JPH078223Y2 - 印字ヘッドとプラテン間の平行度調整装置 - Google Patents

印字ヘッドとプラテン間の平行度調整装置

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JPH078223Y2
JPH078223Y2 JP1985162304U JP16230485U JPH078223Y2 JP H078223 Y2 JPH078223 Y2 JP H078223Y2 JP 1985162304 U JP1985162304 U JP 1985162304U JP 16230485 U JP16230485 U JP 16230485U JP H078223 Y2 JPH078223 Y2 JP H078223Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プリンタにおいて印字ヘッドの移動方向が印
字ヘッド側から見てプラテンの中心線に平行になるよう
に調整するための印字ヘッドとプラテン間の平行度調整
装置に関するものである。
(従来の技術) 印字ヘッドの移動方向が印字ヘッド側から見てプラテン
の中心線と平行でないと、プラテンは断面円形であるた
めにヘッドとプラテン間の距離が一定とならず、印字位
置によってその印字結果に濃淡を生じ、印字品質を低下
させることになる。
そのため従来から、印字ヘッドの移動方向を印字ヘッド
側から見てプラテンの中心線に平行となるように、プリ
ンタの機械体フレーム、軸受部などは、すべて金属を高
精度に加工および組立を行い、この平行度を高いものと
していたが、機械体フレームを金属でもって高い精度に
加工することは、加工および組立に高度の技術が要求さ
れる。
また近年では、機械体フレームにプラスチックが採用さ
れ始めている。ところが、機械体フレームの素材がプラ
スチックであるため、成形誤差や成形後の変形は避けら
れず、これが原因して印字ヘッドの移動方向が印字ヘッ
ド側から見てプラテンの中心線とずれを生じることがあ
り、この結果として印字に濃淡を生じる等の印字品質の
低下が問題となる。
そのため従来から、印字ヘッドの平行度の調整手段とし
て、ガイド軸の一端部を偏心カムによって調整可能に軸
受したものがあり、また調整位置を保持するのにクリッ
ク手段も採用されている(例えば実開昭59−26356号公
報、特開昭59−225981号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従来のクリツク手段を具備している平行度調
整装置は、構造が複雑であるため、その加工や組立作業
が煩雑である。
そこで本考案の目的は、機械体フレームをプラスチック
で成形した場合において、加工や組立作業が容易であ
り、そして印字ヘッドの移行方向がプラテンの中心線に
平行になるように簡単に調整できる平行度調整装置を低
コストで提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、円筒形のプラテン(6)と
このプラテンに対向する印字ヘッド(4)を搭載したキ
ャリッジ(5)を摺動自在に支持する断面円形の2本の
ガイド軸(2,3)とが機械体フレーム(1)に支持して
あり、一方のガイド軸(3)が嵌合する上記キャリッジ
の取付孔(5b)は、当該キャリッジの前後方向に余裕を
有する横長形状に、他方のガイド軸(2)が嵌合する上
記キャリッジの取付孔(5a)は、密に嵌合する円形形状
にそれぞれ形成してあるプリンタにおいて、本考案では
つぎのように構成されている。
すなわち、キャリッジ5の横長形状の取付孔5bと嵌合す
る一方のガイド軸3には、その両端から軸部3a,3bがそ
れぞれ突出形成してあり、その一方のガイド軸3の一端
の軸部3aは、機械体フレーム1に設けてある軸受支持部
1aに装着してある軸受8によって、他端の軸部3bは機械
体フレーム1に形成してある軸受1fによってそれぞれ保
持してある。軸受8には、円筒状のスリーブ83と、ガイ
ド軸3の一端の軸部3aを保持すべくスリーブ83に軸方向
に貫通して形成してある軸保持穴84と、スリーブ83の中
