JPH0788981A - ラベル作成システム - Google Patents

ラベル作成システム

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JPH0788981A
JPH0788981A JP5259100A JP25910093A JPH0788981A JP H0788981 A JPH0788981 A JP H0788981A JP 5259100 A JP5259100 A JP 5259100A JP 25910093 A JP25910093 A JP 25910093A JP H0788981 A JPH0788981 A JP H0788981A
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JP
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JP5259100A
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English (en)
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Takeo Onkawa
武男 恩河
Ippei Ukon
一平 右近
Yasuro Oguro
康郎 小黒
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラベルの印刷用画像データを不慣れな者でも
簡単に生成可能とする。 【構成】 キャラクタ入力手段1503に入力したキャ
ラクタのサイズや配列、割り付けに関する各種パラメー
タを、キャラクタサイズ設定手段1505、配列パラメ
ータ設定手段1507、及び割り付けパラメータ設定手
段1509にそれぞれ設定することで、ラベル領域、枠
線、キャラクタ群領域、及び図形パターン領域の各画像
生成手段1101,1107,1108,1115で、
ラベル、キャラクタ及びその集合であるキャラクタ群、
並びに図形パターンの領域を示すカーソルA〜Dの画像
データを生成して、それらの画像をCRT13上に表示
させ、しかも、カーソルB,Dの位置やカーソルBの大
きさに対応してキャラクタや図形パターンをレイアウト
したラベルの印刷用画像の画像データを印刷用画像生成
手段1125で生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字や数字等のキャラ
クタの配置を画面上で視認しながらラベルを作成するラ
ベル作成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、文字や数字等のキャラクタが
印刷されたラベルは、例えば名札代りに物品に貼付する
等、種々の目的に用いられており、一般に、ラベル用紙
上に文字や数字等のキャラクタを印刷する場合には、ハ
ンディタイプのラベルプリンタやワードプロセッサが用
いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ラベルプリンタでは、縦書き横書きの指定は行えるもの
の、キャラクタの印刷位置を自由に設定できない不具合
があった。また、従来のワードプロセッサでは、キャラ
クタの配置をあらかじめ想定して、相当する画面上の箇
所にカーソルを位置させてキャラクタの入力操作を行わ
なければならず、さらに、キャラクタの向きや、キャラ
クタが複数ある場合のそれらの配列方向(例えばラベル
の左から右に向けてとか、上から下に向けてといった方
向)を設定するには、複雑な入力操作が必要となり、し
かも、その複雑な操作を1つのキャラクタ毎に行わなけ
ればならない。このため、入力操作が煩雑になり、操作
に熟達した者でないと所望のレイアウトでキャラクタを
ラベル上に印刷することができないという不具合があっ
た。
【0004】本発明は上述の問題に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、キャラクタを所望のレイアウトで
印刷するための印刷用画像データを、操作に不慣れな者
でも簡単な入力操作によって生成できるラベル作成シス
テムの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、文字や数字等のキャラクタの配置を画面上で
視認しながらラベルを作成するためのシステムであっ
て、前記ラベルのサイズを設定するラベルサイズ設定手
段と、前記キャラクタを入力するキャラクタ入力手段
と、前記キャラクタのサイズを設定するキャラクタサイ
ズ設定手段と、前記ラベルのサイズを基に前記ラベルの
外形を示すラベル画像の表示用画像データを生成すると
共に、前記キャラクタのサイズを基に前記キャラクタ入
力手段に入力されたキャラクタの大きさを示す枠線の表
示用画像データを生成する表示用画像データ生成手段
と、前記各表示用画像データを基に、前記ラベル画像及
び枠線を前記画面に表示させる表示制御手段と、前記枠
線の表示位置を任意に変更し設定するレイアウト決定手
段と、前記画面の表示に応じたレイアウトで前記キャラ
クタを形成した前記ラベルの印刷用画像の画像データを
生成する印刷用画像データ生成手段とを備えることを特
徴とする。
【0006】また、本発明は、隣接キャラクタ間の配置
間隔や縦横のキャラクタ列設数等、キャラクタの配列を
決定するための配列パラメータを設定する配列パラメー
タ設定手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記キ
ャラクタ入力手段に入力されたキャラクタ数と同数の前
記枠線を前記配列パラメータに応じた配列で表示させ、
前記印刷用画像中で前記キャラクタは前記配列パラメー
タに応じて配列されているものとした。さらに、本発明
は、前記キャラクタの上下左右方向や割り付け方向等、
キャラクタの割り付けを決定するための割り付けパラメ
ータを設定する割り付けパラメータ設定手段をさらに備
え、前記キャラクタ入力手段に入力されたキャラクタを
示すキャラクタ画像の表示用画像データが前記表示用画
像データ生成手段により生成され、該キャラクタ画像が
前記表示制御手段により、前記割り付けパラメータに応
じた割り付けパターンで対応する枠線内に、前記キャラ
クタサイズ設定手段に設定されたサイズに応じた大きさ
で表示させ、前記印刷用画像中で前記キャラクタは前記
