JPH0784413B2 - 3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用 - Google Patents

3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用

Info

Publication number
JPH0784413B2
JPH0784413B2 JP3267073A JP26707391A JPH0784413B2 JP H0784413 B2 JPH0784413 B2 JP H0784413B2 JP 3267073 A JP3267073 A JP 3267073A JP 26707391 A JP26707391 A JP 26707391A JP H0784413 B2 JPH0784413 B2 JP H0784413B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unsubstituted
general formula
formula
substituted benzyl
ester derivative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3267073A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0578282A (ja
Inventor
功 一ノ瀬
正典 美濃口
智 熊沢
栄次 吉田
Original Assignee
呉羽化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 呉羽化学工業株式会社 filed Critical 呉羽化学工業株式会社
Priority to JP3267073A priority Critical patent/JPH0784413B2/ja
Priority to US07/945,718 priority patent/US5258404A/en
Priority to EP92308507A priority patent/EP0537909B1/en
Priority to DE69216979T priority patent/DE69216979T2/de
Publication of JPH0578282A publication Critical patent/JPH0578282A/ja
Publication of JPH0784413B2 publication Critical patent/JPH0784413B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/74Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring
    • C07C69/757Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化7の一般式(I) で示
される新規な3−(無置換または置換ベンジル)−1−
アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキ
ルエステル誘導体及びその製造法に関する。式中、R1
及びR2 は各々低級アルキル基を示す。Xはハロゲン原
子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、フェニル
基またはニトロ基を示す。mは0〜5の整数を示す。
【化7】 また、本発明は化8の反応式で示すように、化合物(I)
を加水分解し、脱炭酸することによって、一般式(VII)
で示される2−(無置換または置換ベンジル)−5−ア
ルキルシクロペンタノン誘導体を製造する方法に関す
る。一般式(VII)で表される化合物は、農薬や医薬の中
間体として有用な化合物である。
【化8】 さらに、本発明は、一般式(I) で示される化合物を有効
成分とする殺菌剤に関する。式中、R1 、R2 、X及び
mは化6と同じ内容を示す。
【0002】
【従来の技術】従来、化9の一般式(VII) で示される2
−(無置換または置換ベンジル)−5−アルキルシクロ
ペンタノン誘導体は農薬、医薬等の中間体として用いら
れている(特開昭64−79117号公報、特開平1−
93574号公報、特開平2−42003号公報)。
【化9】 これらのうち製造方法を詳述した特開平1−93574
号公報には、一般式(VII´) で示される化合物の製造方
法として、下記のiとiiが記載されている。
【0003】i)化10の反応式中、一般式(II′)
で示される2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキ
ルエステル誘導体を、一般式(III′)で示される無
置換または置換ベンジルハロゲン化物でベンジル化し
て、得られる一般式(IV′)で示される1−(無置換
または置換ベンジル)−2−オキソシクロペンタンカル
ボン酸アルキルエステル誘導体を、一般式(VI′)で
示されるアルキルハロゲン化物でアルキル化して、得ら
れる一般式(VIII)で示される3−アルキル−1−
(無置換または置換ベンジル)−2−オキソシクロペン
タンカルボン酸アルキルエステル誘導体のエステル基を
加水分解後、脱炭酸して、化11の一般式(VII′)
で示される2−(無置換または置換ベンジル)−5−ア
ルキルシクロペンタノン誘導体を製造する方法。
【化10】
【化11】
【0004】ii) 一般式(IX)で示される3−ア
ルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキル
エステル誘導体を、一般式(III′)で示される無置
換または置換ベンジルハロゲン化物でベンジル化して、
得られる一般式(VIII)で示される3−アルキル−
1−(無置換または置換ベンジル)−2−オキソシクロ
ペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体のエステル
基を加水分解後、脱炭酸して、一般式(VII′)で示
される化合物を製造する方法。
【化12】 化9、化10及び化11の式中、R′はC〜C
