JP6515816B2 - 最大操舵角規制装置を備えた船外機 - Google Patents

最大操舵角規制装置を備えた船外機 Download PDF

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Description

本発明は、船外機を操舵する際、その最大操舵角を規制する規制装置を備えた船外機に関するものである。
従来、例えば特許文献1に係る船外機における最大操舵角の規制構造(ステアリングストッパ)では、ドライブシャフトハウジングの外周から半径方向外向きに突出する船外機本体側のストッパと、スイベルブラケットの内周から半径方向内側に向かって突出する船体側ストッパとで構成される。
その場合、船外機本体側のドライブシャフトハウジングと船体側のスイベルブラケットとの間にはエンジンの振動を緩衝するため弾性体を介挿し、この弾性体により船体に対する防振を図っている。
特開2002−347696号公報
しかしながら、特許文献1のような従来の船外機においては、船の旋回等のために船外機の操舵ハンドルを最大角度に操舵したとき、船外機本体側及び船体側のストッパ同士が当接すると、エンジンの振動が直接船体側に伝わる。伝達したエンジンからの振動のために乗り心地が悪くなり、その瞬間だけ船体の振動が悪化して違和感を感じる場合がある。
本発明はかかる実情に鑑み、最大舵角時の快適性を保証する最大操舵角規制装置を備えた船外機を提供することを目的とする。
本発明の最大操舵角規制装置を備えた船外機は、エンジンの下方に配置され、その内部に形成された排気通路中にドライブシャフトが挿通されるドライブシャフトハウジングをスイベルブラケットにより回動自在に支持した船外機であって、前記スイベルブラケットの上部及び下部に弾性体が介挿された上部及び下部の回転支持部を設け、前記上部の回転支持部は前記弾性体の外周に筒状のカラーが前記ドライブシャフトハウジングと回転一体に取り付けられ、前記筒状のカラーから半径方向外側に突出するステアリングストッパを突設する一方、前記スイベルブラケットには前記ステアリングストッパに対応するステアリングストッパ当接部を設けたことを特徴とする。
また、本発明の最大操舵角規制装置を備えた船外機において、前記ステアリングストッパは、前記スイベルブラケットの前記上部及び下部の回転支持部の間に位置するように、前記上部の回転支持部に対応する前記筒状のカラーの下方に延出された小径段部から半径方向外向きに突出し、且つ前記小径段部の段差を跨いで形成されることを特徴とする。
また、本発明の最大操舵角規制装置を備えた船外機において、前記ステアリングストッパの下方に、前記スイベルブラケットを貫通させて設けられたネジ孔にネジ結合されて先端が押圧部材に当接されたネジ軸を備え、前記ネジ軸をネジ込んで前記押圧部材により押圧して、その接触面の摩擦力を高めることにより前記ドライブシャフトハウジングに対する操舵力を強めることにより操舵力を調整する操舵力調整機構の押圧面を形成したことを特徴とする。
また、本発明の最大操舵角規制装置を備えた船外機において、前記筒状のカラーには、ハンドルの基部を支持するハンドルブラケット部を一体に形成したことを特徴とする。
本発明によれば、カラー及びドライブシャフトハウジングの間に介挿された弾性体により、エンジンの振動がカラー側へ伝わるのが抑制され、最大舵角時にステアリングストッパがステアリングストッパ当接部に当接しても、エンジンの振動が船体側へ伝わるのを抑止し、最大舵角時の快適性が保証される。
本発明に係る船外機の全体構成を示す側面図である。 本発明の本実施形態における船外機の内部構造を示す断面図である。 本発明の本実施形態におけるミッドユニットまわりの内部構造を示す断面図である。 本発明の本実施形態における最大操舵角規制装置まわりの内部構造を示す断面図である。 本発明の本実施形態における最大操舵角規制装置まわりの内部構造を示す図4のI−I線に沿う断面図である。
以下、図面に基づき、本発明による最大操舵角規制装置を備えた船外機における好適な実施の形態を説明する。
