JPH0787226A - データ送信方法及び装置 - Google Patents
データ送信方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0787226A JPH0787226A JP22577193A JP22577193A JPH0787226A JP H0787226 A JPH0787226 A JP H0787226A JP 22577193 A JP22577193 A JP 22577193A JP 22577193 A JP22577193 A JP 22577193A JP H0787226 A JPH0787226 A JP H0787226A
- Authority
- JP
- Japan
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- transmission
- terminal device
- telephone number
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- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 170
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 17
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 公衆回線網を用いて複数支店装置へ情報を効
率よく送信する。 【構成】 送信管理テーブル113に各支店装置対応の
電話番号と平均送信時間などを登録しておき、送信時に
は、平均送信時間について送信管理テーブル113の内
容をソートし、平均送信時間の大きい順に送信キューテ
ーブル114へ格納する。そして送信キューテーブル1
14に格納された順に空き回線を用いてダイヤル送出と
データ送信を行い、ダイヤル送出時に接続不能となった
ときはその支店の電話番号などを上記送信キューテーブ
ル114の最後へ移し、次の支店の送信を行う。 【効果】 回線が空けばすぐ次の支店への送信を行うか
ら、回線使用効率がよい。さらに平均送信時間の順に優
先的に送信するので、終わりの方ほど送信時間は短くな
り、最後の送信時に生じる回線の遊び時間を一層短くで
きる。
率よく送信する。 【構成】 送信管理テーブル113に各支店装置対応の
電話番号と平均送信時間などを登録しておき、送信時に
は、平均送信時間について送信管理テーブル113の内
容をソートし、平均送信時間の大きい順に送信キューテ
ーブル114へ格納する。そして送信キューテーブル1
14に格納された順に空き回線を用いてダイヤル送出と
データ送信を行い、ダイヤル送出時に接続不能となった
ときはその支店の電話番号などを上記送信キューテーブ
ル114の最後へ移し、次の支店の送信を行う。 【効果】 回線が空けばすぐ次の支店への送信を行うか
ら、回線使用効率がよい。さらに平均送信時間の順に優
先的に送信するので、終わりの方ほど送信時間は短くな
り、最後の送信時に生じる回線の遊び時間を一層短くで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの送信方法に関
わり、特に公衆回線網の複数の回線を用いて多くの端末
装置へ同一データを送信するのに適したデータの送信方
法及び装置に関する。
わり、特に公衆回線網の複数の回線を用いて多くの端末
装置へ同一データを送信するのに適したデータの送信方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行などのセンタ装置と、これと公衆回
線網を介して接続された多数の支店装置(端末装置)と
からなるシステムでは、センタ装置には通常複数の公衆
回線がモデム経由で接続されている。図2はそのような
システムにおいて、センタ装置100内に設けられたデ
ータ入力装置101から、金利情報などの情報を入力し
てこれを出力制御装置102、モデムM1〜Mn、公衆
回線網200を介して支店装置へ送信するときの送信経
路をブロック図で示したものである。
線網を介して接続された多数の支店装置(端末装置)と
からなるシステムでは、センタ装置には通常複数の公衆
回線がモデム経由で接続されている。図2はそのような
システムにおいて、センタ装置100内に設けられたデ
ータ入力装置101から、金利情報などの情報を入力し
てこれを出力制御装置102、モデムM1〜Mn、公衆
回線網200を介して支店装置へ送信するときの送信経
路をブロック図で示したものである。
【0003】図3は、出力制御装置102に設けられた
送信管理テーブル103及び送信キューテーブル104
ー1、104ー2、・・・を示しており、各支店とどの
モデム、即ちどの回線を介して送信するのかの制御を行
