JPH07105197A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH07105197A
JPH07105197A JP5250283A JP25028393A JPH07105197A JP H07105197 A JPH07105197 A JP H07105197A JP 5250283 A JP5250283 A JP 5250283A JP 25028393 A JP25028393 A JP 25028393A JP H07105197 A JPH07105197 A JP H07105197A
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JP5250283A
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Yoshiyuki Takahashi
良之 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書の頁付けのときに新たな追加頁や付録頁
を考慮した特定の頁付けを行なえるようにする。 【構成】 文書データ格納部12に格納されている複数
頁からなる文書データに対して指定された頁付け情報を
頁付け情報記憶部13に記憶し、その文書データ中の特
定頁に対して指定された特定頁付け情報を特定頁付け情
報記憶部14に格納して、頁付け制御部8が上記頁付け
情報と特定頁付け情報とに基づいて、上記文書データに
頁付けを行ない、その特定頁を飛ばして頁付けしたり、
その特定頁と同一番号の他の頁との頁番号に異なる子頁
番号を付加したり、特定頁に付録頁番号を付加したりす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワードプロセッサ,
デスクトップパブリッシング等の文書処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサ,デスクトップ
パブリッシング(DTP)などの文書を作成して記憶
し、それを表示させたり印刷したりするような文書処理
装置が多用されている。このような文書処理装置におけ
る文書の頁付けに関しては、印刷時に印刷条件としてペ
ージを指定する装置と、文書作成時に文書と共に頁番号
も記憶する装置とがあった。また、後者のような装置の
場合、頁付けの指定は文書あるいは章単位で行ない、頁
番号が各頁に順次連続的に付けることもできた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た前者のような装置では、前者の装置では、文書の印刷
時に毎回頁番号を指定しなければならないし、「P10
−1」のような特殊な頁付けを行なえなかった。また、
後者のような装置では、文書あるいは章単位に頁を指定
することにより順次頁番号が付けられ、1文書あるいは
1章内で「P10−1」のような特殊な頁つけを行なえ
なかった。
【0004】したがって、例えば、既に作成した文書中
に新たな頁を追加し、その他の頁の頁番号をずらさずに
頁付けを行なう場合、前者のような装置では頁指定を複
数回に分けて行なわなければならず、後者のような装置
では追加した頁を別文書あるいは別章にするなどの操作
を行なわなければならないので、いずれも非常に不便で
あった。
【0005】また、文書に対して追加頁が発生した場
合、その頁に「P10−1」「P10−2」のような特
殊な頁付けを行ないたいとき、通常の頁付け機能以外の
機能でこのような特殊な頁番号を描画して入力したり、
文書の印刷後にその追加頁の印刷紙にペンなどで手書き
で記入するなどの手段をとらなければならなかったの
で、非常に不便であった。
【0006】さらに、文書の後に付録などを付けたいと
き、文書の最後に付録の文章を記述するか、その付録の
文章を別文書あるいは別章で作成しなければならず、そ
の付録を参照する文書の最終頁の次頁に記憶することが
できなかった。
【0007】このような背景により、文書中に新たな頁
を追加したときに、元の頁番号をずらさずに「P10−
1」「P10−2」のような特殊な頁付けを行なった
り、文書中に付録などを挟んでもその付録の頁には頁番
号を付けずに付録用の頁を付けて本文の頁付けに影響を
与えないようにしたりすることが容易に行なえないとい
う問題があった。さらに、文書中に混在している付録頁
などを、印刷時には本文の最後にまとめて印刷するとき
の操作が煩雑であった。
【0008】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、文書の頁付けのときに新たな追加頁や付録頁を
考慮して頁付けを行なえるようにし、文書のメンテナン
スなどの作業効率を向上させることのできるようにする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、複数頁からなる文書データを格納する文
書データ格納手段と、その手段に格納された文書データ
に対する頁付け情報を指定する頁付け情報指定手段と、
その手段によって指定された頁付け情報を記憶する頁付
け情報記憶手段と、上記文書データ中の特定頁に対して
特定の頁付け情報を指定する特定頁付け情報指定手段
と、その手段によって指定された特定頁付け情報を記憶
する特定頁付け情報記憶手段と、頁付け情報記憶手段に
