JPH0981553A - 文字レイアウト装置および文字レイアウト装置の文字処理方法 - Google Patents

文字レイアウト装置および文字レイアウト装置の文字処理方法

Info

Publication number
JPH0981553A
JPH0981553A JP7239713A JP23971395A JPH0981553A JP H0981553 A JPH0981553 A JP H0981553A JP 7239713 A JP7239713 A JP 7239713A JP 23971395 A JP23971395 A JP 23971395A JP H0981553 A JPH0981553 A JP H0981553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
layout
character string
code
character code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7239713A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Akisada
浩和 秋定
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7239713A priority Critical patent/JPH0981553A/ja
Publication of JPH0981553A publication Critical patent/JPH0981553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に文字列入力操作から体裁よく文字列が
配置された文字出力を得ることができることである。 【解決手段】 データ入力装置2により入力された文字
列中の所定の文字群の文字コードが文字コード変換装置
9により所定の代替文字コードに変換されると、入力さ
れた文字コードおよび前記代替文字コードに対応する文
字列を演算装置5がレイアウト情報に基づいて配置する
構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された全角文字列
を解析して所定の文字を半角文字列に自動変換してレイ
アウトする文字レイアウト装置および文字レイアウト装
置の文字処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の文字レイアウト装置、例
えば名刺レイアウト装置においては、通常、入力した名
刺を構成する文字列群(名前、会社名、所属、住所、電
話番号等)を、設定した名刺領域においてどのような書
体で、どのような大きさ(例えばポイント数)で、どの
位置に配置するかを定めたレイアウト情報にしたがって
レイアウトしていた。
【0003】図11は、従来の文字レイアウト装置にお
ける名刺レイアウトの一例を示す模式図である。
【0004】この図に示すように、日本語の入力は通常
JIS漢字コードのような全角文字(縦横比が等しい文
字で通常は2バイトの文字コードで表される)により行
われ、入力した文字列をレイアウトした場合文字列に含
まれる個々の文字すべて同じ大きさの領域で表示される
のが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入力された日
本語の文字列はすべて全角文字で表示が行われるため、
入力文字列の中に英数字や記号が含まれる場合、英数字
や記号の部分が間延びした感じになってしまい、作成さ
れる名刺がデザイン的にまとまりがないものとなってし
まうという問題点が有った。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第7の発明
の目的は、入力された文字列の所定の文字列に対する文
字コードを体裁配置するためのテーブルに基づいて代替
文字コードに変換してレイアウトすることにより、簡単
に文字列入力操作から体裁よく文字列が配置された文字
出力を得ることができる文字レイアウト装置および文字
レイアウト装置の文字処理方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、文字列を入力する文字列入力手段と、前記文字列入
力手段により入力された前記文字列を設定領域に配置す
るためのレイアウト情報を格納するレイアウト情報格納
手段と、前記文字列の中の所定の文字群の文字コードを
所定の代替文字コードに変換する文字コード変換手段
と、前記文字コードおよび前記代替文字コードに対応す
る文字列を前記レイアウト情報に基づいて配置するレイ
アウト手段とを有するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記文字コー
ド変換手段は、所定の文字群の文字コードを作成される
変換テーブルに基づいて所定の代替文字コードに変換す
るものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記レイアウ
ト手段により配置された文字列を出力する出力手段を設
けたものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記出力手段
は、レイアウト手段により配置された文字列を表示する
ものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記出力手段
は、レイアウト手段により配置された文字列を印刷する
ものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記レイアウ
ト情報を入力する入力手段を設けたものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、文字列の設定
領域に配置するためのレイアウト情報を格納するレイア
ウト情報格納手段を有する文字レイアウト装置の文字処
理方法において、文字列を入力する文字列入力工程と、
前記文字列の中の所定の文字群の文字コードを所定の代
替文字コードに変換する文字コード変換工程と、前記文
字コードおよび前記代替文字コードに対応する文字列を
前記レイアウト情報に基づいて配置するレイアウト工程
とを有するものである。
【0014】
【作用】第1の発明においては、前記文字列入力手段に
より入力された前記文字列中の所定の文字群の文字コー
ドが文字コード変換手段により所定の代替文字コードに
変換されると、入力された文字コードおよび前記代替文
字コードに対応する文字列をレイアウト手段が前記レイ
アウト情報に基づいて配置して、入力される文字列中の
所定の文字列を他の文字コードに代替変換し、入力文字
列全体を体裁よく配置することを可能とする。
【0015】第2の発明においては、前記文字コード変
換手段は、所定の文字群の文字コードを作成される変換
テーブルに基づいて所定の代替文字コードに変換し、変
換テーブルに応じて、所定の文字群の文字コードを所望
の代替文字コードとして自在に変換することを可能とす
る。
【0016】第3の発明においては、出力手段が前記レ
イアウト手段により配置された文字列を出力して、配置
された文字列全体の体裁を出力してレイアウト状態を確
認することを可能とする。
【0017】第4の発明においては、出力手段が前記レ
イアウト手段により配置された文字列を表示して、配置
された文字列全体の体裁を表示状態からレイアウト状態
を容易に確認することを可能とする。
【0018】第5の発明においては、出力手段が前記レ
イアウト手段により配置された文字列を印刷して、配置
された文字列全体の体裁を印刷状態からレイアウト状態
を容易に確認することを可能とする。
【0019】第6の発明においては、入力手段がレイア
ウト情報を入力して、意図するレイアウトを自在に設定
することを可能とする。
【0020】第7の発明においては、文字列を入力し、
前記文字列の中の所定の文字群の文字コードを所定の代
替文字コードに変換し、前記文字コードおよび前記代替
文字コードに対応する文字列を前記レイアウト情報に基
づいて配置し、入力される文字列中の所定の文字列を他
の文字コードに代替変換し、入力文字列全体を体裁よく
配置する処理を自動化することを可能とする。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す文字レイア
ウト装置の構成を説明するブロック図である。
【0022】図において、1は制御装置で、CPU,R
AM,ROMを備えており、ROM(又はその他の記憶
媒体)に格納されている制御プログラムに従って、文字
レイアウト装置全体の制御ならびに、後述するフローチ
ャートに示すような処理の判断・処理を行う。
【0023】2はデータ入力装置(例えばキーボード)
で、文字列(かな,英数字)を入力する。3はコマンド
入力装置(例えばポインティングデバイス)で、名刺レ
イアウトファイルの選択の指示等を行う。
【0024】4はファイル装置で、名刺レイアウトファ
イル等を格納する。5は演算装置で、名刺レイアウトに
基づき文字列の領域の計算やレイアウトを行う。6は表
示装置(例えばCRT,LCD,FLC等のいずれかの
表示媒体を備える)で、入力文字列,変換文字列及びレ
イアウト後の名刺のビットマップイメージを表示する。
7は印刷装置(例えばレーザビームプリンタ)で、レイ
アウト後の名刺を印刷する。
【0025】8は漢字変換装置で、日本語の読みを適切
な漢字に変換する。9は文字コード変換装置で、文字列
中の全角文字の英数字やその他の記号を半角文字に変換
する。10は例えばRAM等で構成されるメモリ装置
で、入力文字列および変換文字列、及び文字コード対応
表等を一時的に格納する。なお、本実施例における文字
レイアウト装置は、入力される文字列に含まれる特定の
全角文字(縦横比が等しい文字)を半角文字(全角文字
の半分の幅の文字(縦横比が2対1))に変換(詳細は
後述する)してから文字列をレイアウトして、オペレー
タによる入力負担を軽減し、かつ英数字がすっきりとし
た間隔でレイアウトされた見栄えのよい名刺を自動的に
レイアウトできるように構成されている。
【0026】図2は、図1に示した文字レイアウト装置
の表示装置6の表示画素構成の一例を示す図である。
【0027】図において、名刺領域は表示装置6のビッ
