JPH06348702A - 文字処理方法及び装置 - Google Patents
文字処理方法及び装置Info
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- JPH06348702A JPH06348702A JP5137229A JP13722993A JPH06348702A JP H06348702 A JPH06348702 A JP H06348702A JP 5137229 A JP5137229 A JP 5137229A JP 13722993 A JP13722993 A JP 13722993A JP H06348702 A JPH06348702 A JP H06348702A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作環境を向上させながらも、住所録に登
録された内容を自然で且つ見栄え良く出力することを可
能ならしめる文字処理方法及び装置を提供する。 【構成】 印刷べき宛先情報の各項目を判別し(s
7.1)、各項目毎の行数や文字数を計数する(S7.
2、S7.3)。そして、これによって各項目の文字サ
イズを決定し、決定された文字サイズが所定の条件に一
致しなかった場合にはそれを修正する(S7.4、S
7.7)。その後、決定された書式に従って、個々の項
目の文字列を予め決められた領域内に納めて印刷する。
録された内容を自然で且つ見栄え良く出力することを可
能ならしめる文字処理方法及び装置を提供する。 【構成】 印刷べき宛先情報の各項目を判別し(s
7.1)、各項目毎の行数や文字数を計数する(S7.
2、S7.3)。そして、これによって各項目の文字サ
イズを決定し、決定された文字サイズが所定の条件に一
致しなかった場合にはそれを修正する(S7.4、S
7.7)。その後、決定された書式に従って、個々の項
目の文字列を予め決められた領域内に納めて印刷する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字処理方法及び装置、
詳しくは住所データを記憶管理し、それを出力する文字
処理方法及び装置に関するものである。
詳しくは住所データを記憶管理し、それを出力する文字
処理方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のワードプロセッサ等の文字処理装
置には、住所、会社名、氏名等の文字列を登録管理し、
それを必要に応じて葉書大の用紙に配置印刷を行う機能
を有するものがある。
置には、住所、会社名、氏名等の文字列を登録管理し、
それを必要に応じて葉書大の用紙に配置印刷を行う機能
を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これまでの
この種の装置では、実際に葉書等に印刷する場合に多少
大きさに変化を加えても、せいぜい倍角、四倍角程度の
変化だけであり、細かい設定を行うことはできない。ま
た配置された後で、自由に文字サイズや位置を変更する
ことは不可能であった。
この種の装置では、実際に葉書等に印刷する場合に多少
大きさに変化を加えても、せいぜい倍角、四倍角程度の
変化だけであり、細かい設定を行うことはできない。ま
た配置された後で、自由に文字サイズや位置を変更する
ことは不可能であった。
【0004】また、住所や氏名等はその文字列長は様々
であり、それらを一律に決められた位置から印刷するよ
うにしてしまうと、不自然なレイアウトで印刷されてし
まうという問題がある。
であり、それらを一律に決められた位置から印刷するよ
うにしてしまうと、不自然なレイアウトで印刷されてし
まうという問題がある。
【0005】このため、これまでは形式的・機械的な宛
名の配置で妥協するか、または住所録に登録する際に住
所、氏名等の文字列の配置を考慮して、それらの先頭に
意識的にスペース(空白)を入れるしかなかった。前者
の場合には、全てのあて先を自然で且つ見栄えの良くす
ることはできない。また、後者の場合にはその操作性に
疑問が残り、場合によっては、出力結果を見て、登録内
容(空白数)を変更する作業が必要になろう。
名の配置で妥協するか、または住所録に登録する際に住
所、氏名等の文字列の配置を考慮して、それらの先頭に
意識的にスペース(空白)を入れるしかなかった。前者
の場合には、全てのあて先を自然で且つ見栄えの良くす
ることはできない。また、後者の場合にはその操作性に
疑問が残り、場合によっては、出力結果を見て、登録内
容(空白数)を変更する作業が必要になろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
鑑み成されたものであり、操作性に優れ、印刷出力され
る宛名を自動的に、適切な配置、書式で出力することが
できる文字処理方法及び装置を提供しようとするもので
ある。
鑑み成されたものであり、操作性に優れ、印刷出力され
る宛名を自動的に、適切な配置、書式で出力することが
できる文字処理方法及び装置を提供しようとするもので
ある。
【0007】この課題を解決するため、本発明の文字処
理方法は以下に示す工程を備える。すなわち、少なくと
も住所を表す文字列と宛先名称文字列により構成される
宛先情報を記憶管理する文字処理方法であって、記憶管
理された注目宛先情報を所定の出力装置に出力する場
合、当該注目宛先情報を構成する各項目の文字数及び各
項目の種類に応じて、各項目単位の文字列の書式を決定
し、決定された書式に従って、個々の項目の文字列を所
定の出力装置に出力する。
理方法は以下に示す工程を備える。すなわち、少なくと
も住所を表す文字列と宛先名称文字列により構成される
宛先情報を記憶管理する文字処理方法であって、記憶管
理された注目宛先情報を所定の出力装置に出力する場
合、当該注目宛先情報を構成する各項目の文字数及び各
項目の種類に応じて、各項目単位の文字列の書式を決定
し、決定された書式に従って、個々の項目の文字列を所
定の出力装置に出力する。
【0008】また、本発明の文字処理装置は以下に示す
構成を備える。すなわち、少なくとも住所を表す文字列
と宛先名称文字列により構成される宛先情報を記憶管理
する文字処理装置であって、記憶管理された注目宛先情
報を所定の出力装置に出力する場合、当該注目宛先情報
を構成する各項目の文字数及び各項目の種類に応じて、
各項目単位の文字列の書式を決定する手段と、決定され
た書式に従って、個々の項目の文字列を所定の出力装置
に出力する手段とを備える。
構成を備える。すなわち、少なくとも住所を表す文字列
と宛先名称文字列により構成される宛先情報を記憶管理
する文字処理装置であって、記憶管理された注目宛先情
報を所定の出力装置に出力する場合、当該注目宛先情報
を構成する各項目の文字数及び各項目の種類に応じて、
各項目単位の文字列の書式を決定する手段と、決定され
た書式に従って、個々の項目の文字列を所定の出力装置
に出力する手段とを備える。
【0009】
【作用】かかる本発明の工程或いは構成において、宛先
情報を出力装置に出力する場合には、その宛先情報を構
成する個々の項目における文字数と個々の項目の種類に
応じて、各項目単位の文字列の書式を決定し、出力す
る。
情報を出力装置に出力する場合には、その宛先情報を構
成する個々の項目における文字数と個々の項目の種類に
応じて、各項目単位の文字列の書式を決定し、出力す
る。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0011】図1は、実施例における文書処理装置の概
念構成図を示している。図示において、1は外部記憶装
置から各種データを内部記憶装置に読み込むデータ読み
込み手段、2は内部記憶装置の住所録データの項目を判
別し内部記憶装置の所定の場所に格納する項目判別手
段、3は項目判別手段2によって格納された項目ごとの
データの行数を計数する行数計数手段、4は項目判別手
段2によって格納された項目ごとのデータの文字数を計
数する文字数計数手段、5は項目判別手段2と行数計数
手段3と文字数計数手段4によって得られたデータを基
に配置位置を決定する位置決定手段、6は前記データを
基に文字サイズを決定する文字サイズ決定手段、そし
て、7は前記手段によって決定されたデータをはがき等
の用紙に印字する印字手段である。
念構成図を示している。図示において、1は外部記憶装
置から各種データを内部記憶装置に読み込むデータ読み
込み手段、2は内部記憶装置の住所録データの項目を判
別し内部記憶装置の所定の場所に格納する項目判別手
段、3は項目判別手段2によって格納された項目ごとの
データの行数を計数する行数計数手段、4は項目判別手
段2によって格納された項目ごとのデータの文字数を計
数する文字数計数手段、5は項目判別手段2と行数計数
手段3と文字数計数手段4によって得られたデータを基
に配置位置を決定する位置決定手段、6は前記データを
基に文字サイズを決定する文字サイズ決定手段、そし
て、7は前記手段によって決定されたデータをはがき等
の用紙に印字する印字手段である。
【0012】図1の概念構成図の具体的なブロック構成
を図2に示す。同図において、8は、本装置全体の制御
を司るマイクロプロセッサ(CPU)である。9はRO
M(リードオンリーメモリ)であり、本装置全体の制御
を行うプログラムや後述する図3、図4のフローチャー
トに従うプログラム等を含むシステムプログラム9.