アルキル基を、R′はC〜Cのアルキル基を、
X′はハロゲン原子、C〜Cのアルキル基またはフ
ェニル基を、Z′はハロゲン原子を、各々示す。ま
た、nは0〜2の整数を示す。
【0005】上記の製造方法において、収率をよくする
ためには、i)では、アルキル化をアプロティック溶媒
中で、水素化ナトリウム等の強い塩基を使用して行う必
要があった。また、ii)では、化13の反応式中、一
般式(II′)で示される2−オキソシクロペンタンカ
ルボン酸アルキルエステル誘導体を、塩基の存在下に一
般式(VI′)で示されるアルキルハロゲン化物でアル
キル化し、生成する一般式(X)で示される1−アルキ
ル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエス
テル誘導体を、低級アルコールとアルカリ金属低級アル
コキシドの存在下、転位反応させ、得られる一般式(I
X)で示される3−アルキル−2−オキソシクロペンタ
ンカルボン酸アルキルエステル誘導体を単離する必要が
あった。化12および化13の式中、R′、R′、
X′、Z′及びnは化9、化10及び化11の式中と
同じ内容を示す。Z′はハロゲン原子を示す。
【化13】
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】上記のように、一般
式(VII´) で示される2−(無置換または置換ベンジ
ル)−5−アルキルシクロペンタノン誘導体の前駆体、
一般式(VIII)で示される3−アルキル−1−(無置換ま
たは置換ベンジル)−2−オキソシクロペンタンカルボ
ン酸アルキルエステル誘導体を収率よく得るために、水
素化ナトリウム等の強い塩基を使用したり、中間体を単
離精製して使用していた。しかしながら、水素化ナトリ
ウムは反応中に水素が発生するので、大量に使用する場
合、特に注意を必要とする。また、中間体の単離精製は
反応の後処理工程の増加をもたらし製造上有利ではな
い。このため、収率を落とさず、取り扱いの容易な塩基
を使用すること、及び中間体の単離精製を割愛し、反応
工程を少なくすることに対する強い要望があった。
【0007】本発明は、上記のような要望に応えること
を課題としてなされたものである。したがって、本発明
の目的は、取扱いの容易な塩基を使用し、中間体の単離
精製を割愛し、少ない反応工程で製造できる、一般式(V
II) で示される2−(無置換または置換ベンジル)−5
−アルキルシクロペンタノン誘導体の前駆体及びその前
駆体の製造方法を提供することにある。さらに、本発明
は、この前駆体の用途について検討したところ、前記中
間体としての用途以外に殺菌剤として用いられることを
見出した。従って、本発明の他の目的は一般式(I) で表
される化合物を有効成分とする殺菌剤を提供することに
ある。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、化14
の一般式(VII) で示される2−(無置換または置換ベン
ジル)−5−アルキルシクロペンタノン誘導体の前駆体
を製造するにあたり、水素化ナトリウムより取扱いの容
易な塩基の使用と、中間体単離精製の割愛による工程数
削減を目的にして、種々研究を重ねた。化14の式中、
1 は低級アルキル基を示す。Xはハロゲン原子、シア
ノ基、アルキル基、ハロアルキル基、フェニル基または
ニトロ基を示す。mは0〜5の整数を示す。
【化14】
【0009】この結果、化15の反応式で示すように、
一般式(I) で示される3−(無置換または置換ベンジ
ル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボ
ン酸アルキルエステル誘導体が化合物(VII) の前駆体と
して有利に利用できること、及び化16と化17の反応
式で示すように、一般式(II)で示される2−オキソシク
ロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体から、ア
ルカリ金属低級アルコキシドを使用し、ベンジル化反
応、転位反応及びアルキル化反応を、中間体の単離精製
なしで行い、収率よく、化合物(I) が得られることを見
出し本発明を完成するに至った。化15及び化16の式
中、R1 、X、mは化14と同じ内容を示す。R2 は低
級アルキル基を示す。Z1 及びZ2 はハロゲン原子を示
す。
【化15】
【化16】
【化17】
【0010】すなわち、本発明は次の構成上の特徴を有
する。第1の発明は、化18の一般式(I) で示される新
規な3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル
−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステ
ル誘導体に関する。式中、R1 及びR2 は低級アルキル
基を示す。Xはハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、
ハロアルキル基、フェニル基またはニトロ基を示す。m
は0〜5の整数を示す。
【化18】
【0011】第2の発明は、化19の反応式中、一般式
(IV)で示される1−(無置換または置換ベンジル)−2
−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘
導体を、低級アルコールとアルカリ金属低級アルコキシ
ド存在下、転位反応させ、一般式(V) で示される3−
(無置換または置換ベンジル)−2−オキソシクロペン
タンカルボン酸アルキルエステル誘導体とし、ついで、
低級アルコール留去後、一般式(VI)で示されるアルキル
ハロゲン化物でアルキル化して、一般式(I) で示される
3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2
−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘
導体を製造する方法において、転位反応とアルキル化反
応とを連続して行うことを特徴とする。式中、R1 、R
2 、X及びmは化16と同じ内容を示す。Z1 はハロゲ
ン原子を示す。
【化19】
【0012】第3の発明は、化20の反応式中、一般式
