JPH0782146A - 抗痴呆薬 - Google Patents

抗痴呆薬

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JPH0782146A
JPH0782146A JP11575094A JP11575094A JPH0782146A JP H0782146 A JPH0782146 A JP H0782146A JP 11575094 A JP11575094 A JP 11575094A JP 11575094 A JP11575094 A JP 11575094A JP H0782146 A JPH0782146 A JP H0782146A
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JP
Japan
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agent
dementia
brain
docosahexaenoic acid
ligation
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JP11575094A
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Inventor
Kazuyoshi Yazawa
一良 矢澤
Michihiro Fujiwara
道弘 藤原
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Sagami Chemical Research Institute
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Sagami Chemical Research Institute
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、脳虚血により生じる脳機能障害、
例えば、脳の遅発性神経細胞壊死を抑制し、また空間認
知障害を速やかに改善する副作用のない抗痴呆薬を提供
することにある。 【構成】 ドコサヘキサエン酸を有効成分として含有す
ることを特徴とする抗痴呆薬。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脳虚血による脳機能障害
を抑制し、それに伴う痴呆症状を改善する抗痴呆薬に関
し、更に詳しくは、ドコサヘキサエン酸を有効成分とし
て含有することを特徴とする抗痴呆薬に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】近年の人口の高齢化に伴い、痴呆症に対す
る薬剤の開発は医学的にも社会的にもますます重要な課
題となっている。従来種々の薬剤が抗痴呆薬として開発
されてきたが、より優れた抗痴呆薬に対する期待は大き
い。ドコサヘキサエン酸は脳や網膜の興奮性膜に多く含
まれている不飽和脂肪酸で、アラキドン酸カスケードを
阻害する作用を有していることが知られている。脳虚血
による細胞障害に、このアラキドン酸カスケードの代謝
物も関与していると考えられているが、まだ明らかには
されてない。また上記のほかに、ドコサヘキサエン酸は
幾つかの有用な生理作用を有することが知られており、
例えば、脳機能改善組成物、学習能力増強剤、記憶力増
強剤、痴呆予防剤、痴呆治療剤、または脳機能改善効果
を有する機能性食品(特開平2−49723号)、コリ
ン作動性薬剤(特開平1−279830号)、血栓症治
療剤(特開昭57−35512号)等の特許出願がなさ
れている。これらの中で、特開平2−49723号はド
コサヘキサエン酸による学習能力や記憶力の増強及び血
小板凝集の抑制作用を明らかにしているにすぎない。ま
た、特開平1−279830号はドコサヘキサエン酸に
よりコリンエステラーゼ阻害剤であるフイゾスチグミン
の脳への送達量が増加することに関するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、脳虚血によ
り生じる脳機能障害、例えば、脳の遅発性神経細胞壊死
を抑制し、また空間認知障害を速やかに改善する副作用
のない抗痴呆薬を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはラットの一
過性の前脳虚血によって誘発される空間認知障害につい
て、Pulsinelli & Brierlyらの4血管結紮を用い鋭意検
討を重ねた結果、ドコサヘキサエン酸の慢性投与が海馬
と線状体、特に海馬の低酸素による細胞障害を予防する
という新たな知見に基づき、本発明を完成した。すなわ
ち、本発明の抗痴呆薬は脳虚血によって生じる痴呆症、
多発梗塞性痴呆、脳血管性痴呆、脳機能障害による痴
呆、ならびにこれらの痴呆に随伴する症候に適用され
る。
【0005】本発明に用いるドコサヘキサエン酸とは、