記憶された頁付け情報と特定頁付け情報記憶手段に記憶
された特定頁付け情報とに基づいて上記文書データに頁
を付けて印刷する文書頁付け印刷手段を備えた文書処理
装置を提供する。
【0010】また、上記文書頁付け印刷手段が、特定頁
付け情報記憶手段に記憶されている特定頁付け情報に基
づいて、上記文書データ中の指定された特定頁を飛ばし
て頁番号を先頭頁から順次割り当てる頁番号設定手段を
有するようにするとよい。
【0011】さらに、上記文書頁付け印刷手段が、特定
頁付け情報記憶手段に記憶されている特定頁付け情報に
基づいて、上記文書データ中の指定された特定頁が追加
頁であり、その頁番号と同一の頁番号となる他の頁が存
在するとき、その同一の各頁番号に異なる子頁番号を付
加する子頁番号付加手段を有するようにしてもよい。
【0012】さらにまた、上記文書頁付け印刷手段が、
特定頁付け情報記憶手段に記憶されている特定頁付け情
報に基づいて、上記文書データ中の指定された特定頁が
付録扱いの頁であるとき、その特定頁を最後に印刷する
ように印刷順序を制御する手段を有するようにするとよ
い。
【0013】
【作用】この発明による文書処理装置は、複数頁からな
る文書データに対して指定された頁付け情報と、その文
書データ中の特定頁に対して指定された特定の頁付け情
報とに基づいて文書データに頁を付けて印刷するので、
文書データ中の特定の頁に対して特定の頁付けを行なえ
る。
【0014】また、特定頁付け情報に基づいて文書デー
タ中の指定された特定頁を飛ばして頁番号を先頭頁から
順次割り当てるようにすれば、文書データ中の特定頁を
除いて頁付けを行なえる。
【0015】さらに、特定頁付け情報に基づいて文書デ
ータ中の指定された特定頁が追加頁であり、その頁番号
と同一の頁番号となる他の頁が存在するとき、その同一
の各頁番号に異なる子頁番号を付加するようにすれば、
文書データ中に頁が追加されたときには同じ頁番号の頁
にはそれぞれ異なる子頁番号を付けることができる。
【0016】さらにまた、特定頁付け情報に基づいて文
書データ中の指定された特定頁が付録扱いの頁であると
き、その特定頁を最後に印刷するように印刷順序を制御
するようにすれば、付録扱いの頁を最後に印刷すること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である文書
処理装置の構成を示すブロック図である。この文書処理
装置は、CPU,ROM,及びRAMからなるマイクロ
コンピュータを内蔵し、キー入力部1,マウス入力部
2,表示部3,印刷部4,操作部5,制御部6,頁付け
情報設定部7,頁付け制御部8,表示制御部9,印刷制
御部10,処理部11,文書データ格納部12,頁付け
情報記憶部13,及び特定頁付け情報記憶部14の各部
を備えている。
【0018】キー入力部1は各種の入力キーを備えたキ
ーボード装置等の入力装置、マウス入力部2はマウスカ
ーソルの位置情報を入力するポインティングデバイスの
入力装置であり、文書データ格納部12に格納された文
書データに対する頁付け情報やその文書データ中の特定
頁に対する特定頁付け情報を指定したり、文書印刷等の
各種の操作指示の入力を受け付ける。
【0019】表示部3はCRTやLCD等のディスプレ
イ装置であり、文書データや操作上のメッセージ等を表
示する。印刷部4はレーザプリンタ等の印刷装置であ
り、文書データを用紙に印刷する。操作部5はキー入力
部1及びマウス入力部2とのインタフェースを司り、そ
れらから入力される操作指示を制御部6へ送る。制御部
6はこの文書作成装置の全体の制御処理を行なう。
【0020】頁付け情報設定部7は、キー入力部1及び
マウス入力部2によって指定された文書データに対する
頁付け情報を頁付け情報記憶部13に記憶し、文書デー
タ中の特定頁に対する特定頁付け情報を特定頁付け情報
格納部14に記憶する。
【0021】頁付け制御部8は、頁付け情報と特定頁付
け情報とに基づいて文書データに頁を付ける。その頁付
けは、文書データ中の指定された特定頁を飛ばして頁番
号を先頭頁から順次割り当てる。また、文書データ中の
指定された特定頁が追加頁であり、その頁番号と同一番
号となる他の頁が存在するときには、その同一の各頁番
号に異なる子頁番号を付加する。
【0022】印刷制御部9は、印刷部4の印刷制御を司
り、頁付け制御部8の頁付けにしたがって文書データの
印刷を制御し、文書データ中の指定された特定頁が付録
扱いの頁のときにはその特定頁を最後に印刷するように
制御する。すなわち、頁付け制御部8と印刷制御部9
は、上記の文書頁付け印刷手段と頁番号設定手段と子頁
番号付加手段と印刷順序を制御する手段に相当する。
【0023】処理部10は文書データの作成や各種の処
理を実行する。文書データ格納部12は、複数頁又は複
数章からなる文書データを格納するメモリである。頁付
け情報記憶部13は、文書データ格納部12に格納され
た文書データに対する頁付け情報を記憶するメモリであ
る。特定頁付け情報記憶部14は、文書データ格納部1
2に格納された文書データ中の特定頁に対する特定頁付
け情報を記憶するメモリである。
【0024】次に、上記の頁付け情報及び特定頁付け情
報について説明する。図2の(a)は頁付け情報記憶部
13のデータテーブル構造を示すフォーマット図、同図
の(b)は特定頁付け情報記憶部14のデータテーブル
