JPH0782219A - 3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用 - Google Patents

3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用

Info

Publication number
JPH0782219A
JPH0782219A JP5250904A JP25090493A JPH0782219A JP H0782219 A JPH0782219 A JP H0782219A JP 5250904 A JP5250904 A JP 5250904A JP 25090493 A JP25090493 A JP 25090493A JP H0782219 A JPH0782219 A JP H0782219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
group
unsubstituted
alkyl
substituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5250904A
Other languages
English (en)
Inventor
Heitaro Obara
平太郎 小原
Satoshi Kumazawa
智 熊沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kureha Corp filed Critical Kureha Corp
Priority to JP5250904A priority Critical patent/JPH0782219A/ja
Priority to EP94118026A priority patent/EP0712836A1/en
Priority to US08/340,150 priority patent/US5519160A/en
Publication of JPH0782219A publication Critical patent/JPH0782219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/74Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring
    • C07C69/757Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N37/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids
    • A01N37/42Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids containing within the same carbon skeleton a carboxylic group or a thio analogue, or a derivative thereof, and a carbon atom having only two bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. keto-carboxylic acids

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 農薬の中間体として有用な3−(無置換また
は置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシク
ロペンタン誘導体及びその製造方法を提供する。 【構成】 式(I )の3−(無置換または置換ベンジリ
デン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカル
ボン酸アルキルエステル誘導体およびその製造方法。 (式中、 R1 、 R2 は、各々独立して、低級アルキル基
を示す。X はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハ
ロアルキル基、フェニル基またはニトロ基を示す。m は
0〜 5の整数を示す。m が 2以上の時には、X は同一ま
たは異なってもよい)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な3−(無置換ま
たは置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシ
クロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その
製造方法、その殺菌剤の有効成分としての利用及び、殺
菌性化合物の中間体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭64-79117号公報、特開平 1
-93574号公報及び、特開平 2-42003号公報には、2−
(無置換または置換ベンジル)−5−アルキルシクロペ
ンタノン誘導体が農薬、医薬等の中間体であることが記
載されている。また、特開平5-78282 号公報には、この
中間体の改良製造法が提案されている。さらに、特開平
2-237979号公報には、2−(無置換または置換ベンジリ
デン)−5−アルキルシクロペンタノン誘導体が農薬の
中間体であることが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、中間体
として有用な2−(無置換または置換ベンジリデン)−
5−アルキルシクロペンタノン誘導体及び、2−(無置
換または置換ベンジル)−5−アルキルシクロペンタノ
ン誘導体の製造方法を提供することを課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、化7の式