遊離酸をはじめ、その塩、エステル、グリセリド、リン
脂質、コリン化合物、アスコルビン酸化合物、アミノ酸
化合物等を意味するものである。このドコサヘキサエン
酸を含む油としては、好ましくは総脂肪酸中のドコサヘ
キサエン酸(遊離酸として)の占める割合が10%以上
のものが良く、このようなものの例を上げるとイワシ、
サバ、アジ、サケ、サンマなどの青背魚より抽出した魚
油、マグロやカツオなどの大型海産魚の眼窩脂肪由来の
魚油、微生物由来の油脂、オキアミ油、タラやイカ肝臓
より抽出した海産物由来の油脂などが好ましい例として
挙げられる。
【0006】本発明の抗痴呆薬は治療のために経口的あ
るいは非経口的に投与することができる。経口投与剤と
ては散剤、顆粒剤、カプセル剤、錠剤などの固形製剤あ
るいはシロップ剤、エリキシル剤などの液状製剤とする
ことができる。また、非経口投与剤として注射剤とする
ことができる。これらの製剤は活性成分に薬理学的、製
剤学的に認容される製造助剤を加えることにより常法に
従って製造される。更に公知の技術により持続性製剤と
することも可能である。当該製造助剤を用いる場合は、
本発明の抗痴呆薬中のドコサヘキサエン酸(遊離酸とし
て)の配合量は通常は10〜100重量%、好ましくは
50〜100重量%である。
【0007】上記製造助剤としては、内服用製剤(経口
剤)、注射用製材(注射剤)、粘膜投与剤(バッカル、
トロ−チ、坐剤等)、外用剤(軟膏、貼付剤等)などの
投与経路に応じた適当な製剤用成分から使用される。
【0008】例えば、経口剤および粘膜投与剤にあって
は、賦形剤(例:澱粉、乳糖、結晶セルロース、乳糖カ
ルシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、無水ケ
イ酸)、崩壊剤(例:カルボキシメチルセルロ−ス、カ
ルボキシメチルセルロースカルシウム)、滑沢剤(例:
ステアリン酸マグネシム、タルク)、コ−テング剤
(例:ヒドロキシエチルセルロ−ス、白糖、ヒドロキシ
プロピルセルロース、ポリビニルピロリドン)、矯味剤
などの製剤用成分が使用される。顆粒剤を製造するには
湿式又は乾式造粒し、錠剤を製造するにはこれらの散剤
及び顆粒剤をそのままあるいはステアリン酸マグネシウ
ム、タルクなどの滑沢剤を加えて打錠すればよい。これ
らの顆粒又は錠剤はヒドロキシプロピルメチルセルロー
スフタレート、メタアクリル酸、メタアクリル酸メチル
コポリマーなどの腸溶性基剤で被覆して腸溶性製剤、あ
るいはエチルセルロース、カルナウバロウ、硬化油など
で被覆して持続性製剤とすることもできる。また、カプ
セル剤を製造するには散剤又は顆粒剤を硬カプセルに充
填するか、活性成分をグリセリン、ポリエチレングリコ
ール、ゴマ油、オリーブ油などに溶解したのちゼラチン
膜で被覆し軟カプセル剤とすることができる。経口投与
用の液状製剤を製造するには活性成分と白糖、ソルビト
ール、グリセリンなどの甘味剤とを水に溶解して透明な
シロップ剤、更に精油、エタノールなどを加えてエリキ
シル剤とするか、アラビアゴム、トラガント、ポリソル
ベート80、カルボキシメチルセルロースナトリウムな
どを加えて乳剤又は懸濁剤としてもよい。これらの液状
製剤には所望により矯味剤、着色剤、保存剤などを加え
てもよい。
【0009】また注射剤にあっては、水性注射剤を構成
し得る溶解剤ないし溶解補助剤(例:注射用蒸留水、生
理食塩水、プロピレングリコ−ル)、懸濁化剤(例:ポ
リソルベ−ト80などの界面活性剤)、pH調整剤
(例:有機酸またはその金属塩)、安定剤などの製剤用
成分が使用される。注射剤を製造するには活性成分を必
要に応じ塩酸、水酸化ナトリウム、乳剤、乳酸ナトリウ
ム、リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム
などのpH調整剤、塩化ナトリウム、ブドウ糖などの等
張化剤とともに注射用蒸留水に溶解し、無菌濾過してア
ンプルに充填するか、更にマンニトール、デキストリ
ン、シクロデキストリン、ゼラチンなどを加えて真空下
凍結乾燥し、用時溶解型の注射剤としてもよいし、活性
成分にレシチン、ポリソルベート80、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油などを加えて水中で乳化せしめ注射用
乳剤とすることもできる。
【0010】さらに外用剤にあっては、水性ないし油性
の溶解剤ないし溶解補助剤(例:アルコ−ル、脂肪酸エ
ステル類)、粘着剤(例:カルボキシビニルポリマ−、
多糖類)、乳化剤(例:界面活性剤)などの製剤用成分
が使用される。直腸投与剤を製造するには活性成分及び
カカオ脂、脂肪酸のトリ、ジ及びモノグリセリド、ポリ
エチレングリコールなどの坐剤用基剤とを加湿して溶融
し型に流しこんで冷却するか、活性成分をポリエチレン
グリコール、大豆油などに溶解したのちゼラチン膜で被
覆すればよい。皮膚外用剤を製造するには活性成分を白
色ワセリン、ミツロウ、流動パラフィン、ポリエチレン
