JPH0650150Y2 - 紙切断装置 - Google Patents

紙切断装置

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JPH0650150Y2
JPH0650150Y2 JP10316988U JP10316988U JPH0650150Y2 JP H0650150 Y2 JPH0650150 Y2 JP H0650150Y2 JP 10316988 U JP10316988 U JP 10316988U JP 10316988 U JP10316988 U JP 10316988U JP H0650150 Y2 JPH0650150 Y2 JP H0650150Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fulcrum
cutter arm
cutter
stub
blade
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10316988U
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JPH0223994U (ja
Inventor
直樹 山村
次夫 鳴嶋
康男 堂本
Original Assignee
東京電気株式会社
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Publication date
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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、長尺状の紙を切断する場合にフルカツトとス
タブカツトとを選択することができる紙切断装置に関す
る。
従来の技術 従来、回動自在に保持されたカツタアームの一端に鋸歯
状の刃を設けるとともにこのカツタアームの他端をカツ
タ駆動部に連結してなる紙切断装置として、第6図に示
すものがある。すなわち、50は支点51を中心に回動する
カツタアームで、このカツタアーム50の一端には鋸歯状
の刃52を有する可動刃53が連結され、他端にはカツタ駆
動部としてカツタマグネツト54が連結されている。固定
刃55には刃52を突出させる開口部56が形成され、この開
口部56の縁に刃縁57が形成されている。58はカツタアー
ム50に対向するストツパで、カツタアーム50に形成され
たツリツト59に摺動自在に嵌合された突片60と支点51に
摺動自在に嵌合された溝61とを有するスタブスライダ62
が設けられ、スタブマグネツト63に連結された第一のス
タブアーム64と、スタブスライダ62の突片60に係合する
第二のスタブアーム65とが連結されている。
したがって、第6図に示すように、ストツパ58からスタ
ブスライダ62を退避させた状態で、カツタマグネツト54
を励磁し、支点51を中心にカツタアーム50を時計方向に
回動させ、可動刃53を固定刃55の開口56に突出させるこ
とにより紙が完全に切り離される。これがフルカツトで
ある。また、スタブマグネツト63を励磁させ、スタブス
ライダ62を左方へスライドさせることにより、スタブス
ライダ62の突出部66がストツパ58に対向する。この状態
ではカツタマグネツト54を励磁してもストツパ58と突部
66との当接によりカツタアーム50の回動範囲が狭めら
れ、鋸歯状の刃52が途中までしか紙に突き刺らず、ミシ
ン目のように不連続な切れ目が紙に形成される。この状
態がスタブカツトである。
考案が解決しようとする問題点 フルカツトとスタブカツトとの選択のために、ストツパ
58に対してスタブスライダ62を摺動自在に設けなければ
ならず、部品点数が増加し部品取付けスペースが大きく
なる問題がある。
問題点を解決するための手段 中間部に設けられた支点を中心として回動自在に保持さ
れたカツタアームの一端に鋸歯状の刃を設けるとともに
このカツタアームの他端をカツタ駆動部に連結してなる
紙切断装置において、前記支点を前記刃の移動方向と略
平行な方向に長い長孔とこの長孔に嵌合する支軸とによ
り形成し、前記カツタアームの中間部の前記支点の近傍
における側縁に当接する支点体の当接部分を前記長孔の
長手方向に向けて進退自在に設けた。
作用 カツタ駆動部によりカツタアームに回動力を付与した際
に、支点体をカツタアームから離反させて長孔の一端を
実質的な回動支点としてカツタアームを回動させる状態
と支点体をカツタアームの側縁に当接させてその支点体
を実質的な回動支点としてカツタアームを回動させる状
態とのいずれかを選択することにより紙のフルカツトと
スタブカツトとを選択することができ、これにより、部
品点数が少ない状態でフルカツトとスタブカツトとの機
能を得ることができ、部品の取付スペースも小さくて良
い。
実施例 本考案の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説明
する。第2図ないし第4図は平面図で、図中、1はフレ
ームで、このフレーム1には固定刃2が取付けられてい
る。この固定刃2は第5図に示すように紙3を通す開口
4を有し、この開口4の縁には刃縁2a(第1図参照)が
形成されている。5はカツタアームで、このカツタアー
ム5の一端には鋸歯状の刃6が形成された可動刃7が連
結され、他端はカツタ駆動部8に連結されている。この
カツタ駆動部8は支点9を中心に回動するレバー10と、
このレバー10に回転自在に保持された偏心カム11とより
なり、偏心カム11はモータ(図示せず)に連結され、レ
バー10とカツタアーム5とはスプリング12により連結さ
れている。そして、前記フレーム1にはカツタアーム5
の中間部に形成された長孔14から突出する支軸13が立設
されている。この長孔14の長手方向はカツタアーム5の
回動方向に一致されている。さらに、支軸13の近傍にお
けるカツタアーム5の側縁15に先端部が所定の間隔を開
けて対向する支点体16が支軸17を介して前記フレーム1
に上下回動自在に取付けられている。この支点体16の一
端はスタブマグネツト18に駆動されるステイ19に連結さ
れている。このステイ19はスプリング20により伸張方向
に付勢され、このスプリング20の一端を保持する支持片