央外周部に形成してあるつば部85と、このつば部85の外
周から突出形成してある操作片81と、つば部85から操作
片81と反対側の位置から反対方向に突出形成してあるク
リック片82とが備わっている。軸保持穴84の中心は、ス
リーブ83の外周面の中心に対して偏心して形成してあ
る。軸受支持部1aには、軸受8を上方より装着可能とし
スリーブ83の外周面を回動自在に支持する上端開口の軸
受溝1bと、つば部85が嵌合して軸受8を軸方向に移動不
能とする嵌合溝1cと、軸受8を装着したときにクリック
片82を装置可能とする穴部1dとが形成してある。穴部1d
の内面には、クリック片82に突設してあるクリック突起
82aと係合するクリック溝1eが形成してある。クリック
溝1eは、軸受8を上方から軸受支持部1aに装着するのに
障害とならないように軸受8の装着方向に平行に形成し
てある。
したがって、操作片81を介して軸受8を軸受支持部1aで
回動することによって、キャリッジ5の横長形状の取付
孔5bと嵌合する一方のガイド軸3の一端が、他端側の軸
受1fを中心として首振り運動をし、このときキャリッジ
5の前後方向に余裕を有する横長形状の取付孔5bの働き
によって一方のガイド軸3の一端側の変位はキャリッジ
5に対し上下方向のみに有効に作用することになる。
(実施例) 以下、本考案の詳細を添付図面に示す好適な一実施例に
そって説明する。
第1図において、プリンタの機械体フレーム1には、断
面円形の2本のガイド軸、すなわち、前ガイド軸2と後
ガイド軸3とが平行状態で架設してある。そして、印字
ヘッド4が搭載され、この印字ヘッドを左右に搬送する
キャリッジ5には、第2図示のように、その前端部(右
方)には前ガイド軸2と密に嵌合する円形の取付孔5a
が、後端部には後ガイド軸3がキャリッジ5の前後方向
に余裕をもって嵌合する横長の楕円状の取付孔5bがそれ
ぞれ形成してあり、この取付孔5a内を前ガイド軸2が、
取付孔5bには後ガイド軸3がそれぞれ貫通して、このキ
ャリッジを摺動自在に支持している。印字ヘッド4の前
方には、プラテン6の軸7が機械体フレーム1に回転自
在に軸受されている。したがって、印字ヘッド4は前後
のガイド軸2,3にてガイドされて左右方向に往復移動さ
れながら、プラテン6と印字ヘッド4との間に挿入され
ている紙に印字する。
ところで、前記したように、もし印字ヘッド4の移動方
向が印字ヘッド4側から見てプラテン6の中心線と平行
でないと、印字に濃淡が発生する。これを防止すべく印
字ヘッド4の移動方向を印字ヘッド4側から見てプラテ
ン6の中心線と平行にするため、つぎに説明する本考案
に係る平行度調整装置が設けてある。
そこで本考案に係る平行度調整装置の構成について第3
〜5図を参照して詳しく説明する。
横長の楕円形の取付孔5bと嵌合するガイド軸3には、そ
の両端から軸部3a,3bがそれぞれ突出形成してあり、こ
の両端の軸部はこの実施例ではその軸心から偏心してい
る。機械体フレーム1には、軸受支持部(ブラケット)
1aが一体的に形成してあり、この軸受支持部1aに装着し
てある軸受8によって一端の軸部3aが保持され、他端の
軸部3bは機械体フレーム1に形成してある軸受1f(第8
図参照)によって保持されている。
軸受支持部1aと軸受8との具体的な構成についてはつぎ
の通りである。
軸受支持部1aは、第3〜5図、特に第5図示のように、
上端開口の矩形の軸受溝1bが形成され、この軸受溝の両
側には、その上下方向にこの軸受溝より広い幅の内周面
を有する上端開口の嵌合溝1cが対向して形成してある。
さらにこの軸受溝1bの下方内部には嵌合溝1cと同一幅の
穴部1dが穿設してある。穴部1cの一方の内面にはクリッ
ク溝1eが形成してあり、このクリック溝1eの形成方向
は、軸受8を上方から軸受支持部1aに装着するのに障害
とならないように軸受8の装着方向と平行方向、即ち上
下方向に形成してある。なお、次に説明する軸受8は、
これら軸受溝1bと嵌合溝1cと穴部1dとによって回転可能
に軸受される。
軸受8には、第3,5図示のように、円筒状のスリーブ83
と、このスリーブの中央外周部にスリーブより大径のつ