1、及び各種機能のプログラム9.2からなる。その中
には、本実施例において主とした処理を行なう住所録プ
ログラム9.3も含まれる。住所録プログラム9.3中
には、適切な文字サイズを判断するためのテーブル9.
4も含まれる。また、このROM9には、文字フォント
データ(ドットデータ或いはアウトラインデータ)等も
記憶されている。
を図2に示す。同図において、8は、本装置全体の制御
を司るマイクロプロセッサ(CPU)である。9はRO
M(リードオンリーメモリ)であり、本装置全体の制御
を行うプログラムや後述する図3、図4のフローチャー
トに従うプログラム等を含むシステムプログラム9.
1、及び各種機能のプログラム9.2からなる。その中
には、本実施例において主とした処理を行なう住所録プ
ログラム9.3も含まれる。住所録プログラム9.3中
には、適切な文字サイズを判断するためのテーブル9.
4も含まれる。また、このROM9には、文字フォント
データ(ドットデータ或いはアウトラインデータ)等も
記憶されている。
【0013】10はRAM(ランダムアクセスメモリ)
であり、外部記憶装置13から入力した住所録データを
記憶する住所録データ格納エリア10.1、宛名印刷を
行なう個人データを図5で例示する項目別に判別して格
納する項目別データエリア10.2、各項目毎の行数の
データを格納する行数データエリア10.3、各項目毎
の文字数のデータを格納する文字数エリア10.4、そ
の他のプログラムが動作するための記憶領域10.5が
存在する。
であり、外部記憶装置13から入力した住所録データを
記憶する住所録データ格納エリア10.1、宛名印刷を
行なう個人データを図5で例示する項目別に判別して格
納する項目別データエリア10.2、各項目毎の行数の
データを格納する行数データエリア10.3、各項目毎
の文字数のデータを格納する文字数エリア10.4、そ
の他のプログラムが動作するための記憶領域10.5が
存在する。
【0014】11は、文字・数字・記号などを入力し、
また、各種指示を行なうためのキーボードである。12
は、各種データの表示に用いる表示器であり、各種デー
タの表示はバスライン15を介してCPU8の指示で行
なわれる。13は、本文字処理装置で使われる各種デー
タを記憶する外部記憶装置であり、前述のCPU8の制
御により、各種データがバスライン15を介してRAM
10の所定のエリアに格納される。14は、各種データ
の印刷を行なうプリンタであり、RAM上で展開された
住所録データはバスライン15を介してプリンタ14に
よって印刷される。
また、各種指示を行なうためのキーボードである。12
は、各種データの表示に用いる表示器であり、各種デー
タの表示はバスライン15を介してCPU8の指示で行
なわれる。13は、本文字処理装置で使われる各種デー
タを記憶する外部記憶装置であり、前述のCPU8の制
御により、各種データがバスライン15を介してRAM
10の所定のエリアに格納される。14は、各種データ
の印刷を行なうプリンタであり、RAM上で展開された
住所録データはバスライン15を介してプリンタ14に
よって印刷される。
【0015】15は、各装置を接続するためのバスライ
ンであり、前記CPU8は、ROM9にあるプログラム
の内容を実行処理することにより、バスライン15を介
して接続される各装置を制御する。
ンであり、前記CPU8は、ROM9にあるプログラム
の内容を実行処理することにより、バスライン15を介
して接続される各装置を制御する。
【0016】以上の構成の下で、本発明実施例の動作を
図3、図4のフローチャートを参照して説明する。
図3、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0017】図3のフローチャートは、本装置で住所録
機能を起動した後のものである。
機能を起動した後のものである。
【0018】住所録機能を起動する(例えば、メニュー
から「住所録」を選択・実行する)と、まず図3のステ
ップS1へ進み、各種データの初期化を行なう。する
と、図11のような初期画面が表示される。ここで住所
録の新規作成を行なうことができる。ステップS2で
は、外部記憶装置13に住所録データが存在すれば、そ
れを「呼出」機能によりRAM10の住所録データ格納
エリア10.1に読み込む。図12は住所録データの格
納されたFDをセットし、「呼出」を行なった画面であ
る。1枚のFDに複数の住所録が格納されている場合に
は、その名前が全て表示される。呼び出す住所録を選択
し、実行を選択すると、図13のように、住所録が呼び
出される。実施例では、説明を簡単にするため、表示器
12には図14のように一度に1件の住所録データを表
示するものとし(図13で「入力・削除」を選択するこ
とにより、1件のデータを表示することができる)、現
在表示器12に表示されている住所録データ1件を、メ
モリ上ではポインタが指し示している。勿論、図13や
図35のように複数の住所を表示し該当するものを反転
表示し、メモリ上ではその1つをポインタが指し示すよ
うにしても構わない。
から「住所録」を選択・実行する)と、まず図3のステ
ップS1へ進み、各種データの初期化を行なう。する
と、図11のような初期画面が表示される。ここで住所
録の新規作成を行なうことができる。ステップS2で
は、外部記憶装置13に住所録データが存在すれば、そ
れを「呼出」機能によりRAM10の住所録データ格納
エリア10.1に読み込む。図12は住所録データの格
納されたFDをセットし、「呼出」を行なった画面であ
る。1枚のFDに複数の住所録が格納されている場合に
は、その名前が全て表示される。呼び出す住所録を選択
し、実行を選択すると、図13のように、住所録が呼び
出される。実施例では、説明を簡単にするため、表示器
12には図14のように一度に1件の住所録データを表
示するものとし(図13で「入力・削除」を選択するこ
とにより、1件のデータを表示することができる)、現
在表示器12に表示されている住所録データ1件を、メ
モリ上ではポインタが指し示している。勿論、図13や
図35のように複数の住所を表示し該当するものを反転
表示し、メモリ上ではその1つをポインタが指し示すよ
うにしても構わない。
【0019】ステップS3においてキーボード11から
の入力処理を行ない、ステップS4でキー入力がなかっ
た場合には再びステップS3に戻る。つまり、何らかの
キー入力を待つことになる。
の入力処理を行ない、ステップS4でキー入力がなかっ
た場合には再びステップS3に戻る。つまり、何らかの
キー入力を待つことになる。
【0020】さて、キー入力があった場合には、ステッ
プS5に進んで、入力されたキー操作がいかなる機能に
対応するものであるかを判別する。ステップS6で、そ
の機能が「レイアウト」または「印刷」以外であれば、
ステップS9に進み、その機能に対応した処理(例えば
検索、次のデータ表示の指示、前のデータ表示の指示、
文字列の編集及び訂正処理等)を行ない、ステップS3
に戻る。但し、ここでステップS5で機能判別された機
能が住所録機能の終了に対応するものであれば、終了処
理を行ない、図3のフローチャートから抜けることにな
るが、図には記載していない。
