JPH0417058A - 名刺作成機能を有するワードプロセッサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、名刺を容易に作成できるようにした名刺作成
機能を搭載したワードプロセッサを提供するものである
。

［従来の技術］ 名刺を作成する装置としては、組版印刷機等の専用の装
置がある。これら装置のほとんどは専門の印刷業者が所
有しており、客からの注文によって所定の名刺に合った
組版を作成し、１００枚単位で印刷している。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述のような組版印刷機は非常に高価で
あり名刺１枚当たりのコストも高くつくばかりか、１０
０枚単位でしか注文できず仕事用の名刺のみ作成してい
るのが現状である。

本発明は、このような従来の問題点を解決するためにな
されたものであり、低コストで各種の名刺を容易に作成
できる名刺作成機能を有するワードプロセッサを提供す
ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、現在−酸ユーザーに幅広く使用されているワ
ードプロセッサ′に、各種の名刺フォーマット情報を記
憶させておき、対話式に入力された名刺に関するデータ
を選択した名刺フォーマット情報に基づき所望の名刺デ
ータに展開し印刷できるようにすることにより、上記目
的を達成する。

［作用］ 対話式に入力された名刺に関するデータは、選択された
名刺フォーマット情報により所定の名刺レイアウトに配
置されて名刺データとして表示出力される。

印刷出力に当たっては、作成された名刺データが指定さ
れた部数分まとめて１枚の印刷紙に出力される。

［実施例］ 以下、−本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は、本発明の名刺作成機能を有するワードプロセ
ッサの概念的なブロック図である。同図において、１は
キーボード、２はイメージスキャナ、３はＣＰＵである
。４はワードプロセッサ本来の文章作成・編集のための
プログラムと本発明の名刺作成のためのプログラムが記
憶されたＲＯＭであり、他に名刺フォーマット情報等を
記憶している。

５はワードプロセッサ本来の文章作成・編集により生成
された文章データを記憶するＲＡＭであり、名刺作成機
能においては後述する第２図の名刺データ・ロゴパター
ンデータ・イメージデータを記憶する。

６はビデオＲＡＭであり、ＣＲＴ７に表示すべきビデオ
データを一時的に保持する。

８は印刷イメージＲＡＭであり、カラープリンタ９に印
刷出力すべき印刷イメージデータを一時的に保持する。

第２図は上述したＲＡＭ５の名刺作成機能におけるデー
タ記憶状態を示したものであり、同図（ａ）はキーボー
ド１により入力される名刺に関するデータを記憶する名
刺データメモリである。該メモリには複数の名刺データ
の区切りに用いられるセパレークを境として、文字コー
ドでなる氏名・役職・部課・会社・住所・郵便番号・電
話番号・ファクシミリ番号・印刷部数データと、カラー
コードでなるロゴカラーデータと、フォーマットコード
でなるフォーマットデータと、アドレスデータでなるロ
ゴデータ・イメージデータとが記憶されている。

同図（ｂ）は、事前に入力されたロゴパターンデータを
記憶したロゴパターンデータメモリであり、該メモリに
記憶されたロゴパターンデータは同図（ａ）の名刺デー
タメモリ中のロゴデータによりアドレスされ出力される
ように構成される。

同図（ｃ）は、イメージスキャナ２より入力した画像デ
ータを記憶したイメージデータメモリであり、該メモリ
に記憶されたイメージデータは上述のロゴパターンデー
タと同様に名刺データメモリ中のイメージデータにより
アドレスされ出力されるように構成される。

第６図は、本発明の名刺作成機能の動作の流れを概念的
に示したものであり、この動作の詳細を第３図・第４図
・第５図を用いて説明する。

（Ｓｌ）名刺作成モード（機能）がオペレータにより指
示されると、まず第３図の如き名刺データ設定画面がＣ
ＲＴ７に表示される。

（Ｓ２）この画面は、対話式に名刺に関するデータの入
力ができるように構成されており、オペレータ操作によ
り入力すべきデータ項目にカーソルを移動させた後、キ
ーボード１より所定のデータを入力すると、 （Ｓ３）順次ＲＡＭＢ内の名刺名刺データメモリの該当
データ記憶位置にデータが記憶される。

尚、これら入力項目の内、イメージデータ入力項目への
イメージデータ入力はカーソルを該入力項目に移動させ
た後、イメージスキャナ２よりイメージデータを取り込
むとイメージデータメモリ内の所定の記憶位置に該イメ
ージデータが記憶されると共に、名刺データメモリ内の
イメージデータ記憶位置に上記の通り記憶させたアドレ
スデータが自動的に記憶されるように構成されている。

又、ロゴデータ入力項目には、オペレータが事前に作成
しロゴパターンデータメモリに記憶させたロゴパターン
データの記憶アドレスに対応する所定のコード（ロゴコ
ート）を入力することにより成され、ロゴカラー人力項
目には予め本体に設定されているカラーコードを入力す
ることにより印刷時にオペレータの任意作成したロゴパ
ターンがカラー印刷されて出力させることが出来る。

