JPH08168068A - 通信網回線制御方法 - Google Patents
通信網回線制御方法Info
- Publication number
- JPH08168068A JPH08168068A JP31105594A JP31105594A JPH08168068A JP H08168068 A JPH08168068 A JP H08168068A JP 31105594 A JP31105594 A JP 31105594A JP 31105594 A JP31105594 A JP 31105594A JP H08168068 A JPH08168068 A JP H08168068A
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- Japan
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- telephone number
- data
- transmission
- queuing
- line
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信システムのハード的資源及び回線資源を
有効に活用する。 【構成】 ステップS1でデータを受信し、ステップS
2でデータ中の電話番号が電話番号テーブルに登録され
ているか否かを判定する。ステップS2aで電話番号及
びデータをテーブル毎に設けられた電話番号キューにキ
ューイングする。ステップS3で電話番号を電話番号テ
ーブルに登録する。ステップS4及びS5で、送信系回
線中の空き回線をラウンドロビン制御により探索する。
ステップS4で空き回線がない場合は、ステップS4a
でデータを送信キューにキューイングする。ステップS
4及びS5で空き回線がある場合は、ステップS6で、
空き回線を介してデータの送信を行う。
有効に活用する。 【構成】 ステップS1でデータを受信し、ステップS
2でデータ中の電話番号が電話番号テーブルに登録され
ているか否かを判定する。ステップS2aで電話番号及
びデータをテーブル毎に設けられた電話番号キューにキ
ューイングする。ステップS3で電話番号を電話番号テ
ーブルに登録する。ステップS4及びS5で、送信系回
線中の空き回線をラウンドロビン制御により探索する。
ステップS4で空き回線がない場合は、ステップS4a
でデータを送信キューにキューイングする。ステップS
4及びS5で空き回線がある場合は、ステップS6で、
空き回線を介してデータの送信を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信網回線を複数回線
使用する通信システムにおいて、ハード的資源及び回線
資源を有効に活用するための通信網回線制御方法に関す
るものである。
使用する通信システムにおいて、ハード的資源及び回線
資源を有効に活用するための通信網回線制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の通信網回線制御方法を実
施するための通信システムの一例を示す概略の構成ブロ
ック図である。この通信システムは、例えば銀行等に設
置されている複数の現金自動取扱機(以下、ATMとい
う)1〜n(n;自然数)を備えている。ATM1〜n
は、モニタ盤パネル群11の入力側に接続されている。
モニタ盤パネル群11は、複数のモニタ盤パネル(以
下、MTPという)11−1〜11−mで構成されてい
る。MTP11−1〜11−mは、ATM1〜nと直接
通信し、ATMを最大8台まで制御する通信制御装置で
ある。ATM1〜nのうちの或るATMが例えば取扱い
中止の状態になった場合、該ATMはMTPにその状態
を通知し、MTPはATMに代わって図示しない監視セ
ンターへ通知する機能を有している。MTP11−1〜
11−mの各出力側は、モデム(以下、SPという)群
12の各入力側にそれぞれ接続されている。SP群12
は、複数のSP12−1〜12〜mで構成され、国際標
準のV.25bisをサポートする機能を有している。
SP12−1〜12〜mの各出力側は、公衆網13に接
続されている。
施するための通信システムの一例を示す概略の構成ブロ
ック図である。この通信システムは、例えば銀行等に設
置されている複数の現金自動取扱機(以下、ATMとい
う)1〜n(n;自然数)を備えている。ATM1〜n
は、モニタ盤パネル群11の入力側に接続されている。
モニタ盤パネル群11は、複数のモニタ盤パネル(以
下、MTPという)11−1〜11−mで構成されてい
る。MTP11−1〜11−mは、ATM1〜nと直接
通信し、ATMを最大8台まで制御する通信制御装置で
ある。ATM1〜nのうちの或るATMが例えば取扱い
中止の状態になった場合、該ATMはMTPにその状態
を通知し、MTPはATMに代わって図示しない監視セ
ンターへ通知する機能を有している。MTP11−1〜
11−mの各出力側は、モデム(以下、SPという)群
12の各入力側にそれぞれ接続されている。SP群12
は、複数のSP12−1〜12〜mで構成され、国際標
準のV.25bisをサポートする機能を有している。
SP12−1〜12〜mの各出力側は、公衆網13に接
続されている。
【0003】更に、公衆網13はSP14の入力側に接
続されている。SP14の出力側は、送信系回線15を
介して端末機器16に接続されている。端末機器16
は、この通信システムでは、ATM1〜nの状態を監視
する機能を有している。一方、端末機器16は、受信系
回線17,18を介してSP19,20の入力側に接続
されている。SP19,20の出力側は公衆網13に接
続されている。この端末機器16の場合、通信回線を3
回線のみ備え、3回線のうちの1回線を例えば送信系回
線15とし、他の2回線を例えば受信系回線17,18
に固定する仕様になっている。従って、送信要求が発生
