JPH056080Y2 - - Google Patents

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JPH056080Y2
JPH056080Y2 JP8195587U JP8195587U JPH056080Y2 JP H056080 Y2 JPH056080 Y2 JP H056080Y2 JP 8195587 U JP8195587 U JP 8195587U JP 8195587 U JP8195587 U JP 8195587U JP H056080 Y2 JPH056080 Y2 JP H056080Y2
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JP
Japan
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leaf spring
movable blade
groove
support shaft
head
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JP8195587U
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JPS63189589U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、プリンタ等に使用される紙切断装
置に関する。
従来の技術 例えば、金銭登録器のプリンタにはレシート用
紙を切断する紙切断装置が備えられている。この
紙切断装置は、第4図に示すように、固定刃30
と、支軸31を支点として回動する可動刃32
と、切れ味を促進するためにこの可動刃32を固
定刃30に圧接する板ばね33とを有している。
この板ばね33は可動刃32とともに移動させる
ことが望ましく、このために板ばね33を可動刃
32に取付けている。すなわち、板ばね33を螺
子34等によりプレート35に固定し、このプレ
ート35を支軸31に嵌合して支軸31に止着し
た止め輪36により抜け止めし、可動刃32に形
成された突部37に板ばね33に形成された孔3
8を係合している。
考案が解決しようとする問題点 しかし、板ばね33とプレート35とを螺子3
4により係合するためにも、止め輪36によりプ
レート35を支軸35から抜け止めするためにも
工具を必要とし、組立作業が面倒である。
問題点を解決するための手段 板状の固定刃と、支軸を中心に回動して前記固
定刃の一面に沿つて摺動する可動刃と、この可動
刃を前記固定刃の側面に圧接する板ばねとを有す
る紙切断装置において、前記可動刃と前記板ばね
とに互いに係合する係止部を形成し、前記支軸に
溝部とこの溝部より外径が大きい頭部とを隣接さ
せて形成し、前記板ばねに前記頭部を通す開口を
形成するとともに前記係止部同志を係合させる時
に前記溝部に嵌合される細孔を前記開口に連続さ
せて形成する。
作 用 したがつて、可動刃の支点となる支軸の頭部に
板ばねの開口を嵌合し、この板ばねを支軸と直交
する方向へ変位させて支軸の溝部を板ばねの細孔
に嵌合させながら板ばねの係止部と可動刃の係止
部とを係合することにより、工具を用いることな
く板ばねを可動刃に取付ける。この板ばねは可動
刃を固定刃の側面に圧接し切断時の切れ味を促進
する。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。第3図に示すようにフレーム1
に送りローラ2とプラテン3とが設けられてい
る。また、このフレーム1にはレシート用紙4と
ジヤーナル用紙5とを挿入してプラテン3の上方
から折り返させる用紙通路6,7が形成されてい
る。さらに、一方の用紙通路6の上部の用紙案内
面8には固定刃9が埋設されているとともにこの
固定刃9に沿うスリツト10が形成されている。
さらに、他方の用紙通路7の上部に形成された壁
面11には支軸12が立設され、この支軸12に
は可動刃13が回動自在に保持されている。
第1図に示すように、支軸12には環状の溝部
14とこの溝部14の径より大きい頭部15とが
隣接して形成されている。そして、板ばね16の
一端に形成された細孔17が支軸12の溝部14
に回動自在に嵌合され、板ばね16の他端に形成
された係止部である屈曲部18が可動刃13に形
成された係止部である角孔19に弾発的に係合さ
れている。また、板ばね16には支軸12の頭部
15を通す開口20が細孔17に連続するように
形成されている。
ついで、第2図及び第3図に示すように、フレ
ーム1の一側にはカツターレバー21がピン22
を中心に回動自在に保持され、このカツターレバ
ー21の先端と可動刃13の端部とにはスプリン
グ23が張設されている。さらに、カツターレバ
ー21の後端にはU字形の切欠24が形成され、
この切欠24にはカツターカム25が嵌合されて
いる。このカツターカム25を送りローラ2を駆
動する駆動軸26にクラツチ(図示せず)を介し
て連結されている。
なお、図示しないが、フレーム1の上部には他
のフレームが設けられ、このフレームにプラテン
3に対向する印字ヘツドと送りローラ2に対向す
るピンチローラとが保持されている。
このような構成において、板ばね16を取付け
るには、まず、支軸12の頭部15に開口20を
嵌合し、板ばね16を長手方向に変位させて細孔
17を支軸12の溝部14に嵌合させながら板ば
ね16を撓ませて屈曲片18を角孔19に係合さ
せる。したがつて、工具を用いることなく板ばね
16を可動刃13に組立ることができる。
そして、カツターカム25を一回転させること
によりカツターレバー21を一往復揺動させる
が、カツターレバー21がピン22を中心に時計
方向へ回動する時に、スプリング23の張力によ
り支軸12を中心に可動刃13が反時計方向へ回
動してスリツト10に入り、固定刃9とともにレ
シート用紙4を切断し、カツターレバー21が反
時計方向に移動する時に、可動刃13は支軸12
を支点に時計方向へ回動しスリツト10の上方へ
復帰する。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、可動刃
の支点となる支軸の頭部に板ばねの開口を嵌合
し、この板ばねを支軸と直交する方向へ変位させ
て支軸の溝部を板ばねの細孔に嵌合させながら板
ばねの係止部と可動刃の係止部とを係合すること
により、工具を用いることなく板ばねを可動刃に
取付けることができ、これにより、板ばねの組立
作業を簡略化することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
すもので、第1図は可動刃と板ばねとの取付関係
を示す分解斜視図、第2図はその正面図、第3図
は全体の構造を示す斜視図、第4図は従来の可動
刃と板ばねとの取付関係を示す分解斜視図であ
る。 9……固定刃、12……支軸、13……可動
刃、14……溝部、15……頭部、16……板ば
ね、17……細孔、18……屈曲片(係止部)、
19……角孔(係止部)、20……開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状の固定刃と、支軸を中心に回動して前記固
    定刃の一面に沿つて摺動する可動刃と、この可動
    刃を前記固定刃の側面に圧接する板ばねとを有す
    る紙切断装置において、前記可動刃と前記板ばね
    とに互いに係合する係止部を形成し、前記支軸に
    溝部とこの溝部より外径が大きい頭部とを隣接さ
    せて形成し、前記板ばねに前記頭部を通す開口を
    形成するとともに前記係止部同志を係合させる時
    に前記溝部に嵌合される細孔を前記開口に連続さ
    せて形成したことを特徴とする紙切断装置。
JP8195587U 1987-05-28 1987-05-28 Expired - Lifetime JPH056080Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8195587U JPH056080Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8195587U JPH056080Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63189589U JPS63189589U (ja) 1988-12-06
JPH056080Y2 true JPH056080Y2 (ja) 1993-02-17

Family

ID=30934169

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JP8195587U Expired - Lifetime JPH056080Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JPS63189589U (ja) 1988-12-06

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