JPH01210296A - スリッタ装置 - Google Patents

スリッタ装置

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JPH01210296A
JPH01210296A JP3577988A JP3577988A JPH01210296A JP H01210296 A JPH01210296 A JP H01210296A JP 3577988 A JP3577988 A JP 3577988A JP 3577988 A JP3577988 A JP 3577988A JP H01210296 A JPH01210296 A JP H01210296A
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JP
Japan
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disc blade
blade
axis
cutting edge
disc
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JP3577988A
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Masao Matsuki
正夫 松木
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、外周に円形切刃を有する一対の円板刃を、そ
の円形切刃の一部がオーバーラツプするように配置し、
円板刃の一方若しくは両方を回転駆動させることにより
、シート材を走行方向に切断するスリッタ装置に関する
従来の技術 従来より紙等の帯状のシート材を長手方向に移動させつ
つ、その移動方向と平行な方向に切断する装置として、
上下一対の円板刃の協働によるスリッタ装置が知られて
いる。特に、CAD用プロッタ等で犬サイズ用のもの、
例えばAO判プロッタ等においては、A3、A4サイズ
等の小サイズ図面を出力するために、カッタ及びスリッ
タ装置が必要となっている。このようなスリッタ装置に
おいては、各種図面サイズに応じて、スリットをしたり
、しなかったシさせることが必要であり、そのだめに、
上下一対の円板刃のうちの一方を、円板刃の軸線に対し
て直角方向に上下動させるように栴成したものが知られ
ている(例えば、特開昭59−]、 64192号公報
参照)。
しかし、上記公開公報に開示のものは、上下−対の円板
刃を互いに圧接さぜることか難しく、切刃が摩耗した時
などに切れ味が落ちるという欠点がある。
そこで、切断時には、上の円板刃を下の円板刃に適尚な
接圧で押付けることができ、非切断時には、上の円板刃
を切断ずへきシート材から退避させることの可能なスリ
ッタ装置が開発されている。
この種の装置は、第4図に示すように、定位置に設けら
れだ下回転軸1上に固定されだ下円板刃2と、下円板刃
2と協働してシート材を切断する上円板刃3と、上円板
刃3を保持し且つ上円板刃4の切刃が作る平面(これを
切刃平面という)Gに平行な支点軸4の寸わりに揺動可
能なアーム部材5と、アーム部材5を保持するベース部
材6と、アーム部材5を反時計方向に揺動させるソレノ
イド7と、アーム部材5を時計方向に揺動させるはね8
等を備えている。」1円板刃3ば、アーム部材5に対し
て軸10およびつ捷みねじ11によって軸受9を介して
回転可能に保持されている。なお、12は切断すべきシ
ート材、13はシート材を案内するガイド板、14はベ
ース部利6を数句けたフレームであり、下回転軸1に平
行々取付面14Aを有している。
第4図は、ソレノイド7が励磁された状態を示しており
、これによりアーム部材5には支点軸40寸わりに反時
計方向に回転させる力が作用し、上田板刃3は下円板刃
2にA点で一定の接触圧にて圧接される。下回転軸1は
、駆動装置(図示せず)により矢印B方向に回転されて
おり、前記接触圧による摩擦力によって上円板刃3は連
れ回りしている。この状態で、シート材12が搬送装置
(図示せず)によって、第4図の紙面に垂直な方向を手
前に向けて搬送されており、A点で切断される。
シート材12を切断したくない時には、ソレノイド7を
非励磁とすると、第5図に示すように引張りはね8が縮
むことにより、アーム部材5が支点軸4のまわりに時計
方向に回転し、釣り合いの位置で停止する。これにより
、」−円板刃3と下円板刃2の圧接が解除され、しかも
上円板刃3がシート材12より離間するので、シート材
