JPH078756Y2 - 移動間仕切りの吊支装置 - Google Patents

移動間仕切りの吊支装置

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JPH078756Y2
JPH078756Y2 JP5797391U JP5797391U JPH078756Y2 JP H078756 Y2 JPH078756 Y2 JP H078756Y2 JP 5797391 U JP5797391 U JP 5797391U JP 5797391 U JP5797391 U JP 5797391U JP H078756 Y2 JPH078756 Y2 JP H078756Y2
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JP
Japan
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panel
suspension
guide rail
suspension support
partition
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JP5797391U
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English (en)
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JPH053562U (ja
Inventor
玄 村田
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井に配設したガイド
レールに沿って走行するランナの下面に吊支軸を回転自
在に垂設し、該吊支軸の下部に、間仕切りパネルを、パ
ネルの長手方向に移動可能として吊支する移動間仕切り
の吊支装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動間仕切りにおける間仕切りパ
ネル(以下単にパネルという)は、ガイドレールに沿って
走行する前後1対のランナより垂下する1対の吊支軸に
より前後部が吊支されて移動させられるようになってい
るが、例えば、パネルを吊支する前後のランナが、主レ
ールから分岐させられた1対の分岐レールに互いに分か
れて移動させられることにより、複数のパネルを側方に
重ね合わせて格納するときなどに、両分岐レールの間隔
が主レールに沿って走行するときの前後の吊支軸の間隔
と相違していても、各ランナが各分岐レールに円滑に移
動できるようにするため、少なくとも一方の吊支軸がパ
ネルに対してパネルの長手方向に移動できるようにした
ものがある(例えば実公昭61-437号公報、実公昭59-1646
2号公報、及び実公平2-15969号公報等参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述のような従来の装
置においては、各ランナが主レールから分岐レールに、
又はその逆方向に移動する際に、パネルが、移動方向の
変更により、吊支軸に対して大きく横揺れし、パネルの
下端部が格納済みのパネルに衝突したり、主レールに沿
う走行が不円滑となったり、又は複数のパネル同士を直
列状態で連結するのが困難となる等の問題点がある。
【0004】このような問題点を解決するものとして、
吊支軸に水平ローラを設けて、これをパネルに設けた水
平なレールに摺動自在に係合させたものがある(上掲実
公昭59-16462号公報、及び実公平2-15969号公報等参照)
が、このような手段では、パネルの方向変換時のような
大きな横揺れに対しては、水平ローラとレールとの接触
部を支点として、パネルが横揺れし、十分な効果を発揮
することができず、水平ローラや垂直ローラに無理な負
荷がかかって、破損したり、吊支軸間の間隔の変更がス
ムーズになされない等の問題がある。
【0005】本考案は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、吊支軸に対するパネルの横揺れを確実
に防止しうるとともに、吊支軸がパネルに対して円滑に
移動することができ、しかも強度を向上しうるようにし
た移動間仕切りの吊支装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、天井に配設したガイドレールに沿って走
行するランナの下面に吊支軸を回転自在に垂設し、該吊
支軸の下部に、間仕切りパネルを、パネルの長手方向に
移動可能として吊支する移動間仕切りの吊支装置であっ
て、間仕切りパネル内に、パネルの長手方向を向く上下
1対の水平な案内レールを配設し、各案内レールに設け
た長手方向を向く長孔に吊支軸を挿通させるとともに、
前記吊支軸に、各案内レールの内側面に沿って転動又は
摺動する少なくとも上下1対の水平ローラと、上下いず
れかの案内レールにおける水平片の下面に沿って転動す
る垂直ローラとを枢支したことを特徴としている。
【0007】