プS5に進んで、入力されたキー操作がいかなる機能に
対応するものであるかを判別する。ステップS6で、そ
の機能が「レイアウト」または「印刷」以外であれば、
ステップS9に進み、その機能に対応した処理(例えば
検索、次のデータ表示の指示、前のデータ表示の指示、
文字列の編集及び訂正処理等)を行ない、ステップS3
に戻る。但し、ここでステップS5で機能判別された機
能が住所録機能の終了に対応するものであれば、終了処
理を行ない、図3のフローチャートから抜けることにな
るが、図には記載していない。
【0021】さて、入力されたキーが「レイアウト」表
示または「印刷」する旨の指示キーであると判断した場
合には、ステップS7に進む。ここでは、現在表示器1
2に表示している住所録データをレイアウト表示または
印刷する項目、行数、文字数などによって自動的に適切
な位置に配置し、印刷処理に引き渡す処理を行なう(コ
ールする)。但し、このステップS7の処理の詳細は、
後述する。入力されたキーが「レイアウト」であればス
テップS7で配置された宛名データを表示器に表示し、
「印刷」であれば図2におけるプリンタ14によって、
ステップS8で印刷を行なう「レイアウト」表示とは、
「印刷」されるレイアウトをWYSIWYGで表示器に
表示する機能である。「レイアウト」を選択した場合を
図17に示す。レイアウト表示または印刷が終了した
ら、ステップS3に戻り、キー入力処理を行なう。
示または「印刷」する旨の指示キーであると判断した場
合には、ステップS7に進む。ここでは、現在表示器1
2に表示している住所録データをレイアウト表示または
印刷する項目、行数、文字数などによって自動的に適切
な位置に配置し、印刷処理に引き渡す処理を行なう(コ
ールする)。但し、このステップS7の処理の詳細は、
後述する。入力されたキーが「レイアウト」であればス
テップS7で配置された宛名データを表示器に表示し、
「印刷」であれば図2におけるプリンタ14によって、
ステップS8で印刷を行なう「レイアウト」表示とは、
「印刷」されるレイアウトをWYSIWYGで表示器に
表示する機能である。「レイアウト」を選択した場合を
図17に示す。レイアウト表示または印刷が終了した
ら、ステップS3に戻り、キー入力処理を行なう。
【0022】上記ステップS7における自動レイアウト
処理を図4のフローチャートに従って説明する。
処理を図4のフローチャートに従って説明する。
【0023】ステップS7.1で現在画面に表示されて
いる住所録データ(メモリ上ではポインタが指し示して
いる)について、住所、会社名、氏名等の項目ごとに、
図2におけるRAM10中の項目別データエリア10.
2に格納する。
いる住所録データ(メモリ上ではポインタが指し示して
いる)について、住所、会社名、氏名等の項目ごとに、
図2におけるRAM10中の項目別データエリア10.
2に格納する。
【0024】また図5の住所録項目名の例のように、
「住所1」と「住所2」(例えば自宅住所と勤務先住
所)のように同一項目に対して複数の記述がある場合に
は、あらかじめステップS7の処理に入る以前にステッ
プS3のキー入力処理において印字する項目の選択・指
定処理を行なうか、または住所録データ入力・保存時に
指定してあるものとする。そのデータは図5の15−2
に「自宅」または「勤務先」として登録される。従っ
て、ステップS7.1では、印字を行なう項目のみを項
目別データエリア10.2に格納することになる。また
は、10.2に格納するのではなく、その項目にフラグ
を立てても良い(メモリの削減につながる)。
「住所1」と「住所2」(例えば自宅住所と勤務先住
所)のように同一項目に対して複数の記述がある場合に
は、あらかじめステップS7の処理に入る以前にステッ
プS3のキー入力処理において印字する項目の選択・指
定処理を行なうか、または住所録データ入力・保存時に
指定してあるものとする。そのデータは図5の15−2
に「自宅」または「勤務先」として登録される。従っ
て、ステップS7.1では、印字を行なう項目のみを項
目別データエリア10.2に格納することになる。また
は、10.2に格納するのではなく、その項目にフラグ
を立てても良い(メモリの削減につながる)。
【0025】次にステップS7.2においては、ステッ
プS7.1で項目別データエリアに格納された各項目に
ついて、項目ごとにその行数を計数し、図2におけるR
AM10中の行数データエリア10.3に格納する(1
0.3、10.4に格納しておかなくても、配置のとき
に直接計算してその値を使っても良い)。更に、ステッ
プS7.3では、ステップS7.1で項目別データエリ
アに格納された各項目について、行ごとにその文字数を
計数し、図2におけるRAM10中の文字数データエリ
ア10.4に格納する。但し、行数・文字数は、住所録
データ入力時に計算してしまっても良い。
プS7.1で項目別データエリアに格納された各項目に
ついて、項目ごとにその行数を計数し、図2におけるR
AM10中の行数データエリア10.3に格納する(1
0.3、10.4に格納しておかなくても、配置のとき
に直接計算してその値を使っても良い)。更に、ステッ
プS7.3では、ステップS7.1で項目別データエリ
アに格納された各項目について、行ごとにその文字数を
計数し、図2におけるRAM10中の文字数データエリ
ア10.4に格納する。但し、行数・文字数は、住所録
データ入力時に計算してしまっても良い。
【0026】尚、ここでは、住所録画面において入力さ
れている項目ごとの行と、宛名面に印字される行とが対
応しているものとしている。すなわち住所録画面で1項
目に対して入力可能な行数と宛名面に印字可能な1項目
の行数は同じであり、また住所録画面で1行に入力出来
る文字数と宛名面に印字可能な1行の文字数は同じであ
るとしている。
れている項目ごとの行と、宛名面に印字される行とが対
応しているものとしている。すなわち住所録画面で1項
目に対して入力可能な行数と宛名面に印字可能な1項目
の行数は同じであり、また住所録画面で1行に入力出来
る文字数と宛名面に印字可能な1行の文字数は同じであ
るとしている。
【0027】ステップS7.4では、各項目毎の文字サ
イズを決定する処理を行なう。この処理の流れを示した
ものが図8である。まずステップS7.4.1で、これ
から文字サイズを決定しようとしている項目の1つを取
得する。この項目は、あらかじめ印字するという指定が
され項目別データエリア10.2に格納されているか、
または項目別データエリア10.2を用いない場合には
項目名に印字する旨のフラグ(印字フラグ)が立ってい
る。次にステップS7.4.2で、上で取得した項目内
の各行の最大文字数を取得する。これは、氏名のように
1行だけの項目はその行の文字数が最大文字数となる
が、住所などのような2行以上にまたがる項目では、そ
の項目内の全行に入力されている文字数の最大の行を基
準とし、最大文字数としてその項目の文字数とする。ス
テップS7.4.3では、図7のような、1行の文字数
に対応する文字サイズを記述したテーブル(ROM9の
所定エリアにあらかじめ記憶されている)を参照し(テ
ーブルは各項目毎に準備されている)、ステップS7.