図1は本発明の適用例としての船外機10の概略構成例を示す左側面図、図2は船外機10の内部を示す断面図である。この例において船外機10は図示のように、その前部側にて船体1の後尾板2に固定されている。船外機10はエンジン11を搭載し、以下の説明中で各図において必要に応じて、船外機10又はエンジン11の前方を矢印Frにより、また後方を矢印Rrにより示し、また船外機10の側方右側を矢印Rにより、側方左側を矢印Lによりそれぞれ示す。
船外機10の全体構成において、図1及び図2を参照して上部から下部へアッパユニット(もしくはパワーユニット)12、ミッドユニット13及びロアユニット14が順に配置構成される。アッパユニット12においてエンジン11が搭載され、そのクランクシャフト15(クランク軸)が鉛直方向を向くように縦置きに搭載支持される。なお、エンジン11として典型的には、単気筒エンジンを採用可能である。アッパユニット12、ミッドユニット13及びロアユニット14を含む船外機本体は、スイベルブラケット16に設けられた上部及び下部の回転支持部17(図2では上部の回転支持部17Aが示される)により水平回動可能に支持される。なお、この回転支持部17の具体的構成については後述する。スイベルブラケット16の左右両側には一対のクランプブラケット18(スターンブラケット)が設けられ、左右方向に設定されたチルト軸19を介して両者が連結する。クランプブラケット18は船体1の後端に位置する後尾板2に固定され、船外機10全体はスイベルブラケット16を介して、チルト軸19のまわりに上下方向に回動可能に支持される。
船外機本体の支持構造において、図3を参照してスイベルブラケット16には上部及び下部の回転支持部17A及び回転支持部17Bを備える。スイベルブラケット16の上部の回転支持部17Aには、ティラーハンドル20(図1)が結合された筒状のカラー21が回転可能に装着される。カラー21は概して円筒状に形成され、ティラーハンドル20の基部を支持すると共に、回転支持部17Aに対応して構成される。カラー21の内側には弾性体で形成されたマウント22Aが内挿され、このマウント22Aの更に内側にドライブシャフトハウジング23が嵌装される。なお、ドライブシャフトハウジング23内部には、エンジン11の排気ガスが流される排気通路が形成される。カラー21及びドライブシャフトハウジング23はマウント22Aを介して、回転一体に結合する。ドライブシャフトハウジング23は回転支持部17Aにおいて、カラー21及びマウント22Aを介して回動可能に支持される。ドライブシャフトハウジング23上にはエンジン11が搭載支持され、ティラーハンドル20の回動操作によりドライブシャフトハウジング23を含めてパワーユニット全体が回転支持部17A上で水平回動可能である。ティラーハンドル20と結合するカラー21と、エンジン11を搭載するドライブシャフトハウジング23の間にはマウント22Aが介挿されるため、エンジン11の振動がティラーハンドル20へ伝わるのを軽減する構造となっている。
また、ミッドユニット13の下部付近において、上部の回転支持部17Aから下方へ所定距離だけ離間して下部の回転支持部17Bが設けられる。ドライブシャフトハウジング23は、この回転支持部17Bにおいても水平回動可能に支持される。この場合、スイベルブラケット16の下端部には、弾性体で形成されたマウント22Bが内挿され、このようにスイベルブラケット16の上下端部にて、マウント22A及びマウント22Bを介してドライブシャフトハウジング23を弾性支持する支持構造を有する。
ドライブシャフトハウジング23は概して中空筒状を呈し、その上にエンジン11が一体的に結合する。ドライブシャフトハウジング23内にはクランクシャフト15の下端部に連結するドライブシャフト24が上下方向に貫通配置され、このドライブシャフト24の駆動力が、ロアユニット14のギアケース25内のプロペラシャフトに伝達されるようになっている。このプロペラシャフトの後端にはプロペラ26が取り付けられ、エンジン11の動力がクランクシャフト15、ドライブシャフト24及びプロペラシャフト等でなる動力伝達経路を経て、最終的にプロペラ26に伝達され、これを回転駆動することができる。