トマップ領域全体であると考え、ビットマップの左上の
点を原点として、この領域における点の座標(p、q)
は、原点から横方向にp画素、縦方向にq画素の位置と
する。また、大きさrの文字はこの名刺領域における一
辺がr画素の正方形領域にすっぽりおさまる文字を示す
ものとする。
【0028】図3は、図1に示した文字レイアウト装置
のメモリ装置10に記憶される文字列データの一例を示
したデータ模式図であり、(a)は名刺の氏名の文字列
データ例を示し、(b)は名刺の住所の文字列データ例
を示す。
【0029】この図に示すように、メモリ装置10内の
異なるデータ領域に図3の(a)および図3の(b)で
示す文字コード列が格納されているとする(ただし、図
においてシングルコーテーションマーク「`」,「`」
で囲まれた部分はその文字のJIS漢字コードを示すも
のとする)。
【0030】図4は、図1に示した文字レイアウト装置
の表示装置6に表示される文字列レイアウトの一例を示
した模式図である。
【0031】この図に示すように、表示装置6の領域
(表示可能な画像サイズ)を縦400画素×横500画
素とし、これら2種類の文字列D1,D2の大きさがそ
れぞれ「50」,「38」で、原点(例えば展開左上
点)に対する座標が、文字列D1の場合が(100、1
00)で、文字列D2の場合が(100、200)であ
る場合に対応する。
【0032】なお、本実施例において、図3の(a),
(b)の文字列が占める部分領域(矩形領域)はそれぞ
れ縦50画素×横250画素、縦38画素×横342画
素となる場合を示すが、各文字列の占める部分の領域は
所望の画素数で設定できるように構成されているものと
する。
【0033】図5は、図1に示したファイル装置4に格
納されるレイアウトファイルの一例を示すデータ構成図
であり、文字レイアウト装置における名刺レイアウトの
文字列の配置位置を定めたレイアウトファイルに対応す
る。
【0034】図のように、レイアウト情報は先頭に縦書
き/横書きの区別と以下項目の識別子,文字の大きさ,
文字の配置x座標,文字の配置y座標が項目の数だけ存
在する。以上に述べた文字コードデータ列の表示方法は
後述の名刺レイアウト処理の中で用いられる。
【0035】図6は、図1に示したメモリ装置10に作
成される英数字文字コード対応テーブルの一例を示す図
であり、図1に示した文字レイアウト装置で用いる全角
文字と半角文字の英数字文字コード対応テーブルに対応
する。
【0036】図6の(a)〜(e)において、文字コー
ドとして全角文字(2バイト文字)としてJIS漢字コ
ード(Japanese Industrial Standard Kanji Code )
を、また半角文字としてASCIIコード(American S
tandard Code for InformationInterchangeCode)を使
用する。文字コード表は、ASCII文字コード表にお
けるコード0x20〜0x7F(16進表現)で表され
る96個の文字(すなわち、制御文字を除く部分)に対
応するJIS漢字コードだけを含むものとするが、本発
明はこの限りではない。
【0037】以下、本実施例と第1〜第6の発明の各手
段との対応及びその作用について図1〜図6等を参照し
て説明する。
【0038】第1の発明は、文字列を入力する文字列入
力手段(データ入力装置2)と、前記文字列入力手段に
より入力された前記文字列を設定領域に配置するための
レイアウト情報を格納するレイアウト情報格納手段(メ
モリ装置10)と、前記文字列の中の所定の文字群の文
字コードを所定の代替文字コードに変換する文字コード
変換手段(文字コード変換装置9)と、前記文字コード
および前記代替文字コードに対応する文字列を前記レイ
アウト情報に基づいて配置するレイアウト手段(演算装
置5)とを有し、データ入力装置2により入力された前
記文字列中の所定の文字群の文字コードが文字コード変
換装置9により所定の代替文字コードに変換されると、
入力された文字コードおよび前記代替文字コードに対応
する文字列を演算装置5が前記レイアウト情報に基づい
て配置して、入力される文字列中の所定の文字列を他の
文字コードに代替変換し、入力文字列全体を体裁よく配
置することを可能とする。
【0039】第2の発明は、文字コード変換装置9は、
所定の文字群の文字コードを作成される変換テーブル
(図6参照)に基づいて所定の代替文字コードに変換
し、変換テーブルに応じて、所定の文字群の文字コード
を所望の代替文字コードとして自在に変換することを可
能とする。
【0040】第3の発明は、前記レイアウト手段により
配置された文字列を出力する出力手段(表示装置6,印
刷装置7)を設け、出力手段が前記レイアウト手段によ
り配置された文字列を出力して、配置された文字列全体
の体裁を出力してレイアウト状態を確認することを可能
とする。
【0041】第4の発明は、表示装置6が前記レイアウ
ト手段により配置された文字列を表示して、配置された
文字列全体の体裁を表示状態からレイアウト状態を容易
に確認することを可能とする。
【0042】第5の発明は、印刷装置7が前記レイアウ
ト手段により配置された文字列を印刷して、配置された