う。すなわち、支店に番号をつけてその番号順に支店装
置の電話番号を送信管理テーブル103へ登録してお
く。金利情報などの送信時には、まずモデム対応に設け
られた送信キューテーブル104ー1、104ー2、・
・・へ順番に支店装置の電話番号を割り当てる。図では
支店1〜10の電話番号がこの順に送信キューテーブル
104ー1へ、支店11〜20の電話番号がこの順に送
信キューテーブル104ー2へ、・・・と割り当てられ
ている。この設定が終わると、各送信キューテーブルか
ら電話番号が順に取り出され、対応モデムM1、M2、
・・・経由で公衆回線網へダイアル信号が送り出され、
相手の支店へ接続されたら情報を送信する。
送信管理テーブル103及び送信キューテーブル104
ー1、104ー2、・・・を示しており、各支店とどの
モデム、即ちどの回線を介して送信するのかの制御を行
う。すなわち、支店に番号をつけてその番号順に支店装
置の電話番号を送信管理テーブル103へ登録してお
く。金利情報などの送信時には、まずモデム対応に設け
られた送信キューテーブル104ー1、104ー2、・
・・へ順番に支店装置の電話番号を割り当てる。図では
支店1〜10の電話番号がこの順に送信キューテーブル
104ー1へ、支店11〜20の電話番号がこの順に送
信キューテーブル104ー2へ、・・・と割り当てられ
ている。この設定が終わると、各送信キューテーブルか
ら電話番号が順に取り出され、対応モデムM1、M2、
・・・経由で公衆回線網へダイアル信号が送り出され、
相手の支店へ接続されたら情報を送信する。
【0004】この動作により、支店1への送信が終わっ
たとすると、送信キューテーブル104ー1では支店2
以下の電話番号が出口側へ順に送られ、次に支店2への
ダイアルが開始され、以下同様の動作が繰り返される。
たとすると、送信キューテーブル104ー1では支店2
以下の電話番号が出口側へ順に送られ、次に支店2への
ダイアルが開始され、以下同様の動作が繰り返される。
【0005】一方、モデムM2へ最初に送信キューテー
ブル104ー2から送られた支店11の電話番号のダイ
アルに対して、話中信号が返されてきたとすると、送信
キューテーブル104ー2の支店12以下の電話番号を
順次出口側へ送るとともに、その最後に支店11の電話
番号を登録する。そして次の支店12への電話番号によ
りダイアル信号が送り出され、以下同様にして接続が成
功したときは情報を送信し、話中のときはその電話番号
を送信キューテーブルの最後に返し、再送信の順番を待
つ。
ブル104ー2から送られた支店11の電話番号のダイ
アルに対して、話中信号が返されてきたとすると、送信
キューテーブル104ー2の支店12以下の電話番号を
順次出口側へ送るとともに、その最後に支店11の電話
番号を登録する。そして次の支店12への電話番号によ
りダイアル信号が送り出され、以下同様にして接続が成
功したときは情報を送信し、話中のときはその電話番号
を送信キューテーブルの最後に返し、再送信の順番を待
つ。
【0006】以上のようにして各送信キューテーブルに
割り当てられた支店への送信がすべて終わり、送信キュ
ーテーブルが全て空になると、送信を終了する。
割り当てられた支店への送信がすべて終わり、送信キュ
ーテーブルが全て空になると、送信を終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4は、上記のように
して金利情報などの情報を全支店へ送信したときの、各
モデムの動作を示すタイムチャートで、DDはダイヤル
時に話中でなくすぐに送信できたときのダイアル時間、
データ送信時間、及び回線の接続や切断に要した時間の
和を示しており、DBはダイヤルしたが話中であったと
きのダイアル時間を示している。そしてモデムM1、M
3では話中なしで各支店への送信が終わり、モデムM2
では支店11のみ最初が話中で、再送信により送信した
ものとしている。ダイヤルに要する時間は、相手番号の
長さにより異なり、またデータ送信に要する時間も相手
装置の性能などにより一般には異なるから、上記の時間
DDは支店によって異なった値を持つ。このため、例え
ば図4のようにモデムM3に割り当てられた支店21〜
30が小さいDDをもち、モデムM1、M2に割り当て
られた支店が比較的大きいDDをもつと、話中がなくて
もモデムM1、M2の送信完了時間はモデムM3のそれ
より大きくなる。このためこの例では、モデムM3の、
従ってそれに接続された回線の使用効率が大きく低下
し、全体の送信時間も長くなってしまう。さらにモデム
M2に図4に示したように話中が発生すると、一層回線
の使用効率が低下し、全送信時間が長くなる。
して金利情報などの情報を全支店へ送信したときの、各
モデムの動作を示すタイムチャートで、DDはダイヤル
時に話中でなくすぐに送信できたときのダイアル時間、