割り付けパターンに応じて配列されているものとした。
【0007】また、本発明は、前記ラベル上に形成され
る罫線等の図形パターンの配置領域を示す図形パターン
領域画像の表示用画像データが前記表示用画像データ生
成手段により生成され、該図形パターン領域画像が前記
表示制御手段により前記画面に同時に表示されるものと
した。さらに、本発明は、前記レイアウト決定手段が、
前記枠線の表示位置の移動方向を指示する移動方向指示
手段と、該移動方向指示手段で指示された方向に前記枠
線の表示位置を一定量移動させる第1移動手段と、前記
移動方向指示手段で指示された方向において最も近い前
記図形パターンや前記バーコードラベルの辺に対応する
所定の位置に前記枠線の表示位置を移動させる第2移動
手段とを含んで構成されているものとした。
【0008】また、本発明は、複数のキャラクタからな
るキャラクタ群とその周囲の所定サイズの余白との占有
領域を示すキャラクタ群領域画像の表示用画像データが
前記表示用画像データ生成手段により生成され、該キャ
ラクタ群領域画像が前記表示制御手段により前記画面に
同時に表示されるものとした。
【0009】
【作用】本発明によれば、ラベルサイズ設定手段に設定
されたラベルのサイズを基にその外形を示すラベル画像
が表示用画像データ生成手段で生成され、キャラクタサ
イズ設定手段に設定されたキャラクタのサイズを基に、
キャラクタ入力手段に入力されたキャラクタの大きさを
示す枠線の画像が表示用画像データ生成手段で生成さ
れ、それらラベル画像や枠線が表示制御手段の制御によ
り画面に表示されると共に、前記枠線の表示位置が前記
レイアウト決定手段により任意に変更し決定され、前記
画面の表示に応じたレイアウトでキャラクタを形成した
ラベルの印刷用画像の画像データが印刷用画像データ生
成手段で生成される。
【0010】従って、前記ラベルサイズ設定手段にラベ
ルのサイズを設定し、さらに、前記キャラクタサイズ設
定手段にキャラクタのサイズを設定して、それらサイズ
に応じたラベル画像や枠線を画面に表示させておき、あ
とは、前記レイアウト決定手段により前記枠線の表示位
置を任意に変更するだけで、現状の設計状態を画面上で
視認しながらラベルの設計作業を迅速且つ容易に行え
る。しかも、設計作業と同時にラベルの印刷用画像の画
像データが印刷用画像データ生成手段で生成されるの
で、キャラクタを所望のレイアウトで印刷するための印
刷用画像データを、操作に不慣れな者でも簡単な入力操
作によって生成できる。
【0011】また、隣接キャラクタ間の配置間隔や縦横
のキャラクタ列設数等の配列パラメータを配列パラメー
タ設定手段に設定し、前記キャラクタ入力手段に入力さ
れたキャラクタ数と同数の前記枠線を前記配列パラメー
タに応じた配列で前記画面上に表示させ、前記印刷用画
像中で前記キャラクタを前記配列パラメータに応じて配
列させるように構成してもよい。
【0012】さらに、前記キャラクタ入力手段に入力さ
れたキャラクタを示すキャラクタ画像の表示用画像デー
タを前記表示用画像データ生成手段で生成し、前記キャ
ラクタの上下左右方向や割り付け方向等の割り付けパラ
メータを割り付けパラメータ設定手段に設定し、前記キ
ャラクタ画像を前記表示制御手段により、前記割り付け
パラメータに応じた割り付けパターンで対応する枠線内
に、前記キャラクタサイズ設定手段に設定されたサイズ
に応じた大きさで表示させ、前記印刷用画像中の前記キ
ャラクタを前記割り付けパターンに応じて配列させるよ
うに構成してもよい。
【0013】さらには、罫線等の図形パターンを前記ラ
ベル上に形成する場合に、その図形パターンの配置領域
を示す図形パターン領域画像の表示用画像データが前記
表示用画像データ生成手段により生成され、該図形パタ
ーン領域画像が前記表示制御手段により前記画面に同時
に表示されるように構成してもよい。上述した各種の構
成にすることで、実情により近い形でラベルの設計状態
を画面で視認することができ、特に、前記割り付けパラ
メータを設定できるように構成することで、例えばラベ
ルを貼付対象にどのような向きで貼付するか等に応じ
て、キャラクタの配列方向や上下左右の向きを自由に設
定でき、その設定でキャラクタをラベル上に印刷させる
ことができる。
【0014】さらに、前記レイアウト決定手段を移動方
向指示手段と第1及び第2移動手段とを含んだ構成と
し、移動方向指示手段により枠線の表示位置の移動方向
が指示された場合に、第1移動手段によれば、その移動
方向に前記枠線の表示位置が一定量移動され、第2移動
手段によれば、その移動方向において最も近い図形パタ
ーンやラベルの辺に対応する所定の位置に前記枠線の表
示位置が移動されるようにしてもよい。そのように構成
することで、前記キャラクタの配置を徐々に変えたり、
ラベルの一辺や、罫線等の図形パターンの1つに吸い付
くように前記キャラクタの配置を一足飛びに変えたりす
ることができる。
【0015】また、例えば1つの語句をなす複数のキャ
ラクタからなるキャラクタ群とその周囲の所定サイズの
余白との前記ラベル用紙上での占有領域を示すキャラク
タ群領域画像の表示用画像データが前記表示用画像デー
タ生成手段により生成され、該キャラクタ群領域画像が
前記表示制御手段により前記画面に同時に表示されるよ
うに構成とすれば、キャラクタ群の周囲にその見映えや
視認性を良くするために設ける余白を含めた占有領域を
画面で容易に視認できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の一実施例によるラベル作成シス
テムを構成するコンピュータとこれに接続されたプリン
タとの外観図である。図1において1はパソコン或はオ
フコン等のコンピュータであり、本体11と、これに接
続されたCRT(画面に相当)13、キーボード15、
及びマウス(図示せず)とを備える。3はプリンタであ
り、前記本体11から信号ケーブル(図示せず)を介し
て伝送される印刷用画像データに基づいて、例えば電子
写真法によりラベルの印刷を行うもので、右側部に給紙
部31を備え、上部に排紙部33を備える。
【0017】図2は前記コンピュータ1の機能ブロック
であり、該コンピュータ1は、ラベルサイズ設定手段1
501、キャラクタ入力手段1503、キャラクタサイ
ズ設定手段1505、配列パラメータ設定手段150
7、割り付けパラメータ設定手段1509、ラベル領域
