JPS6229261Y2 - - Google Patents

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JPS6229261Y2
JPS6229261Y2 JP4709881U JP4709881U JPS6229261Y2 JP S6229261 Y2 JPS6229261 Y2 JP S6229261Y2 JP 4709881 U JP4709881 U JP 4709881U JP 4709881 U JP4709881 U JP 4709881U JP S6229261 Y2 JPS6229261 Y2 JP S6229261Y2
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JP
Japan
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adjustment
platen
lever
guide shaft
frame
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JP4709881U
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JPS57159469U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は印字装置におけるプラテンと印字ヘツ
ドとの間のギヤツプ調整装置の構造改良に関する
ものであり、その目的とするところは、ギヤツプ
調整を簡単な構造により容易に行うことができる
装置を得ることにある。
従来、該種の装置としては、実開昭53−94720
号公報に示す如くものがあるが、該装置によれ
ば、ギヤツプを調整するための軸において、該軸
両端部の偏心位置が同一になるように加工せねば
ならず、非常に手数を要するとともに、構造上、
ギヤツプを調整しうるというのみで、その具体的
なギヤツプ調整機構がなく、ギヤツプ調整基準位
置を出すのが難しく、そのために、そのギヤツプ
調整時においても手数を要するという欠点があつ
た。
本考案はこのような欠点を除去するものであ
り、フレームに回動自在に支持された1対の調整
ブツシユに対し偏位した位置に案内軸端部を固定
し、かつ、該軸を中心として該調整ブツシユにお
ける円周上に、該軸に固定される調整レバーと係
合する。複数の係合部を形成し、調整レバーとあ
らかじめ係合設定する調整ブツシユ係合部の位置
と、フレーム上に形成された係合部との相対的な
関係にてプラテンに対する軸位置を定めることに
より目的を達成したものである。
本考案に係るギヤツプ調整装置の一実施例を図
面に基づき詳細に説明する。
第1図乃至第5図は本考案ギヤツプ調整装置の
一実施例を示し、第1図は該調整装置の要部のみ
を示した印字装置の側面図、第2図は第1図にけ
る印字装置の平面図、第3図は他方の側面図、第
4図は第2図におけるA−A断面図、また第5図
は後述する調整ブツシユを示す平面図である。な
お、各図において対応する部品等については同一
符号を用いてある。
1は印字装置を形成するフレームで、該フレー
ムにプラテン2が軸支され、更に1対の案内軸
3,4が前記プラテン2と平行に配設されてい
る。
この1対の案内軸のうち、プラテンに近い案内
軸3は真円の丸棒であり、該軸両端部はフレーム
1に回動自在に支持した1対の調整ブツシユ5に
おける中心に対し偏位した位置に相対向し形成さ
れた偏心穴5Aに固定される。また、前記調整ブ
ツシユ5には仮止め用穴5Bが設けられ、案内軸
3と1対の調整ブツシユ5を嵌合する際に該軸が
プラテン2に対しネジレを生じないよう、フレー
ム1に相対向し設けられた仮係止部1Aと例えば
ネジにて仮止めできるようになつている。また他
方の案内軸4は前記案内軸3と平行になるようフ
レーム1に固着されている。
7は印字ヘツド6を載置固定したキヤリツジで
あり案内軸3に嵌合し、案内軸4とはプラテン2
に対し直角方向に前後動可能となるよう切欠係合
部7Aにて支持され摺動自在となつており、該キ
ヤリツジ7は駆動機構(図示なし)よりベルト8
を介し駆動されることによりプラテン2に対向
し、印字ヘツドが摺動することにより印字動作が
行われる。
調整ブツシユ5には案内軸3の軸心を中心とし
て円弧状に形成された歯部5Cを有し、該歯部5
Cと調整レバー9の爪部9Aが係合してなる第1
