JPS5914156Y2 - 一回転式ロ−タリ−カツタ− - Google Patents

一回転式ロ−タリ−カツタ−

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Publication number
JPS5914156Y2
JPS5914156Y2 JP14074280U JP14074280U JPS5914156Y2 JP S5914156 Y2 JPS5914156 Y2 JP S5914156Y2 JP 14074280 U JP14074280 U JP 14074280U JP 14074280 U JP14074280 U JP 14074280U JP S5914156 Y2 JPS5914156 Y2 JP S5914156Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting edge
blade
cutting
rotary
rotating blade
Prior art date
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Expired
Application number
JP14074280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5763695U (ja
Inventor
孝次郎 近藤
Original Assignee
日立金属株式会社
株式会社安来精密
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立金属株式会社, 株式会社安来精密 filed Critical 日立金属株式会社
Priority to JP14074280U priority Critical patent/JPS5914156Y2/ja
Publication of JPS5763695U publication Critical patent/JPS5763695U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5914156Y2 publication Critical patent/JPS5914156Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複写機、ファクシミリあるいはオフィスプリン
タなどの装置においてロール紙、フィルムを任意の長さ
に切断する目的で用いられているロータリーカッターに
関する。
このようなロータリーカッターはたとえば実公昭48−
5909号公報にも記載されているように回転刃とこれ
に対してばねによって刃先を交叉圧接しつつシート材を
切断する固定刃とよりなる構造のものである。
このようなロータリーカッターで回転刃を一回転させて
駆動することは被切断シート材が走行中に切断を行なっ
てもジャム(紙詰まり)を生じ難いことから走行中切断
時の駆動方法として広く用いられている。
しかし従来の構造のロータリーカッターで回転刃を一回
転駆動した場合、次に述べる理由によってカッターの耐
久性が著しく低くなるという重大な欠陥があったのであ
る。
ロータリーカッターの回転刃の切り始め端には、回転刃
と固定刃の双方の刃先の噛み合いの案内部として回転刃
の刃先と同一円筒面の輪体が一体的に取り付けられてい
る。
回転刃が待機状態にあるときは固定刃の刃先は、この輪
体に圧接されており、回転刃が駆動されると固定刃の刃
先はこの輪体の外周面を摺動し、次いで回転刃の刃先と
噛み合って切断を行なう。
刃先の案内のための輪体は刃先と同材質の高硬度材によ
ってつくられており前記実公昭48−5909号公報に
記載されたロータリーソレノイドと復帰ばねによって回
転刃を往復回転駆動させる場合では輪体と固定刃の刃先
との摺動摩擦範囲は高々5°〜15°程度であるが、回
転刃を一回転させる場合には刃先が切断状態にあるとき
を除いて300°以上の範囲を摺動摩擦することになり
固定刃の刃先の輪体との接触部分にのみ早期に摩耗を生
じる傾向は免れ得ない。
回転刃の輪体および゛固定刃のここに当接する刃先部分
は双方の刃先の噛み合いの案内となる機能上重要な役目
を担う箇所であり、この部分に著しい損耗を生じた場合
は結局カッター全体としての機能に支障を来してしまう
ことになる。
本考案は回転刃の輪体と固定刃の刃先との摩擦距離を短
かくすることによってこのような欠点を取り除き寿命の
長いカッターを提供するものである。
本考案を図面によって説明すると、第1図および第2図
において固定刃1は両端のピン2,2′で支持されは゛
ね3によってその刃先4を回転刃5に圧接する向きに回
動習性をもっているか係止板6を介して固定刃1の背面
より取り付けられたねじ7によって回転刃5の刃先の軌
跡円8にわずかに干渉する位置より回転刃5にその刃先
4を近接しないようにばね3の行程を抑制されている。
回転刃5はその切断開始端に案内輪9を備えている。
案内輪9は回転刃5の回転軸10.10’に対して刃先
11側に偏心して取り付けられており、刃先Hの近傍で
は刃先と同一円筒面8に仕上げられている。
さてこのような構造の本考案にもとづく−・回転式ロー
タリーカッターで゛は固定刃の刃先4は回転刃5が矢印
A方向(切断方向)に回転すると、まず案内輪9に接し
、次いで相互に刃先を噛み合わせあシート材12を切断
した後案内輪9の半径か減少するとともに接触を失い、
係止板6とわじ7で決められた位置に留まる。
すなわち本考案にもとづく一回転式ロータリーカッター
は回転刃の案内輪と固定刃の刃先とが接触摩擦するのは
切断状態の前後のごくわずかの範囲であるために、当然
この部分に生じる摩耗は少なく、したがって耐久性の高
い一回転式ロータリーカッターである。
また本考案にもとづく一回転式ロータリーカッターは切
断状態とその前後を除いて回転刃と固定刃とは相互に接
触しないため、回転刃の駆動時の固定刃との間の摩擦損
失がなく、したがって駆動に要する動力を小さくするこ
とができるという特徴をあわせ持つものである。
第3図は案内輪の形状の他の実施態様を示すもので、案
内輪13は切断開始後に対応する部分に切り欠き14を
有している。
案内輪の形状をこのようにすることによって切断後の案
内輪と固定刃との接触がなくなり、耐久性をさらに改善
することかで゛きる。
第4図は本考案のさらに別の実施態様を示すもので、回
転刃]5の刃先16および案内輪17は共通の軸心01
によって同一円筒面に仕上げられており回転刃の駆動軸
心02に対して刃先16部分が最大半径となる向きに偏
心してつくられている。
回転刃の形状をこのようにした場合は、案内輪の輪郭は
滑らかな連続曲線となり、回転刃の高速度で回転させて
もより安定した静かな切断を行なうことか゛できる。
以上説明したように本考案は回転刃の案内輪を偏心した
形状とし、固定刃にストッパを取り付けたという簡単な
構造で耐久性が高く、軽く駆動できる一回転式ロータリ
ーカッターとする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一回転式ロータリーカッターの実
施態様を示す正面図で第2図は第1図のS−3断面を示
す断面図である。 第3図ないし第4図は他の実施態様を示す断面図である