構造を示すフォーマット図である。
【0025】図2の(a)に示すように、頁付け情報デ
ータテーブルには、複数頁又は複数章からなる文書デー
タに対する頁付け情報として、「頁付け範囲」「先頭頁
番号」「頁番号付け位置」「頁番号文字種」「頁番号飾
り種」「頁番号文字サイズ種」などの各情報を記憶す
る。
【0026】さらに、この文書データ中の特定頁に対し
て特定頁付け情報が指定された場合は、その特定頁毎の
特定頁付け情報データテーブルの参照位置を示すポイン
タである「特定頁付け情報ポインタ」も格納する。この
図では、文書データ中の1頁目〜最終頁までの全頁につ
いての特定頁付け情報データテーブルを備えて、その各
データテーブルへの特定頁付け情報ポインタを格納する
例について示しているが、特定頁として指定された頁に
ついてのみ特定頁付け情報データテーブルを備え、その
データテーブルに対する特定頁付け情報ポインタのみを
格納するようにしてもよい。
【0027】(1)頁付け範囲:文書又は章の頁付けを
する対象頁の範囲を示す情報である。 (2)先頭頁番号:頁付け範囲の先頭頁の頁番号を示す
情報である。 (3)頁番号付け位置:頁番号を付加する位置。つま
り、頁番号を表示するときの位置又は印字するときの用
紙上の位置を示す情報である。
【0028】(4)頁番号文字種:頁番号の文字種や書
体等を示す情報であり、例えば、書体ならば「明朝体」
「ゴシック体」「漢数字体」等があり、文字列の種類な
らば「全角」「半角」などがある。 (5)頁番号飾り種:付加する頁番号の情報。つまり、
頁番号を表示又は印字するときの形式情報であり、例え
ば、「P1」「−1−」「(1)」などがある。 (6)頁番号文字サイズ種:頁番号の文字サイズを示す
情報である。
【0029】図2の(b)に示すように、特定頁付け情
報データテーブルには、複数頁又は複数章からなる文書
データ中の特定頁に対する特定頁付け情報として、「頁
付け扱い」「頁付け条件」「特定頁印刷条件」「頁番号
付け位置」「頁番号文字種」「頁番号飾り種」「頁番号
文字サイズ種」「頁番号区切り記号」「付録頁番号」な
どの各情報を記憶する。
【0030】(7)頁付け扱い:特定頁に対する頁付け
扱い情報であり、「通常」「追加」「付録」「なし」な
どがある。 ・「通常」は、文書又は章の頁付け情報に準拠して頁番
号を付加するための情報である。 ・「追加」は、追加頁と同一の頁番号の頁それぞれ異な
る子頁番号を付加するための情報である。例えば、「P
1−1」「P1.1」「1−1」などの頁付けを行な
う。
【0031】・「付録」は、頁番号付け位置,頁番号文
字種,頁番号飾り種,頁番号文字サイズ種の設定情報に
基づいて頁付けをするための情報である。例えば、「付
録1」「参考1」「資料1」などの頁付けを行なう。 ・「なし」は、頁番号を付けないための情報である。
【0032】(8)頁付け条件:この特定頁を含む文書
又は章に順次頁番号を割り当てるときに、その特定頁を
頁割り当ての対象頁にする否かを示す情報である。この
情報が頁割り当ての対象外頁の場合、その頁には頁番号
を付けない。 (9)特定頁印刷条件:頁付け扱いの情報が「付録」の
ときに有効となる情報であり、この特定頁を通常に印刷
するか文書又は章の最後に印刷するかを指示する情報で
ある。
【0033】(10)頁番号付け位置:この特定頁の頁
番号を付加する文書データ中の位置。つまり、特定頁の
頁番号を表示するときの位置又は印字するときの用紙上
の位置を示す情報である。 (11)頁番号文字種:この特定頁に対する頁番号の文
字種や書体等を示す情報であり、例えば、「明朝体」
「ゴシック体」「漢数字体」等の書体や、「全角」「半
角」など文字列の種類がある。
【0034】(12)頁番号飾り種:この特定頁に対す
る頁番号を付加する文書データ中の位置。つまり、特定
頁の頁番号を表示又は印字するときの形式情報であり、
例えば、「P1」「−1−」「(1)」などがある。 (13)頁番号文字サイズ種:この特定頁に対する頁番
号の文字サイズを示す情報である。
【0035】(14)頁番号区切り記号:頁付け扱いの
情報が「追加」のときに有効となる情報であり、本来の
頁番号と子番号との間の区切り文字,記号の情報であ
る。例えば、「−」「.」「」「」 (15)付録頁番号:頁付け扱いの情報が付録扱いのと
きに有効となり、その特定頁の頁番号を示す情報を記憶
する。
【0036】上記の頁付け条件,特定頁印刷条件,頁番
号付け位置,頁番号文字種,頁番号飾り種,頁番号文字
サイズ種,頁番号区切り記号については、頁付け扱いの
情報によって自動的に設定されるものがある。
【0037】次にこの文書処理装置における文書データ
に対する頁付け処理と印刷制御処理について説明する。
図3は頁付け処理のフローチャート、図4はその特定頁
付け処理のフローチャート、図5は印刷制御処理のフロ
ーチャートである。
【0038】また、図6は通常の頁付けをした文書デー
タの一例を示す図、図7は同一頁番号のそれぞれに異な
る子頁番号を付けた文書データの一例を示す図、図8は
特定頁を飛ばして頁付けをした文書データの一例を示す
図、図9は付録の頁付けをした文書データの一例を示す
図、図10は付録頁のみを最後に印刷したときの文書デ
ータの印刷結果の順番を示す図である。
【0039】まず、図3及び図4によって、文書データ
に対する頁付け処理について説明する。始めに、ステッ
