JP3292517B2 - 2−(2,6−ジハロフェニル)−4−(2−アルコキシ−4−アルキル、ハロ又はトリフルオロメチルフェニル)−2−オキサゾリン類、およびこれらを有効成分とする農園芸用殺虫剤 - Google Patents

2−(2,6−ジハロフェニル)−4−(2−アルコキシ−4−アルキル、ハロ又はトリフルオロメチルフェニル)−2−オキサゾリン類、およびこれらを有効成分とする農園芸用殺虫剤

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JP3292517B2 JP25042392A JP25042392A JP3292517B2 JP 3292517 B2 JP3292517 B2 JP 3292517B2 JP 25042392 A JP25042392 A JP 25042392A JP 25042392 A JP25042392 A JP 25042392A JP 3292517 B2 JP3292517 B2 JP 3292517B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2−(2,6−ジハロ
フェニル)−4−(2−アルコキシ−4−アルキル、ハ
ロ又はトリフルオロメチルフェニル)−2−オキサゾリ
ン類、およびこれを有効成分として含有する農園芸用殺
虫剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から2,4−ジフェニル−2−オキ
サゾリン類に関していくつかの報告がなされている。例
えば、テトラヘドロンレターズ(22巻45号4471
〜4474頁、1981年)、ケミカルアブストラクト
(98巻19号160087k、1983年)、ジャー
ナルオブオルガニックケミストリー(52巻2523〜
2530頁、1987年)にその製造法に関する記載が
ある。
【0003】また、特表昭57−501962号公報に
は△2 −N−ヘテロ環式化合物の製造法に関する開示の
中で、2−オキサゾリン類の記載がある。開示の化合物
は医薬品の有効成分の製造のための中間体として記載さ
れ、これ自体、例えば糖尿病薬として有用であることが
示されている。しかしながら、上記引用文献には農園芸
用分野への利用については知られていない。
【0004】一方、本発明者らは、先に2,4−ジフエ
ニル−2−オキサゾリン類が植物寄生性のハダニ類に対
し殺ダニ効果を有することを見出した(特開平2−85
268号、同3−23287号及び同−89484
号公報)。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明の化合物は、特開
平2−85268号公報の請求範囲の一般式に含まれる
化合物ではあるが、明細書中に記載のない化合物の中
で、2−オキサゾリン環の4位に置換したベンゼン環の
置換基について、2位にアルコキシ基を有し、かつ4位
にハロゲン原子、トリフルオロメチル基あるいはアルキ
ル基を有する2−(2,6−ジハロフェニル)−4−
(2−アルコキシ−4−アルキル、ハロ又はトリフルオ
ロメチルフェニル)−2−オキサゾリン類について研究
を重ねた結果、特開平2−85268号公報記載の化合
物に比較して極めて強い殺虫活性を示し、なおかつ有用
植物に対して薬害が極めて少なく、実用的な殺虫剤であ
ることを見い出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は下記式(I)
【化2】 (式中、Rはメチル基、塩素原子、臭素原子、フッ素原
子またはトリフルオロメチル基を示し、R′はメチル
基、エチル基、ノルマルプロピル基またはイソプロピル
基を示し、Xはフッ素原子または塩素原子を示す。)で
表される2−(2,6−ジハロフェニル)−4−(2−
アルコキシ−4−アルキル、ハロ又はトリフルオロフェ
ニル)−2−オキサゾリン類、およびこれを有効成分と
する農園芸用殺虫剤である。
【0007】次に本発明化合物の製法について記載す
る。本発明に係る上記式(I)で表される2−(2,6
−ジハロフェニル)−4−(2−アルコキシ−4−アル
キル、ハロ又はトリフルオロメチルフェニル)−2−オ
キサゾリン類は、下記の反応工程図I、IIおよびIII に
従って製造することができる。本発明化合物を合成する
際の中間体である2−フェニルグリシノール類は、2−
