JP3531578B2 - ウオーキングイン型冷蔵庫のスライディングドア装置 - Google Patents

ウオーキングイン型冷蔵庫のスライディングドア装置

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JP3531578B2
JP3531578B2 JP2000116468A JP2000116468A JP3531578B2 JP 3531578 B2 JP3531578 B2 JP 3531578B2 JP 2000116468 A JP2000116468 A JP 2000116468A JP 2000116468 A JP2000116468 A JP 2000116468A JP 3531578 B2 JP3531578 B2 JP 3531578B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、フォ−クリフト
や作業者が出入できるウオーキングイン型冷蔵庫などの
密閉スランディングドア装置に係り、殊に自重によって
密閉状態に戻る密閉スランディングドア装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来のウオーキングイン型冷蔵庫等の
密閉スライディングドア装置では、ガイドレールは水平
面に平行に配置し、出入口用開口部の上部の固定枠に固
定されており、この上を走行するローラはスライデイン
グドア(以下、単にドアという)の上部に設けた同一寸
法のハンガーに取り付けられており、出入する作業者は
手動でドアを開閉しているか、別に設けた駆動手段によ
って開閉している。 【0003】重力を利用して、閉じるものは、ドアとは
別に重錘を用いたものも見受けられるが、ドアの自重と
重錘の荷重があるためドアを開けるための負荷が大き
く、開扉に過大な労力を要する。ドアの自重により、ド
アを閉鎖する手段としては、ガイドレールを途中から単
に傾斜させることが考えられるが、これでは走行中及び
開扉のドアの姿勢がガイドレールの傾斜角分傾斜し、前
記ドアーを吊り下げているハンガー部分や、ドア全体に
モーメントが作用し、これらの各部の材料に疲労を与
え、これらを歪曲させる原因になり兼ねない。また外観
の体裁も悪く、見る者に不安感を与える。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、ド
ア自体の重量による重力を利用し、ドアを自動閉鎖する
ようにすることであり、かつ移動中の扉の姿勢が常時垂
直にガイドレールに支持され、ドアを支持するハンガー
部分に余分なモーメントが作用せず、かつ外観的にも違
和感のないドア装置を提供する。 【0005】 【課題を解決するための手段】 前記の課題を達成する
ために本発明のスライディングドア装置は、ドア10が
自重によって閉鎖方向に移動付勢されるべく、ガイドレ
ール1が水平面に対して傾斜して、出入用開口部Aの上
部の固定枠体A1に固着してあり、スライディングドア
10の上部に固着した左右一対のハンガー20、21の
ローラ22、23が前記ガイドレール1に載置して
り、前記一対のハンガー20、21に設けたローラ2
2、23の位置を、ドア閉鎖時のドアと固定枠の当接側
のローラ22の位置より、反対側のローラ23位置の方
が、ドア10から高い位置に設け、ドア10が常時垂直
姿勢で移動すべく設けてあり、前記ハンガー20、21
にローラ22、23を取り付ける部分には、それぞれハ
ンガー20、21に縦方向のスリット24、25が設け
てあり、この中にローラ軸受け部材26、27が上下方
向に移動固定可能に装備してあり、ドア10が全開した
とき、低位側のローラ22のみが嵌る仮係止窪み4をガ
イドレール1に 設けてある。 【0006】そして、断面角形のガイドレール1は正面
視において出入り用開口部Aの全開口幅にわたって一直
線状に形成されており、前記仮係止窪み4は、正面視に
おいてガイドレール1の上側稜線に両端が会合する下向
きに凹んだ凹曲面状に形成されている。 【0007】 【発明の実施の形態】 図1及び図2に示す実施の形態
では、ガイドレール1は角パイプで構成され、各稜線2
が上下左右に位置するようにし、レールホルダー3を介
して、固定枠体A1に固定してある。ガイドレール1の
傾斜はドア10が閉じる部分が最も低く、全開位置が最
高くなるように3度ないし10度の範囲で、ドア10
大きさや重さ、設置場所に応じ、適宜傾斜角を設定し
て固定する。 【0008】ドア10の上端には一対の対称形状のハン
ガー20、21がドア10の側端面11及び上端面12
に第1ボルト13で強固に固定してある。各ハンガー2
0、21には縦方向のスリット24、25が設けてあっ
て、この中段部分にローラ22、23のローラ軸の受部
材26、27がそれぞれスリット24、25に沿って上
下に摺動可能とし、その位置(高さ)が変更でき、第2
ボルト28によって締付けてローラ軸受部材26、27
はハンガー20、21に対して強固に固定できるように
してある。前記のガイドレール1にはドア3が全開した