4.2で取得した最大文字数に対応したポイント数を取
得する。そのポイント数を、ステップS7.4.4で項
目別データエリア10.2に、または項目別データエリ
ア10.2を用いず印字フラグを用いている場合には住
所録データの各項目のレイアウト情報のエリア(図5の
15−1L〜)に格納する。
イズを決定する処理を行なう。この処理の流れを示した
ものが図8である。まずステップS7.4.1で、これ
から文字サイズを決定しようとしている項目の1つを取
得する。この項目は、あらかじめ印字するという指定が
され項目別データエリア10.2に格納されているか、
または項目別データエリア10.2を用いない場合には
項目名に印字する旨のフラグ(印字フラグ)が立ってい
る。次にステップS7.4.2で、上で取得した項目内
の各行の最大文字数を取得する。これは、氏名のように
1行だけの項目はその行の文字数が最大文字数となる
が、住所などのような2行以上にまたがる項目では、そ
の項目内の全行に入力されている文字数の最大の行を基
準とし、最大文字数としてその項目の文字数とする。ス
テップS7.4.3では、図7のような、1行の文字数
に対応する文字サイズを記述したテーブル(ROM9の
所定エリアにあらかじめ記憶されている)を参照し(テ
ーブルは各項目毎に準備されている)、ステップS7.
4.2で取得した最大文字数に対応したポイント数を取
得する。そのポイント数を、ステップS7.4.4で項
目別データエリア10.2に、または項目別データエリ
ア10.2を用いず印字フラグを用いている場合には住
所録データの各項目のレイアウト情報のエリア(図5の
15−1L〜)に格納する。
【0028】1つの項目について以上の処理が終了する
と、印字する全項目について終了したか否かのチェック
を行なう。まだ終了していなければ、ステップS7.
4.1に戻り、次の項目について上記処理を行なう。例
えば、図7の例では、文字数が12文字までであればそ
の行の文字の文字サイズは13ポイント、13文字、1
4文字であれば12ポイントで印刷を行なうという内容
を表している。各項目で適切な文字サイズが異なるの
で、このテーブルは、各項目毎に1つずつ存在する。例
えば、住所の文字サイズはやや小さめに、氏名の文字サ
イズは大きめに定義されている。
と、印字する全項目について終了したか否かのチェック
を行なう。まだ終了していなければ、ステップS7.
4.1に戻り、次の項目について上記処理を行なう。例
えば、図7の例では、文字数が12文字までであればそ
の行の文字の文字サイズは13ポイント、13文字、1
4文字であれば12ポイントで印刷を行なうという内容
を表している。各項目で適切な文字サイズが異なるの
で、このテーブルは、各項目毎に1つずつ存在する。例
えば、住所の文字サイズはやや小さめに、氏名の文字サ
イズは大きめに定義されている。
【0029】また2行目以降は文字下げを行なうので、
それに対応した文字数を挿入する形式をとってもよい。
印字を行なうすべての項目についてステップS7.4の
文字サイズ決定処理が終了したらステップS7.5の文
字サイズチェック処理を行なう。
それに対応した文字数を挿入する形式をとってもよい。
印字を行なうすべての項目についてステップS7.4の
文字サイズ決定処理が終了したらステップS7.5の文
字サイズチェック処理を行なう。
【0030】文字サイズチェック処理は、例えば会社名
の文字サイズが宛先の氏名よりも大きくなってしまう等
のような不自然なレイアウトを防止するためのものであ
る。判断基準として、例えば「氏名・連名・敬称の文字
サイズ≧勤務先・所属の文字サイズ≧住所1・住所2の
文字サイズ≧役職の文字サイズ」という式をプログラム
内であらかじめ定義しておき、各項目の文字サイズの組
み合わせがこの式に適合しているかどうかを判定する。
適合していれば、ステップS7.8の位置決定処理を行
なう。適合してないければ、ステップS7.5内で文字
サイズ修正処理を行なってからステップS7.8の位置
決定処理を行なう。
の文字サイズが宛先の氏名よりも大きくなってしまう等
のような不自然なレイアウトを防止するためのものであ
る。判断基準として、例えば「氏名・連名・敬称の文字
サイズ≧勤務先・所属の文字サイズ≧住所1・住所2の
文字サイズ≧役職の文字サイズ」という式をプログラム
内であらかじめ定義しておき、各項目の文字サイズの組
み合わせがこの式に適合しているかどうかを判定する。
適合していれば、ステップS7.8の位置決定処理を行
なう。適合してないければ、ステップS7.5内で文字
サイズ修正処理を行なってからステップS7.8の位置
決定処理を行なう。
【0031】ステップS7.5の文字サイズ修正処理
は、まず上記式の左辺の文字サイズが大きい項目の文字
サイズを決定していき、式に適合しない箇所で適合する
ように文字サイズを変更する(小さくする)。この処理
の流れを示したものが図9である。この処理では、大小
の比較を行なうために変数を用いて説明する。まずステ
ップS7.5.1で、ステップS7.4の文字サイズ決
定処理で得られた氏名の文字サイズを変数Aに格納す
る。ただし住所録では、少なくとも氏名欄には必ず入力
されているものと仮定する。次にステップS7.5.2
で、住所1または住所2は印字項目となっているか否か
のチェックを行う。ただし住所1または住所2のどちら
かを印字するかは、「宛先」として「自宅」か「勤務
先」のどちらが選択されているか、つまりどちらが印字
項目となっているかで明らかである。印字項目か否かの
判定は、前記段落“0027”及び“0028”で記述
した通り、項目別データエリア10.2または印字フラ
グを参照することによって行う。
は、まず上記式の左辺の文字サイズが大きい項目の文字
サイズを決定していき、式に適合しない箇所で適合する
ように文字サイズを変更する(小さくする)。この処理
の流れを示したものが図9である。この処理では、大小
の比較を行なうために変数を用いて説明する。まずステ
ップS7.5.1で、ステップS7.4の文字サイズ決
定処理で得られた氏名の文字サイズを変数Aに格納す
る。ただし住所録では、少なくとも氏名欄には必ず入力
されているものと仮定する。次にステップS7.5.2
で、住所1または住所2は印字項目となっているか否か
のチェックを行う。ただし住所1または住所2のどちら
かを印字するかは、「宛先」として「自宅」か「勤務
先」のどちらが選択されているか、つまりどちらが印字
項目となっているかで明らかである。印字項目か否かの
判定は、前記段落“0027”及び“0028”で記述
した通り、項目別データエリア10.2または印字フラ
グを参照することによって行う。
【0032】住所1または住所2が印字項目であれば、
ステップS7.4の文字サイズ決定処理で得られた住所
1または2の文字サイズを変数Bに格納する(ステップ
S7.5.3)。ステップS7.5.4でAとBの大小
の比較を行い、A≧Bであれば文字サイズの判断基準の
式に合致しているのでそのままステップS7.5.7に
進む。ステップS7.5.4でA≧Bでなければ、式に
合致しないので、ステップS7.5.5でBの文字サイ
ズを小さくする(Aの文字サイズと同じにする)。
ステップS7.4の文字サイズ決定処理で得られた住所
1または2の文字サイズを変数Bに格納する(ステップ
S7.5.3)。ステップS7.5.4でAとBの大小
の比較を行い、A≧Bであれば文字サイズの判断基準の
式に合致しているのでそのままステップS7.5.7に
進む。ステップS7.5.4でA≧Bでなければ、式に
合致しないので、ステップS7.5.5でBの文字サイ
ズを小さくする(Aの文字サイズと同じにする)。
【0033】ただしAとBの大小関係が「≧」であるの
でBの文字サイズ=Aの文字サイズで良いのであって、
この大小関係が「>」の場合にはBの文字サイズをAの
文字サイズよりも小さくしなければならない。例えば、
あらかじめAよりもBの方が「ポイント差1」だけ小さ
いとプログラム中に定義しておき、ステップS7.5.
5で「B←A−(ポイント差1)」としておけばよい。
これはステップS7.5.9、ステップS7.5.14
も同様である。ただし、不等号が「≧」でなく「>」の
場合は、ステップS7.5.5、ステップS7.5.1
0、ステップS7.5.15を上記のようにするだけで
はなく、大小関係を矛盾なくするためにステップS7.
5.6、ステップS7.5.11も適当に変更しなけれ
ばならない。
でBの文字サイズ=Aの文字サイズで良いのであって、
この大小関係が「>」の場合にはBの文字サイズをAの
文字サイズよりも小さくしなければならない。例えば、
あらかじめAよりもBの方が「ポイント差1」だけ小さ
いとプログラム中に定義しておき、ステップS7.5.
5で「B←A−(ポイント差1)」としておけばよい。
これはステップS7.5.9、ステップS7.5.14
も同様である。ただし、不等号が「≧」でなく「>」の
場合は、ステップS7.5.5、ステップS7.5.1
0、ステップS7.5.15を上記のようにするだけで
はなく、大小関係を矛盾なくするためにステップS7.
5.6、ステップS7.5.11も適当に変更しなけれ
ばならない。
【0034】ステップS7.5.5ではBの文字サイズ
を小さくした後、その変更後の文字サイズを住所1また
は住所2の文字サイズに格納し、ステップS7.5.7
に進む。ステップS7.5.2で住所1または住所2が
印字項目でなければ、AをBに代入してステップS7.
5.7に進む。
を小さくした後、その変更後の文字サイズを住所1また
は住所2の文字サイズに格納し、ステップS7.5.7
に進む。ステップS7.5.2で住所1または住所2が
印字項目でなければ、AをBに代入してステップS7.
5.7に進む。
【0035】ステップS7.5.7の処理に入る時点で
は、以上の処理により必ず「A≧B」の関係が成り立っ
ている。ステップS7.5.7では、勤務先・所属が印
字項目か否かのチェックを行なう。勤務先・所属が印字
項目であれば、ステップS7.5.8に進む。ステップ
S7.5.8では、勤務先・所属の文字サイズを変数C
に格納する。次にステップS7.5.9でBとCの大小
の比較を行ない、B≧Cであれば文字サイズの判断基準
の式に合致しているのでそのままステップS7.5.1
2に進む。ステップS7.5.9でB≧Cでなければ、
式に合致しないので、ステップS7.5.10でCの文
字サイズを小さくし(Bの文字サイズと同じにする)、
勤務先・所属の文字サイズにCを格納する。ステップS
7.5.7で勤務先・所属が印字項目でなければ、Bを
Cに代入してステップS7.5.12に進む。
は、以上の処理により必ず「A≧B」の関係が成り立っ
ている。ステップS7.5.7では、勤務先・所属が印
字項目か否かのチェックを行なう。勤務先・所属が印字
項目であれば、ステップS7.5.8に進む。ステップ
S7.5.8では、勤務先・所属の文字サイズを変数C
に格納する。次にステップS7.5.9でBとCの大小
の比較を行ない、B≧Cであれば文字サイズの判断基準
の式に合致しているのでそのままステップS7.5.1
2に進む。ステップS7.5.9でB≧Cでなければ、
式に合致しないので、ステップS7.5.10でCの文
字サイズを小さくし(Bの文字サイズと同じにする)、
勤務先・所属の文字サイズにCを格納する。ステップS
7.5.7で勤務先・所属が印字項目でなければ、Bを
Cに代入してステップS7.5.12に進む。
【0036】ステップS7.5.12の処理に入る時点
では、以上の処理により必ず「A≧B≧C」の関係が成
り立っている。ステップS7.5.12では、役職が印
字項目か否かのチェックを行なう。役職が印字項目であ
れば、ステップS7.5.13に進む。ステップS7.
5.13では、役職の文字サイズを変数Dに格納する。
次にステップS7.5.14でCとDの大小の比較を行
ない、C≧Dであれば文字サイズの判断基準の式に合致
しているので正常終了する。ステップS7.5.14で
C≧Dでなければ、式に合致しないので、ステップS
7.5.15でDの文字サイズを小さくし(Cの文字サ
イズと同じにする)、役職の文字サイズにDを格納し、
正常終了する。
では、以上の処理により必ず「A≧B≧C」の関係が成
り立っている。ステップS7.5.12では、役職が印
字項目か否かのチェックを行なう。役職が印字項目であ
れば、ステップS7.5.13に進む。ステップS7.
5.13では、役職の文字サイズを変数Dに格納する。
次にステップS7.5.14でCとDの大小の比較を行
ない、C≧Dであれば文字サイズの判断基準の式に合致
しているので正常終了する。ステップS7.5.14で
C≧Dでなければ、式に合致しないので、ステップS
7.5.15でDの文字サイズを小さくし(Cの文字サ
イズと同じにする)、役職の文字サイズにDを格納し、
正常終了する。
【0037】例えば、ステップS7.4で決定した各項
目毎の文字サイズが、氏名が20ポイント、住所2が1
4ポイント、勤務先・所属が24ポイントだった場合、
まず上記式の最左辺の「氏名」の文字サイズを「20ポ
イント」と決定する。次に、氏名とその右辺の「勤務先
・所属」との文字サイズを比較する。
目毎の文字サイズが、氏名が20ポイント、住所2が1
4ポイント、勤務先・所属が24ポイントだった場合、
まず上記式の最左辺の「氏名」の文字サイズを「20ポ
イント」と決定する。次に、氏名とその右辺の「勤務先
・所属」との文字サイズを比較する。
【0038】ステップS7.4の文字サイズ決定処理で
は勤務先・所属の文字サイズの方が氏名の文字サイズよ
りも大きくなっているが、上記式に従うと、氏名の文字
サイズの方が大きい、または等しくなければならない。
従って、「勤務先・所属」の文字サイズを氏名の文字サ
イズよりも小さく、または等しくなるように変更する。
この場合に、左辺の文字サイズよりも文字サイズを小さ
くする場合は、左辺の文字サイズよりも例えば1ポイン
ト小さくする、または2ポイント小さくする等のように
基準が定義されているものとする。各項目に関してすべ
ての文字サイズの変更が終了したら、ステップS7.8
の位置決定処理を行なう。ステップS7.8の位置決定
処理では、前述の処理によって計数された行数・文字数
と決定された文字サイズによって印字位置の決定を行な
う。各項目毎の印字位置の範囲は、図6の例のようにあ
らかじめ定義されている。
は勤務先・所属の文字サイズの方が氏名の文字サイズよ
りも大きくなっているが、上記式に従うと、氏名の文字
サイズの方が大きい、または等しくなければならない。
従って、「勤務先・所属」の文字サイズを氏名の文字サ
イズよりも小さく、または等しくなるように変更する。
この場合に、左辺の文字サイズよりも文字サイズを小さ
くする場合は、左辺の文字サイズよりも例えば1ポイン
ト小さくする、または2ポイント小さくする等のように
基準が定義されているものとする。各項目に関してすべ
ての文字サイズの変更が終了したら、ステップS7.8
の位置決定処理を行なう。ステップS7.8の位置決定
処理では、前述の処理によって計数された行数・文字数
と決定された文字サイズによって印字位置の決定を行な
う。各項目毎の印字位置の範囲は、図6の例のようにあ
らかじめ定義されている。
【0039】図6は郵便番号24、会社住所25、会社
名26、氏名27、敬称28を印字する場合の例であ
る。会社名を記述しない場合は住所の範囲を広く確保
し、また氏名をやや右に寄せる等、また役職を印字する
場合は、さらに役職の領域が追加される等、項目の組み
合わせによってバランスよく配置されるように形式を持
っている(いずれにしてもこれら書式に関するデータは
ROM9内の所定エリアに記憶されている)。
名26、氏名27、敬称28を印字する場合の例であ
る。会社名を記述しない場合は住所の範囲を広く確保
し、また氏名をやや右に寄せる等、また役職を印字する
場合は、さらに役職の領域が追加される等、項目の組み
合わせによってバランスよく配置されるように形式を持
っている(いずれにしてもこれら書式に関するデータは
ROM9内の所定エリアに記憶されている)。
【0040】ステップS7.8の位置決定処理を、図1
0に沿って説明する。ステップS7.8.1では、レイ
アウトまたは印刷しようとしている宛名の印字形式の取
得を行なう。ここで印字形式とは、例えば年賀状か官製
はがきか、縦書きか横書きか、宛先は自宅か会社か、等
の項目のことであり、このステップまでにユーザが決定
しているか、デフォルトの値として決定しているものと
する。この印字形式にしたがって、後述する住所、氏名
等の位置の割り付けが決定する。
0に沿って説明する。ステップS7.8.1では、レイ
アウトまたは印刷しようとしている宛名の印字形式の取
得を行なう。ここで印字形式とは、例えば年賀状か官製
はがきか、縦書きか横書きか、宛先は自宅か会社か、等
の項目のことであり、このステップまでにユーザが決定
しているか、デフォルトの値として決定しているものと
する。この印字形式にしたがって、後述する住所、氏名
等の位置の割り付けが決定する。
【0041】次に、ステップS7.8.2で配置を行う
項目の取得を行なう。ここでは、住所、氏名等のよう
に、印字を行なう項目を1項目ずつ取得し、順次ステッ
プS7.8.3以下の処理を行なう。ただし取得する順
序はプログラムに記述してあるものとする。ステップS
7.8.3からステップS7.8.7までは、住所等の
ように複数行にまたがる可能性のある項目内の処理を行
なう。具体的には、1行目は行の先頭から文字列を埋
め、2行目以降は下寄せを行なう。その例を示したもの
が図20である。図20の例では「勤務先・所属」が2
行にまたがっている。この場合は2行目を下寄せにして
配置する。ただし各行の先頭文字が空白文字の場合は、
下寄せの処理を行なわず、空白文字も1文字とみなして
1行目と同様に先頭から配置する。その例を示したもの
が図22である。「勤務先・所属」の先頭に空白文字が
挿入してあるため、それも1文字と認識して先頭から配
置している。
項目の取得を行なう。ここでは、住所、氏名等のよう
に、印字を行なう項目を1項目ずつ取得し、順次ステッ
プS7.8.3以下の処理を行なう。ただし取得する順
序はプログラムに記述してあるものとする。ステップS
7.8.3からステップS7.8.7までは、住所等の
ように複数行にまたがる可能性のある項目内の処理を行
なう。具体的には、1行目は行の先頭から文字列を埋
め、2行目以降は下寄せを行なう。その例を示したもの
が図20である。図20の例では「勤務先・所属」が2
行にまたがっている。この場合は2行目を下寄せにして
配置する。ただし各行の先頭文字が空白文字の場合は、
下寄せの処理を行なわず、空白文字も1文字とみなして
1行目と同様に先頭から配置する。その例を示したもの
が図22である。「勤務先・所属」の先頭に空白文字が
挿入してあるため、それも1文字と認識して先頭から配
置している。
【0042】図10のフローに従って説明すると、ステ
ップS7.8.3では、2行目以降の処理を行なうとい
う意味で、変数iに2をセットする。次にステップS
7.8.4では、i行目が存在するか否かの判定を行な
う。その項目に入力されている行数よりもiが大きい場
合にはi行目が存在しないということなので、この処理
を抜けてステップS7.8.8に進む。例えば当該項目
が「氏名」の場合は複数行にまたがることはないので、
以下の処理を行なわずステップS7.8.8に進む。i
が入力されている行以下ならば、ステップS7.8.5
の処理を行なう。ステップS7.8.5では、i行目の
1文字目が空白文字か否かの判定を行なう。空白文字で
あればそれも通常の文字と同様に扱えば良いのでそのま
まステップS7.8.7に進む。空白文字でなければ、
ステップS7.8.6の下寄せ処理を行ない、ステップ
S7.8.7に進む。ステップS7.8.7ではiに1
を加え、次の行の処理を行なう準備を行ない、ステップ
S7.8.4に戻って同様の処理を行なう。
ップS7.8.3では、2行目以降の処理を行なうとい
う意味で、変数iに2をセットする。次にステップS
7.8.4では、i行目が存在するか否かの判定を行な
う。その項目に入力されている行数よりもiが大きい場
合にはi行目が存在しないということなので、この処理
を抜けてステップS7.8.8に進む。例えば当該項目
が「氏名」の場合は複数行にまたがることはないので、
以下の処理を行なわずステップS7.8.8に進む。i
が入力されている行以下ならば、ステップS7.8.5
の処理を行なう。ステップS7.8.5では、i行目の
1文字目が空白文字か否かの判定を行なう。空白文字で
あればそれも通常の文字と同様に扱えば良いのでそのま
まステップS7.8.7に進む。空白文字でなければ、
ステップS7.8.6の下寄せ処理を行ない、ステップ
S7.8.7に進む。ステップS7.8.7ではiに1
を加え、次の行の処理を行なう準備を行ない、ステップ
S7.8.4に戻って同様の処理を行なう。
【0043】ステップS7.8.4で入力されている行
数よりもiが大きくなった場合は、ステップS7.8.
8に進む。ステップS7.8.8では、印字を行なう項
目すべてに対して処理が終了したかの判定を行なう。ま
だ終了していなければ、ステップS7.8.2に戻り、
次の項目を取得して同様の処理を繰り返す。印字を行な
う項目すべてに対して処理が終了すれば、ステップS
7.8.9に進み、ステップS7.8.1で取得した印
字形式に従って印字位置の割り付けを行なう。ただし、
各種印字形式に対する印字位置は、あらかじめ本体RO
M内に定義されているものとする。
数よりもiが大きくなった場合は、ステップS7.8.
8に進む。ステップS7.8.8では、印字を行なう項
目すべてに対して処理が終了したかの判定を行なう。ま
だ終了していなければ、ステップS7.8.2に戻り、
次の項目を取得して同様の処理を繰り返す。印字を行な
う項目すべてに対して処理が終了すれば、ステップS
7.8.9に進み、ステップS7.8.1で取得した印
字形式に従って印字位置の割り付けを行なう。ただし、
各種印字形式に対する印字位置は、あらかじめ本体RO
M内に定義されているものとする。
【0044】位置が決定したら、ステップS7.9の展
開処理を行なう。展開処理は、印字を行なうために実際
のイメージデータを作成する処理である。イメージデー
タを作成したら、そのデータをプリンタに渡す準備を行
ない、ステップS7の処理を終了する。
開処理を行なう。展開処理は、印字を行なうために実際
のイメージデータを作成する処理である。イメージデー
タを作成したら、そのデータをプリンタに渡す準備を行
ない、ステップS7の処理を終了する。
【0045】以上のように、ユーザが住所録画面で印字
を行ないたいデータを画面に表示し、印刷を実行するだ
けで、適切な文字サイズを判定し、適切な位置に配置す
る処理を自動的に行なうことができる。それにより、ユ
ーザが印字位置等のレイアウトを考慮することなく宛名
の印刷を行なうことができ、見た目にも美しく自然な宛
名が完成する等の効果がある。
を行ないたいデータを画面に表示し、印刷を実行するだ
けで、適切な文字サイズを判定し、適切な位置に配置す
る処理を自動的に行なうことができる。それにより、ユ
ーザが印字位置等のレイアウトを考慮することなく宛名
の印刷を行なうことができ、見た目にも美しく自然な宛
名が完成する等の効果がある。
【0046】<他の実施例> (1)上記実施例では、既存の住所録データに関して宛
名印刷を行なう処理に関して記述したが、既存の住所録
データだけではなく、新規に作成した、外部記憶装置に
保存していない住所録データについても自動レイアウト
を可能にすることができる。この場合には、新規に作成
した住所録データはRAM上に存在するので、実施例の
説明で用いた図3のステップS3移行の処理と同様の処
理で実現することが可能である。これにより、作成した
住所録を保存する前に宛名印刷を行なうことが可能にな
るという利点がある。
名印刷を行なう処理に関して記述したが、既存の住所録
データだけではなく、新規に作成した、外部記憶装置に
保存していない住所録データについても自動レイアウト
を可能にすることができる。この場合には、新規に作成
した住所録データはRAM上に存在するので、実施例の
説明で用いた図3のステップS3移行の処理と同様の処
理で実現することが可能である。これにより、作成した
住所録を保存する前に宛名印刷を行なうことが可能にな
るという利点がある。
【0047】(2)本機能の起動を住所録機能からでは
なく、印刷機能からの起動とする。1つのアプリケーシ
ヨンとして「印刷」という機能を設け、その機能の中の
1つとして「宛名印刷」という機能を設ける。この機能
を起動すると、自動的に外部記憶装置から住所録データ
をRAM上に呼び出すかまたはユーザに外部記憶装置や
住所録ファイル名を指定させて住所録データをRAM上
に呼び出し、自動レイアウトと宛名印刷の処理を行な
う。この場合には、住所録に登録されているすべてのデ
ータについて、1件ずつ各種処理を行ない印刷データに
展開し、印刷を行なう。このような処理をすべてデータ
に関して行なう。それにより、住所録ファイルに登録さ
れている全てのデータの宛名印刷を行なう場合に1つの
操作で済むので、非常に効率的であるという利点があ
る。
なく、印刷機能からの起動とする。1つのアプリケーシ
ヨンとして「印刷」という機能を設け、その機能の中の
1つとして「宛名印刷」という機能を設ける。この機能
を起動すると、自動的に外部記憶装置から住所録データ
をRAM上に呼び出すかまたはユーザに外部記憶装置や
住所録ファイル名を指定させて住所録データをRAM上
に呼び出し、自動レイアウトと宛名印刷の処理を行な
う。この場合には、住所録に登録されているすべてのデ
ータについて、1件ずつ各種処理を行ない印刷データに
展開し、印刷を行なう。このような処理をすべてデータ
に関して行なう。それにより、住所録ファイルに登録さ
れている全てのデータの宛名印刷を行なう場合に1つの
操作で済むので、非常に効率的であるという利点があ
る。
【0048】(3)住所録機能の印刷機能として、宛名
の印刷だけでなく住所録の一覧印刷や一件のデータを1
枚のカードに印刷するカード印刷等の機能を設けること
も可能である。その場合、実施例の説明で用いた図3の
ステップS5、ステップS6の部分で、「印刷」機能に
「一覧印刷」「カード印刷」「宛名印刷」等の選択肢を
設ける。これにより、宛名を印刷するだけでなく、住所
録の印刷機能としての幅広い活用が可能になるという利
点がある。また「ラベル印刷」として、実施例で説明し
た処理と同様のレイアウト処理をラベルサイズの用紙に
合わせてレイアウトを行なうことにより、はがき等の宛
名印刷だけではなくラベル紙への印刷も可能になる。
の印刷だけでなく住所録の一覧印刷や一件のデータを1
枚のカードに印刷するカード印刷等の機能を設けること
も可能である。その場合、実施例の説明で用いた図3の
ステップS5、ステップS6の部分で、「印刷」機能に
「一覧印刷」「カード印刷」「宛名印刷」等の選択肢を
設ける。これにより、宛名を印刷するだけでなく、住所
録の印刷機能としての幅広い活用が可能になるという利
点がある。また「ラベル印刷」として、実施例で説明し
た処理と同様のレイアウト処理をラベルサイズの用紙に
合わせてレイアウトを行なうことにより、はがき等の宛
名印刷だけではなくラベル紙への印刷も可能になる。
【0049】(4)住所録からの宛名印刷を行なう際
に、1件のデータに対して複数枚印刷することを可能と
する機能を設けることができる。この場合、印刷が選択
された時に、印刷部数をユーザに指定させる。これによ
り、懸賞用のはがきの宛名印刷等のように同じ宛先に対
して複数枚の宛名印刷を行ないたい場合に、きれいなレ
イアウトで一度に印刷を行なうことができるという利点
がある。
に、1件のデータに対して複数枚印刷することを可能と
する機能を設けることができる。この場合、印刷が選択
された時に、印刷部数をユーザに指定させる。これによ
り、懸賞用のはがきの宛名印刷等のように同じ宛先に対
して複数枚の宛名印刷を行ないたい場合に、きれいなレ
イアウトで一度に印刷を行なうことができるという利点
がある。
【0050】(5)宛名の印刷に対して、縦書きだけで
なく横書きのレイアウトも設けることができる。この場
合、実施例の説明で用いた図6のような形式と文字数・
文字サイズの対応表を横書きに対しても設けることで実
現できる。また印刷が選択された時に、縦書きか横書き
かをユーザに指定させる。これにより、例えば氏名や会
社名、マンション名等にアルファベット文字が入ってい
る場合でも自然な形で宛名印刷を行なうことができる。
またユーザの好みにあった宛名印刷を行なうことができ
るという利点がある。
なく横書きのレイアウトも設けることができる。この場
合、実施例の説明で用いた図6のような形式と文字数・
文字サイズの対応表を横書きに対しても設けることで実
現できる。また印刷が選択された時に、縦書きか横書き
かをユーザに指定させる。これにより、例えば氏名や会
社名、マンション名等にアルファベット文字が入ってい
る場合でも自然な形で宛名印刷を行なうことができる。
またユーザの好みにあった宛名印刷を行なうことができ
るという利点がある。
【0051】(6)宛先の印刷だけではなく、差出人の
印刷も同様のレイアウト処理によって適当な位置に印刷
することができる。この場合、実施例の説明で用いた図
6のような形式と文字数・文字サイズの対応表を設ける
ことにより実現できる。また印刷が選択された時に、差
出人を宛名面に印刷するか否かをユーザに指定させる。
これにより、ユーザは差出人の住所・氏名を宛名面に印
刷するか否かを自由に選択することができるという利点
がある。
印刷も同様のレイアウト処理によって適当な位置に印刷
することができる。この場合、実施例の説明で用いた図
6のような形式と文字数・文字サイズの対応表を設ける
ことにより実現できる。また印刷が選択された時に、差
出人を宛名面に印刷するか否かをユーザに指定させる。
これにより、ユーザは差出人の住所・氏名を宛名面に印
刷するか否かを自由に選択することができるという利点
がある。
【0052】(7)宛名印刷で印刷される文字の書体や
文字修飾をユーザに指定させる機能を付加することが可
能である。この場合、当該文字処理装置に内蔵されてい
るまたは書体カード等によって供給されている各種書体
や、斜体・太字等のような修飾文字を印刷時に指定させ
る。これにより、さらに見栄えのする宛名印刷を行なう
ことができるという利点がある。
文字修飾をユーザに指定させる機能を付加することが可
能である。この場合、当該文字処理装置に内蔵されてい
るまたは書体カード等によって供給されている各種書体
や、斜体・太字等のような修飾文字を印刷時に指定させ
る。これにより、さらに見栄えのする宛名印刷を行なう
ことができるという利点がある。
【0053】(8)住所録に登録されている住所録デー
タのうち、印刷するデータをユーザに指定させ、指定さ
れた人の宛名だけを印刷するという機能を設けることが
可能である。この場合、住所録作成時に「宛名印刷をす
る/しない」という情報をあらかじめ入力させるか、も
しくは印刷を行なう場合に宛名印刷を行なう人のデータ
を指定させるかの方法によって可能となる。また住所録
機能の1つとして一覧表示等の機能を持たせれば、一覧
表示画面で印刷する人を指定することが可能になるの
で、ユーザにとってはより分かりやすい指定方法とな
る。宛名印刷処理の内部では「宛名印刷をする/しな
い」の情報を参照し、「する」のデータのみについて各
種処理・展開などを行ない、印刷側にデータを渡せばよ
い。これによって、時に応じて宛名印刷を行なう人を選
択し、一括して印刷を行なうことができるという利点が
ある。
タのうち、印刷するデータをユーザに指定させ、指定さ
れた人の宛名だけを印刷するという機能を設けることが
可能である。この場合、住所録作成時に「宛名印刷をす
る/しない」という情報をあらかじめ入力させるか、も
しくは印刷を行なう場合に宛名印刷を行なう人のデータ
を指定させるかの方法によって可能となる。また住所録
機能の1つとして一覧表示等の機能を持たせれば、一覧
表示画面で印刷する人を指定することが可能になるの
で、ユーザにとってはより分かりやすい指定方法とな
る。宛名印刷処理の内部では「宛名印刷をする/しな
い」の情報を参照し、「する」のデータのみについて各
種処理・展開などを行ない、印刷側にデータを渡せばよ
い。これによって、時に応じて宛名印刷を行なう人を選
択し、一括して印刷を行なうことができるという利点が
ある。
【0054】(9)印刷を行なう用紙(はがき等)を表
示器にリアル表示するかまたは疑似的に表示器に印刷を
