JPH061414Y2 - プラテン位置調整機構 - Google Patents
プラテン位置調整機構Info
- Publication number
- JPH061414Y2 JPH061414Y2 JP4352987U JP4352987U JPH061414Y2 JP H061414 Y2 JPH061414 Y2 JP H061414Y2 JP 4352987 U JP4352987 U JP 4352987U JP 4352987 U JP4352987 U JP 4352987U JP H061414 Y2 JPH061414 Y2 JP H061414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platen
- printer head
- gap
- fixture
- adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 本考案は、プリンタヘッドに対するプラテンの位置を調
整する機構において、プラテンのギャップはエキセンで
調整し、プラテンの平行度はブロックを使い別々に調整
することにより、プラテンの位置を正確、容易かつ迅速
に調整することができる。
整する機構において、プラテンのギャップはエキセンで
調整し、プラテンの平行度はブロックを使い別々に調整
することにより、プラテンの位置を正確、容易かつ迅速
に調整することができる。
本考案はプラテン位置調整機構に関し、例えばプラテン
を使った印刷機などのプラテンの位置調整機構として好
適に利用することができる。
を使った印刷機などのプラテンの位置調整機構として好
適に利用することができる。
第3図は従来のプラテン位置調整機構の図、その(a)は
正面図、(b)は(a)のA−A′矢指図である。
正面図、(b)は(a)のA−A′矢指図である。
従来のプラテン位置調整機構は、例えば同図に示す如
く、プラテン31を支持する位置調整用金具33が2個の取
付ネジ34a,34bによってサイドフレームの長円穴36を介
して取付・固定されている。長円穴36は、プラテンの位
置調整のため取付ネジ34a,34bが移動可能なように移動
方向に長円の穴が開けられている。
く、プラテン31を支持する位置調整用金具33が2個の取
付ネジ34a,34bによってサイドフレームの長円穴36を介
して取付・固定されている。長円穴36は、プラテンの位
置調整のため取付ネジ34a,34bが移動可能なように移動
方向に長円の穴が開けられている。
プラテン31の位置調整は取付ネジ34a,34bを緩めて位
置調整用金具33を自由にしてプラテン31を動かしプラ
テン31とプリンタヘッド32とのギャップおよび平行度の
調整を同時に行いその調整位置で取付ネジ34a,34bを
締めつけてプラテン31を固定することにより行われてい
る。
置調整用金具33を自由にしてプラテン31を動かしプラ
テン31とプリンタヘッド32とのギャップおよび平行度の
調整を同時に行いその調整位置で取付ネジ34a,34bを
締めつけてプラテン31を固定することにより行われてい
る。
上記したように、従来のプラテン位置調整機構は、2個
の取付ネジ34a,34bを緩めてプラテンを移動し、締めつ
けることによってプラテンを固定するため、プラテン31
とプリンタヘッドとのギャップ調整と平行度調整を同時
に行わなければならず、その際、特にギャップの微調整
がしずらいという問題がある。
の取付ネジ34a,34bを緩めてプラテンを移動し、締めつ
けることによってプラテンを固定するため、プラテン31
とプリンタヘッドとのギャップ調整と平行度調整を同時
に行わなければならず、その際、特にギャップの微調整
がしずらいという問題がある。
またプラテンの位置を決めてから2個の取付ネジを締め
つけて固定するため、プラテンの位置がずれてしまうお
それがある。
つけて固定するため、プラテンの位置がずれてしまうお
それがある。
本考案はこのような点にかんがみて創作されたもので、
プラテンのプリンタヘッドに対する位置調整が容易、迅
速かつ正確に行うことが可能なプラテン位置調整機構を
提供することを目的とする。
プラテンのプリンタヘッドに対する位置調整が容易、迅
速かつ正確に行うことが可能なプラテン位置調整機構を
提供することを目的とする。
本考案は上記問題点を解決するため以下の構成をとる。
すなわち第1図に示す如く、プリンタヘッドに対するプ
