JPH07282377A - 遠隔監視装置 - Google Patents
遠隔監視装置Info
- Publication number
- JPH07282377A JPH07282377A JP6732194A JP6732194A JPH07282377A JP H07282377 A JPH07282377 A JP H07282377A JP 6732194 A JP6732194 A JP 6732194A JP 6732194 A JP6732194 A JP 6732194A JP H07282377 A JPH07282377 A JP H07282377A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- equipment
- building
- abnormality
- terminal device
- monitoring device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 地震等の広域災害により複数のビルの設備機
器に複数の異常が発生した場合でも、設備機器、及び設
備機器が設置される建物内の居住者の安全を、速やかに
確保することができる遠隔監視装置を提供する。 【構成】 設備機器の異常を端末装置Ｔ1、Ｔ2、Ｔｍか
ら中央監視装置Ｃへする手段を備えた遠隔監視装置にお
いて、設備機器の異常が一定時間内に複数発生した場
合、端末装置Ｔ1、Ｔ2、Ｔｍより中央監視装置Ｃへの設
備機器の異常の発報を、発生した異常の件数の１回のみ
とする手段１０１〜１１３を設けた。
器に複数の異常が発生した場合でも、設備機器、及び設
備機器が設置される建物内の居住者の安全を、速やかに
確保することができる遠隔監視装置を提供する。 【構成】 設備機器の異常を端末装置Ｔ1、Ｔ2、Ｔｍか
ら中央監視装置Ｃへする手段を備えた遠隔監視装置にお
いて、設備機器の異常が一定時間内に複数発生した場
合、端末装置Ｔ1、Ｔ2、Ｔｍより中央監視装置Ｃへの設
備機器の異常の発報を、発生した異常の件数の１回のみ
とする手段１０１〜１１３を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建物内に配置された設
備機器の異常状態を、端末装置より中央監視装置へ発報
する遠隔監視装置に関する。
備機器の異常状態を、端末装置より中央監視装置へ発報
する遠隔監視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にビル内には複数の設備機器が設け
られており、これらビル内設備機器の監視については、
前記ビル内設備機器と同一建物に端末装置を設け、監視
の中心となるセンタビルに中央監視装置を配備して集中
監視を行う遠隔監視装置が近年増加している。このよう
な遠隔監視装置においては、端末装置は検出したビル内
設備機器の異常を全て中央監視装置に発報する。
られており、これらビル内設備機器の監視については、
前記ビル内設備機器と同一建物に端末装置を設け、監視
の中心となるセンタビルに中央監視装置を配備して集中
監視を行う遠隔監視装置が近年増加している。このよう
な遠隔監視装置においては、端末装置は検出したビル内
設備機器の異常を全て中央監視装置に発報する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の遠隔監視装置は
上述のように構成されていたため、地震等の広域災害に
より短時間に複数のビルのビル内設備機器に複数の異常
が発生した場合、端末装置は検出したビル内設備機器の
全ての異常情報を中央監視装置へ順次発報する。このた
め、中央監視装置では大量の異常情報を受け付けること
となり、中央監視装置側での受付順序によっては、監視
員から保守員への出動要請が遅れ、大事故に至るという
問題があった。
上述のように構成されていたため、地震等の広域災害に
より短時間に複数のビルのビル内設備機器に複数の異常
が発生した場合、端末装置は検出したビル内設備機器の
全ての異常情報を中央監視装置へ順次発報する。このた
め、中央監視装置では大量の異常情報を受け付けること
となり、中央監視装置側での受付順序によっては、監視
員から保守員への出動要請が遅れ、大事故に至るという
問題があった。
【０００４】本発明の目的は、地震等の広域災害により
短時間に複数のビルの設備機器に複数の異常が発生した
場合でも、ビル内設備機器の異常が発生した全てのビル