上記の場合、アッパユニット12は外装カバー27によって覆われる。外装カバー27は、アッパユニット12の上部まわりを覆うアッパカバー27Aと、その下部まわりを覆うロアカバー27Bとを含み、これらが一体的に結合し、全体として例えば概略卵型あるいはレモン型等の外観フォルムを形成する。
ここで、エンジン11について概説すると、エンジン11として例えばOHV(Over Head Valve)エンジン等でよく、図2のようにアッパユニット12においてそのクランクシャフト15が鉛直方向を向くようにドライブシャフトハウジング23上に縦置きに搭載支持される。エンジン11は、エンジンケース28の後部に順次シリンダブロック29、シリンダヘッド30及びシリンダヘッドカバー31が一体的に結合してなる。船外機10が図1のように船体1に装備された際、典型的にはシリンダ軸線Zが鉛直方向と直交する水平方向に後方を指向する。
エンジンケース28は、それぞれシリンダブロック29を一体に備えた上部エンジンケース28A及び下部エンジンケース28Bに分割されている。詳細な図示等については省略するが、クランクシャフト15は図2に示されるように、上部エンジンケース28A及び下部エンジンケース28Bにそれぞれ設けた軸受部によりクランク室32内で回転自在に支持される。シリンダブロック29に形成されたシリンダボア内には、ピストン33がシリンダ軸線方向に沿って往復動可能に収容される。クランクシャフト15及びピストン33はコネクティングロッドを介して、相互に連結される。ピストン33がシリンダブロック29のシリンダボア内でシリンダ軸線方向に往復運動することで、コネクティングロッドを介してクランクシャフト15が回転駆動されるようになっている。
エンジン11には更に、空気(吸気)及び燃料でなる混合気を供給する吸気系、シリンダ内での燃焼後の排気ガスをエンジン11から排出する排気系、エンジン11を冷却する冷却系及びエンジン11の可動部を潤滑する潤滑系、それらを作動制御する制御系(ECU;Engine Control Unit)が付属する。制御系の制御により複数の機能系が上述の補機類等と協働し、これによりエンジン11全体として円滑作動が遂行される。
船外機10においてティラーハンドル20を適宜回動させることで、カラー21を介して、エンジン11及びドライブシャフトハウジング23を含めて船外機本体が上部及び下部の回転支持部17A及び回転支持部17Bで回転する。そしてティラーハンドル20の回動操作、即ち操舵によりパワーユニットが回転支持部17A及び回転支持部17B上で水平回動すると共に、プロペラ26を所望の角度に転舵することができる。
本発明の船外機10ではドライブシャフトハウジング23がスイベルブラケット16により摺動回転可能に支持され、このドライブシャフトハウジング23を摺動回転させるための操舵力を調整する操舵力調整機構を備える。図4は、操舵力調整機構34まわりの構成例を示している。操舵力調整機構34の具体的構成において、少なくとも上部の回転支持部17Aにおいて、スイベルブラケット16を貫通させてネジ孔35が設けられた調整操作部36を有する。この調整操作部36のネジ孔35には、その先端が後述する押圧部材に当接するネジ軸37がネジ結合され、即ち螺合する。調整操作部36に対応位置するカラー21の外周には押圧面38が設定され、押圧面38とネジ軸37の先端の間に押圧部材39が装着される。なお、図4においてカラー21には、ティラーハンドル20の基部を支持するハンドルブラケット部21aが一体に形成される。
カラー21の押圧面38は、上部の回転支持部17Aに対応する部位よりも小径の小径段部40に形成される。小径段部40はカラー21の下端部を同心に縮径して構成され、その外周面が押圧面38として形成される。ネジ軸37の基端側には操作ノブ41が回転一体に結合し、この操作ノブ41を右左旋させることによりネジ軸37がその軸方向に進退して、押圧部材39が押圧面38に対して圧接する強度が強弱調整される。上記の場合、図4に示されるように上部の回転支持部17Aにおいて、スイベルブラケット16とカラー21の円環状もしくは短筒状の樹脂製のブッシュ42が装着される。実使用に際して、ブッシュ42に対してグリス等の潤滑剤あるいは適宜の潤滑油が装填される。