(II)で示される2−オキソシクロペンタンカルボン酸ア
ルキルエステル誘導体をアルカリ金属塩基の存在下、下
記一般式(III) で示される無置換または置換ベンジルハ
ロゲン化物で、アルカリ金属塩基の存在下にベンジル化
し、生成する一般式(IV)で示される1−(無置換または
置換ベンジル)−2−オキソシクロペンタンカルボン酸
アルキルエステル誘導体を、化21の反応式で示すよう
に、低級アルコールとアルカリ金属低級アルコキシド存
在下、転位反応させ、一般式(V) で示される3−(無置
換または置換ベンジル)−2−オキソシクロペンタンカ
ルボン酸アルキルエステル誘導体にし、ついで、低級ア
ルコール留去後、一般式(VI)で示されるアルキルハロゲ
ン化物でアルキル化して、一般式(I) で示される3−
(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オ
キソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体
を製造する方法において、ベンジル化反応、転位反応及
びアルキル化反応を連続して行うことを特徴とする。式
中、R1 、R2 、X、m及びZ1は化19と同じ内容を
示す。Z2 はハロゲン原子を示す。
【化20】
【化21】
【0013】化20と化21の式中、一般式においてR
及びRは、同一または異なって飽和または不飽和の
低級アルキル基を示す。好ましくはC〜Cアルキル
基、より好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基を示す。Xはハロゲン原子、シアノ
基、アルキル基、ハロアルキル基、フェニル基またはニ
トロ基を示す。ハロゲン原子はフッ素原子、塩素原子、
臭素原子またはヨウ素原子を示す。これらのうち好まし
いものは塩素原子であり、特に好ましくはベンゼン環の
4位に結合した塩素原子である。アルキル基には前記し
た低級アルキル基を例示することができ、ハロアルキル
基はこのようなアルキル基の水素原子の1個または2個
以上がハロゲン原子で置換された基を意味する。これら
のうち好ましいものはフッ素原子である。Z及びZ
は、同一または異なって塩素原子、臭素原子またはヨウ
素原子を示す。mは0〜5の整数、好ましくは0〜1の
整数を示す。
【0014】第4の発明は、化22の反応式中、一般式
(I) で示される3−(無置換または置換ベンジル)−1
−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アル
キルエステル誘導体を加水分解及び脱炭酸反応させて、
一般式(VII) で示される2−(無置換または置換ベンジ
ル)−5−アルキルシクロペンタノン誘導体を得ること
を特徴とする。
【化22】 式中、R1 、R2 、X及びmは化19と同様の意味を示
す。
【0015】第5の発明は、殺菌剤に関するものであっ
て、化23の一般式(I) で示される3−(無置換または
置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペン
タンカルボン酸アルキルエステル誘導体を有効成分とし
て含有することを特徴とする。化23の式中、R1 、R
2 、X及びmは化19と同様の意味を示す。
【化23】
【0016】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2
−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘
導体(I) の具体例としては表1に示すものをあげること
ができる。
【0017】
【表1】 4−Clは4位がCl基で置換されていることを示す。
【0018】化合物(I) は化24の反応式により、2−
オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導
体(II)から製造することができる。すなわち、2−オキ
ソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体(I
I)にアルカリ金属塩基を好ましくは 1.0〜1.2 モル当量
加える。アルカリ金属低級アルコキシドを使用したとき
は、適当な溶媒(例えば、トルエン)を用いて低級アル
コールを共沸留去してから、無置換または置換ベンジル
ハロゲン化物(III)でベンジル化する。この時使用する
ハロゲン化物がヨウ化物でない時は、触媒量のアルカリ
金属ヨウ化物を使用するのが好ましい。アルカリ金属低
級アルコキシドとしては、ナトリウムメトキシド、カリ
ウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウムイ
ソプロポキシド、カリウムt−ブトキシドを例示するこ
とができる。
【化24】
【0019】この反応において、溶媒としては、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素、アセトニトリル等の
ニトリル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミドまたはN−メチルピロリドン等のアミド系溶媒
を、一種類または二種類以上混合して使用する。この時
の反応温度は、50〜100 ℃、好ましくは70〜90℃であ
る。
【0020】上記ベンジル化で生成する、1−(無置換
または置換ベンジル)−2−オキソシクロペンタンカル
ボン酸アルキルエステル誘導体(IV)を含んだ反応混
合物に化25の反応式で示すように、低級アルコール
と、アルカリ金属低級アルコキシドを好ましくは1.0
〜1.2当量加えて、加熱還流して、転位反応により、
3−(無置換または置換ベンジル)−2−オキソシクロ
ペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体(V)に
し、ついで、低級アルコール留去後、アルキルハロゲン
化物(VI)でアルキル化して、3−(無置換または置
換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタ
ンカルボン酸アルキルエステル誘導体(I)を得ること
ができる。アルキルハロゲン化物(VI)には、臭化メ