ラテンの位置を調整する機構において、プラテン11、該
プラテン11を支持すると共に前記プリンタヘッド12間の
ギャップ調整方向に回動可能なエキセン13、該エキセン
13を調整位置で固定する固定具14、前記エキセン13を支
持すると共に前記プラテン11のプリンタヘッド12に対す
る平行度の調整方向に回動可能なブロック15、該ブロッ
ク15を調整位置で固定する固定具16を備えてなる。
すなわち第1図に示す如く、プリンタヘッドに対するプ
ラテンの位置を調整する機構において、プラテン11、該
プラテン11を支持すると共に前記プリンタヘッド12間の
ギャップ調整方向に回動可能なエキセン13、該エキセン
13を調整位置で固定する固定具14、前記エキセン13を支
持すると共に前記プラテン11のプリンタヘッド12に対す
る平行度の調整方向に回動可能なブロック15、該ブロッ
ク15を調整位置で固定する固定具16を備えてなる。
上記プラテン11は、プリンタヘッドで紙に印字する場
合、紙の背後にあってプリンタヘッドの受け側となるも
のをいう。プラテンとプリンタヘッドとの距離を一定値
に保っておかないと印字に悪影響をおよぼす。
合、紙の背後にあってプリンタヘッドの受け側となるも
のをいう。プラテンとプリンタヘッドとの距離を一定値
に保っておかないと印字に悪影響をおよぼす。
上記のエキセン13は、プラテン11とプリンタヘッド12の
距離の調整、すなわちギャップ20の調整を行うため回動
可能にプラテンを支持するもので、例えば第1図(a)に
示す如く、ブロック15の軸18により矢印B方向に回動さ
せることによってプリンタヘッド12とプラテン11のギャ
ップ20を調整することができる。
距離の調整、すなわちギャップ20の調整を行うため回動
可能にプラテンを支持するもので、例えば第1図(a)に
示す如く、ブロック15の軸18により矢印B方向に回動さ
せることによってプリンタヘッド12とプラテン11のギャ
ップ20を調整することができる。
上記の固定具14は、ギャップ調整を行ったエキセン13の
位置を固定するものである。固定具としては、例えば締
めつけて固定する止めネジなどを用いることができる。
位置を固定するものである。固定具としては、例えば締
めつけて固定する止めネジなどを用いることができる。
上記のブロック15は、プラテン11とプリンタヘッド12の
面の平行位置関係の調整をするため、エキセン13を支持
し、プラテンと共に平行度の調整方向に回動できるもの
である。例えば第1図(b)に示す如く、固定具16をブロ
ック15の回転軸と兼ねさせて矢印C方向に回動させるよ
うにすることができる。
面の平行位置関係の調整をするため、エキセン13を支持
し、プラテンと共に平行度の調整方向に回動できるもの
である。例えば第1図(b)に示す如く、固定具16をブロ
ック15の回転軸と兼ねさせて矢印C方向に回動させるよ
うにすることができる。
上記の固定具16は、平行度の調整を行ったブロック15の
位置を固定するものである。固定具としては、例えば締
めつけて固定するボルトなどを用いることができる。
位置を固定するものである。固定具としては、例えば締
めつけて固定するボルトなどを用いることができる。
本考案のプラテン位置調整機構は、エキセン13を支持す
ると共にプラテンの平行度の調整方向に回動可能なブロ
ック15によって平行度調整を行い、これを固定具16で固
定し、次にプラテンのギャップ調整方向に回動可能なエ
キセン13によってギャップ調整を行い、これを固定具14
で固定することができる。このようにプラテンの位置調
整を平行度調整ギャップ調整の2段階に分けておこ
なえるため微調整が容易で、調整精度も高く、短時間で
調整可能である。
ると共にプラテンの平行度の調整方向に回動可能なブロ
ック15によって平行度調整を行い、これを固定具16で固
定し、次にプラテンのギャップ調整方向に回動可能なエ
キセン13によってギャップ調整を行い、これを固定具14
で固定することができる。このようにプラテンの位置調
整を平行度調整ギャップ調整の2段階に分けておこ
なえるため微調整が容易で、調整精度も高く、短時間で
調整可能である。
以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本考案の一実施例構成図、その(a)は正面図、
(b)は左側面図、第2図は第1図(b)の方向から見たプラ
テンとプリンタヘッドとの位置関係説明図である。
