JPH0589129A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH0589129A
JPH0589129A JP3251816A JP25181691A JPH0589129A JP H0589129 A JPH0589129 A JP H0589129A JP 3251816 A JP3251816 A JP 3251816A JP 25181691 A JP25181691 A JP 25181691A JP H0589129 A JPH0589129 A JP H0589129A
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JP
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Application number
JP3251816A
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English (en)
Inventor
Shinichi Suzuki
真市 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0589129A publication Critical patent/JPH0589129A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】はがき宛名の印刷機能を備えた文書作成装置に
おいて、ユーザの要求に答え、差出人と受取人の住所、
氏名、郵便番号等の各項目を任意の位置に対応付けて、
はがき宛名印刷を行い、特に縦書と横書との混在印刷を
可能とする。 【構成】差出人と受取人の住所、氏名、郵便番号等の各
項目からなる宛名文書データを備えた文書作成装置にお
いて、入力部11を通じて「書式設定」モードを指定す
ると、制御部13は書式設定画面を表示部17に表示
し、その中で指定された縦書または横書の印刷書式に応
じた書式データをRAM15の領域15dに作成し、
「印刷」モードが指定されたときに、この書式データに
基づく書式で宛名印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、はがき宛名の印刷機能
を備えた文書作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書作成装置では、差出人と受取
人の住所、氏名、郵便番号等を予め文書として作成して
おくことにより、これを呼び出してから「宛名印刷」機
能で、官製はがきの書式にあった形で予め決められた位
置に印刷することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、はがきに差出
人と受取人の住所、氏名、郵便番号等を書く場合には、
所定の位置に縦書にして書く人が多い。ところが、最近
では、形式にこだわらず、任意の位置に、しかも、縦書
/横書にこだわらずに、はがきを書く人が多くなって来
ている。このような状況の中で、上記したような従来の
「宛名印刷」機能では、予め決められた書式すなわち所
定の位置に縦書で印刷することしかできなかった。この
ため、ユーザの要求に答えることができず、利用価値が
低くなる等の問題があった。なお、複数の印刷位置を用
意しておけば、ある程度、ユーザの要求に答えることは
できるが、この場合にはデータ量が増大する等の問題が
ある。
【0004】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、ユーザの要求に答え、差出人と受取人の住所、氏
名、郵便番号等の各項目を任意の位置に対応付けて、は
がき宛名印刷を行うことができ、特に縦書と横書との混
在印刷が可能な文書作成装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、差出人と受取
人の住所、氏名、郵便番号等の各項目に対する宛名文書
データを備えた文書作成装置において、領域設定画面の
任意の位置に領域を設定し、この設定された領域に上記
各項目のうちの任意の項目を設定すると共に、縦書また
は横書の印刷書式を指定することにより、上記設定され
た領域に上記設定された項目を対応付けた領域データを
作成し、この領域データに基づいて上記設定された領域
に上記宛名文書データを入力し、その入力された宛名文
書データを上記指定された印刷書式で印刷するようにし
たものである。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、任意の領域を設定し、そ
の領域位置に差出人と受取人の住所、氏名、郵便番号等
の任意の項目を対応付けて宛名印刷を行うことができ
る。この場合、縦書または横書の印刷書式を指定するこ
とにより、縦書と横書との混在印刷が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例に係