(I )の3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−
アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキ
ルエステル誘導体(式中、 R1 、 R2 は各々独立して、
低級アルキル基を示す。X はハロゲン原子、シアノ基、
アルキル基、ハロアルキル基、フェニル基またはニトロ
基を示す。m は0〜 5の整数を示す。m が 2以上の時に
は、X は同一または異なってもよい)が、
【化7】
【0005】化8の式(VI-b)の2−(無置換または置
換ベンジリデン)−5−アルキルシクロペンタノン誘導
体及び、化9の式(VII-b )の2−(無置換または置換
ベンジル)−5−アルキルシクロペンタノン誘導体のい
ずれにも誘導可能な化合物であることを見いだした。
(式中、 R1 、X とm は上記と同じ意味を示す。 R3b
は、水素原子または低級アルキル基を示す)
【化8】
【化9】
【0006】さらにまた、上記式(I )の化合物が殺菌
剤の有効成分として利用できることも見いだした。本発
明はこのようにして完成したものである。
【0007】したがって、本発明は次の構成上の特徴を
有する。第1の発明は、化10の式(I )の3−(無置
換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキ
ソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体に
関する。(式中、 R1 、 R2 は各々独立して、低級アル
キル基を示す。X はハロゲン原子、シアノ基、アルキル
基、ハロアルキル基、フェニル基またはニトロ基を示
す。m は 0〜 5の整数を示す。m が 2以上の時には、X
は同一または異なってもよい)
【化10】
【0008】第2の発明は、化11の反応式中、式(I
I)の1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボ
ン酸アルキルエステル誘導体を、塩基性条件下で、式
(III )の無置換または置換ベンズアルデヒドで、ベン
ジリデン化して、式(I )の3−(無置換または置換ベ
ンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタ
ンカルボン酸アルキルエステル誘導体を製造する方法に
関する。(式中、 R1 、 R2 、X 、m は上記と同じ意味
を示す)
【化11】
【0009】第3の発明は、化12の反応式中、式(I
)の3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−ア
ルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキル
エステル誘導体を加水分解し、脱炭酸反応させて、式
(IV)の2−(無置換または置換ベンジリデン)−5−
アルキルシクロペンタノン誘導体を製造する方法に関す
る。(式中、 R1 、 R2 、X 、m は上記と同じ意味を示
す)
【化12】
【0010】第4の発明は、化13の反応式中、式(I
V)の2−(無置換または置換ベンジリデン)−5−ア
ルキルシクロペンタノン誘導体を塩基性条件下で、式
(V )のアルキルハロゲン化物でアルキル化して、式
(VI)の2−(無置換または置換ベンジリデン)−5,
5−ジアルキルシクロペンタノン誘導体を製造する方法
に関する。(式中、 R1 、X 、m は上記と同じ意味を示
す。 R3 は、低級アルキル基を示す。Z はハロゲン原子
を示す)
【化13】
【0011】第5の発明は、化14の反応式中、式(VI
-b)の2−(無置換または置換ベンジリデン)−5−ア
ルキルシクロペンタノン誘導体を還元して、式(VII-b
)の2−(無置換または置換ベンジル)−5−アルキ
ルシクロペンタノン誘導体を製造する方法に関する。
(式中、 R1 、X 、m は、上記と同じ意味を示す。 R3b
は、水素原子または低級アルキル基を示す)
【化14】
【0012】第6の発明は、化15の式(I )の3−
(無置換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2
−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘
導体を有効成分として含有することを特徴とする殺菌剤
に関する。(式中、 R1 、 R2 、X 、m は上記と同じ意
味を示す)
【化15】
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−アルキル
−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステ
ル誘導体(I )の具体例としては表1に示すものをあげ
ることができる。
【0014】
【表1】 4-Clは 4位が塩素原子で置換されていることを示す。
【0015】本発明の一連の反応で用いられる希釈剤と
しては、下記のものを例示し得る。水。酢酸、プロピオ
ン酸等の低級脂肪酸。ベンゼン、トルエン、キシレン、
ヘキサン等の炭化水素類。塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類。メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、t−ブタノール等
のアルコール類。ジエチルエーテル、ジメトキシエタ
ン、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル類。その他、アセトニトリル、ア
セトン、メチルホルムアミド、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ジメチ
ルスルホキシド等。
【0016】また、上述の希釈剤に加えて塩基または酸
の共存下に反応を行なうこともある。ここで用いる塩基