【作用】吊支軸の上下2個所に設けられた水平ローラ
が、上下の案内レールの内側面に沿ってそれぞれ転動又
は摺動することにより、吊支軸に対する間仕切りパネル
の横揺れが防止され、また、垂直ローラがいずれかの案
内レールにおける水平片の下面に沿って転動することに
より、間仕切りパネルは、吊支軸に吊支された状態で、
吊支軸に対してパネルの長手方向に円滑に移動すること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を、添付図面を参照し
て説明する。図1及び図2は、本考案の第1実施例を示
す。
【0009】(1)は、天井(2)の下面に配設されたほぼ
角管状のガイドレールで、その中には、ランナ(3)が、
内蔵したモータ(4)により正逆回転させられる1個の大
径の駆動輪(5)と、その反対側の側面に設けた1対の従
動輪(6)とにより、走行しうるように嵌合されている。
【0010】(7)は、ランナ(3)の下面に、垂直軸まわ
りに回動可能として垂設された吊支軸で、吊支軸(7)
は、ガイドレール(1)の下面中央に形成された長手方向
を向く開口(1a)を通って垂下している。(8)は、開口(1
a)内を転動又は摺動しうるように、吊支軸(7)に枢嵌さ
れたガイドレールである。
【0011】(9)は、間仕切りパネル(以下単にパネル
という)で、その後上隅部(図1の右方を後方とする)に
は、左右1対の側板(10)(10)に挾まれるようにして、前
後方向を向く水平な上下1対の角管状の案内レール(11)
(12)が、上下方向に適宜の間隔を置いて配設されてい
る。
【0012】パネル(9)の上壁(13)と上下の案内レール
(11)(12)の中間部とには、前後方向に長い長孔(14)(15)
(16)が、上下に互いに整列するようにしてそれぞれ穿設
され、吊支軸(7)は、各長孔(14)(15)(16)内を真下に向
かって貫通している。
【0013】上方の案内レール(11)内には、吊支軸(7)
の中位部に枢嵌された水平ローラ(17)が、案内レール(1
1)における互いに対向する内側面(11a)に沿って転動又
は摺動しうるように嵌合されている。
【0014】下方の案内レール(12)内には、中央部を吊
支軸(7)が上下方向に貫通する前後方向を向く角柱状の
摺動体(18)が嵌合されている。(19)は、吊支軸(7)の下
端部に螺着され、摺動体(18)を吊支軸(7)から抜け止め
するロックナットである。
【0015】摺動体(18)の前半部と後半部とには、上下
に貫通する前側の角孔(20)と、左右に貫通する後側の角
孔(21)とを1対とするものがそれぞれ設けられており、
前側の角孔(20)内には、案内レール(12)における上方の
水平片(12a)の下面に沿って転動又は摺動しうる垂直ロ
ーラ(22)が、左右方向を向く軸(23)をもって、また後側
の角孔(21)内には、案内レール(12)における両側片(12
c)の互いに対向する内側面に沿って転動又は摺動する水
平ローラ(24)が、上下方向を向く軸(25)をもって、それ
ぞれ枢着されている。
【0016】なお、後方の垂直ローラ(22)の位置は、吊
支軸(7)が長孔(16)内を移動する範囲内においては、長
孔(16)の位置まで移動しないように定めてある。(26)
は、案内レール(12)の前部に左右方向に貫設され、摺動
体(18)が図1に示す前限位置に達したとき、摺動体(18)
の前端面に当接して、摺動体(18)を停止させるストッパ
ピン、(27)は、上下の案内レール(11)(12)間において、
パネル(9)の両側板(10)(10)間に架設され、吊支軸(7)
が図1に示すような前限位置に達したとき、吊支軸(7)
に当接して、吊支軸(7)を停止させるストッパである。
【0017】(28)は、パネル(9)内に設けられた適宜の
駆動手段(図示略)により、パネル(9)の後端から後方に
向かって進退自在に設けられた副パネルで、その前面要
所には、前端部に前方を向く圧縮コイルばね(29)を片持
ち支持した突軸(30)が穿設されており、副パネル(28)
が、図1に実線で示す前限位置に達したとき、圧縮コイ
ルばね(29)の前端で、摺動体(7)を前限位置まで押動
し、副パネル(28)が、図1に想像線で示すように後方に
向かって進出したとき、圧縮コイルばね(29)の前端が、
摺動体(18)の後端より後方に離れて、摺動体(18)及び吊
支軸(7)は、パネル(9)に対して自由に後方に移動しう
るようになっている。
【0018】第1実施例においては、吊支軸(7)の上下
2個所に設けた水平ローラ(17)(24)が、上下の案内レー
ル(11)(12)の内側面に沿ってそれぞれ転動又は摺動する
ことにより、吊支軸(7)に対するパネル(9)の横揺れが
防止され、また各垂直ローラ(22)が下方の案内レール(1
2)における少なくとも上方の水平片(12a)の下面に沿っ
て転動することにより、パネル(9)は、吊支軸(7)に対
して前後方向、すなわちパネル(9)の長手方向に円滑に
移動することができる。
【0019】また、垂直ローラ(22)を、下方の案内レー
