JP3798105B2 - グリップ装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送される板材等を挟み持つグリップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、プレス機等の作業機械に板材を送り込むような場合、板材を挟み持つグリップ装置が使用される。従来このようなグリップ装置は、図4に示すように、基台1にクランプアーム2が取り付けられ、このクランプアーム2の先端部に固定グリップ3が取り付けられている。そして固定グリップ3に対向して可動グリップ4が設置され、可動グリップ4は、図示しない駆動機構により固定グリップ3に対して接近、離反可動するようにされている。この可動グリップ4の接近によって板材5を挟持し、離反によってその挟持を解除するようにされている。
【0003】
板材5を挟む固定グリップ3と可動グリップ4の間隔は板材5の厚みに応じて固定グリップ3の位置決めにより行われる。そのため固定グリップ3は、その位置を調節する調節ねじ6を介してクランプアーム2に取り付けられている。すなわち、クランプアーム2の先端部にねじ孔7が形成されてあり、調節ねじ6はこのねじ孔7に螺合してねじ孔7を貫通するように取り付けられている。
【0004】
そして、調節ねじ6の中央部に内側にばね9の一端を当接する段部8aを有する貫通孔8が形成されている。10は固定グリップ3をボルト11などで取り付けるホルダーで、ホルダー10は、調節ねじ6の先端に当接され、その支持部10aが調節ねじ6の貫通孔8に挿入され、支持部10aの端部に取り付けたばね受け12を段部8aに配置したばね9の他端に当接させてホルダー10がばね9の弾性により調節ねじ6の先端の当接が維持されるようにして調節ねじ6に取り付けられている。
【0005】
クランプアーム2の先端部に形成されたねじ孔7の周囲の適宜個所に孔13が形成され、この孔13にばね14を配置し、このばね14の一端に設けたばね受け15に調節ねじ6のつば部6aが当接するようにされている。このばね14の弾力により調節ねじ6はねじ孔7から抜ける方向に附勢され、これによりねじ孔7のねじと調節ねじ6のねじとの間のバックラッシによる位置誤差をなくすようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなばね14の作用によるバックラッシに対する補正では、振動によって調節ねじ6が回動して板材5を挟む固定グリップ3と可動グリップ4の間隔にくるいが発生し、板材5の挟持力が弱まる。その結果、頻繁に調節ねじ6を操作して固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節しなければならず面倒であるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記のような問題に鑑みなされたもので、簡単な機構で板材の挟持力の変動を抑制することを可能にしたグリップ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、クランプアームと、前記クランプアームに螺合して取り付けられた調節ねじと、前記調節ねじの先端に当接し、その当接を維持方向に締め付けて前記調節ねじに固定されるホルダーと、前記ホルダーに固定される固定グリップと、前記固定グリップに対向して配置されて前記固定グリップに対して接近、離反可動する可動グリップとを備えてなるグリップ装置において、前記調節ねじは2分割されてなるとともに分割された両調節ねじは前記締め付けにより互いに接近する方向に附勢されてなることを特徴とするグリップ装置とすることにより達成される。
【0009】
また、本発明の目的は、クランプアームと、前記クランプアームに螺合して取り付けられる調節ねじと、前記調節ねじの先端に当接し、その当接を維持するばねを介して前記調節ねじに固定されるホルダーと、前記ホルダーに取り付けられる固定グリップと、前記固定グリップに対向して配置されて前記固定グリップに対して接近、離反可動する可動グリップとを備えてなるグリップ装置において、前記調節ねじは2分割されてなるとともに、カム面が前記ばねに当接し前記ホルダーに軸着されたレバーを備え、前記レバーの操作により前記2分割された両調節ねじは前記ばねにより互いに接近する方向に附勢されてなることを特徴とするグリップ装置とすることにより達成される。
【0010】
本発明の特徴によれば、調節ねじは2分割されてなるとともに分割された両調節ねじは、締め付けにより互いに接近する方向に附勢されているので、2分割された調節ねじのそれぞれのねじによりクランプアームのねじを挟圧し、調節ねじはクランプアームに強固に固定される。したがって、振動によって調節ねじの回動が阻止され、固定グリップと可動グリップの間隔は調節した間隔に維持される。
【0011】
また、その締め付けは一端がカム面に形成されたレバーの操作により行うようにすると、締め付けのための余分な工具を必要とせず容易な操作で締付力が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1ないし図3はそれぞれ本発明の実施の形態のグリップ装置の断面図である。なお、図4に示したグリップ装置と共通する部分には同一の符号が付してある。
【0013】
図1に示す実施の形態では、基台1に取り付けられたクランプアーム2の先端部に形成されたねじ孔7に調節ねじ16が螺合により取り付けられている。調節ねじ16は、その中央部に貫通孔16cが形成され、先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aの2つに分割されている。そして先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aとはピン17により接離自在に連結されていて、このピン17による連結により先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aのいずれかを回動すると両者ともに回動するようにされている。
【0014】