る文書作成装置を説明する。
【0008】図1ははがき宛名の印刷機能を備えた文書
作成装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、入力部11は、文書作成に必要な各種の情報を入力
するためのキーボードである。この入力部11には、か
な文字、英文字、数字等の入力キーをはじめ、はがき宛
名の印刷機能に関する各種ファンクションキーや、カー
ソルの位置を指示するカーソルキー等を備えている。ま
た、機能指定キーとして、例えば「機能1」、「機能
2」のキーが設けられており、この「機能1」、「機能
2」のキーと他のキーとの組合わせ操作により各種機能
が指定できるようになっている。入力制御部12は、入
力部11によって入力される各種情報の入力制御を行
う。制御部13は、この装置全体の制御を行うものであ
り、ROM14、RAM15をアクセスして、入力指示
に従うプログラムの起動で文書作成処理の他、ここで
は、はがき宛名の印刷処理制御を実行する。
【0009】ROM14には、図示せぬ制御部13の動
作を決定する各種処理プログラムが格納されたプログラ
ム領域をはじめ、フォントデ―タが格納された文字パタ
ーン領域、仮名あるいはロ―マ字で入力された読みを漢
字に変換するための各種辞書が登録された辞書領域の
他、ここでは、はがき宛名の印刷で用いられる印刷様式
サンプルデータを格納するための領域14aが設けられ
ている。
【0010】RAM15には、図示せぬ文書領域、行イ
メ―ジ領域(印字バッファ)、外字登録領域、語句登録
領域をはじめ、文書表示画面上のカ―ソル位置を記憶す
るカ―ソル位置レジスタなどの各制御情報を記憶する領
域の他、ここでは、はがき宛名の印刷処理に必要な各種
のデータを格納するための領域15a〜15dが設けら
れている。領域15aには、どのような様式(レイアウ
ト)で印刷するのかを示す印刷様式データが格納されて
いる。領域15bには、差出人と受取人の住所、氏名、
郵便番号等の各項目に対する宛名文書データが格納され
ている。領域15cには、どの領域にどの項目を対応さ
せるのかを示す領域データが格納されている。領域15
dには、どのような書式(横書/縦書をはじめ、文字
間、行間のピッチや文字サイズ等)で印刷するのかを示
す書式データが格納されている。
【0011】表示制御部16は、制御部13の制御の下
で表示部17に対する表示制御を行う。表示部17は、
各種の情報を表示するための表示装置であり、例えば4
0字20行のバックライト付き液晶ディスプレイからな
り、最下行(第20行目)がガイド表示専用の領域(ガ
イド行)に設定されている。
【0012】印刷制御部18は、制御部13の制御の下
で印刷部19に対する印刷制御を行う。印刷部19は、
各種の情報を印刷するための印刷装置であり、例えば感
熱・熱転写方式の56または160ドットプリンタから
なる。次に、同実施例の動作を説明する。
【0013】本発明では、任意の位置に領域(矩形)を
設定するレイアウト編集機能を応用して、はがき宛名印
刷に関する宛名差出人と受取人の住所、氏名、郵便番号
等の各項目を任意の位置にレイアウトして印刷するよう
にしたものである。これを「はがき宛名LTP印刷」機
能と呼ぶ。まず、この「はがき宛名LTP印刷」機能を
説明する前に、差出人と受取人の住所、氏名、郵便番号
等の各項目に対する宛名文書データの作成方法について
説明する。なお、この宛名文書データの作成方法には、
宛名文書データの書式に直接入力する方法と、カード式
に1件ずつ入力する方法がある。そのどちらも公知の方
法であるが、ここでは後者のカード式の入力方法につい
て簡単に説明する。
【0014】入力部11の「機能1」+「印刷」キーを
押下するか、または電源投入時に表示される図示せぬア
イコンメニューで「住所録」を選択すると、制御部13
の制御に従って図9に示すような「住所録」モードのメ
インメニュー画面が表示部17に表示される。このメイ
ンメニュー画面で「1はがき宛名入力」をカソール21
で選択し、「選択/実行」キーを押下すると、図10に
示すようなサブメニュー画面が表示される。
【0015】このサブメニュー画面で「1入力」をカソ
ール21で選択し、「選択/実行」キーを押下すると、
「はがき宛名入力」モードが設定され、図11に示すよ
うなはがき宛名入力画面が表示される。このはがき宛名
入力画面には、受取人の氏名(主、副)、郵便番号、住
所(住所1〜4)の各項目に対するデータ入力欄22
a、22b、23、24a〜24dと、はがきイメージ
24が表示される。はがきイメージ25には、各項目に
対応する矩形26a、26b、27、28a〜28dが
表示される。各項目のデータ入力欄にカーソル29を設
定すると、その項目に対応する矩形の枠が太線で示さ
れ、かつその枠内にハッチングが施される。例えば受取