ル(12)における上下の水平片(12a)(12b)で挾むようにし
て、垂直ローラ(22)がそれらの間を転動又は摺動するよ
うにしたので、吊支軸(7)に対するパネル(9)の浮き上
がりが防止される。
【0020】さらに、上下の案内レール(11)(12)は、パ
ネル(9)の補強材としても作用する。第1実施例におい
ては、下方の水平ローラ(24)を前後1対とし、それらを
吊支軸(7)に固着した摺動体(18)に枢着したが、図3に
示す第2実施例のように、上下の水平ローラ(17)(31)
を、それぞれ1個ずつとし、それらを直接吊支軸(7)に
枢嵌してもよい。
【0021】また、第2実施例のように、上方の案内レ
ール(11)内に嵌合した摺動体(32)の中央部を吊支軸(7)
に固着し、摺動体(32)の前後の両側に左右方向を向く軸
(33)をもって枢着した左右1対ずつの垂直ローラ(34)
を、案内レール(11)の上方の水平片(11b)の下面に沿っ
て移動させるようにしてもよい。
【0022】第2実施例のその他の構成は、第1実施例
のものと同一であり、それらについては、同一の符号を
もって図示し、詳細な説明は省略する。
【0023】
【考案の効果】
(a) 吊支軸の上下2個所に設けた水平ローラが、上下の
案内レールの内側面に沿ってそれぞれ転動又は摺動する
ことにより、例えば間仕切りパネルの方向変換時におけ
るような、吊支軸に対する間仕切りパネルの大きな横揺
れも確実に防止できる。 (b) 上記(a)により、間仕切りパネルの横揺れが防止さ
れるので、垂直ローラに偏荷重や無理な負荷が掛かるこ
とがなく、吊支軸は間仕切りパネルに対して長手方向に
円滑に移動することができる。 (c) また上記の案内レールは、間仕切りパネルの補強材
として作用し、堅牢なパネル構造を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の一部切欠側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本考案の第2実施例の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
(1)ガイドレール (2)天井 (3)ランナ(4)モータ (5)駆動輪 (5a)(6a)(7a)突条 (5b)(6b)凹溝 (6)従動輪 (7)吊支軸 (8)ガイドローラ (9)間仕切りパネル (10)側板 (11)(12)案内レール (11a)内側面 (12a)(12b)水平片 (12c)側片 (13)上壁 (14)(15)(16)長孔 (17)水平ローラ (18)摺動体 (19)ロックナット (20)(21)角孔 (22)垂直ローラ (23)軸 (24)水平ローラ (25)軸 (26)ストッパピン (27)ストッパ (28)副パネル (29)圧縮コイルばね (30)突軸 (31)水平ローラ (32)摺動体 (33)軸 (34)垂直ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に配設したガイドレールに沿って走
    行するランナの下面に吊支軸を回転自在に垂設し、該吊
    支軸の下部に、間仕切りパネルを、パネルの長手方向に
    移動可能として吊支する移動間仕切りの吊支装置であっ
    て、 間仕切りパネル内に、パネルの長手方向を向く上下1対
    の水平な案内レールを配設し、各案内レールに設けた長
    手方向を向く長孔に吊支軸を挿通させるとともに、前記
    吊支軸に、各案内レールの内側面に沿って転動又は摺動
    する少なくとも上下1対の水平ローラと、上下いずれか
    の案内レールにおける水平片の下面に沿って転動する垂
    直ローラとを枢支したことを特徴とする移動間仕切りの
    吊支装置。
JP5797391U 1991-06-28 1991-06-28 移動間仕切りの吊支装置 Expired - Lifetime JPH078756Y2 (ja)

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JP5797391U JPH078756Y2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 移動間仕切りの吊支装置

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JP5797391U JPH078756Y2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 移動間仕切りの吊支装置

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JPH053562U JPH053562U (ja) 1993-01-19
JPH078756Y2 true JPH078756Y2 (ja) 1995-03-06

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Effective date: 19950822