チル、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、臭化プロピル、ヨ
ウ化イソプロピル、塩化n−ブチル、臭化イソブチル
用いられる。
【化25】
【0021】この時にも、使用するハロゲン化物がヨウ
化物でない時は、触媒量のアルカリ金属ヨウ化物を使用
するのが好ましい。上記反応中、転位反応には、溶媒と
して低級アルコールを、単独または芳香族炭化水素等他
の有機溶媒と混合して使用する。転位反応完了後、トル
エン等の芳香族炭化水素を加えて、低級アルコールを留
去する。この時、芳香族炭化水素が、反応混合物に残っ
ていても次のアルキル化に悪影響を及ぼさない。
【0022】アルキル化反応では、アセトニトリル等の
ニトリル系溶媒、メチルホルムアミド、ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミドまたはN−メチルピロリ
ドン等のアミド系溶媒、ジメチルスルホキシド等の含硫
溶媒またはt−ブチルアルコールを、一種類または、二
種類以上混合して、上記反応混合物に添加して使用す
る。この時の反応温度は、50〜100 ℃、好ましくは60〜
90℃である。
【0023】このようにした反応生成物から化合物(I)
を得るには、化合物の単離に用いられる通常の化学操
作、例えばカラムクロマトグラフィー、再結晶その他の
方法を単独であるいは適宜組合せて使用するとよい。
【0024】上記のようにして得られた化合物(I) を化
26の反応式で示すように、加水分解及び脱炭酸するこ
とにより農薬や医薬などの中間体として有用な、一般式
(VII) で示される2−(無置換または置換ベンジル)−
5−アルキルシクロペンタノン誘導体に容易に収率よく
変換できる。式中、R1 及びR2 は低級アルキル基を示
す。Xはハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロア
ルキル基、フェニル基またはニトロ基を示す。mは0〜
5の整数を示す。
【化26】
【0025】この加水分解及び脱炭酸反応は、酸性・塩
基性いずれの条件でも行うことができる。この反応を酸
性条件で行う時には、水の他に、溶媒として酢酸を併用
することが望ましい。触媒としては、塩酸や臭化水素酸
等の無機酸を使用する。この時の反応温度は、50℃〜還
流点、好ましくは80℃〜還流点である。また、塩基性条
件で行う時には、水の他に、低級アルコールや芳香族炭
化水素を併用することが望ましい。塩基としてアルカリ
金属塩基、好ましくは、水酸化ナトリウムや水酸化カリ
ウムを使用する。この時の反応温度は、50℃〜還流点、
好ましくは80℃〜還流点である。
【0026】一般式(I) で示される3−(無置換または
置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペン
タンカルボン酸アルキルエステル誘導体を殺菌剤として
使用する場合は、そのまま使用することもできるが、通
常は製剤補助剤とともに、粉剤、水和剤、粒剤、乳剤な
どの種々の形態に製剤して使用する。このとき製剤中
に、1種または2種以上の本発明の化合物(I) が0.1〜9
5重量%、好ましくは 0.5〜90重量%、より好ましくは
2〜70重量%含まれるように製剤する。
【0027】製剤補助剤として使用する担体・希釈剤、
界面活性剤を例示すれば、固体担体として、タルク、カ
オリン、ベントナイト、珪藻土、ホワイトカーボン、ク
レーなどがある。また、液体希釈剤として、水、キシレ
ン、トルエン、クロロベンゼン、シクロヘキサン、シク
ロヘキサノン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルム
アミド、アルコールなどがある。界面活性剤はその効果
により使いわけるのがよい。例えば、乳化剤としては、
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノラウレートなどが、分散剤
として、リグニンスルホン酸塩、ジブチルナフタリンス
ルホン酸塩などが、また湿潤剤としては、アルキルスル
ホン酸塩、アルキルフェニルスルホン酸塩などを挙げる
ことができる。
【0028】前記製剤には、そのまま使用するものと水
等の希釈剤で所定濃度に希釈して使用するものとがあ
る。希釈して使用する時の本発明の化合物(I)の濃度は
0.001〜1.0 %の範囲が望ましい。また、本発明の化合
物(I) の使用量は畑、田、果樹園、温室などの農園芸用
地1haあたり、20〜5000g、より好ましくは50〜1000g
である。これらの使用濃度及び使用量は剤型、使用時
期、使用方法、使用場所、対象作物等によっても異なる
ため前記の範囲にこだわることなく増減することは勿論
可能である。さらに、本発明の化合物(I) は他の有効成
分、例えば、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、除草剤と組み
合わせて使用することもできる。
【0029】以下に本発明による一般式(I) で示される
3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2
−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘
導体の製造例及び参考製造例、製剤例と試験例によって
本発明を具体的に説明する。なお本発明はその要旨を越
えない限り以下の製造例及び参考製造例、製剤例と試験
例に限定されるものではない。
【0030】製造例1 3−(4−クロロベンジル)−1−メチル−2−オキソ
シクロペンタンカルボン酸メチル(I−1)の製造
【0031】1−(4−クロロベンジル)−2−オキソ
シクロペンタンカルボン酸メチル2.6671g(0.01 モル)
を無水メタノール8mlに溶解し、ナトリウムメトキシド
(28wt%メタノール溶液)2.1mlを加え、30分間加熱還
流した。
【0032】得られた反応混合物にトルエン20mlを加
え、減圧下メタノールを共沸除去した後、無水ジメチル
ホルムアミド (DMF)4mlとヨウ化メチル1.5642g(0.011
モル)を加えた。
【0033】60℃に昇温させ1時間撹拌した後、反応液
を氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出し有機層を得、該有
機層を1N−塩酸および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下
溶媒を留去して淡黄色油状物2.9826gを得た。
【0034】この物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて精製して、標題化合物2.2616g(0.0081モル)
を得た。 収率81% 無色透明油状物 IR(firm,νmax); 2956,2880,1756,1732,1496,1452,1274,1160,1094,1016,
848,804cm -1 1 H NMR(CDCl3);δ 1.17, 1.35(s,3H), 1.56〜1.85(m,2H), 1.90〜2.12(m,1
H), 2.28〜2.71(m,3H), 3.06〜3.15(m,1H), 7.08,7.10
(d,2H,J=8.30Hz), 7.25(d,2H,J=8.30Hz)
【0035】製造例2 3−(4−クロロベンジル)−1−イソプロピル−2−
オキソシクロペンタンカルボン酸メチル(I−2)の製
【0036】1−(4−クロロベンジル)−2−オキソ
シクロペンタンカルボン酸メチル2.6671g(0.01モル)
を無水メタノール8mlに溶解し、ナトリウムメトキシド
(28wt%メタノール溶液)2.1mlを加え、30分間加熱還流
した。
【0037】得られた反応混合物にトルエン20mlを加
え、減圧下メタノールを共沸除去した後、無水ジメチル
ホルムアミド(DMF)2ml、t−ブタノール 0.5mlおよびヨ
ウ化イソプロピル2ml(0.02モル)を加えた。
【0038】60℃に昇温させ5時間撹拌した後、反応液
を氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出し有機層を得、該有
機層を1N−塩酸および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下
溶媒を留去して淡黄色油状物2.7762gを得た。
【0039】この物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて精製して、標題化合物2.4058g(0.0078 モル)
を得た。 収率78% 無色透明油状物 IR(firm,νmax); 2960,2870,1745,1720,1490,1460,1250,1225,1160,1095,
1016,845,804,790,760cm-1 1 H NMR(CDCl3);δ 0.78,0.81(d,3H,J=7.32Hz), 0.84,0.87(d,3H,J=7.32H
z),1.5〜1.8(m,2H),2.01(m,1H),2.2〜2.4(m,2H), 2.5〜
2.7(m,2H), 3.08(dd,1H,J=13.67,3.91Hz),3.62,3.70(s,
3H),7.06,7.10(d,2H,J=8.30Hz),7.23,7.26(d,2H,J=8.30
Hz)
【0040】製造例3 3−(4−クロロベンジル)−1−イソプロピル−2−
オキソシクロペンタンカルボン酸メチル(I−2)の製
【0041】2−オキソシクロペンタンカルボン酸メチ
ル3.41g(0.024モル)を無水メタノール20mlに溶解し、
ナトリウムメトキシド(28wt%メタノール溶液)5.3mlを
加え、30分間加熱還流した。得られた反応混合物にトル
エン68mlを加え、減圧下メタノールを共沸除去した。
【0042】トルエン10ml、無水ジメチルホルムアミド
(DMF)2ml、p-クロロベンジルクロリド3.9495g(0.025モ
ル)およびヨウ化カリウム0.3965mgを加え、80℃で6時
間撹拌した。溶媒を留去後、無水メタノール10ml、ナト
リウムメトキシド (28wt%メタノール溶液)5.3mlを加
え、30分間加熱還流した。
【0043】得られた反応混合物にトルエン70mlを加
え、減圧下メタノールを共沸除去した後、無水ジメチル
ホルムアミド(DMF) 17.5ml、t−ブタノール2mlおよび
ヨウ化イソプロピル 4.8ml(0.048モル)を加えた。
【0044】60℃に昇温し5時間撹拌した後、反応液を
氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出し有機層を得、該有機
層を1N−塩酸および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下溶
媒を留去して粗生成物7.2389gを得た。この物の内部標
準法によるガスクロマトグラフィー定量の結果、標題化
合物の収率は65%であった。
【0045】参考製造例 2−(4−クロロベンジル)−5−イソプロピルシクロ
ペンタノン(VII−1)の製造
【0046】3−(4−クロロベンジル)−1−イソプ
ロピル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸メチル
(I−2)(94wt%)1.4026g(4.27mmole) をイソプロピ
ルアルコール 1.8mlとトルエン0.84mlに溶解し、5規定
水酸化ナトリウム溶液2.36mlを加え、80℃で5時間加熱
した。
【0047】冷却後、得られた反応混合物に水30mlを加
え、酢酸エチル (30ml×2)で抽出し有機層を得、該有機
層を水および食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで
乾燥した後、減圧下溶媒を留去して黄色油状物0.8711g
を得た。この物の内部標準法によるガスクロマトグラフ
ィー定量の結果、標題化合物の純度は 96.34wt%で収率
は78.4%であった。
【0048】製剤の製造例 一般式(I) で示される3−(無置換または置換ベンジ
ル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボ
ン酸アルキルエステル誘導体を活性成分とする製剤例
【0049】製剤例1:粉剤 を粉砕混合し、散粉として使用する。