(b)は左側面図、第2図は第1図(b)の方向から見たプラ
テンとプリンタヘッドとの位置関係説明図である。
本実施例は、プラテン印刷機のプラテン位置調整機構に
適用したものである。
適用したものである。
第1図(a)に示す如く、プリンタヘッド12の受け側とな
るプラテン11部分にはゴム材などを使い、ギャップ20部
分に挿入される紙の印字を補助する。
るプラテン11部分にはゴム材などを使い、ギャップ20部
分に挿入される紙の印字を補助する。
プラテン11は図の左端部分にてエキセン13と結合し、固
定具(ここでは止めネジを使用)14により支持・固定さ
れている。この止めネジ14はエキセン13を回動させる軸
18にまで達しており、これを締めつけることによりエキ
セン13が回動する位置を任意に固定することができる。
エキセン13は軸18によってブロック15と回動可能に支持
されている。ブロック15はボルトを使った固定具16でサ
イドフレームに支持され、プラテン11の平行度調整方向
(第1図(b)矢印C方向)に回動できると共に、調整位
置でボルトを締めつけることによってブロックを固定す
ることができる。
定具(ここでは止めネジを使用)14により支持・固定さ
れている。この止めネジ14はエキセン13を回動させる軸
18にまで達しており、これを締めつけることによりエキ
セン13が回動する位置を任意に固定することができる。
エキセン13は軸18によってブロック15と回動可能に支持
されている。ブロック15はボルトを使った固定具16でサ
イドフレームに支持され、プラテン11の平行度調整方向
(第1図(b)矢印C方向)に回動できると共に、調整位
置でボルトを締めつけることによってブロックを固定す
ることができる。
上記の実施例の構成にもとずいて以下の如くプラテンの
位置調整を行った。
位置調整を行った。
プラテンの平行度調整は、プラテン11とプリンタヘッド
12の向かい合う面が平行でないと印字がうまく行われな
いため、第2図に示す如く双方面が一定の角度を形成す
る場合には、ブロック15を矢印C方向に回動させて調整
を行う。本実施例では第1図(b)のエキセン13を支持す
るブロック15の固定具16を緩めて矢印C方向に自由に動
くようにし、プラテン11がプリンタヘッド12に対して平
行となるように調整する。なおブロック15の底辺部分に
は爪22が設けてあり、この爪22がプラテンの平行位置付
近で図中の黒塗り逆三角形▼で示したサイドフレーム17
の段部分に当たるようにしてあるので平行度の調整が容
易に行える。平行度の調整位置が決まると、固定具(取
り付けネジ)16を締めつけてその位置を固定すると共
に、サイドフレーム17にブロック15が支持・固定され
る。
12の向かい合う面が平行でないと印字がうまく行われな
いため、第2図に示す如く双方面が一定の角度を形成す
る場合には、ブロック15を矢印C方向に回動させて調整
を行う。本実施例では第1図(b)のエキセン13を支持す
るブロック15の固定具16を緩めて矢印C方向に自由に動
くようにし、プラテン11がプリンタヘッド12に対して平
行となるように調整する。なおブロック15の底辺部分に
は爪22が設けてあり、この爪22がプラテンの平行位置付
近で図中の黒塗り逆三角形▼で示したサイドフレーム17
の段部分に当たるようにしてあるので平行度の調整が容
易に行える。平行度の調整位置が決まると、固定具(取
り付けネジ)16を締めつけてその位置を固定すると共
に、サイドフレーム17にブロック15が支持・固定され
る。
次にプラテンのギャップ調整は、第1図(a)に示す如
く、固定具14の止めネジを緩めてエキセン13の軸18によ
り矢印B方向に動かし、プラテン11とプリンタヘッド12
のギャップ20を調節する。ギャップの微調整は、ここで
はシックネスゲージ(隙間ゲージ)を使い、所望の厚さ
のシックネスゲージをギャップ20部分に挟んで固定具14
の止めネジを締めつけてその位置を固定する。
く、固定具14の止めネジを緩めてエキセン13の軸18によ
り矢印B方向に動かし、プラテン11とプリンタヘッド12
のギャップ20を調節する。ギャップの微調整は、ここで
はシックネスゲージ(隙間ゲージ)を使い、所望の厚さ
のシックネスゲージをギャップ20部分に挟んで固定具14
の止めネジを締めつけてその位置を固定する。
このように本実施例では、プラテンとプリンタヘッド間
の平行度調整およびギャップ調整を分けて行うことによ
って、簡易な操作で迅速、かつ、高精度にプラテンの位