グリコールなどに加えて必要ならば加湿して練合し軟膏
剤とするか、ロジン、アクリル酸アルキルエステル重合
体などの粘着剤と練合したのちポリエチレンなどの不織
布に展延してテープ剤とする。吸入剤を製造するには活
性成分をフロンガスなどの噴射剤に溶解又は分散して耐
圧容器に充填しエアゾール剤とする。
【0011】その他、上記構成を有する本発明の抗痴呆
薬は、公知の製造法、例えば日本薬局方第10版製剤総
則記載の方法ないし適当な改良を加えた方法によっても
製造することができる。以下、本発明を実施例により詳
細に説明する。
【0012】
【実施例】
試験例1 試験には7週齢Wistar系雄性ラット(体重280-300g)を
用い、空間認知獲得のための訓練には高架式8方向放射
状迷路を用いた。8方向への入口を閉じた中央プラット
ホームにラットを入れ、入口を開放し測定を行った。ラ
ットが8方向の先端にある餌を全部の取り終えるか、測
定開始後10分を経過した時点を試行終了とし、1日1
試行を行った。8方向に初めて訪れた数を正選択数及び
一度訪れた方向に2回以上訪れた時の総数を誤選択数と
した。空間認知獲得の認定は、ラットの訓練の最後の3
試行を連続して正選択数が7以上を示し誤選択数が1以
下示したもの、あるいは最後の訓練前の5試行内におい
て正選択数が7以上を示し誤選択数が4以下を4試行示
し、かつ最後の試行で正選択数が7以上で誤選択数が1
以下を示したものとした。このラットを空間認知獲得ラ
ットとしてPulsinelli & Brierlyらの方法に従い、椎骨
動脈を両側性に電気焼灼切断した。ラットが椎骨動脈焼
灼手術の影響から回復したことを確認後、両側総頚動脈
を結紮用クリップを用いて10分間結紮した。結紮後、
正向反射の消失しなかったラットは実験から除外した。
再生試行の実験は血流再開から24時間後から7日間1
日1試行行った。試験中のドコサヘキサエン酸〔エチル
エステル、純度97%〕の投与量はラットの体重当たり
1mg/kg とし、ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、
純度97%〕は精製水で使用直前に希釈して使用した。
総頚動脈結紮前に21日間および結紮後7日間は食餌を
与えて1−2時間後に希釈調整した溶液を経口投与し、
結紮当日のみ総頚動脈結紮1時間前に経口投与した。誤
選択数および正選択数の結紮後5日間の試験結果を表1
(図1)、表2(図2)に示す。試験結果はn=5の平
均値により示した。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】総頚動脈結紮前にドコサヘキサエン酸を1
mg/kg 21回投与では、誤選択については対照との有意
な差が認められないが、正選択において改善の傾向が認
められた。
【0016】試験例2 ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純度97%〕の
投与量をラットの体重当たり10mg/kg とした他は、試
験例1と同様に行った。その結果を図3、図4に示し
た。ドコサヘキサエン酸10mg/kg 21回投与では改善
の傾向が認められた。
【0017】試験例3 ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純度97%〕の
投与量をラットの体重当たり100mg/kg とした他は、
試験例1と同様に行った。その結果を図5、図6に示し
た。ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純度97
%〕を100mg/kg 21回投与では虚血24時間後の空
間認知障害に対して改善効果は認められなかったがその
後の空間認知障害の回復過程は正選択においても、誤選
択においても有意に早かった。
【0018】試験例4 ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純度97%〕の
投与量をラットの体重当たり200mg/kg とした他は、
試験例1と同様に行った。その結果を図7、図8に示し
た。ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純度97
%〕を200mg/kg 21回投与では100mg/kg 21回
投与の場合と同様に虚血24時間後の空間認知障害に対
して改善効果は認められなかったがその後の空間認知障
害の回復過程は正選択においても、誤選択においても有
意に早かった。
【0019】試験例5 血清中での乳酸脱水素酵素(LDH)の変動はある特定
の疾患を反映するとは限らないが、この値の上昇は、例
えば急性心筋梗塞や脳血栓等の疾患を予想するとができ
るとされており、一般に無酸素状態での細胞障害の目安
となる。試験には7週齢Wistar系雄性ラット(体重280-
300g)を用い、酸素圧低下中、ラットの両側総頚動脈を
結紮用クリップを用いて結紮し、0〜30分間、30〜
60分間、及び再潅流後0〜30分間の海馬のLDH活
性を測定した。試験中のドコサヘキサエン酸〔エチルエ
ステル、純度97%〕の投与量はラットの体重当たり1
00mg/kg とし、ドコサヘキサエン酸〔エチルエステ
ル、純度97%〕は精製水で使用直前に希釈して使用し
た。総頚動脈結紮前に21日間食餌を与えて1−2時間
後に希釈調整した溶液を経口投与し、結紮当日のみ総頚
動脈結紮1時間前に経口投与した。LDHの測定はドイ
ツ臨床化学会(GSCC)の勧告案に基づく、LDHモ
ノテスト(和光純薬製、製品番号1087 592)を用いて行
い、LDH活性は酸素圧低下直前の10分間のLDH活
性を100として、図9に示した。総頚動脈結紮前にド
コサヘキサエン酸を100mg/kg 21回投与では、比較
対照との間に結紮後0〜30分における海馬LDH活性
に差はないが、結紮後30〜60分において、また再潅
流後0〜30分後において、対照群と比較してDHA投
与群では有意な海馬LDH活性の低下が見られた。この
ことは、低酸素圧下での結紮による海馬の細胞障害をD
HAは有意に抑制していることを示し、また空間認知障
害の回復を早める改善作用を有することを示している。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】は、ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純
度97%〕の経口投与量をラットの体重当たり1mg/kg
とし場合の結紮後5日間の誤選択数を示す。なお、棒グ
ラフは訓練最後の3試行の誤選択数(0.4)を示す。
【図2】は、ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純
度97%〕の経口投与量をラットの体重当たり1mg/kg
とし場合の結紮後5日間の正選択数を示す。なお、棒グ
ラフは訓練最後の3試行の正選択数(7.8)を示す。
【図3】は、ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純
度97%〕の経口投与量をラットの体重当たり10mg/k
g とし場合の結紮後5日間の誤選択数を示す。なお、棒
グラフは訓練最後の3試行の誤選択数(0.8)を示
す。
【図4】は、ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純
度97%〕の経口投与量をラットの体重当たり10mg/k
g とし場合の結紮後5日間の正選択数を示す。なお、棒
グラフは訓練最後の3試行の正選択数(7.6)を示
す。
【図5】は、ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純
度97%〕の経口投与量をラットの体重当たり100mg
/kg とし場合の結紮後5日間の誤選択数を示す。なお、
棒グラフは訓練最後の3試行の誤選択数(0.6)を示
す。
【図6】は、ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純
度97%〕の経口投与量をラットの体重当たり100mg
/kg とし場合の結紮後5日間の正選択数を示す。なお、
棒グラフは訓練最後の3試行の正選択数(7.4)を示
す。
【図7】は、ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純
度97%〕の経口投与量をラットの体重当たり200mg
/kg とし場合の結紮後5日間の誤選択数を示す。なお、
棒グラフは訓練最後の3試行の誤選択数(0.5)を示
す。
【図8】は、ドコサヘキサエン酸〔エチルエステル、純
度97%〕の経口投与量をラットの体重当たり200mg
/kg とし場合の結紮後5日間の正選択数を示す。なお、
棒グラフは訓練最後の3試行の正選択数(7.7)を示
す。
【図9】は、酸素圧低下直前の10分間のLDH活性を
100として、酸素圧低下、0〜30分間、30〜60
分間、及び再潅流、0〜30分間の背側海馬のLDH活
性を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドコサヘキサエン酸を有効成分として含
    有することを特徴とする抗痴呆薬。
  2. 【請求項2】 抗痴呆薬が脳機能障害予防及び改善薬で
    ある請求項1に記載の抗痴呆薬。
  3. 【請求項3】 脳機能障害予防及び改善薬が脳虚血によ
    る脳機能障害予防及び改善薬である請求項2に記載の抗
    痴呆薬。
  4. 【請求項4】 脳機能障害予防及び改善薬が脳の遅発性
    神経細胞壊死予防及び改善薬である請求項2に記載の抗
    痴呆薬。
  5. 【請求項5】 脳の遅発性神経細胞壊死予防及び改善薬
    が脳虚血による遅発性神経細胞壊死予防及び改善薬であ
    る請求項4に記載の抗痴呆薬。
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