【0050】製剤例2:水和剤 を粉砕混合して水和剤とし、水で希釈して使用する。
【0051】製剤例3:粒剤 を均一に混合し更に水を加えて練り合わせ、押し出し式
造粒機で粒状に加工乾燥して粒剤とする。
【0052】製剤例4:乳剤 を均一に混合溶解して乳剤とする。
【0053】試験例1 各種病原菌に対する抗菌性試験 本発明による化合物(I-1)と化合物(I-2)の各種植物病
原菌に対する抗菌性を試験した結果を示す。
【0054】(1)試験方法:本発明の化合物(化合物
I-1 及びI-2)を、それぞれ所定濃度となるように、ジメ
チルスルホキシドに溶解し、その0.6ml と、60℃前後の
PAS培地60mlを 100ml三角フラスコ内でよく混合し、
シャーレ内に流し固化させた。一方、予め平板培地上で
培養した供試菌を直径4mmのコルクボーラーに打ち抜
き、上記の薬剤含有平板培地上に接種した。接種後、各
菌の生育適温にて1〜3日間培養し、菌の生育を菌そう
直径で測定し、薬剤無添加区における菌の成育と比較し
て下記式にしたがい菌糸伸長抑制率を求めた。 R=100(dc−dt)/dc (式中、R=菌糸伸長抑制率(%)、dc=無処理平板
上菌そう直径、dt=薬剤処理平板上菌そう直径をそれ
ぞれ示す。)
【0055】(2)試験結果:得られたRをもとに次の
基準にしたがって、表2に記載した。 0:40%より低いもの 1:40〜80%のもの 2:80%より大のもの
【0056】
【表2】 中略号は下記のものを示す。 H.s:イネ小黒菌核病菌(Helminthospo
rium sigmoideum) R.s:イネ紋枯病菌(Rhizoctonia so
lani) S.c:菌核病菌(Sclerotinia scle
rotirum)
【0057】
【発明の効果】本発明の新規な3−(無置換または置換
ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタン
カルボン酸アルキルエステル誘導体(I) は、農薬または
医薬の中間体あるいは殺菌剤として有用である。また、
本発明の方法によると中間体を単離精製することなく収
率よく上記化合物を製造することができ、さらにこの化
合物から簡単な手段で2−(無置換または置換ベンジ
ル)−5−アルキルシクロペンタノン誘導体を得ること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 67/343 201/12 205/53 253/30 255/57

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化1の一般式(I) で示される3−(無置
    換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシ
    クロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体。式
    中、R1 及びR2 は各々低級アルキル基を示す。Xはハ
    ロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、
    フェニル基またはニトロ基を示す。mは0〜5の整数を
    示す。 【化1】
  2. 【請求項2】 化2の反応式中、一般式(IV)で示される
    1−(無置換または置換ベンジル)−2−オキソシクロ
    ペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体を、低級ア
    ルコールとアルカリ金属低級アルコキシド存在下、転位
    反応させ、一般式(V) で示される3−(無置換または置
    換ベンジル)−2−オキソシクロペンタンカルボン酸ア
    ルキルエステル誘導体にし、ついで、低級アルコール留
    去後、一般式(VI)で示されるアルキルハロゲン化物でア
    ルキル化して、一般式(I) で示される3−(無置換また
    は置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペ
    ンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体を製造する方
    法において、転位反応とアルキル化反応とを連続して行
    うことを特徴とする製造方法。式中、R1 、R2 、X及
    びmは請求項1と同じ内容を示す。Z1 はハロゲン原子
    を示す。 【化2】
  3. 【請求項3】 化3の反応式中、一般式(II)で示される
    2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル
    誘導体を、一般式(III) で示される無置換または置換ベ
    ンジルハロゲン化物で、アルカリ金属塩基の存在下にベ
    ンジル化し、生成する一般式(IV)で示される1−(無置
    換または置換ベンジル)−2−オキソシクロペンタンカ
    ルボン酸アルキルエステル誘導体を、化4の反応式中、
    低級アルコールとアルカリ金属低級アルコキシド存在
    下、転位反応させ、一般式(V) で示される3−(無置換
    または置換ベンジル)−2−オキソシクロペンタンカル
    ボン酸アルキルエステル誘導体にし、ついで、低級アル
    コール留去後、一般式(VI)で示されるアルキルハロゲン
    化物でアルキル化して、一般式(I) で示される3−(無
    置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソ
    シクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体を製
    造する方法において、ベンジル化、転位反応及びアルキ
    ル化反応を連続して行うことを特徴とする製造方法。反
    応式中、R1 、R2 、X及びmは請求項1と同じ内容を
    示す。Z1 及びZ2はハロゲン原子を示す。 【化3】 【化4】
  4. 【請求項4】 化5の反応式中、一般式(I) で示される
    3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2