12は切断されることなく、搬送される。
発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、1切れ味の調整が難しい
という問題、2切れ味を良くすると、上円板刃が下円板
刃に当接せずに乗り上げてし捷うトラブルが発生し易く
なるという問題、3ガイド板の逃げ穴を太きくしなけれ
ばならず、そのだめに紙づ捷りが起き易く々るという問
題があった。
上述問題か生ずる理由につき、本発明者が詳細に検討を
加えたところ、上田板刃3に対するアーム部材5の支点
軸4の配置に問題があることを見出しだ。即ち、従来の
支点軸4は第4図に示すように、上円板刃3の切刃平面
Gよりも左へ片寄った位置におかれており、これが上記
の1〜3の問題の原因となっていた。以下その理由を説
明する。
一般に一対の円板刃を用いたスリッタ装置の切れ味を良
好にする手段として、上下円板刃の一方又は両方に逃げ
角を付ける方法が知られている。
第6図は、逃げ角を付けた上下円板刃を有するスリッタ
装置の要部断面図であり、15が上円板刃、]6が下円
板刃であり、αU1αLが逃げ角の大きさを表している
。このように逃げ角を付けると、第6図の装置を矢印A
方向に見た側面図である第7図に示すように、上円板刃
15と下円板刃16とのそれぞれの切刃が、点B及び点
Cの2点でのみ圧接することとなり、これによって、良
好な切れ味が得られる(例えば、特開昭59−9286
7号公報参照)。
丑だ、第8図に示すように、上円板刃17には逃げ角を
付けず、下円板刃18にのみ逃げ角を付けた場合には、
上田板刃17の切刃平面Gを下円板刃18の切刃平面F
に対して成る角度λだけ図示の方向に傾斜させることに
より、第9図に示すように両口板刃17.18の切刃が
点B、、Cのみで圧接することとなり、良好々切れ味が
得られる。以下、切刃平面F ’、G %’lの傾斜を
傾き角という。なお、上円板刃17に逃げ角を付けない
場合には、第10図に示すように傾き角が00場合には
、上下円板刃17.18が第9図に破線で示す円弧BE
Cの線上で接するため、切れ味が悪くなる。更に、第1
1図に示すように両円板刃の傾き角が負の値(λ勺とな
った場合には、下円板刃18の刃先が上円板刃17の側
面に点H(第12図参照)で接触するのみであり、切れ
味が極めて低下する。以上の説明よシ明らかなように、
両円板刃の切刃平面G、F間の傾き角λば、第8図の向
きにプラスであることが必要である。
すなわち、 λ〉0                 ・(1)が
λに要求される条件である。
更に、容易に分かるように、第6図に示すように上円板
刃15にも逃げ角αUが付けられている場合には、(1
)式の条件は、大体において、λ〉−αU(2) に緩和される。
ところで、第4図に示すスリッタ装置のように、上円板
刃3が下円板刃2によって連れ回りするような装置では
、第6図にεで示しだ刃先角をあ捷り大きく取ることが
できない。その理由は、すくい面Kが、シート材12よ
り受ける摩擦抵抗が太きくなり過ぎて、上円板刃3の回
転不良を引き起こすからである。このため、上円板刃3
は刃先角εが小さく、必然的に逃げ角αUを小さくする
か或いは零にせざるを得ない。このように逃げ角が微小
若しくは零の円板刃を使用する場合、切れ味を向上させ
るため、第8図に示すように、プラスの傾き角λを与え
る必要が生じてくる。
従来第4図のスリッタ装置において、プラスの傾き角λ
を与えるためにはベース部材6をフレーム14の取付面
14Aに沿って左方向に移動させ、支点軸4の位置を移
動させる方法を取っている。ところが、支点軸4の左方
向への移動につれて、上円板刃3の下端は支点軸4に対
して、して示す円弧上を右上方へ、即ち下円板刃2の軸
線に対して斜め上方へ移動するので、それに伴って第6
図に示すラップ量lが減少する。このランプ量lが減少
すると、上円板刃3の刃先が、下円板刃2の上に乗り上
げるというトラブルが発生しやすくなる(上記問題点2
)。これを防ぐにはランプ量lを大きくしておけばよい
が、ランプ量が大きくなる9 、 と切れ味を低下させてしまう。従って、良好な切れ味を
得るには、ベース部材6をフレーム14に沿って移動さ
せて傾き角λの調整を行い、同時にベース部材6とフレ
ーム14との間にライナーを入れたり、外したりするこ
とによるラップ量lの調整を行う必要があり、切れ味調
節作業が極めて困難である(上記問題点1)。
まだ、第5図に示すように、ンレノイド7が非励磁と々
って、ばね8によってアーム部材5が時計方向に揺動す
る時に、上円板刃3の下端が一旦下方に移動し次いで上
