JPH0589127A - 文書作成装置 - Google Patents
文書作成装置Info
- Publication number
- JPH0589127A JPH0589127A JP3249129A JP24912991A JPH0589127A JP H0589127 A JPH0589127 A JP H0589127A JP 3249129 A JP3249129 A JP 3249129A JP 24912991 A JP24912991 A JP 24912991A JP H0589127 A JPH0589127 A JP H0589127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lines
- area
- character string
- input
- address
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Document Processing Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】はがき宛名の印刷機能を備えた文書作成装置に
おいて、複数行からなる住所を常にバランス良く配置し
て印刷することにより、宛名印刷機能の向上を図る。 【構成】制御部13はRAM15の領域15aに格納さ
れた領域情報から受取人住所が入力される領域のサイズ
を得、また、領域15bに格納された書式情報から受取
人住所の指定行数、領域15cに格納された文字列情報
から受取人住所の入力行数を得ることにより、上記入力
行数と上記指定行数とを比較し、上記入力行数が上記指
定行数より少ない場合には上記指定行数を上記入力行数
に応じた行数に変換し、この変換された行数に基づいて
上記文字列に対する均等割付情報を生成し、上記文字列
の各行を均等割付けてして印刷する。
おいて、複数行からなる住所を常にバランス良く配置し
て印刷することにより、宛名印刷機能の向上を図る。 【構成】制御部13はRAM15の領域15aに格納さ
れた領域情報から受取人住所が入力される領域のサイズ
を得、また、領域15bに格納された書式情報から受取
人住所の指定行数、領域15cに格納された文字列情報
から受取人住所の入力行数を得ることにより、上記入力
行数と上記指定行数とを比較し、上記入力行数が上記指
定行数より少ない場合には上記指定行数を上記入力行数
に応じた行数に変換し、この変換された行数に基づいて
上記文字列に対する均等割付情報を生成し、上記文字列
の各行を均等割付けてして印刷する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、はがき宛名の印刷機能
を備えた文書作成装置に関する。
を備えた文書作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書作成装置では、差出人と受取
人の住所、氏名、郵便番号等を予め文書として作成して
おくことにより、これを呼び出してから「宛名印刷」機
能で、官製はがきの書式にあった形で印刷することがで
きる。この場合、差出人と受取人の住所、氏名、郵便番
号等はそれぞれ異なる文字サイズ、文字ピッチ、行ピッ
チによりレイアウトされて、はがき上にバランス良く印
刷されるもので、それらの印刷位置は予め固定的に設定
されているものである。
人の住所、氏名、郵便番号等を予め文書として作成して
おくことにより、これを呼び出してから「宛名印刷」機
能で、官製はがきの書式にあった形で印刷することがで
きる。この場合、差出人と受取人の住所、氏名、郵便番
号等はそれぞれ異なる文字サイズ、文字ピッチ、行ピッ
チによりレイアウトされて、はがき上にバランス良く印
刷されるもので、それらの印刷位置は予め固定的に設定
されているものである。
【0003】ところで、差出人と受取人の住所に関して
は、複数行に跨がっている場合があり、そのまま印刷す
ると、その行数によってはバランスの悪いものになるこ
とがある。そこで、住所に関しては、印刷領域内に各行
を自動的に均等に割付けて印刷するものがあった。
は、複数行に跨がっている場合があり、そのまま印刷す
ると、その行数によってはバランスの悪いものになるこ
とがある。そこで、住所に関しては、印刷領域内に各行
を自動的に均等に割付けて印刷するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
均等割付は、領域に印刷書式として指定された行数によ
って行ピッチを定め、その行ピッチに基づいて各行を均
等に割付けて印刷する方法であったため、領域に指定さ
れた行数と実際に領域に入力された住所データの行数と
が一致しない場合、バランスの悪い、不自然な印刷結果
をもたらすことになる。例えば領域内に4行分の住所が
指定された状態で、2行分の住所データが領域に入力さ
れると、その2行分の住所データは4行分の行ピッチに
基づいて均等割付けされることになり、不自然な形とな
る(図6(b)参照)。
均等割付は、領域に印刷書式として指定された行数によ
って行ピッチを定め、その行ピッチに基づいて各行を均
等に割付けて印刷する方法であったため、領域に指定さ
れた行数と実際に領域に入力された住所データの行数と
が一致しない場合、バランスの悪い、不自然な印刷結果
をもたらすことになる。例えば領域内に4行分の住所が
指定された状態で、2行分の住所データが領域に入力さ
れると、その2行分の住所データは4行分の行ピッチに
基づいて均等割付けされることになり、不自然な形とな
る(図6(b)参照)。
【0005】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、複数行からなる住所を常にバランス良く配置して
印刷することにより、宛名印刷機能の向上を図ることの
できる文書作成装置を提供することを目的とする。
ので、複数行からなる住所を常にバランス良く配置して
印刷することにより、宛名印刷機能の向上を図ることの
できる文書作成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、指定された領
域内に複数行からなる文字列を印刷する文書作成装置に
おいて、上記領域内に入力された上記文字列の入力行数
と上記領域に印刷書式として指定された指定行数とを比
較し、上記入力行数が上記指定行数より少ない場合には
上記指定行数を上記入力行数に応じた行数に変換し、こ
の変換された行数に基づいて上記文字列に対する均等割
付情報を生成することにより、上記文字列の各行を均等
割付けてして印刷するようにしたものである。
域内に複数行からなる文字列を印刷する文書作成装置に
おいて、上記領域内に入力された上記文字列の入力行数
と上記領域に印刷書式として指定された指定行数とを比
較し、上記入力行数が上記指定行数より少ない場合には
上記指定行数を上記入力行数に応じた行数に変換し、こ
の変換された行数に基づいて上記文字列に対する均等割
付情報を生成することにより、上記文字列の各行を均等
割付けてして印刷するようにしたものである。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、複数行からなる文字列を
印刷する際、入力行数に応じた均等割付情報が生成さ
れ、この情報に基づいて各行が均等割付けされる。これ
により、領域に指定された行数と実際に領域に入力され
た住所データの行数とが一致しない場合でも、バランス
の良い、自然な印刷結果を得ることができる。
印刷する際、入力行数に応じた均等割付情報が生成さ
れ、この情報に基づいて各行が均等割付けされる。これ
により、領域に指定された行数と実際に領域に入力され
た住所データの行数とが一致しない場合でも、バランス
の良い、自然な印刷結果を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例に係
る文書作成装置を説明する。
る文書作成装置を説明する。
【0009】図1ははがき宛名の印刷機能を備えた文書
作成装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、入力部11は、文書作成に必要な各種の情報を入力
するためのキーボードである。この入力部11には、か
な文字、英文字、数字等の入力キーをはじめ、ここでは
「領域作成」モードを指定するための「領域作成」キー
11aおよび「印刷」モードを指示するための「印刷」
キー11b等のはがき宛名の印刷機能に関する各種ファ
ンクションキーや、カーソルの位置を指示する「カーソ
ル」キー等を備えている。入力制御部12は、入力部1
1によって入力される各種情報の入力制御を行う。制御
部13は、この装置全体の制御を行うものであり、RO
M14、RAM15をアクセスして、入力指示に従うプ
ログラムの起動で文書作成処理の他、ここでは、はがき
宛名の印刷処理制御を実行する。
作成装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、入力部11は、文書作成に必要な各種の情報を入力
するためのキーボードである。この入力部11には、か
な文字、英文字、数字等の入力キーをはじめ、ここでは
「領域作成」モードを指定するための「領域作成」キー
11aおよび「印刷」モードを指示するための「印刷」
キー11b等のはがき宛名の印刷機能に関する各種ファ
ンクションキーや、カーソルの位置を指示する「カーソ
ル」キー等を備えている。入力制御部12は、入力部1
1によって入力される各種情報の入力制御を行う。制御
部13は、この装置全体の制御を行うものであり、RO
M14、RAM15をアクセスして、入力指示に従うプ
ログラムの起動で文書作成処理の他、ここでは、はがき
宛名の印刷処理制御を実行する。
【0010】ROM14には、図示せぬ制御部13の動
作を決定する各種処理プログラムが格納されたプログラ
ム領域をはじめ、フォントデ―タが格納された文字パタ
ーン領域、仮名あるいはロ―マ字で入力された読みを漢
字に変換するための各種辞書が登録された辞書領域等が
設けられている。
作を決定する各種処理プログラムが格納されたプログラ
ム領域をはじめ、フォントデ―タが格納された文字パタ
ーン領域、仮名あるいはロ―マ字で入力された読みを漢
字に変換するための各種辞書が登録された辞書領域等が
設けられている。
【0011】RAM15には、図示せぬ文書領域、行イ
メ―ジ領域(印字バッファ)、外字登録領域、語句登録
領域をはじめ、文書表示画面上のカ―ソル位置を記憶す
るカ―ソル位置レジスタなどの各制御情報を記憶する領
域の他、ここでは、はがき宛名の印刷処理に必要な各種
のデータを格納するための領域15a〜15dが設けら
れている。領域15aには、領域位置やサイズを示す領
域情報が格納されている。領域15bには、指定された
受取人住所(文字列)の行数等を示す書式情報が格納さ
れている。領域15cには、入力された受取人住所(文
字列)の文字数および行数等を示す文字列情報が格納さ
れている。領域15dには、受取人住所(文字列)に対
する均等割付情報が格納されている。
メ―ジ領域(印字バッファ)、外字登録領域、語句登録
領域をはじめ、文書表示画面上のカ―ソル位置を記憶す
るカ―ソル位置レジスタなどの各制御情報を記憶する領
域の他、ここでは、はがき宛名の印刷処理に必要な各種
のデータを格納するための領域15a〜15dが設けら
れている。領域15aには、領域位置やサイズを示す領
域情報が格納されている。領域15bには、指定された
受取人住所(文字列)の行数等を示す書式情報が格納さ
れている。領域15cには、入力された受取人住所(文
字列)の文字数および行数等を示す文字列情報が格納さ
れている。領域15dには、受取人住所(文字列)に対
する均等割付情報が格納されている。
【0012】表示制御部16は、制御部13の制御の下
で表示部17に対する表示制御を行う。表示部17は、
各種の情報を表示するための表示装置であり、例えば4
0字20行のバックライト付き液晶ディスプレイからな
り、最下行(第20行目)がガイド表示専用の領域(ガ
イド行)に設定されている。
で表示部17に対する表示制御を行う。表示部17は、
各種の情報を表示するための表示装置であり、例えば4
0字20行のバックライト付き液晶ディスプレイからな
り、最下行(第20行目)がガイド表示専用の領域(ガ
イド行)に設定されている。
【0013】印刷制御部18は、制御部13の制御の下
で印刷部19に対する印刷制御を行う。印刷部19は、
各種の情報を印刷するための印刷装置であり、例えば感
熱・熱転写方式の56または160ドットプリンタから
なる。次に、同実施例の動作を説明する。
で印刷部19に対する印刷制御を行う。印刷部19は、
各種の情報を印刷するための印刷装置であり、例えば感
熱・熱転写方式の56または160ドットプリンタから
なる。次に、同実施例の動作を説明する。
【0014】本発明では、任意の位置に領域(矩形)を
設定するレイアウト編集機能を応用して、はがき宛名印
刷に関する宛名差出人と受取人の住所、氏名、郵便番号
等の各項目を任意の位置にレイアウトして印刷するよう
にしたものである。これを「はがき宛名LTP印刷」機
能と呼ぶ。以下、この「はがき宛名LTP印刷」機能を
備えた文書作成装置において、複数行からなる受取人住
所を印刷する場合での均等割付方法を説明する。
設定するレイアウト編集機能を応用して、はがき宛名印
刷に関する宛名差出人と受取人の住所、氏名、郵便番号
等の各項目を任意の位置にレイアウトして印刷するよう
にしたものである。これを「はがき宛名LTP印刷」機
能と呼ぶ。以下、この「はがき宛名LTP印刷」機能を
備えた文書作成装置において、複数行からなる受取人住
所を印刷する場合での均等割付方法を説明する。
【0015】図2のフローチャートに示すように、ま
ず、入力部11の「領域作成」キー11aを通じて「領
域作成」モードを指定することにより(ステップS
1)、受取人住所を入力するための領域を作成する(ス
テップS2)。この領域作成は、図3に示すような領域
設定画面において、領域の始点および終点を十字カーソ
ル21a、21bで指定することにより行う。この場
合、「領域作成」キー11aを押下したときの十字カー
ソル21a、21bの交点座標が、作成する領域の始点
となる。したがって、領域を作成する際には、十字カー
ソル21a、21bを領域の始点に設定した状態で、
「領域作成」キー11aを押下する。この状態で十字カ
ーソル21a、21bを移動すると、その移動に伴って
作成中の領域が破線で示される。そして、十字カーソル
21a、21bを終点の位置に移動し、「選択/実行」
キーを操作すると、1つの領域が設定される。以下、同
様にして、任意の位置に任意の大きさの領域を複数設定
することができる。
ず、入力部11の「領域作成」キー11aを通じて「領
域作成」モードを指定することにより(ステップS
1)、受取人住所を入力するための領域を作成する(ス
テップS2)。この領域作成は、図3に示すような領域
設定画面において、領域の始点および終点を十字カーソ
ル21a、21bで指定することにより行う。この場
合、「領域作成」キー11aを押下したときの十字カー
ソル21a、21bの交点座標が、作成する領域の始点
となる。したがって、領域を作成する際には、十字カー
ソル21a、21bを領域の始点に設定した状態で、
「領域作成」キー11aを押下する。この状態で十字カ
ーソル21a、21bを移動すると、その移動に伴って
作成中の領域が破線で示される。そして、十字カーソル
21a、21bを終点の位置に移動し、「選択/実行」
キーを操作すると、1つの領域が設定される。以下、同
様にして、任意の位置に任意の大きさの領域を複数設定
することができる。
【0016】次に、このようにして作成された領域に対
し、入力部11を通じて印刷書式としての住所行数(何
行からなる受取人住所を入力するのか)を指定する(ス
テップS3)。この住所行数は、実際には、図示せぬ対
応項目設定画面で、領域に対応付ける項目(ここでは、
「住所1」、「住所1〜2」、「住所1〜3」、「住所
1〜4」等の住所行数を示す項目)を選択する操作にて
指定するものであるが、ここでは説明を簡単にするため
に、単に行数を示す数値データを入力するものとする。
し、入力部11を通じて印刷書式としての住所行数(何
行からなる受取人住所を入力するのか)を指定する(ス
テップS3)。この住所行数は、実際には、図示せぬ対
応項目設定画面で、領域に対応付ける項目(ここでは、
「住所1」、「住所1〜2」、「住所1〜3」、「住所
1〜4」等の住所行数を示す項目)を選択する操作にて
指定するものであるが、ここでは説明を簡単にするため
に、単に行数を示す数値データを入力するものとする。
【0017】このようにして領域および住所行数が指定
されると、制御部13はその領域の位置およびサイズを
示す領域情報を生成し、これをRAM15の領域15a
に格納すると共に、指定された住所行数を示す書式情報
を領域15bに格納する(ステップS4)。図3の例で
は、領域位置を示す始点座標(X10,Y10)および終点
座標(X11,Y11)、領域サイズを示す横サイズ(X11
−X10)および縦サイズ(Y11−Y10)が領域情報とし
て領域15aに格納される。また、この領域に対し、例
えば図4(a)に示すように4行分(住所1〜4)の住
所行数が指定された場合には、住所行数「4」が書式情
報として領域15bに格納される。
されると、制御部13はその領域の位置およびサイズを
示す領域情報を生成し、これをRAM15の領域15a
に格納すると共に、指定された住所行数を示す書式情報
を領域15bに格納する(ステップS4)。図3の例で
は、領域位置を示す始点座標(X10,Y10)および終点
座標(X11,Y11)、領域サイズを示す横サイズ(X11
−X10)および縦サイズ(Y11−Y10)が領域情報とし
て領域15aに格納される。また、この領域に対し、例
えば図4(a)に示すように4行分(住所1〜4)の住
所行数が指定された場合には、住所行数「4」が書式情
報として領域15bに格納される。
【0018】次に、入力部11を通じて受取人住所を、
作成した領域に入力する(ステップS5)。この受取人
住所は、実際には、上述した対応項目設定画面で、領域
に対応付ける項目(ここでは、「住所1」、「住所1〜
2」、「住所1〜3」、「住所1〜4」等の住所行数を
示す項目)を選択した後、その選択した項目に対応する
宛名文書データを読出す操作にて入力するものである
が、ここでは説明を簡単にするために、単に受取人住所
の文字データを領域内に直接に入力するものとする。
作成した領域に入力する(ステップS5)。この受取人
住所は、実際には、上述した対応項目設定画面で、領域
に対応付ける項目(ここでは、「住所1」、「住所1〜
2」、「住所1〜3」、「住所1〜4」等の住所行数を
示す項目)を選択した後、その選択した項目に対応する
宛名文書データを読出す操作にて入力するものである
が、ここでは説明を簡単にするために、単に受取人住所
の文字データを領域内に直接に入力するものとする。
【0019】このようにして受取人住所が入力される
と、制御部13はその入力された受取人住所の文字数お
よび行数等を示す文字列情報を生成し、これをRAM1
5の領域15cに格納する(ステップS6)。例えば受
取人住所として「東京都西多摩郡/羽村町222」を入
力したとすると、第1行目の「東京都西多摩郡」の文字
数「7」、第2行目の「羽村町222」の文字数
「6」、およびその行数「2」等が文字列情報として領
域15cに格納される。
と、制御部13はその入力された受取人住所の文字数お
よび行数等を示す文字列情報を生成し、これをRAM1
5の領域15cに格納する(ステップS6)。例えば受
取人住所として「東京都西多摩郡/羽村町222」を入
力したとすると、第1行目の「東京都西多摩郡」の文字
数「7」、第2行目の「羽村町222」の文字数
「6」、およびその行数「2」等が文字列情報として領
域15cに格納される。
【0020】ここで、制御部13は、受取人住所の印刷
に際し、RAM15の領域15a〜15cから領域情
報、書式情報および文字列情報を読出し、これらの情報
に基づいて受取人住所(文字列)に対する均等割付情報
を生成し、これをRAM15の領域15dに格納する
(ステップS7〜S10)。
に際し、RAM15の領域15a〜15cから領域情
報、書式情報および文字列情報を読出し、これらの情報
に基づいて受取人住所(文字列)に対する均等割付情報
を生成し、これをRAM15の領域15dに格納する
(ステップS7〜S10)。
【0021】具体的には、制御部13はRAM15の領
域15aに格納された領域情報から受取人住所が入力さ
れる領域のサイズを得、また、領域15bに格納された
書式情報から指定行数、領域15cに格納された文字列
情報から入力行数を得ることにより、まず、指定行数と
入力行数とを比較し、指定行数より入力行数が少ない場
合には(ステップS7)、指定行数を入力行数に応じた
行数に変換する(ステップS9)。例えば図4(a)に
示すように4行分の住所入力が指定された状態で、2行
分の住所データが領域に入力された場合には、図4
(b)に示すように指定行数を「2」とする。すなわ
ち、入力行数に応じて印刷書式を変換する。そして、制
御部13は、この変換された指定行数と領域サイズか
ら、図5に示すように前後余白量Bの計算、行ピッチP
1 の計算を行い、その計算の結果、受取人住所の開始位
置および終了位置と行ピッチP1 を均等割付情報として
領域15dに格納する(ステップS8)。
域15aに格納された領域情報から受取人住所が入力さ
れる領域のサイズを得、また、領域15bに格納された
書式情報から指定行数、領域15cに格納された文字列
情報から入力行数を得ることにより、まず、指定行数と
入力行数とを比較し、指定行数より入力行数が少ない場
合には(ステップS7)、指定行数を入力行数に応じた
行数に変換する(ステップS9)。例えば図4(a)に
示すように4行分の住所入力が指定された状態で、2行
分の住所データが領域に入力された場合には、図4
(b)に示すように指定行数を「2」とする。すなわ
ち、入力行数に応じて印刷書式を変換する。そして、制
御部13は、この変換された指定行数と領域サイズか
ら、図5に示すように前後余白量Bの計算、行ピッチP
1 の計算を行い、その計算の結果、受取人住所の開始位
置および終了位置と行ピッチP1 を均等割付情報として
領域15dに格納する(ステップS8)。
【0022】一方、指定行数と入力行数が同じ場合また
は指定行数より入力行数が多い場合(ステップS8)、
制御部13は上述したような行数変換をせずに、そのま
ま指定行数と領域サイズから均等割付情報を求める(ス
テップS10)。なお、指定行数より入力行数が多い場
合には、オーバフローした分をカットし、指定行数で収
まる範囲で表示および印刷を行うものとする。例えば4
行分の指定に対し、5行分の住所データが入力された場
合には、最後の行つまり第5行目がカットされ、第1行
目から第4行目までが表示および印刷の対象となる。
は指定行数より入力行数が多い場合(ステップS8)、
制御部13は上述したような行数変換をせずに、そのま
ま指定行数と領域サイズから均等割付情報を求める(ス
テップS10)。なお、指定行数より入力行数が多い場
合には、オーバフローした分をカットし、指定行数で収
まる範囲で表示および印刷を行うものとする。例えば4
行分の指定に対し、5行分の住所データが入力された場
合には、最後の行つまり第5行目がカットされ、第1行
目から第4行目までが表示および印刷の対象となる。
【0023】しかして、入力部11の「印刷」キー11
bを通じて「印刷」モードが指定されると(ステップS
11)、制御部13はRAM15の領域15dから均等
割付情報を読出し、この情報に基づいて受取人住所の各
行を均等割付けてして印刷する(ステップS12)。
bを通じて「印刷」モードが指定されると(ステップS
11)、制御部13はRAM15の領域15dから均等
割付情報を読出し、この情報に基づいて受取人住所の各
行を均等割付けてして印刷する(ステップS12)。
【0024】このようにして、印刷制御部18および印
刷部19を通じて、図6(a)に示すような印刷結果が
得られる。この場合、受取人住所の前後に余白量Bが設
けられ、行ピッチP1 で各行が均等割付けされる。な
お、余白量Bは、受取人住所をバランス良く配置するた
めのものである。このように、入力行数(ここでは2
行)に応じた行ピッチP1で受取人住所の各行が均等割
付けされるため、図6(b)に示す従来例のように、指
定行数(ここでは4行)に応じた行ピッチP0 で受取人
住所の各行が単純に均等割付けされていたものに比べ、
バランスの良い、自然な印刷結果が得られる。次に、上
述したような均等割付を実現するための具体的な計算方
法を図5を参照して説明する。 文字サイズA(1/10mm)=文字サイズ(ポ)×3.527
(単位変換値) 前後余白B=(1−文字数÷C)2 (C:領域内に入力可能な最大行数であり、
例えば4行) 住所の行間M=(領域の長さ−A×行数)+(行数−1
+2×B) 住所の行ピッチP1 =M+A 氏名の先頭座標=M×B
刷部19を通じて、図6(a)に示すような印刷結果が
得られる。この場合、受取人住所の前後に余白量Bが設
けられ、行ピッチP1 で各行が均等割付けされる。な
お、余白量Bは、受取人住所をバランス良く配置するた
めのものである。このように、入力行数(ここでは2
行)に応じた行ピッチP1で受取人住所の各行が均等割
付けされるため、図6(b)に示す従来例のように、指
定行数(ここでは4行)に応じた行ピッチP0 で受取人
住所の各行が単純に均等割付けされていたものに比べ、
バランスの良い、自然な印刷結果が得られる。次に、上
述したような均等割付を実現するための具体的な計算方
法を図5を参照して説明する。 文字サイズA(1/10mm)=文字サイズ(ポ)×3.527
(単位変換値) 前後余白B=(1−文字数÷C)2 (C:領域内に入力可能な最大行数であり、
例えば4行) 住所の行間M=(領域の長さ−A×行数)+(行数−1
+2×B) 住所の行ピッチP1 =M+A 氏名の先頭座標=M×B
【0025】なお、領域の長さとは、縦書の場合にはY
方向の長さであり、横書の場合にはX方向の長さであ
る。また、上記のような計算方法は一例であり、その他
の計算方法も考えられるものであり、本発明はこれらの
計算方法に限定されるものではない。
方向の長さであり、横書の場合にはX方向の長さであ
る。また、上記のような計算方法は一例であり、その他
の計算方法も考えられるものであり、本発明はこれらの
計算方法に限定されるものではない。
【0026】また、上記実施例では、はがき宛名印刷を
例にし、受取人住所の均等割付方法について説明した
が、本発明はこれに限るものではなく、その他の複数行
からなる文字列に対しても適応できるものである。
例にし、受取人住所の均等割付方法について説明した
が、本発明はこれに限るものではなく、その他の複数行
からなる文字列に対しても適応できるものである。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数行か
らなる文字列の印刷に際し、入力行数に応じた行ピッチ
で各行が均等割付けされる。したがって、例えばはがき
宛名印刷で、領域に指定された行数と実際に領域に入力
された住所データの行数とが一致しない場合でも、各行
をバランス良く配置し、自然な形で印刷することがで
き、これにより、宛名印刷機能の向上を図ることができ
る。
らなる文字列の印刷に際し、入力行数に応じた行ピッチ
で各行が均等割付けされる。したがって、例えばはがき
宛名印刷で、領域に指定された行数と実際に領域に入力
された住所データの行数とが一致しない場合でも、各行
をバランス良く配置し、自然な形で印刷することがで
き、これにより、宛名印刷機能の向上を図ることができ
る。
【図1】本発明の一実施例に係る文書作成装置の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図2】住所印刷動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図3】領域作成方法を説明するための図。
【図4】住所行数の設定動作を説明するための図。
【図5】均等割付方法を説明するための図。
【図6】本発明と従来の印刷結果を比較して示す図。
11…入力部、11a…「領域作成」キー、11b…
「印刷」キー、12…入力制御部、13…制御部、14
…ROM、15…RAM、16…表示制御部、17…表
示部、18…印刷制御部、19…印刷部、21aおよび
21b…十字カーソル。
「印刷」キー、12…入力制御部、13…制御部、14
…ROM、15…RAM、16…表示制御部、17…表
示部、18…印刷制御部、19…印刷部、21aおよび
21b…十字カーソル。
Claims (2)
- 【請求項1】 指定された領域内に複数行からなる文字
列を印刷する文書作成装置において、 上記領域に印刷書式としての行数を指定する行数指定手
段と、 上記領域内に上記文字列を入力する文字列入力手段と、 この文字列入力手段によって入力された上記文字列の入
力行数と上記行数指定手段によって指定された指定行数
とを比較する行数比較手段と、 この行数比較手段の結果、上記入力行数が上記指定行数
より少ない場合には上記指定行数を上記入力行数に応じ
た行数に変換する行数変換手段と、 この行数変換手段によって変換された上記行数に基づい
て、上記文字列に対する均等割付情報を生成する均等割
付情報生成手段と、 この均等割付情報生成手段によって生成された上記均等
割付情報に基づいて、上記文字列の各行を均等割付けて
して印刷する印刷制御手段とを具備したことを特徴とす
る文書作成装置。 - 【請求項2】 任意の位置に任意のサイズの領域を作成
する領域作成手段と、 この領域作成手段によって作成された上記領域に印刷書
式としての行数を指定する行数指定手段と、 上記領域作成手段によって作成された上記領域内に文字
列を入力する文字列入力手段と、 この文字列入力手段によって入力された上記文字列の入
力行数と上記行数指定手段によって指定された指定行数
とを比較する行数比較手段と、 この行数比較手段の結果、上記入力行数が上記指定行数
より少ない場合には上記指定行数を上記入力行数に応じ
た行数に変換する行数変換手段と、 この行数変換手段によって変換された上記行数に基づい
て、上記文字列に対する均等割付情報を生成する均等割
付情報生成手段と、 この均等割付情報生成手段によって生成された上記均等
割付情報に基づいて、上記文字列の各行を均等割付けて
して印刷する印刷制御手段とを具備したことを特徴とす
る文書作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3249129A JPH0589127A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 文書作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3249129A JPH0589127A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 文書作成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589127A true JPH0589127A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17188367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3249129A Pending JPH0589127A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 文書作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0589127A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015202633A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷制御装置及び印刷装置 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3249129A patent/JPH0589127A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015202633A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷制御装置及び印刷装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH03129397A (ja) | 文書処理装置 | |
JPH08161309A (ja) | 文書作成装置 | |
JPH0589127A (ja) | 文書作成装置 | |
EP0190511A1 (en) | Block processing apparatus | |
JPS63251856A (ja) | 宛名印刷装置 | |
JPH0589133A (ja) | 文書作成装置 | |
JPH03156668A (ja) | 文書作成装置 | |
JPH0788981A (ja) | ラベル作成システム | |
JPH0589129A (ja) | 文書作成装置 | |
JPH0666066B2 (ja) | 振仮名付加機能付き文書処理装置 | |
JP3077777B2 (ja) | 文書処理装置 | |
JPH0264853A (ja) | 文書作成装置 | |
JPH07287708A (ja) | 文書作成方法 | |
JPH0589130A (ja) | 文書作成装置 | |
JPH0511947A (ja) | 印字位置設定装置 | |
JPH06162007A (ja) | 文書作成方法 | |
JPH0981553A (ja) | 文字レイアウト装置および文字レイアウト装置の文字処理方法 | |
JPH06162006A (ja) | 文書作成方法 | |
JPH0773935B2 (ja) | 文書作成装置 | |
JPH06162004A (ja) | 文書作成方法 | |
JPH07256954A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0619443A (ja) | 情報処理装置 | |
JPS63291089A (ja) | 文字処理装置 | |
JPH0848063A (ja) | 文書作成装置 | |
JPH06214984A (ja) | 文書作成方法 |