した場合、送信系回線15により通信し、送信と受信と
の衝突が防止されていた。又、トラフィック量が増加し
た場合、通信システム内部のハード資源を増加してい
た。
続されている。SP14の出力側は、送信系回線15を
介して端末機器16に接続されている。端末機器16
は、この通信システムでは、ATM1〜nの状態を監視
する機能を有している。一方、端末機器16は、受信系
回線17,18を介してSP19,20の入力側に接続
されている。SP19,20の出力側は公衆網13に接
続されている。この端末機器16の場合、通信回線を3
回線のみ備え、3回線のうちの1回線を例えば送信系回
線15とし、他の2回線を例えば受信系回線17,18
に固定する仕様になっている。従って、送信要求が発生
した場合、送信系回線15により通信し、送信と受信と
の衝突が防止されていた。又、トラフィック量が増加し
た場合、通信システム内部のハード資源を増加してい
た。
【0004】次に、図2の動作を説明する。ATM1〜
nは、ATM自体の状態が変化する度にMTP群11や
SP群12等を介して端末機器16へ状態を通知し、端
末機器16はその状態を表示し、銀行の全てのATM又
は事前に決められた範囲のATMを監視する。ATM1
〜nから端末機器16に対して状態を通知する場合は、
受信系回線17又は18を介して端末機器16の受信系
にダイアリングして通信を行う。又、端末機器16から
ATM1〜nの状態を変化させる場合は、端末機器16
の送信系から送信系回線15を介して通信を行う。
nは、ATM自体の状態が変化する度にMTP群11や
SP群12等を介して端末機器16へ状態を通知し、端
末機器16はその状態を表示し、銀行の全てのATM又
は事前に決められた範囲のATMを監視する。ATM1
〜nから端末機器16に対して状態を通知する場合は、
受信系回線17又は18を介して端末機器16の受信系
にダイアリングして通信を行う。又、端末機器16から
ATM1〜nの状態を変化させる場合は、端末機器16
の送信系から送信系回線15を介して通信を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図2の通信網回線制御方法では、次のような課題があっ
た。即ち、トラフィック量が増加したときハード資源を
拡大すると、全く使用しないハード資源や使用頻度が少
ないハード資源が多くなるので、ハード資源や回線資源
を有効に活用することができない。又、送信要求が発生
した場合、端末機器1台につき送信回線が1回線である
ため、処理能力が不十分であった。
図2の通信網回線制御方法では、次のような課題があっ
た。即ち、トラフィック量が増加したときハード資源を
拡大すると、全く使用しないハード資源や使用頻度が少
ないハード資源が多くなるので、ハード資源や回線資源
を有効に活用することができない。又、送信要求が発生
した場合、端末機器1台につき送信回線が1回線である
ため、処理能力が不十分であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、通信制御装置を用いて複数の通信網回線
を介して通信を行う通信網回線制御方法において、次の
ような処理を行うようにしている。即ち、前記通信制御
装置が端末機器からデータを受信した場合に該データの
一部の電話番号が電話番号テーブルに登録されているか
否かを判定する第1の判定処理を行う。次に、第1の判
定処理の結果、前記電話番号が前記電話番号テーブルに
登録されていれば該電話番号及び該電話番号に対応する
データを該電話番号テーブル毎に設けられた電話番号キ
ューにキューイングする電話番号キューイング処理を行
い、第1の判定処理の結果、前記電話番号が前記電話番
号テーブルに登録されていなければ該電話番号を該電話
番号テーブルに登録する電話番号登録処理を行う。一
方、前記複数の通信網回線中の空き回線を探索する探索
処理を行う。前記探索処理の結果、空き回線がない場合
は前記データを送信キューにキューイングする第1の送
信キューイング処理を行い、前記探索処理の結果、空き
回線がある場合は該空き回線を介して前記データの送信
を行う第1の送信処理を行う。
決するために、通信制御装置を用いて複数の通信網回線
を介して通信を行う通信網回線制御方法において、次の
ような処理を行うようにしている。即ち、前記通信制御
装置が端末機器からデータを受信した場合に該データの
一部の電話番号が電話番号テーブルに登録されているか
否かを判定する第1の判定処理を行う。次に、第1の判
定処理の結果、前記電話番号が前記電話番号テーブルに
登録されていれば該電話番号及び該電話番号に対応する
データを該電話番号テーブル毎に設けられた電話番号キ
ューにキューイングする電話番号キューイング処理を行
い、第1の判定処理の結果、前記電話番号が前記電話番
号テーブルに登録されていなければ該電話番号を該電話
番号テーブルに登録する電話番号登録処理を行う。一
方、前記複数の通信網回線中の空き回線を探索する探索
処理を行う。前記探索処理の結果、空き回線がない場合
は前記データを送信キューにキューイングする第1の送
信キューイング処理を行い、前記探索処理の結果、空き
回線がある場合は該空き回線を介して前記データの送信
を行う第1の送信処理を行う。
【0007】前記第1の送信処理の後で前記データの送
信が完了しない場合、前記探索処理を施し、空き回線が
ある場合は該データの送信を該空き回線を介して行う第
2の送信処理を行い、前記第1の送信処理の後で前記デ
ータの送信が完了しない場合、前記探索処理を施し、空
き回線がない場合は該データをビジーキューにキューイ
ングするビジーキューイング処理を行い、前記第1の送
信処理の後で前記データの送信が完了した場合、前記電
話番号と同一の電話番号に対応する電話番号キューにキ
ューイングデータがあるか否かを判定する第2の判定処
理を行う。前記第2の判定処理の結果、前記電話番号キ
ューにキューイングデータがある場合は該キューイング