調節ねじ16の中央部の貫通孔16cに、先端部側調節ねじ16bの先端に当接する固定グリップ3を保持するホルダー10の支持部10aが挿通されている。ホルダー10の支持部10aの端部には、端部にカム面18aが形成されたレバー18が軸19により回転可能に取り付けられている。
【0015】
カム面18aは貫通孔16cの端部の周囲に配置された皿ばね21に当接するストッパー20に当接し、レバー18を横倒し(図示状態)に回動することより、後端部側調節ねじ16aを先端部側調節ねじ16bに向けて押圧するとともに、ホルダー10の当接により先端部側調節ねじ16bが後端部側調節ねじ16aに向けて押圧する。すなわちレバー18の横倒しにより先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aが互いに接近する方向に附勢されて締め付けられる。
【0016】
この締め付けにより調節ねじ16のねじはクランプアーム2のねじ孔7のねじを挟圧し、調節ねじ16はクランプアームに強固に固定されることになり、振動によって調節ねじ16の回動が阻止され、固定グリップ3と可動グリップ4の間隔は調節した間隔に維持される。固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節するときは、レバー18を回動して立てカム面18aによる締め付けを解除し、調節ねじ16を回動して行う。この締め付けの解除により調節ねじ16の回動操作が容易に行うことができる。
【0017】
図2に示す実施の形態では、ホルダー10の支持部10aの端部にねじが形成され、このねじにナット22を螺合し座金23を介して先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aが互いに接近する方向に締め付けるようにしている。このように構成しても、調節ねじ16のねじはクランプアーム2のねじ孔7のねじを挟圧し、調節ねじ16はクランプアームに強固に固定される。固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節するときは、ナット22を回動して締め付けを緩め、調節ねじ16を回動して固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節する。この場合も調節ねじ16の回動操作が容易に行うことができる。
【0018】
図3に示す実施の形態では、ホルダー10の支持部10aの端部にねじ孔が形成され、このねじ孔にボルト24を螺合し座金23を介して先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aが互いに接近する方向に締め付けるようにしている。このように構成しても、調節ねじ16のねじはクランプアーム2のねじ孔7のねじを挟圧し、調節ねじ16はクランプアームに強固に固定される。固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節するときは、ボルト24を回動して締め付けを緩め、調節ねじ16を回動して固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節する。この場合も調節ねじ16の回動操作が容易に行うことができる。
【0019】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、振動による調節ねじの回動が阻止されるので、板材の挟持力の変動が少なく、したがって板材の挟持力の変動による調節頻繁を低減することができる。また、調節ねじはクランプアームに強固に位置決め固定されるにもかかわらず、固定グリップと可動グリップの間隔の調節時には調節ねじを容易に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の断面図である。
【図2】本発明に係る他の実施の形態の断面図である。
【図3】本発明に係る更に他の実施の形態の断面図である。
【図4】従来のグリップ装置の断面図である。
【符号の説明】
1 基台
2 クランプアーム
3 固定グリップ
4 可動グリップ
5 板材
7 ねじ孔
10 ホルダー
10a ホルダーの支持部
11 ボルト
16 調節ねじ
16a 後端部側調節ねじ
16b 先端部側調節ねじ
16c 貫通孔
17 ピン
18 レバー
18a カム面
19 軸
20 ストッパー
21 皿ばね
22 ナット
23 座金
24 ボルト
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送される板材等を挟み持つグリップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、プレス機等の作業機械に板材を送り込むような場合、板材を挟み持つグリップ装置が使用される。従来このようなグリップ装置は、図4に示すように、基台1にクランプアーム2が取り付けられ、このクランプアーム2の先端部に固定グリップ3が取り付けられている。そして固定グリップ3に対向して可動グリップ4が設置され、可動グリップ4は、図示しない駆動機構により固定グリップ3に対して接近、離反可動するようにされている。この可動グリップ4の接近によって板材5を挟持し、離反によってその挟持を解除するようにされている。
【0003】
板材5を挟む固定グリップ3と可動グリップ4の間隔は板材5の厚みに応じて固定グリップ3の位置決めにより行われる。そのため固定グリップ3は、その位置を調節する調節ねじ6を介してクランプアーム2に取り付けられている。すなわち、クランプアーム2の先端部にねじ孔7が形成されてあり、調節ねじ6はこのねじ孔7に螺合してねじ孔7を貫通するように取り付けられている。
【0004】
そして、調節ねじ6の中央部に内側にばね9の一端を当接する段部8aを有する貫通孔8が形成されている。10は固定グリップ3をボルト11などで取り付けるホルダーで、ホルダー10は、調節ねじ6の先端に当接され、その支持部10aが調節ねじ6の貫通孔8に挿入され、支持部10aの端部に取り付けたばね受け12を段部8aに配置したばね9の他端に当接させてホルダー10がばね9の弾性により調節ねじ6の先端の当接が維持されるようにして調節ねじ6に取り付けられている。
【0005】
クランプアーム2の先端部に形成されたねじ孔7の周囲の適宜個所に孔13が形成され、この孔13にばね14を配置し、このばね14の一端に設けたばね受け15に調節ねじ6のつば部6aが当接するようにされている。このばね14の弾力により調節ねじ6はねじ孔7から抜ける方向に附勢され、これによりねじ孔7のねじと調節ねじ6のねじとの間のバックラッシによる位置誤差をなくすようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなばね14の作用によるバックラッシに対する補正では、振動によって調節ねじ6が回動して板材5を挟む固定グリップ3と可動グリップ4の間隔にくるいが発生し、板材5の挟持力が弱まる。その結果、頻繁に調節ねじ6を操作して固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節しなければならず面倒であるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記のような問題に鑑みなされたもので、簡単な機構で板材の挟持力の変動を抑制することを可能にしたグリップ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、クランプアームと、前記クランプアームに螺合して取り付けられた調節ねじと、前記調節ねじの先端に当接し、その当接を維持方向に締め付けて前記調節ねじに固定されるホルダーと、前記ホルダーに固定される固定グリップと、前記固定グリップに対向して配置されて前記固定グリップに対して接近、離反可動する可動グリップとを備えてなるグリップ装置において、前記調節ねじは2分割されてなるとともに分割された両調節ねじは前記締め付けにより互いに接近する方向に附勢されてなることを特徴とするグリップ装置とすることにより達成される。
【0009】
また、本発明の目的は、クランプアームと、前記クランプアームに螺合して取り付けられる調節ねじと、前記調節ねじの先端に当接し、その当接を維持するばねを介して前記調節ねじに固定されるホルダーと、前記ホルダーに取り付けられる固定グリップと、前記固定グリップに対向して配置されて前記固定グリップに対して接近、離反可動する可動グリップとを備えてなるグリップ装置において、前記調節ねじは2分割されてなるとともに、カム面が前記ばねに当接し前記ホルダーに軸着されたレバーを備え、前記レバーの操作により前記2分割された両調節ねじは前記ばねにより互いに接近する方向に附勢されてなることを特徴とするグリップ装置とすることにより達成される。
【0010】
本発明の特徴によれば、調節ねじは2分割されてなるとともに分割された両調節ねじは、締め付けにより互いに接近する方向に附勢されているので、2分割された調節ねじのそれぞれのねじによりクランプアームのねじを挟圧し、調節ねじはクランプアームに強固に固定される。したがって、振動によって調節ねじの回動が阻止され、固定グリップと可動グリップの間隔は調節した間隔に維持される。
【0011】
また、その締め付けは一端がカム面に形成されたレバーの操作により行うようにすると、締め付けのための余分な工具を必要とせず容易な操作で締付力が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1ないし図3はそれぞれ本発明の実施の形態のグリップ装置の断面図である。なお、図4に示したグリップ装置と共通する部分には同一の符号が付してある。
【0013】
図1に示す実施の形態では、基台1に取り付けられたクランプアーム2の先端部に形成されたねじ孔7に調節ねじ16が螺合により取り付けられている。調節ねじ16は、その中央部に貫通孔16cが形成され、先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aの2つに分割されている。そして先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aとはピン17により接離自在に連結されていて、このピン17による連結により先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aのいずれかを回動すると両者ともに回動するようにされている。
【0014】
調節ねじ16の中央部の貫通孔16cに、先端部側調節ねじ16bの先端に当接する固定グリップ3を保持するホルダー10の支持部10aが挿通されている。ホルダー10の支持部10aの端部には、端部にカム面18aが形成されたレバー18が軸19により回転可能に取り付けられている。
【0015】
カム面18aは貫通孔16cの端部の周囲に配置された皿ばね21に当接するストッパー20に当接し、レバー18を横倒し(図示状態)に回動することより、後端部側調節ねじ16aを先端部側調節ねじ16bに向けて押圧するとともに、ホルダー10の当接により先端部側調節ねじ16bが後端部側調節ねじ16aに向けて押圧する。すなわちレバー18の横倒しにより先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aが互いに接近する方向に附勢されて締め付けられる。
【0016】
この締め付けにより調節ねじ16のねじはクランプアーム2のねじ孔7のねじを挟圧し、調節ねじ16はクランプアームに強固に固定されることになり、振動によって調節ねじ16の回動が阻止され、固定グリップ3と可動グリップ4の間隔は調節した間隔に維持される。固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節するときは、レバー18を回動して立てカム面18aによる締め付けを解除し、調節ねじ16を回動して行う。この締め付けの解除により調節ねじ16の回動操作が容易に行うことができる。
【0017】