人氏名主のデータ入力欄22aにカーソル21を設定す
れば、矩形26aの枠が太線で示され、かつその枠内に
ハッチングが施されることになる。
【0016】また、上記サブメニュー画面で「5差出人
入力」をカソール21で選択し、「選択/実行」キーを
押下すると、「差出人入力」モードが設定され、図12
に示すような差出人入力画面が表示される。この差出人
入力画面には、はがき宛名入力画面と同様に、差出人の
氏名、郵便番号、住所(住所1〜3)の各項目に対する
データ入力欄30、31、32a〜32cと、はがきイ
メージ33が表示される。はがきイメージ33には、各
項目に対応する矩形34、35、36a〜36cが表示
され、カソール21による選択項目に応じて枠が太線で
示され、かつその枠内にハッチングが施される。
【0017】このようにして、図11に示すはがき宛名
入力画面で受取人に関するデータ入力がなされ、また、
図12に示す差出人入力画面で差出人に関するデータ入
力がなされると、そのデータ入力に従ってRAM15の
領域15bに図13に示すような宛名文書データが作成
される。次に、このようにして作成された宛名文書デー
タを実際に印刷する場合の動作、すなわち「はがき宛名
LTP印刷」機能について説明する。
【0018】まず、図9に示すメインメニュー画面で
「5はがき宛名LTP印刷」をカソール21で選択し、
「選択/実行」キーを押下すると、「はがき宛名LTP
印刷」モードが設定され、図14に示すようなメニュー
画面が表示される。このメニュー画面には、左側にワー
クエリア41、右側にガイドエリア42が設けられてい
る。ワークエリア41には、はがきイメージ43が表示
されると共に、その中に十字カーソル(クロスヘアカー
ソル)44a、44bが表示される。十字カーソル44
a、44bは、「カーソル」キーの操作によって上下左
右に移動し、その交点部分がカーソル指定位置として示
される。
【0019】ここで、図14に示すメニュー画面で「罫
線」キーを押下すると、「領域作成」モードが設定さ
れ、図15に示すような領域設定画面が表示される。こ
の場合、「罫線」キーを押下したときの十字カーソル4
4a、44bの交点座標が、作成する領域の始点とな
る。したがって、領域を作成する際には、十字カーソル
44a、44bを領域の始点に設定した状態で、「罫
線」キーを押下する。この状態で十字カーソル44a、
44bを移動すると、その移動に伴って作成中の領域が
破線で示される。そして、十字カーソル44a、44b
を終点の位置に移動し、「選択/実行」キーを操作する
と、1つの領域が設定される。以下、同様にして、ワー
クエリア41に表示されたはがきイメージ43の任意の
位置に、任意の大きさの領域を複数設定することができ
る。このときの設定内容に従って、どのような様式(レ
イアウト)で印刷するのかを示す印刷様式データがRA
M15の領域15aに作成される。なお、ROM14の
領域14aに記憶されている印刷様式サンプルデータ
は、予め決められた様式(レイアウト)で印刷すること
を示すデータである。
【0020】このような領域が設定された状態で「選択
/実行」キーを押下すると、図16に示すような対応項
目設定画面が表示され、はがき宛名入力の項目との対応
付けを行うことができる。すなわち、設定された領域
に、上述した宛名文書データの各項目(受取人氏名主、
受取人氏名副、受取人住所1…)の中のどの項目を割り
付けるかを設定することができる。例えば図16に示す
対応項目設定画面で「1受取人項目」をカソール21で
選択すると、図17に示すような受取人項目の選択画面
が表示される。この選択画面に表示された項目を選択す
ることにより、その選択された項目が上記領域に設定さ
れる。例えば「01氏名主」を選択すると、そのときの
領域は「受取人氏名主」として設定され、以後、その領
域には宛名文書データの中の「受取人氏名主」のデータ
が入力されることになる。
【0021】また、図16に示す対応項目設定画面で
「2差出人項目」をカソール21で選択すると、図18
に示すような差出人項目の選択画面が表示され、上記受
取人項目選択画面と同様に、この選択画面で選択された
項目が上記領域に設定される。例えば「01氏名主」を
選択すると、そのときの領域は「差出人氏名主」として
設定され、以後、その領域には宛名文書データの中の
「差出人氏名主」のデータが入力されることになる。
【0022】このようにして、図17に示す対応項目設
定画面で受取人に関する対応項目が設定され、また、図
18に示す対応項目設定画面で差出人に関する対応項目
が設定されると、その設定内容に従ってRAM15の領
域15cに、どの領域にどの項目を対応させるのかを示
す領域データが作成される。この領域データにより、印
刷の際に、指定領域に宛名文書データの中の指定項目の
データを入力することができ、その結果、任意の位置に
宛名印刷を行うことができる。このときの領域データ作
成処理の動作を図2乃至図4に示す。なお、その詳細に
