JP2000263492A - カッター - Google Patents

カッター

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JP2000263492A
JP2000263492A JP11065185A JP6518599A JP2000263492A JP 2000263492 A JP2000263492 A JP 2000263492A JP 11065185 A JP11065185 A JP 11065185A JP 6518599 A JP6518599 A JP 6518599A JP 2000263492 A JP2000263492 A JP 2000263492A
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JP
Japan
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arm
cutting
cutting arm
cutter
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP11065185A
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English (en)
Inventor
Isao Yamazaki
山崎  功
Hajime Iwamoto
始 岩本
Shigeru Shinoda
茂 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断作業の安全性を向上したカッターを提供
する。 【解決手段】 片面に切断刃7を有する切断アーム3を
基板2に回動可能に枢支し、切断アーム3を基板2側へ
回動させて基板2上の被切断物11を切断するようにし
たカッター1において、基板2に切断アーム3の枢支軸
5Aからオフセットした位置に枢支軸5Bをもつストッ
パーアーム4を回動可能に設け、ストッパーアーム4を
切断アーム3側に切断アーム3を係合ロックすように、
収縮バネ10により付勢するとともに、付勢に抗する矢
印B方向の回動により係合ロックが解除するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴムサンプル等を
切断するカッターに関し、さらに詳しくは切断作業の安
全性を向上したカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴムの特性を検査する場合、帯状のゴム
シートから切り出した小片をサンプルとして検査するよ
うにしている。このようなサンプルを切り出すカッター
は、一般に、片面に切断刃を有する切断アームを基板に
枢支し、この切断アームを基板側へ回動させることによ
り基板上に載置したゴムシートを切断するようにした構
成のものが使用されている。
【0003】このようなカッターの操作は、基板上のゴ
ムシートを片手で押さえ、他方の手で切断アームを回動
させるようにして行なう。しかし、基板側でゴムシート
を押さえている手は、下降してくる切断アームが横切る
領域から離れた位置に置かないと、受傷事故を招くこと
がある。このような受傷事故は、特に作業に慣れるほ
ど、心に油断が生じて起こしやすくなるという問題があ
った。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】本発明の目的は、切断
作業の慣れの如何を問わず、確実に受傷事故を防止でき
るようにしたカッターを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のカッターは、片面に切断刃を有する切断アームを基
板に回動可能に枢支し、該切断アームを前記基板側へ回
動させて該基板上の被切断物を切断するようにしたカッ
ターにおいて、前記基板に前記切断アームの枢支軸から
オフセットした位置に枢支軸をもつストッパーアームを
回動可能に設け、該ストッパーアームを前記切断アーム
側に該切断アームを係合ロックするように付勢するとと
もに、該付勢に抗する方向の回動により前記係合ロック
が解除するようにしたことを特徴とするものである。
【0006】上述のように、切断アームの枢支軸からオ
フセットした位置に枢支軸をもつストッパーアームを設
け、このストッパーアームを切断アーム側に該切断アー
ムを係合ロックするように付勢しているので、そのまま
では切断アームを回動操作することができない。そし
て、切断アームを回動させるには、ストッパアームを付
勢に抗する方向に回動させた状態に維持しなければなら
ないが、それを切断アームを操作する側の手と反対側の
手で行なわざるを得ないので、その反対側の手を切断ア
ームの切断刃で受傷することがなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態のゴ
ムサンプル用のカッターの斜視図であり、図2はその要
部を示す拡大図である。
【0008】サンプルカッター1は、基板2の上に切断
アーム3が前端部で枢支軸5Aに枢支され、その枢支軸
5Aと他端側の把手部6との間の側面に切断刃7を固定
し、基板2へ向けて回動させることによりパッド2aの
上に載せたゴムサンプルSを切断するようになってい
る。
【0009】この切断アーム3の枢支側にストッパーア
ーム4が、切断アーム3の枢支軸5Aとオフセットした
位置に平行に配置された枢支軸5Bを介して回動可能に
取付けられている。このストッパーアーム4は、切断ア
ーム3と交差する領域部分にV字状の凹部9a、9b、
9cを多段に設け、これらの一つに切断アーム3側に固
定された凸部8(ピン)が選択的に係合可能になってい
る。
【0010】このように複数個の凹部9a、9b、9c
を備えたストッパアーム4は収縮バネ10を介して切断
アーム3に連結され、常に切断アーム3側に付勢された
状態で、凹部9a、9b、9cのひとつを切断アーム3
の凸部8に嵌合させて切断アーム3の回動をロックする
ようにしている。また、逆にストッパーアーム4を収縮
バネ10の付勢に抗して矢印B方向に回動させると、上
記係合関係が解除されるため、この状態を保持すれば切
断アーム3を自由に回動させて、切断操作することがで
きる。
【0011】切断アーム3がロックされるのは、この切
断アーム3とストッパーアーム4とが互いにオフセット