の係合部を有し、かつ、前記調整レバー9の弾力
性を有する係止部9Bはフレーム上に形成された
位置決め係止用の凹部1Bに係合され第2の係合
部を形成してなり、前記調整レバー9はあらかじ
め設定された第1の係合部位置を保持するよう案
内軸3に螺着され、弾力性を有する係合部9Bが
フレーム上に設けられた凹部1Bと係合するよう
回動される。
第6図乃至第8図は前記調整レバー9の爪部9
Aと調整ブツシユ5の歯部5Cにより形成された
第1の係合部位置の各態様を示す。
なお、該各態様にするには、前述した如く、1
対の調整ブツシユ5を所定の位置にして、調整ブ
ツシユ5の仮止め用穴5Bと、フレーム1に設け
られた仮係止部1Aと例えばネジ等により仮止め
し、調整レバー9を固着しているナツトをゆる
め、該レバーの爪部9Aの位置を変えた後螺着す
ることにより前記した第1の係合部位置を変更す
ることができる。
具体的には、第5図の調整ブツシユ5に示す如
く、一点鎖線a,bの交点はフレーム1に対し回
動する調整ブツシユ5の中心を示し、一点鎖線
a,cの交点は該調整ブツシユ5に保持されるプ
ラテン側の案内軸3の中心を示し、フレームに対
して回動する調整ブツシユ5の中心に対して、案
内軸3の中心は、偏心位置にあり、該図の状態に
て、調整ブツシユ5が最大左右90度回転するに伴
い、該ブツシユ5に保持され、プラテン2に対し
て、前後動する案内軸3の最大移動範囲内にてギ
ヤツプ調整できるよう構成している。本実施例で
は、第1図に示す如く、調整レバー9の爪部9A
と調整ブツシユ5の歯部5Cとが歯部形成範囲の
中心位置に係合セツトした状態にて、調整レバー
係止部9Bが、フレーム1に形成した位置決め係
止用凹部1Bの中央部位置に係合してなり、その
周辺スペースとの兼合より、左右45゜回転位置決
めできるよう形成している。第6図が、調整レバ
ー9の爪部9Aを調整ブツシユ5に形成た歯部5
Cの中央部位置に係合セツトしたものであり、そ
の調整範囲は、第5図に示す調整ブツシユ5の位
置態様において、回転角α、第7図は、第6図
の状態にある調整レバー9の爪部9Aと、調整ブ
ツシユ5に形成した歯部5Cとの係合部を、45゜
右方回転位置にずらしたもの、第8図は第6図の
状態にある調整レバー9の爪部9Aと、調整ブツ
シユ5に形成した歯部5Cとの係合部を、45゜左
方回転位置にずらしたものであり、結果として
は、第5図は示す調整ブツシユ5の位置態様にお
いて、前者のもの(第7図実施態様)は、回転角
α、後者のもの(第8図実施態様)は、回転角
α内にてギヤツプ調整できることになる。第9
図は、前記第6図乃至第8図に対応し調整できる
プラテン2と印字ヘツド6との間のギヤツプ調整
範囲A,B,Cを示すものであり、例えば、前記
の如く、第5図の位置態様にある調整ブツシユ5
を、aの一点鎖線を中心として、左右に90゜α
,α回転することにより得られるプラテン側
の案内軸3の移動量、すなわち、プラテン2に対
する印字ヘツド6の最大ギヤツプ調整範囲をlと
し、該図に示す如く関係にて組立できたとする
と、第6図実施態様におけるギヤツプ調整範囲A
に対し、第7図実施態様にセツトすると、プラテ
ン2に更に近接した範囲l1内での調整ができ、逆
に第8図の実施態様にセツトすると、プラテン2
に対して、前記A範囲後部側の範囲l2内での調整
ができることになる。すなわち、調整レバー9の
回動により、該レバーの係止部9Bと、フレーム
1上に形成した凹部1Bとの係合による第2の係
合部の選択にて調整できる範囲を、1つのギヤツ
プ調整範囲として、その調整範囲を調整レバー9
の爪部9Aと、調整ブツシユ5に形成した歯部5
Cとの係合位置による第1の係合部の選択によ
り、前記調整範囲全体を、プラテン2に対して前
後方向に移動せしめることができるため、各種紙
厚に適用できると共に、一方、組立誤差等によ
る、調整レバー所定の位置設定におけるプラテン
と印字ヘツドとの間のギヤツプのバラツキを簡単
に調整できる。又、調整レバー9の回動範囲、位
置決め機構等に占めるスペースを小さくできるた
め、コンパクトな印字装置を得ることができ、更
には、案内軸は何ら偏心加工する必要もなく、調
整ブツシユとの係合により目的を達せられるた
め、案内軸の加工に手数を用することもなく、調
整ブツシユについても、例えば、成形加工によれ
ば、同一形状のものが多量に得ることができ、案
内軸と調整ブツシユとの間の組立時のバラツキ等
に対しても、前記第1と第2の係合部位置の相対
