JPS59191636A - 文書画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、文書を画像で表示してそれを編集する文書画
像処理装置に係シ、特に、ユーザの指定したカーソル位
置から特定の文字を検出する機構に関する。

〔発明の背景〕

一般の文書には、種々の大きさの文字（数式記号、サフ
ィックス、ポイント数の異なる文字等）が多数存在し、
それらが任意の場所に配置されていることが多い。現在
市販されているワード・プロセッサでこのような文書を
作成することは、ハードウェア的に、文字の大きさ及び
種類が限定されること、また、任意の場所への配置がで
きないことから、不可能である。これを実現するには、
文書を画像として扱って編集することが必要である。一
方、文書を画像として扱って編集する画像編集システム
の公知例では、画面上に画像で表示されている文書から
矩形を切シ出して、それに対して拡大・縮小等の画像変
換を施こし、その結果を他の場所へ貼りつける「切り貼
り」の機能はあるが、文字単位の編集に必要なユーザの
指示したカーソル位置から特定の文字を検出する機能を
備えていない。従って、ワード・プロセッサのような文
字の編集は不可能である。一般の文書類を会話型に作成
可能にするには、文書を画像として扱って画面上に表示
し、それを、ワード・プロセツサのように文字編集がで
きる文書画像処理装置を実現することが必要である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、画像として表示されている文書中の文
字の削除、置換等の編集を可能にするだめに、ユーザの
指示したカーソル位置から、特定の文字を検出する機構
を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、テキストを画面上に表示する時に、画面上に
割り付けられたテキストを複数の矩形領域に分割して、
その分割された矩形の画面上の位置情報をテーブルに記
憶し、また、その矩形領域内に存在する各文字の位置情
報を、それぞれ、テーブルに記憶することにより、ユー
ザの指示したカーソル位置から、編集の対象となる文字
を検出する機能を提供する。

〔発明の実施例〕

本発明の実施例を第１図により説明する。文書画像処理
装置は、制御部１、入／出力制御部２、文字アドレス検
出制御部６、キー制御部１０、カナ漢字変換制御部１１
、通常キー制御部１２、清書画面制御部１６の各制御部
より構成される。制御部１は、各制御部の動作を制御す
る。ユーザがキーボード２２より入力した編集指令（文
字の挿入、削除、置換等）により、制御部１に割込みが
かがシ、その指令を解析するために、最初、入／出力制
御部２に制御が渡る。入／出力制御部２では、編集指令
の解析結果を、入力バッファ３、テキスト・カーソル・
レジスタ４、クロス・カーソル・レジスタ５にそれぞれ
セットする。入力バッファ３には、編集指令内容が、テ
キスト・カーソル・レジスタ４には、表示画面２１上の
テキスト表示部２４内のテキスト・カーソルの位置が、
クロス・カーソル・レジスタ５には、表示画面２１上の
画像表示部２３内のクロス・カーソルの位置がそれぞれ
セットされる。なお、テキスト・カーソルとクロス・カ
ーソルの２つのカーソルは、表示画面２１上に存在し、
ユーザが編集指示を行なうだめに移動することが可能で
あり、それぞれ、テキスト表示部２４、画像表示部２３
の中の位置を示す。テキスト表示部２４は、システムか
らのメツセージを表示したり、ユーザが編集用指令ある
いは漢字に変換するカナ又はローマ字を入力する部分で
ある。画像表示部２３は、編集対象のテキストを画像で
表示する部分である。次に、制御部１は、クロス・カー
ソル・レジスタ５の値から画像表示部２３に表示されて
いる対応する文字を検出するために、文字アドレス検出
制御部６に制御を渡す。文字アドレス検出制御部６の動
作を、第２図、第３図、第４図を用いて説明する。文字
アドレス検出制御部６は、矩形配置管理テーブル７と文
字配置管理テーブル８を用いて、クロス・カーソル位置
に対応する画像表示部２３に表示されている文字のテキ
スト・バッファ１４内の位置を求めて、そのアドレスを
、文字アドレス・レジスタ９にセットする。矩形配置管
理テーブル７と文字配置管理テーブル８は、それぞれ、
清書画面制御部１６で、テキスト・バッファ１４の内容
を清書してその割り付けを画面バッファ２０の画像表示
部１８に行なった時に、作成される。画面バッファ２０
の内容は、表示画面２１に表示されている内容と同一で
ある。矩形配置管理テーブル７は、画面上に割り付けら
れたテキストを複数の矩形領域に分割して、その分割さ
れた矩形の画面上のアドレスをそれぞれ記憶するもので
あシ、その構成を第２図に示す。矩形配置管理テーブル
７は、矩形配置管理テーブルのエントリ数２５と各エン
トリよシ構成される。各エントリは、矩形情報をそれぞ
れ管理し、画像表示部１８に割り付けられたテキストの
矩形の位置を示す矩形の左上隅座標２６、矩形の右下隅
座標２７、及び、その矩形内に配置されているテキスト
・パックァ内の先頭文字へのポインタ２８、矩形内に文
字がどのように配置されているかを示す文字配置管理テ
ーブル８の対応するエントリへのポインタ２９よシ構成
される。文字配置管理テーブル８は、矩形配置管理テー
ブル７で管理する画面上の矩形内に各文字がどのように
配置されているかの情報を記憶するものであ、す、その
構成を第３図に示す。文字配置管理テーブル８は、文字
配置管理テーブルのエントリ数３３と各文字の配置位置
を示す各エントリよ多構成される。各エントリには、矩
形内に配置された文字数３０、各文字が矩形内でどのよ
うに配置されているかを示す文字枠Ｌ］の左上隅座標３
１、文字枠し］の右下隅座標３２がそれぞれ含まれる。