データに対応するデータを送信キューにキューイングす
る第2の送信キューイング処理を行い、前記第2の判定
処理の結果、前記電話番号キューにキューイングデータ
がない場合は該電話番号キューに対応する電話番号を前
記電話番号テーブルから削除する削除処理を行う。更
に、前記ビジーキューから前記送信キューの順に各キュ
ーイングデータの有無を順次判定し、該各キューイング
データがある場合はそれぞれ送信処理を行い、該各キュ
ーイングデータが共にない場合は前記端末機器からのデ
ータの受信を待機する第3の判定処理を行う。
信が完了しない場合、前記探索処理を施し、空き回線が
ある場合は該データの送信を該空き回線を介して行う第
2の送信処理を行い、前記第1の送信処理の後で前記デ
ータの送信が完了しない場合、前記探索処理を施し、空
き回線がない場合は該データをビジーキューにキューイ
ングするビジーキューイング処理を行い、前記第1の送
信処理の後で前記データの送信が完了した場合、前記電
話番号と同一の電話番号に対応する電話番号キューにキ
ューイングデータがあるか否かを判定する第2の判定処
理を行う。前記第2の判定処理の結果、前記電話番号キ
ューにキューイングデータがある場合は該キューイング
データに対応するデータを送信キューにキューイングす
る第2の送信キューイング処理を行い、前記第2の判定
処理の結果、前記電話番号キューにキューイングデータ
がない場合は該電話番号キューに対応する電話番号を前
記電話番号テーブルから削除する削除処理を行う。更
に、前記ビジーキューから前記送信キューの順に各キュ
ーイングデータの有無を順次判定し、該各キューイング
データがある場合はそれぞれ送信処理を行い、該各キュ
ーイングデータが共にない場合は前記端末機器からのデ
ータの受信を待機する第3の判定処理を行う。
【0008】
【作用】本発明によれば、以上のように通信網回線制御
方法を構成したので、第1の判定処理により、通信制御
装置が端末機器から受信したデータの一部の電話番号が
電話番号テーブルに登録されているか否かが判定され
る。第1の判定処理の結果、電話番号が電話番号テーブ
ルに登録されている場合、電話番号キューイング処理に
より、該電話番号及び該電話番号に対応するデータが該
電話番号テーブル毎に設けられた電話番号キューにキュ
ーイングされる。そのため、同一電話番号に対してダイ
アリングされる事がない。一方、第1の判定処理の結
果、電話番号が電話番号テーブルに登録されていない場
合、電話番号登録処理により、該電話番号が電話番号テ
ーブルに登録される。次に、探索処理により、複数の通
信網回線中の空き回線が探索される。探索処理の結果、
空き回線がない場合、第1の送信キューイング処理によ
り、データが送信キューにキューイングされる。又、探
索処理の結果、空き回線がある場合、第1の送信処理に
より、データが空き回線を介して送信される。
方法を構成したので、第1の判定処理により、通信制御
装置が端末機器から受信したデータの一部の電話番号が
電話番号テーブルに登録されているか否かが判定され
る。第1の判定処理の結果、電話番号が電話番号テーブ
ルに登録されている場合、電話番号キューイング処理に
より、該電話番号及び該電話番号に対応するデータが該
電話番号テーブル毎に設けられた電話番号キューにキュ
ーイングされる。そのため、同一電話番号に対してダイ
アリングされる事がない。一方、第1の判定処理の結
果、電話番号が電話番号テーブルに登録されていない場
合、電話番号登録処理により、該電話番号が電話番号テ
ーブルに登録される。次に、探索処理により、複数の通
信網回線中の空き回線が探索される。探索処理の結果、
空き回線がない場合、第1の送信キューイング処理によ
り、データが送信キューにキューイングされる。又、探
索処理の結果、空き回線がある場合、第1の送信処理に
より、データが空き回線を介して送信される。
【0009】第1の送信処理の後でデータの送信が完了
されない場合、前記探索処理により空き回線が探索さ
れ、空き回線がある場合は第2の送信処理により、デー
タが空き回線を介して送信される。又、空き回線がない
場合はビジーキューイング処理により、データがビジー
キューにキューイングされる。第1の送信処理の後でデ
ータの送信が完了された場合、第2の判定処理により、
前記電話番号と同一の電話番号に対応する電話番号キュ
ーにキューイングデータがあるか否かが判定される。第
2の判定処理の結果、電話番号キューにキューイングデ
ータがある場合、第2の送信キューイング処理により、
該キューイングデータに対応するデータが送信キューに
キューイングされる。第2の判定処理の結果、電話番号
キューにキューイングデータがない場合、削除処理によ
り、該電話番号キューに対応する電話番号が電話番号テ
ーブルから削除される。第3の判定処理により、ビジー
キューから送信キューの順に各キューイングデータの有
無が判定され、該各キューイングデータがある場合は、
それぞれ送信処理が行われ、該各キューイングデータが
共にない場合は端末機器からのデータの受信を待機する
状態になる。そのため、従来の通信システムよりも少な
い回線資源及びハード資源で通信システムが実現され
る。従って、前記課題を解決できるのである。
されない場合、前記探索処理により空き回線が探索さ
れ、空き回線がある場合は第2の送信処理により、デー
タが空き回線を介して送信される。又、空き回線がない
場合はビジーキューイング処理により、データがビジー
キューにキューイングされる。第1の送信処理の後でデ
ータの送信が完了された場合、第2の判定処理により、
前記電話番号と同一の電話番号に対応する電話番号キュ
ーにキューイングデータがあるか否かが判定される。第
2の判定処理の結果、電話番号キューにキューイングデ
ータがある場合、第2の送信キューイング処理により、
該キューイングデータに対応するデータが送信キューに
キューイングされる。第2の判定処理の結果、電話番号