プ1〜3(図中ではステップを「S」で示す)で、文書
データ中の頁付け範囲の先頭番号と、その先頭頁に付加
すべき頁先頭番号を指定し、子頁番号を「1」に初期設
定すると、ステップ4で最初の頁が特定頁か否かを判断
して、特定頁ならステップ13の特定頁付け処理に進
み、そこで特定頁付け処理を行なってステップ9へ進
む。
【0040】また、特定頁でなければステップ5へ進ん
で次頁が特定頁か否かを判断して、特定頁でなければス
テップ6へ進んで通常頁付け処理を行ない、ステップ7
で子頁番号を「1」にリセットし、ステップ8で付加用
頁番号を1つカウントアップしてステップ9へ進む。
【0041】一方、ステップ5の判断によって次頁が特
定頁ならステップ10へ進み、その頁扱いの情報が追加
か否かを判断して、追加扱いでなければステップ6へ進
むが、追加扱いならステップ11へ進んで追加頁付け処
理を行ない、ステップ12子頁番号を「2」にセットし
てステップ9へ進む。
【0042】そして、ステップ9では次頁があるか否か
を判断して、あればステップ14へ進んで文書データの
管理用の頁番号を1つカウントアップしてステップ4へ
戻り、次頁以降について同様の頁付け処理を行ない、ス
テップ9の判断処理で頁付けすべき次頁がなければこの
処理を終了する。
【0043】次に、図3のステップ13の特定頁付け処
理は、図4に示すように、ステップ20〜23でそれぞ
れ特定頁の扱い情報が追加,付録,通常か否かを判断し
て、追加扱いならばステップ20からステップ24へ進
んで追加頁付け処理を行ない、ステップ25で子頁番号
を1つカウントアップする。
【0044】また、付録扱いならステップ21からステ
ップ26へ進んで付録頁付け処理を行ない、通常扱いな
らステップ22からステップ27へ進んで通常頁付け処
理を行ない、その後、ステップ23で頁付け条件が頁割
り当て対象であるか否かを判断して、頁割り当て対象な
らステップ28へ進んで付加用頁番号を1つカウントア
ップしてリターンし、頁割り当て対象でなければそのま
まリターンする。
【0045】次に、図3及び図6によって複数頁の文書
データに通常の頁付けを行なうときの処理例について説
明する。この場合、頁付け情報データテーブルには、頁
付け範囲情報が「3」〜「5」、先頭頁番号情報が
「5」、頁番号付け位置情報が「頁中の中央下」、頁番
号文字種と頁番号飾り種と頁番号文字サイズ種の各情報
によって頁番号が「P1」のような形式で付加されるよ
うな情報がそれぞれ格納されているものとする。
【0046】まず、ステップ1,2で、頁付け情報デー
タテーブルから読み出した頁付け範囲の情報の先頭番号
として文書データの管理用頁番号「3」を設定し、頁付
けする頁先頭番号として「5」を設定して、ステップ3
で子頁番号を「1」に初期設定する。
【0047】その後、ステップ4で管理用頁番号「3」
の頁が特定頁か否かを判断して、特定頁ではないから、
ステップ5で次頁である管理用頁番号「4」の頁が特定
頁か否かを判断する。この管理用頁番号「4」の頁も特
定頁ではないので、ステップ6で通常の頁付け処理とし
て管理用頁番号「3」の頁には頁番号「P5」を付加し
(図6の(a)参照)、ステップ7で子頁番号を「1」
にリセットする。
【0048】そして、ステップ8で付加用頁番号を1つ
カウントアップして「6」にし、ステップ9で次頁があ
るか否かを判断して、次頁があるからステップ14で管
理用頁番号を1つカウントアップして「4」にし、ステ
ップ4へ戻る。
【0049】さらに、ステップ4で管理用頁番号「4」
の頁が特定頁か否かを判断して、特定頁ではないから、
ステップ5で次頁である管理用頁番号「5」の頁が特定
頁か否かを判断する。この管理用頁番号「5」の頁も特
定頁ではないので、ステップ6で通常の頁付け処理とし
て管理用頁番号「4」の頁には頁番号「P6」を付加し
(図6の(b)参照)、ステップ7で子頁番号を「1」
にリセットする。
【0050】そして、ステップ8で付加用頁番号を1つ
カウントアップして「7」にし、ステップ9で次頁があ
るか否かを判断して、次頁があるからステップ14で管
理用頁番号を1つカウントアップして「5」にし、ステ
ップ4へ戻る。
【0051】さらに、ステップ4で管理用頁番号「5」
の頁が特定頁か否かを判断して、特定頁ではないから、
ステップ5で次頁が特定頁か否かを判断する。この場
合、この管理用頁番号「5」の頁は頁番号を付加すべき
最終頁なので、ステップ6で通常の頁付け処理として管
理用頁番号「5」の頁には頁番号「P7」を付加する
(図6の(c)参照)。
【0052】そして、ステップ7で子頁番号を「1」に
リセットし、ステップ8で付加用頁番号を1つカウント
アップして「8」にし、ステップ9で次頁があるか否か
を判断して、次頁がないからこの処理を終了する。
【0053】このようにして、図6に示すように、3〜
5頁の各文書データ中の中央下にそれぞれ頁番号「P
5」「P6」「P7」が付加され、このフォーマットで
表示又は印刷することができる。
【0054】次に、図3,図4,及び図7によって複数
頁の文書データに新たな頁を追加した場合、同一頁につ
いてはそれぞれ異なる子頁番号を付けるときの処理につ
いて説明する。この場合、頁付け情報データテーブルに
は、頁付け範囲情報が「3」〜「6」、先頭頁番号情報
が「5」、頁番号付け位置情報が「頁中の中央下」、頁