更に、印刷部数入力項目には作成した名刺を印刷出力す
る際の名刺の部数が入力可能となっており、印刷イメー
ジ作成時この部数に見合った名刺イメージが生成され印
刷出力させることができ、フォーマット入力項目には、
画面に破線にて表示された名刺フォーマットの内、所望
のフォーマットをフォーマット番号を入力することによ
り選択することか出来る。

（Ｓ４）以上のようにして名刺に関する統べてのデータ
の入力が完了しイメージ表示指示がオペレータよりなさ
れると、 （Ｂ５）指定されたフォーマット情報をＲＯＭ４より読
出す。

（３６）該フォーマット情報には名刺に関する各データ
の物理的配置情報・文字サイズ・字間ピッチ、及び各デ
ータ毎に縦書き／横書き情報・英数字／漢数字変換情報
等のデータレイアウト情報と、印刷レイアウト情報が含
まれており、これらの情報に基づき名刺データメモリに
記憶された名刺に関するデータが名刺イメージに展開さ
れてビデオＲＡＭ６に保持される。

（Ｓ７）ビデオＲＡＭ６に保持された名刺イメージデー
タは、フォーマット情報に含まれる印刷レイアウト情報
と共に第４図の如＜ＣＲＴ７に表示出力される。

（Ｂ８）オペレータは、該名刺イメージ画面を確認し意
図した名刺が作成できていなければ名刺データ設定画面
表示を指示し、名刺データ設定画面においてフォーマッ
ト等の設定データを修正することが可能である。

（Ｂ９）尚、意図した名刺が作成できておれば名刺デー
タ設定画面に戻り印刷指示を行う。

（ＳＩＯ／５ｌｌ）印刷指示がなされると、まずオペレ
ー夕該設定したフォーマットに見合う名刺フォーマット
情報（印刷レイアウト情報を含む）がＲＯＭ４より読み
出されると共に、 （Ｓ１２）設定された印刷部数データがＲＡＭ５の名刺
データメモリ内の印刷部数データ記憶位置より読み出さ
れる。

（Ｓ１３）このようにして読み出されたフォーマット情
報・印刷レイアウト情報・印刷部数データに基づき、Ｒ
ＡＭ５の名刺データメモリに記憶された名刺に関する各
種のデータを部数に見合った所定の印刷イメージデータ
に展開し、印刷イメージＲＡＭ８に保持させる。

（Ｓ１４）印刷イメージＲＡＭ８に保持された印刷イメ
ージデータは順次カラープリンタに導かれ、印刷出力さ
れる。第５図はこの印刷結果の一例をしめしたものであ
り、Ｂ５サイズの印刷紙の全面に１０部の名刺が印刷さ
れていると共に、各名刺の間にはカットライン用の破線
が印刷される。

以上のようにして、容易に各種のフォーマットでなる名
刺が作成でき印刷出力ができる。

尚、本実施例においては、名刺フォーマットを縦と横の
２種類としたが、それに限ることなくデータ配列が異な
るフォーマット及び仕事以外のプライベートな名刺フォ
ーマット等も予め本体に記憶させておくことも可能であ
る。

また、名刺フォーマット情報をオペレータ独自で修正及
び作成すること可能である。

［発明の効果］ 以上詳細に説明したように、本発明の名刺作成機能を有
するワードプロセッサによれば各種のフォーマットの名
刺を容易且つ安価に作成せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の名刺作成機能を有するワードプロセッ
サのブロック図、第２図は名刺データメモリ・ロゴパタ
ーンデータメモリ・イメージデータメモリーのデータ記
憶構成を示す図、第３図は名刺データ設定画面を示す図
、第４図は名刺イメージ画面を示す図、第５図は名刺印
刷結果を示す図、第６図は名刺作成機能の動作の流れを
示す図である。 ｌ・・・キーボド、２・・・イメージスキャナ、３・・
・ＣＰＵ、４・・・ＲＯＭ、５・・・ＲＡＭ。 ６・・・ビデオＲＡＭ、？・・・ＣＲＴ、８・・印刷イ
メージＲＡＭ、９・・・カラープリンタ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）名刺に関するデータの印刷配列等の情報を有する
   名刺フォーマット情報を複数種記憶し、入力された名刺
   に関するデータを選択された名刺フォーマット情報に基
   づき適宜配列して名刺データを作成し、 作成された名刺データを単一の印刷紙に複数部印刷出力
   することを特徴とする名刺作成機能を有するワードプロ
   セッサ。
2. （２）名刺に関するデータには、少なくともスキャナに
   より読み取った画像データが含まれることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の名刺作成機能を有するワー
   ドプロセッサ。
3. （３）名刺に関するデータには、少なくともカラー印刷
   指定可能なロゴデータが含まれることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の名刺作成機能を有するワードプ
   ロセッサ。