としては下記のものを例示し得る。炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩。水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物。ナト
リウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt
−ブトキシド等のアルカリ金属のアルコキシド。水素化
ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素化合
物。n−ブチルリチウム等のアルカリ金属の有機金属化
合物。その他、トリエチルアミン、ピリジン等の有機 3
級アミン類。また、酸としては、塩酸、臭化水素酸、ヨ
ウ化水素酸、硫酸等の無機酸ならびにギ酸、酢酸、酪
酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸を例示し得る。
水素化触媒としては、白金、パラジウム、ニッケルの表
面積を大きくして活性を高めたものや、これらの金属を
活性炭等の炭素や、アルミナに担持させたものをあげる
ことができる。
【0017】化合物(I )は、1−アルキル−2−オキ
ソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体
(II)を、塩基性条件下で、無置換または置換ベンズア
ルデヒド(III )で、ベンジリデン化して得られる。す
なわち、低級アルコール、好ましくは、メタノールと水
との混合溶媒中、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等
のアルカリ金属水酸化物を触媒にして、化合物(II)と
化合物(III )とをアルドール縮合させれば、化合物
(I )を得ることができる。反応温度と反応時間に関し
ては、室温から40℃位を反応温度にして、 2〜10時間程
度反応させれば、ほぼ定量的に反応させることができ
る。
【0018】化合物(III )として、例えば、ベンズア
ルデヒド、4−シアノベンズアルデヒド、4−クロロベ
ンズアルデヒド、4−フルオロベンズアルデヒド、4−
ブロモベンズアルデヒド、2,4−ジクロロベンズアル
デヒド、3,4−ジクロロベンズアルデヒド、2−クロ
ロ−4−フルオロベンズアルデヒド、3,4−ジフルオ
ロベンズアルデヒド、2,6−ジフルオロベンズアルデ
ヒド、p−トルアルデヒド、4−(t−ブチル)ベンズ
アルデヒド、4−フェニルベンズアルデヒド、4−(ト
リフルオロメチル)ベンズアルデヒド、4−ニトロベン
ズアルデヒドまたは、ペンタフルオロベンズアルデヒド
が用いられる。
【0019】化合物(I )において、 R1 、 R2 は各々
独立して、低級アルキル基を示す。それぞれの好ましい
低級アルキル基は、メチル基、エチル基または、i-プロ
ピル基である。X はハロゲン原子、シアノ基、アルキル
基、ハロアルキル基、フェニル基またはニトロ基を示
す。好ましい Xは、塩素原子、フルオロ原子、臭素原
子、フェニル基、C1〜C4アルキル基、より好ましくは、
メチル基、t−ブチル基、C1〜C4ハロアルキル基、より
好ましくは、トリフルオロメチル基である。X の定義
中、ハロアルキル基とは、アルキル基の 1個以上の水素
原子がハロゲン原子で置換していることを示す。m は 0
〜 5の整数を示す。好ましい mは、 0〜 2の整数であ
る。
【0020】上記のようにして得られた化合物(I )を
加水分解及び脱炭酸させることにより、2−(無置換ま
たは置換ベンジリデン)−5−アルキルシクロペンタノ
ン誘導体(IV)を、容易に収率よく得ることができる。
この加水分解及び脱炭酸反応は、塩基性・酸性いずれの
条件でも行うことができる。この反応を塩基性条件で行
う時には、水の他に、低級アルコールや芳香族炭化水素
を併用することが好ましい。塩基として、好ましくは、
水酸化ナトリウムや水酸化カリウムを使用する。この時
の反応温度は、40℃〜還流点、好ましくは、70℃〜還流
点である。また、酸性条件で行う時には、水の他に、溶
媒として酢酸を併用することが好ましい。触媒として
は、塩酸や臭化水素酸等の無機酸を使用する。この時の
反応温度は、50℃〜還流点、好ましくは、80℃〜還流点
である。
【0021】2−(無置換または置換ベンジリデン)−
5−アルキルシクロペンタノン誘導体(IV)を塩基性条
件下で、アルキルハロゲン化物(V )でアルキル化し
て、2−(無置換または置換ベンジリデン)−5,5−
ジアルキルシクロペンタノン誘導体(VI)を得ることが
できる。このアルキル化反応では、アプロティック極性
溶媒、例えば、アセトニトリル等のニトリル系溶媒、メ
チルホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミドまたはN−メチルピロリドン等のアミド系溶
媒、ジメチルスルホキシド等の含硫溶媒を、一種類また
は、二種類以上混合して使用するのが好ましい。塩基と
して、例えば、アルカリ金属水素化物やアルカリ土類金
属水素化物、好ましくは、水素化ナトリウムを使用す
る。反応温度は、50〜100 ℃、好ましくは60〜90℃であ
る。通常、0.5〜10時間程度で原料が消費されるので、
この程度の時間、反応させればよい。
【0022】アルキルハロゲン化物(V )として、例え
ば、臭化メチル、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、臭化プ
ロピル、ヨウ化イソプロピル、塩化n-ブチルが用いられ
る。この時使用するアルキルハロゲン化物(V )がヨウ
化物でない時は、触媒量のアルカリ金属ヨウ化物を使用
するのが好ましい。
【0023】2−(無置換または置換ベンジリデン)−
5−アルキルシクロペンタノン誘導体(VI-b)を還元し
て、2−(無置換または置換ベンジル)−5−アルキル