行なう用紙に対応する用紙を表示し、宛名を配置する位
置を、ユーザに範囲指定させる。指定された範囲内で、
実施例の説明で用いた図6のような各項目毎の範囲や、
文字数とポイント数との対応表等を自動的に計算で算出
可能な処理を追加することにより、例えば絵はがきのよ
うに宛名を印字する領域が限られているような用紙にも
適切な配置で宛名印刷をすることが可能である。これに
より、はがきのようにサイズの決まった用紙だけではな
く、よりフレキシブルにさまざまな用紙に適切な宛名印
刷を行なうことができるという利点がある。
示器にリアル表示するかまたは疑似的に表示器に印刷を
行なう用紙に対応する用紙を表示し、宛名を配置する位
置を、ユーザに範囲指定させる。指定された範囲内で、
実施例の説明で用いた図6のような各項目毎の範囲や、
文字数とポイント数との対応表等を自動的に計算で算出
可能な処理を追加することにより、例えば絵はがきのよ
うに宛名を印字する領域が限られているような用紙にも
適切な配置で宛名印刷をすることが可能である。これに
より、はがきのようにサイズの決まった用紙だけではな
く、よりフレキシブルにさまざまな用紙に適切な宛名印
刷を行なうことができるという利点がある。
【0055】(10)更に、検索機能を持たせ、例えば
宛先の先頭文字が“東京都”ではじまる件に対してのみ
印刷することもできるし、住所録を作成する場合に、登
録されるデータに対して分類番号のようなものを付さ
せ、それでもって検索抽出し、印刷するようにしても構
わない。
宛先の先頭文字が“東京都”ではじまる件に対してのみ
印刷することもできるし、住所録を作成する場合に、登
録されるデータに対して分類番号のようなものを付さ
せ、それでもって検索抽出し、印刷するようにしても構
わない。
【0056】(11)印刷出力する場合に、図6に示す
ような形式の候補をいくつか表示させ、その中から1つ
を選択して書式を決定するようにしても良い。例えば、
或る書式は、自宅用に定義し、また或る書式は会社用に
する等して、ユーザが適宜選択して印刷するだけで、そ
れぞれに適した内容の宛先を印刷するようにすることも
可能である。
ような形式の候補をいくつか表示させ、その中から1つ
を選択して書式を決定するようにしても良い。例えば、
或る書式は、自宅用に定義し、また或る書式は会社用に
する等して、ユーザが適宜選択して印刷するだけで、そ
れぞれに適した内容の宛先を印刷するようにすることも
可能である。
【0057】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作性に優れ、印刷出力される宛名を自動的に、適切な
配置、書式で出力することができる。
操作性に優れ、印刷出力される宛名を自動的に、適切な
配置、書式で出力することができる。
【0059】
【図1】実施例における装置の構成概念図である。
【図2】実施例における装置の具体的なブロック構成図
である。
である。
【図3】実施例における住所録処理の全体的な処理の流
れを示すフローチャートである。
れを示すフローチャートである。
【図4】図3における自動レイアウト処理の処理内容を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】実施例における住所録の項目のデータの例を示
す図である。
す図である。
【図6】実施例における葉書の宛名面の各項目の配置範
囲の一例を示す図である。
囲の一例を示す図である。
【図7】実施例における行毎の文字数に対応する文字サ
イズを示したテーブルの一例を示す図である。
イズを示したテーブルの一例を示す図である。
【図8】実施例における文字サイズ決定処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図9A】実施例における文字サイズ修正処理のフロー
チャートである。
チャートである。
【図9B】実施例における文字サイズ修正処理のフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】実施例における位置決定処理のフローチャー
トである。
トである。
【図11】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図12】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図13】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図14】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図15】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図16】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図17】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図18】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図19】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図20】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図21】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図22】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図23】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図24】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図25】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図26】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図27】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図28】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図29】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図30】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図31】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図32】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図33】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図34】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図35】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
る。
【図36】実施例における出力例である。
1 データ読み込み手段 2 項目判別手段 3 行数計数手段 4 文字数計数手段 5 位置決定手段 6 文字サイズ決定手段 7 印字手段。
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも住所を表す文字列と宛先名称
文字列により構成される宛先情報を記憶管理する文字処
理方法であって、 記憶管理された注目宛先情報を所定の出力装置に出力す
る場合、当該注目宛先情報を構成する各項目の文字数及
び各項目の種類に応じて、各項目単位の文字列の書式を
決定し、 決定された書式に従って、個々の項目の文字列を所定の
出力装置に出力することを特徴とする文字処理方法。 - 【請求項2】 少なくとも住所を表す文字列と宛先名称
文字列により構成される宛先情報を記憶管理する文字処
理装置であって、 記憶管理された注目宛先情報を所定の出力装置に出力す
る場合、当該注目宛先情報を構成する各項目の文字数及
び各項目の種類に応じて、各項目単位の文字列の書式を
決定する手段と、 決定された書式に従って、個々の項目の文字列を所定の
出力装置に出力する手段とを備えることを特徴とする文
字処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5137229A JPH06348702A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 文字処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5137229A JPH06348702A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 文字処理方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348702A true JPH06348702A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15193803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5137229A Pending JPH06348702A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 文字処理方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06348702A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08329055A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-13 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 文字サイズ自動設定方法 |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP5137229A patent/JPH06348702A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08329055A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-13 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 文字サイズ自動設定方法 |
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