JPH078092A - 処理胴付き脱穀機 - Google Patents
処理胴付き脱穀機Info
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- JPH078092A JPH078092A JP18190293A JP18190293A JPH078092A JP H078092 A JPH078092 A JP H078092A JP 18190293 A JP18190293 A JP 18190293A JP 18190293 A JP18190293 A JP 18190293A JP H078092 A JPH078092 A JP H078092A
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- Japan
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- dust
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- processing
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Abstract
穀粒の回収歩留りを向上上できる処理胴付き脱穀機を提
供する。 【構成】 選別室2の上方に、扱胴3を軸架した扱室4
と、処理胴5を軸架し処理胴室6とを、扱室4後方の送
塵口7を介して互いに連通せしめて並設し、処理胴室6
の後部一側に、扱室4後方の排塵室10に開口する排出
口11を設けると共に、上記排出口11と若干の間隔を
置いて吸塵ファン12を前記処理胴5と軸方向を直交さ
せて配設した処理胴付き脱穀機1において、上記排出口
11の前面に臨ませて障壁13aを設け、処理胴室6後
部の排出口11から送出される排出物を上記障壁13a
に当てて下方の選別室2に落下させるようにした処理胴
付き脱穀機。
Description
よって排塵と共に機外に放出される穀粒を極力回収し、
脱穀歩留まりの向上を図った処理胴付き脱穀機に関する
ものである。
して特公平1−23091号公報に公告されたものがあ
る。この脱穀装置は、扱胴側部後方において、扱胴の長
手方向に沿う処理胴室を設け、扱室と処理胴室とは送塵
口を介して互いに連通せしめると共に、これら扱室と処
理胴室とを共に下方の選別室に臨ましめ、かつ処理胴室
は機体後端まで延設して、その後端に排塵口を設け、選
別室における唐箕の選別風路を扱室後方の吸引ファンに
連通せしめ、側面視において処理胴室後端と吸引ファン
とをラップせしめたものである。即ち、この脱穀装置で
は、処理胴室を機体後端まで延設し、更にその終端部に
吸引ファンを作用させることで、処理胴室のものをほと
んど選別室に混入させず、排塵口から機外に排出させる
ようにしたものであるため、排塵混入等の選別性能の低
下は改善されても排塵と共に機外に放出される穀粒のロ
スは防止できず、脱穀歩留まりの低下が免れないという
欠点がある。
の脱穀装置の欠点を改善し、夾雑物混入等の選別性能の
低下がなく、かつ穀粒の回収歩留りを向上できる処理胴
付き脱穀機を提供することを目的としている。
本発明は、選別室の上方に、扱胴を軸架した扱室と、処
理胴を軸架し処理胴室とを、扱室後方の送塵口を介して
互いに連通せしめて並設し、処理胴室の後部一側に、扱
室後方の排塵室に開口する排出口を設けると共に、上記
排出口と若干の間隔を置いて吸塵ファンを前記処理胴と
軸方向を直交させて配設した処理胴付き脱穀機におい
て、上記排出口の前面に臨ませて障壁を設け、処理胴室
後部の排出口から送出される排出物を上記障壁に当てて
下方の選別室に落下させ、排出物に混入した穀粒を選別
室で選別し、回収するようにした処理胴付き脱穀機を特
徴としている。
りの排出物は、排出口前面に臨む障壁に当って分散案内
されつつ下方の選別室に落下し、ここで混入している穀
粒は再度選別されて回収されるから、穀粒の回収歩留り
が著しく向上する。
明する。図1は本発明の脱穀機の全体側面図、図2は同
脱穀機の平面図、図3は同脱穀機の背面図である。図に
おいて、1は本発明の処理胴を付設した脱穀機で、該脱
穀機1の下部に選別室2が設けられ、選別室2の上方に
扱胴3を軸架した扱室4と、処理胴5を軸架した処理胴
室6とが、扱室4後部の送塵口7を介して互いに連通さ
れて並設され、扱室4の一側には扱口に沿い、穀稈を扱
室4に供給する穀稈送込装置8が配設されている。
の表面に複数の三角状の掻込羽根5aが設けられ、胴部
には表面に処理歯5bが螺旋状に設けられ、後部には処
理歯5bの丈より丈の高い複数の掻出羽根5cが設けら
れている。処理胴室6は始端部が船首状に形成されると
共に、底面が二番揚穀スクリュー9の傾斜に合わせて前
上がりに傾斜され、この下部に二番揚穀スクリュー9の
吐出口9aを臨ませてあり、二番揚穀スクリュー9を処
理胴室6の外側部に沿わせて配設する場合より機巾の縮
小が図られている。処理胴室6の後部に、扱室4後方の
排塵室10に開口する排出口11が設けられ、この排出
口11の前面には若干の間隔を置いて、処理胴5と外径
をほぼ等しくした吸塵ファン12が、処理胴5と軸方向
を直交させ、軸高さを同一にしてケーシング13内に収
められて設置されている。従って吸塵ファン12のケー
シング13の、排出口11側の側板13aが、処理胴室
6の後部排出口11に面する障壁13aとなり、排出口
11に送られ、掻出羽根5cによって排出された穀粒の
混入した排出物が上記障壁13aに当って下方の選別室
2に落下するようになっている。14は扱胴3のほぼ下
半周に沿って張設された受網、15は処理胴5の扱胴3
側ほぼ2/3周に沿って張設された受網である。
て穀稈を扱室4に供給すると、穀稈は扱口に沿って後方
に移送されながら回転する扱胴3によって脱穀され、脱