シクロペンタノン誘導体(VII-b )を得ることができ
る。好ましくは、エタノール中、パラジウム−炭素を使
用して、二重結合を水素化する。室温から40℃位の温度
で、常圧もしくは加圧下、好ましくは、常圧下で、理論
量の水素を吸収させれば、収率よく化合物(VII-b )を
得ることができる。
【0024】上記の方法で製造できる、化合物(I )、
化合物(IV)、化合物(VI)、化合物(VI-b)及び、化
合物(VII-b )を単離する場合には、通常用いられる化
学操作、例えば、カラムクロマトグラフィー、再結晶、
蒸留、その他の方法を単独で、あるいは、これらの方法
を適宜組合せて使用するとよい。
【0025】上記式(I )の3−(無置換または置換ベ
ンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタ
ンカルボン酸アルキルエステル誘導体を殺菌剤として使
用する場合は、そのまま使用することもできるが、通常
は製剤補助剤とともに、粉剤、水和剤、粒剤、乳剤など
の種々の形態に製剤して使用する。このとき製剤中に、
1種または2種以上の本発明の化合物(I )が 0.1〜95
重量%、好ましくは 0.5〜90重量%、より好ましくは 2
〜70重量%含まれるように製剤する。
【0026】製剤補助剤として使用する担体・希釈剤、
界面活性剤を例示すれば、固体担体として、タルク、カ
オリン、ベントナイト、珪藻土、ホワイトカーボン、ク
レーなどがある。また、液体希釈剤として、水、キシレ
ン、トルエン、クロロベンゼン、シクロヘキサン、シク
ロヘキサノン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルム
アミド、N-メチルピロリドン、アルコールなどがある。
界面活性剤はその効果により使いわけるのがよい。例え
ば、乳化剤としては、ポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウ
レートなどが、分散剤としては、リグニンスルホン酸
塩、ジブチルナフタリンスルホン酸塩などが、また湿潤
剤としては、アルキルスルホン酸塩、アルキルフェニル
スルホン酸塩などを挙げることができる。
【0027】前記製剤には、そのまま使用するものと水
等の希釈剤で所定濃度に希釈して使用するものとがあ
る。希釈して使用する時の本発明化合物(I )の濃度は
0.001〜1.0 %の範囲が望ましい。また、本発明の化合
物(I )の使用量は畑、田、果樹園、温室などの農園芸
用地1haあたり、20〜5000g 、より好ましくは50〜1000
g である。これらの使用濃度及び使用量は剤型、使用時
期、使用方法、使用場所、対象作物等によっても異なる
ため上記の範囲にこだわることなく増減することは勿論
可能である。さらに、本発明の化合物(I )は他の有効
成分、例えば、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、除草剤と組
み合わせて使用することもできる。
【0028】以下に本発明による式(I )の3−(無置
換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキ
ソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体の
製造例及び参考製造例、製剤例と試験例によって本発明
を具体的に説明する。なお本発明はその要旨を越えない
限り、以下の製造例及び参考製造例、製剤例と試験例に
限定されるものではない。
【0029】
【実施例】
製造例1 3−(4−クロロベンジリデン)−1−メチル−2−オ
キソシクロペンタンカルボン酸メチルエステル(I-1 )
の製造 水770ml に水酸化ナトリウム3.4gを溶かした水溶液に、
1−メチル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸メチ
ルエステル[下記の参考製造例1で製造したもの] 15g
と、4−クロロベンズアルデヒド 13.5gとをメタノール
800mlに溶かした溶液を加え、室温下で 5時間攪拌し
た。反応混合物を希塩酸で中和し、メタノ−ルを減圧下
で留去した後、酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を
水洗、乾燥後、減圧下で酢酸エチルを留去して、油状物
25gを得た。 収率 93.4 % MS(m/z ): 278(M+
【0030】製造例2 3−(4−クロロベンジリデン)−1−(i-プロピル)
−2−オキソシクロペンタンカルボン酸メチルエステル
(I-2 )の製造 水1000mlに水酸化ナトリウム 4g を溶かした溶液に、1
−(i-プロピル)−2−オキソシクロペンタンカルボン
酸メチルエステル[下記の参考製造例2で製造したも
の] 21gと、4−クロロベンズアルデヒド 16gとをメタ
ノール 1000mlに溶かした溶液を加え、室温で 5時間攪
拌した。反応混合物を希塩酸で中和し、析出物をろ取し
た。 得量 33.6g(収率 96.2 %) mp 93-94℃(メタノールから再結晶) MS(m/z ): 307(M+) NMR (CDCl3,δ):0.85(d, 3H, J=6Hz) 0.95(d, 3H, J
=6Hz) 1.70〜3.20(m, 5H) 3.74(s, 3H) 7.27(bs, 1H) 7.42(bs, 4H)
【0031】製造例3 2−(4−クロロベンジリデン)−5−メチルシクロペ
ンタノンの製造 3−(4−クロロベンジリデン)−1−メチル−2−オ
キソシクロペンタンカルボン酸メチルエステル(I-1 )
[上記の製造例1で製造したもの] 10gに、水酸化ナト
リウム 12gを水20mlに溶かしたものを加えて、80℃で 2
時間攪拌した。反応混合物を10%塩酸水溶液に注ぎ、酢
酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥して、溶媒を留去して、油状物を得た。 得量4.1g(収率 51.8%)
【0032】製造例4 2−(4−クロロベンジリデン)−5−(i-プロピル)
シクロペンタノンの製造 トルエン 150ml、イソプロパノール50ml、水 100mlの混
合溶液に、水酸化ナトリウム 58.6gと、3−(4−クロ
ロベンジリデン)−1−(i-プロピル)−2−オキソシ
クロペンタンカルボン酸メチルエステル(I-2 )[上記
の製造例2で製造したもの] 50gとを加えて、70〜80℃
で 4時間攪拌した。反応混合物を、10%塩酸水溶液2000
mlに注ぎ、酢酸エチル 300mlで抽出した。有機層を水洗
し、乾燥後、溶媒を留去して目的物を定量に得た。 mp 80-81℃(メタノールより再結晶) MS(m/z ): 249(M+) NMR (CDCl3,δ):0.85(d, 3H, J=6Hz) 1.04(d, 3H, J
=6Hz) 1.20〜3.10(m, 6H) 7.30(t, 1H, J=2Hz) 7.42(bs, 4H)
【0033】製造例5 2−(4−クロロベンジリデン)−5,5−ジメチルシ
クロペンタノンの製造 無水ジメチルホルムアミド 100mlに、水素化ナトリウム
(60%油状水素化ナトリウムを無水ベンゼンで洗浄した
もの)2.4gを窒素雰囲気下で攪拌しながら添加し、次い
で、2−(4−クロロベンジリデン)−5−メチルシク
ロペンタノン[上記の製造例3で製造したもの] 24gを
加え、水素の発泡が止まるまで室温下で攪拌した。次
に、メチルアイオダイド 15gを添加し、この混合物を60
℃で 2時間攪拌した。得られた反応混合液を放冷後、氷
水中に注ぎ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗した
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで減圧下に溶媒
を留去した。得られた残渣に、少量のヘキサンを加え、
固化させ、標題化合物を得た。 得量 22.0g( 86.2 %) mp 118-120℃
【0034】製造例6 2−(4−クロロベンジル)−5,5−ジメチルシクロ
ペンタノンの製造 2−(4−クロロベンジリデン)−5,5−ジメチルシ
クロペンタノン[上記の製造例5で製造したもの] 5g
をエタノ−ル40mlに溶かし、パラジウム炭素(10%)60
mgを加えて、常圧で還元を行なった。水素の吸収量が理
論量に達した時点で、反応を終了した。反応混合物から
パラジウム炭素を取り除き、ろ液から減圧下でエタノ−
ルを留去し、残渣として、無色油状物を得た。この油状
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−に付して精製
し、標題化合物を油状物として得た。 得量4.2g(収率 83.3 %)
【0035】製造例7 2−(4−クロロベンジル)−5−(i-プロピル)シク
ロペンタノンの製造 2−(4−クロロベンジリデン)−5−(i-プロピル)
シクロペンタノン[上記の製造例4で製造したもの]
1.0g をエタノ−ル10mlに溶かし、パラジウム炭素(10
%)20mgを加えて、常圧で還元を行なった。水素の吸収
量が理論量に達した時点で、反応を終了し、使用したパ
ラジウム炭素を取り除き、エタノ−ル反応液から、減圧
下でエタノ−ルを留去し、残分として無色油状物を得
た。この油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−
に付して精製し、標題化合物を油状物として得た。 得量 0.85g(収率 84.3 %)
【0036】参考製造例1 1−メチル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸メチ
ルエステルの製造 無水ジメチルホルムアミド50mlに、水素化ナトリウム
(60%油性水素化ナトリウムを無水ベンゼンで洗浄した
もの) 2.52gを窒素雰囲気で攪拌しながら添加し、次い
で、2−メトキシカルボニルシクロペンタノン14.2gを
加え、水素の発泡が止まるまで、室温下で攪拌した。次
に、メチルアイオダイド 15gを添加し、この混合物を60
℃で 2時間攪拌した。得られた反応混合液を希塩酸 300
mlに注ぎ込み、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去
し、得られた残油状物を減圧蒸留に付して精製し、標題
化合物を得た。 得量 14.5g bp 100℃/ 1mmHg
【0037】参考製造例2 1−(i-プロピル)−2−オキソシクロペンタンカルボ
ン酸メチルエステルの製造 ジメチルホルムアミド80mlに、水素化ナトリウム7.7g
(油分を除いたもの)を加え、氷冷下、2−メトキシカ
ルボニルシクロペンタノン 25gを徐々に滴下した。混合
物を室温に戻し、イソプロピルアイオダイド 45gを加
え、70〜80℃で、3.5 時間反応させた。反応混合物を10
%塩酸水溶液 400mlに注ぎ、酢酸エチル 100mlで抽出し
た。有機層を水洗し、乾燥後、濃縮して、標題化合物を
得た。 得量 25.5g(収率 78.7 %) MS(m/z ): 184(M+) NMR (CDCl3,δ):0.80(d, 3H, J=6Hz) 0.85(d, 3H, J
=6Hz) 1.10〜2.10(m, 7H) 3.68(s, 3H)
【0038】製剤例 一般式(I) で示される3−(無置換または置換ベンジリ
デン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカル
ボン酸アルキルエステル誘導体を活性成分とする製剤例 を粉砕混合して水和剤とし、水で希釈して使用する。
【0039】 を均一に混合し更に水を加えて練り合わせ、押し出し式
造粒機で粒状に加工乾燥して粒剤とする。 を均一に混合溶解して乳剤とする。
【0040】試験例1 各種病原菌に対する抗菌性試験 本発明による化合物(I-1)と化合物(I-2)の各種植物病
原菌に対する抗菌性を試験した結果を示す。 (1)試験方法:本発明の化合物(化合物I-1 及びI-2
)を、それぞれ所定濃度となるように、ジメチルスル
ホキシドに溶解し、その0.6ml と、60℃前後のPAS培
地60mlを 100ml三角フラスコ内でよく混合し、シャーレ
内に流し固化させた。一方、予め平板培地上で培養した
供試菌を直径4mmのコルクボーラーに打ち抜き、上記の
薬剤含有平板培地上に接種した。接種後、各菌の生育適
温にて1〜3日間培養し、菌の生育を菌そう直径で測定
し、薬剤無添加区における菌の成育と比較して、下記式
にしたがい菌糸伸長抑制率を求めた。 R=100(dc−dt)/dc (式中、R=菌糸伸長抑制率(%)、dc=無処理平板
上菌そう直径、dt=薬剤処理平板上菌そう直径をそれ
ぞれ示す。)
【0041】(2)試験結果:得られたRをもとに次の
基準にしたがって、表2に記載した。 0:40%より低いもの 1:40〜80%のもの 2:80%より大のもの
【0042】
【表2】 表中略号は下記のものを示す。 H.s:イネ小黒菌核病菌(Helminthosporium sigmoideum) R.s:イネ紋枯病菌(Rhizoctonia solani) S.c:菌核病菌(Sclerotinia sclerotirum)
【0043】
【発明の効果】本発明の新規な3−(無置換または置換
ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペン
タンカルボン酸アルキルエステル誘導体(I )は、それ
自体殺菌剤の有効成分として有用である。さらに、この
化合物から農薬または医薬の中間体を誘導できる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化1の式(I )の3−(無置換または置
    換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペ
    ンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体(式中、 R
    1 、 R2 は、各々独立して、低級アルキル基を示す。X
    はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル
    基、フェニル基またはニトロ基を示す。m は 0〜 5の整
    数を示す。m が 2以上の時には、X は同一または異なっ
    てもよい) 【化1】
  2. 【請求項2】 化2の反応式中、式(II)の1−アルキ
    ル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエス
    テル誘導体を、塩基性条件下で、式(III )の無置換ま
    たは置換ベンズアルデヒドで、ベンジリデン化して、式
    (I )の3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−
    アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキ
    ルエステル誘導体を製造する方法(式中、 R1 、 R2
    は、各々独立して、低級アルキル基を示す。X はハロゲ
    ン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、フェ
    ニル基またはニトロ基を示す。m は 0〜 5の整数を示
    す。m が 2以上の時には、X は同一または異なってもよ
    い) 【化2】
  3. 【請求項3】 化3の反応式中、式(I )の3−(無置
    換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキ
    ソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体を
    加水分解し、脱炭酸反応させて、式(IV)の2−(無置
    換または置換ベンジリデン)−5−アルキルシクロペン
    タノン誘導体を製造する方法。(式中、 R1 、 R2 は、
    各々独立して、低級アルキル基を示す。X はハロゲン原
    子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、フェニル
    基またはニトロ基を示す。m は 0〜 5の整数を示す。m
    が 2以上の時には、X は同一または異なってもよい) 【化3】
  4. 【請求項4】 化4の反応式中、式(IV)の2−(無置
    換または置換ベンジリデン)−5−アルキルシクロペン
    タノン誘導体を塩基性条件下で、式(V )のアルキルハ
    ロゲン化物でアルキル化して、式(VI)の2−(無置換
    または置換ベンジリデン)−5,5−ジアルキルシクロ
    ペンタノン誘導体を製造する方法(式中、 R1 、 R3
    は、各々独立して、低級アルキル基を示す。X はハロゲ
    ン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、フェ
    ニル基またはニトロ基を示す。m は 0〜 5の整数を示
    す。m が 2以上の時には、X は同一または異なってもよ
    い。Z はハロゲン原子を示す) 【化4】
  5. 【請求項5】 化5の反応式中、式(VI-b)の2−(無
    置換または置換ベンジリデン)−5−アルキルシクロペ
    ンタノン誘導体を還元して、式(VII-b )の2−(無置
    換または置換ベンジル)−5−アルキルシクロペンタノ
    ン誘導体を製造する方法(式中、 R1 は、低級アルキル
    基を示す。 R3bは、水素原子または低級アルキル基を示
    す。X はハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロア
    ルキル基、フェニル基またはニトロ基を示す。m は 0〜
    5の整数を示す。m が 2以上の時には、Xは同一または
    異なってもよい) 【化5】
  6. 【請求項6】 化6の式(I )の3−(無置換または置
    換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペ
    ンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体を有効成分と
    して含有することを特徴とする殺菌剤。(式中、 R1
    R2 は、各々独立して、低級アルキル基を示す。X はハ
    ロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、
    フェニル基またはニトロ基を示す。m は 0〜 5の整数を
    示す。m が 2以上の時には、X は同一または異なっても
    よい) 【化6】
JP5250904A 1993-09-14 1993-09-14 3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用 Pending JPH0782219A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5250904A JPH0782219A (ja) 1993-09-14 1993-09-14 3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用
EP94118026A EP0712836A1 (en) 1993-09-14 1994-11-15 Alkyl 3-benzylidene-1-alkyl-2-oxocyclopentanecarboxylate derivates as fungicides
US08/340,150 US5519160A (en) 1993-09-14 1994-11-15 Alkyl 3-(substituted or unsubstituted benzylidene)-1-alkyl-2-oxocyclopentanecarboxylate derivatives, process for preparing the same

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5250904A JPH0782219A (ja) 1993-09-14 1993-09-14 3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用
EP94118026A EP0712836A1 (en) 1993-09-14 1994-11-15 Alkyl 3-benzylidene-1-alkyl-2-oxocyclopentanecarboxylate derivates as fungicides
US08/340,150 US5519160A (en) 1993-09-14 1994-11-15 Alkyl 3-(substituted or unsubstituted benzylidene)-1-alkyl-2-oxocyclopentanecarboxylate derivatives, process for preparing the same

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0782219A true JPH0782219A (ja) 1995-03-28

Family

ID=27235927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5250904A Pending JPH0782219A (ja) 1993-09-14 1993-09-14 3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5519160A (ja)
EP (1) EP0712836A1 (ja)
JP (1) JPH0782219A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012169468A1 (ja) 2011-06-07 2012-12-13 株式会社クレハ シクロペンタノン化合物の製造方法、および中間体化合物

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19523449A1 (de) * 1995-06-28 1997-01-02 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von 2,2-Dialkyl-aryliden-cycloalkanonen

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58192846A (ja) * 1982-05-04 1983-11-10 Nippon Zeon Co Ltd α,β−不飽和ケトンの製造法
US4575570A (en) * 1983-08-02 1986-03-11 Nippon Zeon Co., Ltd. Process for producing alpha, beta-unsaturated ketones
US4863505A (en) * 1985-09-12 1989-09-05 Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Novel derivative of azole, and agricultural and horticultural composition containing the same as an active incredient
JPH0625140B2 (ja) * 1986-11-10 1994-04-06 呉羽化学工業株式会社 新規アゾール誘導体、その製造方法及び該誘導体の農園芸用薬剤
JPH0696530B2 (ja) * 1987-06-05 1994-11-30 呉羽化学工業株式会社 アゾール抗真菌剤
US5256683A (en) * 1988-12-29 1993-10-26 Rhone-Poulenc Agrochimie Fungicidal compositions containing (benzylidene)-azolylmethylcycloalkane
JPH0784413B2 (ja) * 1991-09-18 1995-09-13 呉羽化学工業株式会社 3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012169468A1 (ja) 2011-06-07 2012-12-13 株式会社クレハ シクロペンタノン化合物の製造方法、および中間体化合物
JPWO2012169468A1 (ja) * 2011-06-07 2015-02-23 株式会社クレハ シクロペンタノン化合物の製造方法、および中間体化合物
US8975434B2 (en) 2011-06-07 2015-03-10 Kureha Corporation Method for producing cyclopentanone compound, and intermediate compound

Also Published As

Publication number Publication date
US5519160A (en) 1996-05-21
EP0712836A1 (en) 1996-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4440566A (en) Herbicidal substituted 2-(1-(oxyamino)-alkylidene)-cyclohexane-1,3-diones
FR2494688A1 (fr) Nouvelles 2-(1-(oxyamino)-alkylidene)-cyclohexane-1,3-diones substituees et compositions herbicides les contenant
JPH04234370A (ja) テトラヒドロピリミジン誘導体
JPH0578282A (ja) 3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用
HU200755B (en) Process for producing optically active alcohol derivatives by using asymmetrically modified compounds of boron hydride type
JPH0749379B2 (ja) 置換ベンゼン誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
EP0249813B1 (en) Certain substituted 3-amino-2-benzoylcyclohex-2-enones
US4017631A (en) Imidazolium salts
US4008067A (en) Oxacyclohexane derivatives
JPH0782219A (ja) 3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用
JPH08291146A (ja) 除草性n−(置換フェニル)スルホンアミド化合物
JP2852941B2 (ja) 殺菌組成物
CZ169897A3 (cs) Skupinou benzyloxy substituované aromáty a jejich použití jako fungicidy a insekticidy
JP2809482B2 (ja) 2―アルコキシ―1,4―ジヒドロ―4―オキソ―3―ピリジンカルボキサミド誘導体、その製造法および除草剤
JP4161331B2 (ja) アゾリルメチルビシクロヘキサノール誘導体、その製造方法及び、農薬並びに、医薬としての利用
JPH04290865A (ja) 殺虫性、殺ダニ性ジアリールピロールカーボニトリルとジアリールニトロピロール化合物
USRE32489E (en) Herbicidal substituted 2-(1-(oxyamino)-alkylidene)-cyclohexane-1,3-diones
JP3292517B2 (ja) 2−(2,6−ジハロフェニル)−4−(2−アルコキシ−4−アルキル、ハロ又はトリフルオロメチルフェニル)−2−オキサゾリン類、およびこれらを有効成分とする農園芸用殺虫剤
JPH09278707A (ja) 5−メチル−1−フェニル−ヘキサン−2,5−ジカルボン酸誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用方法
KR950004708B1 (ko) 제초활성을 갖는 시클로헥산-1,3-디온 유도체
KR810000679B1 (ko) 페닐피롤 유도체의 제조방법
US5076832A (en) Certain 3-(substituted phenyl)-5-(substituted phenyl)-1-ethylimidazolidine-4-ones as herbicides
JPH07157478A (ja) ジチアジン系化合物、その製造法およびそれを含有する殺微生物剤
JPH0551376A (ja) 新規な1,3,2−ジオキサチオランs酸化物誘導体、その製造方法及びその用途
JPH04117362A (ja) ピリジン誘導体およびその塩ならびに該物質を有効成分とする殺虫・殺ダニ剤