フェニルグリシン類を還元することによって製造するこ
とができるが、ベンゼン環上に置換基を有する2−フェ
ニルグリシノール誘導体(化合物7,7′)は一般的に
置換基を有するベンゼン類(化合物11)から合成する
ことができる。
【0008】2−フェニルグリシノール類は、出発原料
となる置換ベンゼン類に炭素原子を二つ増加させた形と
なるため、一般的な製造法としては、フリーデル・クラ
フト反応によって、塩化エチルオキサリルと無水塩化ア
ルミニウムでケトエステル誘導体(化合物12)を合成
する方法(製造工程図II;参考文献:J.Med.Ch
em.15,1029(1972))や置換ベンゼンを
臭素ガス等によって、臭素化した後、グリニヤール試薬
に誘導し、これと修酸ジエチルを反応させてケトエステ
ル誘導体(化合物12)を合成する方法(製造工程図II
I ;参考文献:J.Org.Chem.52.5026
(1987))が挙げられる。ケトエステル誘導体は
(化合物12)は、オキシム誘導体(化合物13;参考
文献:Ber.40.1676(1907))にし、次
いで還元(参考文献:Org.Syn.65,173
(1977))することによって2−フェニルグリシノ
ール類(化合物7′)にすることができる。
【0009】ところで、2,4位に異なる置換基を有す
るベンゼン類を出発原料にした場合、フリーデル・クラ
フト反応や臭素化反応では、通常置換位置の異なる2種
類の異性体が生成する。ケトエステル誘導体の異性体
(化合物12)や臭素化誘導体の異性体(化合物14)
は、蒸留法、結晶析出法やカラムクロマトグラフィなど
では分離が困難な場合が多い。我々は、メタ位に置換基
を有するフェノールのアセチル誘導体(化合物1)を出
発原料として、異性体を含まない2−(2−アルコキシ
−4−アルキル、ハロまたはトリフルオロメチルフェニ
ル)グリシノール類(化合物7)の製造方法について検
討し、下記に示す製造工程を見い出した。
【0010】本工程の特徴は、異性体を含まない2−
(2−アルコキシ−4−アルキル、ハロまたはトリフル
オロメチルフェニル)グリシノール類(化合物7)を製
造するに際してAの反応を用いたことである。化合物2
を合成するに当たって、m−置換フェノール類から塩化
アセチルと無水塩化アルミニウムによるフリーデル・ク
ラフト反応では、2種類の異性体が生成し、しかも不必
要な4−ヒドロキシアセトフェノン類がかなりの割合で
生成する。Aの反応は、一般にはフリース転位と言われ
るものであるが、4−ヒドロキシアセトフェノン類は、
あまり生成しない(参考文献:Chem.Rev.7
0,295(1970);Org.Rea.1,342
(1942);Tetrahedron,26,100
1(1970))。
【0011】この反応は、通常無溶媒で行うことがで
き、温度は60〜150℃の範囲で、温度が高いほど目
的とする2−ヒドロキシアセトフェノン類の生成割合が
多いといわれている。反応時間は、15〜30分程度の
短い時間で充分である。反応剤として、通常1.2〜
1.3等量の無水塩化アルミニウムを用いるが、四塩化
チタニウム、塩化第二鉄、塩化錫などのルイス酸を用い
ることもできる。
【0012】B工程は、フェノールのエーテル化反応で
あり、通常種々の方法で行うことができる。ジメチルホ
ルムアミドやジメチルスルホキシドなどの極性溶媒中で
水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリの存在
化でハロゲン化アルキルと室温で反応を行うと、短時間
でしかも高収率で目的物(化合物3)を得ることができ
る。
【0013】C工程も通常良く知られた方法である。ア
セトフェノン類は、反応性に富むため、通常、酢酸等で
希釈した状態で、臭素ガスなどで臭素化するのが一般的
である。
【0014】D工程は、一見無駄なように思われるが、
フェナシルブロマイド類(化合物4)は、反応性に富む
ため、オキシム化(工程E)、還元(工程F)を行うこ
とができない。酢酸カリウム等の酢酸塩をアセトニトリ
ル等の極性溶媒中で18−クラウン−6などのクラウン
エーテルなどの触媒の存在下に反応を行うことで、目的
物(化合物5)を高収率で製造することができる。温度
は、室温から60℃位の範囲で、1〜3時間程度で反応
は終了する。
【0015】E工程におけるオキシム化は、通常の方法