21は前記フレーム1等の固定部に取付けられている。
このような構成において、第5図に示す偏心カム11を一
回転させるとレバー10が支点9を中心に一往復回動す
る。また、スタブマグネツト18を励磁するとステイ19が
スプリング20の力に抗して移動し支軸17を中心に支点体
16を下方に回動させる。第1図(a)及び第2図は非可
動状態で、この状態からレバー10を一往復回動させる
と、その前半の動作でスプリング12が引つ張られ、カツ
タアーム5はこのスプリング12により引つ張られるが支
点体16との当接により支軸13との遊びの範囲が制限され
支点体16との当接部を支点として第1図(b)及び第3
図に示すように回動する。これにより、紙3がフルカツ
トされる。また、スタブマグネツト18により支点体16を
下方へ回動させその先端をカツタアーム5の下方へ退避
させた状態で、レバー10を一往復させると、カツタアー
ム5は支点体16に干渉しないので、長孔14と支軸13との
遊びの範囲が制限されない。すなわち、カツタアーム5
は第1図(c)及び第4図に示すように長孔14の一端と
支軸13との当接部を支点として回動するが、支軸13に長
孔14の一端が当接する状態から支軸13に長孔14の他端が
当接する間は、カツタアーム5はその可動刃7側を支点
にレバー10側のみが変位し可動刃7が変位しないため、
可動刃7の変位量を制限してスタブカツトの状態を得る
ことができる。
また、フルカツト時にカツタアーム5の支点となる支点
体を退避させ、支軸13と長孔14との遊びによりカツタア
ーム5の回動角度を制限してスタブカツトを行うことが
できるので、部品点数を少なくし、部品の取付けスペー
スを小さくすることができる。
なお、前記実施例においては、支軸13をフレーム1に立
設し、長孔14をカツタアーム5に形成して支点とし、支
点体16をカツタアーム5の上に配設した状態のものにつ
いて説明したが、実施に当つては、支軸13をカツタアー
ム5に立設し、長孔14をフレーム1に形成し、支点体16
をカツタアーム5の下方に配設するようにしてもよいも
のである。
考案の効果 本考案は上述のように、中間部に設けられた支点を中心
として回動自在に保持されたカツタアームの一端に鋸歯
状の刃を設けるとともにこのカツタアームの他端をカツ
タ駆動部に連結してなる紙切断装置において、前記支点
を前記刃の移動方向と略平行な方向に長い長孔とこの長
孔に嵌合する支軸とにより形成し、前記カツタアームの
中間部の前記支点の近傍における側縁に当接する支点体
の当接部分を前記長孔の長手方向に向けて進退自在に設
けたので、カツタ駆動部によりカツタアームに回動力を
付与した際に、支点体をカツタアームから離反させて長
孔の一端を実質的な回動支点としてカツタアームを回動
させる状態と支点体をカツタアームの側縁に当接させて
その支点体を実質的な回動支点としてカツタアームを回
動させる状態とのいずれかを選択することにより紙のフ
ルカツトとスタブカツトとを選択することができ、これ
により、部品点数が少ない状態でフルカツトとスタブカ
ツトとの機能を得ることができ、部品の取付スペースも
小さくて良い等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図はカツタアーム及び支点体の動作を示す平面図、
第2図は不可動状態を示す平面図、第3図はフルカツト
状態を示す平面図、第4図はスタブカツト状態を示す平
面図、第5図は斜視図、第6図は従来例を示す斜視図で
ある。 1…カツタアームとの対向部、5…カツタアーム、6…
刃、8…カツタ駆動部、13…支軸、14…長孔、16…支点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間部に設けられた支点を中心として回動
    自在に保持されたカツタアームの一端に鋸歯状の刃を設
    けるとともにこのカツタアームの他端をカツタ駆動部に
    連結してなる紙切断装置において、前記支点を前記刃の
    移動方向と略平行な方向に長い長孔とこの長孔に嵌合す
    る支軸とにより形成し、前記カツタアームの中間部の前
    記支点の近傍における側縁に当接する支点体の当接部分
    を前記長孔の長手方向に向けて進退自在に設けたことを
    特徴とする紙切断装置。
JP10316988U 1988-08-03 1988-08-03 紙切断装置 Expired - Lifetime JPH0650150Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10316988U JPH0650150Y2 (ja) 1988-08-03 1988-08-03 紙切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10316988U JPH0650150Y2 (ja) 1988-08-03 1988-08-03 紙切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0223994U JPH0223994U (ja) 1990-02-16
JPH0650150Y2 true JPH0650150Y2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=31333748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10316988U Expired - Lifetime JPH0650150Y2 (ja) 1988-08-03 1988-08-03 紙切断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6049185B2 (ja) * 2011-12-09 2016-12-21 株式会社日立メタルプレシジョン シート束切断装置

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Publication number Publication date
JPH0223994U (ja) 1990-02-16

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