文字列全体の体裁を印刷状態からレイアウト状態を容易
に確認することを可能とする。
【0043】第6の発明は、データ入力装置2がレイア
ウト情報を入力して、意図するレイアウトを自在に設定
することを可能とする。
【0044】以下、図7に示すフローチャートを参照し
て本発明に係るレイアウト装置の文字コード変換処理動
作について説明する。
【0045】図7は本発明に係るレイアウト装置の文字
コード変換処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0046】以下の文字コード変換処理が実行される前
に図6に示したような全角文字と半角文字の英数字文字
コード対応表がすでに文字コード変換装置9の内部のメ
モリに作成されているものとする。
【0047】先ず、ステップ(1)において、制御装置
1は、文字コード変換処理カウンタkを「0」に初期化
し、ステップ(2)において、制御装置1は、文字コー
ド変換処理カウンタkを「1」インクリメントする。
【0048】次いで、ステップ(3)において、制御装
置1は文字コード変換処理カウンタkがこの文字列の文
字数M以内か否かを判断し、文字コード変換処理カウン
タkがこの文字列の文字数M以内であると判断された場
合は、ステップ(4)において、制御装置1の指示によ
り、文字コード変換装置9は、メモリ装置10における
文字列のk番目の全角文字が前述の図6に示した文字コ
ード対応表に含まれるか否かを判断し、文字列のk番目
の全角文字が前述の図6に示した文字コード対応表に含
まれていないと判断された場合は、再度ステップ(2)
に戻り次の文字の処理を行う。
【0049】一方、ステップ(4)において、文字列の
k番目の全角文字が前述の図6に示した文字コード対応
表に含まれていると判断された場合は、ステップ(5)
において、制御装置1の命令により、演算装置5は文字
列のk番目の全角文字をこの表において対応する半角文
字に置き換え(もし置き換えられた場合、k+1番目以
降の文字列は1バイト前へ(全体の文字列の先頭へ)ず
れることになる)、再度ステップ(2)に戻り次の文字
の処理を行う。
【0050】一方、ステップ(3)において、文字コー
ド変換処理カウンタkがこの文字列の文字数M以内でな
い(文字列終了)と判断された場合は、全ての処理を終
了する。
【0051】以下、図8〜図10を参照して本発明に係
るレイアウト装置の文字レイアウト処理動作について説
明する。
【0052】図8は、図1に示した表示装置6に対する
文字列入力処理画面の一例を示す図であり、(a)は表
示される項目に対するかな入力画面例に対応し、(b)
は、図(a)のかな入力に対応するかな漢字変換処理後
の画面例に対応する。
【0053】図9は本発明に係る文字レイアウト装置の
文字処理方法の一実施例を示すフローチャートである。
なお(1)〜(11)は各ステップを示す。
【0054】図10は、図1に示した表示装置6および
印刷装置7に対して出力される名刺レイアウト処理状態
を示す模式図であり、入力された文字列を全角/半角変
換してレイアウトした状態に対応する。
【0055】図9のステップ(1)において、制御装置
1は、コマンド入力装置3であるポインティングデバイ
スからのコマンド入力待ちの状態において、ユーザはフ
ァイル装置4内の名刺レイアウトデータファイルのう
ち、例えば前述の図5に示した名刺レイアウトデータフ
ァイルを選択すると、ステップ(2)において、制御装
置1の命令により、データ入力装置2であるキーボード
はデータ入力待ち状態となり、この際、表示装置6には
以下のように名刺における項目群(ユーザがステップ
(1)で選択したレイアウトファイルに存在する項目
群、本実施例では“名前”,“勤務先”,“部署”,
“肩書き”,“住所”,“電話番号”および“FAX番
号”である)が表示される。
【0056】前記図8の(a)に示したように、ユーザ
がキーボードにより各項目に対する読みを例えば、“名
前”に、「ろっぽんぎたろう」と入力し、“勤務先”に
「はろーかぶしきがいしゃ」と入力し、“部署”に「か
んきょうそうぞうぶ」と入力し、“肩書き”に「でぃれ
くたー」と入力し、“住所”に「〒106とうきょうと
みなとくろっぽんぎ7ー18ー23」と入力し、“電話
番号”に「TEL:03ー1234ー9876」と入力
し、“FAX番号”に「FAX:03ー1234ー56
78」と入力する(表示装置6は入力された読みを項目
の後に表示する)と、入力後の読みは、全角文字コード
であるJIS漢字コードデータでメモリ装置10に格納
される。
【0057】ステップ(3)において、制御装置1の指
示により、漢字変換装置8はメモリ装置10内の読みデ
ータを適切な漢字を含め「ろっぽんぎたろう」は「六本
木太郎」に漢字変換(平仮名,カタカナ,数字,漢字を
含めて変換する)され、「はろーかぶしきがいしゃ」は
「ハロー株式会社」に漢字変換され、「かんきょうそう
ぞうぶ」は「環境創造部」に漢字変換され、「でぃれく
たー」は「ディレクター」に漢字変換され、「〒106
とうきょうとみなとくろっぽんぎ7ー18ー23」は
「〒106東京都港区六本木7ー18ー23」に漢字変
換し、前記図8(b)に示したように、表示装置6に表