キューにキューイングデータがない場合、削除処理によ
り、該電話番号キューに対応する電話番号が電話番号テ
ーブルから削除される。第3の判定処理により、ビジー
キューから送信キューの順に各キューイングデータの有
無が判定され、該各キューイングデータがある場合は、
それぞれ送信処理が行われ、該各キューイングデータが
共にない場合は端末機器からのデータの受信を待機する
状態になる。そのため、従来の通信システムよりも少な
い回線資源及びハード資源で通信システムが実現され
る。従って、前記課題を解決できるのである。
【0010】
【実施例】図3は、本発明の通信網回線制御方法を実施
するための通信システムの一例を示す概略の構成ブロッ
ク図であり、図2中の要素と共通の要素には共通の符号
が付されている。この通信システムは、従来の図2と同
様にATM1〜n(n;自然数)を備えている。ATM
1〜nは、MTP群11の入力側に接続されている。M
TP群11は、複数のMTP11−1〜11−mで構成
されている。MTP11−1〜11−mは、ATM1〜
nと直接通信し、ATMを最大8台まで制御する機能を
有している。ATM1〜nのうちの或るATMが例えば
取扱い中止の状態になった場合、該ATMはMTPにそ
の状態を通知し、MTPはATMに代わって図示しない
監視センターへ通知する機能を有している。MTP11
−1〜11−mの各出力側は、SP群12の各入力側に
それぞれ接続されている。SP群12は、複数のSP1
2−1〜12〜mで構成され、国際標準のV.25bi
sをサポートする機能を有している。SP12−1〜1
2〜mの各出力側は、公衆網13に接続されている。更
に、公衆網13はSP21−1〜21−p(p;自然
数)の各入力側に接続されている。SP21−1〜21
−pの各出力側は、送信系回線22−1〜22pをそれ
ぞれ介して通信制御装置30に接続されている。又、公
衆網13はSP23−1〜23−q(q;自然数)の各
入力側に接続されている。SP23−1〜23−qの各
出力側は、受信系回線24−1〜24−qをそれぞれ介
して通信制御装置30に接続されている。更に、通信制
御装置30は、LAN回線41を介して端末機器(MC
U)42及び端末機器(WS)43に接続されている。
するための通信システムの一例を示す概略の構成ブロッ
ク図であり、図2中の要素と共通の要素には共通の符号
が付されている。この通信システムは、従来の図2と同
様にATM1〜n(n;自然数)を備えている。ATM
1〜nは、MTP群11の入力側に接続されている。M
TP群11は、複数のMTP11−1〜11−mで構成
されている。MTP11−1〜11−mは、ATM1〜
nと直接通信し、ATMを最大8台まで制御する機能を
有している。ATM1〜nのうちの或るATMが例えば
取扱い中止の状態になった場合、該ATMはMTPにそ
の状態を通知し、MTPはATMに代わって図示しない
監視センターへ通知する機能を有している。MTP11
−1〜11−mの各出力側は、SP群12の各入力側に
それぞれ接続されている。SP群12は、複数のSP1
2−1〜12〜mで構成され、国際標準のV.25bi
sをサポートする機能を有している。SP12−1〜1
2〜mの各出力側は、公衆網13に接続されている。更
に、公衆網13はSP21−1〜21−p(p;自然
数)の各入力側に接続されている。SP21−1〜21
−pの各出力側は、送信系回線22−1〜22pをそれ
ぞれ介して通信制御装置30に接続されている。又、公
衆網13はSP23−1〜23−q(q;自然数)の各
入力側に接続されている。SP23−1〜23−qの各
出力側は、受信系回線24−1〜24−qをそれぞれ介
して通信制御装置30に接続されている。更に、通信制
御装置30は、LAN回線41を介して端末機器(MC
U)42及び端末機器(WS)43に接続されている。
【0011】尚、通信制御装置30は、公衆網13やL
AN回線41等の手順をサポートする機能を有してい
る。MCU42は、ATM1〜nからの情報や状態を管
理するサーバーの機能を有している。WS43は、MC
U42が管理している情報を受けとり、それを表示する
クライアントの機能を有している。つまり、この通信シ
ステムでは、従来、公衆網と直接接続していた端末機器
が、通信制御装置30及びLAN回線41を介して接続
され、公衆網13とは直接接続されていない。又、通信
制御装置30とSP21−1〜21−p,SP23−1
〜23−q間に接続されている公衆網回線を、送信系回
線22−1〜22−p及び受信系回線24−1〜24−
qとに事前に環境定義により通信制御装置30に認識さ
せるようにしている。尚、環境定義とは、通信制御装置
30が公衆網13と接続できる回線が最大32回線ある
が、この32回線のうちの使用する回線数、或いは使用
する回線の中で送信系と受信系との比率を調整して環境
を変更することである。次に、通信制御装置30は、送
信系回線22−1〜22−pのうちの空き回線をラウン
ドロビン制御によりハンドリングし、端末機器42,4
3より受信したデータの一部にある電話番号によりダイ
アリングし、その後通信を行う構成になっている。
AN回線41等の手順をサポートする機能を有してい
る。MCU42は、ATM1〜nからの情報や状態を管
理するサーバーの機能を有している。WS43は、MC
U42が管理している情報を受けとり、それを表示する
クライアントの機能を有している。つまり、この通信シ
ステムでは、従来、公衆網と直接接続していた端末機器
が、通信制御装置30及びLAN回線41を介して接続
され、公衆網13とは直接接続されていない。又、通信
制御装置30とSP21−1〜21−p,SP23−1
〜23−q間に接続されている公衆網回線を、送信系回
線22−1〜22−p及び受信系回線24−1〜24−
qとに事前に環境定義により通信制御装置30に認識さ
せるようにしている。尚、環境定義とは、通信制御装置