番号文字種と頁番号飾り種と頁番号文字サイズ種の各情
報によって頁番号が「P1」のような形式で付加される
ような情報がそれぞれ格納されているものとする。
【0055】また、新たに追加された頁5に特定頁付け
情報が指定されており、その特定頁付け情報データテー
ブルには、頁付け扱い情報が「追加」、頁付け条件情報
が「頁割り当て対象」、頁番号区切り記号の情報が
「−」などの各情報が格納されているものとする。その
頁付け条件,特定頁印刷条件,頁番号付け位置,頁番号
文字種,頁番号飾り種,頁番号文字サイズ種の各情報は
頁付け情報データテーブルの各情報や頁付け扱いの情報
に基づいて自動的に設定される。
【0056】まず、管理用頁番号「3」に対する頁付け
処理は上述と同様にして行ない、その頁には頁番号「P
5」を付加する(図7の(a)参照)。そして、ステッ
プ8,9,14の処理を経て、ステップ4へ戻る。
【0057】さらに、ステップ4で管理用頁番号「4」
の頁が特定頁か否かを判断して、特定頁ではないから、
ステップ5で次頁である管理用頁番号「6」の頁が特定
頁か否かを判断し、この管理用頁番号「6」の頁は特定
頁なので、ステップ10でその頁扱いが追加か否かを判
断する。
【0058】この場合は追加扱いなので、ステップ11
で管理用頁番号「4」の頁に頁番号「P6」と共に
「−」と子頁番号「1」を付加する(図7の(b)参
照)。その後、ステップ12で子頁番号「2」をセット
し、ステップ9を経てステップ14で管理用頁番号を1
つカウントアップして「5」にし、ステップ4へ戻る。
【0059】さらに、ステップ4で管理用頁番号「5」
の頁が特定頁か否かを判断して、これは特定頁なのでス
テップ13の特定頁付け処理に進む。その特定頁付け処
理では、ステップ20で頁付け扱い情報が追加か否かを
判断して、この管理用頁番号「5」の頁の場合は追加扱
いなので、ステップ24でその頁の文書データに頁番号
「P6」と共に「−」と子頁番号「2」を付加し(図7
の(c)参照)、ステップ25で子頁番号を1つカウン
トアップする。
【0060】その後、ステップ23で頁付け条件の情報
が頁割り当て対象か否かを判断して、この場合は頁割り
当て対象の情報が格納されており、ステップ28で付加
用頁番号を1つカウントアップして「7」にし、リター
ンする。そして、ステップ9で次頁があるか否かを判断
して、次頁があるからステップ14で管理用頁番号を1
つカウントアップして「6」にし、ステップ4へ戻る。
【0061】さらに、ステップ4で管理用頁番号「6」
の頁が特定頁か否かを判断して、特定頁ではないから、
ステップ5で次頁が特定頁か否かを判断する。この場
合、この管理用頁番号「6」の頁は頁番号を付加すべき
最終頁なので、ステップ6で通常の頁付け処理として管
理用頁番号「6」の頁には頁番号「P7」を付加し(図
7の(d)参照)、ステップ7で子頁番号を「1」にリ
セットする。そして、ステップ8で付加用頁番号を1つ
カウントアップして「8」にし、ステップ9で次頁があ
るか否かを判断して、次頁がないからこの処理を終了す
る。
【0062】このようにして、図7に示すように、3〜
6頁の各文書データ中の中央下にそれぞれ頁番号「P
5」「P6−1」「P6−2」「P7」が付加され、こ
のフォーマットで表示又は印刷することができる。
【0063】なお、子頁番号を階層化していくことによ
って、例えば、「P1−1−2」といったような子頁番
号の次に孫頁番号を付加することも容易に行なえる。
【0064】次に、図3,図4,及び図8によって複数
頁の文書データの特定頁のみに頁付けを行なわないとき
の処理について説明する。この場合、頁付け情報データ
テーブルには、頁付け範囲情報が「3」〜「6」、先頭
頁番号情報が「5」、頁番号付け位置情報が「頁中の中
央下」、頁番号文字種と頁番号飾り種と頁番号文字サイ
ズ種の各情報によって頁番号が「P1」のような形式で
付加されるような情報がそれぞれ格納されているものと
する。
【0065】また、頁5に特定頁付け情報が指定されて
おり、その特定頁付け情報データテーブルには、頁付け
扱い情報が「なし」、頁付け条件情報が「頁付け対象
外」、などの各情報が格納されているものとする。その
頁付け条件,特定頁印刷条件,頁番号付け位置,頁番号
文字種,頁番号飾り種,頁番号文字サイズ種の各情報は
頁付け情報データテーブルの各情報や頁付け扱いの情報
に基づいて自動的に設定される。
【0066】まず、管理用頁番号「3」に対する頁付け
処理は上述と同様にして行ない、その頁には頁番号「P
5」を付加する(図8の(a)参照)。そして、ステッ
プ8,9を経て、ステップ14で管理用頁番号を1つカ
ウントアップして「4」にし、ステップ4へ戻る。
【0067】さらに、ステップ4で管理用頁番号「4」
の頁が特定頁か否かを判断して、これは特定頁ではない
のでステップ5へ進んで次頁の管理用頁番号「5」の頁
が特定頁か否かを判断し、この管理用頁番号「5」の頁
は特定頁なので、ステップ10でその頁扱いが追加か否
かを判断する。
【0068】この場合は追加扱いではないので、ステッ
プ6で管理用頁番号「4」の頁に頁番号「P6」を付加
する(図8の(b)参照)。その後、ステップ7で子頁
番号「1」にリセットし、ステップ8で付加用頁番号を
1つカウントアップして「7」にし、ステップ9を経て
ステップ14で管理用頁番号を1つカウントアップして