方に移動するため、なかなか上方に逃げず、このために
ガイド板13に形成する逃げ穴を太きくしなければなら
なかっだ(上記問題点3)。
なお、ガイド板13に設ける逃げ穴を小さくするには、
第13図に示すように、支点軸4を、上円板刃3の刃先
平面Gより右へ片寄った位置にすれば良いと考えられる
。しかし、この場合には、所望の傾き角λを得るため、
ベース部材6を左方向に移動した際には、上円板刃3の
下端が、Mで図示される円弧上を右下方に移動するので
、傾き角の調整時に同時にランプ量が増大し、切れ味を
低下させてしまい、やはりこの場合にもベース部材6の
上下方向の位置調整を必要とし、切れ味調整作業が困難
となるという問題が生じる。
本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、切れ
味を良くするような調整を行っても、上円板刃が下円板
刃に乗り上げてしまうというトラブルを発生することな
く、また、ガイド板の逃げ穴を大きくして紙づまりを起
き易くすることもなく、容易に切れ味の調整を行いうる
スリッタ装置を提供することを目的とする。
課題を解決するだめの手段 本発明は上述の問題点を解決するだめ、定位置で回転駆
動される第一円板刃に対して、切刃が部分的にオーバー
ラツプするように配置される第二円板刃を支点軸線を中
心に揺動可能なアーム部材に回転可能に保持させたスリ
ッタ装置において、前記アーム部材の支点軸線を、前記
第二円板刃の切刃平面上で且つ第二円板刃を狭んで第一
円板刃とは反対側に配置するという構成を備えたもので
ある。
作用 本発明は上述のように、第二円板刃の切刃平面上に勇二
円板刃の揺動中心である支点軸線を位置させたので、そ
の支点軸線を枢−円板刃の軸線に平行に移動さぜること
によって第二円板刃の第一円板刃に対する傾き角を調整
した際、第二円板刃の刃先先端の支点軸線に対する移動
軌跡は、第一円板刃の軸線にほぼ平行になり、このため
、第一円板刃と第二円板刃とのランプ量がほとんど変化
し々い。かくして、第二円板刃が第一円板刃に対して乗
り上げるというトラブルを発生することなく、所望の傾
き角を得ることができ、容易に切れ味調整を行うことが
できる。寸だ、第二円板刃を前記支点軸線を中心として
揺動させ、切断すべきシート材に非接触位置に退避させ
る場合には、第5図に示す場合に比べ、第二円板刃の先
端がすみやかに退避するので、ガイド板の逃げ穴を小さ
くできる。
実施例 第1図は本発明の一実施例によるスリッタ装置の概略構
成を示すもので、21は定位置て回転するように配置さ
れだ下回転軸、22はこの下回転軸21に取付けられた
第−円板刃即ち下円板刃である。
下回転軸21には、それを回転駆動する駆動装置(図示
ぜず)が連結されている。下円板刃22は第2図に示す
ように外周に円形切刃22Aを形成した円柱状のもので
、逃げ角αを有している。第1図において、23は下円
板刃22と協働してソート材を切断する第二円板刃即ち
上円板刃である。この上円板刃23は第2図に示すよう
に外周に刃先角の小さい円形切刃23Aを備えており、
逃げ角は設けていない。なお、必要に応じ逃げ角を設け
てもよい。
第1図において、24はアーム部材、25は上回転軸、
26は軸受、27はつまみねじであり、上円板刃23は
つ捷みねじ27を介して上回転軸25に回転自在に保持
され、この上回転軸25は軸受26を介してアーム部材
24に回転自在に保持されており、これにより、上円板
刃23は上回転軸25と一体となって回転可能と々って
いる。28はアーム部材24を揺動可能に保持する支点
軸、29は支点軸28を保持したベース部材、30はベ
ース部材29を取付けるフレームである。ここで、上円
板刃23は、その軸線Y−Yが下円板刃22の軸線X−
Xと同一面上に位置するように、アーム部材28に取付
けられておシ、且つ支点軸28はその軸線(支点軸線と
いう)Zが軸線X−X、Y−Yを含む面に直角になるよ
うに配置されている。更に支点軸線Zば、上円板刃23
の切刃平面Q上で、且つ上円板刃23を狭んで下円板刃
22とは反対側に配置されている。フレーム30は下円
板刃22の軸線X−Xに平行な取付面30Aを有してお
す、ベース部材29はこの数句面30Aに沿って移動さ
ぜることにより位置調整することができるように取付け
られている。支点軸28の位置は、上円板刃23を下円
板刃22に押付けた際、第2図に示すように所定のラン
プ量lとなるように定められている。
第1図において、31ば、上円板刃23を下円板刃22
に押付けるようアーム部材24に反時計方向の付勢力を