30が公衆網13と接続できる回線が最大32回線ある
が、この32回線のうちの使用する回線数、或いは使用
する回線の中で送信系と受信系との比率を調整して環境
を変更することである。次に、通信制御装置30は、送
信系回線22−1〜22−pのうちの空き回線をラウン
ドロビン制御によりハンドリングし、端末機器42,4
3より受信したデータの一部にある電話番号によりダイ
アリングし、その後通信を行う構成になっている。
【0012】図4は、図3中の通信制御装置30の機能
の説明図である。電話番号テーブル31は、複数のテー
ブル1〜N及び該各テーブル1〜N毎に電話番号キュー
q1〜qNを備え、端末装置42,43から受信したデ
ータの一部の電話番号をテーブル1〜Nに逐次登録し、
公衆網13に対して送信が完了した時点で電話番号テー
ブル31から電話番号が削除されるようになっている。
電話番号キューq1〜qNは、通信制御装置30が端末
42,43から電話番号を受信し、この受信した電話番
号が電話番号テーブル31に登録されている場合、公衆
網13で同一の電話番号にダイアリングすることを防止
するために、受信した電話番号を保留する機能を有して
いる。送信キュー32は、ラウンドロビン制御により送
信系回線22−1〜22−pのうちの空き回線をサーチ
し、空き回線がない場合は、受信したデータをキューイ
ングする機能を有している。更に、送信が完了した時点
で送信キュー32からデータを取り出し、送信処理を行
う機能を有している。ビジーキュー33は、送信不完了
が発生した場合、リトライ処理を行い、かつ空き回線が
ない場合にデータをキューイングする機能を有してい
る。又、キューの優先度は、ビジーキュー33、送信キ
ュー32、電話番号キュー31の順である。ラウンドロ
ビン制御とは、送信系回線22−1〜22−pを番号順
に順次サーチして空き回線を見つけ、最大回線番号まで
サーチしたら、再び最小回線番号から順番に回線をサー
チすることを繰り返す制御方法である。
の説明図である。電話番号テーブル31は、複数のテー
ブル1〜N及び該各テーブル1〜N毎に電話番号キュー
q1〜qNを備え、端末装置42,43から受信したデ
ータの一部の電話番号をテーブル1〜Nに逐次登録し、
公衆網13に対して送信が完了した時点で電話番号テー
ブル31から電話番号が削除されるようになっている。
電話番号キューq1〜qNは、通信制御装置30が端末
42,43から電話番号を受信し、この受信した電話番
号が電話番号テーブル31に登録されている場合、公衆
網13で同一の電話番号にダイアリングすることを防止
するために、受信した電話番号を保留する機能を有して
いる。送信キュー32は、ラウンドロビン制御により送
信系回線22−1〜22−pのうちの空き回線をサーチ
し、空き回線がない場合は、受信したデータをキューイ
ングする機能を有している。更に、送信が完了した時点
で送信キュー32からデータを取り出し、送信処理を行
う機能を有している。ビジーキュー33は、送信不完了
が発生した場合、リトライ処理を行い、かつ空き回線が
ない場合にデータをキューイングする機能を有してい
る。又、キューの優先度は、ビジーキュー33、送信キ
ュー32、電話番号キュー31の順である。ラウンドロ
ビン制御とは、送信系回線22−1〜22−pを番号順
に順次サーチして空き回線を見つけ、最大回線番号まで
サーチしたら、再び最小回線番号から順番に回線をサー
チすることを繰り返す制御方法である。
【0013】次に、キューイングについて説明する。通
信制御装置30が端末機器等から受信したデータ等は、
メモリ上、COMという単位に区分けられた領域にコピ
ーされ、通信制御装置30で処理される。例えば、通信
制御装置30に回線A,Bが接続されているものとし、
回線Aから来たデータを回線Bへ送るものとする。回線
Aから連続でデータが入力された場合、1つ目のデータ
は、回線Bが空いているので回線Bへ送信されるが、2
つ目のデータは、回線Bが空いていないので、すぐには
回線Bへ送信することができない。そのため、2つ目の
データはキューという領域に登録される。回線Aから逐
次来たデータは、回線Bがビジーのときキューに登録さ
れ、これをキューイングという。回線Bが空いたとき、
登録した順にデータを取りだして回線Bへ送信する。
信制御装置30が端末機器等から受信したデータ等は、
メモリ上、COMという単位に区分けられた領域にコピ
ーされ、通信制御装置30で処理される。例えば、通信
制御装置30に回線A,Bが接続されているものとし、
回線Aから来たデータを回線Bへ送るものとする。回線
Aから連続でデータが入力された場合、1つ目のデータ
は、回線Bが空いているので回線Bへ送信されるが、2
つ目のデータは、回線Bが空いていないので、すぐには
回線Bへ送信することができない。そのため、2つ目の
データはキューという領域に登録される。回線Aから逐
次来たデータは、回線Bがビジーのときキューに登録さ
れ、これをキューイングという。回線Bが空いたとき、
登録した順にデータを取りだして回線Bへ送信する。
【0014】図1は、図3及び図4を用いた本発明の実
施例の通信網回線制御方法を説明するためのフローチャ
ートである。本実施例の通信網回線制御方法では、まず
図1のステップS1で、端末装置42,43からデータ
を受信する。第1の判定処理S2で、通信制御装置30
が端末機器42,43からデータを受信した場合,該デ
ータの一部の電話番号が電話番号テーブル31に登録さ
れているか否かを判定する。電話番号が電話番号テーブ
ル31に登録されていれば、電話番号キューイング処理
S2aへ進む。電話番号キューイング処理S2aで、電
話番号及び該電話番号に対応するデータをテーブル1〜
N毎に設けられた電話番号キューq1〜qNにキューイ
ングする。第1の判定処理S2で、電話番号が電話番号
テーブル31に登録されていなければ、電話番号登録処
理S3へ進む。電話番号登録処理S3で、電話番号を電
話番号テーブル31に登録する。探索処理S4及びS5
で、送信系回線22−1〜22−p中の空き回線をラウ
ンドロビン制御により探索する。探索処理S4で、空き
回線がない場合は第1の送信キューイング処理S4aへ
進む。第1の送信キューイング処理S4aで、データを
送信キュー32にキューイングする。探索処理S4及び
ラウンドロビン制御S5で、空き回線がある場合は第1
の送信処理S6へ進む。
施例の通信網回線制御方法を説明するためのフローチャ
ートである。本実施例の通信網回線制御方法では、まず
図1のステップS1で、端末装置42,43からデータ
を受信する。第1の判定処理S2で、通信制御装置30
が端末機器42,43からデータを受信した場合,該デ
ータの一部の電話番号が電話番号テーブル31に登録さ
れているか否かを判定する。電話番号が電話番号テーブ
ル31に登録されていれば、電話番号キューイング処理
S2aへ進む。電話番号キューイング処理S2aで、電
話番号及び該電話番号に対応するデータをテーブル1〜
N毎に設けられた電話番号キューq1〜qNにキューイ
ングする。第1の判定処理S2で、電話番号が電話番号
テーブル31に登録されていなければ、電話番号登録処
理S3へ進む。電話番号登録処理S3で、電話番号を電
話番号テーブル31に登録する。探索処理S4及びS5
で、送信系回線22−1〜22−p中の空き回線をラウ
ンドロビン制御により探索する。探索処理S4で、空き
回線がない場合は第1の送信キューイング処理S4aへ
進む。第1の送信キューイング処理S4aで、データを
送信キュー32にキューイングする。探索処理S4及び
ラウンドロビン制御S5で、空き回線がある場合は第1
の送信処理S6へ進む。
【0015】第1の送信処理S6で、空き回線を介して
データの送信を行う。ステップS7で、データの送信が
完了したか否かを判定する。ステップS7で、前記デー
タの送信が完了しない場合、かつ空き回線がある場合
は、ステップS7aへ進む。ステップS7aでリトライ
を行い、リトライの回数が所定の回数を越えたときステ
ップS7bへ進む。ステップS7bでデータを端末装置
42,43へ返却する。ステップS7aでリトライを行
い、リトライの回数が所定の回数を越えないたときステ
ップS7cへ進む。ステップS7cで、リトライカウン
タダウンを行い、リトライを所定の回数行う。ステップ
S7dで空き回線の探索処理を施し、空き回線がある場
合はラウンドロビン制御S5によりデータの送信を該空
き回線を介して行う。尚、これが第2の送信処理であ
る。ステップS7dで空き回線がない場合、ビジーキュ
ーイング処理S7eへ進む。ステップS7eで、データ
をビジーキューにキューイングする。ステップS7で前
記データの送信が完了した場合、第2の判定処理S8へ
進む。
データの送信を行う。ステップS7で、データの送信が
完了したか否かを判定する。ステップS7で、前記デー
タの送信が完了しない場合、かつ空き回線がある場合
は、ステップS7aへ進む。ステップS7aでリトライ
を行い、リトライの回数が所定の回数を越えたときステ
ップS7bへ進む。ステップS7bでデータを端末装置
42,43へ返却する。ステップS7aでリトライを行
い、リトライの回数が所定の回数を越えないたときステ
ップS7cへ進む。ステップS7cで、リトライカウン
タダウンを行い、リトライを所定の回数行う。ステップ
S7dで空き回線の探索処理を施し、空き回線がある場
合はラウンドロビン制御S5によりデータの送信を該空
き回線を介して行う。尚、これが第2の送信処理であ
る。ステップS7dで空き回線がない場合、ビジーキュ
ーイング処理S7eへ進む。ステップS7eで、データ
をビジーキューにキューイングする。ステップS7で前
記データの送信が完了した場合、第2の判定処理S8へ
進む。
【0016】第2の判定処理S8で、電話番号キューq
1〜qNのうちの前記電話番号と同一の電話番号に対応
する電話番号キューにキューイングデータがあるか否か
を判定する。電話番号キューq1〜qNにキューイング
データがある場合は、第2の送信キューイング処理S9
aへ進む。第2の送信キューイング処理S9aで、電話
番号キューq1〜qNにキューイングされたキューイン
グデータに対応するデータを送信キュー32にキューイ
ングする。第2の判定処理S8で、電話番号キューq1
〜qNにキューイングデータがない場合は、削除処理S
9bへ進む。削除処理S9bで、電話番号キューq1〜
qNに対応する電話番号を電話番号テーブル31から削
除する。ステップS10で、ビジーキュー33のデータ
の有無をチェックし、データがない場合はステップS1
1へ進む。ステップS11で、送信ーキュー32のデー
タの有無をチェックし、データがない場合はステップS
12へ進む。ステップS12で、端末装置42,43か
らのデータの受信を待機する状態となる。
1〜qNのうちの前記電話番号と同一の電話番号に対応
する電話番号キューにキューイングデータがあるか否か
を判定する。電話番号キューq1〜qNにキューイング
データがある場合は、第2の送信キューイング処理S9
aへ進む。第2の送信キューイング処理S9aで、電話
番号キューq1〜qNにキューイングされたキューイン
グデータに対応するデータを送信キュー32にキューイ
ングする。第2の判定処理S8で、電話番号キューq1
〜qNにキューイングデータがない場合は、削除処理S
9bへ進む。削除処理S9bで、電話番号キューq1〜
qNに対応する電話番号を電話番号テーブル31から削
除する。ステップS10で、ビジーキュー33のデータ
の有無をチェックし、データがない場合はステップS1
1へ進む。ステップS11で、送信ーキュー32のデー
タの有無をチェックし、データがない場合はステップS
12へ進む。ステップS12で、端末装置42,43か
らのデータの受信を待機する状態となる。
【0017】ステップS10でビジーキュー33にデー
タがある場合は、ステップS13でラウンドロビン制御
により空き回線を探索し、空き回線がある場合は、ステ
ップS5へ戻り、送信処理を行う。ステップS10で空
き回線がない場合は、ステップS14で回線が復旧する
のを待ってステップS5へ戻り、同様に送信処理を行
う。ステップS11で送信キュー32にデータがある場
合も同様に、ステップS13でラウンドロビン制御によ
り空き回線を探索し、空き回線がある場合は、ステップ
S5へ戻り、送信処理を行う。空き回線がない場合は、
ステップS14で回線が復旧するのを待ってステップS
5へ戻り、同様に送信処理を行う。尚、ステップS1
0、ステップS11、及びステップS12で第3の判定
処理が構成されている。
タがある場合は、ステップS13でラウンドロビン制御
により空き回線を探索し、空き回線がある場合は、ステ
ップS5へ戻り、送信処理を行う。ステップS10で空
き回線がない場合は、ステップS14で回線が復旧する
のを待ってステップS5へ戻り、同様に送信処理を行
う。ステップS11で送信キュー32にデータがある場
合も同様に、ステップS13でラウンドロビン制御によ
り空き回線を探索し、空き回線がある場合は、ステップ
S5へ戻り、送信処理を行う。空き回線がない場合は、
ステップS14で回線が復旧するのを待ってステップS
5へ戻り、同様に送信処理を行う。尚、ステップS1
0、ステップS11、及びステップS12で第3の判定
処理が構成されている。
【0018】以上のように、本実施例では、通信制御装
置30が端末機器42,43からデータを受信したと
き、このデータの一部の電話番号が電話番号テーブル3
1に登録されている場合、電話番号を電話番号キューq
1〜qNにキューイングするようにしたので、同一電話
番号に対してダイアリングする必要がなく、従来の通信
システムよりも少ない回線資源及びハード資源で通信シ
ステムを実現できる。又、端末装置42,43は同一電
話番号をダイアリングすることを意識的に避ける必要が
ないという効果がある。更に、送信キュー32及びビジ
ーキュー33を備え、送信系回線22−1〜22−pを
ラウンドロビン制御により探索するようにしたので、使
用頻度の少ないハード資源又は全く使用されないハード
資源を減少させることができる。そのため、コストパフ
ォーマンスに優れ、処理能力にも優れたシステムを提供
することができる。
置30が端末機器42,43からデータを受信したと
き、このデータの一部の電話番号が電話番号テーブル3
1に登録されている場合、電話番号を電話番号キューq
1〜qNにキューイングするようにしたので、同一電話
番号に対してダイアリングする必要がなく、従来の通信
システムよりも少ない回線資源及びハード資源で通信シ
ステムを実現できる。又、端末装置42,43は同一電
話番号をダイアリングすることを意識的に避ける必要が
ないという効果がある。更に、送信キュー32及びビジ
ーキュー33を備え、送信系回線22−1〜22−pを
ラウンドロビン制御により探索するようにしたので、使
用頻度の少ないハード資源又は全く使用されないハード
資源を減少させることができる。そのため、コストパフ
ォーマンスに優れ、処理能力にも優れたシステムを提供
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、通信制御装置が端末機器からデータを受信したと
き、このデータの一部の電話番号が電話番号テーブルに
登録されている場合、この電話番号を電話番号キューに
キューイングするようにしたので、同一電話番号に対し
てダイアリングする必要がなく、従来の通信システムよ
りも少ない回線資源及びハード資源で通信システムを実
現できる。更に、端末装置は同一電話番号をダイアリン
グすることを意識的に避ける必要がないという効果があ
る。その上、送信キュー及びビジーキューを備え、探索
処理により複数の送信系回線を同時に制御するようにし
たので、使用頻度の少ないハード資源又は全く使用され
ないハード資源を減少させることができる。そのため、
コストパフォーマンスに優れ、処理能力にも優れたシス
テムを提供することができる。
れば、通信制御装置が端末機器からデータを受信したと
き、このデータの一部の電話番号が電話番号テーブルに
登録されている場合、この電話番号を電話番号キューに
キューイングするようにしたので、同一電話番号に対し
てダイアリングする必要がなく、従来の通信システムよ
りも少ない回線資源及びハード資源で通信システムを実
現できる。更に、端末装置は同一電話番号をダイアリン
グすることを意識的に避ける必要がないという効果があ
る。その上、送信キュー及びビジーキューを備え、探索
処理により複数の送信系回線を同時に制御するようにし
たので、使用頻度の少ないハード資源又は全く使用され
ないハード資源を減少させることができる。そのため、
コストパフォーマンスに優れ、処理能力にも優れたシス
テムを提供することができる。
【図1】本発明の実施例の通信網回線制御方法のフロー
チャートである。
チャートである。
【図2】従来の通信網回線制御方法を実施するための通
信システムの構成ブロック図である。
信システムの構成ブロック図である。
【図3】本発明の実施例の通信網回線制御方法を実施す
るための通信システムの構成ブロック図である。
るための通信システムの構成ブロック図である。
【図4】図3中の通信制御装置30の機能の説明図であ
る。
る。
【符号の説明】 22−1〜22−p 送信系回線(通
信網回線) 22−1〜22−q 受信系回線(通
信網回線) 30 通信制御装置 31 電話番号テーブ
ル 32 送信キュー 33 ビジーキュー 42,43 端末機器 q1〜qN 電話番号キュー S1 第1の判定処理 S2a 電話番号キュー
イング処理 S3 電話番号登録処
理 S4,S5 探索処理 S4a 第1の送信キュ
ーイング処理 S6 第1の送信処理
及び第2の送信処理 S7e ビジーキューイ
ング処理 S8 第2の判定処理 S9a 第2の送信キュ