で行うことができる。窒素供給源としてヒドロキシルア
ミンの塩酸塩を使う場合は、ピリジンなどの弱塩基の存
在下で反応を行うことで異常反応を抑え、目的物(化合
物6)を比較的短時間でしかも収率良く製造することが
できる。
【0016】F工程におけるオキシムの還元は、一般的
な方法である接触還元法(参考文献:J.Am.Che
m.Soc.60,1951(1938);Z.Phy
siol.Chem.148,294(1925))や
水素化リチウムアルミニウムなどの金属水素化錯塩化合
物による還元方法(参考文献:Org.Syn.65,
173(1977))で行うことができる。
【0017】工程G.H.Iにおける2−(2−アルコ
キシ−4−アルキル、ハロゲンまたはトリフルオロメチ
ルフェニル)グリシノール類(化合物7)から2−
(2,6−ジハロフェニル)−4−(2−アルコキシ−
4−アルキル、ハロ又はトリフルオロメチルフェニル)
−2−オキサゾリン類(化合物10)の製造は、特開平
2−85268号公報に開示されている方法に準じて行
うことができる。
【0018】製造工程I
【化3】 (式中、R、R′およびXは前記と同じ意味を有し、W
はハロゲン原子またはアルカンスルホニルオキシ基を表
す。)
【0019】製造工程II
【化4】 (式中、RおよびR′は前記と同じ意味を有する。) 以下製造工程Iと同じ。
【0020】製造工程III
【化5】 (式中、RおよびR′は前記と同じ意味を有する。) 以下製造工程IIと同じ。
【0021】
【実施例】次に本発明化合物の合成を更に具体的に示す
が、以下の例に限定されるものではない。 合成例1 2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−(4−クロ
ル−2−ノルマルプロポキシフェニル)−2−オキサゾ
リンの合成(化合物番号16) 工程A:m−クロルフェニルアセテート116.6g
(0.684モル)、無水塩化アルミニウム109.6
g(0.821モル)の混合物を攪拌しながら油浴上で
加熱した。油浴温度80℃を越えたあたりから反応が始
まり、数分の内に反応物は化した。希塩酸を加えて固
形物を溶かした後、酢酸エチルで抽出した。乾燥、濃縮
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=9:1)で精製して4−クロル−2−ヒド
ロキシアセトフェノンの無色オイル99.0g(収率8
4.9%)を得た。
【0022】工程B:4−クロル−2−ヒドロキシアセ
トフェノン99.0g(0.581モル)、水酸化カリ
ウム39.0g(0.696モル)、ジメチルスルホキ
シド200mlの混合物に室温で攪拌しながら、臭化−
ノルマルプロピル85.6g(0.696モル)を滴下
した。室温で一夜攪拌後、水を加え酢酸エチルで抽出し
た。乾燥、濃縮後、ヘキサンを加え、析出した結晶を濾
取し4−クロル−2−n−プロポキシアセトフェノンの
無色結晶80.2g(収率65.0%)を得た。
【0023】工程C:4−クロル−2−ノルマルプロポ
キシアセトフェノン80.2g(0.377モル)、酢
酸200mlの混合物に室温で攪拌しながら、臭素6
6.4g(0.415モル)を1時間かけて滴下した。
更に室温で2時間攪拌した後、反応物を氷水中に注ぎ酢
酸エチルで抽出し、有機層をチオ硫酸ナトリウム水溶液
で洗った。乾燥、濃縮後、ヘキサンを加え、析出した結
晶を濾取し4−クロル−2−ノルマルプロポキシフェナ
シルブロマイドの無色結晶105.0g(収率95.5
%)を得た。
【0024】工程D:4−クロル−2−ノルマルプロポ
キシフェナシルブロマイド105.0g(0.360モ
ル)、酢酸カリウム53.0g(0.541モル)、1
8−クラウン−6 1.9g、アセトニトリル500m
lの混合物を室温で3時間攪拌した。更に油浴上で1時
間加熱還流した後、水を加え酢酸エチルで抽出した。乾
燥、濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:酢酸エチル=8:2)で精製してα−アセチルオ
キシ−4−クロル−2−ノルマルプロポキシアセトフェ
ノンの無色オイル93.2g(収率95.7%)を得
た。
【0025】工程E:α−アセチルオキシ−4−クロル
−2−ノルマルプロポキシアセトフェノン93.2g
(0.345モル)、ヒドロキシルアミン塩酸塩35.
9g(0.517モル)、エタノール600mlの混合
物に室温で攪拌しながら、ピリジン41.0g(0.5
19モル)をゆっくり加えた。更に油浴上で2時間加熱
還流した後、水を加え酢酸エチルで抽出した。乾燥、濃
縮してそのまま次の工程で使った。
【0026】工程F:水素化リチウムアルミニウム2
6.2g(0.689モル)、テトラヒドロフラン50
0mlの混合物に室温で攪拌しながら、α−アセチルオ
キシ−4−クロル−2−ノルマルプロポキシアセトフェ
ノンオキシム(工程Eの濃縮物)をテトラヒドロフラン
500mlに溶かした溶液をゆっくり滴下した。滴下終
了後、更に30分加熱還流した。室温に戻し、水酸化ナ
トリウム3.9gを水127mlに溶かした溶液を滴下
した。滴下終了後、更に30分加熱還流した後、析出し
た固体を濾過し、濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(クロロホルムで流した後、クロロホルム:メタ
ノール=9:1)で精製して2−アミノ−2−(4−ク
ロル−2−ノルマルプロポキシフェニル)エタノール5
8.3g(工程EとFで収率73.7%)の淡黄色オイ
ルを得た。
【0027】工程G、H、I:2−アミノ−2−(4−
クロル−2−ノルマルプロポキシフェニル)エタノール
58.3g(0.254モル)、トリエチルアミン2
8.2g(0.279モル)、テトラヒドロフラン40
0mlの混合物を氷−水で冷やし攪拌しながら、2,6
−ジフルオロフェニルベンゾイルクロライド44.8g
(0.254モル)をテトラヒドロンフラン100ml
に溶かした溶液をゆっくり滴下した。室温に戻し、一夜
攪拌後、反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。この濃
縮物とトリエチルアミン28.2g(0.279モ
ル)、テトラヒドロフラン400mlの混合物を氷−水
で冷やし攪拌しながら塩化メタンスルホニル32.0g
(0.279モル)をテトラヒドロフラン100mlに
溶かした溶液をゆっくり滴下した。滴下終了後、室温で
更に3時間攪拌し、反応混合物を濾過して濾液を濃縮し
た。この濃縮物をメタノール400mlに溶かし水酸化
カリウム33.5g(0.508モル)を加えて60℃
で1時間攪拌した。反応物に水を加え酢酸エチルで抽出
した。乾燥、濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=8:2)で精製して2−
(2,6−ジフルオロフェニル)−4−(4−クロル−
2−ノルマルプロポキシフェニル)−2−オキサゾリン
57.5g(無色結晶、融点87〜88℃、収率64.
4%)を得た。
【0028】核磁気共鳴スペクトル(溶媒CDC13 ) δTMSppm 1.00(3H,t,J=7Hz),1.46−2.1
6(2H,m),3.73−4.23(3H,m),
4.80(1H,dd,J=9Hz,8Hz),5.5
6(1H,dd,J=9Hz,8Hz),5.73−
7.46(6H,m). 赤外線吸収スペクトル(KBr板):νmaxCm-1 1680(C=N)
【0029】合成例2 2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2−イソ
プロポキシ−4−メチルフェニル)−2−オキサゾリン
の合成(化合物番号5) 工程A:m−メチルフェニルアセテート73g(0.4
86モル)、無水塩化アルミニウム71.4g(0.5
34モル)の混合物を攪拌しながら油浴上で加熱した。
油浴温度60℃を越えたあたりから反応が始まり、激し
く塩化水素ガスを噴出して、数分の内に内容物は
し、反応は終了した。希塩酸を加えて固形物を溶かした
後、酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥し、減圧下に
酢酸エチルを留去した後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精製して
2−ヒドロキシ−4−メチルアセトフェノンの無色オイ
ル60.9g(収率83.5%)を得た。
【0030】工程B:2−ヒドロキシ−4−メチルアセ
トフェノン32g(0.213モル)、水酸化カリウム
9.4g(0.256モル)、ジメチルスルホキシド1
00mlの混合物に室温で攪拌しながら、臭化イソプロ
ピル32.4g(0.263モル)を滴下した。室温で
1時間攪拌した後、40〜50℃で3時間攪拌した。反
応液を水に注ぎ酢酸エチルを加えて抽出した。有機層を
乾燥し、減圧下に酢酸エチルを留去し、2−イソプロポ
キシ−4−メチルアセトフェノンの無色結晶36.5g
(収率89.2%)を得た。
【0031】工程C:2−イソプロポキシ−4−メチル
アセトフェノン36g(0.187モル)、酢酸100
mlの混合物に室温で攪拌しながら、臭素37g(0.