とき、低位置側のローラのみ22が嵌合する仮係止窪み
4が設けてある。前記ドア10の表裏の重心線O上に各
ローラ22、23の位置が定めてあり(図3参照)、ド
ア10の内外面が垂直に対して、傾斜しないように吊り
下げてある。 【0009】 【発明の作用】 本発明においては、ドア10が閉じて
いるときは低位置側のドア10の側端面11、ハンガー
20若しくはローラ22の少なくとも1つがガイドレー
ル1の下端部に設けたストッパに当接して安定してお
り、ドア10の自重により、外力を加えない限りドア1
0はみだりには開かない。ドア10を開ける方向に力を
加えると、一対のローラ22、23はガイドレール1上
を転動し、ドア10は垂直な姿勢を保持したまま開方向
に移動し、ガイドレール1の傾斜に伴い僅かに次第に上
昇する。ドア10が全開したとき、低位側のローラ22
が仮係止窪4に嵌り、ドアはその位置に仮停止し、自然
には閉じない。 【0010】ドア10を閉じるときは、仮係止状態のロ
ーラ22が仮係止窪み4から外れるようにドア10の低
位側を持ち上げ、ローラ22、23がそれぞれガイドレ
ール1の上にあるようにする。その後、ドア10の自重
によってドア3は閉じる方向に走行し、前記最下位の閉
位置で停止する。 【0011】現場におけるガイドレール1の傾斜、ドア
10の幅に合わせて、ドア10が垂直な姿勢を保つよう
に、ローラ軸受部材26、27の各スリット24、25
内の位置を定めて第2ボルト28によって固定する。こ
のようにすれば、ドア10は常に垂直な姿勢を保ち、か
つ不要なモーメントも発生しないから、各部の疲労によ
る歪曲などは起こらない。ローラ22、23の高さ位置
ガイドレール1の傾斜角に対応させて調整できるの
で、完全な閉鎖状態に調整できる。ドア10は常に垂直
な姿勢となり、外観上の違和感はなく、かつ、ドア10
及びハンガー20、21には自重による単純な引張荷重
のみとなり、回転モーメントは作用せず、これらが永年
使用中に疲労し、歪曲するおそれはない。また閉鎖は自
重によるものであるから、ドア30が開けっぱなしにな
るおそれはなく、何ら駆動装置を要しない。 【0012】 【発明の効果】 以上のように本発明のスライディング
ドア装置では、ガイドレール1を正面視において出入り
用開口部Aの全開口幅にわたって一直線状に形成し、仮
係止窪み4は正面視においてガイドレール1の上側稜線
に両端が会合 する下向きに凹んだ凹曲面状に形成してあ
るため、低位側のローラ22が仮係止窪み4に嵌合する
ことによって、ドア10は側端面11が出入り用開口部
Aの固定枠体A1の側面に衝突することなく全開位置に
仮停止させられ、フォークリフトやその他の荷役車が通
過する間、一時ドア10を開いた状態に保持できるの
で、すこぶる便利である。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例に係るスライディングドア
装置の装置全体の概略正面図である。 【図2】 図1のスライディングドア装置の左側面図で
ある。 【図3】 従来技術の正面図である。 【符号の説明】 1 ガイドレール 2 稜線 3 レールホルダー 10 ドア 11 側端面 12 上端面 20 ハンガー 21 ハンガー 22 ローラ 23 ローラ 24 スリット 25 スリット 26 ローラ軸受部材 27 ローラ軸受部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ドア10が自重によって閉鎖方向に移動
    付勢されるべく、ガイドレール1が水平面に対して傾斜
    して、出入用開口部Aの上部の固定枠体A1に固着して
    あり、スライディングドア10の上部に固着した左右一
    対のハンガー20、21のローラ22、23が前記ガイ
    ドレール1に載置してあり、前記一対のハンガー20、
    21に設けたローラ22、23の位置を、ドア閉鎖時の
    ドアと固定枠の当接側のローラ22の位置より、反対側
    のローラ23位置の方が、ドア10から高い位置に設
    け、ドア10が常時垂直姿勢で移動すべく設けてあり、
    前記ハンガー20、21にローラ22、23を取り付け
    部分には、それぞれハンガー20、21に縦方向のス
    リット24、25が設けてあり、この中にローラ軸受け
    部材26、27が上下方向に移動固定可能に装備してあ
    り、ドア10が全開したとき、低位側のローラ22のみ
    が嵌る仮係止窪み4をガイドレール1に設けてあるウオ
    ーキングイン型冷蔵庫において、 前記ガイドレール1を正面視において出入り用開口部A
    の全開口幅にわたって一直線状に形成し、前記仮係止窪
    み4を正面視においてガイドレール1の上側稜線に両端
    が会合する下向きに凹んだ凹曲面状に形成したことを特
    徴とする ウオーキングイン型冷蔵庫のスライディングド
    ア装置。
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