穀穀粒は扱室4の受網14を漏下して下方の選別室2内
の揺動選別体16上に落下し、未漏下物は扱室4後部の
送塵口7から処理胴室6に送出される。揺動選別体16
上に落下した夾雑物混りの穀粒は、揺動選別体16の揺
動運動によって比重選別されながら順次後方に移送さ
れ、揺動選別体16から漏下した精粒は一番螺旋17に
集められ、一番揚穀スクリュー18を通じて機外に送出
されて回収され、揺動選別体16を漏下しなかった夾雑
物は、唐箕19の圧風で風選されて二番物は二番螺旋2
0、二番揚穀スクリュー9によって処理胴室6の始端部
に還元され、また分離された夾雑物は後部の排塵室10
に開口された排塵口21から機外へ排出される。
6に送出された未処理物は、二番揚穀スクリュー9によ
って処理胴室6に還元された前記二番物と共に、処理胴
室6内で処理されながら後方に移送され、この間夾在す
る穀粒は受網15を漏下して選別室2に落下し、この漏
下物は前記同様揺動選別体16の揺動運動と唐箕19の
圧風で選別されて一番物は機外に回収され、二番物は処
理胴室6に還元され、分離された夾雑物は後部の排塵室
10に開口された排塵口21から機外へ排出される。
稈等は、処理胴5後部の掻出羽根5cによる強制掻出力
によって処理胴室6後部の排出口11から排出される。
ここで、処理胴室6後部の排出口11の前面に若干の間
隔を置いて吸塵ファン12のケーシング13の側板が障
壁13aとして対向されているため、排出物は障壁13
aに当って分散案内されつつ下方の選別室2に落下して
揺動選別体16で選別され、混入している穀粒は二番物
として回収され、夾雑物は吸塵ファン12の風力で排塵
室10に開口された排塵口21から機外に排出される。
なお、前記掻出羽根5cは処理歯5bの丈より丈を高く
してあるため、掻出羽根5c外周と障壁13aとの間隔
が少なく、掻出羽根5cによる排出口11からの排出物
の排出が良好に行われる。
上方に、扱胴を軸架した扱室と、処理胴を軸架し処理胴
室とを、扱室後方の送塵口を介して互いに連通せしめて
並設し、処理胴室の後部一側に、扱室後方の排塵室に開
口する排出口を設けると共に、上記排出口と若干の間隔
を置いて吸塵ファンを前記処理胴と軸方向を直交させて
配設した処理胴付き脱穀機において、上記排出口の前面
に臨ませて障壁を設け、処理胴室後部の排出口から送出
される排出物を上記障壁に当てて下方の選別室に落下さ
せ、ここで混入している穀粒を再度選別室で選別して回
収するようにしたから、穀粒の回収歩留りが従来に比べ
て著しく向上するという効果を奏するものである。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 選別室の上方に、扱胴を軸架した扱室
と、処理胴を軸架し処理胴室とを、扱室後方の送塵口を
介して互いに連通せしめて並設し、処理胴室の後部一側
に、扱室後方の排塵室に開口する排出口を設けると共
に、上記排出口と若干の間隔を置いて吸塵ファンを前記
処理胴と軸方向を直交させて配設した処理胴付き脱穀機
において、上記排出口の前面に臨ませて障壁を設け、処
理胴室後部の排出口から送出される排出物を上記障壁に
当てて下方の選別室に落下させるようにしたことを特徴
とする処理胴付き脱穀機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18190293A JP3828587B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 処理胴付き脱穀機 |
JP2000195104A JP3380796B2 (ja) | 1993-06-28 | 2000-06-28 | 処理胴付き脱穀機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18190293A JP3828587B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 処理胴付き脱穀機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000195104A Division JP3380796B2 (ja) | 1993-06-28 | 2000-06-28 | 処理胴付き脱穀機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078092A true JPH078092A (ja) | 1995-01-13 |
JP3828587B2 JP3828587B2 (ja) | 2006-10-04 |
Family
ID=16108891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18190293A Expired - Fee Related JP3828587B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 処理胴付き脱穀機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3828587B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106664984B (zh) * | 2016-12-22 | 2019-10-01 | 鲍菊芳 | 一种花生脱果机 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP18190293A patent/JP3828587B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3828587B2 (ja) | 2006-10-04 |
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