205モル)をゆっくり滴下した。室温で2時間攪拌し
た後、反応物を氷−水中に注ぎ酢酸エチルで抽出し、有
機層をチオ硫酸ナトリウム水溶液で洗った。有機層を乾
燥し、減圧下に酢酸エチルを留去した後、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1
0:1)で精製し、2−イソプロポキシ−4−メチルフ
ェナシルブロマイド44g(収率86.8%)を得た。
【0032】工程D:2−イソプロポキシ−4−メチル
フェナシルブロマイド40g(0.147モル)、酢酸
カリウム14.5g(0.177モル)、18−クラウ
ン−6約1g、アセトニトリル200mlの混合物を室
温で1時間、更に加熱還流を3時間した。反応液を水に
注ぎ、酢酸エチルを加えて抽出した。有機層を乾燥し、
減圧下に酢酸エチルを留去した後、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で
精製して淡黄色のα−アセチルオキシ−2−イソプロポ
キシ−4−メチルアセトフェノン27.4g(収率7
4.2%)を得た。
【0033】工程E:α−アセチルオキシ−2−イソプ
ロポキシ−4−メチルアセトフェノン27g(0.10
8モル)、ヒドロキシルアミン塩酸塩15g(0.21
5モル)、エタノール150mlの混合物に室温で攪拌
しながら、ピリジン25.2g(0.32モル)をゆっ
くり加えた。油浴上で2時間加熱還流した後、反応液を
水に注ぎ、酢酸エチルを加えて抽出した。有機層を乾燥
し、減圧下に酢酸エチルを留去し、そのまま次の工程で
使った。
【0034】工程F:水素化リチウムアルミニウム8.
2g(0.216モル)、テトラヒドロフラン300m
lの混合物に室温で攪拌しながら、α−アセチルオキシ
−2−イソプロポキシ−4−メチルアセトフェノンオキ
シム(工程Eの濃縮物)をテトラヒドロフラン100m
lに溶かした溶液をゆっくり滴下した。滴下終了後、更
に30分加熱還流した。室温に戻し、水41mlを滴下
した。滴下終了後、更に1時間加熱還流した後、析出し
た固体を濾別し、濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(クロロホルムで流した後、クロロホルム:メタ
ノール=9:1)で精製して淡黄色の2−アミノ−2−
(2−イソプロポキシ−4−メチルフェニル)エタノー
ル14g(工程EとFで収率62.2%)を得た。
【0035】工程G、H、I:2−アミノ−2−(2−
イソプロポキシ−4−メチルフェニル)エタノール3.