「5」にし、ステップ4へ戻る。
【0069】さらに、ステップ4で管理用頁番号「5」
の頁が特定頁か否かを判断して、これは特定頁なのでス
テップ13の特定頁付け処理に進む。その特定頁付け処
理では、管理用頁番号「5」の頁の特定頁付け情報の頁
扱い情報になし扱いが格納されており、ステップ20〜
22でそれぞれNOになって、頁扱い情報がなし扱いと
なるからステップ23へ進んで頁付け条件情報が頁割り
当て対象か否かを判断する。
【0070】そして、この管理用頁番号「5」の頁には
頁割り当て対象情報が格納されておらず、ステップ23
の判断がNOになるので、この頁の文書データには頁番
号を付加せず(図8の(c)参照)、付加用頁番号もカ
ウントアップせずに、そのままリターンする。
【0071】その後、ステップ9で次頁があるか否かを
判断して、次頁があるからステップ14で管理用頁番号
を1つカウントアップして「6」にしてステップ4へ戻
る。さらに、管理用頁番号「6」の頁について上述と同
様の処理を行ない、この頁の文書データに対して頁番号
「P7」を付加し(図8の(d)参照)、ステップ7,
8,9を経てこの処理を終了する。
【0072】このようにして、図8に示すように、3〜
6頁の各文書データのうち5頁には頁番号を飛ばして付
加せずに、3,4,6頁にはそれぞれその文書データの
中央下に頁番号「P5」「P6」「P7」を付加するの
で、このフォーマットで表示又は印刷することができ
る。
【0073】次に、図3,図4,及び図9によって複数
頁の文書データの特定頁に付録を示す特殊頁番号を付け
るときの処理について説明する。この場合、頁付け情報
データテーブルには、頁付け範囲情報が「3」〜
「6」、先頭頁番号情報が「5」、頁番号付け位置情報
が「頁中の中央下」、頁番号文字種と頁番号飾り種と頁
番号文字サイズ種の各情報によって頁番号が「P1」の
ような形式で付加されるような情報がそれぞれ格納され
ているものとする。
【0074】また、頁5に特定頁付け情報が指定されて
おり、その特定頁付け情報データテーブルには、頁付け
扱い情報が「付録」、頁番号付け位置の情報が「頁中の
右上」、付録頁番号の情報が「2」、頁番号文字種と頁
番号飾り種と頁番号文字サイズ種の各情報によって頁番
号が「付録2」のような形式で付加されるような情報が
それぞれ格納されているものとする。
【0075】まず、管理用頁番号「3」「4」に対する
頁付け処理は上述と同様にして行ない、その各頁にはそ
れぞれ頁番号「P5」「P6」を付加する(図9の
(a),(b)参照)。そして、ステップ8,9を経て
ステップ14で管理用頁番号を1つカウントアップして
「5」にしてステップ4へ戻る。
【0076】さらに、ステップ4で管理用頁番号「5」
の頁が特定頁か否かを判断して、これは特定頁なのでス
テップ13の特定頁付け処理に進む。その特定頁付け処
理では、管理用頁番号「5」の頁の特定頁付け情報の頁
扱い情報に付録扱いが格納されており、ステップ20で
NOとなって、ステップ21でYESとなるので、ステ
ップ26で管理用頁番号「5」の頁の文書データの右上
角に頁番号「付録2」を付加する付録頁付け処理を行な
う(図9の(c)参照)。
【0077】その後、ステップ23で頁付け条件の情報
が頁割り当て対象か否かを判断して、この場合は頁割り
当て対象の情報が格納されており、ステップ28で付加
用頁番号を1つカウントアップして「7」にし、リター
ンする。そして、ステップ9で次頁があるか否かを判断
して、次頁があるからステップ14で管理用頁番号を1
つカウントアップして「6」にし、ステップ4へ戻る。
【0078】その後、ステップ9で次頁があるか否かを
判断して、次頁があるからステップ14で管理用頁番号
を1つカウントアップして「6」にしステップ4へ戻
る。さらに、管理用頁番号「6」の頁について上述と同
様の処理を行ない、この頁の文書データに対して頁番号
「P7」を付加し(図9の(d)参照)、ステップ7,
8,9を経てこの処理を終了する。
【0079】このようにして、図9に示すように、3〜
6頁の各文書データのうち5頁には文書データ中の右上
角に付録番号「付録2」を付加し、3,4,6頁にはそ
れぞれその文書データの中央下に頁番号「P5」「P
6」「P7」を付加するので、このフォーマットで表示
又は印刷することができる。
【0080】次に、図5のフローチャートによって、こ
の文書処理装置における文書データの印刷制御処理につ
いて説明する。ステップ30で文書データ中の印刷範囲
の先頭頁を指定した後、ステップ31でその頁が特定頁
か否かを判断する。特定頁でなければステップ33へ進
み、特定頁ならステップ32で特定頁印刷条件が通常か
否かを判断して、通常ならステップ33へ進み、通常で
なければステップ40へ進んで頁を付録印刷頁群に登録
し、ステップ34へ進む。
【0081】ステップ33では頁印刷処理を行ない、ス
テップ34で頁を次頁にカウントアップして、ステップ
35で印刷すべき頁があるか否かを判断して、あればス
テップ31へ戻って処理を繰り返すが、なければステッ
プ36へ進んで印刷すべき頁として付録印刷群に登録さ
れている先頭頁を設定し、ステップ37で頁があるか否
かを判断する。
【0082】なければそのままこの処理を終了するが、
あればステップ38でその付録の頁印刷処理を行ない、
ステップ39で印刷すべき頁として付録印刷頁群の次頁
を設定してステップ37へ戻る。このようにして、付録
頁を順次印刷して、ステップ37の判断によって印刷す
べき付録頁がなければこの処理を終了する。
【0083】さらに、図5及び図10によって、この印
刷制御処理について説明する。この処理は、図10に示
した付録頁を有する文書データを印刷する際、この付録
頁を他の頁を頁番号順に印刷した後に最後に印刷するも
のである。その5頁の特定頁付け情報の特定頁印刷条件
には最後に印刷することを示す情報が格納されている。
【0084】まず、ステップ30で印刷範囲の先頭頁と
して管理用頁番号「3」を設定し、この先頭頁「3」の
頁は特定頁ではないから、ステップ31の判断によって
ステップ33へ進んでその文書データを頁番号「P5」
と共に印刷し、ステップ34で次頁の管理用頁番号
「4」を設定し、ステップ35からステップ31へ戻っ
て特定頁か否かを判断する。
【0085】この管理用頁番号「4」も特定頁ではない
ので、同様にしてその文書データと共に頁番号「P6」
を印刷して、ステップ34で次頁の管理用頁番号「5」
を設定し、ステップ35からステップ31へ戻って特定
頁か否かを判断する。こんどの管理用頁番号「5」の頁
は付録扱いが設定されている特定頁なので、ステップ3
2へ進んでその特定頁印刷条件が通常か否かを判断す
る。
【0086】この管理用頁番号「5」の頁は、最後に印
刷する情報が格納されているので、ステップ32の判断
によってステップ40へ進んでその文書データを付録頁
番号と共に付録印刷頁群に登録し、ステップ34へ進ん
で次頁の管理用頁番号「6」を設定し、ステップ35か
らステップ31へ戻って特定頁か否かを判断する。
【0087】この管理用頁番号「6」の頁は特定頁では
ないので、ステップ31の判断によってステップ33へ
進んでその文書データと共に頁番号「P7」を印刷し、
ステップ34で次の頁を設定するが、管理用頁番号
「6」の頁が印刷すべき頁として指定された最後の頁な
ので、ステップ35の判断によってステップ36に進
む。
【0088】そして、ステップ36では、付録印刷頁群
に登録された付録頁の先頭頁として、管理用頁番号
「5」の頁を設定し、ステップ37の判断を介してステ
ップ38でその文書データと共に付録頁番号「付録2」
を印刷し、ステップ39で次頁を設定してステップ37
に戻るが、この場合、管理用頁番号「5」の頁が付録印
刷頁群に登録された唯一の頁であるため、ステップ37
の判断によってこの処理を終了する。
【0089】このようにして、図10の(a)〜(c)
に示すように、3〜6頁の各文書データのうち3,4,
6頁の文書データをその頁番号と共に頁番号順に印刷
し、その後に5頁の文書データをその付録番号と共に印
刷するので、付録頁のみを最後に印刷することができ
る。
【0090】次に、この実施例の文書処理装置の効果を
列挙する。 (1)特定頁付け情報というアイテムの導入により、文
書に対する頁付けの指定に汎用性を持たせることがで
き、下記の効果も含めて文書のメンテナンス作業などを
効率良く行なうことが可能になる。
【0091】(2)文書中に新たな頁を追加したときに
元の頁番号をずらさずに文書に頁付けを行なうときや、
付頁録などを同一文書の関連頁の側におきたいときなど
に、その特定頁がその文書あるいは章の頁付けに影響を
及ぼさないようにすることを可能にする。
【0092】そのため、文書あるいは章内に頁付けの対
象となる頁と頁付けの対象外の頁を自由自在に作成する
ことができ、文書作成時の頁付け機能の制約からきてい
た、例えば、文書を分けるといった作業をなくすことが
できる。
【0093】(3)すでに発行(作成)した文書の修正
などで頁追加が発生したときなど、頁番号をずらさない
ようにするために、追加頁の頁番号を「P10−1」
「P10−2」などのような子頁番号付きの頁つけを、
追加頁にこの頁が追加扱いであるなどの簡単な指定のみ
で自動的に行なうことができ、文書の修正作業を効率良
く進めることができる。
【0094】(4)文書作成時に本文の関連頁の側に記
述して管理している付録頁などを、発行(印刷)時に文
書の最後に添付するように印刷したい場合、その付録頁
の特定頁付け情報に文書の最後に印刷する印刷条件を付
加し、その印刷条件に基づいて各頁の印刷順番を調整し
て付録頁を文書の最後にまとめて印刷するので、付録頁
を本文の関連頁の側の位置で管理したまま、印刷時に面
倒な印刷条件を指定しなくても付録頁のみを文書の最後
に印刷させることができる。また、文書の印刷後に印刷
頁の並べ換え作業の手間を省くこともできる。
【0095】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る文書処理装置によれば、複数頁からなる文書データに
対して指定された頁付け情報と、その文書データ中の特
定頁に対して指定された特定の頁付け情報とに基づいて
文書データに頁を付けて印刷するので、文書データ中の
特定の頁に対して特定の頁付けを行なえる。
【0096】また、特定頁付け情報に基づいて文書デー
タ中の指定された特定頁を飛ばして頁番号を先頭頁から
順次割り当てるようにすれば、文書データ中の特定頁を
除いて頁付けを行なえる。
【0097】さらに、特定頁付け情報に基づいて文書デ
ータ中の指定された特定頁が追加頁であり、その頁番号
と同一の頁番号となる他の頁が存在するとき、その同一