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一回転駆動される回転刃とこれに対してばねによっ
    て刃先を交叉圧接しつつシート材を切断する固定刃とに
    よりロータリーカッターにおいて、固定刃の刃先が回転
    刃に対して一定距離より近接しないように刃先圧接用ば
    ねの行程を抑制するストッパを設け、回転刃の切断開始
    端にあって回転刃と固定刃の刃先が相互に噛み合って切
    断開始状態となるに先立って次第にその半径を増し、切
    断開始状態の直前において刃先と同一円筒面となり、切
    断開始後は速やかにその半径を減じる結成とした刃先案
    内部を設けた構造を特徴とする一回転式ロータリーカッ
    ター。 2 回転刃の切断開始端に回転刃の刃先方向にその中心
    を偏心した輪体を取り付は刃先近傍部分のみを刃先と同
    時に円筒研削仕上を行なった構造を特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の一回転式ロータリーカッタ
    ー。 3 回転刃の切断開始端に回転刃の刃先方向にその中心
    を偏心した輪体を取り付け、切断開始後に対応する部分
    を切り欠いて逃げとし刃先近傍部分のみを刃先と同時に
    円筒研削仕上を行なった構造を特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の一回転式ロータリーカッター 4 回転刃の切断開始端に刃先円筒面と同一円筒面の輪
    体を刃先案内部として設け、回転刃の回転駆動軸を刃先
    部分が最大半径となる向きに偏心して取り付けた構造を
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の一回転
    式ロータリーカッター。
JP14074280U 1980-10-02 1980-10-02 一回転式ロ−タリ−カツタ− Expired JPS5914156Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14074280U JPS5914156Y2 (ja) 1980-10-02 1980-10-02 一回転式ロ−タリ−カツタ−

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JP14074280U JPS5914156Y2 (ja) 1980-10-02 1980-10-02 一回転式ロ−タリ−カツタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5763695U JPS5763695U (ja) 1982-04-15
JPS5914156Y2 true JPS5914156Y2 (ja) 1984-04-25

Family

ID=29500636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14074280U Expired JPS5914156Y2 (ja) 1980-10-02 1980-10-02 一回転式ロ−タリ−カツタ−

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