。これら検出器A1および発報装置B1は例えばあるビル
に設けられているものであり、A2〜An,B2〜Bnはそれぞ
れ他のビルに設けられた検出器、および発報装置であ
る。Cは保守会社などの中央監視装置であり、Dは電話
回線の回線交換設備である。1は発報装置B1〜Bnを駆動
する共通の電源、2は電源1が停電したときおよび復電
したときこれを検出する電源検出器である。3は各発泡
装置B1〜Bnにそれぞれ設けられ、それぞれの駆動を制御
するマイクロコンピュータである。4は電源1が停電に
なったとき発報装置B1を駆動する電池であり、他の発報
装置B2〜Bnにも設けられている。5は各発報装置B1〜Bn
と回線交換設備口との間の電話回線、6は回線交換設備
Dと中央監視装置Cとの間の電話回線である。
通常状態において、発報装置B1〜Bnと中央監視装置Cと
の間では回線交換設備Dおよび電話回線5,6を客して各
検出器A1〜Anに関する情報の授受が行われる。今、電源
1が停電すると、この停電は各発報装置B1〜Bnにおいて
電源検出器2により検出され、この検出信号はマイクロ
コンピュータ3により処理され停電信号として中央監視
装置Cへ送信される。中央監視装置Cではこの停電信号
により電源1が停電したことをそれぞれのビルごとに認
識する。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記監視装置においては、電源1に停電が生
じると、この電源1を共用する発報装置B1〜Bnはそれぞ
れ個別に中央監視装置Cに停電があったことを発信す
る。しかしながら、回線交換設備Dはそれら発信信号の
うち1つのみを選択して中央監視装置Cに接続するの
で、他の発報装置においては一旦発信操作を中断し、一
定時間後に再度中央監視装置Cを呼び出すダイヤル操作
をする必要がある。このようにして、全発報装置B1〜Bn
の発信信号を中央監視装置Cに送信するには、発報装置
Bnの数にほぼ比例した時間を要し、発報装置Bnの数が多
ければその送信に多大の時間を要するという問題があっ
た。又、発報装置B1〜Bnにおいては、無駄に中央監視装
置Cを呼び出すダイヤル操作を繰返さなければならない
という問題もあった。これらの問題は、停電時のみでは
なく、復電時においても同様に生じる問題である。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、
電源の停電、復電時に、当該電源を共有する各発報装置
からの停電、復電を報知する送信を、効率良く、かつ、
停電、復電毎の送信待ち時間を各発報装置間でほぼ均等
化することができる電源状態発信装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明は、1つの中央監視
装置と、検出器からの検出信号を受信して前記中央監視
装置との間で当該検出信号に関する信号の授受を行う複
数の発報装置と、これら各発報装置を駆動する1つの電
源とを備えたものにおいて、前記各発報装置に、前記電
源の状態変化を検出する検出手段と、所定値までカウン
トアップ後再度カウントを繰返す第1のカウント手段
(例えばリングカウンター)と、前記検出手段で電源の
状態変化が検出されたとき前記第1のカウント手段のカ
ウントを停止するカウント停止手段と、前記第1のカウ
ント手段が停止したときのカウント値と予め定められた
設定値とに基づいて特定の値(例えば前記カウント値と
前記設定値との和)を演算する演算手段と、前記特定の
値をカウントする第2のカウント手段(例えば加算カウ
ンター)と、この第2のカウント手段によるカウントが
前記特定の値に達したとき前記中央監視装置に電源状態
変化信号を出力する出力手段とを設けたことを特徴とす
る。
〔作用〕
第1のカウント手段は常時零から一定数のカウントを繰
返している。電源に停電が生じるとカウント停止手段に
より第1のカウント手段のカウントが停止する。このと
きの第1のカウント手段のカウント値は演算手段に入力
され、予め定められている設定値に、例えば加算され
る。第2のカウント手段はこの加算により得られた特定
の値をカウントし、第2のカウント手段がカウントアッ
プしたとき停電信号が出力手段により中央監視装置に出
力される。各発報装置における第1のカウント手段のカ
ウント値は不揃いであるので停電信号の出力時刻は各発
報装置により異なる。又、復電においても同様の動作が
実行される。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る電源状態発信装置を用い
た監視装置の系統図である。図で、第2図に示す部分と
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。3′は
各発報装置B1〜Bnに設けられたマイクロコンピュータで
あり、第2図に示すマイクロコンピュータ3に相当す
る。7は各発報装置B1〜Bnに設けられたリングカウンタ
ー、8は同じく各発報装置B1〜Bnに設けられた加算カウ
ンターである。
次に、本実施例の動作を説明する。なお、各リングカウ
ンター7は例えば0〜100までカウントすると再び同様
のカウントを繰返す構成となっている。通常の状態(停
電を生じていない状態)においては、各リングカウンタ
ー7は上記のカウントを繰返している。この場合、ある
時刻についてみると、各発報装置B1〜Bnのリングカウン
ター7のカウント値は異なっているのが通常である。そ
して、各発報装置B1〜Bnと中央監視装置Cとの間では正
常に信号の授受が行われる。
この状態において、電源1が停電すると、各発報装置B1
〜Bnの電源は電池4に切換えられ、これにより駆動が継
続されることになる。同時に、各発報装置B1〜Bnの電源
検出器2が動作して停電の検出信号をマイクロコンピュ
ータ3′に入力する。
以下、発報装置B1の動作について説明する。マイクロコ
ンピュータ3′はこの入力によりリングカウンター7に
対して停止信号を出力し、停止したリングカウンター7
のカウント値を入力する。この値を例えば「50」とす
る。一方、マイクロコンピュータ3′には予め定められ
た設定値例えば「30」が入力されており、上記入力され
たリングカウンター7のカウント値「50」と設定値「3
0」とは加算される(加算値「80」)。同時にマイクロ
コンピュータ3′は加算カウンター8に対してカウント
の開始を指令し、そのカウント値を順次加算する。そし
て、この加算カウンター8のカウント値を前記加算値
「80」と比較し、両者が等しくなったとき電源検出器2
からの信号を確認し、停電が継続していると認識された
とき停電信号を中央監視装置Cへ出力し、加算カウンタ
ー8を0にリセットする。
同様の動作が各発報装置B1〜Bnで実施されるが、停電発
生時に停止されたリングカウンター7のカウント値は各
発報装置B1〜Bn毎に異なるので、中央監視装置Cへの停
電信号の出力時刻も各発報装置B1〜Bn毎に異なる。した
がって、各発報装置B1〜Bnからの停電信号が同時に回線
交換設備に入力することはなく、時刻を異にして入力さ
れるので、各発報装置B1〜Bnでは再ダイヤルを繰返すこ
とはほとんどなく中央監視装置Cへの送信は効率的に実
行される。
上記停電が復電すると、この復電は電源検出器2で検出
され、上記停電時に得られた加算値「80」を用いて加算
カウンター8による加算を行ない復電信号が出力され
る。これにより、各発報装置B1〜Bnからの復電信号は効
率的に中央監視装置Cへ送信される。
なお、上記設定値は、電源1が短時間の内に停電、復電
を繰返えしたとき不必要に停電、復電信号を送信するこ
とをさけるために設定されるものであり、この設定値は
自由に設定し得るようになっている。
又、上記実施例の説明では、設定値「30」とリングカウ
ンター7停止時のカウント値「50」とを加算して特定の
値「80」を作成する例について説明したが、これに限る
ことなく、当該カウント値からある値を減算したり、あ
る値を乗じたりすることにより特定の値を作成してもよ
い。
さらに、リングカウンター7や加算カウンター8を特別
に設けずに、マイクロコンピュータ3′内で当該リング
ウンター7や加算カウンターの機能を実行させることも
できる。
さらに又、上記実施例の説明では、復電の場合、復電時
の加算値を用いる例について述べたが、リングカウンタ
ーを停電中動作させておき、停電のときと同様の動作で
復電信号を出力してもよい。又、上記実施例の説明で
は、停電と復電の両者に適用する場合について示した
が、いずれか一方のみの場合でも適用可能であるのは明
らかである。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、電源が変化したとき各
発報装置において繰返しカウントを行う第1のカウント
手段を停止させ、そのときのカウント値と設定値とによ
り特定の値を作成し、この特定の値を第2のカウント手
段でカウントした後に停電信号や復電信号を出力するよ
うにしたので、各発報装置毎に特定数値を設定すること
なく、単に繰り返しカウントを行なうカウンタを設ける
だけの簡単な手段で、各発報装置から中央監視装置への
送信を効率的に実施することができる。
又、上記カウンタを用いることにより、各発報装置で演
算される特定値は、各停電、復電毎に異なる値となるの
で、長期的には、停電、復電毎の送信待ち時間を各発報
装置間でほぼ均等化することができ、これにより、ある
発報装置からの送信がいつも遅くなり、中央監視装置に
よる対応が常に遅れるという不都合、不平等を避けるこ
とができる。
さらに、設定値を用いて発報時間を僅かに遅らせるよう
にしたので、短時間内の停電、復電に対する不必要な発
報を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る電源状態発信装置を用い
た監視装置の系統図、第2図は従来の監視装置の系統図
である。 1……共通の電源、2……電源変化の検出器、3′……
マイクロコンピュータ、4……電池、5,6……電話線、
7……リングカウンター、8……加算カウンター、A1
An……ビル設備機器等の検出器、B1〜Bn……発報装置、
C……中央監視装置、D……回線交換設備。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−12050(JP,A) 特開 昭59−153297(JP,A) 特開 昭61−220096(JP,A) 特開 昭61−271598(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの中央監視装置と、検出器からの検出
    信号を受信して前記中央監視装置との間で当該検出信号
    に関する信号の授受を行う複数の発報装置と、これら各
    発報装置を駆動する1つの電源とを備えたものにおい
    て、前記各発報装置に、前記電源の状態変化を検出する
    検出手段と、所定値までカウントアップ後再度カウント
    を繰返す第1のカウント手段と、前記検出手段で電源の
    状態変化が検出されたとき前記第1のカウント手段のカ
    ウントを停止するカウント停止手段と、前記第1のカウ
    ント手段が停止したときのカウント値と予め定められた
    設定値とに基づいて特定の値を演算する演算手段と、前
    記特定の値をカウントする第2のカウント手段と、この
    第2のカウント手段によるカウントが前記特定の値に達
    したとき前記中央監視装置に電源状態変化信号を出力す
    る出力手段とを設けたことを特徴とする電源状態発信装
    置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第(1)項において、前記
    設定値は、設定手段により任意に設定されることを特徴
    とする電源状態発信装置。
JP62096131A 1987-04-21 1987-04-21 電源状態発信装置 Expired - Lifetime JPH0789398B2 (ja)

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