示するとともに、全角文字コードであるJIS漢字コー
ドデータでメモリ装置10へ格納する。
【0058】ステップ(4)において、制御装置1は、
メモリ装置10に前述図6に示した全角文字と半角文字
の英数字文字コード対応テーブルを作成する。ステップ
(5)において、制御装置1はレイアウト処理項目カウ
ンタjを「0」で初期化し、ステップ(6)において、
制御装置1はレイアウト処理項目カウンタjを「1」イ
ンクリメントする。
【0059】次いで、ステップ(7)において、制御装
置1はレイアウト処理項目カウンタjが名刺の項目数G
(この場合は「7」)以内かを判断し、レイアウト処理
項目カウンタjが名刺の項目数G(この場合は「7」)
以内(j≦G)と判断された場合は、ステップ(8)に
おいて、制御装置1は、j番目の項目の文字列に含まれ
る英数字および他の記号を前述の文字コード変換処理に
より半角文字に変換する。
【0060】さらに、ステップ(9)において、制御装
置1は、ステップ(1)で選択したレイアウトファイル
のレイアウト情報にしたがってj番目の項目の文字列の
領域を前述の名刺の文字領域の計算方法により計算し、
この領域へ文字列を配置し、再びステップ(6)に戻
り、次の項目の文字列の処理を行う。
【0061】一方、ステップ(7)において、制御装置
1はレイアウト処理項目カウンタjが名刺の項目数G
(この場合は「7」)以内でない(j>G,項目終了)
と判断された場合は、ステップ(10)において、制御
装置1は、データ入力装置2であるキーボードをデータ
入力待ち状態とし、ユーザは名刺の印刷枚数Mを例え
ば、「100」と入力する。
【0062】次いで、ステップ(11)において、制御
装置1は、図10に示すレイアウト後の名刺のビットマ
ップデータ(表示装置6上へ表示)を印刷装置7でM
(この場合は「100」)枚印刷し、名刺レイアウト処
理は全て終了する。
【0063】以下、本実施例と第7の発明の各工程との
対応及びその作用について図9等を参照して説明する。
【0064】第7の発明は、文字列の設定領域に配置す
るためのレイアウト情報を格納するレイアウト情報格納
手段(メモリ装置10)を有する文字レイアウト装置の
文字処理方法において、文字列を入力する文字列入力工
程(図9のステップ(2))と、前記文字列の中の所定
の文字群の文字コードを所定の代替文字コードに変換す
る文字コード変換工程(図9のステップ(3),
(8))と、前記文字コードおよび前記代替文字コード
に対応する文字列を前記レイアウト情報に基づいて配置
するレイアウト工程(図9のステップ(9))とを実行
して、入力文字列全体を体裁よく配置する処理を自動化
することを可能とする。
【0065】以上に説明したように、本実施例によれ
ば、全角文字コードと半角文字コードの対応テーブルを
利用して全角文字で入力された文字列に含まれる英数字
および記号を半角文字に変換し、かつその他の文字列は
全角変換してレイアウトを行うことで、これらの英数字
や記号の部分、たとえば名刺における住所の中の郵便番
号や番地、あるいは電話番号やFAX番号等を示す文字
列の間延び感が緩和され、デザイン的にもまとまりがあ
る名刺を作成することが可能となる。
【0066】なお、上記実施例では、全角文字コードで
入力された英数字等をテーブルに基づいて半角自動変換
する場合について説明したが、テーブル内に書体項目,
あるいはウエイト項目を設けて、各項目を書体別あるい
はスタイル調整してレイアウトするように構成してもよ
い。
【0067】また、名刺を多色印刷(複数のモノカラー
あるいはフルカラーで印刷する場合を含む)場合を含め
て、各項目に色指定を付加して、例えば多色印刷可能な
印刷装置7で各項目をカラー印刷するように構成しても
よい。
【0068】さらに、上記実施例では、文字のみをレイ
アウトして印刷または表示する場合について説明した
が、レイアウト領域の空きスペースに、所望の画像また
はグラフィックをレイアウトして印刷または表示しても
よい。
【0069】また、台紙色を指定して、文字の色を所望
の色に決定するようなレイアウト処理を加えてもよい。
【0070】さらに、名刺を両面同時に、すなわち、表
を日本語で、裏面を外国語でレイアウトする場合には、
日本語入力された文字コードを利用して、英数字変換
し、各項目毎に全角または半角自動変換処理するように
構成して、入力作業を軽減できるように構成してもよ
い。
【0071】また、上記実施例では名刺の各項目に対す
るレイアウト処理を例としたが、その他の物、例えばハ
ガキの宛名処理,ラベル処理,レターヘッドの作成処
理,封筒に対する宛名処理,ちらしの英数字処理等に適
用することができることはいうまでもない。
【0072】さらに、本発明は、複数の機器から構成さ
れるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に
適用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応出来ることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を、該システムあるいは装置に