ついては、後に説明する。
【0023】また、図16に示す対応項目設定画面で
「3敬称項目」をカソール21で選択すると、敬称項目
が上記領域に設定される。この場合、上記差出人項目や
受取人項目のときのような選択画面は表示されず、単に
敬称項目の領域を設定するだけである。すなわち、敬称
項目の場合には、宛名文書データの各項目とは別にして
設定する。したがって、当該領域には宛名文書データと
は別の敬称データ(後述する「書式設定」モード時に設
定される敬称種類)が入力される。
【0024】図17に示す受取人項目の選択画面または
図18に示す差出人項目の選択画面において、対応項目
を設定した後、「選択/実行」キーを押下すると、図1
9に示すような書式設定画面が表示される。この書式設
定画面では、ワークエリア41に「横書/縦書」、「基
本文字サイズ」、「基本フォント」、「均等割付」、
「算用→漢数字」といった設定項目51〜55が表示さ
れる。この書式設定画面において、必要な設定項目51
〜55にダイヤカーソル21aを設定することにより、
書式設定を行うことができる。
【0025】ここで、この書式設定画面では、設定項目
51〜55に対するデフォルト値(暗黙値)が最初に表
示される。このデフォルト値は、領域の大きさや、その
領域に入力される対応項目データの字数等によって最適
な値に決定されている。すなわち、「横書/縦書」では
領域の大きさが横長ならば横書、縦長ならば縦書、正方
形ならば縦書というようにデフォルト値がカソール21
によって表示され、「基本文字サイズ」では領域の大き
さ、字数、行数、ピッチより5〜11ポの範囲で最適な
値が表示される。また、「基本フォント」では印刷様式
サンプルを呼び出したときに決定したものが、「均等割
付」では「する」が、「算用→漢数字」では横書ならば
「しない」、縦書ならば「する」がそれぞれカソール2
1によって表示される。このデフォルト値をそのまま設
定値として使用しても良いし、その値を任意に変更する
こともできる。ただし、設定範囲外の値を指定した場合
には、例えば「指定した領域に収まりません」といった
エラーメッセージが表示される。
【0026】また、図16に示す対応項目設定画面にお
いて敬称項目を設定した後、「選択/実行」キーを押下
すると、図20に示すような書式設定画面が表示され
る。この書式設定画面では、上記した設定項目51〜5
5の他に「敬称種類」の設定項目56が表示される。こ
の設定項目56にダイヤカーソル21aを設定すること
により、敬称種類として「様、殿、御中、その他」を選
択することができる。これにより、例えば「様」をカソ
ール21で選択すれば、上述した敬称項目の領域に
「様」が入力されることになる。また、「その他」を選
択した場合には、敬称入力欄57が表示され、その中に
任意の敬称を入力することができる。この場合、入力さ
れた敬称の文字数に応じて、「基本文字サイズ」の範囲
が修正される。
【0027】このようにして、図19または図20に示
す書式設定画面で印刷書式が設定されると、その設定内
容に従って、どのような書式で印刷するのかを示す書式
データがRAM15の領域15dに作成される。このと
きの書式データ作成処理を図5乃至図8に示す。なお、
その詳細については、後に説明する。この書式設定終了
後、「選択/実行」キーを押下すると、図14に示すメ
ニュー画面が表示される。
【0028】ここで、図14に示すメニュー画面で「印
刷」キーを押下することにより、「印刷」モードが設定
され、図21に示すような印刷メニュー画面が表示され
る。この印刷メニュー画面には、「全文/部分」、「連
続/逐次」といった選択項目を有する印刷項目61がワ
ークエリア41にウインドウ表示される。「全文」は、
住所録の先頭の受取人から印刷することを示す。「部
分」は、宛名印刷に入る前に、カーソルのあった位置の
受取人から印刷することを示す。「連続」は、受取人を
連続して印刷することを示す。「逐次」は、はがき1枚
毎に印刷し、その都度、受取人を選択することを示す。
【0029】この印刷メニュー画面で、印刷項目61を
選択した後、「選択/実行」キーを押下すると、図22
に示すような受取人選択画面が表示される。この受取人
選択画面では、はがきイメージ43と共に受取人リスト
62が表示される。なお、このとき、特に図示はしなか
ったが、各領域内に項目名が表示される。この受取人リ
スト62の中で印刷対象となる受取人をカソール21で
選択し、「選択/実行」キーを押下することにより、各
領域に宛名文書データが入力され、宛名印刷が行われ
る。また、図22に受取人選択画面で「6」キーを押下
すれば、図23に示すような印刷イメージ画面が表示さ
れる。次に、上述した(1)領域データ作成処理、
(2)書式データ作成処理の各動作について説明する。 (1)領域処理動作
【0030】図2のフローチャートに示すように、入力
部11を通じて「領域作成」モードが指定されると(ス
