JP2745907B2 - 用紙厚調整装置 - Google Patents

用紙厚調整装置

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JP2745907B2
JP2745907B2 JP3315145A JP31514591A JP2745907B2 JP 2745907 B2 JP2745907 B2 JP 2745907B2 JP 3315145 A JP3315145 A JP 3315145A JP 31514591 A JP31514591 A JP 31514591A JP 2745907 B2 JP2745907 B2 JP 2745907B2
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bevel gear
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driven
thickness adjusting
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茂光 松森
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ機器の用紙厚
調整装置に関し、特に、使用用紙厚に応じた印字手段の
適正な距離位置を設定する用紙厚調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の用紙厚調整構造は、図4および図
5に示すように、プラテン1に平行に設けられたガイド
シャフト2およびガイドレール3上を印字手段4などを
搭載したキャリッジ5がプラテン1に沿って印字しなが
ら移動する構造において、用紙厚に応じて印字手段4と
プラテン1との距離を調整すべく、ガイドシャフト2の
外径はフレーム6との回転軸部7に対し偏心している。
【0003】ガイドシャフト2の回転軸部7の端には、
回転軸部7を回動させるギャップアジャストレバー28
がねじ9により固着されている。ギャップアジャストレ
バー28は、通常プラスチックモールドで成形されその
弾性体であることを利用し、フレーム6に設けられた突
起20に対し回転位置がデテント係合している。
【0004】ハウジング21には、ギャップアジャスト
レバー28が突出する開口部22が設けられ、その周辺
にギャップアジャストレバー28の回転位置を示してあ
る。すなわち、プラテン1と印字手段4との距離関係を
示す紙厚表示部23を有しているのが通常である。表示
1側は薄手の用紙、表示4など数字を大きくとる側が厚
手の用紙に対応したギャップアジャストレバー28の回
転位置となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
用紙厚調整装置においては、ギャップアジャストレバー
28がハウジング21から突出せざるを得なく、また、
回転移動量も大きいので、ハウジング21における開口
部22が大きくなり、そのため、ハウジング21の内部
で発生する印字騒音やモータ駆動音などの騒音が開口部
22より外部にもれるという問題点があった。
【0006】また、用紙厚調整操作部が装置上面に位置
されるのが通常であり操作部位置の自由度がなかった。
さらに、ギャップアジャストレバーの操作部と、デテン
ト部のレバー比において、より細分化されたデテント位
置が設定できないという状況にあった。
【0007】本発明は、上記の問題点にかんがみてなさ
れたもので、ハウジングの気密性を向上させるととも
に、操作部位置の自由度の向上およびデテント位置の細
分化を図った用紙厚調整装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の用紙厚調整装置によれば、印字手段を搭載した
キャリッジが走行するガイドシャフトを回転偏心させて
用紙厚調整を行う用紙厚調整装置において、ガイドシャ
フトに固着した従動かさ歯ギヤと、該従動かさ歯ギヤに
係合する駆動かさ歯ギヤと、装置ハウジング外に設けら
れ上記駆動かさ歯ギヤを回転させるダイヤル式操作部
と、従動かさ歯ギヤの歯面部に作用するデテント機構を
備えた構成としてある。
【0009】
【作用】上記構成からなる用紙厚調整装置によれば、操
作部を回転させれば、駆動かさ歯ギヤが回転し、ガイド
シャフトに設けられた従動かさ歯が回転させられ、ガイ
ドシャフトの印字手段の印字位置が調整させられる。ま
た、従動かさ歯ギヤの歯面部にデテント機構を設けてあ
るので、細分化されたガイドシャフトの回転位置が得ら
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例に係る用紙厚調整
装置の側面図であり、図2はその平面図である。
【0011】 図において、実施例が適用されるプリンタ
装置は、プラテン1に平行に設けられたガイドシャフト
2およびガイドレール3上を印字手段4などを搭載した
キャリッジ5がプラテン1に沿って印字しながら移動す
る構造になっている。ガイドシャフト2は、使用する用
紙厚に応じて印字手段4とプラテン1との距離を調整す
べくフレーム6に軸支したガイドシャフト2端部の回転
軸部7に対し偏心している。そして、ガイドシャフト2
の回転により、キャリッジ5はプラテン1に対し位置移
動が可能となる。すなわち、プラテン1と印字手段4と
の距離が調整可能となるものである。
【0012】 ガイドシャフト2の回転軸部7の端には従
動かさ歯ギヤ8がねじ9により固着されており、また、
ガイドシャフト2の軸に対し直交して上記従動かさ歯ギ
ヤ8と係合する駆動かさ歯ギヤ10が設けられている。
この駆動かさ歯ギヤ10は、ロッド11を有し、フレー
ム6に設けられたスリーブ12および13を介して回転
自由にハウジング15に備えられている。そして、ロッ
ド11の回転によりガイドシャフト2に回転が伝えられ
ることになる。
【0013】 また、従動かさ歯ギヤ8の歯面にはフレー
ム6に固着されたデテント機構としてのばね14が係合
しており、従動かさ歯ギヤ8の回転位置を軟固定してい
る。さらに、ロッド11には操作部としてのギャップア
ジャストダイヤル16が固着されている。ハウジング1
5には、このギャップアジャストダイヤル16が挿通さ
れる開口部17を有している。ギャップアジャストダイ
ヤル16と開口部17との形状は互いにオーバラップし
空気流通の少ない構造となっている。
【0014】 ギャップアジャストダイヤル16の外周部
には指示部18を有しており、開口部17周辺に備えら
れた表示部19を指針することができる。
【0015】 したがって、この実施例に係る用紙厚調整
装置によれば、ギャップアジャストダイヤル16を左に
回し、たとえば表示部19の「1」を示した場合は、ロ
ッド11および駆動かさ歯ギヤ10が回転し、従動かさ
歯ギヤ8が回転させられる。この場合、ガイドシャフト
2はキャリッジ5に搭載された印字手段4をよりプラテ
ン1に近づける。
【0016】 一方、反対にギャップアジャストダイヤル
16を右に回し、表示部19の「4」を示した場合は、
印字手段4をよりプラテン1より遠ざけるよう距離が調
整される。
【0017】 従動かさ歯ギヤ8に係合している板ばね1
4は従動かさ歯ギヤ8の歯部に係合しており、ギヤのモ
ジュールの設定のしようで、従動かさ歯ギヤ8の回転角
をギヤピッチでデテントすることが可能になる。これ
は、ハウジング15の開口部17の周辺に設けた表示部
19の「1」から「4」の位置に対し、もっと複数の位
置で、たとえば表示部19の「1」から「2」の間に2
カ所とか3カ所のギャップアジャストダイヤル16の軟
固定の位置が設けられることを意味するものである。こ
れは、多様な用紙厚に応じた最適なプラテン1と印字手
段4との距離を設定することが可能であることを示す。
【0018】 図3は、もう1つの実施例の側面図であ
る。これは、上記とは駆動かさ歯ギヤ10を含むロッド
11の方向を変え、ギャップアジャストダイヤル16を
装置全面に位置させてある。すなわち、多様なギャップ
アジャストダイヤル16の位置が設定できることを示
す。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の用紙厚調整
装置によれば、操作部をダイヤル回転式にしたので、ハ
ウジングの開口部を極小にでき、ハウジング内部で発生
する印字騒音やモータ駆動音などがもれる事態を防止で
きるという効果を有する。
【0020】 また、操作部をかさ歯ギヤ係合によるダイ
ヤル回転式にしたことにより、操作部を装置上方のみな
らず装置前面にも位置付けられ、操作部位置の自由度が
増し、操作性の向上を図ることができるという効果も有
する。
【0021】 さらに、デテント機構を設けることによ
り、従動かさ歯ギヤのモジュール,歯数に応じて、分解
能のよい用紙厚位置を設定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る用紙厚調整装置を示す側
面断面図である。
【図2】本発明の実施例に係る用紙厚調整装置を示す平
面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る用紙厚調整装置を示
す側面断面図である。
【図4】従来の実施例に係る用紙厚調整装置を示す側面
断面図である。
【図5】従来の実施例に係る用紙厚調整装置を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 プラテン 2 ガイドシャフト 3 ガイドレール 4 印字手段 5 キャリッジ 6 フレーム 7 回転軸部 8 従動かさ歯ギヤ 9 ねじ 10 駆動かさ歯ギヤ 11 ロッド 12,13 スリーブ 14 板ばね 15 ハウジング 16 ギャップアジャストダイヤル 17 開口部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字手段を搭載したキャリッジが走行す
    るガイドシャフトを回転偏心させて用紙厚調整を行う用
    紙厚調整装置において、 ガイドシャフトに固着した従動かさ歯ギヤと、 該従動かさ歯ギヤに係合する駆動かさ歯ギヤと、 装置ハウジング外に設けられ上記駆動かさ歯ギヤを回転
    させるダイヤル式操作部と、 従動かさ歯ギヤの歯面部に作用するデテント機構を備え
    たことを特徴とする用紙厚調整装置。
JP3315145A 1991-11-05 1991-11-05 用紙厚調整装置 Expired - Lifetime JP2745907B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3315145A JP2745907B2 (ja) 1991-11-05 1991-11-05 用紙厚調整装置

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JP3315145A JP2745907B2 (ja) 1991-11-05 1991-11-05 用紙厚調整装置

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Publication Number Publication Date
JPH05124298A JPH05124298A (ja) 1993-05-21
JP2745907B2 true JP2745907B2 (ja) 1998-04-28

Family

ID=18061957

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04100875U (ja) * 1991-02-06 1992-09-01 富士通株式会社 印字装置におけるヘツドギヤツプ設定機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05124298A (ja) 1993-05-21

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