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、前記文字列入力手段により入力された
前記文字列中の所定の文字群の文字コードが文字コード
変換手段により所定の代替文字コードに変換されると、
入力された文字コードおよび前記代替文字コードに対応
する文字列をレイアウト手段が前記レイアウト情報に基
づいて配置するので、入力される文字列中の所定の文字
列を他の文字コードに代替変換し、入力文字列全体を体
裁よく配置することができる。
【0074】第2の発明によれば、前記文字コード変換
手段は、所定の文字群の文字コードを作成される変換テ
ーブルに基づいて所定の代替文字コードに変換するの
で、変換テーブルに応じて、所定の文字群の文字コード
を所望の代替文字コードとして自在に変換することがで
きる。
【0075】第3の発明によれば、出力手段が前記レイ
アウト手段により配置された文字列を出力するので、配
置された文字列全体の体裁を出力してレイアウト状態を
確認することができる。
【0076】第4の発明によれば、出力手段が前記レイ
アウト手段により配置された文字列を表示するので、配
置された文字列全体の体裁を表示状態からレイアウト状
態を容易に確認することができる。
【0077】第5の発明によれば、出力手段が前記レイ
アウト手段により配置された文字列を印刷するので、配
置された文字列全体の体裁を印刷状態からレイアウト状
態を容易に確認することができる。
【0078】第6の発明によれば、入力手段がレイアウ
ト情報を入力するので、意図するレイアウトを自在に設
定することができる。
【0079】第7の発明によれば、文字列を入力し、前
記文字列の中の所定の文字群の文字コードを所定の代替
文字コードに変換し、前記文字コードおよび前記代替文
字コードに対応する文字列を前記レイアウト情報に基づ
いて配置し、入力される文字列中の所定の文字列を他の
文字コードに代替変換するので、入力文字列全体を体裁
よく配置する処理を自動化することができる。
【0080】従って、簡単に文字列入力操作から体裁よ
く文字列が配置された文字出力を得ることができる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す文字レイアウト装置の
構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した文字レイアウト装置の表示装置の
表示画素構成の一例を示す図である。
【図3】図1に示した文字レイアウト装置のメモリ装置
に記憶される文字列データの一例を示したデータ模式図
である。
【図4】図1に示した文字レイアウト装置の表示装置に
表示される文字列レイアウトの一例を示した模式図であ
る。
【図5】図1に示したファイル装置に格納されるレイア
ウトファイルの一例を示すデータ構成図である。
【図6】図1に示したメモリ装置に作成される英数字文
字コード対応テーブルの一例を示す図である。
【図7】本発明に係るレイアウト装置の文字コード変換
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】図1に示した表示装置に対する文字列入力処理
画面の一例を示す模式図である。
【図9】本発明に係る文字レイアウト装置の文字処理方
法の一実施例を示すフローチャートである。
【図10】図1に示した表示装置および印刷装置に対し
て出力される名刺レイアウト処理状態を示す模式図であ
る。
【図11】従来の文字レイアウト装置における名刺レイ
アウトの出力例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 データ入力装置 3 コマンド入力装置 4 ファイル装置 5 演算装置 6 表示装置 7 印刷装置 8 漢字変換装置 9 文字コード変換装置 10 メモリ装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字列を入力する文字列入力手段と、前
    記文字列入力手段により入力された前記文字列を設定領
    域に配置するためのレイアウト情報を格納するレイアウ
    ト情報格納手段と、前記文字列の中の所定の文字群の文
    字コードを所定の代替文字コードに変換する文字コード
    変換手段と、前記文字コードおよび前記代替文字コード
    に対応する文字列を前記レイアウト情報に基づいて配置
    するレイアウト手段とを有することを特徴とする文字レ
    イアウト装置。
  2. 【請求項2】 前記文字コード変換手段は、所定の文字
    群の文字コードを作成される変換テーブルに基づいて所
    定の代替文字コードに変換することを特徴とする請求項
    1記載の文字レイアウト装置。
  3. 【請求項3】 前記レイアウト手段により配置された文
    字列を出力する出力手段を具備したことを特徴とする請
    求項1記載の文字レイアウト装置。
  4. 【請求項4】 前記出力手段は、レイアウト手段により
    配置された文字列を表示することを特徴とする請求項3
