JPH0731993Y2 - 揺動型シート切断装置 - Google Patents

揺動型シート切断装置

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JPH0731993Y2
JPH0731993Y2 JP5112390U JP5112390U JPH0731993Y2 JP H0731993 Y2 JPH0731993 Y2 JP H0731993Y2 JP 5112390 U JP5112390 U JP 5112390U JP 5112390 U JP5112390 U JP 5112390U JP H0731993 Y2 JPH0731993 Y2 JP H0731993Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutting device
swinging
side frames
rocking
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5112390U
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English (en)
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JPH049294U (ja
Inventor
芳 大宮
光一 服部
Original Assignee
東洋刃物株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はファクシミリ機や複写機用のロール紙、或は、
連続帳票やフイルム等を切断するのに使用されるカツタ
ー装置に関し、特に、揺動刃と固定刃とを交差圧接させ
ながら用紙などを切断する揺動型シート切断装置の改良
に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の切断装置としては、特開平1−115592号
公報や実開昭64−52688号公報によつて開示されたカツ
ター装置が知られている。これらの従来技術は第4図に
示すように揺動刃1はその両端に設けられた回転軸3、
3、により左右のサイドフレーム6、6、に揺動自在に
軸支され、その回転軸3、3、の一方の回転軸3は一方
のサイドフレーム6の外側に所定の長さだけ伸びた長軸
とされ、サイドフレーム6の外側において駆動用レバー
9と一体的に組み付けられている。そしてモーターや直
動式ソレノイド等の駆動手段により駆動用レバー9に動
力が伝達されると駆動用レバー9と一体的に組み付けら
れた長軸の回転軸3に所定角度の回転が与えられ、それ
により揺動刃1の刃先と、ばね7により揺動刃1に向か
って押接された固定刃2の刃先とが一方端から他端へと
交差圧接しながら用紙などを切断してゆくというもので
ある。
図において符号11は駆動用のモーターであり、符号12は
回転カムである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来のシート切断装置においては揺
動刃と駆動用レバーとを一体的に組み付けるのに、揺動
刃の回転軸の一方をサイドフレームの外側に所定の長さ
だけ伸びる長軸とし、その長軸に駆動用レバーを組み付
けるようにしていたために、切断装置の長さは左右のサ
イドフレームを含む本体フレームの長さよりも数cm長く
なっていた。そのために当該切断装置を組み込もうとす
る本体機器の幅もその分広くする必要があった。特に事
務機器類の小型軽量化が求められている今日、当該切断
装置においても可能な限り小型軽量にすることで努力さ
れては来たが、駆動用レバーを組み付けるためには一方
の回転軸を所定の長さだけ長く出しておくことが必要で
あり、本体機器の小型化の阻害要因となっていた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、揺動刃
を揺動させるのに、揺動刃の回転軸の一方を長軸とする
ことなしに揺動刃を揺動させることが出来るようにした
シート切断装置を提供することを目的とをしている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するためにベースプレートと一
体的にされた左右のサイドフレームに、両端に設けられ
た回転軸により揺動自在に軸支され、且つ、その回転周
面上に、回転軸心に対して切断に必要な剪断角を得るた
めの傾斜を持って刃先が形成された揺動刃と、両端の支
軸により前記左右のサイドフレームに揺動可能に支持さ
れ、前記揺動刃側の側端に刃先が形成された固定刃と
が、その固定刃に作用するばねの力によって、揺動刃の
刃先と固定刃の刃先とが交差圧接するように構成された
揺動型シート切断装置において、揺動刃を揺動させるた
めの駆動用レバーを前記左右のサイドフレームの内側で
揺動刃に組み付けたことを特徴とする。
〔作用〕
上記のように構成したことにより、揺動刃の回転軸が左
右のサイドフレームを含む本体フレームの長さよりも長
くなることがなくなったので、当該切断装置を組み込も
うとする本体機器の幅寸法をその分小さくすることが可
能になる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図において左右のサイドフレーム6、6、はネジ等
の締着手段によりベースプレート5と一体的に組み付け
られ本体フレーム10を構成している。そして、両端に回
転軸3、3、を備えた揺動刃1が軸受け(図示せず)等
を介して左右のサイドフレーム6、6、に揺動自在に軸
支されている。そしてその揺動刃1の回転周面上に形成
された刃先は切断に必要な剪断角を得るために揺動刃1
