JPS5930673Y2 - 脱穀機における選別処理装置 - Google Patents
脱穀機における選別処理装置Info
- Publication number
- JPS5930673Y2 JPS5930673Y2 JP1205779U JP1205779U JPS5930673Y2 JP S5930673 Y2 JPS5930673 Y2 JP S5930673Y2 JP 1205779 U JP1205779 U JP 1205779U JP 1205779 U JP1205779 U JP 1205779U JP S5930673 Y2 JPS5930673 Y2 JP S5930673Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- sorting
- processing
- handling
- dust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は脱穀機における選別処理装置に関する。
すなわち、扱胴および処理胴を並設するとともに扱胴の
下方側から排塵側へ揺動、１１４体を延設して構成する
脱穀機において、処理胴により処理した被選別物を揺動
選別体上およびその下方の選別風路に分散させるよう送
出でき、かた１つて選別不良となり３番口より粒が多山
することを防止でき、脱穀の選別処理を確実良好に行な
うことができて好適に実施できるよう提供するものであ
る。
下方側から排塵側へ揺動、１１４体を延設して構成する
脱穀機において、処理胴により処理した被選別物を揺動
選別体上およびその下方の選別風路に分散させるよう送
出でき、かた１つて選別不良となり３番口より粒が多山
することを防止でき、脱穀の選別処理を確実良好に行な
うことができて好適に実施できるよう提供するものであ
る。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第１図はコンバインに搭載する脱穀機の断面図を示し、
扱歯１ａ付き扱胴１を内装する扱室５の下部にはクリン
プ網６を張設し、扱室５の一側には供給ロアを、他側の
下部には下向きの送塵口８をそれぞれ装設し、扱室５の
後方に４番漏斗９を装設し、その後方における選別排塵
室１０の上部には横断流ファン１１を装設し、該ファン
１１の吸引口１２を選別排塵室１０の下方側に向けると
ともに排出口１３を後方に向けて装設し、後方には３番
口の排塵口１４を装設して構成する。
扱歯１ａ付き扱胴１を内装する扱室５の下部にはクリン
プ網６を張設し、扱室５の一側には供給ロアを、他側の
下部には下向きの送塵口８をそれぞれ装設し、扱室５の
後方に４番漏斗９を装設し、その後方における選別排塵
室１０の上部には横断流ファン１１を装設し、該ファン
１１の吸引口１２を選別排塵室１０の下方側に向けると
ともに排出口１３を後方に向けて装設し、後方には３番
口の排塵口１４を装設して構成する。
また、前記扱室５の下方から選別排塵室１０の下方にか
けて揺動選別体Ａを延設するが、該揺動選別体Ａは、ク
リンプ網６から送塵口８の下方にかけて横機１５ａ形の
チャフシーブ１５を、該チャフシーブ１５の下方にグレ
ンシープ１６を、チャフシーブ１５の後部から排塵口１
４の近傍までストロ−ラック１７をそれぞれ装設して形
成し、前記グレンシープ１６の下方には圧風唐箕１８に
連通する選別風路４を形成し、該選別風路４の下方に斜
設する選別棚１９の下方部には１番コンベア２０を装設
する１番樋２０ａを連設し、ストロ−ラック１７の下方
における２番樋２１ａには２番コンベア２１を装設して
構成する。
けて揺動選別体Ａを延設するが、該揺動選別体Ａは、ク
リンプ網６から送塵口８の下方にかけて横機１５ａ形の
チャフシーブ１５を、該チャフシーブ１５の下方にグレ
ンシープ１６を、チャフシーブ１５の後部から排塵口１
４の近傍までストロ−ラック１７をそれぞれ装設して形
成し、前記グレンシープ１６の下方には圧風唐箕１８に
連通する選別風路４を形成し、該選別風路４の下方に斜
設する選別棚１９の下方部には１番コンベア２０を装設
する１番樋２０ａを連設し、ストロ−ラック１７の下方
における２番樋２１ａには２番コンベア２１を装設して
構成する。
前記扱室５のフィートチエン２２側とは反対側に処理室
２３を並設し、前記２番コンベア２１の終端部から２番
スロワ−（図示省略）により処理室２３へ２番物を送給
するよう従来形と同様に構成するが前記送塵口８の後方
にあたる処理室２３の一端側下部に送塵口２４を形成す
るとともに、送塵口２４を除いた処理室２３の下部にク
リンプ網２５に張設し、処理室２３内に軸架する歯２ａ
付きの処理胴２はクリンプ網２５部分の上方にのぞむ長
さに形成し、前記送塵口２４の上方に位置する処理胴２
の一端側には小径胴３ａを一体に形成するとともに該小
径胴３ａの周囲には放射方向に多数の拡散用羽根３を装
着して構成する。
２３を並設し、前記２番コンベア２１の終端部から２番
スロワ−（図示省略）により処理室２３へ２番物を送給
するよう従来形と同様に構成するが前記送塵口８の後方
にあたる処理室２３の一端側下部に送塵口２４を形成す
るとともに、送塵口２４を除いた処理室２３の下部にク
リンプ網２５に張設し、処理室２３内に軸架する歯２ａ
付きの処理胴２はクリンプ網２５部分の上方にのぞむ長
さに形成し、前記送塵口２４の上方に位置する処理胴２
の一端側には小径胴３ａを一体に形成するとともに該小
径胴３ａの周囲には放射方向に多数の拡散用羽根３を装
着して構成する。
筐た、前記クリンプ網２５の下方に釦いて扱室５側とは
反対側となるクリンプ網２５の後半部の下方には粒が漏
下できる目抜鉄板２６を張設するとともに、傾斜した該
目抜鉄板２６の下部端部から前記チャフシーブ１５の側
方上部にかけて流穀板２７を張設し、目抜鉄板２５の下
面下方に形成した傾斜樋２８の下端開口部２９を前記選
別棚１９の上方における選別風路４に連通ずるよう開口
し、前記送塵口２４を下方に斜設した流穀板３０をチャ
フシーブ１５の側方上部に向は延設して構成する。
反対側となるクリンプ網２５の後半部の下方には粒が漏
下できる目抜鉄板２６を張設するとともに、傾斜した該
目抜鉄板２６の下部端部から前記チャフシーブ１５の側
方上部にかけて流穀板２７を張設し、目抜鉄板２５の下
面下方に形成した傾斜樋２８の下端開口部２９を前記選
別棚１９の上方における選別風路４に連通ずるよう開口
し、前記送塵口２４を下方に斜設した流穀板３０をチャ
フシーブ１５の側方上部に向は延設して構成する。
しかして、脱穀時に、クリンプ網６を漏下する被選別物
はチャフシーブ１５により選別されてグレンシーブ１６
へ落下し、送塵口８から落出された送塵物はチャフシー
ブ１５により選別されてストロ−ラック１７上へ送出さ
れ、グレンシープ１６より落下する１番粒は選別風路４
内で風選されて１番コンベア２０に落人し取出される。
はチャフシーブ１５により選別されてグレンシーブ１６
へ落下し、送塵口８から落出された送塵物はチャフシー
ブ１５により選別されてストロ−ラック１７上へ送出さ
れ、グレンシープ１６より落下する１番粒は選別風路４
内で風選されて１番コンベア２０に落人し取出される。
筐た、ストロ−ラック１Ｔ上を供送される被選別物のう
ち、塵耗は横断流ファン１１に吸引されるとともに大き
い排塵物は排塵口１４より排出され、ストロ−ラック１
７を落下する２番物は２番コンベア２１に落人して処理
室２３内へ送られ、矢印イで示すように回転する処理胴
２により２番物は粉砕状にされ、クリンプ網２５を漏下
する被選別物のうち一部は目抜鉄板２６を漏下し、目抜
鉄板２６を漏下しないもの、およびクリンプ網２５の前
部より漏下する被選別物はチャフシーブ１５上へ矢印口
で示すように流れて選別され、目抜鉄板２６を漏下した
１番粒は傾斜樋２８を矢印ハで示すように流下して開口
部２９から選別風路４に流出し選別され、処理室２３の
一端側に流れてくる送塵物は羽根３により送塵口２４を
通して矢印二で示すようにチャフシーブ１５上へ拡散放
出されて選別される。
ち、塵耗は横断流ファン１１に吸引されるとともに大き
い排塵物は排塵口１４より排出され、ストロ−ラック１
７を落下する２番物は２番コンベア２１に落人して処理
室２３内へ送られ、矢印イで示すように回転する処理胴
２により２番物は粉砕状にされ、クリンプ網２５を漏下
する被選別物のうち一部は目抜鉄板２６を漏下し、目抜
鉄板２６を漏下しないもの、およびクリンプ網２５の前
部より漏下する被選別物はチャフシーブ１５上へ矢印口
で示すように流れて選別され、目抜鉄板２６を漏下した
１番粒は傾斜樋２８を矢印ハで示すように流下して開口
部２９から選別風路４に流出し選別され、処理室２３の
一端側に流れてくる送塵物は羽根３により送塵口２４を
通して矢印二で示すようにチャフシーブ１５上へ拡散放
出されて選別される。
このように本考案は、扱胴および処理胴を並設するとと
もに扱胴の下方側から排塵側へ揺動選別体を延設して構
成する脱穀機において、前記処理胴の一端側には揺動選
別体の上方に送塵する拡散用の羽根を装設し、処理胴の
下方を揺動選別体の上方に連通ずるとともにその連通路
の一部で前記扱胴に対して反対側となる処理胴後半部下
方には粒が漏下できる目抜鉄板を装設し、その目抜鉄板
を漏下する粒を揺動選別体の下方で１番樋上方の選別風
路に落下するようにして構成したから、処理胴により処
理されて落下する一部のものを揺動選別体上へ、他の一
部を下方の選別風路へそれぞれ送出できるとともに、処
理胴の一端側に寄せられる送塵物は羽根により揺動選別
体上へ拡散放出できることになって、揺動選別体上では
従来形に比して被選別物の量が少なくなるとともに拡散
されて選別が確実良好に行なわれ３番ロスが少なくなる
選別処理を良好に行なうことができて選別性能良く好適
に実施できる特長を有する。
もに扱胴の下方側から排塵側へ揺動選別体を延設して構
成する脱穀機において、前記処理胴の一端側には揺動選
別体の上方に送塵する拡散用の羽根を装設し、処理胴の
下方を揺動選別体の上方に連通ずるとともにその連通路
の一部で前記扱胴に対して反対側となる処理胴後半部下
方には粒が漏下できる目抜鉄板を装設し、その目抜鉄板
を漏下する粒を揺動選別体の下方で１番樋上方の選別風
路に落下するようにして構成したから、処理胴により処
理されて落下する一部のものを揺動選別体上へ、他の一
部を下方の選別風路へそれぞれ送出できるとともに、処
理胴の一端側に寄せられる送塵物は羽根により揺動選別
体上へ拡散放出できることになって、揺動選別体上では
従来形に比して被選別物の量が少なくなるとともに拡散
されて選別が確実良好に行なわれ３番ロスが少なくなる
選別処理を良好に行なうことができて選別性能良く好適
に実施できる特長を有する。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は脱穀機の断面図
、第２図はその一部の平断面図、第３図は羽根の側面図
、第４図は第２図の下方部分を示し、第５図は第２図の
Ｉ−Ｉ線における断面図、第６図は第２図のロー■線に
おける断面図である。 １・・・扱胴、２・・・処理胴、Ａ・・・揺動選別体、
３・・・羽根、４・・・選別風路。
、第２図はその一部の平断面図、第３図は羽根の側面図
、第４図は第２図の下方部分を示し、第５図は第２図の
Ｉ−Ｉ線における断面図、第６図は第２図のロー■線に
おける断面図である。 １・・・扱胴、２・・・処理胴、Ａ・・・揺動選別体、
３・・・羽根、４・・・選別風路。
Claims (1)
- 扱胴釦よび処理胴を並設するとともに扱胴の下方側から
排塵側へ揺動選別体を延設して構成する脱穀機において
、前記処理胴の一端側には揺動選別体の上方に送塵する
拡散用の羽根を装設し、処理胴の下方を揺動選別体の上
方に連通ずるとともにその連通路の一部で前記扱胴に対
して反対側となる処理胴後半部下方には粒が漏下できる
目抜鉄板を装設し、その目抜鉄板を漏下する粒を揺動選
別体の下方で１番樋上方の選別風路に落下するようにし
て構成したことを特徴とする選別処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1205779U JPS5930673Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 脱穀機における選別処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1205779U JPS5930673Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 脱穀機における選別処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55110031U JPS55110031U (ja) | 1980-08-01 |
| JPS5930673Y2 true JPS5930673Y2 (ja) | 1984-09-01 |
Family
ID=28827629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1205779U Expired JPS5930673Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 脱穀機における選別処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930673Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-31 JP JP1205779U patent/JPS5930673Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55110031U (ja) | 1980-08-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6021958Y2 (ja) | コンバイン脱穀部の撰別装置 | |
| JPS5930673Y2 (ja) | 脱穀機における選別処理装置 | |
| JPH0221883Y2 (ja) | ||
| JPH0333233Y2 (ja) | ||
| JPS6211393Y2 (ja) | ||
| JPH0120832Y2 (ja) | ||
| JPH0214359Y2 (ja) | ||
| JPS6440Y2 (ja) | ||
| JPH0221885Y2 (ja) | ||
| JPH0340119Y2 (ja) | ||
| JPS6348Y2 (ja) | ||
| JPS6349169Y2 (ja) | ||
| JPS6033805Y2 (ja) | 脱穀機における揺動選別装置 | |
| JPH0232030Y2 (ja) | ||
| JPH0119659Y2 (ja) | ||
| JPH0343964Y2 (ja) | ||
| JPH052999Y2 (ja) | ||
| JPS6121963Y2 (ja) | ||
| JPH0120833Y2 (ja) | ||
| JPH0631862Y2 (ja) | 脱穀機 | |
| JPH0333234Y2 (ja) | ||
| JPS6227087Y2 (ja) | ||
| JPS5820096Y2 (ja) | 脱穀機における分散揺動選別装置 | |
| JPS6121968Y2 (ja) | ||
| JPH0750909Y2 (ja) | 脱粒選別機における排塵装置 |