に対して速やかに緊急対応体制を図ることができる遠隔
監視装置を提供するにある。
短時間に複数のビルの設備機器に複数の異常が発生した
場合でも、ビル内設備機器の異常が発生した全てのビル
に対して速やかに緊急対応体制を図ることができる遠隔
監視装置を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、建物の中に配置されたビル内設備機器の
複数の異常状態をそれぞれ検知する検知手段からの検知
情報に基づいてビル内設備機器の監視を行う端末装置
と、前記端末装置と通信回線で接続され複数の端末装置
の集中監視を行う中央監視装置と、前記ビル内設備機器
の異常を前記検知手段からの検知情報により前記端末装
置が検出した場合、前記端末装置より前記中央監視装置
に前記ビル内設備機器の異常情報を発報する発報手段と
を備えた遠隔監視装置において、前記端末装置が一定時
間内にビル内設備機器の複数の異常状態を検出した場
合、発生した異常情報の件数を前記端末装置より前記中
央監視装置へ発報する制御手段を設けたことを特徴とす
る。
め、本発明は、建物の中に配置されたビル内設備機器の
複数の異常状態をそれぞれ検知する検知手段からの検知
情報に基づいてビル内設備機器の監視を行う端末装置
と、前記端末装置と通信回線で接続され複数の端末装置
の集中監視を行う中央監視装置と、前記ビル内設備機器
の異常を前記検知手段からの検知情報により前記端末装
置が検出した場合、前記端末装置より前記中央監視装置
に前記ビル内設備機器の異常情報を発報する発報手段と
を備えた遠隔監視装置において、前記端末装置が一定時
間内にビル内設備機器の複数の異常状態を検出した場
合、発生した異常情報の件数を前記端末装置より前記中
央監視装置へ発報する制御手段を設けたことを特徴とす
る。
【０００６】
【作用】本発明にあっては、上記構成となっていること
から、地震等の広域災害により短時間に複数のビルの設
備機器に複数の異常が発生し、端末装置が異常を検出し
た場合、記憶手段はこれを記憶し、制御手段は検出した
異常の件数を中央監視装置へ発報する。前記中央監視装
置は端末装置からの１回の発報を受け付けた後、他の端
末装置からの発報を受け付けるので、ビル内設備機器の
異常が発生した全てのビルに対して速やかに緊急対応体
制が図れる。
から、地震等の広域災害により短時間に複数のビルの設
備機器に複数の異常が発生し、端末装置が異常を検出し
た場合、記憶手段はこれを記憶し、制御手段は検出した
異常の件数を中央監視装置へ発報する。前記中央監視装
置は端末装置からの１回の発報を受け付けた後、他の端
末装置からの発報を受け付けるので、ビル内設備機器の
異常が発生した全てのビルに対して速やかに緊急対応体
制が図れる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１、図２により
説明する。
説明する。
【０００８】図１は、本発明に係わる実施例の中央監視
装置と端末装置及びビル内設備機器を示したブロック
図、図２は端末装置の動作フローチャートである。図１
においてＣは中央監視装置、Ｔ1は端末装置、Ｓ11、Ｓ
12、Ｓ1ｎは前記端末装置Ｔ1により監視されるビル内設
備機器であり、Ｔ2、Ｔｍ、Ｓ21、Ｓ22、Ｓ2ｎ、Ｓ
ｍ1、Ｓｍ2、Ｓｍｎにおいても同様の構成となってい
る。
装置と端末装置及びビル内設備機器を示したブロック
図、図２は端末装置の動作フローチャートである。図１
においてＣは中央監視装置、Ｔ1は端末装置、Ｓ11、Ｓ
12、Ｓ1ｎは前記端末装置Ｔ1により監視されるビル内設
備機器であり、Ｔ2、Ｔｍ、Ｓ21、Ｓ22、Ｓ2ｎ、Ｓ
ｍ1、Ｓｍ2、Ｓｍｎにおいても同様の構成となってい
る。
【０００９】今、地震によりビル内設備機器Ｓ11に異常
が発生し、端末装置Ｔ1が検出したとする（１０１）
と、前記端末装置Ｔ1は前記ビル内設備機器Ｓ11の異常
情報を記憶し（１０２）、件数カウンタに１をセットし
（１０３）、タイマのカウントを開始する（１０４）。
この後、ビル内設備機器Ｓ12に異常が発生し、端末装置
Ｔ1が検出したとする（１０５）と、前記端末装置Ｔ1は
前記ビル内設備機器Ｓ12の異常情報を記憶し（１０
６）、件数カウンタの値に１を加算する（１０７）。こ
のようにしてタイマのカウントが終了するまでに検出し
た異常情報を全て記憶し、件数カウンタの値を更新す
る。タイマのカウントが終了する（１０８）と、件数カ
ウンタの値を中央監視装置Ｃへ発報する（１０９）。前
記中央監視装置Ｃは前記端末装置Ｔ1からの発報を受け
付け、表示、印字などにより異常の発生を監視員に知ら
しめる。前記監視員は保守員へ前記端末装置Ｔ1の設置
されているビルへの出動を要請し、さらに前記中央監視
装置Ｃより前記端末装置Ｔ1に対し発報要求を行う。前
記端末装置Ｔ1では発報要求を受ける（１１０）と、記
憶している異常情報を全て発報し（１１１）、件数カウ
ンタに０をセットし（１１２）、発報した異常情報を記
憶内容から削除する（１１３）。前記中央監視装置Ｃは
前記端末装置Ｔ1からの発報を受け付け、表示、印字な
どにより異常情報を前記監視員に知らしめる。前記監視
員は出動中の前記保守員へ前記異常情報を連絡し、前記
保守員はこの情報に従って、出動したビルにおいて異常
の発生している全ての設備機器の復旧作業を行う。前記
端末装置Ｔ1が発報した後、ただちに端末装置Ｔ2、端末
装置Ｔｍにおいても、ビル内設備機器の複数の異常を検
出し、件数を発報したとすると、前記中央監視装置Ｃは
前記端末装置Ｔ1からの発報を１回受け付けた後、前記
端末装置Ｔ2、前記端末装置Ｔｍからの発報を受け付
け、表示、印字などにより異常の発生を監視員に知らし
める。
が発生し、端末装置Ｔ1が検出したとする（１０１）
と、前記端末装置Ｔ1は前記ビル内設備機器Ｓ11の異常
情報を記憶し（１０２）、件数カウンタに１をセットし
（１０３）、タイマのカウントを開始する（１０４）。
この後、ビル内設備機器Ｓ12に異常が発生し、端末装置
Ｔ1が検出したとする（１０５）と、前記端末装置Ｔ1は
前記ビル内設備機器Ｓ12の異常情報を記憶し（１０
６）、件数カウンタの値に１を加算する（１０７）。こ
のようにしてタイマのカウントが終了するまでに検出し
た異常情報を全て記憶し、件数カウンタの値を更新す
る。タイマのカウントが終了する（１０８）と、件数カ
ウンタの値を中央監視装置Ｃへ発報する（１０９）。前
記中央監視装置Ｃは前記端末装置Ｔ1からの発報を受け
付け、表示、印字などにより異常の発生を監視員に知ら
しめる。前記監視員は保守員へ前記端末装置Ｔ1の設置
されているビルへの出動を要請し、さらに前記中央監視
装置Ｃより前記端末装置Ｔ1に対し発報要求を行う。前
記端末装置Ｔ1では発報要求を受ける（１１０）と、記
憶している異常情報を全て発報し（１１１）、件数カウ
ンタに０をセットし（１１２）、発報した異常情報を記
憶内容から削除する（１１３）。前記中央監視装置Ｃは
前記端末装置Ｔ1からの発報を受け付け、表示、印字な
どにより異常情報を前記監視員に知らしめる。前記監視
員は出動中の前記保守員へ前記異常情報を連絡し、前記
保守員はこの情報に従って、出動したビルにおいて異常
の発生している全ての設備機器の復旧作業を行う。前記
端末装置Ｔ1が発報した後、ただちに端末装置Ｔ2、端末
装置Ｔｍにおいても、ビル内設備機器の複数の異常を検
出し、件数を発報したとすると、前記中央監視装置Ｃは
前記端末装置Ｔ1からの発報を１回受け付けた後、前記
端末装置Ｔ2、前記端末装置Ｔｍからの発報を受け付
け、表示、印字などにより異常の発生を監視員に知らし
める。
【００１０】このように、本実施例では、複数のビルの
設備機器に複数の異常が発生し、端末装置が異常を検出
した場合、各端末装置から中央監視装置への発報を、各
端末装置が一定時間内に検出した異常の件数のみの１回
とすることにより、ビル内設備機器に異常が発生した全
てのビルに対して速やかに緊急対応体制が図れる。ま
た、端末装置が一定時間内に検出した異常情報を記憶
し、中央監視装置からの発報要求によって記憶内容を発
報することにより、発生した全てのビル内設備機器の異
常をセンタビルで把握でき、復旧作業を確実に実施でき
る。
設備機器に複数の異常が発生し、端末装置が異常を検出
した場合、各端末装置から中央監視装置への発報を、各
端末装置が一定時間内に検出した異常の件数のみの１回
とすることにより、ビル内設備機器に異常が発生した全
てのビルに対して速やかに緊急対応体制が図れる。ま
た、端末装置が一定時間内に検出した異常情報を記憶
し、中央監視装置からの発報要求によって記憶内容を発
報することにより、発生した全てのビル内設備機器の異
常をセンタビルで把握でき、復旧作業を確実に実施でき
る。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、地震等の
広域災害により複数のビルの設備機器に複数の異常が発
生した場合でも、中央監視装置にてビル内設備機器の異