ば部85とが備わっている。スリーブ83には、ガイド軸3
の一端の軸部3aを保持すべく軸方向に軸保持穴84が貫通
して形成してある。軸保持穴84の中心は、スリーブ83の
外周面の中心に対して偏心している。つば部85の外周か
らは上部に向けて操作片81が突出形成してあり、さらに
このつば部85からは操作片81と反対側の位置から反対方
向(下方向)にクリック片82が一体に突出形成されてい
る。操作片81の上端には、指先やドライバー等を引っ掛
り易くするV字状の溝81aが穿設してあり、またクリッ
ク片82にはクリック突起82aが突設してある。
したがって、軸受支持部1aの軸受溝1bには軸受8が上方
から装着され、この軸受のスリーブ83の外周面を軸受溝
1bが回動自在に支持する。また嵌合溝1cには軸受8のつ
ば部85が嵌合し、そのため軸受8は軸方向に移動不能と
なる。さらに軸受支持部1aの穴部1dには、軸受8を軸受
支持部1aに装着したときにクリック片82を載置され、こ
のときクリック突起82aはクリック溝1eに係合し弾接し
て軸受8の回動方向の位置保持をする。
そのため、軸受8を軸受溝1bの上端開口より下方に挿入
させるだけで、スリーブ83をこの軸受溝1bに容易に嵌合
させることができ、そのため、組立の自動化にきわめて
有効である。因みに、クリック溝1eがもし軸受8の回動
中心に向けて径方向に形成してあると、一方ではクリッ
ク突起82aをこのクリック溝1eを乗り越えて円弧状の軌
跡をもって移動させるときに、クリック溝の幅を同一に
することができ好ましいが、他方ではクリック溝1e成形
のためにスライドコアが必要になるため、成形用金型が
複雑になり、軸受8のスリーブ83を軸受溝1bに嵌合させ
る組込みの自動化が困難となる。なお、軸受8には、そ
の操作片81を上方に突出させた状態でカバー(図示せ
ず)が被嵌され、このカバーが機械体フレーム1に固着
されることによって軸受8が軸受溝1bに保持される。
つぎに、印字ヘッド4の移動方向をプラテン6の中心線
と平行にするための調整について説明する。
操作片81の溝81aにドライバーなどの先端を係止させ
て、軸受8を回転させると、スリーブ83の外周面に対し
偏心している軸保持穴84に嵌合したガイド軸3の一端の
軸部3aは、スリーブ83の軸心(回転中心)を中心として
偏心距離を半径とする偏心運動をする。そのためガイド
軸3は全体として他端の軸部3bを中心として第6図に示
すような首振り運動をする。すなわち、軸受8を回転さ
せると、後ガイド軸3の軸心は、他端部3bを中心として
ほぼ円錐状の軌跡をもって移動する。
このときキャリッジ5の前後方向に余裕を有する横長形
状の取付孔5bの働きによって一方のガイド軸3の一端側
の変位はキャリッジ5に対し上下方向のみに有効に作用
することになる。そのため、第6図示のように、キャリ
ッジ4に搭載させてある印字ヘッド5の移動方向L2が、
プラテン6の中心線L1に対して平行でないときは、軸受
8を回すこの調整操作によって、線L2が中心線L1に平行
になるように調整できるのである。
つぎに、印字ヘッド4とプラテン6との間の間隔を調整
するための構成について、第1図,第7,8図に基づいて
説明する。
ガイド軸3の外周面は、前記したようにガイド軸3の軸
部3a,3bに対して一定量だけ偏心させて形成されてい
る。一端の軸部3aは軸受8の軸保持穴84により軸支され
ているが、他端の軸部3bおよび小径部31bは、第8図示
のように、機械体フレーム1に形成された軸受1fによっ
て軸受されている。
ガイド軸3の他端の軸部3bの先端部外周には、金具9が
締結されている。この金具9は、軸部3bの外周面に巻く
付けられる円環部9aと、この円環部の両端より径方向に
立ち曲げてある端部9b,9cと、端部9cからは面方向(ハ
ンドル10側)に伸びている突片9dとからなっている。端
部9b,9cの中心部にはねじ穴9eが開設してあり、このね
じ穴には第1図示のねじSがねじ込まれることによっ
て、金具9はガイド軸3の他端の軸部3bに固く締め付け
られて固定される。ねじ穴9eに螺合しているねじSを緩
めると、金具9はガイド軸3の他端の軸部3bの外周を回
転可能となり、そのため軸部3bに対する金具9の取付位
置(特には端部9b,9c、突片9dの軸部3bに対する角度位
置関係)を調整することができる。
一方、位置調整レバー10はつぎのように構成されてい
る。すなわち、第7,8図示のように、ガイド軸3の他端
の軸部3bに圧入装着される筒部10a設けてあり、この筒
部10aの一端から操作用のハンドル10bが径方向に垂下形
成されている。筒部10bの他端(機械体フレーム1側)
には大径筒部10cが連設してあり、この大径筒部10cはガ
イド軸3の他端の軸部3bに巻き付けられた金具9の円環
部9aを収容可能に形成されているとともに、その一部に
金具9の端部9b,9cの進入を許容する切欠部10dが形成さ
れている。また、大径筒部10cには切欠部10dと対応する
位置関係で突部10eが形成してあり、この突部10eには金
具9の突片9dを係止する係止穴10fが形成してある。さ
らに、大径筒部10cからは扇状のクリック片10gが径方向
に連設してあり、このクリック片10gの外周面にはクリ
ック用の歯部10hが形成してある。
ガイド軸3に位置調整レバー10を取り付けるには、ガイ
ド軸3の他端の軸部3bに位置調整レバー10の筒部10aを
圧入する。この圧入は、位置調整レバー10の大径筒部10
cの切欠部10dを金具9の端部9b,9cに位置合せして行な
われ、そのため端部9b,9cが切欠部10dに進入し、遂には
金具9の突片9dが位置調整レバー10の突部10eの係止穴1
0fに係止する。これにより、調整レバー10は金具9を介
して軸部3bに対し相対的に回転不能に取り付けられたこ
とになる。
この最終取付状態において、金具9の円環部9aは位置調
整レバー10の大径筒部10d内に収容され(第1図参
照)、位置調整レバー10の歯部10hには、機械体フレー
ム1に形成してあるクリックレバー11が係合し、位置調
整レバー10はクリックモーションを与えている。
ガイド軸3の外周面は両端の軸部3a,3bに対し偏心しい
るため、ハンドル10bによって位置調整レバー10を回転
させると、ガイド軸3も一緒に回転してキャリッジ5の
後部を上下方向に変位させ、キャリッジ5はガイド軸2
の回りに揺動する。これにより紙の厚さに応じて印字ヘ
ッド4のプラテン6との間隔を調整することができる。
なお、ガイド軸3の外周面が両端の軸部3a,3bに対し偏
心しているのは、印字ヘッド4とプラテン6との間隔を
調整するためであり、本考案に係る印字ヘッドとプラテ
ン間の平行度調整装置、つまり印字ヘッド4の移動方向
を印字ヘッド4側から見てプラテン6の中心線と平行に
調整することにとっては必須の構成ではない。
(考案の効果) 以上の通り本考案は、軸受支持部の一端開口の軸受溝
に、スリーブとつば部と操作片とクリック片とが形成し
てある軸受を、この開口側から挿入して軸受けできるた
め組立作業が容易である。さらに、軸受支持部の穴部内
に形成されたクリック溝は、軸受の挿入方向と平行に形
成されているため、クリック溝を成形するのにスライド
コアなどは必要とせず、金型の複雑化を回避できるばか
りでなく、組立の自動化に有効であり、もちろん印字ヘ
ッドの移動方向をプラテンの中心線に平行に調整できる
ため、印字の濃淡発生を防止し、印字品質を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したプリンタの一部切欠平面図、
第2図はキャリッジの側面図、第3図は第1図III−III
線拡大断面図、第4図は第3図IV−IV線断面図、第5図
は平行度調整装置の展開斜視図、第6図は印字ヘッドの
移動方向を印字ヘッド側から見てプラテンの中心線と平
行に調整することを説明するための説明図、第7図は第
1図VII−VII線拡大断面図、第8図は第7図の装置の展
開斜視図である。 1……機械体フレーム、1a……軸受支持部、1b……軸受
溝、1c……嵌合溝、1d……穴部、1e……クリック溝、1f
……軸受、2,3……ガイド軸、3a……一端の軸部、3b…
…他端の軸部、4……印字ヘッド、5……キャリッジ、
5a……円形の取付孔、5b……横長の取付孔、6……プラ
テン、8……軸受、81……操作片、82……クリック片、
82a……クリック突起、83……スリーブ、84……軸保持
穴、85……つば部、L1……プラテンの中心線、L2……印
字ヘッドの移動方向。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−225981(JP,A) 特開 昭60−154091(JP,A) 特開 昭56−66520(JP,A) 特開 昭54−51613(JP,A) 特開 昭56−117677(JP,A) 実開 昭59−26356(JP,U) 実開 昭58−74620(JP,U) 実開 昭60−45923(JP,U) 特公 昭59−13996(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形のプラテン(6)とこのプラテンに
    対向する印字ヘッド(4)を搭載したキャリッジ(5)
    を摺動自在に支持する断面円形の2本のガイド軸(2,
    3)とが機械体フレーム(1)に支持してあり、一方の
    ガイド軸(3)が嵌合する上記キャリッジの取付孔(5
    b)は、当該キャリッジの前後方向に余裕を有する横長
    形状に、他方のガイド軸(2)が嵌合する上記キャリッ
    ジの取付孔(5a)は、密に嵌合する円形形状にそれぞれ
    形成してあるプリンタにおける上記印字ヘッドと上記プ
    ラテン間の平行度調整装置であって、 横長形状の上記取付孔(5b)と嵌合する上記一方のガイ
    ド軸(3)には、その両端から軸部(3a,3b)がそれぞ
    れ突出形成してあり、その一端の軸部(3a)は上記機械
    体フレームに設けてある軸受支持部(1a)に装着してあ
    る軸受(8)によって、他端の軸部(3b)は上記機械体
    フレームに形成してある軸受(1f)によってそれぞれ保
    持してあり、 上記軸受(8)には、円筒状のスリーブ(83)と、上記
    一方のガイド軸(3)の一端の軸部(3a)を保持すべく
    上記スリーブに軸方向に貫通して形成してある軸保持穴
    (84)と、上記スリーブの中央外周部に形成してあるつ
    ば部(85)と、このつば部外周から突出形成してある操
    作片(81)と、上記つば部から上記操作片と反対側の位
    置から反対方向に突出形成してあるクリック片(82)と
    が備わっており、 上記軸保持穴の中心は、上記スリーブの外周面の中心に
    対して偏心しており、 上記軸受支持部には、上記軸受(8)を上方より装着可
    能とし上記スリーブの外周面を回動自在に支持する上端
    開口の軸受溝(1b)と、上記つば部が嵌合して上記上記
    軸受を軸方向に移動不能とする嵌合溝(1c)と、上記軸
    受(8)を装着したときに上記クリック片を装置可能と
    する穴部(1d)とが形成してあり、 上記穴部の内面には、上記クリック片に突設してあるク
    リック突起(82a)と係合するクリック溝(1e)が形成
    してあり、 上記クリック溝は、上記軸受(8)を上方から上記軸受
    支持部に装着するのに障害とならないように上記軸受
    (8)の装着方向と平行に形成してあり、 上記操作片を介して上記軸受を上記軸受支持部で回動す
    ることによって、横長形状の上記取付孔と嵌合する上記
    一方のガイド軸の一端が、他端側の上記軸受を中心とし
    て首振り運動をし、このとき上記キャリッジの前後方向
    に余裕を有する横長形状の上記取付孔の働きによって上
    記一方のガイド軸の一端側の変位は上記キャリッジに対
    し上下方向のみに有効に作用する ことを特徴とする印字ヘッドとプラテン間の平行度調整
    装置。
JP1985162304U 1985-10-23 1985-10-23 印字ヘッドとプラテン間の平行度調整装置 Expired - Lifetime JPH078223Y2 (ja)

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