関係により解消することができるという実用上の
効果がある。
なお、本実施例においては、一方に調整レバー
を設け、第1と第2の係合部についても、爪部と
歯部及び弾力性を有する部材と凹部により構成し
た最適な実施例について説明したが、調整レバー
を複数にしたり、係合部の形状、組合せの変形を
行つても本考案の要旨を変更するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本考案に係るギヤツプ調整
装置の一実施例を示し、第1図は該調整装置の要
部のみを示した印字装置の側面図、第2図は第1
図における印字装置の平面図、第3図は他方の側
面図、第4図は第2図におけるA−A断面図、第
5図は調整ブツシユの拡大平面図である。第6図
乃至第8図は調整レバーと調整ブツシユとの各係
合状態を示し、第9図は第6図乃至第8図におけ
るギヤツプ調整範囲を示す概要図である。 1:フレーム、1B:凹部、5:調整ブツシ
ユ、5A:偏心穴、5C:歯部、9:調整レバ
ー、9A:爪部、9B:弾力性を有する係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印字紙を保持するプラテンに対して平行に配設
    された1対の案内軸がフレームに支持されるとと
    もに、該軸を案内として摺動自在に装着され、
    且、印字ヘツドを載置固定してなるキヤリツジを
    有し、又、該キヤリツジは前記1対の案内軸のう
    ちプラテンに近い案内軸と回動自在に遊嵌され、
    他方の案内軸とはプラテンに対し直角方向に前後
    動可能となる如く支持形成されてなる印字装置に
    おいて、フレームに回動自在に支持された1対の
    調整ブツシユの偏心位置に、前記プラテン側の案
    内軸両端部をプラテンと平行にセツトするための
    位置決め部を有するとともに、該軸には該調整ブ
    ツシユ回動用の調整レバーを固定してなり、且、
    該案内軸軸心を中心とした前記調整ブツシユ円周
    上には該調整レバーとあらかじめ係合設定するた
    めの複数の係合部を有し形成された第1のレバー
    係合部を有し、且、フレームには該調整レバーの
    回動に伴い該レバーを位置決めするための複数の
    係合部を有し形成された第2のレバー係合部とを
    有し構成され、前記第1の係合部にあらかじめ設
    定するレバー係合部位置と前記第2の係合部位置
    との相対位置関係によりプラテンと印字ヘツドと
    の間のギヤツプ調整範囲を設定することを特徴と
    する印字ヘツドとプラテンとの間のギヤツプ調整
    装置。
JP4709881U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPS6229261Y2 (ja)

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JP4709881U JPS6229261Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JP4709881U JPS6229261Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS57159469U JPS57159469U (ja) 1982-10-06
JPS6229261Y2 true JPS6229261Y2 (ja) 1987-07-27

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ID=29843918

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JP4709881U Expired JPS6229261Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JPH0784083B2 (ja) * 1986-05-19 1995-09-13 株式会社テック キヤリアシヤフト調整装置

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JPS57159469U (ja) 1982-10-06

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