作用さぜる付勢手段を構成するソレノイド、32はアー
ム部材24に時計方向の付勢力を作用させる引張りばね
であり、いずれもベース部材29に連結されている。3
3は切断すべきシート材、34はシート材33の落下を
防ぎつつ案内するガイド板である。ガイド板34には、
逃げ穴35が形成されている。
以上のように構成されたスリッタ装置について、以下そ
の動作を説明する。
第1図はソレノイド31が励磁された状態を示しており
、これによりアーム部材24には支点軸28の捷わりに
反時計方向に回転させる力が作用し、上円板刃23は下
円板刃22にN点で一定の接触圧にて圧接される。下回
転軸21は駆動装置(図示せず)により矢印P方向に回
転されており、前記接触圧による摩擦力によって」−円
板刃23は連れ回りしている。この状態で、シート材3
3が搬送装M(図示せず)によって、第1図の紙面に垂
直な方向を手前に向けて搬送され、上円板刃23と下円
板刃22とが接触するN点で切断される。
上記のスリッタ装置において、良好な切れ味を15 、 確保するため、上円板刃23は下円板刃22に対して第
2図に示すような位置関係に調整されている。
すなわち、上円板刃23の切刃平面Qは、下切刃平面R
に対して傾き角λだけ左側に傾いている。ことで、λは
λ〉0なる微小角度であるが、第2図ではわかりやすく
するために大きく描いである。
丑だ、上円板刃23と下円板刃22とは、幅lのランプ
量にてオーバーラツプしている。ここで、lは1mm程
度の微小寸法であるが、第2図ではわかりやすくするた
めに、大きく描いである。
以下、上円板刃23の位置調整動作を説明する。
壕ず、ランプ量lは、例えば1mmとなるように、第1
図の下回転軸21とベース部材29を取付ける取付面3
0Aの距離が計算され、フレーム30がその位置に固定
され、その取付面30Aにベース部材29が取付けられ
る。なお、フレーム30は下回転軸21に対して所定距
離だけ離れた位置に固定的に保たれる構造としてもよい
し、調節可能としてもよい。
次に傾き角λの調整であるが、これは、ベース部材29
を、取付面30Aに沿って第1図の左右方向へ変位させ
ることで容易に行われる。すなわち、ベース部材29を
左右方向へ移動させることにより、上円板刃23の旋回
中心である支点軸線Zが下回転軸21に平行に移動し、
上円板刃23の傾き角が調整される。この際、上円板刃
23の揺動中心である支点軸線Zが上円板刃23の切刃
平面Q上に位置しているので、上円板刃23の刃先先端
(図面の下端)は支点軸線Zに対して円弧S上を移動し
、下円板刃22に接触するN点付近ではほぼ水平に、即
ち下円板刃22の軸線X−Xに対してほぼ平行に動く。
このだめ、ラップ量lは、傾き角λの調整によってはほ
とんど変動することがない。つまり、ラップ量lと傾き
角λはそれぞれ別個に選定、調整されるので、切れ味の
調整が極めて容易となる。
第3図は第1図の実施例になるスリッタ装置において、
シート材33を切断しないために、上円板刃23を上方
に退避させた状態を示している。ソレノイド31は非励
磁となって、引張りばね32が縮むことにより、アーム
部材24が支点軸線Zのまわりに時計方向に回転し、釣
り合いの位置又は図示さ171、−7 れないストッパに突き当てられて停止する。これにより
、上円板刃23と下円板刃22との圧接が解除され、し
かも上円板刃23がシート材33より離間するので、シ
ート材33は切断されることなく、搬送される。ここで
、上田板刃23の先端は円弧S′上を移動するので、上
円板刃23はすみやかに上方へ退避し、ガイド板34に
開けられる逃げ穴35を大きくしなくてすむ・このこと
憾・第3図を・従来例で、ある第5図に比較すれば明白
である。従って、逃げ穴35にシート材52の先端がひ
っかかシ、紙づまりとなるようなトラブルは大幅に軽減
される。
なお、上記実施例において、上円板刃23を下円板刃2
2に押付けるための付勢手段としてソレノイドを用いた
が、この代わりにばねを用いてもよいことは言うまでも
彦い。また、上記実施例においては、上円板刃23と下
円板刃22のそれぞれの軸線を同一平面上に位置さぜ、
上円板刃23と下円板刃22との間に、トーインを設け
ないとしてきだが、適切々トーイン角を与えれば更に切
れ味が向上することは一般によく知られている(例えば
、特公187、。
昭51−26674号公報)ところであり、本実施例に
おいても適切なトーイン角を併用して付与すれば更に良
好な切れ味が得られることは言う壕でもない。従って、
上円板刃23と下円板刃22のそれぞれの軸線は必ずし