    記載の文字レイアウト装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、レイアウト手段により
    配置された文字列を印刷することを特徴とする請求項3
    記載の文字レイアウト装置。
  6. 【請求項6】 前記レイアウト情報を入力する入力手段
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の文字レイア
    ウト装置。
  7. 【請求項7】 文字列の設定領域に配置するためのレイ
    アウト情報を格納するレイアウト情報格納手段を有する
    文字レイアウト装置の文字処理方法において、文字列を
    入力する文字列入力工程と、前記文字列の中の所定の文
    字群の文字コードを所定の代替文字コードに変換する文
    字コード変換工程と、前記文字コードおよび前記代替文
    字コードに対応する文字列を前記レイアウト情報に基づ
    いて配置するレイアウト工程とを有することを特徴とす
    る文字レイアウト装置の文字処理方法。
JP7239713A 1995-09-19 1995-09-19 文字レイアウト装置および文字レイアウト装置の文字処理方法 Pending JPH0981553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7239713A JPH0981553A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 文字レイアウト装置および文字レイアウト装置の文字処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7239713A JPH0981553A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 文字レイアウト装置および文字レイアウト装置の文字処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0981553A true JPH0981553A (ja) 1997-03-28

Family

ID=17048823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7239713A Pending JPH0981553A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 文字レイアウト装置および文字レイアウト装置の文字処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0981553A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012216106A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Seiko Epson Corp 記録制御装置、記録システム、記録制御方法、及び、プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012216106A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Seiko Epson Corp 記録制御装置、記録システム、記録制御方法、及び、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0424052B1 (en) Document processing apparatus
JPH08161309A (ja) 文書作成装置
JPH0981553A (ja) 文字レイアウト装置および文字レイアウト装置の文字処理方法
JPS63251856A (ja) 宛名印刷装置
JPH04343167A (ja) 印刷処理装置
JPH038063A (ja) 住所データ処理装置及び文書処理装置における住所データの処理方法
JPH0417058A (ja) 名刺作成機能を有するワードプロセッサ
JP3077777B2 (ja) 文書処理装置
JPH01321555A (ja) 文書処理装置
JPS63186366A (ja) 文書作成装置
JP2618017B2 (ja) レイアウトシミュレ−ション装置及びレイアウト装置
JP2973548B2 (ja) 印刷制御装置
JPH06348702A (ja) 文字処理方法及び装置
JPH07114538A (ja) 文書作成装置及び宛名印刷方法
JPH10207878A (ja) 文書編集印刷装置
JPH04123258A (ja) 宛名印刷方法
JPH01229650A (ja) 英欧文印刷制御方式
JPH0764981A (ja) 文書処理装置
JPH07105197A (ja) 文書処理装置
JPH08212206A (ja) 文書作成装置
JPH04343127A (ja) 文字処理装置
JPH02257269A (ja) 文字処理装置
JPH0793319A (ja) 文書作成装置
JPS62254231A (ja) 文字出力方法
JPH0272357A (ja) レイアウトシミュレーション装置