ーイング処理 S9b 削除処理 S10,S11,S12 第3の判定処理
信網回線) 22−1〜22−q 受信系回線(通
信網回線) 30 通信制御装置 31 電話番号テーブ
ル 32 送信キュー 33 ビジーキュー 42,43 端末機器 q1〜qN 電話番号キュー S1 第1の判定処理 S2a 電話番号キュー
イング処理 S3 電話番号登録処
理 S4,S5 探索処理 S4a 第1の送信キュ
ーイング処理 S6 第1の送信処理
及び第2の送信処理 S7e ビジーキューイ
ング処理 S8 第2の判定処理 S9a 第2の送信キュ
ーイング処理 S9b 削除処理 S10,S11,S12 第3の判定処理
Claims (1)
- 【請求項1】 通信制御装置を用いて複数の通信網回線
を介して通信を行う通信網回線制御方法において、 前記通信制御装置が端末機器からデータを受信した場合
に該データの一部の電話番号が電話番号テーブルに登録
されているか否かを判定する第1の判定処理と、 前記第1の判定処理の結果、前記電話番号が前記電話番
号テーブルに登録されていれば該電話番号及び該電話番
号に対応するデータを該電話番号テーブル毎に設けられ
た電話番号キューにキューイングする電話番号キューイ
ング処理と、 前記第1の判定処理の結果、前記電話番号が前記電話番
号テーブルに登録されていなければ該電話番号を該電話
番号テーブルに登録する電話番号登録処理と、 前記複数の通信網回線中の空き回線を探索する探索処理
と、 前記探索処理の結果、空き回線がない場合は前記データ
を送信キューにキューイングする第1の送信キューイン
グ処理と、 前記探索処理の結果、空き回線がある場合は該空き回線
を介して前記データの送信を行う第1の送信処理と、 前記第1の送信処理の後で前記データの送信が完了しな
い場合、前記探索処理を施し、空き回線がある場合は該
データの送信を該空き回線を介して行う第2の送信処理
と、 前記第1の送信処理の後で前記データの送信が完了しな
い場合、前記探索処理を施し、空き回線がない場合は該
データをビジーキューにキューイングするビジーキュー
イング処理と、 前記第1の送信処理の後で前記データの送信が完了した
場合、前記電話番号と同一の電話番号に対応する電話番
号キューにキューイングデータがあるか否かを判定する
第2の判定処理と、 前記第2の判定処理の結果、前記電話番号キューにキュ
ーイングデータがある場合は該キューイングデータに対
応するデータを送信キューにキューイングする第2の送
信キューイング処理と、 前記第2の判定処理の結果、前記電話番号キューにキュ
ーイングデータがない場合は該電話番号キューに対応す
る電話番号を前記電話番号テーブルから削除する削除処
理と、 前記ビジーキューから前記送信キューの順に各キューイ
ングデータの有無を順次判定し、該各キューイングデー
タがある場合はそれぞれ送信処理を行い、該各キューイ
ングデータが共にない場合は前記端末機器からのデータ
の受信を待機する第3の判定処理とを、 行うことを特徴とする通信網回線制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31105594A JPH08168068A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 通信網回線制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31105594A JPH08168068A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 通信網回線制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08168068A true JPH08168068A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18012573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31105594A Withdrawn JPH08168068A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 通信網回線制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08168068A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008537648A (ja) * | 2005-01-28 | 2008-09-18 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | セルラーシステム上でのプッシュ・トークにおける暗黙フロア制御の方法及び装置 |
-
1994
- 1994-12-15 JP JP31105594A patent/JPH08168068A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008537648A (ja) * | 2005-01-28 | 2008-09-18 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | セルラーシステム上でのプッシュ・トークにおける暗黙フロア制御の方法及び装置 |
US8010143B2 (en) | 2005-01-28 | 2011-08-30 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for implicit floor control in push-to-talk over cellular systems |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |