JPH053322Y2 - - Google Patents

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JPH053322Y2
JPH053322Y2 JP1987081189U JP8118987U JPH053322Y2 JP H053322 Y2 JPH053322 Y2 JP H053322Y2 JP 1987081189 U JP1987081189 U JP 1987081189U JP 8118987 U JP8118987 U JP 8118987U JP H053322 Y2 JPH053322 Y2 JP H053322Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、活字ホイールをカセツトによつてキ
ヤリアに着脱自在に搭載し、該キヤリアをキヤリ
ア案内軸に沿つて摺動させながら活字ホイールに
よつて印字する印字機に関する。
「従来の技術」 従来のこの型の印字機において、キヤリアをキ
ヤリア案内軸に支持するには、キヤリアフレーム
の左右の側板に設けられた孔に、軸受部として短
い円筒形のカラーを嵌着し、このカラーをキヤリ
ア案内軸に摺動自在に嵌合させていた。一方、活
字ホイールカセツトの支持については、上記キヤ
リアフレームに活字ホイールカセツト案内体を取
り付け、この活字ホイールカセツト案内体に沿つ
て活字ホイールカセツトを着脱自在に充填するよ
うにしていた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし、これでは、キヤリアの部品点数が多
く、しかもその組立作業が複雑になり、さらにキ
ヤリア案内軸に対するキヤリアの支持調整と活字
ホイールの印字位置の調整を別々に行わなければ
ならないため、その調整が面倒であるなどの問題
点があつた。
「問題点を解決するための手段」 本考案による印字機では、キヤリア1が、キヤ
リアフレーム5と印字ユニツト台板8と左右の案
内体9とで構成される。その左右の各案内体9に
は、活字ホイールカセツト22の着脱を案内する
活字ホイールカセツト案内部39が設けられてい
るとともに、円筒形の軸受部37が一体に突設さ
れている。また、キヤリアフレーム5の左右の側
板11にはそれぞれ支持孔12が設けられ、更に
印字ユニツト台板8には、軸受孔14をそれぞれ
有する左右の軸受突部13が一体に突設されてい
る。
そして、左右の案内体9は、その軸受部37を
キヤリアフレーム5の左右の支持孔12に嵌合さ
せて該キヤリアフレーム5に固着されている。ま
た、印字ユニツト台板8は、その左右の軸受孔1
4を左右の案内体9の軸受部37に嵌合させてこ
れら左右の軸受部37を支点に揺動自在に装着さ
れている。更に、左右の軸受部37とキヤリア案
内軸2とを摺動自在に貫通嵌合させることによ
り、キヤリアフレーム5は該キヤリア案内軸2に
摺動自在に支持されている。
「作用」 このような構成にすると、キヤリア案内軸2に
対してキヤリア1を摺動自在に軸受けするための
軸受部37と活字ホイールカセツト22の着脱を
案内する活字ホイール案内部39とを一体化して
同時に組み立てることができる。しかも、その軸
受部37によつて、左右の案内体9とキヤリアフ
レーム5と印字ユニツト台板8とを、キヤリア案
内軸2を基準として相互に位置決めして正確にし
かも容易に組み立てることができる。
また、左右の案内体9の軸受部37は、キヤリ
ア案内軸2に対してキヤリアフレーム5を摺動自
在に支承する軸受になつていると同時に、印字ユ
ニツト台板8を揺動自在に支承する支点にもなつ
ているので、部品点数を削減できるとともに、印
字ユニツト台板8の揺動支点がキヤリア案内軸2
と一致することになり、印字ユニツト台板8の組
み付け精度、ひいては活字ホイールカセツト22
の使用時のセツト精度も高くなる。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
第1,2図において、キヤリア1を案内するキ
ヤリア案内軸2は、プラテン3と平行に左右のサ
イドフレーム4(左側のみ図示)に横架されてい
る。キヤリア1は、そのキヤリアフレーム5に連
結されたタイミングベルト6がモータ(図示せ
ず)によつて案内プーリ7で案内されながら移送
されることにより、キヤリア案内軸2に沿つて左
方または右方へ摺動される。
第3図はキヤリア1を分解して示し、該キヤリ
ア1は、金属製のキヤリアフレーム5と同じく金
属製の印字ユニツト台板8と合成樹脂でそれぞれ
一体成型された左右一対の案内体9と合成樹脂製
のリボンカセツト台板10(第1,4,5図)と
を組み立てて構成される。
キヤリアフレーム5の左右側板11には円形の
支持孔12が穿設されている。印字ユニツト台板
8には、その左右両側縁に左右の軸受突部13が
後側に折曲形成され、そのそれぞれにキヤリアフ
レーム5の左右の支持孔12とほぼ同じ大きさの
軸受孔14が穿設されている。また、印字ユニツ
ト台板8の後面には、セレクトギア軸15とロツ
クレバー軸16とが穿設されているとともに、ロ
ツクレバー係合部17が切り起こし形成されてい
る。
そして、セレクトギア軸15には、第1のセレ
クトギア18と第2のセレクトギア19とが互い
に接合させて回転自在に軸支される。両セレクト
ギア18,19は互いに僅かに相対回転可能に接
合され、これらの間にはバツクラツシユ防止スプ
リング20が張架されている。第1のセレクトギ
ア18は、印字ユニツト台板8の前面に取り付け
られたセレクトモータ21からの回転を小ギヤ2
1a(第2図)を介して伝達され、第2のセレク
トギア19は、その回転を活字ホイールカセツト
22に保持されている活字ホイール(図示せず)
に伝達する。第2のセレクトギア19には、活字
ホイール側の凹部と係合する突部23及び鍔部2
4が設けられている。この鍔部23にはロツク用
切欠部25が設けられ、またその外周面に該切欠
部25に向かつて傾斜する傾斜面26が形成され
ている。
一方、ロツクレバー軸16には、ロツクレバー
27が、その基部の軸孔28をこのロツクレバー
軸16に嵌合することによつて回動自在に軸支さ
れている。該ロツクレバー27は、爪部29と逆
L字状の受部30と水平な弾性部31と鉤状の止
め部32とを一体に設けており、止め部32を印
字ユニツト台板8の切欠部33(第2図)に嵌合
係止し、また弾性部31の先端部分を印字ユニツ
ト台板8のロツクレバー係合部17上に係合させ
ることによつて、通常は第2図の状態に保持され
る。
また、印字ユニツト台板8には、その上端のハ
ンマ取付部34上にハンマユニツト36が取り付
けられる。
上記案内体9は、その一側面の下端部に短い円
筒形の軸受部37、その上側に位置決めピン3
8、他側縁に横断面コ字形の活字ホイールカセツ
ト案内部39を一体に設けている。そして、左右
の案内体9は、その軸受部37をキヤリアフレー
ム5の左右の支持孔12に、また位置決めピン3
8を位置決め孔40に嵌合させてビス止めするこ
とにより、それぞれキヤリアフレーム5の左右の
側板11の外面に固着される。この固着の際、印
字ユニツト台板8は、その左右の軸受孔14を左
右の案内体9の軸受部37に嵌合させることによ
つて、これら左右の軸受部37を支点にキヤリア
フレーム5に前後揺動自在に装着される。また、
左右の軸受部37をキヤリア案内軸2に摺動自在
に嵌合させることによつて、キヤリアフレーム5
はこのキヤリア案内軸2に摺動自在に支持され
る。なお、印字ユニツト台板8は図示しない板バ
ネによつてプラテン3側に付勢され、通常は第1
図の状態に保持される。また、リボンカセツト4
1を着脱自在に支持する上記リボンカセツト台板
19はキヤリアフレーム5の上側に公知のように
装着される。
上記のように組み立てられたキヤリア1がキヤ
リア案内軸2に沿つて左端のホームポジシヨンま
で移動されると、第2図においてロツクレバー2
7の受部30が左側のサイドフレーム4に衝突
し、該ロツクレバー29の爪部29がその弾性部
31に抗して同図反時計方向に回動し、第2のセ
レクトギア19の鍔部24に先端が圧接する。こ
の第2のセレクトギア19が回転されると、その
ロツク用切欠部25にはロツクレバー27の爪部
29の先端が係合し、該第2のセレクトギア19
がロツクされ、印字ホイールがホームポジシヨン
に保持される。
次に、リボンカセツト41内のリボンをキヤリ
ア1の移動に伴つて送るリボン送り機構について
説明する。
第4,5図において、前記左右のサイドフレー
ム4間にラツク42が水平に横架されている。一
方、前記リボンカセツト台板10には、リボン巻
取ギア43と盲動ギア44とが所定位置に回転自
在に軸支されている。また、これらリボン巻取ギ
ア43と盲動ギア44との中間において、揺動ギ
ア45が、そのシヤフト46をリボンカセツト台
板10の案内長孔(揺動案内部)47に嵌合させ
ることによつて左右所定長さだけ揺動可能に装着
されている。この揺動ギア45は、ラツク42と
噛合する歯数の少ないピニオン48と、リボン巻
取ギア43と噛合することができる歯数の多い伝
達ギア49とを、上下に重ねて一体にしたもの
で、そのピニオン42はラツク42と常時噛合し
ているとともに、盲動ギア44とも常時噛合す
る。リボン巻取ギア43の上面中央には、リボン
カセツト41内のリボン駆動輪(図示せず)と連
結する連結突部50が突設されている。
従つて、キヤリア1が第4図矢印A方向に移動
するときには、揺動ギア45が回転しながら案内
長孔47に沿つてリボン巻取ギア43側に偏倚す
るため、その伝達ギア49がリボン巻取ギア43
と噛合し、ピニオン48の回転がこのリボン巻取
ギア43に伝達され、リボンが送られる。このと
きも、ピニオン48は盲動ギア44と噛合してい
るため、該盲動ギア44を回転させながらそれに
よつてリボン巻取ギア43との噛合を保持され
る。
これとは逆に、キヤリア1が第6図矢印B方向
に移動すると、揺動ギア45は案内長孔47に沿
つて盲動ギア44側に切り換えられ、その伝達ギ
ア49がリボン巻取ギア43と離れるため、リボ
ンの送りは行われない。盲動ギア44はこのとき
もピニオン48と噛合したままその回転を伝達さ
れ、揺動ギア45を第6図の状態に保持する。
「考案の効果」 本考案によれば次のような効果がある。
キヤリア案内軸に対してキヤリアを摺動自在
に軸受けするための軸受部と活字ホイールカセ
ツトの着脱を案内する活字ホイール案内部とを
一体化して同時に組み立てることができる。
軸受部によつて、左右の案内体とキヤリアフ
レームと印字ユニツト台板とを、キヤリア案内
軸を基準として相互に位置決めして正確にしか
も容易に組み立てることができる。
左右の案内体の軸受部は、キヤリア案内軸に
対してキヤリアフレームを摺動自在に支承する
軸受になつていると同時に、印字ユニツト台板
を揺動自在に支承する支点にもなつているの
で、部品点数を削減できるとともに、印字ユニ
ツト台板の揺動支点がキヤリア案内軸と一致す
ることになり、印字ユニツト台板の組み付け精
度、ひいては活字ホイールカセツトの使用時の
セツト精度も高くなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
切欠側面図、第2図は一部省略後面図、第3図は
分解斜視図、第4図はリボン送り機構の一部切欠
平面図、第5図は同側面図、第6図はその要部の
第4図とは異なる状態の一部切欠平面図である。 1……キヤリア、2……キヤリア案内軸、8…
…印字ユニツト台板、9……案内体、11……側
板、12……支持孔、13……軸受突部、14…
…軸受孔、37……軸受部、39……活字ホイー
ルカセツト案内部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤリア1が、キヤリアフレーム5と印字ユニ
    ツト台板8と左右の案内体9とで構成され、その
    左右の各案内体9には、活字ホイールカセツト2
    2の着脱を案内する活字ホイールカセツト案内部
    39が設けられているとともに、円筒形の軸受部
    37が一体に突設され、またキヤリアフレーム5
    の左右の側板11にはそれぞれ支持孔12が設け
    られ、更に印字ユニツト台板8には、軸受孔14
    をそれぞれ有する左右の軸受突部13が一体に突
    設され、左右の案内体9は、その軸受部37をキ
    ヤリアフレーム5の左右の支持孔12に嵌合させ
    て該キヤリアフレーム5に固着され、また印字ユ
    ニツト台板8は、その左右の軸受孔14を左右の
    案内体9の軸受部37に嵌合させてこれら左右の
    軸受部37を支点に揺動自在に装着され、更に左
    右の軸受部37とキヤリア案内軸2とを摺動自在
    に貫通嵌合させることにより、キヤリアフレーム
    5は該キヤリア案内軸2に摺動自在に支持されて
    いることを特徴とする印字機。
JP1987081189U 1987-05-29 1987-05-29 Expired - Lifetime JPH053322Y2 (ja)

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JP1987081189U JPH053322Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JPS63189635U JPS63189635U (ja) 1988-12-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6244468A (ja) * 1985-08-23 1987-02-26 Ricoh Co Ltd プリンタのキヤリツジ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6244468A (ja) * 1985-08-23 1987-02-26 Ricoh Co Ltd プリンタのキヤリツジ装置

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JPS63189635U (ja) 1988-12-06

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