テップA1)、制御部13は表示制御部16を通じて図
15に示すような領域設定画面を表示部17に表示する
(ステップA2)。この領域設定画面において、ユーザ
は領域の始点および終点を指定することにより、領域設
定画面の任意の位置に領域を設定することができる(ス
テップA3)。次に、「対応項目設定」モードが指定さ
れると(ステップA4)、制御部13は図16に示すよ
うな対応項目設定画面を表示する(ステップA5)。こ
の対応項目設定画面では、受取人、差出人および敬称項
目の各選択項目が表示される。この対応項目設定画面の
表示により、ユーザは上記設定された領域に任意の項目
を設定することができる。なお、図16に示す対応項目
設定画面で受取人または差出人項目を選択した場合に
は、図17または図18に示すような対応項目設定画面
が表示され、さらに細かい項目を選択することになる。
このようにして対応項目が設定されると(ステップA
6)、制御部13はどの領域にどの項目を対応させるの
かを示す領域データをRAM15の領域15cに作成す
る(ステップA7)。
【0031】例えば図3に示すように、「領域作成モー
ド」で十字カーソル44a、44bの操作によって2つ
の領域1、領域2が設定され、また、「対応項目設定」
モードで領域1に「受取人氏名主」、領域2に「受取人
郵便番号」が設定されたとすると、図4に示すような領
域データが作成されることになる。この場合、領域1に
関し、位置(座標)情報である始点座標(X10,Y10)
および終点座標(X11,Y11)と、項目情報である「受
取人氏名主」とが対応付けられる。また、領域2に関
し、位置(座標)情報であめる始点座標(X20,Y20)
および終点座標(X21,Y21)と、項目情報である「受
取人郵便番号」とが対応付けられる。
【0032】このようにして領域データが作成されるこ
とにより、以後、印刷の指示があった場合に、この領域
データに基づいて指定位置すなわち指定領域に宛名文書
データの中の指定項目に対するデータの流し込みを行う
ことができる。 (2)書式データ作成処理動作
【0033】図5のフローチャートに示すように、入力
部11を通じて「書式設定」モードが指定されると(ス
テップB1)、制御部13は図19または図20に示す
ような書式設定画面を表示する(ステップB2)。この
書式設定画面には、「横書/縦書」をはじめ、印刷書式
として必要な各種の設定項目が表示される。この書式設
定画面の表示により、ユーザは印刷時にどのような書式
で印刷するのかを指定することができる。このようにし
て、「横書/縦書」を含めて印刷書式が指定されると
(ステップB3,B4)、制御部13はどのような書式
で印刷するのかを示す書式データをRAM15の領域1
5dに作成する(ステップB5)。
【0034】例えば図3に示すような領域において、
「領域1」に対し、書式設定画面で「縦書」を指定し、
また、「領域2」に対し、「横書」を指定したとする
と、図6に示すような書式データが作成されることにな
る。
【0035】以後、印刷が指示されたときに、制御部1
3は上記書式データに基づいて印刷を行う。詳しくは、
「印刷」モードが指定されたときに、制御部13は図2
1に示すような印刷メニュー画面を表示後、図22に示
すような受取人選択画面を表示し、その中で選択された
受取人の名前に基づいて宛名文書データをRAM15の
領域15bから読出す。次に、制御部13は、この読出
した宛名文書データを領域データに基づいて対応領域に
入力し、これを上記書式データに基づく印刷書式で印刷
する。
【0036】このように、印刷書式を指定することがで
きるため、縦書と横書との混在印刷が可能となる。これ
により、例えば図8に示すような各種のはがきに適応す
ることができるものである。すなわち、図8(a)は官
製はがき、同図(b)は年賀状、同図(c)はエコーは
がき/絵はがきを示す図である。また、各図において、
領域Aは受取人住所、領域Bは受取人氏名、領域Cは差
出人住所、領域Dは差出人氏名を示す。従来は、この種
のはがき全てに対し、固定のレイアウトで縦書のみ(郵
便番号を除く)でしか印刷できなかった。この場合、官
製はがきでは問題はないが、年賀状では抽選番号欄があ
り、また、エコーはがき/絵はがきでは広告/本文欄が
あるため、各領域A〜Dが縦方向に狭くなり、文字サイ
ズや文字ピッチ等を小さくする必要がある。
【0037】このような場合、本発明では、領域を任意
に設定でき、また、その印刷書式も任意に設定すること
ができるため、例えばエコーはがき/絵はがきであれ
ば、図7に示すように領域A〜Dをレイアウトし、縦書
と横書の書式を混在して指定すれば、はがきの空きスペ
ースを有効に使用して印刷することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、任意の領
域を設定し、その領域位置に差出人と受取人の住所、氏
名、郵便番号等の任意の項目を対応付けて宛名印刷を行