5g(0.016モル)、トリエチルアミン1.9g
(0.019モル)、テトラヒドロフラン100mlの
混合物を氷−水で冷却攪拌しながら、2.6−ジフルオ
ロフェニルベンゾイルクロライド2.95g(0.01
6モル)をテトラヒドロンフラン20mlに溶かした溶
液をゆっくり滴下した。室温で一夜攪拌した。反応液を
濾過し、濾液を濃縮した。この濃縮物にトリエチルアミ
ン1.9g(0.019モル)、テトラヒドロフラン1
00mlの混合物を氷−水で冷却し、攪拌しながら塩化
メタンスルホニル2.17g(0.019モル)をテト
ラヒドロフラン10mlに溶かした溶液をゆっくり滴下
した。滴下終了後、室温で更に3時間攪拌し、反応液を
濾過し、濾液を濃縮した。この濃縮物をメタノール80
mlに溶かし水溶化カリウム2.3g(0.057モ
ル)を加えて60℃で30分攪拌した。反応物を水に注
ぎ、酢酸エチルを加えて抽出した。有機層を乾燥し、減
圧下に酢酸エチルを留去した後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精
製して2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2
−イソプロポキシ−4−メチルフェニル)−2−オキサ
ゾリン2.4g(無色結晶、融点98〜100℃、収率
47.0%)を得た。
【0036】核磁気共鳴スペクトル(溶媒CDC13 ) δTMSppm 1.36(6H,d,J=6Hz),2.33(3H,
S),4.03(1H,dd,J=8Hz,9Hz),
4.26−5.00(2H,m),5.54(1H,d
d,J=8Hz,9Hz),6.63−7.58(6
H,m). 赤外線吸収スペクトル(KBr板):νmaxCm-1 1680(C=N)
【0037】合成例3 2−(2−クロル−6−フルオロフェニル)−4−(2
−エトキシ−4−トリフルオロメチルフェニル)−2−
オキサゾリンの合成(化合物番号25) 工程III :m−トリフルオロメチルフェノール25g
(0.154モル)、酢酸50mlの溶液を攪拌しなが
ら臭素8mlをゆっくり滴下した。室温で2時間攪拌し
た後、反応液を氷−水中に注ぎ酢酸エチルで抽出し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮した。この濃縮物をジ
メチルスルホキシド50mlに溶かし、85%水酸化カ
リウム11.2g(0.170モル)を水10mlに溶
かした溶液を加えた。室温で30分攪拌した後、ヨウ化
エチル26.5g(0.170モル)を滴下した。室温
で一夜攪拌した後、水を加え酢酸エチルで抽出した。無
水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮後34.8g(収率8
3.6%)の4−ブロモ−3−エトキシベンゾトリフル
オライドと2−ブロモ−5−エトキシベンゾトリフルオ
ライドの混合物を得た。
【0038】シュウ酸ジエチル20.8g(0.142
モル)とテトラヒドロフラン50mlの溶液をドライア
イス−アセトン浴で−60℃に冷やし、攪拌しながら上
記反応で得られた混合物34.8g(0.129モル)
とマグネシウム3.1g(0.128モル)、テトラヒ
ドロフラン70mlから調整したグリニヤー試薬をゆっ
くり滴下した。ドライアイス−アセトン浴をはずし3時
間室温で攪拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加
え、更に水を加えて酢酸エチルで抽出した。無水硫酸ナ
トリウムで乾燥、濃縮後減圧蒸留で精製し8.7g(収
率23.2%)のケトエステル混合物を得た。
【0039】このケトエステル混合物8.7g(0.0
30モル)、ヒドロキシアミン塩酸塩2.3g(0.0
33モル)、エタノール50mlの混合液を攪拌しなが
ら3時間加熱還流した。水を加え酢酸エチルで抽出し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮し、オキシムエステル
混合物9.1gを得た。水素化リチウムアルミニウム
2.3g(0.061モル)、テトラヒドロフラン50
mlの懸濁液に室温で攪拌しながら、オキシムエステル
混合物9.1g(0.030モル)、テトラヒドロフラ
ン30mlの溶液をゆっくり滴下した。更に30分加熱
還流した後、室温に戻し水酸化ナトリウム0.3g
(0.075モル)、水11mlの溶液をゆるやかな還
流が続くような速度で滴下した。更に1時間加熱還流し
た後、析出した固体をセライトを引いたグラスフィルタ
ーで濾過し、濾液を濃縮してシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(クロロホルムで流した後クロロホルム:メ
タノール=9:1)で精製し、アミノアルコール混合物
4.3g(収率57.3%)を得た。
【0040】2−アミノ−2−(2−エトキシ−4−ト
リフルオロメチルフェニル)エタノールと2−アミノ−
2−(4−エトキシ−2−トリフルオロメチルフェニ
ル)エタノールの混合物4.3g(0.017モル)、
トリエチルアミン1.9g(0.019モル)、テトラ
ヒドロフラン30mlの混合溶液を氷−水で冷やし攪拌
しながら、2−クロル−6−フルオロフェニルベンゾイ
ルクロライド3.3g(0.017モル)をテトラヒド
ロフラン30mlに溶かした溶液をゆっくり滴下した。
室温に戻し、一夜攪拌後、反応混合物を濾過し、濾液を
濃縮した。この濃縮物とトリエチルアミン1.9g
(0.019モル)、テトラヒドロフラン30mlの混
合物を氷−水で冷やし攪拌しながら塩化メタンスルホニ
ル2.2g(0.019モル)をテトラヒドロフラン1
0mlに溶かした溶液をゆっくり滴下した。滴下終了
後、室温で更に3時間攪拌し、反応混合物を濾過して濾
液を濃縮した。この濃縮物をメタノール50mlに溶か
し、85%水酸化カリウム2.3g(0.035モル)
を加えて60℃で1時間攪拌した。反応物に水を加え酢
酸エチルで抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=8:2)で精製した。得られた油状の混合
物にヘキサンを加え結晶を析出させ、2−(2−クロル
−6−フルオロフェニル)−4−(2−エトキシ−4−
トリフルオロメチルフェニル)−2−オキサゾリン2.