常が発生した全てのビルを短時間に把握できるので、設
備機器、及び設備機器が設置される建物内の居住者の安
全を、速やかに確保することができる。
広域災害により複数のビルの設備機器に複数の異常が発
生した場合でも、中央監視装置にてビル内設備機器の異
常が発生した全てのビルを短時間に把握できるので、設
備機器、及び設備機器が設置される建物内の居住者の安
全を、速やかに確保することができる。
【図１】本発明の一実施例の遠隔監視装置のブロック図
である。
である。
【図２】端末装置の動作フローチャートである。
Ｃ 中央監視装置 Ｔ1、Ｔ2、Ｔｍ 端末装置 Ｓ11、Ｓ12、Ｓ1ｎ、Ｓ21、Ｓ22、Ｓ2ｎ、Ｓｍ1、Ｓ
ｍ2、Ｓｍｎ ビル内設備機器
ｍ2、Ｓｍｎ ビル内設備機器
Claims (2)
- 【請求項１】 建物の中に配置されたビル内設備機器の
複数の異常状態をそれぞれ検知する検知手段からの検知
情報に基づいてビル内設備機器の監視を行う端末装置
と、前記端末装置と通信回線で接続され複数の端末装置
の集中監視を行う中央監視装置と、前記ビル内設備機器
の異常を前記検知手段からの検知情報により前記端末装
置が検出した場合、前記端末装置より前記中央監視装置
に前記ビル内設備機器の異常情報を発報する発報手段と
を備えた遠隔監視装置において、前記端末装置が一定時
間内にビル内設備機器の複数の異常状態を検出した場
合、発生した異常情報の件数を前記端末装置より前記中
央監視装置へ発報する制御手段を設けたことを特徴とす
る遠隔監視装置。 - 【請求項２】 前記端末装置が一定時間内に検出したビ
ル内設備機器の複数の異常情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段により記憶した異常情報の発報指令信号出
力手段を前記中央監視装置に設けたことを特徴とする前
記請求項１記載の遠隔監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6732194A JPH07282377A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 遠隔監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6732194A JPH07282377A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 遠隔監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07282377A true JPH07282377A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13341646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6732194A Pending JPH07282377A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 遠隔監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07282377A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008235990A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 災害発生時における保守員派遣システム |
| JP2010020361A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 異常設備検知システム |
-
1994
- 1994-04-05 JP JP6732194A patent/JPH07282377A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008235990A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 災害発生時における保守員派遣システム |
| JP2010020361A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 異常設備検知システム |
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