画像生成手段1101、ラベル位置座標割り出し手段1
103、キャラクタジェネレータ1105、枠線画像生
成手段1107、キャラクタ群領域画像生成手段110
8、枠線位置座標設定手段1109、キャラクタ群領域
画像位置座標割り出し手段1110、及び枠線位置座標
増減手段1111を備えている。また、前記コンピュー
タ1は、図形パターンデータ保持手段1113、図形パ
ターン領域画像生成手段1115、図形パターン領域画
像位置座標割り出し手段1117、図形パターンジェネ
レータ1119、表示用画像生成手段1121、CRT
制御手段1123、印刷用画像生成手段1125、プリ
ンタ制御手段1127、表示用インタフェース112
9、及びプリンタ用インタフェース1131をさらに備
えている。
【0018】前記ラベルサイズ設定手段1501、キャ
ラクタ入力手段1503、キャラクタサイズ設定手段1
505、配列パラメータ設定手段1507、割り付けパ
ラメータ設定手段1509、及び枠線位置座標増減手段
1111の後述する位置座標増減方向指示手段1511
は前記キーボード15若しくはマウスにより構成され、
その他は前記本体11内のCPU、内部メモリ、外部記
憶装置、インタフェース回路(いずれも図示せず)等に
より構成されている。
【0019】前記ラベルサイズ設定手段1501には、
前記キーボード15のテンキーや上下左右のカーソル移
動キーの操作によりラベルのサイズが入力設定され、該
ラベルサイズ設定手段1501に入力設定されたラベル
のサイズデータは、前記ラベル領域画像生成手段110
1、ラベル位置座標割り出し手段1103、及び図形パ
ターン領域画像生成手段1115に伝送される。
【0020】ラベル領域画像生成手段1101では、前
記ラベルのサイズデータを基に、前記CRT13の表示
画面の一例を示す図3中に示すカーソルA(ラベル画像
に相当)の画像データが生成される。このカーソルA
は、前記ラベルの領域を表示するためのものである。ラ
ベル位置座標割り出し手段1103では、前記ラベルの
サイズデータを基に、前記カーソルAの表示位置座標が
割り出される。前記ラベルのサイズデータを基にした図
形パターン領域画像生成手段1115の動作については
後述する。
【0021】前記キャラクタ入力手段1503には、前
記キーボード15の文字キーや数字キーの操作により、
表示されたラベル上に配置する文字や数字等のキャラク
タの読み等が入力され、入力されたキャラクタの読み等
はキャラクタジェネレータ1105に伝送される。前記
キャラクタサイズ設定手段1505には、前記キャラク
タ入力手段1503へのキャラクタの読み等の入力後
に、前記キーボード15のテンキー等の操作により、前
記キャラクタのサイズが、縦横のミリ数等の数値により
入力設定され、入力設定されたキャラクタのサイズデー
タは、前記キャラクタジェネレータ1105、枠線画像
生成手段1107、及びキャラクタ群領域画像生成手段
1108にそれぞれ伝送される。
【0022】キャラクタジェネレータ1105では、前
記キャラクタのサイズデータを基に、実際に配置される
前記キャラクタのフォントデータが生成される。枠線画
像生成手段1107では、前記キャラクタのサイズデー
タを基に、前記CRT13の表示画面の一例を示す図3
中に示すカーソルB(枠線に相当)の画像データが生成
される。このカーソルBは、前記キャラクタ入力手段1
503に入力されたキャラクタの大きさを表示するため
のものである。前記キャラクタのサイズデータを基にし
たキャラクタ群領域画像生成手段1108の動作につい
ては後述する。
【0023】前記配列パラメータ設定手段1507に
は、前記キャラクタ入力手段1503へのキャラクタの
読み等の入力後に、前記キーボード15のテンキーやカ
ーソル移動キー、並びに前記マウスの操作により、隣接
キャラクタ間の配置間隔や縦横のキャラクタ列設数等、
キャラクタの配列を決定するための配列パラメータが入
力設定される。尚、前記縦横のキャラクタ列設数は、行
列数(行=縦方向、列=横方向)の形で設定され、行列
数の値は、キャラクタ入力手段1503に入力したキャ
ラクタの数に応じて任意に設定される。
【0024】前記割り付けパラメータ設定手段1509
には、前記配列パラメータの設定後に、前記キャラクタ
の上下左右方向や割り付け方向等、キャラクタの割り付
けを決定するための割り付けパラメータが入力設定さ
れ、同時に、キャラクタの書体(例えば明朝体やゴシッ
ク体等)も合わせて設定される。前記配列パラメータ設
定手段1507及び割り付けパラメータ設定手段150
9にそれぞれ入力設定された前記配列パラメータ及び割
り付けパラメータは、前記キャラクタ群領域画像生成手
段1108、表示用画像生成手段1121、及び印刷用
画像生成手段1125にそれぞれ伝送される。
【0025】前記キャラクタ群領域画像生成手段110
8では、前記キャラクタのサイズデータ及び配列パラメ
ータを基に、図3中に示すカーソルC(キャラクタ群領
域画像に相当)の画像データが生成される。このカーソ
ルCは、前記配列パラメータ中の縦横のキャラクタ列設
数に応じた数の複数のキャラクタからなるキャラクタ群
と、見映えや視認性を良くするためにキャラクタ群の周
囲に設ける前記配置間隔に応じたサイズの余白との占有
領域を表示するためのものである。尚、例えばキャラク
タ入力手段1503に10個分のキャラクタの読みが入
力された後に、前記配列パラメータ中で縦横のキャラク
タ列設数が8行×1列と入力設定された場合のように、
前記キャラクタ列設数が、キャラクタの入力数を下回る
値で入力された場合には、図4の模式図で示すように、
行方向又は列方向に1行分又は1列分スペースを空けた
サイズのカーソルC(図4中では列方向にスペースを空
けている)の画像データが、キャラクタ群領域画像生成
手段1108で生成される。
【0026】前記図形パターンデータ保持手段1113
には、前記ラベルに前記キャラクタと共に配置される罫
線やバーコード等の図形パターンのデータが保持されて
おり、この図形パターンデータは前記図形パターン領域
画像生成手段1115と前記図形パターンジェネレータ
1119とに伝送される。図形パターン領域画像生成手
段1115では、前記ラベルサイズ設定手段1501に
入力設定されたラベルのサイズデータと前記図形パター
ンデータとを基に、図3中に示すカーソルD(図形パタ
ーン領域画像に相当)の画像データが生成される。この