データ送信時間、及び回線の接続や切断に要した時間の
和を示しており、DBはダイヤルしたが話中であったと
きのダイアル時間を示している。そしてモデムM1、M
3では話中なしで各支店への送信が終わり、モデムM2
では支店11のみ最初が話中で、再送信により送信した
ものとしている。ダイヤルに要する時間は、相手番号の
長さにより異なり、またデータ送信に要する時間も相手
装置の性能などにより一般には異なるから、上記の時間
DDは支店によって異なった値を持つ。このため、例え
ば図4のようにモデムM3に割り当てられた支店21〜
30が小さいDDをもち、モデムM1、M2に割り当て
られた支店が比較的大きいDDをもつと、話中がなくて
もモデムM1、M2の送信完了時間はモデムM3のそれ
より大きくなる。このためこの例では、モデムM3の、
従ってそれに接続された回線の使用効率が大きく低下
し、全体の送信時間も長くなってしまう。さらにモデム
M2に図4に示したように話中が発生すると、一層回線
の使用効率が低下し、全送信時間が長くなる。
【0008】本発明の目的は、複数モデムを用いて多く
の支店へ同一データを送信するシステムに於て、回線・
モデムの使用効率のよいデータ送信方法及び装置を提供
するにある。
の支店へ同一データを送信するシステムに於て、回線・
モデムの使用効率のよいデータ送信方法及び装置を提供
するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、複数の公
衆回線に接続されたセンタ装置から公衆回線を介して複
数の端末装置へ同一の情報を送信するためのデータ送信
方法において、上記端末装置ごとに、当該端末装置が接
続された回線の電話番号と、当該端末装置への過去のデ
ータ送信に要した時間の平均値である平均送信時間とを
記憶するための送信管理テーブルと、該送信管理テーブ
ルの内容を上記平均送信時間についてソートするための
ソート手段と、該手段によりソートされた結果に従って
上記平均送信時間の大きい順に当該端末装置の電話番号
を登録するための送信キューテーブルとを設け、該送信
キューテーブルに登録された順に電話番号を上記センタ
装置に接続された公衆回線へ出力し、対象とする端末装
置へ接続されたときはすぐに当該端末装置へ上記情報を
送信し、いずれかの公衆回線での送信が終了して回線が
空きになると上記送信キューテーブルで未送信の端末装
置で一番先にあるものの電話番号を上記空き公衆回線へ
出力して送信を行う、という動作を繰り返すとともに、
いずれかの公衆回線へ出力された電話番号に対して接続
ができなかったときには、当該端末装置の電話番号を未
送信端末装置として上記送信キューテーブルの一番後ろ
の位置に登録し、上記送信キューテーブル上の未送信端
末装置のうち一番先にあるものの電話番号を当該公衆回
線へ送るようにして情報の送信を行うことにより達成さ
れる。
衆回線に接続されたセンタ装置から公衆回線を介して複
数の端末装置へ同一の情報を送信するためのデータ送信
方法において、上記端末装置ごとに、当該端末装置が接
続された回線の電話番号と、当該端末装置への過去のデ
ータ送信に要した時間の平均値である平均送信時間とを
記憶するための送信管理テーブルと、該送信管理テーブ
ルの内容を上記平均送信時間についてソートするための
ソート手段と、該手段によりソートされた結果に従って
上記平均送信時間の大きい順に当該端末装置の電話番号
を登録するための送信キューテーブルとを設け、該送信
キューテーブルに登録された順に電話番号を上記センタ
装置に接続された公衆回線へ出力し、対象とする端末装
置へ接続されたときはすぐに当該端末装置へ上記情報を
送信し、いずれかの公衆回線での送信が終了して回線が
空きになると上記送信キューテーブルで未送信の端末装
置で一番先にあるものの電話番号を上記空き公衆回線へ
出力して送信を行う、という動作を繰り返すとともに、
いずれかの公衆回線へ出力された電話番号に対して接続
ができなかったときには、当該端末装置の電話番号を未
送信端末装置として上記送信キューテーブルの一番後ろ
の位置に登録し、上記送信キューテーブル上の未送信端
末装置のうち一番先にあるものの電話番号を当該公衆回
線へ送るようにして情報の送信を行うことにより達成さ
れる。
【0010】
【作用】所要送信時間の大きい端末装置から順に空き回
線を使って送信が行われるので、所要送信時間の一番小
さい端末装置への送信が開始されるときは他の回線は使
用中である。従って最後の送信が行われているときの他
回線の遊び時間は、高々最小の所要送信時間であって、
回線の使用効率が向上し、全端末装置への送信時間も短
縮できる。また話中などの接続不能があったときでも、
回線の遊び時間は高々最後に残った支店への送信所要時
間以下であり、接続不能が全くないときと効果に大きな
差はない。
線を使って送信が行われるので、所要送信時間の一番小