図2に示す実施の形態では、ホルダー10の支持部10aの端部にねじが形成され、このねじにナット22を螺合し座金23を介して先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aが互いに接近する方向に締め付けるようにしている。このように構成しても、調節ねじ16のねじはクランプアーム2のねじ孔7のねじを挟圧し、調節ねじ16はクランプアームに強固に固定される。固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節するときは、ナット22を回動して締め付けを緩め、調節ねじ16を回動して固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節する。この場合も調節ねじ16の回動操作が容易に行うことができる。
【0018】
図3に示す実施の形態では、ホルダー10の支持部10aの端部にねじ孔が形成され、このねじ孔にボルト24を螺合し座金23を介して先端部側調節ねじ16bと後端部側調節ねじ16aが互いに接近する方向に締め付けるようにしている。このように構成しても、調節ねじ16のねじはクランプアーム2のねじ孔7のねじを挟圧し、調節ねじ16はクランプアームに強固に固定される。固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節するときは、ボルト24を回動して締め付けを緩め、調節ねじ16を回動して固定グリップ3と可動グリップ4の間隔を調節する。この場合も調節ねじ16の回動操作が容易に行うことができる。
【0019】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、振動による調節ねじの回動が阻止されるので、板材の挟持力の変動が少なく、したがって板材の挟持力の変動による調節頻繁を低減することができる。また、調節ねじはクランプアームに強固に位置決め固定されるにもかかわらず、固定グリップと可動グリップの間隔の調節時には調節ねじを容易に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の断面図である。
【図2】本発明に係る他の実施の形態の断面図である。
【図3】本発明に係る更に他の実施の形態の断面図である。
【図4】従来のグリップ装置の断面図である。
【符号の説明】
1 基台
2 クランプアーム
3 固定グリップ
4 可動グリップ
5 板材
7 ねじ孔
10 ホルダー
10a ホルダーの支持部
11 ボルト
16 調節ねじ
16a 後端部側調節ねじ
16b 先端部側調節ねじ
16c 貫通孔
17 ピン
18 レバー
18a カム面
19 軸
20 ストッパー
21 皿ばね
22 ナット
23 座金
24 ボルト
Claims (2)
- クランプアームと、前記クランプアームに螺合して取り付けられた調節ねじと、前記調節ねじの先端に当接し、その当接を維持方向に締め付けて前記調節ねじに固定されるホルダーと、前記ホルダーに固定される固定グリップと、前記固定グリップに対向して配置されて前記固定グリップに対して接近、離反可動する可動グリップとを備えてなるグリップ装置において、前記調節ねじは2分割されてなるとともに分割された両調節ねじは前記締め付けにより互いに接近する方向に附勢されてなることを特徴とするグリップ装置。
- クランプアームと、前記クランプアームに螺合して取り付けられる調節ねじと、前記調節ねじの先端に当接し、その当接を維持するばねを介して前記調節ねじに固定されるホルダーと、前記ホルダーに取り付けられる固定グリップと、前記固定グリップに対向して配置されて前記固定グリップに対して接近、離反可動する可動グリップとを備えてなるグリップ装置において、前記調節ねじは2分割されてなるとともに、カム面が前記ばねに当接し前記ホルダーに軸着されたレバーを備え、前記レバーの操作により前記2分割された両調節ねじは前記ばねにより互いに接近する方向に附勢されてなることを特徴とするグリップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05376897A JP3798105B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | グリップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05376897A JP3798105B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | グリップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10218424A JPH10218424A (ja) | 1998-08-18 |
JP3798105B2 true JP3798105B2 (ja) | 2006-07-19 |
Family
ID=12952000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05376897A Expired - Fee Related JP3798105B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | グリップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3798105B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112475051A (zh) * | 2020-12-18 | 2021-03-12 | 江西省天奇汽车零部件有限公司 | 一种用于热成型模具翻孔成型固定结构 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP05376897A patent/JP3798105B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10218424A (ja) | 1998-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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