した位置の枢支軸5A、5Bを中心に回動し、切断アー
ム3側の凸部8の回動軌跡Kとストッパーアーム3側の
凹部9a、9b、9cの回動軌跡Ka、Kb、Kcとが
必ず交差する関係にあるためであり、その交点の一つで
凸部8が凹部9a、9b、9cの一つと接合状態となる
ことにより切断アーム3の動きは規制される。
【0012】従って、ストッパーアーム4を矢印B方向
に倒伏するように一方の手で押さえ、他方の手で切断ア
ーム3を直立位置から基板2側へ倒伏させる過程で、上
記ストッパーアーム4を押さえていた手を離すと、スト
ッパーアーム4は収縮バネ10の付勢力で切断アーム3
側へ引き寄せられ、三つの凹部9a、9b、9cの回動
軌道Ka、Kb、Kcのうち凸部8に最も近い位置にあ
る軌跡の凹部がV字状の壁面に凸部8を滑らせながら最
後に係合状態になり、その切断アーム3の回動をロック
する。
【0013】このような構成のサンプルカッター1によ
り、ゴムサンプルSを切断するときは、まず、凸部8を
最上段の凹部9aに嵌合させて切断アーム3を直立状態
にロックさせ、基板2上にゴムサンプルSを載置する。
次に、一方の手で把手6を握り、他方の手でストッパー
アーム4を収縮バネ10の付勢に抗する矢印B方向に倒
伏させて、凸部8と凹部9aとの係合を解除し、そのま
ま、ストッパーアーム4の倒伏状態を維持して切断アー
ム3を回動させることにより、切断刃7によりゴムサン
プルSを切断することができる。
【0014】このとき、切断アーム3の回動操作の途中
で他方の手をストッパーアーム4から離すと、収縮バネ
10によりストッパーアーム4が切断アーム3に引き寄
せられるので、凸部8と凹部9a、9b、9cのひとつ
が選択的に係合し、切断アーム3の回動がロックされ
る。
【0015】従って、切断作業時には、片方の手でスト
ッパーアーム4を切断アーム3から引き離した状態を維
持しながら、他方の手で切断アーム3を回動させなけれ
ばならないため、作業者が片方の手を切断刃の下降位置
に置いたまま切断アーム3を回動させる可能性がなく、
切断作業を安全に行なうことができる。
【0016】さらに、切断刃7の交換作業時には切断ア
ーム3を持ち上げた状態で、ストッパーアーム4で係合
ロックすることができるため、切断刃7の交換作業をも
安全に行なうことが可能である。
【0017】なお、図示の実施形態では、切断アーム側
に凸部を設け、ストッパーアーム側に凹部を設けるよう
にしたが、この凸部と凹部との位置関係は、上記に限定
されるものではなく、凸部をストッパーアーム側に、凹
部を切断アーム側に設けて上記とは逆にすることも可能
である。また、凹部を1個にし、凸部を多段に設けるよ
うにしてもよく、また、多段に設けた場合の凹部または
凸部の数は2個であってもよく、4個以上であってもよ
い。また、実施形態では付勢手段として収縮バネを使用
したが、ストッパーアームの枢支軸にねじりバネ等を挿
入するなど他の弾性部材を用いることも可能である。ま
た、実施形態では、ゴムサンプル用のカッターの場合に
ついて説明したが、本発明は紙材、食品、ワラ等の飼料
などのカッターにも適用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述の通り、本発明によれば、切断
アームの枢支軸からオフセットした位置に枢支軸をもつ
ストッパーアームを切断アーム側に常時付勢して該切断
アームを係合ロックし、切断作業時は切断アームを操作
する手と反対側の手でストッパアームを付勢に抗する方
向に回動させた状態を維持して行なわなければならない
ようになるため、作業者が片方の手を切断刃の下降位置
に置いたまま切断アームを回動させる可能性がなく、安
全な切断作業を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなるゴムサンプル用のカ
ッターを示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 サンプルカッター 2 基板 3 切断アーム 4 ストッパーアーム 5A、5B 枢支軸 7 切断刃 8 凸部 9a、9b、9c 凹部 10 収縮バネ S ゴムサンプル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に切断刃を有する切断アームを基板
    に回動可能に枢支し、該切断アームを前記基板側へ回動
    させて該基板上の被切断物を切断するようにしたカッタ
    ーにおいて、前記基板に前記切断アームの枢支軸からオ
    フセットした位置に枢支軸をもつストッパーアームを回
    動可能に設け、該ストッパーアームを前記切断アーム側
    に該切断アームを係合ロックするように付勢するととも
    に、該付勢に抗する方向の回動により前記係合ロックが
    解除するようにしたカッター。
  2. 【請求項2】 前記切断アームとストッパーアームとの
    いずれか一方に凸部を設けると共に他方に凹部を設け、
    該凸部と凹部との嵌合により前記係合ロックを行なわせ
    るようにした請求項1に記載のカッター。
  3. 【請求項3】 前記凸部と凹部とのいずれか一方を多段
    に設けた請求項2に記載のカッター。
  4. 【請求項4】 前記切断アームとストッパーアームとを
    収縮バネで連結して、前記ストッパーアームを前記切断
    アーム側に付勢するようにした請求項1、2または3に
    記載のカッター。
  5. 【請求項5】 前記被切断物がゴムサンプルである請求
    項1、2、3または4に記載のカッター。
JP11065185A 1999-03-11 1999-03-11 カッター Pending JP2000263492A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104149116A (zh) * 2014-06-29 2014-11-19 邱逸奎 钩藤切选机
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CN110948364A (zh) * 2018-09-27 2020-04-03 中国商用飞机有限责任公司 一种橡胶零件的加工方法

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