JPH078383Y2 - トラック荷台のゲート - Google Patents

トラック荷台のゲート

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JPH078383Y2
JPH078383Y2 JP12825188U JP12825188U JPH078383Y2 JP H078383 Y2 JPH078383 Y2 JP H078383Y2 JP 12825188 U JP12825188 U JP 12825188U JP 12825188 U JP12825188 U JP 12825188U JP H078383 Y2 JPH078383 Y2 JP H078383Y2
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JP
Japan
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gate
panel member
portions
closed cross
truck bed
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12825188U
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JPH0249789U (ja
Inventor
道也 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、トラック荷台のゲートの改良に関するもので
ある。
b.従来の技術 第4図及び第5図は、トラック荷台に配設される従来の
ゲート20を示すものである。このゲート20は一枚のパネ
ル部材21を屈曲成形して成るものであって、その上端部
及び下端部には、補強等の目的のために断面四角形状の
閉断面形状部22,23が形成されている。そして、これら
の閉断面形状部(ロール成形部)22,23から延出するパ
ネル部材21の先端縁部分24,25はパネル部材21の本体部
分21aに接合され、スポット溶接26にて溶着されてい
る。
c.考案が解決しようとする課題 しかしながら、上述の如き従来のゲート20にあっては、
ゲート20を構成するパネル部材21の末端面27,28が外部
に露出した状態のままスポット溶接されているため、こ
れらの端面27,28から錆が発生してしまう不都合があっ
た。そこで従来では、前記末端面27,28の防錆のため
に、第5図に示すようにシーラー29,30を塗布する必要
があった。
また、上述のように末端面27,28を覆うシーラー29,30が
外部へ出ているために、外観を損ねるといった不都合も
あった。
本考案は、このような実状に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、パネル部材(ゲートパネル)の端面に
おける錆の発生を防止でき、しかも外観の向上を図り得
るようなトラック荷台のゲートを提供することにある。
d.課題を解決するための手段 上述の課題を解決するために、本考案ではパネル部材の
端部を屈曲成形して閉断面形状部を形成して成るトラッ
ク荷台のゲートにおいて、前記閉断面形状部より延出し
た前記パネル部材の先端縁部分を前記パネル部材の側に
向けて折り返すようにしている。
以下、本考案の一実施例に付き第1図〜第3図を参照し
て説明する。
第1図はトラック1を荷台2の側から見た斜視図であっ
て、この荷台2の左右両側部に側部ゲート3,4が配設さ
れると共に、その後部には後部ゲート5が配設されてい
る。
上述の各ゲート3,4,5は、第2図に示すように一枚のパ
ネル部材(ゲートパネル)6を屈曲成形して成るもので
あって、その上下両端部がロール成形されている。すな
わち、パネル部材6の上下両端部は断面四角形状にロー
ル状に屈曲成形されて閉断面形状部7,8として構成され
ている。なお、本実施例においては、第3図に明示する
ように、上端側の閉断面形状部7はパネル部材6の本体
部分6aに対して車体外方側に屈曲成形され、下端側の閉
断面形状部8は前記本体部分6aに対して車体内方側に屈
曲成形されている。
また、パネル部材6の上下両端部9,10は、上述の閉断面
形状部7,8からそれぞれ延出されると共に、上端部9は
垂下片となされる一方、下端部10は起立片となされてい
る。さらに、これら上下両端部9,10の先端縁部分9a,10a
はヘミング加工されている。すなわち、これらの先端縁
部分9a,10aは、パネル部材6の本体部分6aの側にそれぞ
れ向けてU字状に折り曲げられて前記両端部9,10に接合
された状態となっており、これによりヘミング部(折り
曲げ部)15,16が形成されている。
しかして、上述の先端縁部分9a,10aはパネル部材6の本
体部分6aに屈曲成形された凹部11,12内に収納配置され
ると共に、上下両端部9,10が前記本体部分6aに接合され
てスポット溶接13にて溶着されている。なお、各ゲート
3,4,5の下方側の閉断面形状部8は、第3図に示すよう
に、ヒンジ機構14を介して荷台2に回動可能に取付けら
れると共に、第3図で実線にて示す起立位置においてロ
ック(ロック機構は図示せず)されるように構成されて
いる。
このような構成のゲート3,4,5によれば、パネル部材6
の上下の先端縁部分9a,10aがヘミング加工にて折り返さ
れているので、これらの部分9a,10aの末端面9b,10bが外
部に露出されないこととなる。そのため、従来行なって
いたようなシーラーの塗布を省略でき、ゲート3,4,5の
外観の向上を図ることができると共に、末端面9b,10bの
防錆を図ることができる。なお、仮にこれらの末端面9
b,10bに錆が発生したとしても、何ら支障はない。
また、本実施例のようにパネル部材6の上端部9を車体
外側に巻いてスポット溶接するようにすれば、第3図に
おいて仮想線で示すようにゲート3を回動させて倒した
状態にした場合、ヘミング部15はゲート3の裏側に配置
されることとなり、このヘミング部15に水等がかからな
いので防錆の点で有利である。
以上、本考案の一実施例に付き述べたが、本考案は既述
の実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的思
想に基いて各種の変更及び変形が可能である。例えば、
閉断面形状部7,8を成形するための巻き曲げの方向は任
意に選択可能である。
e.考案の効果 以上の如く、本考案は、閉断面形状部より延出したパネ
ル部材の先端縁部分をヘミング加工してパネル部材の側
に折り返すようにしたものであるから、パネル部材の末
端面が外部へ露出されることを防止でき、従来行なって
いたようなシーラーの末端面への塗布を廃止することが
できる。その結果、ゲートの外観性の向上を図り得ると
共に、ゲートのコストダウンをも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すものであっ
て、第1図はトラックの斜視図、第2図は荷台のゲート
を示す斜視図、第3図は第1図におけるIII-III線断面
図、第4図及び第5図は従来のゲートを示すものであっ
て、第4図はゲートの斜視図、第5図はゲートの断面図
である。 1……トラック、2……荷台、3,4……側部ゲート、5
……後部ゲート、6……パネル部材(ゲートパネル)、
7,8……閉断面形状部(ロール部)、9……上端部、9a
……先端縁部分、9b……末端面、10……下端部、10a…
…先端縁部分、10b……末端面、15,16……ヘミング部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル部材の端部を屈曲成形して閉断面形
    状部を形成して成るトラック荷台のゲートにおいて、前
    記閉断面形状部より延出した前記パネル部材の先端縁部
    分を前記パネル部材の側に向けて折り返したことを特徴
    とするトラック荷台のゲート。
JP12825188U 1988-09-30 1988-09-30 トラック荷台のゲート Expired - Lifetime JPH078383Y2 (ja)

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JP12825188U JPH078383Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30 トラック荷台のゲート

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JP12825188U JPH078383Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30 トラック荷台のゲート

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JPH0249789U JPH0249789U (ja) 1990-04-06
JPH078383Y2 true JPH078383Y2 (ja) 1995-03-01

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JP5277683B2 (ja) * 2008-03-26 2013-08-28 日産自動車株式会社 ハッチゲートのハーネス配索構造

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JPH0249789U (ja) 1990-04-06

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