の各頁番号に異なる子頁番号を付加するようにすれば、
文書データ中に頁が追加されたときには同じ頁番号の頁
にはそれぞれ異なる子頁番号を付けることができる。
【0098】さらにまた、特定頁付け情報に基づいて文
書データ中の指定された特定頁が付録扱いの頁であると
き、その特定頁を最後に印刷するように印刷順序を制御
するようにすれば、付録扱いの頁を最後に印刷すること
ができる。
【0099】したがって、文書の頁付けのときに新たな
追加頁や付録頁を考慮して、特定頁に対する特定の頁付
けを行なったり、特定頁を飛ばして頁付けをしたり、同
一頁番号には異なる子頁番号を付けたり、特定頁のみを
最後に印刷したりすることができ、文書のメンテナンス
などの作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である文書処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の頁付け情報記憶部13及び特定頁付け情
報記憶部14のデータテーブル構造を示すフォーマット
図である。
【図3】図2の文書処理装置における文書データに対す
る頁付け処理を示すフローチャートである。
【図4】図3の特定頁付け処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】図2の文書処理装置における文書データに対す
る印刷制御処理を示すフローチャートである。
【図6】通常の頁付けをした文書データの一例を示す図
である。
【図7】同一頁番号のそれぞれに異なる子頁番号を付け
た文書データの一例を示す図である。
【図8】特定頁を飛ばして頁付けをした文書データの一
例を示す図である。
【図9】付録の頁付けをした文書データの一例を示す図
である。
【図10】付録頁のみを最後に印刷したときの文書デー
タの印刷結果の順番を示す図である。
【符号の説明】
1:キー入力部 2:マウス入力部 3:表示部 4:印刷部 5:操作部 6:制御部 7:頁付け情報設定部 8:頁付け制御部 9:表示制御部 10:印刷制御部 11:処理部 12:文書データ格納部 13:頁付け情報記憶部 14:特定頁付け情報記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数頁からなる文書データを格納する文
    書データ格納手段と、該手段に格納された文書データに
    対する頁付け情報を指定する頁付け情報指定手段と、該
    手段によって指定された頁付け情報を記憶する頁付け情
    報記憶手段と、前記文書データ中の特定頁に対して特定
    の頁付け情報を指定する特定頁付け情報指定手段と、該
    手段によって指定された特定頁付け情報を記憶する特定
    頁付け情報記憶手段と、前記頁付け情報記憶手段に記憶
    された頁付け情報と前記特定頁付け情報記憶手段に記憶
    された特定頁付け情報とに基づいて前記文書データに頁
    を付けて印刷する文書頁付け印刷手段とを備えたことを
    特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書処理装置において、
    前記文書頁付け印刷手段が、前記特定頁付け情報記憶手
    段に記憶されている特定頁付け情報に基づいて、前記文
    書データ中の指定された特定頁を飛ばして頁番号を先頭
    頁から順次割り当てる頁番号設定手段を有することを特
    徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の文書処理装置において、
    前記文書頁付け印刷手段が、前記特定頁付け情報記憶手
    段に記憶されている特定頁付け情報に基づいて、前記文
    書データ中の指定された特定頁が追加頁であり、その頁
    番号と同一の頁番号となる他の頁が存在するとき、その
    同一の各頁番号に異なる子頁番号を付加する子頁番号付
    加手段を有することを特徴とする文書処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の文書処理装置において、
    前記文書頁付け印刷手段が、前記特定頁付け情報記憶手
    段に記憶されている特定頁付け情報に基づいて、前記文
    書データ中の指定された特定頁が付録扱いの頁であると
    き、その特定頁を最後に印刷するように印刷順序を制御
    する手段を有することを特徴とする文書処理装置。
JP5250283A 1993-10-06 1993-10-06 文書処理装置 Pending JPH07105197A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1047001A1 (en) * 1999-04-22 2000-10-25 Fotek, Naamloze Vennootschap Method for processing a structured document
JP2009110157A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Canon Inc 情報処理装置、データ処理方法、記憶媒体、プログラム

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