文字の検出は、文字配置管理テーブル８だけでも可能で
あるが、その検出を高速にするために、矩形配置管理テ
ーブル７が存在する。次に、第４図に、画面バッファ２
０の画像表示部１８と矩形配置管理テーブル７、文字配
置管理テーブル８、テキスト・バッファ１４の関係を示
す。画像表示部１８には、テキスト・バッファ１４の内
容を清書した結果が示されている。ここで、テキスト・
バッファ１４の中の先頭文字がピリオドで始める行は、
テキストの割りつけ方法を指示する書式制御語である。

Ｃ８は、文字の大きさ、ＣＰは、文字の間隔、ＰＣは、
文字の割り付は位置と横に割り付ける文字数をそれぞれ
指示している。これらの書式制御語によシ、テキスト「
文書画像」及び「処理装置」は、画像表示部１８に、図
のようにそれぞれ割シ付けられる。各テキスト及びその
中の文字は、割シ付は位置をわかりやすくするために、
ここでは、四角で囲まれている。この割り付は結果にも
とづいて矩形管理テーブル７と文字配置管理テーブル８
がそれぞれ作成される。矩形管理テーブル７のエントリ
数２５の値は、２であり、テキスト１文書画像」の割り
付は位置を矩形の左上隅と右下隅の座標（０，ｙａ　）
（Ｘａ　＋Ｙｂ）、テキスト「処理装置」を（ＸｂｌＹ
ａ）（Ｘａ　、ｙ＋　）でそれぞれ管理している。また
、矩形内の文字がどのように割り付けられているかを示
すために、文字配置管理テーブル８の対応するエントリ
へアドレスしている。更に、矩形内に割り付けられてい
るテキストを示すために、テキスト・バッファ１４の対
応する先頭のテキストへアドレスしている。文字配置管
理テーブル８のエントリ数３３の値は、２であり、それ
ぞれのエントリの文字数３０は、４であることを示して
いる。