さい端末装置への送信が開始されるときは他の回線は使
用中である。従って最後の送信が行われているときの他
回線の遊び時間は、高々最小の所要送信時間であって、
回線の使用効率が向上し、全端末装置への送信時間も短
縮できる。また話中などの接続不能があったときでも、
回線の遊び時間は高々最後に残った支店への送信所要時
間以下であり、接続不能が全くないときと効果に大きな
差はない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を詳細に説明する。図1は本発
明のデータ送信方法及び装置を実現するための送信管理
テーブル113及び送信キューテーブル114の一実施
例を示すものである。送信管理テーブル113には、従
来の支店の電話番号の他に、ある時点を基準として記録
した送信完了回数、平均送信時間、話中回数、送信エラ
ー回数、その他のエラー回数、及び送信が終わったかを
示すステータスが記録される。送信キューテーブル11
4は本発明では1個だけ設けられていて、送信管理テー
ブル113の各支店をその平均送信時間によりソート
し、平均送信時間の大きいものから順に送信キューテー
ブル114へ格納する。図1では、支店2の平均送信時
間が15秒で最も長く、ついで支店3の12秒、支店1
の10秒、支店4の8秒、・・・と続くものとしてい
る。このとき、送信キューテーブル114にセットされ
るのは支店2、3、1、4、・・・の順になる。そして
送信キューテーブル114では、送信前にはそのステー
タスを“0”(未送信)にしておき、他の話中回数など
も全て0にしておく。
明のデータ送信方法及び装置を実現するための送信管理
テーブル113及び送信キューテーブル114の一実施
例を示すものである。送信管理テーブル113には、従
来の支店の電話番号の他に、ある時点を基準として記録
した送信完了回数、平均送信時間、話中回数、送信エラ
ー回数、その他のエラー回数、及び送信が終わったかを
示すステータスが記録される。送信キューテーブル11
4は本発明では1個だけ設けられていて、送信管理テー
ブル113の各支店をその平均送信時間によりソート
し、平均送信時間の大きいものから順に送信キューテー
ブル114へ格納する。図1では、支店2の平均送信時
間が15秒で最も長く、ついで支店3の12秒、支店1
の10秒、支店4の8秒、・・・と続くものとしてい
る。このとき、送信キューテーブル114にセットされ
るのは支店2、3、1、4、・・・の順になる。そして
送信キューテーブル114では、送信前にはそのステー
タスを“0”(未送信)にしておき、他の話中回数など
も全て0にしておく。
【0012】送信キューテーブル114へのセットが終
わると、キューの先頭から順に電話番号が出力され、空
いているモデムへ順次送り出されるとともに、送り出さ
れた支店のステータスが、送信されたことを示す“1”
に書き換えられる。いまモデムが3台とすると、図5の
タイムチャートに示すように、支店2の電話番号がモデ
ムM1へ、支店3の電話番号がモデムM2へ、支店1の
電話番号がモデム3へと次々出力されると同時にそれら
の支店のステータスが“1”とされる。これらの動作は
ほぼ同時と見なせる短い時間の内に行われる。こうして
出力された電話番号のダイヤルに対してどのモデムも話
中などの接続失敗がなければ、平均送信時間のもっとも
短い支店1への通信が最初に完了するから、モデム3が
最初に空きになる。そうすると、図6のように、送信キ
ューテーブル114から支店1の電話番号その他の内容
が除去され、残った支店4とそれ以下の各支店の電話番
号などを1つづつ前へ進める。そしてこのキューでステ
ータスがまだ“0”であるものの最初の支店、即ち支店
4の電話番号が取り出され、空いたモデムM3へ送られ
るとともに、このステータスが“1”とされる。図6は
この時点の状態を示している。
わると、キューの先頭から順に電話番号が出力され、空
いているモデムへ順次送り出されるとともに、送り出さ
れた支店のステータスが、送信されたことを示す“1”
に書き換えられる。いまモデムが3台とすると、図5の
タイムチャートに示すように、支店2の電話番号がモデ
ムM1へ、支店3の電話番号がモデムM2へ、支店1の
電話番号がモデム3へと次々出力されると同時にそれら
の支店のステータスが“1”とされる。これらの動作は
ほぼ同時と見なせる短い時間の内に行われる。こうして
出力された電話番号のダイヤルに対してどのモデムも話
中などの接続失敗がなければ、平均送信時間のもっとも
短い支店1への通信が最初に完了するから、モデム3が
最初に空きになる。そうすると、図6のように、送信キ
ューテーブル114から支店1の電話番号その他の内容
が除去され、残った支店4とそれ以下の各支店の電話番
号などを1つづつ前へ進める。そしてこのキューでステ
ータスがまだ“0”であるものの最初の支店、即ち支店
