JP2809483B2 - 6―インドリジンカルボキサミド誘導体、その中間体それらの製造法および除草剤 - Google Patents

6―インドリジンカルボキサミド誘導体、その中間体それらの製造法および除草剤

Info

Publication number
JP2809483B2
JP2809483B2 JP2145053A JP14505390A JP2809483B2 JP 2809483 B2 JP2809483 B2 JP 2809483B2 JP 2145053 A JP2145053 A JP 2145053A JP 14505390 A JP14505390 A JP 14505390A JP 2809483 B2 JP2809483 B2 JP 2809483B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower alkyl
alkyl group
formula
group
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2145053A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0436281A (ja
Inventor
幸久 後藤
靖雄 森島
広和 長部
煕 八木原
和久 正本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAISERU KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
DAISERU KAGAKU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAISERU KAGAKU KOGYO KK filed Critical DAISERU KAGAKU KOGYO KK
Priority to JP2145053A priority Critical patent/JP2809483B2/ja
Publication of JPH0436281A publication Critical patent/JPH0436281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2809483B2 publication Critical patent/JP2809483B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は6−インドリジンカルボキサミド誘導体、
その中間体、それらの製造法およびそれを含有する除草
剤に関するものである。
(ロ)従来の技術 この発明の化合物は従来報告されておらず、またそれ
らの除草活性を示唆する知見は開示されていない。
(ハ)発明の構成 この発明は、式(I): [式中R1はハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲン化
低級アルキル基および低級アルコキシ基からなる群から
選択される置換基で置換されていてもよいフェニル基;R
2は低級アルキル基、低級アルケニル基またはハロゲン
化低級アルキル基;R3は水素原子またはハロゲン原子]
で表わされる6−インドリジンカルボキサミド誘導体ま
たはその塩を提供するものである。
この発明における化合物の基の定義中のR1,R2,R4,R5,
R7,R8における低級アルキル基は、同一または異なって
もよく、かつ直鎖または分枝状の1〜6個の炭素原子を
有するアルキル基を意味する。具体的には低級アルキル
基としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘ
キシル基などが挙げられる。R1における低級アルコキシ
基は、直鎖または分枝状の1〜6の炭素原子を有するア
ルコキシ基を意味し、例えばメトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ基などが含まれる。
R2における低級アルケニル基は2〜6個の炭素原子を有
するアルケニル基を意味し、具体的にはビニル、アリ
ル、イソプロペニル、2−ブテニル、1,3−ブタジエニ
ル、2−ペンテニル、1,4−ペンタジエニル、1−ヘキ
セニル基などが挙げられる。この発明における化合物の
定義中のハロゲン原子としては、塩素、臭素、フッ素お
よびヨウ素が含まれ、またハロゲン化アルキル基として
は、例えばクロロメチル、ブロモメチル、ジフルオロメ
チル、トルフルオロメチル基などが含まれる。
また、この発明の式(I)の化合物は、公知の方法に
よって、塩酸、リン酸などの無機酸、メタンスルホン
酸、パラトルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、コハ
ク酸、シュウ酸、酒石酸などの有機酸と塩を形成するこ
とができ、このような塩も、この発明の範囲に含まれ
る。
この発明の式(I)で表わされる化合物は次の方法で
製造することができる。
[上記の製造工程における各化合物中R1とR2は前記の定
義と同じであり、R4は低級アルキル基またはフェニル基
を“M"は金属または金属化合物を意味する。] まず式(V)で表われさるβ−ケトエステル誘導体
を、常法により金属または金属化合物を用いて金属塩も
しくは金属エノラートとした後、式(VI)の化合物を作
用させることにより、式(II)で表わされる化合物が得
られる。用いる金属または金属化合物としては、ナトリ
ウム、マグネシウム、水素化ナトリウム、ブチルリチウ
ム、リチウムジイソプロピルアミド、ナトリウムエトキ
シド、ナトリウムメトキシド、マグネシウムエトキシ
ド、マグネシウムメトキシドなどβ−ケトエステルの金
属塩もしくは金属エノラートを生成させる金属または金
属化合物が含まれる。ナトリウム、マグネシウム、水素
化ナトリウム、ナトリウムエトキシド、ナトリウムメト
キシド、マグネシウムエトキシド等が好適に用いられ
る。式(VI)の化合物との反応は100〜200℃の範囲で0.
