JP4017348B2 - ベルトサンダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動ローラを突出させた本体ハウジングに、先端に従動ローラを備えたアームを把持するカバーの基端を駆動ローラを中心として回動可能に連結し、本体ハウジングに対してアームの角度を変更可能としたベルトサンダに関する。
【0002】
【従来の技術】
ベルトサンダは、モータを備えた本体ハウジングの側方に出力軸を突設し、その出力軸に駆動ローラを設ける一方、本体ハウジングの側方には、先端に従動ローラを備えたアームを把持するカバーの基端が、駆動ローラを中心として回動可能に連結され、駆動ローラと従動ローラとの間にサンディングベルトが張設される。よって、モータが駆動して駆動ローラが回転すると、従動ローラとの間でサンディングベルトが回転し、アームの先端側で被研磨材を研磨可能となる。又、アームは、作業がしやすいようにカバーと共に本体ハウジングに対して任意に角度を変更可能となっている。このアームの固定は、カバーの基端に固定ネジとしてのツマミネジを螺合させ、ツマミネジのねじ込みにより本体ハウジングの被嵌合部を押圧固定したり、或いは本体ハウジングの被嵌合部に外装されるカバーにすり割りを設け、その両端部をツマミネジで締め付けて被嵌合部を締付固定したりする構造が良く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記ベルトサンダにおいては、アームの角度変更に伴うカバー基端の回転によってツマミネジの位置も変化するため、アームの角度によってはツマミネジが邪魔になってベルトサンダ自体の操作性や作業性に支障を及ぼすおそれがある。又、すり割りを設けたものはカバー内への粉塵等の侵入により作動不良を引き起こしかねない。
一方、ツマミネジの緊締及びその解除は、一方の手でベルトサンダを固定しつつ他方の手でツマミネジを回転させる手順となり、常に両手での操作となるため、操作性が悪くなってしまう。
【0004】
そこで、請求項1に記載の発明は、アームの角度にかかわらず固定ネジが邪魔になることがなく、操作性や作業性に優れたベルトサンダを提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、カバーの基端側に、駆動ローラを中心とした円弧状の長孔を有するフランジを一体に設ける一方、本体ハウジングに、長孔を貫通する円筒状のボスを突設して、固定ネジを、ボスに外嵌されるリング状のスペーサを介してボスに螺合させ、固定ネジの本体ハウジングへのねじ込みによりスペーサを介してフランジを押圧固定することでカバーを固定可能としたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の目的に加えて、アームの角度変更に伴う操作性をより向上させるために、固定ネジの頭部に固定ネジを回動操作可能なレバーを一体に設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はベルトサンダの正面図で、ベルトサンダ1は、中央に図示しないモータを内蔵し、正面をブラケット3で閉塞したモータハウジング2と、そのモータハウジング2に向かって左側方へ直交状に延設されるハンドル4とを有し、図2に示すようにモータの出力軸5は、ブラケット3中央で円形に突設されたベアリングボックス6内のボールベアリング7に軸支されてブラケット3を貫通し、先端に駆動ローラ8を一体に固着している。9はハンドル4に設けられたスイッチレバーである。
【0007】
又、ブラケット3のベアリングボックス6には、本発明のカバーとしてのプーリカバー10の基端が嵌合し、出力軸5と直交状で駆動ローラ8を中心に回動可能となっている。このプーリカバー10は、正面及び自由端側を開放させた断面コ字状の棒状体で、内部には、アームホルダ11を介して先端に従動ローラ13を設けたアーム12がプーリカバー10の中心線に沿って出没自在に収容されるが、アームホルダ11内に設けた図示しないコイルバネによって、アーム12は図1での右方向へ付勢され、駆動ローラ8と従動ローラ13との間でサンディングベルト14を張設可能としている。よって、スイッチレバー9の押し込みに伴ってモータが駆動すると、出力軸5と共に駆動ローラ8が回転し、従動ローラ13との間でサンディングベルト14を回転させることとなる。
【0008】
更に、プーリカバー10の基端側には、ブラケット3の一部を覆う格好で扇状のフランジ15が出力軸5と直交状に延設され、そのフランジ15に、駆動ローラ8を中心とした円弧状の長孔16が穿設されている。一方、ブラケット3の正面で駆動ローラ8の上方位置には、フランジ15の長孔16を貫通する円筒状のボス17が出力軸5と平行に突設されて、このボス17に、頭部19にレバー20の基端部21を一体に嵌着させた固定ネジとしての六角ボルト18が同軸で且つ左ネジで螺合されている。そして、レバー20の基端部21とフランジ15との間には、ボス17に外嵌されるリング状のスペーサ22がワッシャー23を介して配置され、六角ボルト18をボス17へねじ込むと、レバー20の基端部21がスペーサ22をフランジ15側へ押圧して、フランジ15をブラケット3とスペーサ22との間で挟持固定可能となっている。尚、ここでは、図1に示すようにレバー20がハンドル4と平行となる姿勢が固定位置で、二点鎖線で示すように上方へ回転した姿勢が固定解除位置となる。又、ボス17及び六角ボルト18は、後述するプーリカバー10の回転を阻害することがなく、且つレバー20の操作がしやすい最適の場所として、駆動ローラ8の上方位置に設けたものである。
【0009】
以上の如く構成されたベルトサンダ1においては、アーム12の角度を変更したい場合は、図1の位置からハンドル4を把持する右手の親指等でレバー20を上方へ回転させる。すると、六角ボルト18がボス17に対し右回転し、スペーサ22によるフランジ15の押圧を解除するため、プーリカバー10は回転フリー状態となり、図3のように例えばボス17及び六角ボルト18が相対的に長孔16の反対側の端部に位置するまで(図1から下方へ90°回転した位置まで)回転させることができる。角度が決まれば、今度は逆にレバー20を親指等で下方へ回転させる。すると、六角ボルト18がボス17に対し左回転してねじ込まれ、再びスペーサ22によりフランジ15を押圧するため、プーリカバー10及びアーム12は当該位置で固定され、そのまま研磨作業を行うことができる。勿論この角度変更は長孔16内でボス17が相対移動できる範囲で行えるから、長孔16の途中で同様に固定することも可能である。
【0010】
このように上記形態によれば、プーリカバー10の基端に長孔16を有するフランジ15を一体に設ける一方、六角ボルト18を、長孔16を貫通してブラケット3のボス17に螺合させ、六角ボルト18のねじ込みによりフランジ15を押圧固定することでプーリカバー10を固定可能としたことで、アーム12がどの角度にあってもボス17に螺合される六角ボルト18の位置は変わらないため、六角ボルト18やレバー20が作業の邪魔になることがなく、好適な操作性、作業性が確保できる。又、すり割りを用いないから、粉塵等がプーリカバー10内に侵入して作動不良を引き起こすおそれもない。
特にここでは、六角ボルト18の頭部にレバー20を一体に設け、レバー20を利用して六角ボルト18の回転を可能としているから、アーム12の固定とその解除とをワンタッチで簡単に行うことができ、アーム12の角度変更に伴う操作性の一層の向上が図られる。
【0011】
尚、レバーに代えてツマミネジを採用しても、緊締位置が一定であることでアームの角度にかかわらずツマミネジが邪魔にならないという効果は維持できる。
【0012】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、カバーの基端側に、前記円弧状の長孔を有するフランジを一体に設ける一方、本体ハウジングに、長孔を貫通するボスを突設して、固定ネジを、ボスに外嵌されるリング状のスペーサを介してボスに螺合させ、固定ネジのねじ込みによりスペーサを介してフランジを押圧固定することでカバーを固定可能としたことで、アームがどの角度にあっても本体ハウジングに螺合される固定ネジの位置は変わらないため、固定ネジが作業の邪魔になることがなく、好適な操作性、作業性が確保できる。又、すり割りを用いないから、粉塵等がカバー内に侵入して作動不良を引き起こすおそれもない。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、固定ネジの頭部に固定ネジを回動操作可能なレバーを一体に設けたことで、アームの固定とその解除とをワンタッチで簡単に行うことができ、アームの角度変更に伴う操作性の一層の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルトサンダの正面図である。
【図2】プーリカバー基端部分の拡大断面図である。
【図3】アームの角度を変更したベルトサンダの正面図である。
【符号の説明】
1・・ベルトサンダ、2・・モータハウジング、4・・ハンドル、5・・出力軸、8・・駆動ローラ、10・・プーリカバー、12・・アーム、13・・従動ローラ、14・・サンディングベルト、15・・フランジ、16・・長孔、17・・ボス、18・・六角ボルト、20・・レバー、22・・スペーサ。

Claims (2)

  1. 駆動ローラを突出させた本体ハウジングに、先端に従動ローラを備えたアームを把持するカバーの基端を、前記駆動ローラを中心として回動可能に連結し、前記駆動ローラと従動ローラとの間にサンディングベルトを張設する一方、前記本体ハウジングとカバーとの間に、前記本体ハウジングに対する所定の角度で前記カバーを固定可能な固定ネジを備えたベルトサンダであって、
    前記カバーの基端側に、前記駆動ローラを中心とした円弧状の長孔を有するフランジを一体に設ける一方、前記本体ハウジングに、前記長孔を貫通する円筒状のボスを突設して、前記固定ネジを、前記ボスに外嵌されるリング状のスペーサを介して前記ボスに螺合させ、前記固定ネジの前記本体ハウジングへのねじ込みにより前記スペーサを介して前記フランジを押圧固定することで前記カバーを固定可能としたことを特徴とするベルトサンダ。
  2. 固定ネジの頭部に前記固定ネジを回動操作可能なレバーを一体に設けた請求項1に記載のベルトサンダ。
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