置調整が可能になった。
の平行度調整およびギャップ調整を分けて行うことによ
って、簡易な操作で迅速、かつ、高精度にプラテンの位
置調整が可能になった。
以上述べたように、本考案のプラテン位置調整機構は、
プラテンのプリンタヘッドに対する位置調整が容易、迅
速かつ正確に行うことができる。
プラテンのプリンタヘッドに対する位置調整が容易、迅
速かつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例構成図、その(a)は正面図、
(b)は左側面図、 第2図は第1図(b)の方向から見たプラテンとプリンタ
ヘッドとの位置関係説明図、 第3図は従来のプラテン位置調整機構の図、その(a)は
正面図、(b)は(a)のA−A′矢指図である。 第1図ないし第2図において 11はプラテン、 12はプリンタヘッド、 13はエキセン、 14と16は固定具、 15はブロック、 17はサイドフレーム、 18は軸、 19はバネ、 20はギャップ、 21は平行度、 22は爪である。
(b)は左側面図、 第2図は第1図(b)の方向から見たプラテンとプリンタ
ヘッドとの位置関係説明図、 第3図は従来のプラテン位置調整機構の図、その(a)は
正面図、(b)は(a)のA−A′矢指図である。 第1図ないし第2図において 11はプラテン、 12はプリンタヘッド、 13はエキセン、 14と16は固定具、 15はブロック、 17はサイドフレーム、 18は軸、 19はバネ、 20はギャップ、 21は平行度、 22は爪である。
Claims (1)
- 【請求項1】プリンタヘッドに対するプラテンの位置を
調整する機構において、 プラテン(11)、 該プラテン(11)を支持すると共に前記プリンタヘッド(1
2)間のギャップ調整方向に回動可能なエキセン(13)、 該エキセン(13)を調整位置で固定する固定具(14)、 前記エキセン(13)を支持すると共に前記プラテン(11)の
プリンタヘッド(12)に対する平行度の調整方向に回動可
能なブロック(15)、 該ブロック(15)を調整位置で固定する固定具(16)を備え
てなるプラテン位置調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4352987U JPH061414Y2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | プラテン位置調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4352987U JPH061414Y2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | プラテン位置調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63151849U JPS63151849U (ja) | 1988-10-05 |
JPH061414Y2 true JPH061414Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=30860472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4352987U Expired - Lifetime JPH061414Y2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | プラテン位置調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061414Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4550618B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2010-09-22 | 株式会社セイコーアイ・インフォテック | インクジェット記録装置 |
-
1987
- 1987-03-26 JP JP4352987U patent/JPH061414Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63151849U (ja) | 1988-10-05 |
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