JP4111407B2 - 摺動調整機構付き船外機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハンドルアームによるハンドル操作時に一緒に回るドライブシャフトハウジングの摺動回転を調整できる摺動調整機構付き船外機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3〜図5は従来のこの種の摺動調整機構付き船外機の構造を示したもので、図3は従来の摺動調整機構付き船外機の側面図、図4は図3に示す船外機のスイベルブラケットを中心とした箇所の縦断面図、図5は図4のB−B線端面図である。
【0003】
この摺動調整機構付き船外機1は、エンジンを内蔵するエンジンカバー2を有する。このエンジンカバー2は、下部カバー部2aと上部カバー部2bとで構成されている。下部カバー部2aの下部から、該エンジンで回転駆動されるドライブシャフト3が下向きに導出され、このドライブシャフト3はエンジンカバー2の下部カバー部2aに一体に取り付けられた筒状のドライブシャフトハウジング4内にその軸線方向に沿って収納されている。ドライブシャフトハウジング4の下端には、ギヤケース5が取り付けられている。このギヤケース5には、ドライブシャフト3から回転力が与えられるギヤ機構(図示せず)が内蔵されている。ギヤ機構の出力軸には、プロペラ6が取り付けられて回転駆動されるようになっている。
【0004】
ドライブシャフトハウジング4の上部外周には、筒状のスイベルブラケット7が相対的に回転自在となるように取り付けられている。このスイベルブラケット7には、その上下部分の内周に開口させて緩衝材支持凹部8,9が設けられている。これら緩衝材支持凹部8,9には、ゴム製で環状をなす摺動用緩衝材10,11が支持されていて、これによりドライブシャフトハウジング4は摺動用緩衝材10,11に接触しつつ摺動回転が行われるようになっている。
【0005】
スイベルブラケット7の張出し部7aの先端には、取付け凹部12aを有するスターンブラケット12の基端部側が支持軸13で回転自在に支持されている。スターンブラケット12の基端部には、取付け凹部12aを船体の船外機取付け部に嵌めた状態で該スターンブラケット12を船体に固定するための締付け手段14が設けられている。スターンブラケット12の扇形部には多数の孔15があけられ、この孔15に通された船外機角度設定支持軸16がスターンブラケット12に突設された軸支え部17で支えられることにより船外機1が任意の角度で支持されるようになっている。
【0006】
エンジンカバー2の下部カバー部2aには、船外機1のハンドル装置18が取付けられている。このハンドル装置18は、下部カバー部2aに固定されたハンドルアーム19と、このハンドルアーム19の先端に回転自在に嵌められたハンドルグリップ20と、ハンドルアーム19内にその長手方向に沿って回転自在に組み込まれていてハンドルグリップ20の回転をエンジン側のスロットルに伝える図示しないスロットルシャフトとで構成されている。
【0007】
筒状のスイベルブラケット7の側面には、ハンドルアーム19の回転操作で一緒に回転するドライブシャフトハウジング4が、ハンドルアーム19の回転で設定された回転角度を維持できるように、該ドライブシャフトハウジングを摺動回転させるに要する力の調整をする摺動調整機構21が設けられている。この摺動調整機構21は、スイベルブラケット7のネジ孔22をネジ結合で貫通するネジ軸23と、このネジ軸23を回すことによりその先端がスイベルブラケット7内に突出する長さを調整する摘み24と、スイベルブラケット7内でネジ軸23の先端に相対的に回転が可能に支持された支持プレート25と、この支持プレート25の内向き面に固定されてドライブシャフトハウジング4の外周面に押し当てられる摺動調整用緩衝材26と、スイベルブラケット7と摘み24との間でネジ軸23の外周には嵌められているコイルスプリング27とで構成されている。
【0008】
本明細書では、締付け手段14の締付けで船体に固定されるスターンブラケット12と、ドライブシャフトハウジング4側を回転自在に支持するスイベルブラケット7と、このスイベルブラケット7に支持されている摺動用緩衝材10,11以外の部分であって、ハンドルアーム19の回転操作時に一緒に回転する側の部分を船外機本体28と称する。
【0009】
このような摺動調整機構付き船外機では、ハンドルアーム19の回転操作に伴うドライブシャフトハウジング4の回転角度の維持を、換言すれば船外機本体28の回転角度の維持を、摺動調整機構21で調整することにより行っている。即ち、摘み24を例えば時計回りに回せばネジ軸23の先端がスイベルブラケット7内に突出する長さが長くなって、摺動調整用緩衝材26がドライブシャフトハウジング4の外周面に押し当てられる力が強くなって、ドライブシャフトハウジング4及びハンドルアーム19が回り難くなる。逆に、摘み24を例えば反時計回りに回せばネジ軸23の先端がスイベルブラケット7内に突出する長さが短くなって、摺動調整用緩衝材26がドライブシャフトハウジング4の外周面に押し当てられる力が弱くなって、ドライブシャフトハウジング4及びハンドルアーム19が回り易くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した如き構造の従来の摺動調整機構付き船外機では、摺動調整用緩衝材26をドライブシャフトハウジング4の外周面にきつく締付け過ぎると、ハンドルアーム19を動かして舵取り操作をする際に、ハンドルアーム19の操作感覚が重くなってハンドル操作がし難い問題点がある。一方、摺動調整用緩衝材26をドライブシャフトハウジング4の外周面に緩く締付けた場合には、低速運転中に船外機本体28の首振りが大きくなり、運転しずらくなる問題点がある。また、摺動調整用緩衝材26をドライブシャフトハウジング4の外周面に直接締め付けているため、船外機本体28の振動が摺動調整機構21を介して船体に伝わり易く、船体の振動が大きくなり易い問題点がある。
【0011】
本発明の目的は、低速運転時の船外機本体の首振りを防止でき、且つ中高速運転時のハンドル操作もし易い摺動調整機構付き船外機を提供することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、摺動調整機構の構造の簡略化を図ることができる摺動調整機構付き船外機を提供することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、ドライブシャフトハウジングを摺動回転させるに要する力をより効果的に強めることができる摺動調整機構付き船外機を提供することにある。
【0014】
本発明の他の目的は、船外機本体の振動が摺動調整機構を介して船体に伝わるのを防止できる摺動調整機構付き船外機を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ハンドルアーム(19)及びドライブシャフトハウジング(4)を備えた船外機本体と、ハンドルアームによるハンドル操作時に船外機本体を回転させ得るようにドライブシャフトハウジング(4)を摺動用緩衝材(10,11)を介して摺動回転可能に支持するスイベルブラケット(7)と、該スイベルブラケットに支持されていて船外機本体を船体に取り付けるスターンブラケット(12)と、ドライブシャフトハウジング(4)を摺動回転させるために要する力の調整をする摺動調整機構(21)とを備えた摺動調整機構付き船外機を改良するものである。
【0016】
本発明に係る摺動調整機構付き船外機においては、船外機の前進走行時にドライブシャフトハウジング(4)から推力を受ける側とは反対側に位置する摺動用緩衝材(11)の外周に形成された凹部(30)内に固定された緩衝材押圧部材(29)と、船外機の前進走行時にドライブシャフトハウジング(4)から推力を受ける側とは反対の側でスイベルブラケット(7)を貫通させて設けられたネジ孔(22)にネジ結合されて先端が緩衝材押圧部材(29)に当接されたネジ軸(23)とを備えて、ネジ軸(23)を締めて緩衝材押圧部材(29)で摺動用緩衝材(11)を押圧することにより摺動用緩衝材(11)の緩衝材押圧部材(29)とドライブシャフトハウジング(4)との間に挟まれた部分(11a)を圧縮して、摺動用緩衝材(11)とドライブシャフトハウジング(4)との接触面の摩擦力を強めることによりドライブシャフトハウジング(4)を摺動回転させるのに要する力を強くするように構成されている。摺動用緩衝材(11)の緩衝材押圧部材(29)により押圧された部分が押し当てられるドライブシャフトハウジング(4)の外周面には、該ドライブシャフトハウジング(4)の外周面を平坦にカットすることにより、凹部(31)が形成されている。
【0017】
上記のように構成すると、前進走行時の推力を受けた際には、ドライブシャフトハウジングが前進走行時の推力で摺動用緩衝材から離なれる方向に動き、摺動用緩衝材に加わっていた圧縮力が弱まるようになる。このため、最初はドライブシャフトハウジングを摺動回転させるに要する力がある程度強くなるように摺動用緩衝材を圧縮していても、前進走行時の推力が強くなるにつれて該摺動用緩衝材を圧縮する力を自動的に弱めることができる。それゆえ、ドライブシャフトハウジングを摺動回転させるために要する力が最初はある程度強くなって低速運転時の船外機本体の首振りを防止でき、次に前進走行時の推力が強くなるにつれて該摺動調整用緩衝材を圧縮する力が自動的に弱くなって中高速運転時のハンドル操作もし易くなる利点がある。
【0018】
この場合、摺動用緩衝材が摺動調整用緩衝材を兼ねるため、摺動調整機構の構造を簡略化することができ、コストの低減を図ることができと共に、特に中高速運転時に船外機本体の振動が摺動調整機構を介して船体に伝わるのを防止することができる。
【0019】
また、摺動用緩衝材が押し当てられるドライブシャフトハウジングの外周面には、該ドライブシャフトハウジングの外周面を平坦にカットすることにより、凹部が形成されているので、ネジ軸で摺動用緩衝材が押圧される箇所でドライブシャフトハウジング該摺動用緩衝材の接触面に対して回りにくくして、ドライブシャフトハウジングを摺動回転させるために要する力を容易に強めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明に係る摺動調整機構付き船外機における実施の形態の一例を示したもので、図1はこの摺動調整機構付き船外機のスイベルブラケットを中心とした箇所の縦断面図、図2は図1のA−A線拡大端面図である。なお、前述した図3〜図5と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0021】
この摺動調整機構付き船外機においては、下側の摺動用緩衝材11が前述した摺動調整用緩衝材26として兼用されている。摺動調整機構21は、前進走行時の推力を受ける側とは略反対側から摺動用緩衝材11をドライブシャフトハウジング4の外周面に押し当てるようにしてスイベルブラケット7の箇所に設けられている。即ち、この摺動調整機構21は、前進走行時の推力を受ける側とは略反対側のスイベルブラケット7の部分にネジ孔22が設けられている。摺動用緩衝材11には緩衝材押圧部材29が嵌まる凹部30が設けられ、この凹部30に緩衝材押圧部材29が一体的に固定されている。この緩衝材押圧部材29の表面には、スイベルブラケット7内のネジ軸23の先端が、回転可能に当接されている。スイベルブラケット7の外でネジ軸23の先端にはこのネジ軸23を回す摘み24が設けられ、スイベルブラケット7と摘み24との間でネジ軸23の外周にはコイルスプリング27が嵌められて構成されている。また、摺動用緩衝材11が押し当てられるドライブシャフトハウジング4の外周面には凹部31が、該ドライブシャフトハウジング4の外周面を接線方向に平坦にカットすることにより設けられている。
【0022】
このような摺動調整機構付き船外機では、緩衝材押圧部材29とドライブシャフトハウジング4との間の摺動用緩衝材11の部分11aがネジ軸23を締めることにより圧縮されて、摺動用緩衝材11とドライブシャフトハウジング4との接触面の摩擦力が強まり、ドライブシャフトハウジング4を摺動回転させるに要する力を強く必要とするようになる。
【0023】
かかる状態で、船外機本体28が起動されて、船体が前進方向に推進移動されると、この摺動調整機構付き船外機では前進走行時の推力を受ける側とは略反対側から摺動調整用緩衝材26を兼ねた摺動用緩衝材11の一部がドライブシャフトハウジング4の外周面に押し当てられているので、前進走行時の推力を受けた際には、ドライブシャフトハウジング4が前進走行時の推力で摺動用緩衝材11から離なれる方向(図2で右方向)に動き、緩衝材押圧部材29とドライブシャフトハウジング4との間の摺動用緩衝材11の部分11aに加わっていた圧縮力が弱まるようになる。このため、最初はドライブシャフトハウジング4を摺動回転させるに要する力がある程度強くなるように摺動用緩衝材11を圧縮していても、前進走行時の推力が強くなるにつれて該摺動用緩衝材11の部分11aを圧縮する力を自動的に弱めることができる。それゆえ、ドライブシャフトハウジング4を摺動回転させるに要する力が最初はある程度強くなって低速運転時の船外機本体28の首振りを防止でき、次に前進走行時の推力が強くなるにつれて該摺動用緩衝材11の部分11aを圧縮する力が自動的に弱くなって中高速運転時のハンドル操作もし易くなる。また、摺動用緩衝材11が摺動調整用緩衝材26として兼用されると、特に中高速運転時に船外機本体28の振動が摺動調整機構21を介して船体に伝わるのを防止することができる。
【0024】
この際に、摺動用緩衝材11が押し当てられるドライブシャフトハウジング4の外周面に図2に示すように凹部31が設けられていると、ネジ軸23で摺動用緩衝材11が押圧される箇所でドライブシャフトハウジング4が該摺動用緩衝材11の接触面に対して回りにくくなり、ドライブシャフトハウジング4を摺動回転させるに要する力を容易に強めることができる。
【0025】
上記例では、下側の摺動用緩衝材11が摺動調整用緩衝材26として兼用されるようにして、前進走行時の推力を受ける側とは略反対側でスイベルブラケット7に摺動調整機構21を設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、上側の摺動用緩衝材10が摺動調整用緩衝材26として兼用されるようにして、前進走行時の推力を受ける側とは略反対側でスイベルブラケット7に摺動調整機構21を設けることもできる。