    −オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘
    導体を加水分解し、脱炭酸反応させることを特徴とする
    一般式(VII)で示される2−(無置換または置換ベンジ
    ル)−5−アルキルシクロペンタノン誘導体の製造方
    法。式中、R1 、R2 、X及びmは請求項1と同じ内容
    を示す。 【化5】
  5. 【請求項5】 化6の一般式(I) で示される3−(無置
    換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシ
    クロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体を有効
    成分として含有することを特徴とする殺菌剤。式中、R
    1、R2 、X及びmは請求項1と同じ内容を示す。 【化6】
JP3267073A 1991-09-18 1991-09-18 3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用 Expired - Fee Related JPH0784413B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267073A JPH0784413B2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用
US07/945,718 US5258404A (en) 1991-09-18 1992-09-16 3-(Unsubstituted or substituted benzyl)-1-alkyl-2-oxocyclopentane carboxylic acid alkyl ester derivatives, method for preparation fungicides, and use thereof as intermediate compounds
EP92308507A EP0537909B1 (en) 1991-09-18 1992-09-18 3-(Unsubstituted or substituted benzyl)-1-alkyl-2-oxocyclopentane carboxylic acid alkyl ester derivatives, and their preparation and use
DE69216979T DE69216979T2 (de) 1991-09-18 1992-09-18 3-(unsubstituiertes oder substituiertes Benzyl)-1-Alkyl- 2-oxocyclopentancarbonsäurealkylesterderivate, und ihre Herstellung und ihre Anwendung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267073A JPH0784413B2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0578282A JPH0578282A (ja) 1993-03-30
JPH0784413B2 true JPH0784413B2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=17439655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3267073A Expired - Fee Related JPH0784413B2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5258404A (ja)
EP (1) EP0537909B1 (ja)
JP (1) JPH0784413B2 (ja)
DE (1) DE69216979T2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5239089A (en) * 1986-11-10 1993-08-24 Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Oxirane derivatives useful for making fungicidal azole compounds
JPH0782219A (ja) * 1993-09-14 1995-03-28 Kureha Chem Ind Co Ltd 3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用
JP4074341B2 (ja) * 1995-12-29 2008-04-09 日本ゼオン株式会社 カルボニル基含有化合物の製造方法
TW591012B (en) * 1999-08-13 2004-06-11 Kureha Chemical Ind Co Ltd Process for producing 5-[(4-chlorophenyl)methyl]-2,2-dimethylcyclopentanone
EP1308432B1 (en) * 2000-08-11 2006-10-18 Kureha Corporation Process for the preparation of 5- (4-chlorophenyl)-methyl|-2,2-dimethylcyclopentanone
US7045543B2 (en) 2001-11-05 2006-05-16 Enzrel Inc. Covalent conjugates of biologically-active compounds with amino acids and amino acid derivatives for targeting to physiologically-protected sites
JP5859000B2 (ja) * 2011-06-07 2016-02-10 株式会社クレハ オキセタン化合物の製造方法、アゾリルメチルシクロペンタノール化合物の製造方法、および中間体化合物