押圧面38は、上述のようにカラー21の下端部の小径段部40に設けられる。この場合、図3に示されるように押圧面38は、上部の回転支持部17A及び下部の回転支持部17Bの間に位置するように、カラー21から下方に延出して設けられる。
船外機10の実使用において乗船者のティラーハンドル20の回動操作により船外機本体が上下の回転支持部17A及び回転支持部17Bを介して回動し、プロペラ26を所望の角度に転舵することができる。その際、ネジ軸37の先端の押圧部材39が押圧面38を適度に押圧して摺接し、ティラーハンドル20の適正な操舵力が得られる。このように船外機10を操舵する際、ドライブシャフトハウジング23、具体的にはカラー21がスイベルブラケット16により摺動回転可能に支持されるが、その時の操舵力は、ネジ軸37をネジ孔35にネジ込んで、押圧部材39によりカラー21の押圧面38を押圧して、その接触面の摩擦力を高めることによりドライブシャフトハウジング23に対する操舵力を強めるように構成され、即ち操作ノブ41の回動操作により所望の操舵力に設定することができる。
上記のように押圧部材39が摺接するカラー21の押圧面38を、スイベルブラケット16の回転支持部17Aとは別の面に形成したことで、回転支持部17Aを潤滑する潤滑油が掻き落とされることによる潤滑不足や、摺動面の損傷による回転支持部17Aの耐久性の低下を有効に防止することができる。また、押圧面38自体は潤滑油により潤滑されないため、ネジ軸37により発生する押圧部材39の押圧力の小さな力量変更で操舵力の調整が可能になる。更に、押圧面38を小径段部40に形成したことで、回転支持部17Aの潤滑油が押圧面38に付着する心配がなく、操舵力調整機構34の長期に亘る適正機能が保証される。
また、押圧面38は、上部の回転支持部17A及び下部の回転支持部17Bの間に位置するように設けられ、上下の回転支持部17A,17Bで封止されて外部と隔絶された空間内に操舵力調整機構34の押圧面38が配置構成される。このように押圧面38に対する封止構造を持つことで、海水や埃等に起因する錆による摩擦係数の変化や、押圧部材との固着等の不具合を防ぐことができる。
更に、本発明の船外機10では特に、最大操舵角規制装置を備える。最大操舵角規制装置50の具体的構成として、図5に示されるように筒状のカラー21から半径方向外側に突出するステアリングストッパ43を突設する一方、スイベルブラケット16にはステアリングストッパ43に対応するステアリングストッパ当接部44が設けられる。なお、本例ではスイベルブラケット16において左右に一対のステアリングストッパ当接部44を備える。ステアリングストッパ43がステアリングストッパ当接部44に当接することにより、左右の最大舵角が設定される。ステアリングストッパ当接部44の配設位置は、図示例の場合に限定されず、最大舵角は広狭変更可能である。
ステアリングストッパ43は図4に示されるように、スイベルブラケット16の上部及び下部の回転支持部17A及び回転支持部17Bの間に位置するように(図3参照)、上部の回転支持部17Aに対応するカラー21の下方に延出された小径段部40から半径方向外向きに突出し、且つ小径段部40の段差45を跨いで形成される。
なお、ステアリングストッパ43の下方には図4のように、上述した操舵力調整機構34の押圧面38が設けられている。この押圧面38は段差45の下方に位置している。
上記構成において本発明の船外機10では特にエンジン11に近い上部の回転支持部17Aにおいて、カラー21及びドライブシャフトハウジング23の間にマウント22Aが介挿されている。このマウント22Aによりエンジン11の振動がカラー21側へ伝わるのが抑制され、これにより最大舵角時にステアリングストッパ43がステアリングストッパ当接部44に当接しても、エンジン11の振動が船体側へ伝わるのを抑止し、最大舵角時の快適性が保証される。
また、カラー21の下方に延出された小径段部40から半径方向外向きに突出し、且つ小径段部40の段差45を跨いで形成されるステアリングストッパ43は、その隣り合う2辺部(円周方向)がカラー21に固定されている。この構造によりステアリングストッパ43の強度が高まり、その薄肉化を図り実質的に軽量化を実現する。
更に、ステアリングストッパ43及びステアリングストッパ当接部44はスイベルブラケット16の内部において、上部の回転支持部17A及び下部の回転支持部17Bの間に封止されて外部と隔絶された空間内に配置構成される。ステアリングストッパ43及びステアリングストッパ当接部44が当接した際、それらの塗装剤が剥離しても海水や埃等に起因する錆の発生の心配がなく、従ってそれらの安価な表面処理で対応しても差し支えなく、結果的にコストダウンを図ることができる。
また、最大操舵角規制装置50を構成するステアリングストッパ43の下方には、操舵力調整機構34の押圧面38が設けられている。エンジン11の振動が船体側へ伝わるのを抑止する最大操舵角規制装置50と、操舵力調整機構34とがスペース効率よく配置され、これにより船外機10の小型化を図ることができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば、上記実施形態においてエンジン11としてOHVエンジンの例で説明したが、その他の形式、例えばOHCエンジン等であってもよい。
10 船外機、11 エンジン、12 アッパユニット、13 ミッドユニット、14 ロアユニット、15 クランクシャフト、16 スイベルブラケット、17A 上部の回転支持部、17B 下部の回転支持部、18 クランプブラケット、19 チルト軸、20 ティラーハンドル、21 カラー、22 マウント、23 ドライブシャフトハウジング、24 ドライブシャフト、25 ギアケース、26 プロペラ、27 外装カバー、28 エンジンケース、29 シリンダブロック、30 シリンダヘッド、31 シリンダヘッドカバー、32 クランク室、33 ピストン、34 操舵力調整機構、35 ネジ孔、36 調整操作部、37 ネジ軸、38 押圧面、39 押圧部材、40 小径段部、41 操作ノブ、42 ブッシュ、43 ステアリングストッパ、44 ステアリングストッパ当接部、45 段差、50 最大操舵角規制装置。

Claims (4)

  1. エンジンの下方に配置され、その内部に形成された排気通路中にドライブシャフトが挿通されるドライブシャフトハウジングをスイベルブラケットにより回動自在に支持した船外機であって、
    前記スイベルブラケットの上部及び下部に弾性体が介挿された上部及び下部の回転支持部を設け、前記上部の回転支持部は前記弾性体の外周に筒状のカラーが前記ドライブシャフトハウジングと回転一体に取り付けられ、
    前記筒状のカラーから半径方向外側に突出するステアリングストッパを突設する一方、前記スイベルブラケットには前記ステアリングストッパに対応するステアリングストッパ当接部を設けたことを特徴とする最大操舵角規制装置を備えた船外機。
  2. 前記ステアリングストッパは、前記スイベルブラケットの前記上部及び下部の回転支持部の間に位置するように、前記上部の回転支持部に対応する前記筒状のカラーの下方に延出された小径段部から半径方向外向きに突出し、且つ前記小径段部の段差を跨いで形成されることを特徴とする請求項1に記載の最大操舵角規制装置を備えた船外機。
  3. 前記ステアリングストッパの下方に、前記スイベルブラケットを貫通させて設けられたネジ孔にネジ結合されて先端が押圧部材に当接されたネジ軸を備え、前記ネジ軸をネジ込んで前記押圧部材により押圧して、その接触面の摩擦力を高めることにより前記ドライブシャフトハウジングに対する操舵力を強めることにより操舵力を調整する操舵力調整機構の押圧面を形成したことを特徴とする請求項2に記載の最大操舵角規制装置を備えた船外機。
  4. 前記筒状のカラーには、ハンドルの基部を支持するハンドルブラケット部を一体に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の最大操舵角規制装置を備えた船外機。
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