も正確に同7−平面上に位置する必要はない。更に、上
記実施例では、上円板刃23を引張りばね32によって
シート材33に接触しない位置に退避させ、切断を行わ
なくすることができるように構成したが、本発明はこの
場合に限定されず、常時、上記切断を行うスリッタ装置
に適用してもよい。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、定位置で回
転駆動される第一円板刃に対して、切刃が部分的にオー
バーラツプするように配置される第二円板刃を、支点軸
線を中心に揺動可能々アーム部材に回転可能に保持させ
たスリッタ装置において、前記アーム部材の支点軸線を
、前記第二円板刃の切刃平面上で且つ第二円板刃を狭ん
で第一円板刃とは反対側に配置したものであるので、そ
19・\−7 の支点軸線を第一円板刃の軸線に平行に移動させること
によって第二円板刃の第一円板刃に対する傾き角を調整
した際、第二円板刃の刃先先端の支点軸線に対する移動
軌跡は、第一円板刃の軸線にほぼ平行となり、このだめ
、第一円板刃と第二円板刃とのラップ量がほとんど変化
せず、第二円板刃が第一円板刃に対して乗り上げるとい
うトラブルを発生することなく、所望の傾き角を得るこ
とができ、容易に切れ味調整を行うことができ、また、
第二円板刃を前記支点軸線を中心として揺動させ、切断
すべきシート材に非接触位置に退避させる場合には、第
5図に示す場合に比べ、第二円板刃の先端がすみやかに
退避するので、ガイド板の逃げ穴を小さくできるという
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すスリッタ装置のシート
材切断中を示す概略正面図、第2図はその要部概略断面
図、第3図は上記スリッタ装置の非切断中を示す概略正
面図、第4図は従来のスリッタ装置のシート材切断中を
示す概略正面図、第5図はそのスリッタ装置の非切断中
を示す概略正面図、第6図は逃げ角を付けた上下円板刃
を有するスリッタ装置の要部断面図、第7図は第6図の
装置を矢印A方向より見た側面図、第8図は下円板刃の
みに逃げ角を付けたスリッタ装置で、且つ切れ味調整が
適切に行われた場合の要部断面図、第9図は第8図の装
置を矢印り方向より見た側面図、第10図、第11図は
それぞれ同装置で切れ味調整不良となった場合の要部断
面図、第12図は第11図の装置を矢印J方向より見/
辷側面図、第13図は第4図の従来のスリッタ装置の欠
点の解決するものとして考えられるスリッタ装置の概略
正面図である。 21  下回転軸、22  下円板刃(第一円板刃)、
23  上円板刃(第二円板刃)、24−アーム部材、
28  支点軸、29  ベース部材、30  フレー
ム、30A・−取付面、31  ソレノイド、32  
引張りばね、33シート材、34  ガイド板、35 
 逃げ穴。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名第4図 第5図 第6図 第 7 図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 外周に円形切刃を有し、定位置に設けられた第一円板刃
    と、この第一円板刃を回転駆動する駆動装置と、外周に
    円形切刃を有し、その円形切刃が前記第一円板刃の切刃
    に対して部分的にオーバーラップするように設けられる
    第二円板刃と、この第二円板刃を回転可能に保持し、且
    つ支点軸線を中心として揺動可能なアーム部材と、前記
    アーム部材を前記支点軸線を中心として揺動可能に保持
    し、前記第一円板刃の軸線に平行方向に位置調整可能な
    ベース部材と、前記第二円板刃を第一円板刃に押付ける
    よう前記アーム部材に力を作用させる付勢手段とを有し
    、前記アーム部材の支点軸線を、前記第二円板刃の切刃
    平面上でかつ前記第二円板刃を狭んで第一円板刃とは反
    対側に配置したことを特徴とするスリッタ装置。
JP3577988A 1988-02-18 1988-02-18 スリッタ装置 Pending JPH01210296A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000141284A (ja) * 1998-11-12 2000-05-23 Kyokuto Sanki Co Ltd 壁紙糊付機用スリッター
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