2g(無色結晶、融点72〜73℃、収率32.9%)
を得た。
【0041】核磁気共鳴スペクトル(溶媒CDC13 ) δTMSppm 1.46(3H,t,J=7Hz),3.95−4.2
8(3H,m),4.85(1H,dd,J=9Hz,
10Hz),5.76(1H,dd,J=9Hz,10
Hz),6.83−7.70(6H,m). 赤外線吸収スペクトル(KBr板):νmaxCm-1 1680(C=N)
【0042】次に本発明に含まれる化合物の例を前記実
施例で合成した化合物を含め表1、表2に示す。ただし
本発明化合物はこれらに限定されるものではない。な
お、表中の略語は次の意味を有する。Me=メチル基、
Et=エチル基、n−Pr=ノルマルプロピル基、i−
Pr=イソプロピル基
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】このようにして得られた本発明化合物を殺
虫剤として使用する場合には単独で用いてもよいが、通
常は一般の農薬と同様に補助剤を用いて粉剤、水和剤、
乳剤、フロアブル剤等の形態に製造し、そのまま或いは
水で希釈して使用する。
【0046】補助剤としては、一般の農薬の製剤に通常
使用されるものが用いられる。例えば、珪藻土、タル
ク、クレー、アルミナ、カオリン、モンモリナイト、ケ
イ酸、ホワイトカーボン、澱粉、大豆粉、小麦粉、魚粉
等の固体担体;水、メタノール、キシレン、ヘキサン、
ケロシン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジクロロ
メタン、トリクロロエタン、ジメチルホルムアミド、酢
酸エチルエステル、アセトニトリル、ジメチルスルホキ
シド、大豆油、オリーブ油等の液体担体;ポリオキシア
ルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアル
キルアリルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エス
テル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、アルキルアリル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキ
レンアルキルアリル硫酸エステル塩等の界面活性剤;あ
るいは、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物、アルギン酸塩、澱粉、セルロース誘
導体、モンモリロナイト、合成水溶性高分子、合成樹
脂、リン酸エステル類、グリコール類、非イオン界面活
性剤、芳香族ジアミン類、植物油、エポキシ化油等の分
散剤、固着剤、安定剤等が挙げられる。
【0047】製剤中の本発明化合物の含有量は、重量に
して0.01〜95.0%、好ましくは0.1〜90.
0%を含み、その施用量は通常10アール当たり有効成
分量で1〜1000g、好ましくは5〜500gが適当
である。
【0048】また、本発明化合物は所望によっては、他
の殺虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤または植物成長調節剤等と
混用または併用して使用することも可能である。
【0049】本発明により提供される式(I)化合物
は、後記試験例に示すとおり極めて優れた殺虫活性を有
しており、例えばマツグロヨコバイ(Nephotet
tixcincticeps)、トビイロウンカ(Ni
laparvata lugens)、ヒメトビウンカ
(Laodelphax striatellus)、
セジロウンカ(Sogatella furcifer
a)等の半翅目害虫に対して卓越した防除効果を発揮す
る。
【0050】次に本発明化合物の製剤例を示す。ただ
し、これらのみに限定されるものではない。また「部」
はすべて重量部を示す。 製剤例1 粉剤 本発明化合物(化合物番号22)2部、タルク48部及
びクレー50部を均一に混合、粉砕して粉剤を得る。
【0051】製剤例2 水和剤 本発明化合物(化合物番号5)10部、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム3部、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル2部、クレー30部及び珪藻土55
部を均一に混合、粉砕して水和剤を得る。
【0052】製剤例3 乳剤 本発明化合物(化合物番号16)10部、ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテル8部、アルキルアリルス
ルホネート2部及びキシロール80部を均一に溶解して
乳剤を得る。
【0053】製剤例4 フロアブル剤 本発明化合物(化合物番号25)10部、ポリオキシエ
チレンスチリルフェニルエーテルサルフェート塩5部、
1%ザンサンガム水溶液10部、スメクタイト系鉱物質
3部及び水72部を均一に溶解し、サンドミルにて湿式
粉砕してフロアブル剤を得る。
【0054】次に本発明の試験例を示す。 試験例1:トビイロウンカの幼若虫に対する殺虫試験 カップに植えた草丈約10cmのイネ苗に所定濃度の薬
剤(製剤例3の乳剤を水で希釈)を散布し、風乾後アク
リル性の円筒をかぶせトビイロウンカ幼虫を1苗当たり
10頭放飼し、ガーゼで蓋をした。処理苗は恒温室に置
き、7日後に死虫数を調査し殺虫率〔(%)={(散布
前寄生虫数−調査時寄生虫数)/散布前寄生虫数}×1
00〕を算出した。試験は1区3連制で行った。その結
果を表3及び4に示す。なお、表4中の化合物の欄のA
〜Fは、比較のための対照化合物(特開平2−8526
8号公報掲載化合物)で、その化合物は後記に記載し
た。
【0055】試験例2:ヒメトビウンカの幼若虫に対す
る殺虫試験 カップに植えた草丈約10cmのイネ苗に所定濃度の薬
剤(製剤例3の乳剤を水で希釈)を散布し、風乾後アク
リル性の円筒をかぶせヒメトビウンカ幼虫を1苗当たり
10頭放飼し、ガーゼで蓋をした。処理苗は恒温室に置
き、7日後に死虫数を調査し殺虫率〔(%)={(散布
前寄生虫数−調査時寄生虫数)/散布前寄生虫数}×1
00〕を算出した。試験は1区3連制で行った。その結
果を表3及び4に示す。なお、表4中のA〜Fは試験例
1と同じ。
【0056】
【表3】
【0057】
【表4】
【0058】対照化合物(A 〜F):式(II)
【化6】
【0059】
【表5】
【0060】上記の試験例の結果が示すように本発明化
合物は、低薬量で特に半翅目害虫に対し有効に防除する
ことができ、農園芸用殺虫剤として極めて有望である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−232867(JP,A) 特開 平2−85268(JP,A) 特開 平4−89484(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 263/14 A01N 43/80 101 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 (式中、Rはメチル基、塩素原子、臭素原子、フッ素原
    子またはトリフルオロメチル基を示し、R′はメチル
    基、エチル基、ノルマルプロピル基またはイソプロピル
    基を示し、Xはフッ素原子、または塩素原子を示す)で
    表される2−(2,6−ジハロフェニル)−4−(2−
    アルコキシ−4−アルキル、ハロ又はトリフルオロメチ
    ルフェニル)−2−オキサゾリン類。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の2−(2,6−ジハロフ
    ェニル)−4−(2−アルコキシ−4−アルキル、ハロ
    又はトリフルオロメチルフェニル)−2−オキサゾリン
    類を有効成分として含有することを特徴とする農園芸用
    殺虫剤。
JP25042392A 1992-08-27 1992-08-27 2−(2,6−ジハロフェニル)−4−(2−アルコキシ−4−アルキル、ハロ又はトリフルオロメチルフェニル)−2−オキサゾリン類、およびこれらを有効成分とする農園芸用殺虫剤 Expired - Fee Related JP3292517B2 (ja)

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