うようにしたため、ユーザの要求に答えて、任意の書式
で、はがき宛名印刷を行うことができ、はがき宛名印刷
機能の向上が図れる。
【0039】特に、縦書/横書の印刷書式を指定するこ
とにより、縦書と横書の混在印刷が可能なため、はがき
の空きスペースを有効に使用して印刷することができ、
各種のはがきに適応できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る文書作成装置の構成を
示すブロック図。
【図2】領域データ作成処理動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図3】領域データ作成処理動作を説明するための表示
画面を示す図。
【図4】領域データの構成を示す図。
【図5】書式データ作成処理動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図6】書式データの構成を示す図。
【図7】本発明によるはがき宛名のレイアウトの一例を
示す図。
【図8】はがきの種類に応じた一般的なレイアウトの一
例を示す図。
【図9】「住所録」モードのメインメニュー画面を示す
図。
【図10】「住所録」モードのサブメニュー画面を示す
図。
【図11】はがき宛名入力画面を示す図。
【図12】差出人入力画面を示す図。
【図13】宛名文書データの構成を示す図。
【図14】「はがき宛名LTP印刷」モードのメニュー
画面を示す図。
【図15】領域設定画面を示す図。
【図16】対応項目設定画面を示す図。
【図17】受取人項目選択画面を示す図。
【図18】差出人項目選択画面を示す図。
【図19】書式設定画面を示す図。
【図20】書式設定画面を示す図。
【図21】印刷メニュー画面を示す図。
【図22】受取人選択画面を示す図。
【図23】印刷イメージ画面を示す図。
【符号の説明】
11…入力部、12…入力制御部、13…制御部、14
…ROM、15…RAM、16…表示制御部、17…表
示部、18…印刷制御部、19…印刷部、21…カソー
ル、21a…ダイヤカーソル、22a,22b,23,
24a〜24d…ガイド項目、25…はがきイメージ、
26a,26b,27,28a〜28d…矩形、30,
31,32a〜32c…データ入力欄、33…はがきイ
メージ、34,35,36a〜36c…矩形、41…ワ
ークエリア、42…ガイドエリア、43…はがきイメー
ジ、44aおよび44b…十字カーソル、51〜56…
設定項目、57…敬称入力欄、61…印刷項目、62…
受取人リスト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差出人と受取人の住所、氏名、郵便番号
    等の各項目に対する宛名文書データを記憶した記憶手段
    と、 領域設定画面の任意の位置に領域を設定する領域設定手
    段と、 この領域設定手段によって設定された領域に上記各項目
    のうちの任意の項目を設定する対応項目設定手段と、 上記領域設定手段によって設定された領域に上記対応項
    目設定手段によって設定された項目を対応付けた領域デ
    ータを作成する領域データ作成手段と、 上記領域設定手段によって設定された領域に対し、縦書
    または横書の印刷書式を指定する書式指定手段と、 上記領域データ作成手段によって作成された領域データ
    に基づいて、上記領域設定手段によって設定された領域
    に上記記憶手段に記憶された宛名文書データを入力する
    制御手段と、 この制御手段によって入力された宛名文書データを上記
    書式指定手段によって指定された印刷書式で印刷する印
    刷手段とを具備したことを具備したことを特徴とする文
    書作成装置。
JP3251816A 1991-09-30 1991-09-30 文書作成装置 Pending JPH0589129A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006302118A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 King Jim Co Ltd 文書情報印刷システム、文書情報印刷方法、及び、文書情報印刷プログラム
JP2009190358A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Brownie:Kk 手帳

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006302118A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 King Jim Co Ltd 文書情報印刷システム、文書情報印刷方法、及び、文書情報印刷プログラム
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