WO2014083936A1 (ja) * 2012-11-27 2014-06-05 株式会社クレハ カルボニル化合物の製造方法
CN103539670B (zh) * 2013-10-30 2016-08-17 上海华谊(集团)公司 一种1-[(4-氯苯基)甲基]-2-氧代环戊烷甲酸酯的制备方法
WO2017171095A1 (ja) * 2016-04-01 2017-10-05 株式会社クレハ アゾール誘導体の製造方法およびその中間体化合物

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1980002207A1 (en) * 1979-04-11 1980-10-16 G Schmidt Electronic taximeter
JPH0625140B2 (ja) * 1986-11-10 1994-04-06 呉羽化学工業株式会社 新規アゾール誘導体、その製造方法及び該誘導体の農園芸用薬剤
JP2637824B2 (ja) * 1989-08-15 1997-08-06 呉羽化学工業株式会社 新規アゾール置換シクロアルカノール誘導体、その製造法及び該誘導体の農園芸用殺菌剤

Also Published As

Publication number Publication date
DE69216979D1 (de) 1997-03-06
EP0537909B1 (en) 1997-01-22
EP0537909A1 (en) 1993-04-21
US5258404A (en) 1993-11-02
JPH0578282A (ja) 1993-03-30
DE69216979T2 (de) 1997-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0784413B2 (ja) 3−(無置換または置換ベンジル)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用
US5424277A (en) Benzene derivatives substituted with heterocyclic ring, and herbicides containing same as active ingredients
US6344580B1 (en) Process for the preparation of 2,2-dimethyl-5-(4-chlorobenzyl) cyclopentanone and an intermediate useful therefore
US6350915B1 (en) Process for the synthesis of 1-(3,5-bis(trifluoromethyl)-phenyl)ethan-1-one
US5663365A (en) Process for the preparation of pyrazolones
JP4161331B2 (ja) アゾリルメチルビシクロヘキサノール誘導体、その製造方法及び、農薬並びに、医薬としての利用
JPH0782219A (ja) 3−(無置換または置換ベンジリデン)−1−アルキル−2−オキソシクロペンタンカルボン酸アルキルエステル誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用
JPH10324670A (ja) 環状カルバメートを用いるクロロケトアミンの製造方法
JP3981771B2 (ja) 2−ベンジルオキシ−6−アルコキシ安息香酸誘導体、その製造方法及び、農園芸用殺菌剤
JPH08291110A (ja) サリチル酸誘導体、その製造方法及び農園芸用殺菌剤
JP2852941B2 (ja) 殺菌組成物
JPH07179442A (ja) 4−イミノオキサゾリジン−2−オン誘導体、それらの製造方法、及びそれらを有効成分とする除草剤
US4215074A (en) Process for preparing cis-bicyclooctylamines
JP3292517B2 (ja) 2−(2,6−ジハロフェニル)−4−(2−アルコキシ−4−アルキル、ハロ又はトリフルオロメチルフェニル)−2−オキサゾリン類、およびこれらを有効成分とする農園芸用殺虫剤
JPH09503525A (ja) 4−ヒドロキシピラゾール基を有するプロペン酸エステル誘導体およびその用途
KR950014597B1 (ko) 페녹시알킬카복실산 유도체 및 이의 제조방법
US6814895B2 (en) Process for the synthesis of 1-(3,5-bis(trifluoromethyl)phenyl)ethan-1-one
JP4161329B2 (ja) アゾリルヘプテン誘導体、その製造方法および農薬・医薬としての利用
US6316634B2 (en) Method for preparing cycloheptimidazoles
US4087612A (en) Process for preparing pyrazolidines compounds
KR810000679B1 (ko) 페닐피롤 유도체의 제조방법
JP2000191554A (ja) 反応活性の高い官能基を有するアクリル酸誘導体の製造方法
JP2726404B2 (ja) 置換フェニルカーボナート誘導体
JPH0551376A (ja) 新規な1,3,2−ジオキサチオランs酸化物誘導体、その製造方法及びその用途
JPH09278707A (ja) 5−メチル−1−フェニル−ヘキサン−2,5−ジカルボン酸誘導体、その製造方法、殺菌剤及び中間体としての利用方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100913

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100913

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110913

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees