JPH0635914Y2 - 船外機用ハンドル - Google Patents

船外機用ハンドル

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JPH0635914Y2
JPH0635914Y2 JP11801388U JP11801388U JPH0635914Y2 JP H0635914 Y2 JPH0635914 Y2 JP H0635914Y2 JP 11801388 U JP11801388 U JP 11801388U JP 11801388 U JP11801388 U JP 11801388U JP H0635914 Y2 JPH0635914 Y2 JP H0635914Y2
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JP
Japan
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shaft
handle
outboard motor
throttle
circular drum
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11801388U
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JPH0238399U (ja
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秀和 永井
泰 宮下
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はスロットル操作を行なう船外機用ハンドルに係
り、とりわけスロットルの操作力を確実に調整すること
ができる船外機用ハンドルに関する。
(従来の技術) 第3図に従来の船外機を示す。第3図において、船外機
10は船体(図示せず)に取付金具15を介して転舵自在に
取付けられたドライブシャフト部11と、ドライブシャフ
ト部11の上部に設けられたエンジン部12と、ドライブシ
ャフト部11の下部に設けられプロペラ部14を回転自在に
支持するギア部13とを備えている。またエンジン部12に
は、ハンドル16が取付けられている。このハンドル16は
船外機10の操舵を行なうとともに、エンジン部12内のス
ロットル(図示せず)の操作を行なうものである。
次に第4図および第5図により、ハンドル16について詳
述する。
ハンドル16において、中空状のハンドル本体20内にシャ
フト22が収納されている。また、ハンドル本体20の一端
部には、シャフト22の一端と連結された握り部21が回動
自在に取付けられている。さらにハンドル本体20内に
は、シャフト22を挟むように弾性体からなるアジャスタ
32が設けられている。このアジャスタ32には、ハンドル
本体20を貫通してつまみボルト31が挿着され、つまみボ
ルト31を回転させることにより、シャフト22に対するア
ジャスタ32の締付力(第5図寸法Bの長さ)を調整でき
るようになっている。
このような構成からなる船外機用ハンドル16において、
船外機10の操舵を行なう場合は、握り部21を握りハンド
ル16全体を水平方向に動かしてドライブシャフト11を取
付金具15に対して回動させる。次にエンジン部12のスロ
ットルを操作する場合は握り部21、および握り部21に連
結されたシャフト22を回動させる。そしてシャフト22の
回動を、エンジン部12内のスロットルに伝達させてスロ
ットルの操作を行なっている。
また、つまみボルト31を回転させることによりシャフト
22に対するアジャスタ32の締付力を調整し、握り部21の
回動力(スロットルの操作力)を調整している。さら
に、スロットルを所定のスロットル位置に固定したい場
合は、つまみボルト31を回転させてアジャスタ32により
シャフト22を強く締付け、シャフト22を固定している。
(考案が解決しようとする課題) 上述のようにスロットルの操作力を調整したり、スロッ
トルを所定のスロットル位置に固定する場合は、つまみ
ボルト31を回転させアジャスタ32によるシャフト22の締
付力を調整したり、アジャスタ32によってシャフト22を
固定している。
しかしながら、このようにアジャスタ32によってシャフ
ト22の締付力を調整する場合、アジャスタ32およびシャ
フト22の当接部の精度が良くないと確定に調整すること
ができない。また、ハンドル本体20内にアジャスタ32を
設けることは、構成部品の増加になるとともに製造組立
作業が煩雑となる。
本考案はこのような点を考慮してなされたものであり、
スロットルの操作力を確実に調整することができ、かつ
構成部品を少なくして製造コストの削減を図ることがで
きる船外機用ハンドルを提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、内部にシャフトを収納した中空状のハンドル
本体と、このハンドル本体の一端部に回動自在に取付け
られた握り部とを備え、前記シャフトの一端部を前記握
り部に連結するとともに、前記シャフトの他端部外周に
スロットル操作用の円形ドラムを取付け、前記ハンドル
本体内面に前記円形ドラムの前記握り部側平面と当接す
る突起部を設け、前記ハンドル本体の握り部と反対側の
端部に前記円形ドラムを前記突起部に押圧するボルトを
取付けたことを特徴とする船外機用ハンドルである。
(作用) 本考案によれば、ボルトを締付けて円形ドラムを突起部
に押圧することにより、握り部の回動力を調整したり、
スロットルを所定のスロットル位置に固定することがで
きる。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。
第1図および第2図は本考案による船外機用ハンドルの
一実施例を示す図である。第1図および第2図におい
て、船外機用ハンドル16は中空状のハンドル本体20内に
シャフト22を収納し、ハンドル本体20の一端部に握り部
21を回動自在に取付けて構成されている。
このうち握り部21はシャフト22の一端部にスクリュー23
を介して連結され、握り部21を回動させることによりシ
ャフト22も握り部21と同期して回動するようになってい
る。またシャフト22の他端部外周に円形ドラム24が固着
されている。この円形ドラム24の外周には、エンジン部
21のスロットル(図示せず)に連結された操作ワイヤ28
が所定角度巻付けられている。この操作ワイヤ28はスロ
ットル側のスプリングにより常時スロットル側に付勢さ
れており、握り部21をこのスプリングの力に抗して回動
させることにより操作ワイヤ28を円形ドラム24の外周に
巻付けスロットルの操作を行なうようになっている。
また、ハンドル本体20内の円形ドラム24近傍には、円形
ドラム24の握り部21側平面と当接する突起部29が設けら
れている。さらにハンドル本体20の握り部21と反対側の
端部には、円形ドラム24を突起部29に押圧するボルト26
がスプリング27を介して装着されている。スプリング27
はハンドル本体20とボルト26との間に介在され、ボルト
26をハンドル本体20から引離すように作用してボルト26
の脱落を防止するものである。
次のこのような構成から本実施例の作用について説明す
る。
船外機10の操舵を行なう場合は、握り部21を握りハンド
ル16全体を水平方向に動かしてドライブシャフト11を取
付金具15に対して回動させる。次にエンジン部12内のス
ロットルを操作する場合は、スロットル側のスプリング
の力に抗して握り部21およびシャフト22を回動させ、操
作ワイヤ28を円形ドラム24の外周に巻付けてスロットル
の操作を行なう。
次に握り部21の回動力を調整する場合は、ボルト26を締
付けて円形ドラム24の握り部21側平面を突起部29に当接
させ、さらにボルト26を締付けて円形ドラム24を突起部
29に押圧する。そして円形ドラム24の握り部21側平面と
突起部29との間の摩擦力を増減することにより、握り部
21の回動力を調整する。また、スロットルを所定のスロ
ットル位置に固定する場合は、ボルト26を締付けて円形
ドラム24を突起部29に強く押圧し、円形ドラム24の回転
を突起部29とボルト26との間で係止する。
以上説明したように本実施例によれば、ボルト26を締付
けてスロットル操作用の円形ドラム24を突起部29に押圧
することにより、握り部21の回動力を調整したりスロッ
トルを所定のスロットル位置に固定することができる。
このため、従来装置のようにハンドル本体20内にアジャ
スタ等を設ける必要がないので、構成部品の削減を図る
ことができる。またアジャスタおよびシャフトの当接部
の精度にかかわりなく、握り部21の回動力の調整を行な
うことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、ボルトを締付けて
円形ドラムを突起部に押圧することにより、握り部の回
動力、すなわちスロットルの操作力を調整したりスロッ
トルを所定のスロットル位置に固定することができる。
このためハンドル本体内に従来のようにアジャスタ等を
設ける必要がないので、構成部品の削減を図り製造コス
トの削減を図ることができる。またアジャスタおよびシ
ャフトの当接部の精度にかかわりなく、スロットルの操
作力を確実に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による船外機用ハンドルの一実施例を示
す側断面図であり、第2図は船外機用ハンドルを上から
みた部分断面図であり、第3図は従来の船外機を示す概
略側面図、第4図は従来の船外機用ハンドルの平面図、
第5図は第4図V−V線断面図である。 10…船外機、16…ハンドル、20…ハンドル本体、21…握
り部、22…シャフト、23…スクリュー、24…円形ドラ
ム、26…ボルト、27…スプリング、28…操作ワイヤ、29
…突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にシャフトを収納した中空状のハンド
    ル本体と、このハンドル本体の一端部に回動自在に取付
    けられた握り部とを備え、前記シャフトの一端部を前記
    握り部に連結するとともに、前記シャフトの他端部外周
    にスロットル操作用の円形ドラムを取付け、前記ハンド
    ル本体内面に前記円形ドラムの前記握り部側平面と当接
    する突起部を設け、前記ハンドル本体の握り部と反対側
    の端部に前記円形ドラムを前記突起部に押圧するボルト
    を取付けたことを特徴とする船外機用ハンドル。
JP11801388U 1988-09-08 1988-09-08 船外機用ハンドル Expired - Lifetime JPH0635914Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11801388U JPH0635914Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08 船外機用ハンドル

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JP11801388U JPH0635914Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08 船外機用ハンドル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0238399U JPH0238399U (ja) 1990-03-14
JPH0635914Y2 true JPH0635914Y2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=31361993

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JP11801388U Expired - Lifetime JPH0635914Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08 船外機用ハンドル

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