4の電話番号が取り出され、空いたモデムM3へ送られ
るとともに、このステータスが“1”とされる。図6は
この時点の状態を示している。
【0013】以上のようにして次々と空いたモデムへ平
均送信時間の大きい支店の順に送信を行っていけば、話
中などの接続失敗が全くないときには、図5の完了時刻
tEの付近に示したように、モデムの遊びが殆ど生じな
いで全支店への送信が完了する。これは、最後の支店へ
のダイヤルがモデムMk(k=1〜3)に対して開始さ
れたとすると、その時点ではまだモデムMk 以外の他の
モデムが通話中でかつモデムMk のみが空きであったの
であるから、その時点から高々1つの支店への送信所要
時間以後には必ず全ての送信が完了しているからであ
る。特に接続失敗のない今の場合は、最後に各モデムで
送られている支店の平均送信時間は小さい方の3個であ
るから、モデム、つまり回線に生じる遊びはそれら小さ
い平均送信時間を越えることがない。一方、送信管理テ
ーブル113の内容をソートするのは計算機内部処理だ
けで行える処理であって、これはきわめて短時間であ
る。こうして全モデム、つまり全回線を有効に使用で
き、全送信時間を短縮できる。
均送信時間の大きい支店の順に送信を行っていけば、話
中などの接続失敗が全くないときには、図5の完了時刻
tEの付近に示したように、モデムの遊びが殆ど生じな
いで全支店への送信が完了する。これは、最後の支店へ
のダイヤルがモデムMk(k=1〜3)に対して開始さ
れたとすると、その時点ではまだモデムMk 以外の他の
モデムが通話中でかつモデムMk のみが空きであったの
であるから、その時点から高々1つの支店への送信所要
時間以後には必ず全ての送信が完了しているからであ
る。特に接続失敗のない今の場合は、最後に各モデムで
送られている支店の平均送信時間は小さい方の3個であ
るから、モデム、つまり回線に生じる遊びはそれら小さ
い平均送信時間を越えることがない。一方、送信管理テ
ーブル113の内容をソートするのは計算機内部処理だ
けで行える処理であって、これはきわめて短時間であ
る。こうして全モデム、つまり全回線を有効に使用で
き、全送信時間を短縮できる。
【0014】次に、図1に示した送信キューテーブル1
14の状態から送信を開始したとき、図7のように支店
2、支店3はそのまま送信できたが、支店1のステータ
スを“1”としてダイヤルを行ったモデムM3に話中が
返されたとする。このときは図8に示すように、上記ス
テータスを“0”に戻して送信キューテーブル114の
最後に支店1のデータを移す。そして支店4以下の電話
番号などを1つ前へ順次進める。また支店1の話中回数
を1とする。そして空いたモデムM3へまだステータス
が“0”の最初の支店、ここでは支店4のステータスを
“1”にしてモデムM3を用いた送信を行う。図8は、
この時点の送信キューテーブル114の様子を示してい
る。
14の状態から送信を開始したとき、図7のように支店
2、支店3はそのまま送信できたが、支店1のステータ
スを“1”としてダイヤルを行ったモデムM3に話中が
返されたとする。このときは図8に示すように、上記ス
テータスを“0”に戻して送信キューテーブル114の
最後に支店1のデータを移す。そして支店4以下の電話
番号などを1つ前へ順次進める。また支店1の話中回数
を1とする。そして空いたモデムM3へまだステータス
が“0”の最初の支店、ここでは支店4のステータスを
“1”にしてモデムM3を用いた送信を行う。図8は、
この時点の送信キューテーブル114の様子を示してい
る。
【0015】以下同様にして、空きモデムができると次
の支店のダイヤルをする、という動作を繰り返す。他に
話中などの接続失敗が起こらなければ、この繰り返しの
最後では比較的平均送信時間の長い支店1への再送信が
行われるが、このときも高々1つの支店への送信所要時
間を越えてモデムが遊びになることはなく、効率のよい
送信が可能である。
の支店のダイヤルをする、という動作を繰り返す。他に
話中などの接続失敗が起こらなければ、この繰り返しの
最後では比較的平均送信時間の長い支店1への再送信が
行われるが、このときも高々1つの支店への送信所要時
間を越えてモデムが遊びになることはなく、効率のよい
送信が可能である。
【0016】上記のようにして全支店への送信が完了す
ると、その送信に際して発生した話中回数などを送信管
理テーブル113の該当覧に加算するとともに、実際に
送信に要した時間を用いて平均送信時間の修正を行い、
次の送信に備える。
ると、その送信に際して発生した話中回数などを送信管
理テーブル113の該当覧に加算するとともに、実際に
送信に要した時間を用いて平均送信時間の修正を行い、
次の送信に備える。
【0017】なお、上記の実施例では、送信管理テーブ
ル113から送信キューテーブル114へデータをソー
トして移すとき、平均送信時間についてソートするもの
としたが、これを話中回数等のデータと平均送信時間と
に適当な重みをつけて計算したインデックスについてソ
ートするようにしてもよい。
ル113から送信キューテーブル114へデータをソー
トして移すとき、平均送信時間についてソートするもの
としたが、これを話中回数等のデータと平均送信時間と
に適当な重みをつけて計算したインデックスについてソ
ートするようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、全送信完了時間が短縮
でき、モデム・回線の使用効率とともに、計算機の使用
効率を高めることができる。
でき、モデム・回線の使用効率とともに、計算機の使用
効率を高めることができる。
【図1】本発明の特徴とする送信管理テーブル及び送信
キューテーブルの一実施例を示す図である。
キューテーブルの一実施例を示す図である。
【図2】発明の対象とする情報送信システムの構成図で
ある。
ある。
【図3】従来の送信方法の説明図である。
【図4】図3の送信方法を用いたときの送信動作例を示
すタイムチャートである。
すタイムチャートである。
【図5】本発明の方法を用いたときの送信動作例を示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図6】図5の動作に対する送信キューテーブルの内容
を示す図である。
を示す図である。
【図7】本発明の方法で話中があったときの送信動作例
を示すタイムチャートである。
を示すタイムチャートである。
【図8】図7の動作に対応する送信キューテーブルの内
容を示す図である。
容を示す図である。
100 センター装置 113 送信管理テーブル 114 送信キューテーブル 200 公衆回線網
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の公衆回線に接続されたセンタ装置
から公衆回線を介して複数の端末装置へ同一の情報を送
信するためのデータ送信方法において、 平均送信時間の大きい順に端末装置の電話番号を送信キ
ューテーブルに登録し、該送信キューテーブルに登録さ
れた順に電話番号を上記センタ装置に接続された公衆回
線へ出力し、対象とする端末装置へ接続されたときはす
ぐに当該端末装置へ上記情報を送信し、いずれかの公衆
回線での送信が終了して回線が空きになると上記送信キ
ューテーブルで未送信の端末装置で一番先にあるものの
電話番号を上記空き公衆回線へ出力して送信を行う、と
いう動作を繰り返すとともに、いずれかの公衆回線へ出
力された電話番号に対して接続ができなかったときに
は、当該端末装置の電話番号を未送信端末装置として上
記送信キューテーブルの一番後ろの位置に登録し、上記
送信キューテーブル上の未送信端末装置のうち一番先に
あるものの電話番号を当該公衆回線へ送るようにして情
報の送信を行うことを特徴とするデータ送信方法。 - 【請求項2】 複数の公衆回線に接続されたセンタ装置
から公衆回線を介して複数の端末装置へ同一の情報を送
信するためのデータ送信方法において、 上記端末装置ごとに、当該端末装置が接続された回線の
電話番号と、当該端末装置への過去のデータ送信に要し
た時間の平均値である平均送信時間とを記憶するための
送信管理テーブルと、該送信管理テーブルの内容を上記
平均送信時間についてソートするためのソート手段と、
該手段によりソートされた結果に従って上記平均送信時
間の大きい順に当該端末装置の電話番号を登録するため
の送信キューテーブルとを設け、該送信キューテーブル
に登録された順に電話番号を上記センタ装置に接続され
た公衆回線へ出力し、対象とする端末装置へ接続された
ときはすぐに当該端末装置へ上記情報を送信し、いずれ
かの公衆回線での送信が終了して回線が空きになると上
記送信キューテーブルで未送信の端末装置で一番先にあ
るものの電話番号を上記空き公衆回線へ出力して送信を
行う、という動作を繰り返すとともに、いずれかの公衆
回線へ出力された電話番号に対して接続ができなかった
ときには、当該端末装置の電話番号を未送信端末装置と
して上記送信キューテーブルの一番後ろの位置に登録
し、上記送信キューテーブル上の未送信端末装置のうち
一番先にあるものの電話番号を当該公衆回線へ送るよう
にして情報の送信を行うことを特徴とするデータ送信方
法。 - 【請求項3】 前記送信キューテーブルに登録された端
末装置への送信が行われたときにその送信時間を計測し
て記録し、全端末装置への送信終了時に上記記録した値
を用いて前記送信管理テーブルの平均送信時間の値を更
新して次の送信に備えることを特徴とする請求項2記載
のデータ送信方法。 - 【請求項4】 前記送信管理テーブルおよび送信キュー
テーブルの各端末装置ごとに送信しようとしたとき話中
であった回数、データエラーが検出された回数を含む送
信障害を示す障害項目の欄を設け、上記送信キューテー