の回転軸心に対して傾斜が付けられている。固定刃2は
両端の支軸4、4、により左右のサイドフレーム6、
6、に揺動可能に支持され、ばね7により固定刃2の刃
先が揺動刃1の刃先に圧接するように揺動刃1に向かっ
て付勢されている。
一方、揺動刃1の切り始め側には揺動刃1の刃先と固定
刃2の刃先とが噛み合いを開始するときに刃先同士が衝
突するのを回避するために、揺動刃1の刃先と同一円周
面を持つガイドリング1aが設けられ、他端の切り終わり
側には回転軸6を揺動刃1と一体的に設けるために前記
刃先と同一円周面よりも若干小径のリング1bが設けられ
ている。前記のガイドリング1aの上部は弦に沿って切り
欠かれ駆動用レバー9を取り付けるための取り付け部8
が設けられている。その取り付け部8にはネジ等の締結
手段により駆動用レバー9が一体的に取り付けられてい
る。そして、本体フレーム10か、或は、本体フレーム10
とは別のフレームに設けられた駆動装置、例えば直動式
ソレイドやモーター等により駆動用レバー9に揺動刃1
が切断方向に揺動する向きの駆動が与えられると固定刃
2と揺動刃1との間に置かれた用紙等の切断が行われ
る。
また、第2図に示す実施例は前記したネジ等の締結手段
を使わずに、ガイドリング1aの取り付け部8に設けた植
え込みピン13を駆動用レバー9により押し引きすること
により揺動刃1を駆動させるようにしたものである。
次に、第3図に示す実施例は揺動刃1の刃先と固定刃2
の刃先とが切断のために噛み合いを開始するときの刃先
同士の衝突を回避するための手段として、揺動刃1のガ
イドリング1aに代わるものとして固定刃2に揺動刃1を
案内するための刃先案内突出部2aを設けた構造の切断装
置の場合であり、駆動用レバー9はネジ等の締結手段に
より揺動刃1の本体に直接取り付けられている。
〔考案の効果〕
上記した本考案によれば、揺動刃を駆動するための駆動
用レバーを左右のサイドフレームの内側で揺動刃に取り
付けることが可能になったので、従来のシート切断装置
のように揺動刃の回転軸をサイドフレームの外側に所定
の長さだけ伸ばした長軸とする必要がなくなり、当該切
断装置を組み込もうとする本体機器の幅寸法をその分小
さくすることができ、その結果本体機器の小型軽量化が
図られるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図より、第3図は本考案の一実施例を示す図、第4
図は従来のシート切断装置を示す図であり、(イ)は正
面図、(ロ)はその側面図である。 1……揺動刃、2……固定刃 3……回転軸、4……支軸 5……ベースプレート、6……サイドフレーム 7……ばね、8……取り付け部 9……駆動用レバー、10……本体フレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースプレートと一体的にされた左右のサ
    イドフレームに、両端に設けられた回転軸により揺動自
    在に軸支され、且つ、その回転周面上に、回転軸心に対
    して切断に必要な剪断角を得るための傾斜を持って刃先
    が形成された揺動刃と、両端の支軸により前記左右のサ
    イドフレームに揺動可能に支持され、前記揺動刃側の側
    端に刃先が形成された固定刃とが、その固定刃に作用す
    るばねの力によって、揺動刃の刃先と固定刃の刃先とが
    交差圧接するように構成された揺動型シート切断装置に
    おいて、揺動刃を揺動させるための駆動用レバーを前記
    左右のサイドフレームの内側で揺動刃に組み付けたこと
    を特徴とする揺動型シート切断装置。
JP5112390U 1990-05-15 1990-05-15 揺動型シート切断装置 Expired - Lifetime JPH0731993Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5112390U JPH0731993Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 揺動型シート切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5112390U JPH0731993Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 揺動型シート切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH049294U JPH049294U (ja) 1992-01-27
JPH0731993Y2 true JPH0731993Y2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=31570276

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5112390U Expired - Lifetime JPH0731993Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 揺動型シート切断装置

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JPS5444909Y2 (ja) * 1976-10-25 1979-12-24

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JPH049294U (ja) 1992-01-27

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