5〜5時間行うのが好ましい。溶媒としてはトルエン、
キシレン、メシチレン、クロルベンゼンなどを用いるこ
とができる。R4の低級アルキル基としてはメチル、エチ
ルが特に好ましい。
得られた上記式(II)の化合物は臭素、塩化スルフリ
ル、塩素、N−ブロモコハク酸イミド、ヨウ素等のハロ
ゲン化剤を作用させることにより上記式(II′)の化合
物を得ることができる。
次に式(II)と(II′)の化合物は酸またはアルカリ
によって加水分解し、式(III)の化合物が得られる。
酸としては、硫酸、塩酸など、アルカリとしては、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等を用いることができ
る。特に水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムによる
加水分解が好適である。溶媒としては、水もしくは水を
含むエタノール、メタノールが適している。反応温度は
室温〜100℃で反応時間は10分〜12時間の範囲が好まし
い。
次に、式(III)の化合物を塩化チオニル等のハロゲ
ン化剤によって酸ハロゲン化物とした後、アニリン誘導
体(IV)を塩基の存在下作用させることにより、式
(I)の6−インドリジンカルボキサミド誘導体を得る
ことができる。好ましい溶媒としては、塩化メチレン、
ベンゼン、トルエン、キシレン、エーテル等が挙げられ
る。用いる塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン
などが好適である。なお、式(I)においてR3が水素原
子である化合物は、臭素、塩化スルフリル、塩素、N−
ブロモコハク酸イミド、ヨウ素等のハロゲン化剤を作用
させることにより、R3がハロゲン原子である式(I)の
化合物を得ることができる。
かくしてこの発明は式(V): (式中R2は低級アルキル基、低級アルケニル基またはハ
ロゲン化低級アルキル基;R4は低級アルキル基またはフ
ェニル基)で表されるβ−ケトエステル誘導体の金属塩
もしくは金属エノラートに式(VI): の化合物を反応させて下記式(II): (式中R2およびR4は前記定義と同一;R3′は水素原子)
で表される化合物を生成させ、また得られた式(II)の
化合物をハロゲン化して下記式(II′) (式中R2およびR4は前記定義と同一;R3″はハロゲン原
子)で表される化合物を生成させ、得られた上記式(I
I)または(II′)の化合物を加水分解して、下記式(I
II): (式中R2とR3は上記定義と同一)で表される化合物を生
成させ、生成した式(III)の化合物を式R1NH2(IV)
(式中R1はハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲン化
低級アルキル基および低級アルコキシ基からなる群から
選択される置換基で置換されていてもよいフェニル基)
で表されるアニリン誘導体を反応させて式(I): (式中R1,R2およびR3は水素原子またはハロゲン原子)
で表される化合物を生成させ、所望により得られた式
(I)の化合物を塩に導くことを特徴とする6−インド
リジンカルボキサミド誘導体またはその塩の製造方法を
提供するものである。
上記製造工程における式(II)、(II′)および式
(III)の化合物もまた新規化合物であって、式(VI
I): [式中、R2,R3は前記と同じであり、R5は水素原子、低
級アルキル基またはフェニル基を意味する。]として表
わすことができる。この発明は式(VII)の化合物をも
提供するものである。
この式(VII)の化合物は、先に述べた方法で製造す
ることができる。したがってこの発明は(1)式
(V): (式中R2は低級アルキル基、低級アルケニル基またはハ
ロゲン化低級アルキル基;R4は低級アルキル基またはフ
ェニル基)で表されるβ−ケトエステル誘導体の金属塩
もしくは金属エノラートに式(VI): (式中R7とR8は水素原子、低級アルキル基またはフェニ
ル基)で表される化合物を反応させて、下記式(VI
I′): (式中R2は前記定義と同一;R3′は水素原子;R5′は低級
アルキル基またはフェニル基)で表される化合物を生成
させ、 (2)必要により、上記(1)で得られた式(VII′)
の化合物をハロゲン化して式(VII″) (式中R2とR5′は前記定義と同一;R3″はハロゲン原
子)で表される化合物を生成させ、 (3)から必要により、上記(1)と(2)で得られた
化合物を加水分解して下記式(VII): (式中R2は前記定義と同一;R3は水素原子またはハロゲ
ン原子;R5″は水素原子)で表される化合物を生成させ
ることからなる式(VII): (式中R2は低級アルキル基、低級アルケニル基またはハ
ロゲン化低級アルキル基;R3は水素原子またはハロゲン
原子;R5は水素原子、低級アルキル基またはフェニル
基)で表される6−インドリジンカルボン酸誘導体の製
造法を提供するものである。
この発明の化合物は、植物に対して著しい成長抑制作
用を示し、水田、畑地、果樹園、非農耕地などの除草剤
として使用することができる。
かくしてこの発明は式(I) [式中R1はハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲン化
低級アルキル基および低級アルコキシ基からなる群から
選択される置換基で置換されていてもよいフェニル基;R
2は低級アルキル基、低級アルケニル基またはハロゲン
化低級アルキル基;R3は水素原子またはハロゲン原子]
で表わされる6−インドリジンカルボキサミド誘導体ま
たはその塩の少なくとも一種を有効成分として含有する
ことからなる除草剤を提供するものである。
この発明の化合物を上記除草剤として使用する場合
は、そのまま使用してもよいが、一般には固体担体、液
体担体、界面活性剤、その他の製剤用補助剤と混合し
て、水和剤、粒剤、乳剤などの製剤とする。
これらの製剤には、この発明の化合物を水和剤では10
〜80%、粒剤では0.1〜20%、乳剤では10〜50%(いず
れも重量%を示す)を含有することが好ましい。
製剤に使用される固体担体にはカオリン、ベントナイ
ト、クレー類、タルク、ケイソウ土、ジークライト、ゼ
オライト、パイロフィライト、合成二酸化ケイ素、炭酸
カルシウムなどの微粉末あるいは粒状物があり、液体担
体には、キシレン、メチルナフタレンなどの芳香族炭化
水素類、エタノール、イソプロパノール、エチレングリ
コール、メチルセルソルブなどのアルコール類、アセト
ン、イソホロン、シクロヘキサノンなどのケトン類、大
豆油、綿実油などの植物油、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、アセトニトリル、水などがある。
分散、乳化などのために用いられる界面活性剤には、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレン脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンブロックポリマーなどのノニオ
ン性界面活性剤、アルキル硫酸エステル塩、アルキルス
ルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキル硫酸エステル塩などのアニオン性界
面活性剤などがある。
製剤用補助財には、リグニンスルホン酸塩、アルギン
酸塩、ポリアクリレート類、ポリビニルアルコール、植
物ガム類、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ヒド
ロキシエチルセルロース(HEC)などがある。
また、この発明の化合物は、必要に応じて他の殺虫
剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物成長調
節剤、肥料あるいは土壌改良剤と混合使用することもで
きる。
この発明の化合物を除草剤として使用する場合、その
使用量は、使用する場所や方法、植物の種類によって異
なる。しかし、この発明の化合物は、一般に1アール当
り、約0.1〜50g用いられる。
(ニ)実施例 次にこの発明を実施例によって説明するが、この発明
を限定するものではない。
実施例1 1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−5−プロピル−
6−インドリジンカルボン酸エチルの製造 水素化ナトリウム0.133モルをテトラヒドロフラン60m
lに懸濁させ、氷冷下ブチリル酢酸エチル21.04gのテト
ラヒドロフラン溶液(60ml)を45分かけて適下した。室
温で15分撹拌した後、化合物(IV)14.98gおよびメシチ
レン100mlを加え、徐々に温度を上昇させながら、テト
ラヒドロフランを蒸留装置を用い留去した。残った溶液
を2時間緩やかに加熱還流した。反応液からメシチレン
を減圧下に留去し、残渣に1N塩酸133ml、次いで塩化メ
チレン100ml加えよく振とうした。塩化メチレン層を乾
燥、濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィーに付し、
題記化合物を0.89g得た。
1HNMR(CDCl3)δ:0.70〜27.5(m,9H),1.33(t,3
H),3.02(t,2H),4.07(t,2H),4.33(q,2H),6.23
(s,1H) 実施例2 1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−5−プロピル−
6−インドリジンカルボン酸の製造 1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−5−プロピル
−6−インドリジンカルボン酸エチル0.85g、5%水酸
化ナトリウム水溶液27.3gおよびエタノール10mlの混合
液を70℃で3時間撹拌した。反応液を室温まで冷却後、
エーテル、酢酸エチル、塩化メチレンの順で洗浄した水
槽に濃塩酸3.0ml加え、塩化メチレンで抽出した。塩化
メチレン層を乾燥、濃縮した後、残渣をトルエンと塩化
メチレンの混合液から晶析し、題記化合物を360mg得
た。
1HNMR(CDCl3)δ:1.06(t,3H),1.30〜2.00(m,2
H),2.00〜2.65(m,2H),3.13(t,2H),3.30(t,2H),
4.25(t,2H),6.47(s,1H),17.00〜18.50(br,1H) 実施例3 N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,2,3,7−テトラヒド
ロ−7−オキソ−5−プロピル−6−インドリジンカル
ボキサミドの製造 1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−5−プロピル
−6−インドリジンカルボン酸350gを塩化メチレン10ml
に溶かし、これに氷冷下塩化チオニル0.13mlの塩化メチ
レン2mlの溶液を5分間で適下し、さらに3時間氷冷下
に撹拌した。これに2,6−ジエチルアニリン284mg、トリ
エチルアミン352mgおよび塩化メチレン5mlの溶液を氷冷
下20分かけて適下した後、さらに氷冷下で3時間室温で
一晩撹拌した。
反応液を水、次いで飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄後、乾燥、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィ
ーに付した後、酢酸エチルとヘキサンの混合液から晶析
し、題記化合物を330mg得た。
融点:315〜136℃ IR(KBr):1640,1660cm-1 1HNMR(CDCl3)δ:0.70〜2.00(m,5H),1.18(t,6
H),2.24(t,2H),2.65(q,4H),3.07(t,2H),3.30
(t,2H),4.20(t,2H),6.45(s,1H),7.07(t,3H),1
2.13(br,1H) 実施例4 8−ブロモ−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,2,3,7
−テトラヒドロ−7−オキソ−5−プロピル−6−イン
ドリジンカルボキサミドの製造 N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,2,3,7−テトラヒ
ドロ−7−オキソ−5−プロピル−6−インドリジンカ
ルボキサミド0.28g、炭酸ナトリウム0.5gおよび塩化メ
チレン4.7mlの混合物に室温下、臭素0.04mlの塩化メチ
レン溶液(3.2ml)を25分かけて滴下し、さらに3時間1
5分撹拌した。不純物を濾過後、濾液を濃縮し、結晶性
残渣をメタノールから再結晶し題記化合物を0.21g得
た。
融点:216〜217℃ IR(KBr):1623,1657cm-1 1HNMR(CDCl3)δ:1.00(t,3H),1.17(t,6H),1.66
(six,2H),2.24(t,2H),2.63(q,4H),3.18(t,4H),
4.30(t,2H),7.07(s,3H),11.67(br,1H) 試験例 (植物生理活性試験) タルク(50重量部)、ベントナイト(25重量部)、ソ
ルポール−9047(東邦化学製、2重量部)、ソルポール
−5039(同前、3重量部)を混合しキャリアーを調製し
た。試験化合物それぞれ50重量部と前記キャリアー200
重量部とを混合し、20%水和剤を作った。この水和剤を
純水に分散させ所定濃度の水和剤分散液を得た。別にイ
ネ、ノビエ、二十日ダイコン種子を催芽させたシャーレ
を用意し、上記水和剤分散液を添加し、25℃の照明付き
低温庫で7日間育苗して成長程度を、以下の基準に従っ
て評価し、その結果を表1に示す。判 定 活 性 強 度 1 無 影 響 2 25%成長抑制 3 50%成長抑制 4 75%成長抑制 5 完 全 枯 死 なお、実施例に示した化合物の他に、この発明に含ま
れる化合物の具体名としては次のものがあげられる。
8−ブロモ−1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−
5−プロピル−6−インドリジンカルボン酸エチル、 1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−5−プロピル
−6−インドリジンカルボン酸メチル、 8−ブロモ−1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−
5−プロピル−6−インドリジンカルボン酸メチル、 5−ブチル−1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−
6−インドリジンカルボン酸エチル、 8−ブロモ−5−ブチル−1,2,3,7−テトラヒドロ−
7−オキソ−6−インドリジンカルボン酸エチル、 N−(4−ブロモ−2,6−ジエチルフェニル)−1,2,
3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−5−プロピル−6−
インドリジンカルボキサミド、 8−ブロモ−N−(4−ブロモ−2,6−ジエチルフェ
ニル)−1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−5−プ
ロピル−6−インドリジンカルボキサミド、 8−ブロモ−5−ブチル−N−(2,6−ジエチルフェ
ニル)−1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−6−イ
ンドリジンカルボキサミド、 8−ブロモ−N−(2,6−ジエチルフェニル)−5−
トリフルオロメチル−1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オ
キソ−6−インドリジンカルボキサミド、 8−クロロ−N−(2,6−ジエチル−4−メトキシフ
ェニル)−1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−5−
プロピル−6−インドリジンカルボキサミド、 8−ブロモ−N−(4−クロロ−2,6−ジエチルフェ
ニル)−1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オキソ−5−プ
ロピル−6−インドリジンカルボキサミドおよび 8−ブロモ−N−(2,6−ジエチル−4−トリフルオ
ロメチルフェニル)−1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オ
キソ−5−プロピル−6−インドリジンカルボキサミ
ド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−193267(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 471/04 CA(STN),REG(STN)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) [式中、R1は、ハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲ
    ン化低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群か
    ら選択される置換基で置換されていてもよいフェニル
    基;R2は低級アルキル基、低級アルケニル基又はハロゲ
    ン化低級アルキル基;R3は水素原子又はハロゲン原子]
    で表される6−インドリジンカルボキサミド誘導体又は
    その塩。
  2. 【請求項2】R1が2,6−ジエチルフェニル基である請求
    項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】R2が低級アルキル基である請求項1記載の
    化合物。
  4. 【請求項4】N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,2,3,7
    −テトラヒドロ−7−オキソ−5−プロピル−6−イン
    ドリジンカルボキサミド又は8−ブロモ−N−(2,6−
    ジエチルフェニル)−1,2,3,7−テトラヒドロ−7−オ
    キソ−5−プロピル−6−インドリジンカルボキサミド
    である請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】式(V) (式中、R2は低級アルキル基、低級アルケニル基又はハ
    ロゲン化低級アルキル基;R4は低級アルキル基又はフェ
    ニル基)で表されるβ−ケトエステル誘導体の金属塩も
    しくは金属エノラートに式(VI) の化合物を反応させて下記式(II) (式中、R2及びR4は前記定義と同一;R3′は水素原子)
    で表される化合物を生成させ、また得られた式(II)の
    化合物をハロゲン化して下記式(II′) (式中、R2及びR4は前記定義と同一;R3″はハロゲン原
    子)で表される化合物を生成させ、得られた上記式(I
    I)又は式(II′)の化合物を加水分解して、下記式(I
    II) (式中、R2とR3は上記定義と同一)で表される化合物を
    生成させ、生成した式(III)の化合物を式 R1NH2 (IV) (式中、R1はハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲン
    化低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群から
    選択される置換基で置換されていてもよいフェニル基)
    で表されるアニリン誘導体を反応させて式(I) (式中、R1、R2及びR3は水素原子又はハロゲン原子)で
    表される化合物を生成させ、所望により得られた式
    (I)の化合物を塩に導くことを特徴とする6−インド
    リジンカルボキサミド誘導体又はその塩の製造方法。
  6. 【請求項6】式(I) [式中、R1は、ハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲ
    ン化低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群か
    ら選択される置換基で置換されていてもよいフェニル
    基;R2は低級アルキル基、低級アルケニル基又はハロゲ
    ン化低級アルキル基;R3は水素原子又はハロゲン原子]
    で表される6−インドリジンカルボキサミド誘導体又は
    その塩の少なくとも1種を有効成分として含有すること
    からなる除草剤。
  7. 【請求項7】式(VII) (式中、R2は低級アルキル基、低級アルケニル基又はハ
    ロゲン化低級アルキル基;R3は水素原子又はハロゲン原
    子;R5は水素原子、低級アルキル基又はフェニル基)で
    表される6−インドリジンカルボン酸誘導体。
  8. 【請求項8】(1)式(V) (式中、R2は低級アルキル基、低級アルケニル基又はハ
    ロゲン化低級アルキル基;R4は低級アルキル基又はフェ
    ニル基)で表されるβ−ケトエステル誘導体の金属塩も
    しくは金属エノラートに式(VI) (式中、R7とR8は水素原子、低級アルキル基又はフェニ
    ル基)で表される化合物を反応させて、下記式(VI
    I′) (式中、R2は前記定義と同一;R3′は水素原子;R5′は低
    級アルキル基又はフェニル基)で表される化合物を生成
    させ、 (2)必要により、上記(1)で得られた式(VII′)
    の化合物をハロゲン化して式(VII″) (式中、R2とR5′は前記定義と同一;R3″はハロゲン原
    子)で表される化合物を生成させ、かつ (3)必要により、上記(1)と(2)で得られた化合
    物を加水分解して下記式(VII) (式中、R2は前記定義と同一;R3は水素原子又はハロゲ
    ン原子;R5″は水素原子)で表される化合物を生成させ
    ることからなる式(VII) (式中、R2は低級アルキル基、低級アルケニル基又はハ
    ロゲン化低級アルキル基;R3は水素原子又はハロゲン原
    子;R5は水素原子、低級アルキル基又はフェニル基)で
    表される6−インドリジンカルボン酸誘導体の製造法。