ブルの障害項目には当該項目がそのときの送信時に発生
した回数を記録し、全端末装置への送信が終了したとき
その記録した値を上記送信管理テーブルの対応欄に加算
して過去のデータを蓄積するとともに、前記ソート手段
は、前記平均送信時間と上記障害項目の値とに予め定め
た重み係数をかけて加えた値に対してソートを行うこと
を特徴とする請求項2または3に記載のデータ送信方
法。 - 【請求項5】 複数の公衆回線に接続されたセンタ装置
から公衆回線を介して複数の端末装置へ同一の情報を送
信するためのデータ送信装置において、 上記端末装置ごとに、当該端末装置が接続された回線の
電話番号と、当該端末装置への過去のデータ送信に要し
た時間の平均値である平均送信時間とを記憶するための
送信管理テーブルと、該送信管理テーブルの内容を上記
平均送信時間についてソートするためのソート手段と、
該手段によりソートされた結果に従って上記平均送信時
間の大きい順に当該端末装置の電話番号を登録するため
の送信キューテーブルと、該送信キューテーブルに登録
された順に電話番号を上記センタ装置に接続された公衆
回線へ出力する手段と、これにより対象とする端末装置
へ接続されたときに、すぐに当該端末装置へ上記情報を
送信し、いずれかの公衆回線での送信が終了して回線が
空きになると上記送信キューテーブルで未送信の端末装
置で一番先にあるものの電話番号を上記空き公衆回線へ
出力して送信を行う、という動作を繰り返すと手段と、
いずれかの公衆回線へ出力された電話番号に対して接続
ができなかったときに、当該端末装置の電話番号を未送
信端末装置として上記送信キューテーブルの一番後ろの
位置に登録し、上記送信キューテーブル上の未送信端末
装置のうち一番先にあるものの電話番号を当該公衆回線
へ送るようにして情報の送信を行う手段と、を有するこ
とを特徴とするデータ送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22577193A JP3287922B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | データ送信方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22577193A JP3287922B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | データ送信方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0787226A true JPH0787226A (ja) | 1995-03-31 |
JP3287922B2 JP3287922B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=16834544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22577193A Expired - Fee Related JP3287922B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | データ送信方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3287922B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7041366B2 (en) | 2001-09-04 | 2006-05-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Porous silicon nitride ceramics and method for producing the same |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP22577193A patent/JP3287922B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7041366B2 (en) | 2001-09-04 | 2006-05-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Porous silicon nitride ceramics and method for producing the same |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3287922B2 (ja) | 2002-06-04 |
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