カーソルDは、前記図形パターンの領域を表示するため
のものである。
【0027】前記図形パターン領域画像位置座標割り出
し手段1117には、前記ラベル位置座標割り出し手段
1103で割り出された前記カーソルAの表示位置座標
が伝送され、該図形パターン領域画像位置座標割り出し
手段1117ではこれを基に、前記カーソルDの表示位
置座標が割り出される。図形パターンジェネレータ11
19では前記図形パターンデータを基に、実際に配置さ
れる前記図形パターンのフォントデータが生成される。
【0028】前記枠線位置座標設定手段1109には、
前記カーソルBの表示位置座標が設定され、その表示位
置座標は、前記枠線位置座標増減手段1111により変
更される。
【0029】枠線位置座標増減手段1111は、位置座
標増減方向指示手段1511と第1及び第2位置座標増
減手段1133,1135とで構成されている。位置座
標増減方向指示手段1511には、前記キーボード15
のカーソル移動キーや前記マウスの操作により(場合に
よってはカーソル移動キーと前記シフトキーとの併用操
作により)、前記カーソルBの表示位置座標の増減方向
が入力設定される。
【0030】前記第1位置座標増減手段1133では、
前記カーソル移動キー或はマウスの操作により前記位置
座標増減方向指示手段1511に前記カーソルBの表示
位置座標の増減方向が入力設定された時に、その操作回
数と操作したカーソル移動キーに割り当てられた移動方
向とに応じて(カーソル移動キーの場合)、或は、その
操作方向と操作量とに応じて(マウスの場合)、前記枠
線位置座標設定手段1109に設定される前記カーソル
Bの表示位置座標が縦(上下)方向及び横(左右)方向
にそれぞれ一定量ずつ増減される。
【0031】これに対し、前記第2位置座標増減手段1
135では、カーソル移動キーと前記シフトキーとの併
用操作により前記位置座標増減方向指示手段1511に
前記カーソルBの表示位置座標の増減方向が入力設定さ
れた時に、前記ラベル位置座標割り出し手段1103や
図形パターン領域画像位置座標割り出し手段1117で
割り出されたカーソルAやカーソルDの表示位置座標を
基に、操作したカーソル移動キーに割り当てられた移動
方向に応じて、その方向で前記カーソルBの表示位置座
標に最も近い前記カーソルAやカーソルDの表示位置座
標に対応する所定の座標にそれぞれ増減変更される。
尚、本実施例では、レイアウト決定手段が枠線位置座標
設定手段1109と枠線位置座標増減手段1111とで
構成され、移動方向指示手段が位置座標増減方向指示手
段1511で構成され、第1及び第2移動手段がそれぞ
れ第1及び第2位置座標増減手段1133,1135で
構成されている。
【0032】このようにして前記枠線位置座標設定手段
1109に設定された前記カーソルBの表示位置座標デ
ータは、前記キャラクタ群領域画像位置座標割り出し手
段1110に伝送され、該キャラクタ群領域画像位置座
標割り出し手段1110では前記表示位置座標を基に、
図3に示すように、前記キャラクタ群をなす複数のキャ
ラクタに相当する複数の前記カーソルBを囲む前記カー
ソルCの表示位置座標が割り出される。
【0033】前記表示用画像生成手段1121には、前
記ラベル領域画像生成手段1101、キャラクタジェネ
レータ1105、枠線画像生成手段1107、キャラク
タ群領域画像生成手段1108、及び図形パターン領域
画像生成手段1115でそれぞれ生成された前記カーソ
ルA、キャラクタ、カーソルB、カーソルC、カーソル
D、及びカーソルEの各画像データやキャラクタのフォ
ントデータと、前記枠線位置座標設定手段1109で設
定された前記カーソルBの表示位置座標と、前記ラベル
位置座標割り出し手段1103、キャラクタ群領域画像
位置座標割り出し手段1110、及び前記図形パターン
領域画像位置座標割り出し手段1117でそれぞれ割り
出された前記カーソルA、カーソルC、及びカーソルD
の表示位置座標とが伝送される。
【0034】表示用画像生成手段1121では前記各画
像データ、フォントデータ、及び各表示位置座標を基
に、前記ラベルの現状の設計状態を示す表示用画像の画
像データが生成され、生成された前記表示用画像データ
は、前記CRT制御手段1123の制御により、前記表
示用インタフェース1129を経て、前記本体11から
前記CRT13に出力される。尚、本実施例では、表示
用画像データ生成手段がラベル領域画像生成手段110
1、キャラクタジェネレータ1105、枠線画像生成手
段1107、キャラクタ群領域画像生成手段1108、
図形パターン領域画像生成手段1115、及び表示用画
像生成手段1121で構成され、表示制御手段がCRT
制御手段1123で構成されている。
【0035】前記印刷用画像生成手段1125には、前
記キャラクタジェネレータ1105及び図形パターンジ
ェネレータ1119でそれぞれ生成された前記キャラク
タ及び図形パターンの各フォントデータと、前記枠線位
置座標設定手段1111に設定された前記カーソルBの
表示位置座標と、前記ラベル位置座標割り出し手段11
03、キャラクタ群領域画像位置座標割り出し手段11
10、及び前記図形パターン領域画像位置座標割り出し
手段1117でそれぞれ割り出された前記カーソルA、
カーソルC、及びカーソルDの表示位置座標とが伝送さ
れる。
【0036】印刷用画像生成手段1125では前記各フ
ォントデータ及び各表示位置座標を基に、現状の設計状
態に応じた前記ラベルの印刷用画像の画像データが生成
され、生成された前記印刷用画像データは、前記プリン
タ制御手段1127の制御により、前記プリンタ用イン
タフェース1131を経て、前記本体11から前記プリ
ンタ3に出力される。尚、本実施例では、印刷用画像デ
ータ生成手段がキャラクタジェネレータ1105、図形
パターンジェネレータ1119、及び印刷用画像生成手
段1125で構成されている。
【0037】次に、本実施例のラベル作成システムによ
るラベルの設計作業の流れについて、図5のフローチャ
ートを参照して説明する。まず、ステップS1で、前記
キーボード15やマウスを用いて、前記ラベルサイズ設
定手段1501に前記ラベルのサイズを入力設定すると
共に、キーボード15の文字キーや数字キーを用いて、
前記ラベル上に印刷する文字や数字等のキャラクタの読
み等を前記キャラクタ入力手段1503に入力する。入
力されたキャラクタの読み等を基にキャラクタジェネレ
ータ1105で生成された前記キャラクタのフォントデ
ータは、入力順に、前記本体11内の内部メモリ等に一
旦格納される。
【0038】次に、ステップS3で、前記キーボード1
5のテンキー等を用いて、前記キャラクタサイズ設定手
段1505に、前記キャラクタのサイズを縦横のミリ数
等の数値により入力設定すると共に、キーボード15の
テンキーやカーソル移動キー、並びに前記マウス等を用
いて、前記配列パラメータ設定手段1507に前記配列
パラメータを入力設定する。さらに、ステップS5で、
前記ステップS1での前記ラベルサイズ設定手段150
1やキャラクタ入力手段1503への入力設定内容と、
前記ステップS3での前記配列パラメータ設定手段15
07への前記配列パラメータの入力設定内容とを基に、
前記ラベル領域画像生成手段1101、枠線画像生成手
段1107、キャラクタ群領域画像生成手段1108、
及び図形パターン領域画像生成手段1115で、前記カ
ーソルA〜Dの表示サイズが計算され、さらに、そのサ
イズに応じたカーソルA〜Dの画像データが生成され
る。
【0039】続くステップS7では、前記枠線位置座標
設定手段1109に設定された表示位置座標に前記カー
ソルBが配置され、また、前記ラベル位置座標割り出し
手段1103、キャラクタ群領域画像位置座標割り出し
手段1110、及び前記図形パターン領域画像位置座標
割り出し手段1117でそれぞれ割り出された表示位置
座標に前記カーソルA、カーソルC、及びカーソルDが
配置された前記表示用画像が、前記表示用画像生成手段
1121で生成された画像データを基に、図3に示すよ
うに前記CRT13に表示される。
【0040】ここで、ラベルの設計者は、カーソルA〜
Dの表示を見ながら、ラベル上でのカーソルB,C、即
ち前記キャラクタ及びキャラクタ群のレイアウトを評価
し、必要に応じてCRT13上でのカーソルB,Cの表
示位置を、前記キーボード15のカーソル移動キーや前
記マウスの操作、或はカーソル移動キーと前記シフトキ
ーとの併用操作により上下左右に移動させる。このと
き、前記キャラクタ及びキャラクタ群を、それらに最も
近い前記図形パターンに近付けてレイアウトしたい場合
には、次のステップS9で吸い付け機能を利用してカー
ソルB,Cを移動させ、前記図形パターンに関係なく前
記キャラクタ及びキャラクタ群のレイアウトを変えたい
場合には、ステップS9で吸い付け機能を利用せずにカ
ーソルB,Cを移動させる。
【0041】まず、ステップS9で吸い付け機能を利用
する場合には、ステップS11で、前記カーソルB,C
から吸い付け対象の図形パターンを示す前記カーソルD
に向かう方向の前記カーソル移動キーと前記シフトキー
とを同時に操作する。このとき、例えば、図6に模式図
で示すように、カーソルAの左辺からやや中央寄り箇所
に前記カーソルB,Cが表示されているものとする。
【0042】この状態で、前記ステップS11により左
方向のカーソル移動キーとシフトキーとが同時に操作さ
れて、前記位置座標増減方向指示手段1511に横方向
の位置座標を減らす旨が指示されると、前記ラベルの左
辺とキャラクタとの間に見映えや視認性を良くするため
の余白を確保するために、前記第2位置座標増減手段1
135によって、カーソルB,Cのうち最も左側にある
カーソルCの左辺の表示位置座標がカーソルAの左辺と
同じ表示位置座標となるように、カーソルBの左辺の表
示位置座標が変更される。また、カーソルBの左辺の表
示位置座標の変更に追従して、前記キャラクタ群領域画
像位置座標割り出し手段1110で割り出されるカーソ
ルCの横方向の表示位置座標が変更され、これにより、
カーソルB,Cの表示位置が図7に示すように左側に移
動される。尚、図6の状態から右方向のカーソル移動キ
ーとシフトキーとが同時に操作されると、上述と同様に
して、前記第2位置座標増減手段1135により、カー
ソルB,Cの表示位置が、それらの右側にある例えばバ
ーコードの印刷領域を示す矩形のカーソルDの左側箇所
に移動される。
【0043】以上の操作により、キャラクタの見映えや
視認性を良くする前記余白を確保した状態で、カーソル
B,CをカーソルAの左辺の近傍箇所に容易に配置で
き、また、この吸い付け機能の利用により、カーソル
B,Cと周辺のカーソルD或はカーソルAとの端と揃え
て容易に配置することもできる。尚、上下方向のカーソ
ル移動キーとシフトキーとを同時に操作すれば、上述と
同様に、前記余白を確保した状態で、カーソルB,Cを
カーソルAの上辺や下辺、或は前記矩形のカーソルDの
上辺等の近傍箇所や、それらと端を揃えた箇所に容易に
配置できる。
【0044】一方、ステップS9で吸い付け機能を利用
しない場合には、ステップS13で、カーソルB,Cが
このままの位置で良いか否かを判断し、良くない場合に
は、次のステップS15で、前記カーソル移動キーかマ
ウスを単独で操作する。例えば、左方向のカーソル移動
キーが操作されて、前記位置座標増減方向指示手段15
11に横方向の位置座標を減らす旨が指示されると、カ
ーソル移動キーの操作回数に応じて、前記第1位置座標
増減手段1133により、カーソルBの表示位置座標が
一定量ずつ変更され、また、これに追従してカーソルC
の横方向の表示位置座標が変更され、カーソルB,Cの
表示位置が徐々に左方向に移動される。尚、右方向、或
は上下方向のカーソル移動キーが操作された場合にも同
様に、カーソルB,Cの表示位置が徐々に右方向、或は
上下方向に移動される。これにより、カーソルB,Cを
細かいピッチで上下左右に移動させることができ、微細
な設計変更にも容易に対応できる。
【0045】そして、前記ステップS13でカーソル
B,Cがこのままの位置で良いと判断しカーソルB,C
の移動を行わなかった場合と、前記ステップS11或は
ステップS15によるカーソルB,Cの移動が終わった
ならば、次のステップS17に進む。ステップS17で
は、前記ステップS3で前記キャラクタサイズ設定手段
1505に入力設定した前記キャラクタのサイズや、前
記配列パラメータ設定手段1507に入力設定した前記
配列パラメータの変更の要否を検討する。変更が必要で
ある場合には、前記ステップS3に戻って前記キャラク
タのサイズや配列パラメータを再入力設定し、以後、ス
テップS5乃至ステップS17に進む。
【0046】尚、前記印刷サイズや配列パラメータの変