【0026】
また、本発明は、摺動用緩衝材10,11が摺動調整用緩衝材26として兼用される例に限定されるものではなく、図5に示すように摺動調整用緩衝材26が直接ドライブシャフトハウジング4に接触される構造の摺動調整機構21にも、該摺動調整機構21を前進走行時の推力を受ける側とは略反対側でスイベルブラケット7に設けることにより適用することができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明に係る摺動調整機構付き船外機においては、摺動調整機構が、前進走行時の推力を受ける側とは略反対側から摺動用緩衝材をドライブシャフトハウジングの外周面に押し当てるようにしてスイベルブラケットに設けられているので、前進走行時の推力を受けた際には、ドライブシャフトハウジングが前進走行時の推力で摺動用緩衝材から離なれる方向に動き、摺動用緩衝材に加わっていた圧縮力が弱まるようにすることができる。このため、最初はドライブシャフトハウジングを摺動回転させるに要する力がある程度強くなるように摺動用緩衝材を圧縮していても、前進走行時の推力が強くなるにつれて該摺動用緩衝材を圧縮する力を自動的に弱めることができる。それゆえ、ドライブシャフトハウジングを摺動回転させるに要する力が最初はある程度強くなって低速運転時の船外機本体の首振りを防止でき、次に前進走行時の推力が強くなるにつれて該摺動用緩衝材を圧縮する力が自動的に弱くなって中高速運転時のハンドル操作もし易くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る摺動調整機構付き船外機のスイベルブラケットを中心とした箇所の縦断面図である。
【図2】 図1のA−A線拡大端面図である。
【図3】 従来の摺動調整機構付き船外機の側面図である。
【図4】 図3に示す従来の摺動調整機構付き船外機のスイベルブラケットを中心とした箇所の縦断面図である。
【図5】 図4のB−B線拡大端面図である。
【符号の説明】
1 摺動調整機構付き船外機
2 エンジンカバー
2a 下部カバー部
2b 上部カバー部
3 ドライブシャフト
4 ドライブシャフトハウジング
5 ギヤケース
6 プロペラ
7 スイベルブラケット
7a 張出し部
8,9 緩衝材支持凹部
10,11 摺動用緩衝材
12 スターンブラケット
12a 取付け凹部
13 支持軸
14 締付け手段
15 孔
16 船外機角度設定支持軸
17 軸支え部
18 ハンドル装置
19 ハンドルアーム
20 ハンドルグリップ
21 摺動調整機構
22 ネジ孔
23 ネジ軸
24 摘み
25 支持プレート
26 摺動調整用緩衝材
27 コイルスプリング
28 船外機本体
29 緩衝材押圧部材
30,31 凹部

Claims (1)

  1. ハンドルアーム(19)及びドライブシャフトハウジング(4)を備えた船外機本体と、前記ハンドルアームによるハンドル操作時に前記船外機本体を回転させ得るように前記ドライブシャフトハウジング(4)を摺動用緩衝材(10,11)を介して摺動回転可能に支持するスイベルブラケット(7)と、前記スイベルブラケットに支持されていて前記船外機本体を船体に取り付けるスターンブラケット(12)と、前記ドライブシャフトハウジング(4)を摺動回転させるために要する力の調整をする摺動調整機構(21)とを備えた摺動調整機構付き船外機において、
    前記摺動調整機構は、前記船外機の前進走行時に前記ドライブシャフトハウジング(4)から推力を受ける側とは反対側に位置する前記摺動用緩衝材(11)の外周に形成された凹部(30)内に固定された緩衝材押圧部材(29)と、前記船外機の前進走行時に前記ドライブシャフトハウジング(4)から推力を受ける側とは反対の側で前記スイベルブラケット(7)を貫通させて設けられたネジ孔(22)にネジ結合されて先端が前記緩衝材押圧部材(29)に当接されたネジ軸(23)とを備えて、前記ネジ軸(23)を締めて前記緩衝材押圧部材(29)で前記摺動用緩衝材(11)を押圧することにより前記摺動用緩衝材(11)の前記緩衝材押圧部材(29)とドライブシャフトハウジング(4)との間に挟まれた部分(11a)を圧縮して、前記摺動用緩衝材(11)とドライブシャフトハウジング(4)との接触面の摩擦力を強めることにより前記ドライブシャフトハウジング(4)を摺動回転させるのに要する力を強くするように構成され、
    前記摺動用緩衝材(11)の前記緩衝材押圧部材(29)により押圧された部分が押し当てられる前記ドライブシャフトハウジング(4)の外周面には、該ドライブシャフトハウジング(4)の外周面を平坦にカットすることにより、凹部(31)が形成されていること、
    を特徴とする摺動調整機構付き船外機。
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