JP2145053A 1990-05-31 1990-05-31 6―インドリジンカルボキサミド誘導体、その中間体それらの製造法および除草剤 Expired - Lifetime JP2809483B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2145053A JP2809483B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 6―インドリジンカルボキサミド誘導体、その中間体それらの製造法および除草剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2145053A JP2809483B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 6―インドリジンカルボキサミド誘導体、その中間体それらの製造法および除草剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0436281A JPH0436281A (ja) 1992-02-06
JP2809483B2 true JP2809483B2 (ja) 1998-10-08

Family

ID=15376294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2145053A Expired - Lifetime JP2809483B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 6―インドリジンカルボキサミド誘導体、その中間体それらの製造法および除草剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2809483B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4227747A1 (de) * 1992-08-21 1994-02-24 Basf Ag Heteroaromatisch kondensierte Hydroxypyridoncarbonsäureamide, deren Herstellung und Verwendung

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535062B2 (ja) * 1987-10-16 1996-09-18 ダイセル化学工業株式会社 縮合複素環化合物とその製法および除草剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0436281A (ja) 1992-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2854640B2 (ja) 環状アミド誘導体および除草剤
US5464811A (en) Benzene derivatives substituted with heterocyclic ring and herbicides containing same as active ingredients
JP2533796B2 (ja) 5−アルコキシピリジン−3−カルボキサミド誘導体とその製造方法及び植物成長抑制剤
JP2809483B2 (ja) 6―インドリジンカルボキサミド誘導体、その中間体それらの製造法および除草剤
JP2551472B2 (ja) 5−アルコキシ−γ−ピロン−3−カルボキサミド誘導体とその製造方法及び植物成長抑制剤
JP2809482B2 (ja) 2―アルコキシ―1,4―ジヒドロ―4―オキソ―3―ピリジンカルボキサミド誘導体、その製造法および除草剤
JPH08291146A (ja) 除草性n−(置換フェニル)スルホンアミド化合物
CN114763331A (zh) 一种三氟乙基硫醚(亚砜)取代苯类化合物及其用途
RU2095359C1 (ru) Производные имидазолина и способ их получения
JP2809481B2 (ja) 2―アルコキシカルボニル―3―ピリジンカルボン酸誘導体、その製造法及び除草剤
JPH05246998A (ja) アリールインダゾール誘導体およびそれを有効成分とする除草剤
JPH0625133B2 (ja) ピラゾ−ル誘導体、その製造法および選択性除草剤
JP3018490B2 (ja) ピラゾリルアクリル酸誘導体、これを有効成分とする農園芸用殺菌剤およびその中間体
JP2535062B2 (ja) 縮合複素環化合物とその製法および除草剤
JP3177288B2 (ja) 2−オキソ−3−ピロリン誘導体及び除草剤
JP3064371B2 (ja) ベンゾオキサジルウラシル誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤
JPH075568B2 (ja) ピリミジン−5−カルボキサミド誘導体及び植物成長抑制剤
KR0128544B1 (ko) 2,3-디히드로-3-메틸렌-2-치환된 페닐-1h-이소인돌-1-온 유도체
JP3013414B2 (ja) ピラゾール―5―カルボン酸エステル類の製造法
JP2898373B2 (ja) 3―フェニルカルバモイルクロモン誘導体とその製造方法及び植物成長抑制剤
JPS63233977A (ja) ピラゾ−ル誘導体、その製造方法及び該誘導体を有効成分とする除草剤
JPS60149571A (ja) 2−(置換フエニル)−1,2,4−トリアゾリン−3−オン類およびこれを有効成分とする除草剤
JP2726404B2 (ja) 置換フェニルカーボナート誘導体
JPH02247169A (ja) 4‐ハロピリジン‐3‐カルボキサミド誘導体とその製造方法及び植物成長抑制剤
JPH07196624A (ja) アゾール誘導体を含有する植物生長調節剤