また、各文字ごとに文字の割り付は位置を示す文字枠の
左上隅と右下隅の座標をそれぞれ管理している。ちなみ
に、先頭テキスト「文書画像」の１文」は、（Ｘ！＋　
’Ｉｓ　　）　　（Ｘ２１　Ｙｔ　　）に割シ付けられ
ていることを示している。次に、文字アドレス検出制御
部６がクロス・カーソル・レジスタ５の値よシ、矩形配
置管理テーブル７と文字配置管理テーブル８を用いて、
文字アドレスを検出する方法を説明する。最初に矩形配
置管理テーブル７の各エントリを捜し、クロス・カーソ
ルの値が、どのエントリの矩形座標の中に収まるかを調
べる。もし、収まるエントリが存在した場合には、その
エントリよりアドレスされている文字配置管理テーブル
８のエントリ内に存在する文字枠Ｌ］座標を捜し、クロ
ス・カーソルの値が、どの文字枠座標に収まるかを調べ
る。もし、Ｎ番目の文字枠座標内に収まると仮定したら
、矩形配置管理テーブル７のクロス・カーソルの値が収
まったエントリの（テキスト・バッファの対応文字への
ＰＴＲ２８十Ｎ−１）の値がテキスト・バッファ１４の
対応文字へのポインタである。文字アドレス検出制御部
６は、このポインタを文字アドレス（９） ・レジスタ９に七ソトする。次に、キー制御部１０は、
キーボード２２より入力された各キーの処理及びテキス
ト表示部２４より入力された編集用指令（文字の挿入、
削除、置換等）の奥行を制御し、カナ漢字変換制御部１
１と通常キー制御部１２へ対応する処理に従って、それ
ぞれ制御を渡す。カナ漢字変換制御部１１は、テキスト
表示部２４より入力されたカナあるいはローマ字を、カ
ナに対応する漢字表記と品詞情報・活用の種類を　−含
む自立語辞書より対応する漢字に変換する処理及び同音
異義語の選択処理を制御する。編集用のテキストは、カ
ナあるいはローマ字で入力されて漢字に変換される。通
常キー制御部１２は、テキストの挿入、削除、置換等の
編集指令及びキーボード２２に配列されているカナ漢字
変換関係以外の各キーの処理を行なう。例えば、テキス
トの挿入指令に対しては、文字アドレス・レジスタ９で
示されるテキスト・バッファ１４の位置に、カナ漢字変
換された結果を挿入する処理を行なう。次に、清書画面
制御部１６は、テキスト・バッファ（１０） １４に含まれるテキストを書式制御語にもとづいて画面
バッファ２０の画像表示部１８に割り付けを行なう。こ
の時、各文字の画像情報を得るだめに、フォント辞書１
５を参照する。フォント辞書１５には、文字のポイント
数ごとに、各文字コードに対応するフォントの画像情報
が含まれる。書式制御語で指示された大きさの文字がフ
ォント辞書１５に存在しない場合には、１番近い大きさ
の画像情報をフォント辞書１５よシ得、それを、画像変
換部１７に渡して、Ｌ］両画像拡大・縮小を行なう処理
を行なう。また、清書画面制御部１６は、先に説明した
矩形配置管理テーブル７と文字配置管理テーブル８を作
成する。最終的に、画面バッファ２０の内容は、入／出
力制御部２を通じて、表示画面２１に表示される。

〔発明の効果〕

以上説明したごとく本発明によれば、画面上に清書され
て画像として表示されている文書の編集の対象となる文
字にカーソルを位置づけることにヨリ、自動的に、テキ
スト・バッファ内の文字位（１１） 置を得ることが可能になる。これにより、画像として表
示されている任意の位置の任意の大きさの文字に対する
編集動作（文字の挿入、削除、置換等）が可能になる。

今まで、会話型に作成できる文書では、文字の大きさ及
び文字の配置場所等が限定されていたものが、との発明
により、種々の大きさの文字を、任意の場所に配置した
文書の作成が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、文書画像処理装置の構成図、第２図は、矩形
配置管理テーブルの構成図、第３図は、文字配置管理テ
ーブルの構成図、第４図は、矩形配置管理テーブル、文
字配置管理テーブル、テキスト・バッファ、画像表示部
の関係を示したものである。 ５・・・表示画面上のクロス・カーソルの位置を記憶ス
ルクロス・カーソル・レジスタ、６・・・クロス・カー
ソル位置に対応するテキスト・バッファ内の文字アドレ
スを検出する文字アドレス検出制御部、７・・・清書さ
れたテキストの画面上の位置情報を矩（１２） 形単位に記憶する矩形配置管理テーブル、８・・・矩形
内に割り付けられた文字の位置情報を記憶する文字配置
管理テーブル、１６・・・矩形配置管理テーブル、文字
配置管理テーブルの作成及びテキスト１５６ ■　２　　凹 ′ｆＪ　　３　　図 Ｔ８開昭５９−１９１６３Ｇ（６） Ｚ　４　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テキストを画像で表示して、ユーザの指示によシそれを
   編集する文書画像処理装置において、テキストを画面上
   に表示する時に、画面上に割り付けられたテキストを複
   数の矩形領域に分割して、その分割された矩形の画面上
   の位置情報を記憶する矩形配置管理テーブルとその矩形
   領域内に存在する各文字の位置情報を記憶する文字配置
   管理テーブルを備えることによシ、ユーザの指示したカ
   ーソル位置から編集の対象となる文字を検出することを
   特徴とする文書画像処理装置。