更の要否は、表示された前記カーソルB,Cを見て容易
に判断することができる。例えば、図8の模式図に示す
ように、前記CRT13の中央からやや下方寄り箇所に
表示された罫線を示すカーソルDに前記カーソルCが跨
がって表示された場合には、前記キャラクタのサイズ、
隣接キャラクタ間の配置間隔、縦横のキャラクタ列設数
のうち少なくとも1つを変更する必要があるものと容易
に判断できる。また、図4に示すように、列方向に1列
分スペースを空けたサイズのカーソルCが表示された場
合には、前記縦横のキャラクタ列設数を変更する必要が
あるものと容易に判断できる。
【0047】そして、図8の状態から前記隣接キャラク
タ間の配置間隔を、適当な小さめの値に設定し直すと、
図9の模式図に示すような、前記カーソルB間の上下間
隔が詰まりそれに応じて前記カーソルCが前記罫線を示
すカーソルDと前記カーソルAの上辺との間に納まった
画像が表示される。また、図8の状態から前記キャラク
タのサイズを、適当な小さめの値に設定し直すと、図1
0の模式図に示すような、前記カーソルBの大きさが小
さくなりそれに応じて前記カーソルCが前記罫線を示す
カーソルDと前記カーソルAの上辺との間に納まった画
像が表示される。さらに、図4の状態から前記縦横のキ
ャラクタ列設数を行方向に1列分増やし、例えば5行×
2列に設定し直すと、図11の模式図に示すような、1
0個のカーソルBが2列に亘ってカーソルA内に配列さ
れた画像が表示される。
【0048】一方、前記ステップS17で変更が不要で
ある場合は、カーソルB,Cの位置を確定して次のステ
ップS19に進む。ステップS19では、キーボード1
5のテンキーやカーソル移動キー、並びに前記マウス等
を用いて、前記割り付けパラメータ設定手段1509に
前記割り付けパラメータを入力設定する。すると、次の
ステップS21で、前記本体11内の内部メモリ等に一
旦格納された入力キャラクタのフォントデータと、前記
ステップS19での前記割り付けパラメータ設定手段1
509への前記割り付けパラメータの入力設定内容を基
に、各カーソルB内にキャラクタが表示された新たな表
示用画像が前記表示用画像生成手段1121で生成さ
れ、その新たな表示用画像が表示される。
【0049】前記ステップS21で表示される新たな表
示用画像では、前記割り付けパラメータ中の割り付け方
向(例えば上から下へ或は左から右へ等)で指定した方
向に従った配列で、表示された各カーソルB内に前記キ
ャラクタ入力手段1503に入力されたキャラクタが入
力順に挿入され、しかも、前記キャラクタが、前記割り
付けパラメータ中のキャラクタの上下左右方向で指定し
た通りの向きで各カーソルB中に挿入されている。例え
ば、前記ステップS17の時点で図9に示す画像が表示
されていた場合、前記ステップS19で前記割り付け方
向が上から下向きと指定され、前記キャラクタの上下左
右方向が上向きと指定された場合には、前記ステップS
21で、図12の模式図に示すように、各カーソルB内
にキャラクタGが挿入された画像が表示される。
【0050】同様に、前記ステップS19で前記割り付
け方向が下から上向きと指定され、前記キャラクタGの
上下左右方向が左向きと指定された場合には、前記ステ
ップS21で、図13の模式図に示す画像が表示され、
また、前記割り付け方向が上から下向きと指定され、前
記キャラクタGの上下左右方向が右向きと指定された場
合には、図14の模式図に示す画像が表示される。そし
て、前記ステップS21で表示された画像により前記ラ
ベルのレイアウトと各キャラクタGの配列、配置を確認
し、ラベルの設計作業を終了する。
【0051】以上に説明したラベルの設計作業が終了し
た時点では、前記印刷用画像生成手段1125により、
前記ステップS21で表示された画像中のカーソルDを
罫線やバーコードに置き換えてその他のカーソルA,
B,Cをなくし、且つ、前記カーソルB中のキャラクタ
Gを前記割り付けパラメータと共に前記割り付けパラメ
ータ設定手段1509に設定された書体にした前記ラベ
ルの印刷用画像の画像データが生成されている。そこ
で、前記キーボード15等の操作により、設計したラベ
ルの印刷を指示し、前記印刷用画像の画像データを、前
記プリンタ制御手段1127の制御により、前記プリン
タ用インタフェース1131を経て、前記本体11から
前記プリンタ3に出力させ、前記印刷用画像に応じたレ
イアウトのラベルを、プリンタ3の給紙部31から給紙
される、前記ラベルサイズ設定手段1501に設定され
たサイズに応じたラベル用紙上にプリントさせ、排紙部
33から排紙させる。尚、ラベルの設計作業の終了時点
で、前記カーソルB,Cが図12に示すように表示され
ていた場合の、前記プリンタ3でラベル用紙上にプリン
トされたラベルを図15に示す。また、図15中Eはラ
ベル、Fはラベル用紙、H及びJは、前記図形パターン
を構成するバーコード及び罫線を示す。
【0052】このように、本実施例のラベル作成システ
ムによれば、ラベルサイズ設定手段1501及びキャラ
クタ入力手段1503に、ラベル用紙Fのサイズや、ラ
ベル用紙F上に配置するキャラクタGの読み等を入力
し、さらに、キャラクタサイズ設定手段1505に、キ
ャラクタGのサイズを設定すると共に、配列パラメータ
設定手段1507や割り付けパラメータ設定手段150
9に、キャラクタGの配列や割り付けに関する各種パラ
メータを設定することで、ラベル領域、枠線、キャラク
タ群領域、及び図形パターン領域の各画像生成手段11
01,1107,1108,1115により、ラベル
E、キャラクタG及びその集合であるキャラクタ群、並
びに図形パターンを構成するバーコードH及び罫線Jの
領域を示すカーソルA〜Dの画像データが生成されて、
それらの画像がCRT13上に表示され、しかも、枠線
位置座標設定手段1109に設定される前記キャラクタ
Gの領域を示すカーソルBの表示位置座標が、キーボー
ド15のカーソル移動キー等によって変更されると、こ
れに応じて前記カーソルB,Cの表示位置が縦方向や横
方向に変更される。そして、表示されたカーソルB,D
の位置やカーソルBの大きさに対応してラベル用紙F上
にキャラクタGや図形パターンを構成するバーコードH
及び罫線JがレイアウトされたラベルEの印刷用画像の
画像データが印刷用画像生成手段1125で生成され、
その画像データがプリンタ制御手段1127の制御によ
り、プリンタ用インタフェース1131を経てプリンタ
3に出力される。
【0053】このため、キャラクタGを所望のレイアウ
ト及び大きさでラベル用紙F上に印刷するためのラベル
Eの印刷用画像データを、現状の設計状態をCRT13
上で視認しながら容易に生成することができ、操作に熟
達していない不慣れな者でも簡単な入力操作によってラ
ベルEの印刷用画像データを容易に生成できる。
【0054】また、本実施例のラベル作成システムによ
れば、ラベル用紙F上での隣接キャラクタG間の配置間
隔や縦横のキャラクタ列設数等の配列パラメータと、キ
ャラクタGの上下左右方向や割り付け方向等の割り付け
パラメータを、配列パラメータ設定手段1507と割り
付けパラメータ設定手段1509とにそれぞれ設定し、
キャラクタ入力手段1503に入力されたキャラクタG
を示すキャラクタ画像の画像データをキャラクタジェネ
レータ1105で生成して、キャラクタ入力手段150
3に入力されたキャラクタGの数と同数の前記カーソル
Bを前記配列パラメータに応じた配列でCRT13上に
表示させ、各カーソルB内に、入力されたキャラクタG
の画像を、前記割り付けパラメータに応じた割り付けパ
ターンで且つ前記キャラクタGのサイズに応じた大きさ
で表示させるようにした。しかも、前記印刷用画像生成
手段1125で生成される印刷用画像中の前記キャラク
タGを前記配列パラメータや前記割り付けパターンに応
じて配列させるようにした。このため、ラベルE上での
キャラクタGの配列や割り付けをより実情に近い形でC
RT13上で視認しながら簡単な操作で容易に決定し、
それに応じた印刷用画像データを生成することができ
る。
【0055】同様に、本実施例のラベル作成システムに
よれば、キャラクタGと共にラベルE上に配置されるバ
ーコードHや罫線Jの領域をカーソルDで表示させるよ
うにしたので、実情により近い形でラベルEの設計状態
をCRT13上で視認でき、ラベルEの印刷用画像デー
タの生成をより容易に行うことができる。
【0056】また、本実施例のラベル作成システムによ
れば、枠線位置座標設定手段1109に設定される前記
カーソルBの表示位置座標の増減方向を、キーボード1
5やマウスを用いて位置座標増減方向指示手段1511
に指示する構成とし、しかも、カーソル移動キーとシフ
トキーとを併用して増減方向を位置座標増減方向指示手
段1511に指示すると、第2位置座標増減手段113
5等により、前記カーソルB,Cの表示位置が、それら
の縦方向や横方向の近くのカーソルDの近傍箇所に一足
飛びに移動されるようにした。このため、カーソルCが
示す余白を確保した状態で、カーソルB,Cをカーソル
Aの上下左右の辺や周辺のカーソルDの近傍箇所に容易
にレイアウトしたり、カーソルBとカーソルD或はカー
ソルAとの端を揃えて容易にレイアウトすることができ
る。
【0057】尚、本実施例では、ラベルE上に配置され
るバーコードHや罫線L等の図形パターンの領域をカー
ソルDでCRT13上に表示させる構成について説明し
たが、特に図形パターンの領域を視認する必要がない場
合や、キャラクタG以外のものを配置しない場合等に
は、カーソルDの表示を省略してもよい。また、本実施
例では、キャラクタG及びキャラクタ群の領域をそれぞ
れ示すカーソルB,Cの表示位置を、周辺のバーコード
Hや罫線J等の図形パターンの領域を示すカーソルDの
近傍箇所に一足飛びに移動させることができる構成につ
いて説明したが、これに必要な構成は省略してもよい。
【0058】さらに、本実施例では、例えば1つの語句
をなす複数のキャラクタGの周囲に設ける余白に応じた
カーソルCをCRT13上に表示させる構成について説
明したが、カーソルCの表示のための構成は省略しても
よい。また、本実施例では、ラベルEのサイズをキーボ
ード15により入力設定するものとしたが、ラベルEの
サイズが不変である場合には、ラベルサイズ設定手段を
コンピュータ1の内部メモリに置き換えてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、文
字や数字等のキャラクタの配置を画面上で視認しながら
ラベルを作成するためのシステムであって、前記ラベル
のサイズを設定するラベルサイズ設定手段と、前記キャ
ラクタを入力するキャラクタ入力手段と、前記キャラク
タのサイズを設定するキャラクタサイズ設定手段と、前
記ラベルのサイズを基に前記ラベルの外形を示すラベル
画像の表示用画像データを生成すると共に、前記キャラ
クタのサイズを基に前記キャラクタ入力手段に入力され
たキャラクタの大きさを示す枠線の表示用画像データを
生成する表示用画像データ生成手段と、前記各表示用画
像データを基に、前記ラベル画像及び枠線を前記画面に
表示させる表示制御手段と、前記枠線の表示位置を任意
に変更し設定するレイアウト決定手段と、前記画面の表
示に応じたレイアウトで前記キャラクタを形成した前記
ラベルの印刷用画像の画像データを生成する印刷用画像
データ生成手段とを備える構成とした。
【0060】このため、前記ラベルサイズ設定手段にラ
ベルのサイズを設定し、さらに、前記キャラクタサイズ
設定手段にキャラクタのサイズを設定して、それらサイ
ズに応じたラベル画像や枠線を画面に表示させておき、
あとは、前記レイアウト決定手段により前記枠線の表示
位置を任意に変更するだけで、現状の設計状態を画面上
で視認しながらラベルの設計作業を迅速且つ容易に行
え、しかも、設計作業と同時にラベルの印刷用画像の画
像データが印刷用画像データ生成手段で生成されるの
で、キャラクタを所望のレイアウトで印刷するための印
刷用画像データを、操作に不慣れな者でも簡単な入力操
作によって生成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるラベル作成システムを
構成するコンピュータとこれに接続されたプリンタとの
外観図である。
【図2】図1に示すコンピュータの機能ブロックであ
る。
【図3】図1に示すCRTの表示画面の一例を示す説明
図である。
【図4】図1に示すCRTの表示画面の一例を示す説明
図である。
【図5】本実施例のラベル作成システムによるラベルの
設計作業の流れを示すフローチャートである。
【図6】図1に示すCRTの表示画面の一例を示す説明
図である。
【図7】図1に示すCRTの表示画面の一例を示す説明
図である。
【図8】図1に示すCRTの表示画面の一例を示す説明
図である。
【図9】図1に示すCRTの表示画面の一例を示す説明
図である。
【図10】図1に示すCRTの表示画面の一例を示す説
明図である。
【図11】図1に示すCRTの表示画面の一例を示す説
明図である。
【図12】キャラクタの大きさを示すカーソル内にキャ
ラクタを挿入して表示した図1のCRTの表示画面の一
例を示す説明図である。
【図13】キャラクタの大きさを示すカーソル内にキャ
ラクタを挿入して表示した図1のCRTの表示画面の一
例を示す説明図である。
【図14】キャラクタの大きさを示すカーソル内にキャ
ラクタを挿入して表示した図1のCRTの表示画面の一
例を示す説明図である。
【図15】図12に示す画面がCRTに表示されている
時点で図1のプリンタによりプリントされたラベルを示
す説明図である。
【符号の説明】
1101 ラベル領域画像生成手段(表示用画像データ
生成手段) 1105 キャラクタジェネレータ(表示用画像データ
生成手段、印刷用画像データ生成手段) 1107 枠線画像生成手段(表示用画像データ生成手
段) 1108 キャラクタ群画像生成手段(表示用画像デー
タ生成手段) 1109 枠線位置座標設定手段(レイアウト決定手
段) 1111 枠線位置座標増減手段(レイアウト決定手
段) 1115 図形パターン領域画像生成手段(表示用画像
データ生成手段) 1119 図形パターンジェネレータ(印刷用画像デー
タ生成手段) 1121 表示用画像生成手段(表示用画像データ生成
手段) 1123 CRT制御手段(表示制御手段) 1125 印刷用画像生成手段(印刷用画像データ生成
手段) 1127 プリンタ制御手段(印刷用画像データ出力手
段) 1131 プリンタ用インタフェース(印刷用画像デー
タ出力手段) 1133 第1位置座標増減手段(第1移動手段) 1135 第2位置座標増減手段(第2移動手段) 13 CRT(画面) 1501 ラベルサイズ設定手段 1503 キャラクタ入力手段 1505 キャラクタサイズ設定手段 1507 配列パラメータ設定手段 1509 割り付けパラメータ設定手段 1511 位置座標増減方向指示手段(移動方向指示手
段) 3 プリンタ A カーソル(ラベル画像) B カーソル(枠線) C カーソル(キャラクタ群領域画像) D カーソル(図形パターン領域画像) E ラベル G キャラクタ H バーコード(図形パターン) J 罫線(図形パターン)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や数字等のキャラクタの配置を画面
    上で視認しながらラベルを作成するためのシステムであ
    って、 前記ラベルのサイズを設定するラベルサイズ設定手段
    と、 前記キャラクタを入力するキャラクタ入力手段と、 前記キャラクタのサイズを設定するキャラクタサイズ設
    定手段と、 前記ラベルのサイズを基に前記ラベルの外形を示すラベ
    ル画像の表示用画像データを生成すると共に、前記キャ
    ラクタのサイズを基に前記キャラクタ入力手段に入力さ
    れたキャラクタの大きさを示す枠線の表示用画像データ
    を生成する表示用画像データ生成手段と、 前記各表示用画像データを基に、前記ラベル画像及び枠
    線を前記画面に表示させる表示制御手段と、 前記枠線の表示位置を任意に変更し設定するレイアウト
    決定手段と、 前記画面の表示に応じたレイアウトで前記キャラクタを
    形成した前記ラベルの印刷用画像の画像データを生成す
    る印刷用画像データ生成手段と、 を備えることを特徴とするラベル作成システム。
  2. 【請求項2】 隣接キャラクタ間の配置間隔や縦横のキ
    ャラクタ列設数等、キャラクタの配列を決定するための
    配列パラメータを設定する配列パラメータ設定手段をさ
    らに備え、前記表示制御手段は、前記キャラクタ入力手
    段に入力されたキャラクタ数と同数の前記枠線を前記配
    列パラメータに応じた配列で表示させ、前記印刷用画像
    中で前記キャラクタは前記配列パラメータに応じて配列
    されている請求項1記載のラベル作成システム。
  3. 【請求項3】 前記キャラクタの上下左右方向や割り付
    け方向等、キャラクタの割り付けを決定するための割り
    付けパラメータを設定する割り付けパラメータ設定手段
    をさらに備え、前記キャラクタ入力手段に入力されたキ
    ャラクタを示すキャラクタ画像の表示用画像データが前
    記表示用画像データ生成手段により生成され、該キャラ
    クタ画像が前記表示制御手段により、前記割り付けパラ
    メータに応じた割り付けパターンで対応する枠線内に、
    前記キャラクタサイズ設定手段に設定されたサイズに応
    じた大きさで表示させ、前記印刷用画像中で前記キャラ
    クタは前記割り付けパターンに応じて配列されている請
    求項2記載のラベル作成システム。
  4. 【請求項4】 前記ラベル上に形成される罫線等の図形
    パターンの配置領域を示す図形パターン領域画像の表示
    用画像データが前記表示用画像データ生成手段により生
    成され、該図形パターン領域画像が前記表示制御手段に
    より前記画面に同時に表示される請求項1、2又は3記
    載のラベル作成システム。
  5. 【請求項5】 前記レイアウト決定手段は、前記枠線の
    表示位置の移動方向を指示する移動方向指示手段と、該
    移動方向指示手段で指示された方向に前記枠線の表示位
    置を一定量移動させる第1移動手段と、前記移動方向指
    示手段で指示された方向において最も近い前記図形パタ
    ーンや前記バーコードラベルの辺に対応する所定の位置
    に前記枠線の表示位置を移動させる第2移動手段とを含
    んで構成されている請求項4記載のラベル作成システ
    ム。
  6. 【請求項6】 複数のキャラクタからなるキャラクタ群
    とその周囲の所定サイズの余白との占有領域を示すキャ
    ラクタ群領域画像の表示用画像データが前記表示用画像
    データ生成手段により生成され、該キャラクタ群領域画
    像が前記表示制御手段により前記画面に同時に表示され
    る請求項1、2、3、4又は5記載のラベル作成システ
    ム。
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